JPH06744B2 - 抗腫瘍剤 - Google Patents
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- JPH06744B2 JPH06744B2 JP60255826A JP25582685A JPH06744B2 JP H06744 B2 JPH06744 B2 JP H06744B2 JP 60255826 A JP60255826 A JP 60255826A JP 25582685 A JP25582685 A JP 25582685A JP H06744 B2 JPH06744 B2 JP H06744B2
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- C07D471/12—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains three hetero rings
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- C07D209/00—Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
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- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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- A61P33/02—Antiprotozoals, e.g. for leishmaniasis, trichomoniasis, toxoplasmosis
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は2-メチル-2-[{(7-メチル-7H-ベンゾ[C]-カル
バゾール-10-イル)メチル}アミノ]-1,3-プロパンジオ
ールおよびその塩、ならびにこれらの化合物を有効成分
として含有する抗腫瘍剤に関する。
バゾール-10-イル)メチル}アミノ]-1,3-プロパンジオ
ールおよびその塩、ならびにこれらの化合物を有効成分
として含有する抗腫瘍剤に関する。
2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオールお
よびトリス(ヒドロキシメチル)メチルアミン基を含有
するニトラクリン(nitracrine)(1−ニト
ロ−9−((3−ジメチルアミノプロピル)アミノ)ア
クリジン)の2つの同族体が、若干のネズミスクリーニ
ング系において抗腫瘍活性を有することが報告されてい
る〔アルツナイミッテル・フォルシュンク/ドラッグ・
リサーチ(Arzneim.Forsch./Drug
Res.)32II、1013(1982)〕。
よびトリス(ヒドロキシメチル)メチルアミン基を含有
するニトラクリン(nitracrine)(1−ニト
ロ−9−((3−ジメチルアミノプロピル)アミノ)ア
クリジン)の2つの同族体が、若干のネズミスクリーニ
ング系において抗腫瘍活性を有することが報告されてい
る〔アルツナイミッテル・フォルシュンク/ドラッグ・
リサーチ(Arzneim.Forsch./Drug
Res.)32II、1013(1982)〕。
本発明の化合物の塩は、無機酸たとえば塩酸、臭化水素
酸、硫酸およびリン酸、ならびに有機酸たとえばイセチ
オン酸(2−ヒドロキシエチルスルホン酸)、マレイン
酸、マロン酸、コハク酸、サリチル酸、酒石酸、乳酸、
クエン酸、ギ酸、ラクトビオン酸、パントテン酸、メタ
ンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン
酸、p−トルエンスルホン酸、ナフタレン−2−スルホ
ン酸およびアスコルビン酸、ならびにアミノ酸たとえば
グリシンに由来するものを包含するが、それらに限定さ
れない。薬理学的および医薬的に受容しうる塩、特に非
経口投与に適当な溶媒中に可溶のもの、たとえば塩酸
塩、メタンスルホン酸塩およびイセチオン酸塩が好まし
い。
酸、硫酸およびリン酸、ならびに有機酸たとえばイセチ
オン酸(2−ヒドロキシエチルスルホン酸)、マレイン
酸、マロン酸、コハク酸、サリチル酸、酒石酸、乳酸、
クエン酸、ギ酸、ラクトビオン酸、パントテン酸、メタ
ンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン
酸、p−トルエンスルホン酸、ナフタレン−2−スルホ
ン酸およびアスコルビン酸、ならびにアミノ酸たとえば
グリシンに由来するものを包含するが、それらに限定さ
れない。薬理学的および医薬的に受容しうる塩、特に非
経口投与に適当な溶媒中に可溶のもの、たとえば塩酸
塩、メタンスルホン酸塩およびイセチオン酸塩が好まし
い。
本発明の化合物およびその塩は類似構造の化合物の製造
のための当技術分野でよく知られている方法により製造
することができる。即ち、本発明の化合物はたとえば下
記の方法のいずれかにより製造することができる。なお
製造方法は本発明の化合物を含む次の一般式(I)の化合
物の製造方法として記述する。
のための当技術分野でよく知られている方法により製造
することができる。即ち、本発明の化合物はたとえば下
記の方法のいずれかにより製造することができる。なお
製造方法は本発明の化合物を含む次の一般式(I)の化合
物の製造方法として記述する。
ArCH2NHR1 (I) 式中、Arは、環原子15から17個までを有する6、6、
6、5四環芳香族環系であって、5員環は異種原子1個
を含有し、随意に1または2個の置換基により置換され
ていてもよく、該置換基は一緒になるときには全部で4
個を超えない炭素原子を含有し、そして等しいかまたは
異ったものであり、そしてハロゲン;シアノ;各々が随
意にヒドロキシまたはC1〜2アルコキシにより置換され
ていてもよいC1〜4アルキルまたはC1〜4アルコキシ;
ハロゲン置換C1〜2アルキルまたはC1〜2アルコキシ;
そのnが整数0、1または2でありそしてR2が随意に
ヒドロキシまたはC1〜2アルコキシにより置換されてい
てもよい基S(O)nR2から選択され;あるいは、Arは、
5個を超えない炭素原子を有し、そのR3およびR4が等
しいかまたは異ったものであり、そして各々がC1〜3
アルキル基である基NR3R4により随意に置換されていて
もよく、あるいはNR3R4は随意に1または2個の追加異
種原子を含有してもよい5員または6員複素環を形成
し; R1は、8個を超えない炭素原子を含有し、そして次式 または (式中、mは0または1であり; R5およびR6は等しいかまたは異ったものであり、そし
て各々は水素またはヒドロキシにより場合により置換さ
れていてもよいC1〜5アルキルであり; R7およびR8は等しいかまたは異ったものであり、そし
て各々は水素またはC1〜3アルキルであり; は5-または6-員飽和炭素環であり; R9は水素、メチルまたはヒドロキシメチルであり; R10,R11およびR12は等しいかまたは異ったものであ
り、そして各々は水素またはメチルであり; R13は水素、メチル、ヒドロキシまたはヒドロキシメチ
ルである)の基である。
6、5四環芳香族環系であって、5員環は異種原子1個
を含有し、随意に1または2個の置換基により置換され
ていてもよく、該置換基は一緒になるときには全部で4
個を超えない炭素原子を含有し、そして等しいかまたは
異ったものであり、そしてハロゲン;シアノ;各々が随
意にヒドロキシまたはC1〜2アルコキシにより置換され
ていてもよいC1〜4アルキルまたはC1〜4アルコキシ;
ハロゲン置換C1〜2アルキルまたはC1〜2アルコキシ;
そのnが整数0、1または2でありそしてR2が随意に
ヒドロキシまたはC1〜2アルコキシにより置換されてい
てもよい基S(O)nR2から選択され;あるいは、Arは、
5個を超えない炭素原子を有し、そのR3およびR4が等
しいかまたは異ったものであり、そして各々がC1〜3
アルキル基である基NR3R4により随意に置換されていて
もよく、あるいはNR3R4は随意に1または2個の追加異
種原子を含有してもよい5員または6員複素環を形成
し; R1は、8個を超えない炭素原子を含有し、そして次式 または (式中、mは0または1であり; R5およびR6は等しいかまたは異ったものであり、そし
て各々は水素またはヒドロキシにより場合により置換さ
れていてもよいC1〜5アルキルであり; R7およびR8は等しいかまたは異ったものであり、そし
て各々は水素またはC1〜3アルキルであり; は5-または6-員飽和炭素環であり; R9は水素、メチルまたはヒドロキシメチルであり; R10,R11およびR12は等しいかまたは異ったものであ
り、そして各々は水素またはメチルであり; R13は水素、メチル、ヒドロキシまたはヒドロキシメチ
ルである)の基である。
1)化合物ArCH=NR1 (II)〔式中 ArおよびR1は上記に
限定した如くである〕、またはそれらの適当に保護され
た誘導体の還元、必要な場合には引続く脱保護。
限定した如くである〕、またはそれらの適当に保護され
た誘導体の還元、必要な場合には引続く脱保護。
そのような反応のための条件および試薬は、この技術分
野において熟練している者にはよく知られており、そし
て芳香環系を還元しない任意のそのような条件/試薬が
使用できる。(II)またはそれらの適当に保護された誘導
体の変換は、還元剤と、もしも必要ならば引続く脱保護
とにより行いうる。還元は、金属ヒドリドたとえばリチ
ウムアルミニウムヒドリド、ナトリウムボロヒドリド、
ナトリウムシアノボロヒドリド、または接触水素化、便
宜には金属触媒たとえばパラジウムまたは白金の存在に
おける水素、あるいはマーチ(J.March)により
略述〔アドバンスト・オルガニック・ケミストリー(A
dvanced Organic Chemistr
y)、第2版、819〜820頁、マグロー・ヒル(M
cGraw Hill)、ニューヨーク、1977〕さ
れた如き均等の試薬により便宜に行いうる。還元は、還
元剤と相容性の不溶性溶媒または溶媒混合物中の溶液に
おけるAR-CH=NR1で、極端でない温度、たとえば0゜から
80℃までの間、便宜には室温において適当に行われ
る。
野において熟練している者にはよく知られており、そし
て芳香環系を還元しない任意のそのような条件/試薬が
使用できる。(II)またはそれらの適当に保護された誘導
体の変換は、還元剤と、もしも必要ならば引続く脱保護
とにより行いうる。還元は、金属ヒドリドたとえばリチ
ウムアルミニウムヒドリド、ナトリウムボロヒドリド、
ナトリウムシアノボロヒドリド、または接触水素化、便
宜には金属触媒たとえばパラジウムまたは白金の存在に
おける水素、あるいはマーチ(J.March)により
略述〔アドバンスト・オルガニック・ケミストリー(A
dvanced Organic Chemistr
y)、第2版、819〜820頁、マグロー・ヒル(M
cGraw Hill)、ニューヨーク、1977〕さ
れた如き均等の試薬により便宜に行いうる。還元は、還
元剤と相容性の不溶性溶媒または溶媒混合物中の溶液に
おけるAR-CH=NR1で、極端でない温度、たとえば0゜から
80℃までの間、便宜には室温において適当に行われ
る。
リチウムアルミニウムヒドリドおよび類似の試薬の場
合、適当な溶媒は、随意の炭化水共溶媒(たとえばトル
エン、ベンゼンまたはヘキサン)の存在における、エー
テル(たとえばテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル
および1,2−ジメトキシエタン)を包含する。
合、適当な溶媒は、随意の炭化水共溶媒(たとえばトル
エン、ベンゼンまたはヘキサン)の存在における、エー
テル(たとえばテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル
および1,2−ジメトキシエタン)を包含する。
ナトリウムボロヒドリドおよび類似の試薬の場合、適当
な溶媒は、随意の炭化水素共溶媒(たとえばトルエン、
ベンゼンまたはヘキサン)、あるいは他のエーテル共溶
媒(たとえばジエチルエーテルまたはテトラヒドロフラ
ン)の存在における、アルコール(たとえばエタノー
ル、メタノールまたはイソプロパノール)を包含する。
な溶媒は、随意の炭化水素共溶媒(たとえばトルエン、
ベンゼンまたはヘキサン)、あるいは他のエーテル共溶
媒(たとえばジエチルエーテルまたはテトラヒドロフラ
ン)の存在における、アルコール(たとえばエタノー
ル、メタノールまたはイソプロパノール)を包含する。
ナトリウムシアノボロヒドリドおよび類似の試薬の場
合、溶媒はナトリウムボロヒドリドにつき記載されたも
のを包含し、そして還元はハッチンス(R.Hutch
ins)等により略述〔オルガニック・プレパレーショ
ンズ・アンド・プロシーデュアズ・インターナショナル
(Organic Preparations and
Procedures)11、201(1979)〕
された如く、酸、便宜には氷酢酸またはエタノール性塩
酸の存在において便宜に行われる。
合、溶媒はナトリウムボロヒドリドにつき記載されたも
のを包含し、そして還元はハッチンス(R.Hutch
ins)等により略述〔オルガニック・プレパレーショ
ンズ・アンド・プロシーデュアズ・インターナショナル
(Organic Preparations and
Procedures)11、201(1979)〕
された如く、酸、便宜には氷酢酸またはエタノール性塩
酸の存在において便宜に行われる。
接触水素化の場合、適当な溶媒は、随意の炭化水素共溶
媒(たとえばトルエンまたはベンゼン)またはエーテル
共溶媒(たとえばジエチルエーテルまたはテトラヒドロ
フラン)の存在における、そして随意の酸(たとえば氷
酢酸またはエタノール性塩酸)または氷酢酸の存在にお
けるアルコール(たとえばメタノールおよびエタノー
ル)を包含する。
媒(たとえばトルエンまたはベンゼン)またはエーテル
共溶媒(たとえばジエチルエーテルまたはテトラヒドロ
フラン)の存在における、そして随意の酸(たとえば氷
酢酸またはエタノール性塩酸)または氷酢酸の存在にお
けるアルコール(たとえばメタノールおよびエタノー
ル)を包含する。
化合物ArCH=NR1の保護誘導体は、リチウムアルミニウ
ムヒドリドが還元剤として使用されるとき、便宜に使用
される。便宜な保護基、たとえばベンジル、テトラヒド
ロピラニルおよびイソプロピリデンエーテルは、使用す
る還元剤と相容性であり、そして非分解条件下に容易に
除去される。
ムヒドリドが還元剤として使用されるとき、便宜に使用
される。便宜な保護基、たとえばベンジル、テトラヒド
ロピラニルおよびイソプロピリデンエーテルは、使用す
る還元剤と相容性であり、そして非分解条件下に容易に
除去される。
化合物ArCH=NR1は単離せず、ArおよびR1が(I)におい
て限定した如くである化合物ArCHOを化合物NH2R1と反応
させ、かく形成された式ArCH=NR1の化合物をその場で
還元するのが、しばしば便宜である。化合物ArCHOとNH2
R1との反応は、この技術分野において熟練している者に
はよく知られている条件および試薬を使用して、たとえ
ば、酸たとえばスルホン酸、即ちp−トルエンスルホン
酸の存在において、適当な不活性溶媒たとえば芳香族炭
化水素、適当にはトルエン中、水の共沸除去でまた適当
に行われ、引続き適当な溶媒、適当にはエタノールまた
はメタノール中、還元剤で処理される。別途に、適当な
溶媒中、平衡条件下に形成されたArCH=NR1は、適当な
還元剤、好ましくはナトリウムシアノボロヒドリドで、
その場において還元できる。
て限定した如くである化合物ArCHOを化合物NH2R1と反応
させ、かく形成された式ArCH=NR1の化合物をその場で
還元するのが、しばしば便宜である。化合物ArCHOとNH2
R1との反応は、この技術分野において熟練している者に
はよく知られている条件および試薬を使用して、たとえ
ば、酸たとえばスルホン酸、即ちp−トルエンスルホン
酸の存在において、適当な不活性溶媒たとえば芳香族炭
化水素、適当にはトルエン中、水の共沸除去でまた適当
に行われ、引続き適当な溶媒、適当にはエタノールまた
はメタノール中、還元剤で処理される。別途に、適当な
溶媒中、平衡条件下に形成されたArCH=NR1は、適当な
還元剤、好ましくはナトリウムシアノボロヒドリドで、
その場において還元できる。
化合物ArCHO保護アルデヒド、たとえばアセタールの形
でありえ、それは反応条件下にアルデヒド官能を遊離す
る。別途に、化合物ArCHOは、たとえばライヒエ(A.Rei
che)等の方法〔ヘミッシェ・ベリヒテ(Chem.Ber.)、
93、88(1960)に従い、適当な多環芳香族炭化水素を
たとえばSnCl4とCl2CHOCH3または均等の試薬との間の反
応により生成されるホルミル化剤と反応させることによ
り、あるいはこの技術分野において知られている他の標
準ホルミル化試薬/方法、たとえばガッターマン−コッ
ホ反応(Gatterman-Koch reaction)(CO/HCl/AlCl3/Cu
Cl)、ガッターマン反応(Gatterman reaction)(HCN/
HCl/ZnCl2)およびビルスマイヤー反応(Vilsmeier rea
ction)(POCl3/PhN(Me)CHO)または(POCl3/Me2NCHO)
〔マーチ(J.March)、上掲書、494〜497頁〕で
合成できる。
でありえ、それは反応条件下にアルデヒド官能を遊離す
る。別途に、化合物ArCHOは、たとえばライヒエ(A.Rei
che)等の方法〔ヘミッシェ・ベリヒテ(Chem.Ber.)、
93、88(1960)に従い、適当な多環芳香族炭化水素を
たとえばSnCl4とCl2CHOCH3または均等の試薬との間の反
応により生成されるホルミル化剤と反応させることによ
り、あるいはこの技術分野において知られている他の標
準ホルミル化試薬/方法、たとえばガッターマン−コッ
ホ反応(Gatterman-Koch reaction)(CO/HCl/AlCl3/Cu
Cl)、ガッターマン反応(Gatterman reaction)(HCN/
HCl/ZnCl2)およびビルスマイヤー反応(Vilsmeier rea
ction)(POCl3/PhN(Me)CHO)または(POCl3/Me2NCHO)
〔マーチ(J.March)、上掲書、494〜497頁〕で
合成できる。
化合物ArCHOはまた、適当な官能基により置換されてい
る適当な芳香族複素多環化合物から製造しえ、そしてこ
の官能基はこの技術分野において熟練している者にはよ
く知られている方法によりアルデヒド基に変換される。
適当な官能基はCHBr2、CH3、そのR19が第1級または第
2級C1〜6アルキル基であるCOR19、COOHまたはその誘
導体たとえばエステル、アミドまたは酸クロライド、あ
るいはCNを包含する。
る適当な芳香族複素多環化合物から製造しえ、そしてこ
の官能基はこの技術分野において熟練している者にはよ
く知られている方法によりアルデヒド基に変換される。
適当な官能基はCHBr2、CH3、そのR19が第1級または第
2級C1〜6アルキル基であるCOR19、COOHまたはその誘
導体たとえばエステル、アミドまたは酸クロライド、あ
るいはCNを包含する。
芳香族複素多環化合物が置換基を担っている場合、ArCH
Oは環上の置換基の性質に依存し、有機化学の技術分野
において知られている各種の方法により製造しうる。た
とえば、もしも置換基がハロゲンであるならば、出発物
質はハロゲン化剤(たとえばCl2、Br2またはSO2Cl2)で
の芳香族複素多環化合物の直接処理により、あるいはザ
ンドマイヤー反応〔ホジソン(H.H.Hodgson)、ケミカ
ル・レビュー(Chem.Rev.)、40、251(1947)〕の
ような経路により間接的に製造しうる。もしも置換基が
アルキルであるならば、芳香族複素多環化合物は、フリ
ーデル−クラフト反応条件下に適当な試薬と反応しうる
〔オラー(G.A.Olah)、フリーデル・クラフツ・アンド
・リレーテッド・リアクションズ(Friedel Crafts and
Related Reactions)、1〜3巻、インターサイエンス
(Interscience)、ニューヨーク、ニューヨーク州、1
963〜1965〕。
Oは環上の置換基の性質に依存し、有機化学の技術分野
において知られている各種の方法により製造しうる。た
とえば、もしも置換基がハロゲンであるならば、出発物
質はハロゲン化剤(たとえばCl2、Br2またはSO2Cl2)で
の芳香族複素多環化合物の直接処理により、あるいはザ
ンドマイヤー反応〔ホジソン(H.H.Hodgson)、ケミカ
ル・レビュー(Chem.Rev.)、40、251(1947)〕の
ような経路により間接的に製造しうる。もしも置換基が
アルキルであるならば、芳香族複素多環化合物は、フリ
ーデル−クラフト反応条件下に適当な試薬と反応しうる
〔オラー(G.A.Olah)、フリーデル・クラフツ・アンド
・リレーテッド・リアクションズ(Friedel Crafts and
Related Reactions)、1〜3巻、インターサイエンス
(Interscience)、ニューヨーク、ニューヨーク州、1
963〜1965〕。
式NH2R1の化合物はまた、この技術分野において知られ
ている方法により、たとえば、R1が上記に限定した如
くであるとき、NO2R18〔式中R18は次式 (式中、R6からR8まで、およびmは上記に限定した如
くである)の基である〕を適当なアルデヒド、便宜には
アセトアルデヒドまたはホルムアルデヒドと反応させ
〔バンデルビルト(B.M.Vanderbilt)およびハス(H.B.
Hass)、インダストリアル・エンジニアリング・アンド
・ケミストリー(Ind.Eng.Chem.)32、34(1940)に
おける如く〕、引続いて、便宜には、適当な溶媒便宜に
は氷酢酸中、水素および金属触媒(たとえば白金含有触
媒)による還元〔マーチ(J.March)、上掲書、1125
〜1126頁に略述された如く〕還元することにより製
造しうる。
ている方法により、たとえば、R1が上記に限定した如
くであるとき、NO2R18〔式中R18は次式 (式中、R6からR8まで、およびmは上記に限定した如
くである)の基である〕を適当なアルデヒド、便宜には
アセトアルデヒドまたはホルムアルデヒドと反応させ
〔バンデルビルト(B.M.Vanderbilt)およびハス(H.B.
Hass)、インダストリアル・エンジニアリング・アンド
・ケミストリー(Ind.Eng.Chem.)32、34(1940)に
おける如く〕、引続いて、便宜には、適当な溶媒便宜に
は氷酢酸中、水素および金属触媒(たとえば白金含有触
媒)による還元〔マーチ(J.March)、上掲書、1125
〜1126頁に略述された如く〕還元することにより製
造しうる。
2)そのArおよびR1が上記に限定された如くでありそし
てヒドロキシ基が随意に置換されていてもよい化合物A
r.CO.NHR1の還元、必要な場合引続くヒドロキシ基の脱
保護。還元は、不活性溶媒たとえばエーテル、即ちテト
ラヒドロフラン中、極端でない温度、たとえば0゜から1
00℃までの間、そして便宜にはエーテルの還流温度に
おいて、芳香族環系を還元しないこの型の還元を行うた
めの知られている標準還元剤〔マーチ(J.March)上掲
書、1122頁に略述された如き〕、たとえばリチウム
アルミニウムヒドリドのようなヒドリド試薬で行いう
る。
てヒドロキシ基が随意に置換されていてもよい化合物A
r.CO.NHR1の還元、必要な場合引続くヒドロキシ基の脱
保護。還元は、不活性溶媒たとえばエーテル、即ちテト
ラヒドロフラン中、極端でない温度、たとえば0゜から1
00℃までの間、そして便宜にはエーテルの還流温度に
おいて、芳香族環系を還元しないこの型の還元を行うた
めの知られている標準還元剤〔マーチ(J.March)上掲
書、1122頁に略述された如き〕、たとえばリチウム
アルミニウムヒドリドのようなヒドリド試薬で行いう
る。
化合物Ar.CO.NHR1は、適当な酸(ArCOOH)またはそれら
の適当な反応性酸誘導体〔マーチ (J.March)、上掲
書、382〜390頁に略述された如き〕、たとえば酸
ハライドを、不活性溶媒中、ヒドロキシ基が、たとえば
化合物NH2R1がジオールであるときイソプロピリデン基
により、随意に保護されていてもよいアミンNH2R1と反
応させることにより形成しうる。かく形成された化合物
Ar.CO.NHR1は、適当にはその場で還元され、そしてもし
も必要ならば脱保護されて、式(I)の化合物を与える。
式ArCOOHの化合物は、この技術分野において熟練してい
る者にはよく知られている方法により製造しうる。
の適当な反応性酸誘導体〔マーチ (J.March)、上掲
書、382〜390頁に略述された如き〕、たとえば酸
ハライドを、不活性溶媒中、ヒドロキシ基が、たとえば
化合物NH2R1がジオールであるときイソプロピリデン基
により、随意に保護されていてもよいアミンNH2R1と反
応させることにより形成しうる。かく形成された化合物
Ar.CO.NHR1は、適当にはその場で還元され、そしてもし
も必要ならば脱保護されて、式(I)の化合物を与える。
式ArCOOHの化合物は、この技術分野において熟練してい
る者にはよく知られている方法により製造しうる。
3)化合物ArCH2L〔式中、Arは上記に限定した如くであ
り、そしてLは除去される基である〕と上記に限定した
如き化合物NH2R1との反応。適当な除去される基はマー
チ(J.March)〔上掲書、325〜331頁〕により限
定された如きのものであり、そしてハロゲンたとえば塩
素または臭素、およびスルホン酸誘導体たとえばp−ト
ルエンスルホネートを包含する。反応は、適当な溶媒た
とえば双極性アプロチック溶媒またはアルコール中、極
端でない温度、たとえば50〜100°で適当に行われ
る。式ArCH2Lの化合物は、この技術分野において熟練し
ている者にはよく知られている方法により製造しうる。
り、そしてLは除去される基である〕と上記に限定した
如き化合物NH2R1との反応。適当な除去される基はマー
チ(J.March)〔上掲書、325〜331頁〕により限
定された如きのものであり、そしてハロゲンたとえば塩
素または臭素、およびスルホン酸誘導体たとえばp−ト
ルエンスルホネートを包含する。反応は、適当な溶媒た
とえば双極性アプロチック溶媒またはアルコール中、極
端でない温度、たとえば50〜100°で適当に行われ
る。式ArCH2Lの化合物は、この技術分野において熟練し
ている者にはよく知られている方法により製造しうる。
本発明の化合物は殺生物活性を有し、たとえば哺乳動物
に対し有害であるある種の生細胞、たとえば病原生物お
よび腫瘍に対し毒性である。
に対し有害であるある種の生細胞、たとえば病原生物お
よび腫瘍に対し毒性である。
病原生物に対するこの毒性は、たとえば次のものの1種
もしくはそれ以上に対する活性により実証された:ビー
ルス〔たとえば、ヘルペス・シンプレックス(Herpes si
mplex)1/vero〕、カビ〔たとえば、キャンディダ・ア
ルビカンス (Candida albicans)〕、原虫〔たとえば、
アイメリア・テネラ(Eimeria tenella)およびトリコモ
ナス・バキナリス( Trichomonas vaginalis)〕、細菌
〔たとえば、マイコプラスマ・スメグマチス(MyMycopla
sma smegmatis)およびストレプトコックス・ピオゲネス
(Streptococcus pyogenes)〕、および蠕虫〔たとえば、
ニッポストロンギルス・ブラシリエンシス(NippostrNip
postrongylus brasiliensis)およびブルギア・パハンギ
(Brugia pahangi)〕。
もしくはそれ以上に対する活性により実証された:ビー
ルス〔たとえば、ヘルペス・シンプレックス(Herpes si
mplex)1/vero〕、カビ〔たとえば、キャンディダ・ア
ルビカンス (Candida albicans)〕、原虫〔たとえば、
アイメリア・テネラ(Eimeria tenella)およびトリコモ
ナス・バキナリス( Trichomonas vaginalis)〕、細菌
〔たとえば、マイコプラスマ・スメグマチス(MyMycopla
sma smegmatis)およびストレプトコックス・ピオゲネス
(Streptococcus pyogenes)〕、および蠕虫〔たとえば、
ニッポストロンギルス・ブラシリエンシス(NippostrNip
postrongylus brasiliensis)およびブルギア・パハンギ
(Brugia pahangi)〕。
本発明の化合物の抗腫瘍活性は認められた多くのスクリ
ーニング方法において主として腹水P388/O白血病に対す
る作用により示された。P388/0を包含する腹水腫
瘍に対する活性は、哺乳動物(たとえば腹水腫瘍を担っ
たマウス)における腫瘍細胞数の減少、および非処理腫
瘍担持対照群と比較して生存期間におけるそれらの結果
として生じる増加により証拠づけられる。抗腫瘍活性
は、非処理対照腫瘍担持動物の腫瘍と比較して、本発明
の化合物での哺乳動物の処理に引続く固形腫瘍の大きさ
における測定しうる減少により、更に証拠づけられる。
本発明の化合物は、ネズミ属腫瘍、たとえばリンパ球白
血病P388/0、リンパ球白血病L1210、メラニ
ン性メラノーマB16、P815マストサイトーマ(mas
tocytoma)、MDAY/D2フイブロサルコーマ(fibrosarco
ma)、コロン(colon)38アデノカルシノーマ(adenocarc
inoma)、M5076ラブドミオサルコーマ(rhabdomyosa
rcoma)およびルイス肺カルシノーマ(Lewis lung carcin
oma)に対し活性である。
ーニング方法において主として腹水P388/O白血病に対す
る作用により示された。P388/0を包含する腹水腫
瘍に対する活性は、哺乳動物(たとえば腹水腫瘍を担っ
たマウス)における腫瘍細胞数の減少、および非処理腫
瘍担持対照群と比較して生存期間におけるそれらの結果
として生じる増加により証拠づけられる。抗腫瘍活性
は、非処理対照腫瘍担持動物の腫瘍と比較して、本発明
の化合物での哺乳動物の処理に引続く固形腫瘍の大きさ
における測定しうる減少により、更に証拠づけられる。
本発明の化合物は、ネズミ属腫瘍、たとえばリンパ球白
血病P388/0、リンパ球白血病L1210、メラニ
ン性メラノーマB16、P815マストサイトーマ(mas
tocytoma)、MDAY/D2フイブロサルコーマ(fibrosarco
ma)、コロン(colon)38アデノカルシノーマ(adenocarc
inoma)、M5076ラブドミオサルコーマ(rhabdomyosa
rcoma)およびルイス肺カルシノーマ(Lewis lung carcin
oma)に対し活性である。
それら腫瘍試験の1つもしくはそれ以上における活性
は、入における抗腫瘍活性の指標となると報告されてい
る〔ゴールジン(A.Goldin)等、メソオズ・イン・キャ
ンサー・リサーチ(Methods in Cancer Research)、デビ
タジュニア(V.T.Devita Jr.)およびブッシュ(H.Bus
h)編、16、165、アカデミック・プレス(Academic
Press)、ニューヨーク州、1979〕。
は、入における抗腫瘍活性の指標となると報告されてい
る〔ゴールジン(A.Goldin)等、メソオズ・イン・キャ
ンサー・リサーチ(Methods in Cancer Research)、デビ
タジュニア(V.T.Devita Jr.)およびブッシュ(H.Bus
h)編、16、165、アカデミック・プレス(Academic
Press)、ニューヨーク州、1979〕。
次の臨床的に有用な薬剤に抵抗性となしたP388/0
のサブラインがある;シトミンアラビノシド、ドキソル
ビシン、サイクロホスファミド、L−フェニルアラニン
マスタード、メトトレキセート、5−フルオロウラシ
ル、アクチノマイシンD、シス−プラチンおよびビス−
クロロエチルニトロソ尿素。本発明の化合物は、上記P3
88/0についての方法を使用して、それら医薬抵抗性腫瘍
に対し強力な活性を示す。
のサブラインがある;シトミンアラビノシド、ドキソル
ビシン、サイクロホスファミド、L−フェニルアラニン
マスタード、メトトレキセート、5−フルオロウラシ
ル、アクチノマイシンD、シス−プラチンおよびビス−
クロロエチルニトロソ尿素。本発明の化合物は、上記P3
88/0についての方法を使用して、それら医薬抵抗性腫瘍
に対し強力な活性を示す。
本発明の化合物はまた、肺、卵巣、胸、腎、メラノーマ
の初期培養中の人腫瘍細胞、未知の初期の胃、膵臓、メ
ゾテリオーマ、ミエローマおよび(または)結腸癌に対
し活性であることが見出された〔ここで使用する“癌(c
ancer)”なる語は、特に指示しない限り、“悪性腫瘍(m
alignant tumor)”あるいはより一般的に“腫瘍(tumo
r)”と同義語ととられるべきである〕。これは、医薬に
よる腫瘍細胞コロニー形成、即ち腫瘍細胞複製の阻害が
人における臨床抗腫瘍活性と相関することが示されてい
る手法である〔フォン・ホッフ(D.D.Von Hoff)等、キ
ャンサー・ケモセラピー・アンド・ファーマコロジー
(Cancer Chemotherapy and Pharmacology)、6、26
5(1980);サルモン(S.Salmon)およびフォン・ホッフ
(D.D.Von Hoff)、セミナーズ・イン・オンコロジー(Sem
inars in Oncology)、8、377(1981)〕。
の初期培養中の人腫瘍細胞、未知の初期の胃、膵臓、メ
ゾテリオーマ、ミエローマおよび(または)結腸癌に対
し活性であることが見出された〔ここで使用する“癌(c
ancer)”なる語は、特に指示しない限り、“悪性腫瘍(m
alignant tumor)”あるいはより一般的に“腫瘍(tumo
r)”と同義語ととられるべきである〕。これは、医薬に
よる腫瘍細胞コロニー形成、即ち腫瘍細胞複製の阻害が
人における臨床抗腫瘍活性と相関することが示されてい
る手法である〔フォン・ホッフ(D.D.Von Hoff)等、キ
ャンサー・ケモセラピー・アンド・ファーマコロジー
(Cancer Chemotherapy and Pharmacology)、6、26
5(1980);サルモン(S.Salmon)およびフォン・ホッフ
(D.D.Von Hoff)、セミナーズ・イン・オンコロジー(Sem
inars in Oncology)、8、377(1981)〕。
抗腫瘍活性を有することが認められた式Iの化合物は、
インビトロにおいてDNAで挿入し〔この性質はウィルソ
ン(W.D.Wilson)等、ニュークレイック・アシッズ・リサ
ーチ(Nucleic Acids Research)、4、2697(1954)の
方法を使用し粘度測定法により決定される〕、そしてハ
ンシュ(C.Hansch)およびレオ(A.Leo)のサブスチュエン
ト・コンスタンツ・フォア・コリレーション・アナリシ
ス・イン・ケミストリー・アンド・バイオロジー(Subst
ituent CSubstituent Constants for Correlation Anal
ysis in Chemistry and Biology)、ジョン・ウィリー・
アンド・サンズ(John Wiley & Sons)、ニューヨーク、
1979中の方法により計算して、−2.0から+2.
5までの間にあるlog Pを有する。
インビトロにおいてDNAで挿入し〔この性質はウィルソ
ン(W.D.Wilson)等、ニュークレイック・アシッズ・リサ
ーチ(Nucleic Acids Research)、4、2697(1954)の
方法を使用し粘度測定法により決定される〕、そしてハ
ンシュ(C.Hansch)およびレオ(A.Leo)のサブスチュエン
ト・コンスタンツ・フォア・コリレーション・アナリシ
ス・イン・ケミストリー・アンド・バイオロジー(Subst
ituent CSubstituent Constants for Correlation Anal
ysis in Chemistry and Biology)、ジョン・ウィリー・
アンド・サンズ(John Wiley & Sons)、ニューヨーク、
1979中の方法により計算して、−2.0から+2.
5までの間にあるlog Pを有する。
上記した如く、本発明の化合物は、腫瘍の治療のために
有用である。従って、本発明は更に、哺乳動物を包含す
る動物、特に人間における腫瘍の治療方法を提供し、そ
れは本発明の化合物の臨床的有用量を、医薬的に有用な
形において、1日1回または数回もしくは他の適当なス
ケジュールで、経口、腸内、非経口投与し、または局所
適用することからなる。加えて、本発明の更に他の、ま
たは別途の態様として、治療における使用のための、た
とえば抗腫瘍剤としての本発明の化合物が提供される。
有用である。従って、本発明は更に、哺乳動物を包含す
る動物、特に人間における腫瘍の治療方法を提供し、そ
れは本発明の化合物の臨床的有用量を、医薬的に有用な
形において、1日1回または数回もしくは他の適当なス
ケジュールで、経口、腸内、非経口投与し、または局所
適用することからなる。加えて、本発明の更に他の、ま
たは別途の態様として、治療における使用のための、た
とえば抗腫瘍剤としての本発明の化合物が提供される。
殺生物剤として有効であるのに必要な本発明の化合物の
量はもちろん可変であり、そして究極的には医師または
獣医師の判断による。考慮されるべき要素は、治療され
る状態、投与経路および製剤の性質、哺乳動物の体重、
表面領域(surface area)、年令および一般的状態、なら
びに投与される特定化合物を包含する。適当な有効抗腫
瘍量は、約0.1から約120mg/kg体重までの範囲内
特に約1.5から50mg/kgまでの範囲内、たとえば1
0から30mg/kgまでである。総1日量は1回投薬、多
数回投薬、たとえば1日2から6回、あるいは選択され
た期間静脉内灌流により与えうる。たとえば、75kgの
哺乳動物では、用量範囲は、1日当り約8から9000
mgまでであり、そして典型的用量は1日当り約2000
mgである。もしも分離した多数回投薬が指示されるなら
ば、処置は、典型的には、適当な医薬的に有用な型にお
いて、1日4回投与される本発明の化合物500mgであ
りうる。
量はもちろん可変であり、そして究極的には医師または
獣医師の判断による。考慮されるべき要素は、治療され
る状態、投与経路および製剤の性質、哺乳動物の体重、
表面領域(surface area)、年令および一般的状態、なら
びに投与される特定化合物を包含する。適当な有効抗腫
瘍量は、約0.1から約120mg/kg体重までの範囲内
特に約1.5から50mg/kgまでの範囲内、たとえば1
0から30mg/kgまでである。総1日量は1回投薬、多
数回投薬、たとえば1日2から6回、あるいは選択され
た期間静脉内灌流により与えうる。たとえば、75kgの
哺乳動物では、用量範囲は、1日当り約8から9000
mgまでであり、そして典型的用量は1日当り約2000
mgである。もしも分離した多数回投薬が指示されるなら
ば、処置は、典型的には、適当な医薬的に有用な型にお
いて、1日4回投与される本発明の化合物500mgであ
りうる。
活性化合物(ここに、本発明の化合物またはエーテル、
エステル、あるいはそれらの塩として限定)は単独で投
与するのが可能であるけれども、活性化合物は医薬製剤
中に存在するのが好ましい。医薬用のための本発明の製
剤は、1種もしくはそれ以上の医薬的に受容しうる担体
および随意の他の治療成分と一緒での活性化合物からな
る。担体は、製剤の他の成分と相容性であり、そして受
容者に対し有害でないという意味において、医薬的に受
容しうるものでなければならない。
エステル、あるいはそれらの塩として限定)は単独で投
与するのが可能であるけれども、活性化合物は医薬製剤
中に存在するのが好ましい。医薬用のための本発明の製
剤は、1種もしくはそれ以上の医薬的に受容しうる担体
および随意の他の治療成分と一緒での活性化合物からな
る。担体は、製剤の他の成分と相容性であり、そして受
容者に対し有害でないという意味において、医薬的に受
容しうるものでなければならない。
従って、本発明は更に、そのための医薬的に受容しうる
担体と一緒での本発明の化合物(遊離塩基、エーテルま
たはエステル誘導体、あるいはそれらの医薬的に受容し
うる酸付加塩の形における)からなる医薬製剤を提供す
る。
担体と一緒での本発明の化合物(遊離塩基、エーテルま
たはエステル誘導体、あるいはそれらの医薬的に受容し
うる酸付加塩の形における)からなる医薬製剤を提供す
る。
本発明の化合物、エーテル、エステル、またはそれらの
医薬的に受容しうる塩、およびそのための医薬的に受容
しうる担体を組合せにもっていくことからなる医薬製剤
の製造法がまた提供される。
医薬的に受容しうる塩、およびそのための医薬的に受容
しうる担体を組合せにもっていくことからなる医薬製剤
の製造法がまた提供される。
本発明の化合物の抗腫瘍活性は遊離塩基中に存在してい
ると信じられるけれども、本発明の化合物の酸付加塩を
投与するのがしばしば便宜である。
ると信じられるけれども、本発明の化合物の酸付加塩を
投与するのがしばしば便宜である。
製剤は、経口、腸内または非経口(皮下、筋肉内および
静脉内を包含する)投与に適当なものを包含する。好ま
しい製剤は、経口または非経口投与に適当なものであ
る。
静脉内を包含する)投与に適当なものを包含する。好ま
しい製剤は、経口または非経口投与に適当なものであ
る。
製剤は単位投薬形において便宜に存在しえ、そして薬学
の技術分野においてよく知られている任意の方法により
製造しうる。すべての方法は、活性化合物を、1種もし
くはそれ以上の補助成分を構成する担体と組合せにもっ
ていく工程を包含する。一般に、製剤は、活性化合物を
液体担体または微細に分割した固体担体、あるいは両者
と均一なそして緊密な組合せにもっていき、ついでもし
も必要ならば生成物を所望の製剤に成形することにより
製造される。
の技術分野においてよく知られている任意の方法により
製造しうる。すべての方法は、活性化合物を、1種もし
くはそれ以上の補助成分を構成する担体と組合せにもっ
ていく工程を包含する。一般に、製剤は、活性化合物を
液体担体または微細に分割した固体担体、あるいは両者
と均一なそして緊密な組合せにもっていき、ついでもし
も必要ならば生成物を所望の製剤に成形することにより
製造される。
経口投与に適当な本発明の製剤は、分離した単位たとえ
ば各々が所定量の活性化合物を含有するカプセル剤、カ
シエ剤、錠剤またはトローチ剤として;粉末または顆粒
として;水性液体または非水性液体中の懸濁液たとえば
シロップ剤、エリキシル剤、乳剤またはドラフト剤とし
て存在しうる。
ば各々が所定量の活性化合物を含有するカプセル剤、カ
シエ剤、錠剤またはトローチ剤として;粉末または顆粒
として;水性液体または非水性液体中の懸濁液たとえば
シロップ剤、エリキシル剤、乳剤またはドラフト剤とし
て存在しうる。
錠剤は、随意に1種もしくはそれ以上の補助成分とで、
圧縮または成型により製造しうる。圧縮錠剤は、随意に
結合剤、滑沢剤、不活性希釈剤、界面活性剤または分散
化剤と混合された自由流動形たとえば粉末または顆粒に
おける活性化合物を適当な機械中で圧縮することにより
製造しうる。成型錠剤は、粉末化活性化合物と任意の適
当な担体との混合物を適当な機械中で成型することによ
り製造しうる。
圧縮または成型により製造しうる。圧縮錠剤は、随意に
結合剤、滑沢剤、不活性希釈剤、界面活性剤または分散
化剤と混合された自由流動形たとえば粉末または顆粒に
おける活性化合物を適当な機械中で圧縮することにより
製造しうる。成型錠剤は、粉末化活性化合物と任意の適
当な担体との混合物を適当な機械中で成型することによ
り製造しうる。
シロップ剤は、活性化合物を糖たとえばショ糖の濃い水
溶液に加えることにより製造しえ、それにはまた任意の
補助成分を加えうる。そのような補助成分は、香料、糖
の結晶化を遅延させる薬剤、または任意の他の成分の溶
解性を増加させる薬剤、たとえばグリセロールまたはソ
ルビトールのような多価アルコールを包含しうる。
溶液に加えることにより製造しえ、それにはまた任意の
補助成分を加えうる。そのような補助成分は、香料、糖
の結晶化を遅延させる薬剤、または任意の他の成分の溶
解性を増加させる薬剤、たとえばグリセロールまたはソ
ルビトールのような多価アルコールを包含しうる。
腸内投与のための製剤は、通常の担体たとえばカカオ脂
での坐剤として存在しうる。
での坐剤として存在しうる。
非経口投与のために適当な製剤は、好ましくは受容者の
血液と等張である活性化合物の滅菌水性製剤から便宜に
なる。そのような製剤は、適当には、受容者の血液と等
張である本発明の化合物の医薬的および薬理的に受容し
うる酸付加塩の溶液からなる。従って、そのような製剤
は、蒸留水、蒸留水中の5%デキストロース、または塩
溶液、およびそれら溶媒に適当な溶解性を有する本発明
の化合物の医薬的および薬理的に受容しうる酸付加塩、
たとえば塩酸塩、イセチオン酸塩およびメタンスルホン
酸塩、好ましくは後者を便宜に含有しうる。
血液と等張である活性化合物の滅菌水性製剤から便宜に
なる。そのような製剤は、適当には、受容者の血液と等
張である本発明の化合物の医薬的および薬理的に受容し
うる酸付加塩の溶液からなる。従って、そのような製剤
は、蒸留水、蒸留水中の5%デキストロース、または塩
溶液、およびそれら溶媒に適当な溶解性を有する本発明
の化合物の医薬的および薬理的に受容しうる酸付加塩、
たとえば塩酸塩、イセチオン酸塩およびメタンスルホン
酸塩、好ましくは後者を便宜に含有しうる。
有用な製剤はまた、適当な溶媒での希釈により上記の如
き非経口投与に適当な溶液を与える、本発明の化合物を
含有する濃溶液または固体からなる。
き非経口投与に適当な溶液を与える、本発明の化合物を
含有する濃溶液または固体からなる。
上記成分に加えて、本発明の製剤は更に、希釈剤、バッ
ファー、香料、結合剤、界面活性剤、濃化剤、滑沢剤、
防腐剤(抗酸化剤を包含)等から選択される1種もしく
はそれ以上の補助成分を包含しうる。
ファー、香料、結合剤、界面活性剤、濃化剤、滑沢剤、
防腐剤(抗酸化剤を包含)等から選択される1種もしく
はそれ以上の補助成分を包含しうる。
以下の実施例は、本発明の説明のために提供するもので
あり、そしてそれらの限定とはどのようにも考えられる
べきでない。
あり、そしてそれらの限定とはどのようにも考えられる
べきでない。
一般的説明 すべての溶媒は試薬品質であり、そして次の例外を除き
更に精製することなしに使用した。テトラヒドロフラン
(THF)は、Na/K合金から窒素(N2)下の蒸留により乾燥
し、そして直ちに使用した。トルエン(PhCH3) はCaH2か
らN2下に蒸留し、そして3A分子篩上で貯蔵した。使
用した化学物質は試薬品質であり、そして特に示さない
限り精製することなしに使用した。試薬および化学物質
の供給者の完全な名前および住所は、最初に示すときに
記す。その後は略名を使用する。
更に精製することなしに使用した。テトラヒドロフラン
(THF)は、Na/K合金から窒素(N2)下の蒸留により乾燥
し、そして直ちに使用した。トルエン(PhCH3) はCaH2か
らN2下に蒸留し、そして3A分子篩上で貯蔵した。使
用した化学物質は試薬品質であり、そして特に示さない
限り精製することなしに使用した。試薬および化学物質
の供給者の完全な名前および住所は、最初に示すときに
記す。その後は略名を使用する。
製造HPLCは、特に示さない限り、2つの500gシリカゲ
ル(SiO2)カートリッジを使用し、ウォーターズ・プレプ
(Waters Prep)LC/システム500A機械上で行っ
た。精製に使用したSiO2のプラグは、“フラッシュ・ク
ロマトグラフィ”シリカゲル〔メルク社(Merck Co., In
c.)、メルク・ケミカル・デビジョン(Merck Chemical D
iuision)、ラーウェイ(Rahway)、ニュージャーシー州、
07065シリカゲル60、230〜400メッシ
ュ〕。適当な容積の焼結カラス器にシリカゲルを約3/4
まで充填し、器具の外部をたたくことにより平らにつめ
た。濾紙の1片をついでシリカゲルの頂上部に置き、そ
して精製すべき物質の溶液を頂上部に平均に適用した。
濾過フラスを通す緩和な吸引は、フラグを通り溶出する
溶媒を急速に除去した。適当なサイズの画分を必要に応
じて組合せ、そして更に操作した。
ル(SiO2)カートリッジを使用し、ウォーターズ・プレプ
(Waters Prep)LC/システム500A機械上で行っ
た。精製に使用したSiO2のプラグは、“フラッシュ・ク
ロマトグラフィ”シリカゲル〔メルク社(Merck Co., In
c.)、メルク・ケミカル・デビジョン(Merck Chemical D
iuision)、ラーウェイ(Rahway)、ニュージャーシー州、
07065シリカゲル60、230〜400メッシ
ュ〕。適当な容積の焼結カラス器にシリカゲルを約3/4
まで充填し、器具の外部をたたくことにより平らにつめ
た。濾紙の1片をついでシリカゲルの頂上部に置き、そ
して精製すべき物質の溶液を頂上部に平均に適用した。
濾過フラスを通す緩和な吸引は、フラグを通り溶出する
溶媒を急速に除去した。適当なサイズの画分を必要に応
じて組合せ、そして更に操作した。
一般的方法は、詳細に記述する。同様の方法は、融点(m
p)、再結晶溶媒および元素分析(すべての元素は、期待
値の±0.4%の差以内で分析)を示す。方法たとえば
溶媒、反応温度、反応時間または操作のどのような変更
も記述する。すべての新しい生成物のNMR(1H、13C)、
IR、MSデーターは、期待しそして提案した構造に一
致した。構造異性体に指定された位置は、多数のNMR技
術により疑う余地なく決定した。すべての最終生成物
は、真空炉中、20mm Hg圧で、指示した温度におい
て、1夜(12〜16時間)乾燥した。すべての温度
は、摂氏度である。
p)、再結晶溶媒および元素分析(すべての元素は、期待
値の±0.4%の差以内で分析)を示す。方法たとえば
溶媒、反応温度、反応時間または操作のどのような変更
も記述する。すべての新しい生成物のNMR(1H、13C)、
IR、MSデーターは、期待しそして提案した構造に一
致した。構造異性体に指定された位置は、多数のNMR技
術により疑う余地なく決定した。すべての最終生成物
は、真空炉中、20mm Hg圧で、指示した温度におい
て、1夜(12〜16時間)乾燥した。すべての温度
は、摂氏度である。
例1(参考例) 2−((ベンゾ〔b〕ナフト〔2,1−d〕チオフェン
−5−イルメチル)アミノ)−2−メチル−1,3−プ
ロパンジオールメタンスルホン酸塩 磁気攪拌機、冷却器、温度計、ディーン・スタークトラ
ップ、窒素導入部およびバブラーを付した丸底フラスコ
に、ベンゾ〔b〕ナフト〔2,1−d〕チオフェン−5
−カルブアルデヒド〔シサファーマシューチカル・ラボ
ラトリーズ社(SISA Pharmaceutical Laboratories,In
c);763コンコルド・アベニュー、ケムブリッジ(Con
cord Avenue.Cambridge)、MA、02138、4.94
g、18.83ミリモル)、2−アミノ−2−メチル−
1,3−プロパンジオール〔アルドリッチ(Aldrich)、
1.98g、18.83ミリモル〕、p−トルエンスルホ
ン酸1水和物(アルドリッチ、0.1g)およびトルエ
ン(200ml)を加えた。混合物を、還流において水を
除去しつつ2.5時間攪拌した(あるいは、酢酸エチル
(3×500ml)で抽出する水が形成しなくなるまで。
酢酸エチルは採取した〕。トルエンの大部分をついで蒸
留により除去した。混合物をついで氷浴中で冷却し、そ
して無水エタノール(200ml)で希釈し、てして更に
冷却した。固体ナトリウムボロヒドリド〔エムシービー
・マニュファクチュアリング・ケミスツ社(MCB Manufa
cturing Chemists Inc.)、2909、ハイランド・ア
ベニュー、シンシナティ(Highland Ave.,Cincinati)、
OH、45212、0.712g、18.83ミリモル〕
を、反応混合物に1度に加えた。氷浴をついで除去し、
反応混合物を室温に加温し、ついで1夜攪拌した。反応
混合物をついで10%塩酸で酸性とし、そして溶媒を回
転蒸発による除去した。粗固体を1N塩酸(300ml)
と振盪し、濾過し、塩酸で洗滌し、半乾燥に吸引し、そ
してジエチルエーテル(300ml)で洗滌した。物質をメ
タノール(200ml)に溶かし、濾過し、そして1N水
酸化ナトリウム溶液(1〕)で塩基性にした。白色固体
洗滌物を合せ、濾過し、飽和塩化ナトリウム(3×500m
l)で洗滌し、炭酸カリウム〔マリンクロット(Mallinkr
odt)、25g〕で乾燥し、濾過し、そして回転蒸発によ
り濃縮して、白色固体を得た。これを、無水エタノール
(200ml)およびメタンスルホン酸〔99.5%、モ
ートン・チオコール社(Morton Thiokol,Inc.)−アルフ
ァ・プロダクツ(Alfa Products)、PO Box299、1
52アンドバー・ストリート、デンバーズ(Andover Str
eet,Danvers)、MA、01923、3ml〕の混合物に溶か
し、濾過し、そしてジエチルエーテル/ヘキサン(1:
1)の混合物で4〕に希釈した。この物質をエタノール
/ヘキサン(1:3)から3回再結晶して、2−(ベン
ゾ〔b〕ナフト〔2,1−d〕チオフェン−5−イルメ
チル)アミノ)−2−メチル−1,3−プロパンジオー
ルメタンスルホン酸塩(融点221〜222°)を与
え、それは指定した構造(C、H、N、S)につき正確
に分析した。
−5−イルメチル)アミノ)−2−メチル−1,3−プ
ロパンジオールメタンスルホン酸塩 磁気攪拌機、冷却器、温度計、ディーン・スタークトラ
ップ、窒素導入部およびバブラーを付した丸底フラスコ
に、ベンゾ〔b〕ナフト〔2,1−d〕チオフェン−5
−カルブアルデヒド〔シサファーマシューチカル・ラボ
ラトリーズ社(SISA Pharmaceutical Laboratories,In
c);763コンコルド・アベニュー、ケムブリッジ(Con
cord Avenue.Cambridge)、MA、02138、4.94
g、18.83ミリモル)、2−アミノ−2−メチル−
1,3−プロパンジオール〔アルドリッチ(Aldrich)、
1.98g、18.83ミリモル〕、p−トルエンスルホ
ン酸1水和物(アルドリッチ、0.1g)およびトルエ
ン(200ml)を加えた。混合物を、還流において水を
除去しつつ2.5時間攪拌した(あるいは、酢酸エチル
(3×500ml)で抽出する水が形成しなくなるまで。
酢酸エチルは採取した〕。トルエンの大部分をついで蒸
留により除去した。混合物をついで氷浴中で冷却し、そ
して無水エタノール(200ml)で希釈し、てして更に
冷却した。固体ナトリウムボロヒドリド〔エムシービー
・マニュファクチュアリング・ケミスツ社(MCB Manufa
cturing Chemists Inc.)、2909、ハイランド・ア
ベニュー、シンシナティ(Highland Ave.,Cincinati)、
OH、45212、0.712g、18.83ミリモル〕
を、反応混合物に1度に加えた。氷浴をついで除去し、
反応混合物を室温に加温し、ついで1夜攪拌した。反応
混合物をついで10%塩酸で酸性とし、そして溶媒を回
転蒸発による除去した。粗固体を1N塩酸(300ml)
と振盪し、濾過し、塩酸で洗滌し、半乾燥に吸引し、そ
してジエチルエーテル(300ml)で洗滌した。物質をメ
タノール(200ml)に溶かし、濾過し、そして1N水
酸化ナトリウム溶液(1〕)で塩基性にした。白色固体
洗滌物を合せ、濾過し、飽和塩化ナトリウム(3×500m
l)で洗滌し、炭酸カリウム〔マリンクロット(Mallinkr
odt)、25g〕で乾燥し、濾過し、そして回転蒸発によ
り濃縮して、白色固体を得た。これを、無水エタノール
(200ml)およびメタンスルホン酸〔99.5%、モ
ートン・チオコール社(Morton Thiokol,Inc.)−アルフ
ァ・プロダクツ(Alfa Products)、PO Box299、1
52アンドバー・ストリート、デンバーズ(Andover Str
eet,Danvers)、MA、01923、3ml〕の混合物に溶か
し、濾過し、そしてジエチルエーテル/ヘキサン(1:
1)の混合物で4〕に希釈した。この物質をエタノール
/ヘキサン(1:3)から3回再結晶して、2−(ベン
ゾ〔b〕ナフト〔2,1−d〕チオフェン−5−イルメ
チル)アミノ)−2−メチル−1,3−プロパンジオー
ルメタンスルホン酸塩(融点221〜222°)を与
え、それは指定した構造(C、H、N、S)につき正確
に分析した。
例2(参考例) 2−((ベンゾ〔b〕ナフト〔2,3−d〕フラン−6
−イルメチル)アミノ)−2−メチル−1,3−プロパ
ンジオール 2A. ベンゾ〔b〕ナフト〔2,3−d〕フラン−6
−カルブアルデヒド ベンゾ〔b〕ナフト〔2,3−d〕フラン(SISA)を、リ
ーへ(A.Rieche)等の方法〔ヘミッシェ・ベリヒテ(Che
m.Ber.)、93、88(1960)〕の方法を使用してホルミ
ル化した。粗アルデヒドは、TLCにより、主に1異性
体で発現した。クロマトグラフィ(シリカゲル、トルエ
ン)による精製、引続く再結晶(メチレンジクロライド
/ヘキサン)は、NMR技術を使用して、ベンゾ〔b〕ナ
フト〔2,3−d〕フラン−6−カルブアルデヒド(融
点169〜171.5゜)と同定される純物質(58%
収率)を与えた。生成物は、指定した構造(C、H)に
つき正確に分析した。
−イルメチル)アミノ)−2−メチル−1,3−プロパ
ンジオール 2A. ベンゾ〔b〕ナフト〔2,3−d〕フラン−6
−カルブアルデヒド ベンゾ〔b〕ナフト〔2,3−d〕フラン(SISA)を、リ
ーへ(A.Rieche)等の方法〔ヘミッシェ・ベリヒテ(Che
m.Ber.)、93、88(1960)〕の方法を使用してホルミ
ル化した。粗アルデヒドは、TLCにより、主に1異性
体で発現した。クロマトグラフィ(シリカゲル、トルエ
ン)による精製、引続く再結晶(メチレンジクロライド
/ヘキサン)は、NMR技術を使用して、ベンゾ〔b〕ナ
フト〔2,3−d〕フラン−6−カルブアルデヒド(融
点169〜171.5゜)と同定される純物質(58%
収率)を与えた。生成物は、指定した構造(C、H)に
つき正確に分析した。
2B. 2−((ベンゾ〔b〕ナフト〔2,3−d〕フ
ラン−6−イルメチル)アミノ)−2−メチル−1,3
−プロパンジオールメタンスルホン酸塩 例1に記載した還元的アミノ化方法を使用し、ベンゾ
〔b〕ナフト〔2,3−d〕フラン−6−カルブアルデ
ヒド(2A)および2−アミノ−2−メチル−1,3−
プロパンジオール(アルドリッチ)は、2−((ベンゾ
〔b〕ナフト〔2,3−d〕フラン−6−イルメチル)
アミノ)−2−メチル−1,3−プロパンジオールメタ
ンスルホン酸塩0.4H2O〔融点187〜190゜(EtOH/Et
2O)〕を与え、それは指定した構造(C、H、N、S)
につき正確に分析した。
ラン−6−イルメチル)アミノ)−2−メチル−1,3
−プロパンジオールメタンスルホン酸塩 例1に記載した還元的アミノ化方法を使用し、ベンゾ
〔b〕ナフト〔2,3−d〕フラン−6−カルブアルデ
ヒド(2A)および2−アミノ−2−メチル−1,3−
プロパンジオール(アルドリッチ)は、2−((ベンゾ
〔b〕ナフト〔2,3−d〕フラン−6−イルメチル)
アミノ)−2−メチル−1,3−プロパンジオールメタ
ンスルホン酸塩0.4H2O〔融点187〜190゜(EtOH/Et
2O)〕を与え、それは指定した構造(C、H、N、S)
につき正確に分析した。
例3(参考例) 2−((ベンゾ〔b〕ナフト〔1,2−d〕フラン−5
−イルメチル)アミノ)−2−メチル−1,3−プロパ
ンジオール 3A. ベンゾ〔b〕ナフト〔1,2−d〕フラン−5
−カルブアルデヒド ベンゾ〔b〕ナフト〔1,2−d〕フラン(SISA)を、リ
ーへ(A.Rieche)等の方法〔ヘミッシェ・ベリヒテ(Che
m.Ber.)、93、88(1960)〕を使用してホルミ
ル化した。粗アルデヒドは、TLCにより1異性体のみ
で発現した。クロマトグラフィ(シリカ、トルエン)に
よる精製、引続く再結晶(メチレンジクロライド/ヘキ
サン)は、NMR技術を使用してベンゾ〔b〕ナフト
〔1,2−d〕フラン−5−カルブアルデヒド(融点14
3〜145゜)と同定された純生成物(39%収率)を
与えた。生成物は、指定した構造(C、H)につき正確
に分析した。
−イルメチル)アミノ)−2−メチル−1,3−プロパ
ンジオール 3A. ベンゾ〔b〕ナフト〔1,2−d〕フラン−5
−カルブアルデヒド ベンゾ〔b〕ナフト〔1,2−d〕フラン(SISA)を、リ
ーへ(A.Rieche)等の方法〔ヘミッシェ・ベリヒテ(Che
m.Ber.)、93、88(1960)〕を使用してホルミ
ル化した。粗アルデヒドは、TLCにより1異性体のみ
で発現した。クロマトグラフィ(シリカ、トルエン)に
よる精製、引続く再結晶(メチレンジクロライド/ヘキ
サン)は、NMR技術を使用してベンゾ〔b〕ナフト
〔1,2−d〕フラン−5−カルブアルデヒド(融点14
3〜145゜)と同定された純生成物(39%収率)を
与えた。生成物は、指定した構造(C、H)につき正確
に分析した。
3B. 2−((ベンゾ〔b〕ナフト〔1,2−d〕フ
ラン−5−イルメチル)アミノ)−2−メチル−1,3
−プロパンジオールメタンスルホン酸塩 例1に記載した還元的アミノ化方法を使用して、ベンゾ
〔b〕ナフト〔1,2−d〕フラン−5−カルブアルデ
ヒド(3A)および2−アミノ−2−メチル−1,3−
プロパンジオール(アルドリッチ)は、2−((ベンゾ
〔b〕ナフト〔2,1−d〕フラン−5−イルメチル)
アミノ)−2−メチル−1,3−プロパンジオールメタ
ンスルホン酸塩〔融点215〜217°(EtOH/Et2O)〕
を与え、それは指定した構造(C、H、N、S)につき
正確に分析した。
ラン−5−イルメチル)アミノ)−2−メチル−1,3
−プロパンジオールメタンスルホン酸塩 例1に記載した還元的アミノ化方法を使用して、ベンゾ
〔b〕ナフト〔1,2−d〕フラン−5−カルブアルデ
ヒド(3A)および2−アミノ−2−メチル−1,3−
プロパンジオール(アルドリッチ)は、2−((ベンゾ
〔b〕ナフト〔2,1−d〕フラン−5−イルメチル)
アミノ)−2−メチル−1,3−プロパンジオールメタ
ンスルホン酸塩〔融点215〜217°(EtOH/Et2O)〕
を与え、それは指定した構造(C、H、N、S)につき
正確に分析した。
例4(実施例) 2−メチル−2〔〔(7−メチル−7H−ベンゾ〔c〕
−カルバゾール−10−イル)メチル〕アミノ−1,3
−プロパンジオール 4A. 7−メチル−7H−ベンゾ〔c〕カルバゾール 7H−ベンゾ〔c〕カルバゾール(6.6g)(例え
ば、PARS)を窒素下にテトラヒドロフラン(250ml)
に溶かし、そしてカリウムt−ブトキサイド(4.2
g)で処理した。これが溶けてしまったら、ジメチル硫
酸(7.56g)を加え、そして混合物を数分間攪拌
し、その時間の後TLC(シリカ/トルエン)、反応が完
了したことを示した。反応混合物を1N水酸化ナトリウ
ム(2〕)中に注入し、そして攪拌した。かく形成した
固体を濾過により採取し、トルエン(300ml)に取
り、そしてシリカのプラグ(2″×2″)を通してトル
エンで溶出した。生成物含有画分を蒸発乾固し、固体を
メチレンクロライド(400ml)に溶かし、そしてヘキ
サンで希釈した。真空下濃縮は白色固体(5.0g)を与
え、それを濾過し、そしてペンタンで洗滌した。生成物
更に1.06gが、放置および濾液の更に濃縮により得られ
た(総収量6.06g、87%)。
−カルバゾール−10−イル)メチル〕アミノ−1,3
−プロパンジオール 4A. 7−メチル−7H−ベンゾ〔c〕カルバゾール 7H−ベンゾ〔c〕カルバゾール(6.6g)(例え
ば、PARS)を窒素下にテトラヒドロフラン(250ml)
に溶かし、そしてカリウムt−ブトキサイド(4.2
g)で処理した。これが溶けてしまったら、ジメチル硫
酸(7.56g)を加え、そして混合物を数分間攪拌
し、その時間の後TLC(シリカ/トルエン)、反応が完
了したことを示した。反応混合物を1N水酸化ナトリウ
ム(2〕)中に注入し、そして攪拌した。かく形成した
固体を濾過により採取し、トルエン(300ml)に取
り、そしてシリカのプラグ(2″×2″)を通してトル
エンで溶出した。生成物含有画分を蒸発乾固し、固体を
メチレンクロライド(400ml)に溶かし、そしてヘキ
サンで希釈した。真空下濃縮は白色固体(5.0g)を与
え、それを濾過し、そしてペンタンで洗滌した。生成物
更に1.06gが、放置および濾液の更に濃縮により得られ
た(総収量6.06g、87%)。
元素分析値:C17H13Nとして 計算値:C88.28 H5.67 N6.06% 測定値:C88.31 H5.68 N6.01% 4B. 7−メチル−7H−ベンゾ〔c〕カルバゾール
−10−カルブアルデヒド 7−メチル−7H−ベンゾ〔c〕カルバゾール(5.8
g)をメチレンクロライドに溶かし、そして窒素下に塩
化第二スズ(13.0g)で処理した。混合物を冷却
し、そしてα,α−ジクロロメチルメチルエーテル
(3.74g)を滴下した。反応混合物を室温で4時間
攪拌し、ついで15分間還流加熱した。TLC(シリカ/
トルエン)は反応の完了を示し;反応混合物を冷却し、
水(300ml)を加え、そして混合物を2時間攪拌し
た。2−層混合物を濾過し、そして有機層を単離し、そ
して蒸発乾固した。残渣をトルエン(100ml)に溶か
し、そしてシリカのプラグ(5″×3″)に通してトル
エンで溶出した。溶出した9〕目は存在する主要異性体
を含有し、そしてこれと10〕目(ジクロロメタンで溶
出)を合せ、そして蒸発乾固した。残渣をジクロロメタ
ン(200ml)に取り、濾過し、そしてペンタンで1:
1希釈した。溶液を、結晶化が始まるまで蒸発した。更
にペンタンを加え、そして容量を150mlに減少させ
た。濾過は、TLCにより純粋な表題生成物(3.83g)
を淡黄色固体として生成した(融点164〜165゜)。 元素分析値:C18H13NOとして 計算値:C83.37 H5.05 N5.40% 測定値:C83.19 H5.07 N5.36% シリカゲルプラグから溶出する3〕目から8〕目までを
合せ、そして蒸発乾固した。固体をジクロロメタン(2
00ml)に取り、ついでヘキサン(200ml)で希釈し
た。溶媒の蒸発は黄色固体を与え、それをジクロロメタ
ン(200ml)に溶かし、ヘキサン(200ml)で希釈
し、そして濃縮して結晶性黄色固体(0.55g)を与
え、それはNMRにより7−メチル−7H−ベンゾ〔c〕
カルバゾール−5−カルブアルデヒドと同定された(融
点210〜213°)。
−10−カルブアルデヒド 7−メチル−7H−ベンゾ〔c〕カルバゾール(5.8
g)をメチレンクロライドに溶かし、そして窒素下に塩
化第二スズ(13.0g)で処理した。混合物を冷却
し、そしてα,α−ジクロロメチルメチルエーテル
(3.74g)を滴下した。反応混合物を室温で4時間
攪拌し、ついで15分間還流加熱した。TLC(シリカ/
トルエン)は反応の完了を示し;反応混合物を冷却し、
水(300ml)を加え、そして混合物を2時間攪拌し
た。2−層混合物を濾過し、そして有機層を単離し、そ
して蒸発乾固した。残渣をトルエン(100ml)に溶か
し、そしてシリカのプラグ(5″×3″)に通してトル
エンで溶出した。溶出した9〕目は存在する主要異性体
を含有し、そしてこれと10〕目(ジクロロメタンで溶
出)を合せ、そして蒸発乾固した。残渣をジクロロメタ
ン(200ml)に取り、濾過し、そしてペンタンで1:
1希釈した。溶液を、結晶化が始まるまで蒸発した。更
にペンタンを加え、そして容量を150mlに減少させ
た。濾過は、TLCにより純粋な表題生成物(3.83g)
を淡黄色固体として生成した(融点164〜165゜)。 元素分析値:C18H13NOとして 計算値:C83.37 H5.05 N5.40% 測定値:C83.19 H5.07 N5.36% シリカゲルプラグから溶出する3〕目から8〕目までを
合せ、そして蒸発乾固した。固体をジクロロメタン(2
00ml)に取り、ついでヘキサン(200ml)で希釈し
た。溶媒の蒸発は黄色固体を与え、それをジクロロメタ
ン(200ml)に溶かし、ヘキサン(200ml)で希釈
し、そして濃縮して結晶性黄色固体(0.55g)を与
え、それはNMRにより7−メチル−7H−ベンゾ〔c〕
カルバゾール−5−カルブアルデヒドと同定された(融
点210〜213°)。
元素分析値:C18H13NOとして 計算値:C83.37 H5.05 N5.40% 測定値:C83.43 H5.08 N5.37% 4C. 2−メチル−2−〔〔(7−メチル−7H−ベ
ンゾ〔c〕カルバゾール−10−イル)メチル〕アミノ
−1,3−プロパンジオール塩酸塩3/10水和物 表題化合物(4)を、例1と同様の方法により、7−メチ
ル−7H−ベンゾ〔c〕カルバゾール−10−カルブア
ルデヒドおよび2−アミノ−2−メチル−1,3−プロ
パンジオールから製造した〔融点229〜230゜(分
解)(MeOH:Et2O/1:3)〕。
ンゾ〔c〕カルバゾール−10−イル)メチル〕アミノ
−1,3−プロパンジオール塩酸塩3/10水和物 表題化合物(4)を、例1と同様の方法により、7−メチ
ル−7H−ベンゾ〔c〕カルバゾール−10−カルブア
ルデヒドおよび2−アミノ−2−メチル−1,3−プロ
パンジオールから製造した〔融点229〜230゜(分
解)(MeOH:Et2O/1:3)〕。
元素分析値:C22H15N2O2Cl3/10H2Oとして 測定値:C 67.70 H 6.61 N 7.18 Cl 9.08% 測定値:C 67.61 H 6.53 N 7.17 Cl 9.05% NMRスペクトルは、この構造と一致した。
例5(参考例) 2−〔(ベンゾ〔b〕ナフト〔2,1−d〕フラン−5
−イルメチル)アミノ−2−メチル)−1,3−プロパ
ンジオール 5A. ベンゾ〔b〕ナフト〔2,1−d〕フラン−5
−カルボキサアルデヒド ベンゾ〔b〕ナフト〔2,1−d〕フラン(6.15g、PA
RS)を、窒素下にメチレンクロライド(400ml)に溶
かした。塩化第二スズ(14.59g)、引続いてα,α−
ジクロロメチルメチルエーテル(4.02g)を加え、
そして生成した混合物を1夜攪拌し、ついで3分間還流
した。水(200ml)を加え、そして混合物を1夜攪拌
した。有機層を分離し、そして蒸発乾固した。残渣をト
ルエン(200ml)に溶かし、そしてシリカのプラグ
(3.5″×3″)に通しトルエンで溶出した。生成物の
画分を採取し、蒸発乾固し、メチレンクロライド(20
0ml)に再溶解し、ペンタン(500ml)で希釈し、そ
して150mlに濃縮した。追加ペンタン(200ml)を
沈澱に加え、それをついで濾過して表題化合物(5.0
g)を得た。(融点118〜121゜)。生成物更に0.
34gが濾液から単離された。元素分析値:C17H10O2と
して 計算値:C82.91 H4.09% 測定値:C83.00 H4.13% NMRスペクトルは、構造と一致した。
−イルメチル)アミノ−2−メチル)−1,3−プロパ
ンジオール 5A. ベンゾ〔b〕ナフト〔2,1−d〕フラン−5
−カルボキサアルデヒド ベンゾ〔b〕ナフト〔2,1−d〕フラン(6.15g、PA
RS)を、窒素下にメチレンクロライド(400ml)に溶
かした。塩化第二スズ(14.59g)、引続いてα,α−
ジクロロメチルメチルエーテル(4.02g)を加え、
そして生成した混合物を1夜攪拌し、ついで3分間還流
した。水(200ml)を加え、そして混合物を1夜攪拌
した。有機層を分離し、そして蒸発乾固した。残渣をト
ルエン(200ml)に溶かし、そしてシリカのプラグ
(3.5″×3″)に通しトルエンで溶出した。生成物の
画分を採取し、蒸発乾固し、メチレンクロライド(20
0ml)に再溶解し、ペンタン(500ml)で希釈し、そ
して150mlに濃縮した。追加ペンタン(200ml)を
沈澱に加え、それをついで濾過して表題化合物(5.0
g)を得た。(融点118〜121゜)。生成物更に0.
34gが濾液から単離された。元素分析値:C17H10O2と
して 計算値:C82.91 H4.09% 測定値:C83.00 H4.13% NMRスペクトルは、構造と一致した。
5B. 2−〔(ベンゾ〔b〕ナフト〔2,1−d〕フ
ラン−5−イルメチル)−アミノ−2−メチル)−1,
3−プロパンジオール 表題化合物は、例1と同様の方法により、ベンゾ〔b〕
ナフト〔2,1−d〕フラン−5−カルボキサアルデヒ
ドおよび2−メチル−1,3−プロパンジオールから、
そのメタンスルホン酸塩として製造した〔融点216〜
218°(EtOH:Et2O/1:4)〕。
ラン−5−イルメチル)−アミノ−2−メチル)−1,
3−プロパンジオール 表題化合物は、例1と同様の方法により、ベンゾ〔b〕
ナフト〔2,1−d〕フラン−5−カルボキサアルデヒ
ドおよび2−メチル−1,3−プロパンジオールから、
そのメタンスルホン酸塩として製造した〔融点216〜
218°(EtOH:Et2O/1:4)〕。
元素分析値:C22H25NO6Sとして 計算値:C 60.23 H 5.93 N 3.19 S 7.31% 測定値:C 60.22 H 5.93 N 3.18 S 7.30% NMRスペクトルは、構造と一致した。
例6(参考例) 2−〔(ベンゾ〔b〕ナフト〔2,3−d〕フラン−7
−イルメチル)アミノ〕−2−メチル−1,3−プロパ
ンジオール 6A. 7−ブロモメチル−ベンゾ〔b〕ナフト〔2,
3−d〕フラン 丸底フラスコに、7−メチル−ベンゾ〔b〕ナフト
〔2,3−d〕フラン(16.0g、0.07モル、ex.P
ars)、N−ブロモサクシンイミド(12.8g、0.0
72モル)、触媒量のベンゾイルパーオキサイド(0.
01g)および四塩化炭素(1〕)を加えた。混合物を
2.5時間還流し、冷却し、そして濾過して、反応中に
形成したサクシンイミドを除去した。溶媒をついで、反
応混合物から回転蒸発により除去した。粗生成物を、シ
リカゲル上、溶出溶媒としてトルエンを使用するフラッ
シュクロマトグラフィにより精製した。適当な画分を合
せ、そして溶媒をもう1度回転蒸発により除去して、生
成物22.0gを得た。物質(薄層クロマトグラフィに
よりモノスポットでありそしてNMRにより純粋であっ
た)は、更に精製することなしに使用した。
−イルメチル)アミノ〕−2−メチル−1,3−プロパ
ンジオール 6A. 7−ブロモメチル−ベンゾ〔b〕ナフト〔2,
3−d〕フラン 丸底フラスコに、7−メチル−ベンゾ〔b〕ナフト
〔2,3−d〕フラン(16.0g、0.07モル、ex.P
ars)、N−ブロモサクシンイミド(12.8g、0.0
72モル)、触媒量のベンゾイルパーオキサイド(0.
01g)および四塩化炭素(1〕)を加えた。混合物を
2.5時間還流し、冷却し、そして濾過して、反応中に
形成したサクシンイミドを除去した。溶媒をついで、反
応混合物から回転蒸発により除去した。粗生成物を、シ
リカゲル上、溶出溶媒としてトルエンを使用するフラッ
シュクロマトグラフィにより精製した。適当な画分を合
せ、そして溶媒をもう1度回転蒸発により除去して、生
成物22.0gを得た。物質(薄層クロマトグラフィに
よりモノスポットでありそしてNMRにより純粋であっ
た)は、更に精製することなしに使用した。
6B. 2−〔(ベンゾ〔b〕ナフト〔2,3−d〕フ
ラン−7−メチル)アミノ〕−2−メチル−1,3−プ
ロパンジオールメタンスルホン酸塩1/4水和物 丸底フラスコに、7−ブロモメチル−ベンゾ〔b〕ナフ
ト〔2,3−d〕フラン(22.0g、0.0706モ
ル)、炭酸カリウム(19.49g、0.141モル)お
よび無水エタノール(600ml)を加えた。混合物を1
夜還流し、冷却し、そして濾過した。溶媒をついで回転
蒸発により除去して、白色残渣を得た。これを熱水(5
00ml)と振盪した。混合物を室温で1時間1時間放置
し、そして生成した固体を濾過した。混合物を濾過し、
そして生成した固体を温水(500ml)で2回洗滌し
た。湿った固体を、メタンスルホン酸(3ml)を含有す
る無水エタノール(400ml)に溶かした。液体を微細
に白玉化(fritted)したガラス器に通して濾過し、そし
て濾液をエーテルで2〕に希釈した。生成した固体を濾
過し、そして無水エタノール/エーテル(1/2)から
2回再結晶した。真空炉中、1夜80℃で乾燥した後、
表題化合物(6)9.67g(32%)が得られた〔融点2
48〜249°(分解)〕。
ラン−7−メチル)アミノ〕−2−メチル−1,3−プ
ロパンジオールメタンスルホン酸塩1/4水和物 丸底フラスコに、7−ブロモメチル−ベンゾ〔b〕ナフ
ト〔2,3−d〕フラン(22.0g、0.0706モ
ル)、炭酸カリウム(19.49g、0.141モル)お
よび無水エタノール(600ml)を加えた。混合物を1
夜還流し、冷却し、そして濾過した。溶媒をついで回転
蒸発により除去して、白色残渣を得た。これを熱水(5
00ml)と振盪した。混合物を室温で1時間1時間放置
し、そして生成した固体を濾過した。混合物を濾過し、
そして生成した固体を温水(500ml)で2回洗滌し
た。湿った固体を、メタンスルホン酸(3ml)を含有す
る無水エタノール(400ml)に溶かした。液体を微細
に白玉化(fritted)したガラス器に通して濾過し、そし
て濾液をエーテルで2〕に希釈した。生成した固体を濾
過し、そして無水エタノール/エーテル(1/2)から
2回再結晶した。真空炉中、1夜80℃で乾燥した後、
表題化合物(6)9.67g(32%)が得られた〔融点2
48〜249°(分解)〕。
元素分析値:C22H25NO6S1/4H2Oとして 計算値:C 60.48 H 5.95 N 3.17 S 7.30% 測定値:C 60.60 H 5.89 N 3.21 S 7.35% 例7(参考例) 2−〔(ベンゾ〔b〕ナフト〔2,3−d〕チオフェン
−6−イルメチル)アミノ〕−2−メチル−1,3−プ
ロパンジオール 7A. ベンゾ〔b〕ナフト〔2,3−d〕チオフェン
−6−カルブアルデヒド 例2Bに略述した方法を使用して、ベンゾ〔b〕ナフト
〔2,3−d〕チオフェン〔ケンブリッジ・ケミカル社
(Cambridge Chemical,Inc)〕は、ベンゾ〔b〕ナフト
〔2,3−d〕チオフェン−6−カルブアルデヒド(融
点199°)を収率80.1%で与え、それは指定した
構造(C、H、S)につき正確に分析した。
−6−イルメチル)アミノ〕−2−メチル−1,3−プ
ロパンジオール 7A. ベンゾ〔b〕ナフト〔2,3−d〕チオフェン
−6−カルブアルデヒド 例2Bに略述した方法を使用して、ベンゾ〔b〕ナフト
〔2,3−d〕チオフェン〔ケンブリッジ・ケミカル社
(Cambridge Chemical,Inc)〕は、ベンゾ〔b〕ナフト
〔2,3−d〕チオフェン−6−カルブアルデヒド(融
点199°)を収率80.1%で与え、それは指定した
構造(C、H、S)につき正確に分析した。
7B. 2−〔(ベンゾ〔b〕ナフト〔2,3−d〕チ
オフェン−6−イルメチル)アミノ〕−2−メチル−
1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸塩 例1に略述した方法を使用して、ベンゾ〔b〕ナフト
〔2,3−d〕チオフェン−6−カルブアルデヒド(7
A)および2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパン
ジオール(アルドリッチ)は、2−〔(ベンゾ〔b〕ナ
フト〔2,3−d〕チオフェン−6−イル−メチル)ア
ミノ〕−2−メチル−1,3−プロパンジオールメタン
スルホン酸塩(融点242〜243°)を67.1%収
率で与え、それは指定した構造(C、H、N、S)につ
き正確に分析した。
オフェン−6−イルメチル)アミノ〕−2−メチル−
1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸塩 例1に略述した方法を使用して、ベンゾ〔b〕ナフト
〔2,3−d〕チオフェン−6−カルブアルデヒド(7
A)および2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパン
ジオール(アルドリッチ)は、2−〔(ベンゾ〔b〕ナ
フト〔2,3−d〕チオフェン−6−イル−メチル)ア
ミノ〕−2−メチル−1,3−プロパンジオールメタン
スルホン酸塩(融点242〜243°)を67.1%収
率で与え、それは指定した構造(C、H、N、S)につ
き正確に分析した。
例8(参考例) 2−〔(ベンゾ〔b〕ナフト〔2,3−d〕チオフェン
−8−イルメチル)アミノ〕−2−メチル−1,3−プ
ロパンジオール 8A. ベンゾ〔b〕ナフト〔2,3−d〕チオフェン
−8−カルブアルデヒド 磁気攪拌機、還流冷却器およびN2導入管を付した丸底
フラスコに、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−
1,4−ベンゾキノン(DDQ)(アルドリッチ、38.6
g、0.119モル)H2O(100ml)およびCHCl3(150
0ml)を加えた。混合物を15分還流した後、8−メチ
ルベンゾ〔b〕ナフト〔2,3−d〕チオフェン(ケン
ブリッジ・ケミカルズ社、21.0g、89.6ミリモ
ル)をフラスコに加えた。混合物を5時間還流し、つい
でDDQの追加部分(19.3g、85ミリモル)を加え
た。混合物をついで1夜還流し、冷却し、そして深赤色
溶液を濾過した。溶媒をついで回転蒸発により除去し、
そして残留H2Oを数部分のトルエンでの共沸蒸留により
除去した。物質をトルエン(500ml)に溶かし、そし
てSiO2の40×10cmカラムに適用し、そして溶媒とし
て追加トルエンで溶出した。適当な画分を合せ、そして
溶媒を除去して粗物質7.12gを得た。これをトルエ
ンから2回結晶化し、濾過し、そして乾燥して、ベンゾ
〔b〕ナフト〔2,3−d〕チオフェン−8−カルブア
ルデヒド5.35g(22.7%収率)(融点182〜1
85°を得、それは指定した構造(C、H、S)につき
正確に分析した。
−8−イルメチル)アミノ〕−2−メチル−1,3−プ
ロパンジオール 8A. ベンゾ〔b〕ナフト〔2,3−d〕チオフェン
−8−カルブアルデヒド 磁気攪拌機、還流冷却器およびN2導入管を付した丸底
フラスコに、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−
1,4−ベンゾキノン(DDQ)(アルドリッチ、38.6
g、0.119モル)H2O(100ml)およびCHCl3(150
0ml)を加えた。混合物を15分還流した後、8−メチ
ルベンゾ〔b〕ナフト〔2,3−d〕チオフェン(ケン
ブリッジ・ケミカルズ社、21.0g、89.6ミリモ
ル)をフラスコに加えた。混合物を5時間還流し、つい
でDDQの追加部分(19.3g、85ミリモル)を加え
た。混合物をついで1夜還流し、冷却し、そして深赤色
溶液を濾過した。溶媒をついで回転蒸発により除去し、
そして残留H2Oを数部分のトルエンでの共沸蒸留により
除去した。物質をトルエン(500ml)に溶かし、そし
てSiO2の40×10cmカラムに適用し、そして溶媒とし
て追加トルエンで溶出した。適当な画分を合せ、そして
溶媒を除去して粗物質7.12gを得た。これをトルエ
ンから2回結晶化し、濾過し、そして乾燥して、ベンゾ
〔b〕ナフト〔2,3−d〕チオフェン−8−カルブア
ルデヒド5.35g(22.7%収率)(融点182〜1
85°を得、それは指定した構造(C、H、S)につき
正確に分析した。
8B. 2−〔(ベンゾ〔b〕ナフト〔2,3−d〕チ
オフェン−8−イルメチル)−アミノ−2−メチル−
1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸塩6/10
水和物 例1に略述した方法を使用して、ベンゾ〔b〕ナフト
〔2,3−d〕チオフェン−8−カルブアルデヒド(8
A)および2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパン
ジオール(アルドリッチ)は、2−〔(ベンゾ〔b〕ナ
フト〔2,3−d〕チオフェン−8−イルメチル)アミ
ノ〕−2−メチル−1,3−プロパンジオールメタンス
ルホン酸塩6/10水和物〔融点245〜246゜(分
解)〕を60.1%収率で与え、それは指定した構造
(C、H、N、S)につき正確に分析した。
オフェン−8−イルメチル)−アミノ−2−メチル−
1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸塩6/10
水和物 例1に略述した方法を使用して、ベンゾ〔b〕ナフト
〔2,3−d〕チオフェン−8−カルブアルデヒド(8
A)および2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパン
ジオール(アルドリッチ)は、2−〔(ベンゾ〔b〕ナ
フト〔2,3−d〕チオフェン−8−イルメチル)アミ
ノ〕−2−メチル−1,3−プロパンジオールメタンス
ルホン酸塩6/10水和物〔融点245〜246゜(分
解)〕を60.1%収率で与え、それは指定した構造
(C、H、N、S)につき正確に分析した。
例9(参考例) 2−〔(ベンゾ〔b〕ナフト〔2,3−d〕チオフェン
−7−イルメチル)アミノ〕−2−メチル−1,3−プ
ロパンジオール 9A. ベンゾ〔b〕ナフト〔2,3−d〕チオフェン
−7−カルブアルデヒド 例8に記載した方法を使用して、7−メチルベンゾ
〔b〕ナフト〔2,3−d〕チオフェン(ケンブリッジ
・ケミカルズ社)は、ベンゾ〔b〕ナフト〔2,3−
d〕チオフェン−7−カルブアルデヒド(融点199〜
200℃)を18.7%収率で与え、それは指定した構
造につき正確に分析した。
−7−イルメチル)アミノ〕−2−メチル−1,3−プ
ロパンジオール 9A. ベンゾ〔b〕ナフト〔2,3−d〕チオフェン
−7−カルブアルデヒド 例8に記載した方法を使用して、7−メチルベンゾ
〔b〕ナフト〔2,3−d〕チオフェン(ケンブリッジ
・ケミカルズ社)は、ベンゾ〔b〕ナフト〔2,3−
d〕チオフェン−7−カルブアルデヒド(融点199〜
200℃)を18.7%収率で与え、それは指定した構
造につき正確に分析した。
9B. 2−〔(ベンゾ〔b〕ナフト〔2,3−d〕チ
オフェン−7−イルメチル)アミノ〕−2−メチル−
1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸塩1/2水
和物 例1に略述した方法を使用して、ベンゾ〔b〕ナフト
〔2,3−d〕チオフェン−7−カルブアルデヒド(9
A)および2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパン
ジオール(アルドリッチ)は、2−〔(ベンゾ〔b〕ナ
フト〔2,3−d〕チオフェン−7−イルメチル)アミ
ノ〕−2−メチル−1,3−プロパンジオールメタンス
ルホン酸塩1/2水和物〔融点210〜211°(分
解)〕を75.8%収率で与え、それは指定した構造
(C、H、N、S)につき正確に分析した。
オフェン−7−イルメチル)アミノ〕−2−メチル−
1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸塩1/2水
和物 例1に略述した方法を使用して、ベンゾ〔b〕ナフト
〔2,3−d〕チオフェン−7−カルブアルデヒド(9
A)および2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパン
ジオール(アルドリッチ)は、2−〔(ベンゾ〔b〕ナ
フト〔2,3−d〕チオフェン−7−イルメチル)アミ
ノ〕−2−メチル−1,3−プロパンジオールメタンス
ルホン酸塩1/2水和物〔融点210〜211°(分
解)〕を75.8%収率で与え、それは指定した構造
(C、H、N、S)につき正確に分析した。
例10(参考例) 2−〔(ベンゾ〔b〕ナフト〔2,3−d〕フラン−1
1−イルメチル)アミノ〕−2−メチル−1,3−プロ
パンジオールメタンスルホン酸塩 例1に略述した方法を使用して、ベンゾ〔b〕ナフト
〔2,3−d〕フラン−11−カルブアルデヒド(2
B)および2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパン
ジオール(アルドリッチ)は、2−〔(ベンゾ〔b〕ナ
フト〔2,3−d〕フラン−11−イルメチル)アミ
ノ〕−2−メチル−1,3−プロパンジオールメタンス
ルホン酸塩〔融点219〜220°(分解)〕を68.
8%収率で与え、それは指定した構造(C、H、N、
S)につき正確に分析した。
1−イルメチル)アミノ〕−2−メチル−1,3−プロ
パンジオールメタンスルホン酸塩 例1に略述した方法を使用して、ベンゾ〔b〕ナフト
〔2,3−d〕フラン−11−カルブアルデヒド(2
B)および2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパン
ジオール(アルドリッチ)は、2−〔(ベンゾ〔b〕ナ
フト〔2,3−d〕フラン−11−イルメチル)アミ
ノ〕−2−メチル−1,3−プロパンジオールメタンス
ルホン酸塩〔融点219〜220°(分解)〕を68.
8%収率で与え、それは指定した構造(C、H、N、
S)につき正確に分析した。
例11(参考例) 2−〔(5−エチル−5H−ベンゾ〔b〕カルバゾール
−7−イル)メチルアミノ〕−2−メチル−1,3−プ
ロパンジオール 11A. 5−エチル−5H−ベンゾ〔b〕カルバゾー
ル−7−カルブアルデヒド 例8Aに略述した方法を使用して、5−エチル−7−メ
チル−5H−ベンゾ〔b〕カルバゾール(ケンブリッジ
・ケミカルズ社)は、5−エチル−5H−ベンゾ〔b〕
カルバゾール−7−カルブアルデヒド(融点130〜1
33゜)を15.4%収率で与え、それは指定した構造
(C、H、N)につき正確に分析した。
−7−イル)メチルアミノ〕−2−メチル−1,3−プ
ロパンジオール 11A. 5−エチル−5H−ベンゾ〔b〕カルバゾー
ル−7−カルブアルデヒド 例8Aに略述した方法を使用して、5−エチル−7−メ
チル−5H−ベンゾ〔b〕カルバゾール(ケンブリッジ
・ケミカルズ社)は、5−エチル−5H−ベンゾ〔b〕
カルバゾール−7−カルブアルデヒド(融点130〜1
33゜)を15.4%収率で与え、それは指定した構造
(C、H、N)につき正確に分析した。
11B. 2−〔(5−エチル−5H−ベンゾ〔b〕カ
ルバゾール−7−イル)メチルアミノ〕−2−メチル−
1,3−プロパンジオール 例1に略述した方法を使用して、5−エチル−5H−ベ
ンゾ〔b〕カルバゾール−7−カルブアルデヒド(11
A)および2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパン
ジオール(アルドリッチ)は、2−〔(5−エチル−5
H−ベンゾ〔b〕カルバゾール−7−イル)−メチル)
アミノ〕−2−メチル−1,3−プロパンジオールメタ
ンスルホン酸塩〔融点219〜220゜(分解)〕を4
0.2%収率で与え、それは指定した構造(C、H、
N、S)につき正確に分析した。
ルバゾール−7−イル)メチルアミノ〕−2−メチル−
1,3−プロパンジオール 例1に略述した方法を使用して、5−エチル−5H−ベ
ンゾ〔b〕カルバゾール−7−カルブアルデヒド(11
A)および2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパン
ジオール(アルドリッチ)は、2−〔(5−エチル−5
H−ベンゾ〔b〕カルバゾール−7−イル)−メチル)
アミノ〕−2−メチル−1,3−プロパンジオールメタ
ンスルホン酸塩〔融点219〜220゜(分解)〕を4
0.2%収率で与え、それは指定した構造(C、H、
N、S)につき正確に分析した。
例12(参考例) 2−〔(5−エチル−5H−ベンゾ〔b〕カルバゾール
−6−イル)メチルアミノ〕−2−メチル−1,3−プ
ロパンジオール 12A. 5−エチル−5H−ベンゾ〔b〕カルバゾー
ル−6−カルブアルデヒド 例2に略述した方法を使用して、5−エチル−6−メチ
ル−5H−ベンゾ〔b〕カルバゾール(ケンブリッジ・
ケミカルズ社)は、5−エチル−5H−ベンゾ〔b〕カ
ルバゾール−6−カルブアルデヒド(融点95.5〜9
6.5゜)を44.9%収率で与え、それは指定した構造
(C、H、N)につき正確に分析した。
−6−イル)メチルアミノ〕−2−メチル−1,3−プ
ロパンジオール 12A. 5−エチル−5H−ベンゾ〔b〕カルバゾー
ル−6−カルブアルデヒド 例2に略述した方法を使用して、5−エチル−6−メチ
ル−5H−ベンゾ〔b〕カルバゾール(ケンブリッジ・
ケミカルズ社)は、5−エチル−5H−ベンゾ〔b〕カ
ルバゾール−6−カルブアルデヒド(融点95.5〜9
6.5゜)を44.9%収率で与え、それは指定した構造
(C、H、N)につき正確に分析した。
12B. 2−〔(5−エチル−5H−ベンゾ〔b〕カ
ルバゾール−6−イル)メチルアミノ〕−2−メチル−
1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸塩 例1に略述した方法を使用して、5−エチル−5H−ベ
ンゾ〔b〕カルバゾール−6−カルブアルデヒド(12
A)および2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパン
ジオール(アルドリッチ)は、2−〔(5−エチル−5
H−ベンゾ〔b〕カルバゾール−6−イル)−メチルア
ミノ〕−2−メチル−1,3−プロパンジオールメタン
スルホン酸塩(融点174〜175°)を68.0%収
率で与え、それは指定した構造(C、H、N、S)につ
き正確に分析した。
ルバゾール−6−イル)メチルアミノ〕−2−メチル−
1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸塩 例1に略述した方法を使用して、5−エチル−5H−ベ
ンゾ〔b〕カルバゾール−6−カルブアルデヒド(12
A)および2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパン
ジオール(アルドリッチ)は、2−〔(5−エチル−5
H−ベンゾ〔b〕カルバゾール−6−イル)−メチルア
ミノ〕−2−メチル−1,3−プロパンジオールメタン
スルホン酸塩(融点174〜175°)を68.0%収
率で与え、それは指定した構造(C、H、N、S)につ
き正確に分析した。
例13(参考例) 2−〔(ベンゾ〔b〕ナフト〔1,2−d〕チオフェン
−5−イルメチル)アミノ〕−2−メチル−1,3−プ
ロパンジオール 13A. ベンゾ〔b〕ナフト〔1,2−d〕チオフェ
ン−5−カルブアルデヒド 例2に略述した方法を使用して、ベンゾ〔b〕ナフト
〔1,2−d〕チオフェン〔エイチ・ジー・パールズ・
ファーマシューチカル・ラボラトリーズ社(H.G.Pars Ph
armaceutical Laboratories,Inc.)〕は、ベンゾ〔b〕
ナフト〔1,2−d〕チオフェン−5−カルブアルデヒ
ド(融点142〜144°)を43.3%収率で与え、
それは指定した構造(C、H、S)につき正確に分析し
た。
−5−イルメチル)アミノ〕−2−メチル−1,3−プ
ロパンジオール 13A. ベンゾ〔b〕ナフト〔1,2−d〕チオフェ
ン−5−カルブアルデヒド 例2に略述した方法を使用して、ベンゾ〔b〕ナフト
〔1,2−d〕チオフェン〔エイチ・ジー・パールズ・
ファーマシューチカル・ラボラトリーズ社(H.G.Pars Ph
armaceutical Laboratories,Inc.)〕は、ベンゾ〔b〕
ナフト〔1,2−d〕チオフェン−5−カルブアルデヒ
ド(融点142〜144°)を43.3%収率で与え、
それは指定した構造(C、H、S)につき正確に分析し
た。
13B. 2−〔(ベンゾ〔b〕ナフト〔1,2−d〕
チオフェン−5−イルメチル)アミノ〕−2−メチル−
1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸塩1/2水
和物 例1に略述した方法を使用して、ベンゾ〔b〕ナフト
〔1,2−d〕チオフェン−5−カルブアルデヒド(1
3A)および2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパ
ンジオール(アルドリッチ)は、2−〔(ベンゾ〔b〕
ナフト〔1,2−d〕チオフェン−5−イルメチル)ア
ミノ〕−2−メチル−1,3−プロパンジオールメタン
スルホン酸塩1/2水和物(融点209〜209.5゜)
を73.7%収率で与え、それは指定した構造(C、
H、N、S)につき正確に分析した。
チオフェン−5−イルメチル)アミノ〕−2−メチル−
1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸塩1/2水
和物 例1に略述した方法を使用して、ベンゾ〔b〕ナフト
〔1,2−d〕チオフェン−5−カルブアルデヒド(1
3A)および2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパ
ンジオール(アルドリッチ)は、2−〔(ベンゾ〔b〕
ナフト〔1,2−d〕チオフェン−5−イルメチル)ア
ミノ〕−2−メチル−1,3−プロパンジオールメタン
スルホン酸塩1/2水和物(融点209〜209.5゜)
を73.7%収率で与え、それは指定した構造(C、
H、N、S)につき正確に分析した。
例14(参考例) 2−メチル−2−〔(フェナンスロ〔1,2−b〕フラ
ン−2−イルメチル)−アミノ〕−1,3−プロパンジ
オール 14A. フェナンスロ〔1,2−b〕フラン−2−メ
タノール 磁気攪拌棒、還流冷却器、窒素導入管およびバブラーを
付した丸底フラスコに、フェナンスロ〔1,2−b〕フ
ラン−2−カルボン酸エチル(エイチ・ジー・パールズ
・ファーマシューチカル・ラボラトリーズ社、7.9
g、27.2ミリモル)、リチウムボロヒドリド(アル
ドリッチ、0.65g、30ミリモル)および乾燥THF
(400ml)を加えた。混合物を還流において6時間攪
拌し、ついでH2O(1〕)中に注入した。反応混合物を
1NHClで酸性化し、そして生成した固化を濾過し、追
加H2O(500ml)で洗滌し、ついでCH2Cl2(500m
l)に溶かし、乾燥(Na2SO4)し、濾過し、200mlに濃
縮し、そしてヘキサンで500mlに希釈した。生成した
物質を濾過し、ヘキサン(100ml)で洗滌し、そして
真空炉中に一夜置いた。全量6.1gのフェナンスロ
〔1,2−b〕フラン−2−メタノール(融点125〜
126゜)が得られ、それは指定した構造(C、H)に
つき正確に分析した。
ン−2−イルメチル)−アミノ〕−1,3−プロパンジ
オール 14A. フェナンスロ〔1,2−b〕フラン−2−メ
タノール 磁気攪拌棒、還流冷却器、窒素導入管およびバブラーを
付した丸底フラスコに、フェナンスロ〔1,2−b〕フ
ラン−2−カルボン酸エチル(エイチ・ジー・パールズ
・ファーマシューチカル・ラボラトリーズ社、7.9
g、27.2ミリモル)、リチウムボロヒドリド(アル
ドリッチ、0.65g、30ミリモル)および乾燥THF
(400ml)を加えた。混合物を還流において6時間攪
拌し、ついでH2O(1〕)中に注入した。反応混合物を
1NHClで酸性化し、そして生成した固化を濾過し、追
加H2O(500ml)で洗滌し、ついでCH2Cl2(500m
l)に溶かし、乾燥(Na2SO4)し、濾過し、200mlに濃
縮し、そしてヘキサンで500mlに希釈した。生成した
物質を濾過し、ヘキサン(100ml)で洗滌し、そして
真空炉中に一夜置いた。全量6.1gのフェナンスロ
〔1,2−b〕フラン−2−メタノール(融点125〜
126゜)が得られ、それは指定した構造(C、H)に
つき正確に分析した。
14B. フェナンスロ〔1,2−b〕フラン−2−カ
ルブアルデヒド 磁気攪拌棒、還流冷却器、窒素導入管およびバブラーを
付した丸底フラスコに、フェナンスロ〔1,2−b〕フ
ラン−2−メタノール(14A、5.84g、23.5ミ
リモル)、マンガン酸バリウム(アルドリッチ、12.
06g、47ミリモル)および乾燥CH2Cl2(400ml)
を加えた。混合物を6時間還流し、濾過し、そして生成
した暗黄色溶液をシリカゲルの小さなブラグに通して濾
過して無機塩およびベースライン物質を除去した。溶媒
をついで回転蒸発により除去し、そしてCH2Cl2/ヘキサ
ンを使用して粗物質を再結晶して、乾燥後にフェナンス
ロ〔1,2−b〕フラン−2−カルブアルデヒド5.2
7g(91%収率)(融点169°)が得られ、それは
指定した構造(C、H)につき正確に分析した。
ルブアルデヒド 磁気攪拌棒、還流冷却器、窒素導入管およびバブラーを
付した丸底フラスコに、フェナンスロ〔1,2−b〕フ
ラン−2−メタノール(14A、5.84g、23.5ミ
リモル)、マンガン酸バリウム(アルドリッチ、12.
06g、47ミリモル)および乾燥CH2Cl2(400ml)
を加えた。混合物を6時間還流し、濾過し、そして生成
した暗黄色溶液をシリカゲルの小さなブラグに通して濾
過して無機塩およびベースライン物質を除去した。溶媒
をついで回転蒸発により除去し、そしてCH2Cl2/ヘキサ
ンを使用して粗物質を再結晶して、乾燥後にフェナンス
ロ〔1,2−b〕フラン−2−カルブアルデヒド5.2
7g(91%収率)(融点169°)が得られ、それは
指定した構造(C、H)につき正確に分析した。
14C. 2−メチル−2−〔(フェナンスロ〔1,2
−b〕フラン−2−イルメチル)アミノ−1,3−プロ
パンジオールメタンスルホン酸塩1/2水和物 例1に略述した方法を使用して、フェナンスロ〔1,2
−b〕フラン−2−カルブアルデヒド(14B)および
2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール
(アルドリッチ)は、2−メチル−2−〔(フェナンス
ロ〔1,2−b〕フラン−2−イルメチル)アミノ〕−
1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸塩1/2水
和物〔融点168〜170゜(分解)〕を57.1%収
率で与え、それは指定した構造(C、H、N、S)につ
き正確に分析した。
−b〕フラン−2−イルメチル)アミノ−1,3−プロ
パンジオールメタンスルホン酸塩1/2水和物 例1に略述した方法を使用して、フェナンスロ〔1,2
−b〕フラン−2−カルブアルデヒド(14B)および
2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール
(アルドリッチ)は、2−メチル−2−〔(フェナンス
ロ〔1,2−b〕フラン−2−イルメチル)アミノ〕−
1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸塩1/2水
和物〔融点168〜170゜(分解)〕を57.1%収
率で与え、それは指定した構造(C、H、N、S)につ
き正確に分析した。
例15(参考例) 2−メチル−2−〔(フェナンスロ〔1,2−b〕フラ
ン−11−イルメチル)−アミノ〕−1,3−プロパン
ジオール 15A. 11−ホルミル−フェナンスロ〔1,2−
b〕フラン−2−カルボン酸エチル 例2Bに略述した方法を使用して、フェナンスロ〔1,
2−b〕フラン−2−カルボン酸エチル(エイチ・ジー
・ファーマシューチカル・ラボラトリーズ社)は、アル
デヒドの粗混合物を54%収率で与え、それは精製する
ことなしに次の工程において使用した。この混合物の主
要成分、11−ホルミル−フェナンスロ〔1,2−b〕
フラン−2−カルボン酸エチル(融点***)の分析検
体は、カラムクロマトグラフィと引続く結晶化(CH2Cl2
/ヘキサン)により製造された。
ン−11−イルメチル)−アミノ〕−1,3−プロパン
ジオール 15A. 11−ホルミル−フェナンスロ〔1,2−
b〕フラン−2−カルボン酸エチル 例2Bに略述した方法を使用して、フェナンスロ〔1,
2−b〕フラン−2−カルボン酸エチル(エイチ・ジー
・ファーマシューチカル・ラボラトリーズ社)は、アル
デヒドの粗混合物を54%収率で与え、それは精製する
ことなしに次の工程において使用した。この混合物の主
要成分、11−ホルミル−フェナンスロ〔1,2−b〕
フラン−2−カルボン酸エチル(融点***)の分析検
体は、カラムクロマトグラフィと引続く結晶化(CH2Cl2
/ヘキサン)により製造された。
15B. フェナンスロ〔1,2−b〕フラン−11−
カルブアルデヒド 磁気攪拌棒、冷却器、窒素導入管およびバブラーを付し
た丸底フラスコに、11−ホルミル−フェナンスロ
〔1,2−b〕フラン−2−カルボン酸エチル(15
A、2.5g、7.8ミリモル)、1N水酸化ナトリウム
溶液(25ml)、THF(50ml)およびH2O(25ml)を
加えた。混合物を2時間、反応混合物が均一になるまで
還流した。混合物を1N HClで酸性化し、そして溶媒
を回転蒸発により除去した。粗固体をついで、銅粉末
(0.9g)およびキノリン(アルドリッチ、25ml)
と、150°で1時間加熱した。反応混合物を冷却し、
そしてキノリンを真空下に除去して、粗暗緑色固体を得
た。クロマトグラフィおよび結晶化(CH2Cl2/ヘキサ
ン)の後、フェナンスロ〔1,2−b〕フラン−11−
カルブアルデヒド0.71g(37%収率)(融点14
5〜150゜)が得られ、それは指定した構造(C、
H)につき正確に分析した。
カルブアルデヒド 磁気攪拌棒、冷却器、窒素導入管およびバブラーを付し
た丸底フラスコに、11−ホルミル−フェナンスロ
〔1,2−b〕フラン−2−カルボン酸エチル(15
A、2.5g、7.8ミリモル)、1N水酸化ナトリウム
溶液(25ml)、THF(50ml)およびH2O(25ml)を
加えた。混合物を2時間、反応混合物が均一になるまで
還流した。混合物を1N HClで酸性化し、そして溶媒
を回転蒸発により除去した。粗固体をついで、銅粉末
(0.9g)およびキノリン(アルドリッチ、25ml)
と、150°で1時間加熱した。反応混合物を冷却し、
そしてキノリンを真空下に除去して、粗暗緑色固体を得
た。クロマトグラフィおよび結晶化(CH2Cl2/ヘキサ
ン)の後、フェナンスロ〔1,2−b〕フラン−11−
カルブアルデヒド0.71g(37%収率)(融点14
5〜150゜)が得られ、それは指定した構造(C、
H)につき正確に分析した。
15C. 2−メチル−2−〔(フェナンスロ〔1,2
−b〕フラン−4−イルメチル)アミノ−1,3−プロ
パンジオールメタンスルホン酸塩 例1に略述した方法を使用して、フェナンスロ〔1,2
−b〕フラン−11−カルブアルデヒド(15B)およ
び2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール
(アルドリッチ)は、2−メチル−2−〔(フェナンス
ロ〔1,2−b〕フラン−11−イルメチル)アミノ〕
−1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸塩〔融点
186〜188°(分解)〕を57.6%収率で与え、
それは指定した構造(C、H、N、S)につき正確に分
析した。
−b〕フラン−4−イルメチル)アミノ−1,3−プロ
パンジオールメタンスルホン酸塩 例1に略述した方法を使用して、フェナンスロ〔1,2
−b〕フラン−11−カルブアルデヒド(15B)およ
び2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール
(アルドリッチ)は、2−メチル−2−〔(フェナンス
ロ〔1,2−b〕フラン−11−イルメチル)アミノ〕
−1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸塩〔融点
186〜188°(分解)〕を57.6%収率で与え、
それは指定した構造(C、H、N、S)につき正確に分
析した。
例16(参考例) 2−メチル−2−〔(フェナンスロ〔1,2−b〕チオ
フェン−2−イルメチル)−アミノ〕−1,3−プロパ
ンジオール 16A. フェナンスロ〔1,2−b〕チオフェン−2
−メタノール 14Aに略述した方法を使用して、フェナンスロ〔1,
2−b〕チオフェン−2−カルボン酸エチル(エイチ・
ジー・パールズ・ファーマシューチカル・ラボラトリー
ズ社)は、フェナンスロ〔1,2−b〕チオフェン−2
−エタノール(融点169〜170.5°)を98.0%
収率で与え、それは指定した構造(C、H、S)につき
正確に分析した。
フェン−2−イルメチル)−アミノ〕−1,3−プロパ
ンジオール 16A. フェナンスロ〔1,2−b〕チオフェン−2
−メタノール 14Aに略述した方法を使用して、フェナンスロ〔1,
2−b〕チオフェン−2−カルボン酸エチル(エイチ・
ジー・パールズ・ファーマシューチカル・ラボラトリー
ズ社)は、フェナンスロ〔1,2−b〕チオフェン−2
−エタノール(融点169〜170.5°)を98.0%
収率で与え、それは指定した構造(C、H、S)につき
正確に分析した。
16B. フェナンスロ〔1,2−b〕チオフェン−2
−カルブアルデヒド 14Bに略述した方法を使用して、フェナンスロ〔1,
2−b〕チオフェン−2−メタノール(16A)は、フ
ェナンスロ〔1,2−b〕チオフェン−2−カルブアル
デヒド(融点209〜210°)を82.9%収率で与
え、それは指定した構造(C、H、S)につき正確に分
析した。
−カルブアルデヒド 14Bに略述した方法を使用して、フェナンスロ〔1,
2−b〕チオフェン−2−メタノール(16A)は、フ
ェナンスロ〔1,2−b〕チオフェン−2−カルブアル
デヒド(融点209〜210°)を82.9%収率で与
え、それは指定した構造(C、H、S)につき正確に分
析した。
16C. 2−メチル−2−〔(フェナンスロ〔1,2
−b〕チオフェン−2−イルメチル)アミノ〕−1,3
−プロパンジオールメタンスルホン酸塩3/5水和物 例1に略述した方法を使用して、フェナンスロ〔1,2
−b〕チオフェン−2−カルブアルデヒド(16B)お
よび2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオー
ル(アルドリッチ)は、2−メチル−2−〔(フェナン
スロ〔1,2−b〕チオフェン−2−イル)メチル〕ア
ミノ−1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸塩3
/5水和物〔融点209〜209.5゜(分解)〕を8
2.7%収率で与え、それは指定した構造(C、H、
N、S)につき正確に分析した。
−b〕チオフェン−2−イルメチル)アミノ〕−1,3
−プロパンジオールメタンスルホン酸塩3/5水和物 例1に略述した方法を使用して、フェナンスロ〔1,2
−b〕チオフェン−2−カルブアルデヒド(16B)お
よび2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオー
ル(アルドリッチ)は、2−メチル−2−〔(フェナン
スロ〔1,2−b〕チオフェン−2−イル)メチル〕ア
ミノ−1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸塩3
/5水和物〔融点209〜209.5゜(分解)〕を8
2.7%収率で与え、それは指定した構造(C、H、
N、S)につき正確に分析した。
例17(参考例) 2−メチル−2−〔(フェナンスロ〔1,2−b〕チオ
フェン−11−イルメチル)−アミノ〕−1,3−プロ
パンジオール 17A. フェナンスロ〔1,2−b〕チオフェン−1
1−カルブアルデヒド 例2Bに略述した方法を使用して、フェナンスロ〔1,
2−b〕チオフェン−2−カルボン酸エチルをホルミル
化して、低収率のアルデヒドエステル類の混合物を得
た。混合物を例15Bにおける如く直接加水分解し、そ
して生成したアルデヒド酸類の粗混合物を例15Bにお
ける如く脱カルボキシル化して、アルデヒド類の粗混合
物を得た。混合物の主要成分、フェナンスロ〔1,2−
b〕チオフェン−11−カルブアルデヒド(融点16
1.5〜162.5゜)が、クロマトグラフィおよび結晶
化の後に、1連の全工程収率3.1%で得られ、そして
指定した構造(C、H、S)につき正確に分析した。
フェン−11−イルメチル)−アミノ〕−1,3−プロ
パンジオール 17A. フェナンスロ〔1,2−b〕チオフェン−1
1−カルブアルデヒド 例2Bに略述した方法を使用して、フェナンスロ〔1,
2−b〕チオフェン−2−カルボン酸エチルをホルミル
化して、低収率のアルデヒドエステル類の混合物を得
た。混合物を例15Bにおける如く直接加水分解し、そ
して生成したアルデヒド酸類の粗混合物を例15Bにお
ける如く脱カルボキシル化して、アルデヒド類の粗混合
物を得た。混合物の主要成分、フェナンスロ〔1,2−
b〕チオフェン−11−カルブアルデヒド(融点16
1.5〜162.5゜)が、クロマトグラフィおよび結晶
化の後に、1連の全工程収率3.1%で得られ、そして
指定した構造(C、H、S)につき正確に分析した。
17B. 2−メチル−2−〔(フェナンスロ〔1,2
−b〕チオフェン−11−イルメチル)アミノ〕−1,
3−プロパンジオール 例1に略述した方法を使用して、フェナンスロ〔1,2
−b〕チオフェン−11−カルブアルデヒド(17B)
および2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオ
ール(アルドリッチ)は、2−メチル−2−〔(フェナ
ンスロ〔1,2−b〕チオフェン−11−イルメチル)
アミノ〕−1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸
塩〔融点206〜207゜(分解)〕を56.5%収率
で与え、それは指定した構造(C、H、N、S)につき
正確に分析した。
−b〕チオフェン−11−イルメチル)アミノ〕−1,
3−プロパンジオール 例1に略述した方法を使用して、フェナンスロ〔1,2
−b〕チオフェン−11−カルブアルデヒド(17B)
および2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオ
ール(アルドリッチ)は、2−メチル−2−〔(フェナ
ンスロ〔1,2−b〕チオフェン−11−イルメチル)
アミノ〕−1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸
塩〔融点206〜207゜(分解)〕を56.5%収率
で与え、それは指定した構造(C、H、N、S)につき
正確に分析した。
例18(参考例) 2−メチル−2−〔(フェナンスロ〔4,3−b〕フラ
ン−2−イルメチル)−アミノ〕−1,3−プロパンジ
オール 18A. フェナンスロ〔4,3−b〕フラン−2−メ
タノール 例14Aに略述した方法を使用して、フェナンスロ
〔4,3−b〕フラン−2−カルボン酸エチル(エイチ
・ジー・パール・ファーマシューチカル・ラボラトリー
ズ社)は、フェナンスロ〔4,3−b〕フラン−2−メ
タノール(融点125〜126゜)を91.0%収率で与
え、それは指定した構造につき正確に分析した。
ン−2−イルメチル)−アミノ〕−1,3−プロパンジ
オール 18A. フェナンスロ〔4,3−b〕フラン−2−メ
タノール 例14Aに略述した方法を使用して、フェナンスロ
〔4,3−b〕フラン−2−カルボン酸エチル(エイチ
・ジー・パール・ファーマシューチカル・ラボラトリー
ズ社)は、フェナンスロ〔4,3−b〕フラン−2−メ
タノール(融点125〜126゜)を91.0%収率で与
え、それは指定した構造につき正確に分析した。
18B. フェナンスロ〔4,3−b〕フラン−2−カ
ルブアルデヒド 例14Bに略述した方法を使用して、フェナンスロ
〔4,3−b〕フラン−2−メタノール(18A)は、
フェナンスロ〔4,3−b〕フラン−2−カルブアルデ
ヒド(融点169゜)の91.2%収率を与え、それは
指定した構造につき正確に分析した。
ルブアルデヒド 例14Bに略述した方法を使用して、フェナンスロ
〔4,3−b〕フラン−2−メタノール(18A)は、
フェナンスロ〔4,3−b〕フラン−2−カルブアルデ
ヒド(融点169゜)の91.2%収率を与え、それは
指定した構造につき正確に分析した。
18C. 2−メチル−2−〔(フェナンスロ〔4,3
−b〕フラン−2−イルメチル)アミノ〕−1,3−プ
ロパンジオールメタンスルホン酸塩 例1に略述した方法を使用して、フェナンスロ〔4,3
−b〕フラン−2−カルブアルデヒド(18B)および
2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール
(アルドリッチ)は、2−メチル−2−〔(フェナンス
ロ〔4,3−b〕フラン−2−イルメチル)アミノ〕−
1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸塩〔融点1
86〜188゜(分解)〕を56.5%収率で与え、そ
れは指定した構造(C、H、N、S)につき正確に分析
した。
−b〕フラン−2−イルメチル)アミノ〕−1,3−プ
ロパンジオールメタンスルホン酸塩 例1に略述した方法を使用して、フェナンスロ〔4,3
−b〕フラン−2−カルブアルデヒド(18B)および
2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール
(アルドリッチ)は、2−メチル−2−〔(フェナンス
ロ〔4,3−b〕フラン−2−イルメチル)アミノ〕−
1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸塩〔融点1
86〜188゜(分解)〕を56.5%収率で与え、そ
れは指定した構造(C、H、N、S)につき正確に分析
した。
例19(参考例) 2−メチル−2−〔(フェナンスロ〔4,3−b〕チオ
フェン−7−イルメチル)−アミノ〕−1,3−プロパ
ンジオール 19A. フェナンスロ〔4,3−b〕チオフェン−7
−カルブアルデヒド 例17Aに略述した方法を使用して、フェナンスロ
〔4,3−b〕チオフェン−2−カルボン酸エチル(エ
イチ・ジーパールズ・・ファーマシューチカル・ラボラ
トリーズ社)は、フェナンスロ〔4,3−b〕チオフェ
ン−7−カルブアルデヒド(融点173〜177°)の
6.7%収率を与え、それは指定した構造(C、H、
S)につき正確に分析した。
フェン−7−イルメチル)−アミノ〕−1,3−プロパ
ンジオール 19A. フェナンスロ〔4,3−b〕チオフェン−7
−カルブアルデヒド 例17Aに略述した方法を使用して、フェナンスロ
〔4,3−b〕チオフェン−2−カルボン酸エチル(エ
イチ・ジーパールズ・・ファーマシューチカル・ラボラ
トリーズ社)は、フェナンスロ〔4,3−b〕チオフェ
ン−7−カルブアルデヒド(融点173〜177°)の
6.7%収率を与え、それは指定した構造(C、H、
S)につき正確に分析した。
19B. 2−メチル−2−〔(フェナンスロ〔4,3
−b〕チオフェン−7−イルメチル)アミノ〕−1,3
−ジオールメタンスルホン酸塩1/4水和物 例1に略述した方法を使用して、フェナンスロ〔4,3
−b〕チオフェン−7−カルブアルデヒド(19A)お
よび2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオー
ル(アルドリッチ)は、2−メチル−2−〔(フェナン
スロ〔4,3−b〕チオフェン−7−イルメチル)アミ
ノ〕−1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸塩1
/4水和物〔融点189〜191゜(分解)〕を53.8
%収率で与え、それは指定した構造(C、H、N、S)
につき正確に分析した。
−b〕チオフェン−7−イルメチル)アミノ〕−1,3
−ジオールメタンスルホン酸塩1/4水和物 例1に略述した方法を使用して、フェナンスロ〔4,3
−b〕チオフェン−7−カルブアルデヒド(19A)お
よび2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオー
ル(アルドリッチ)は、2−メチル−2−〔(フェナン
スロ〔4,3−b〕チオフェン−7−イルメチル)アミ
ノ〕−1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸塩1
/4水和物〔融点189〜191゜(分解)〕を53.8
%収率で与え、それは指定した構造(C、H、N、S)
につき正確に分析した。
例20(参考例) 2−メチル−2−〔(フェナンスロ〔9,10−b〕フ
ラン−2−イルメチル)−アミノ〕−1,3−プロパン
ジオール 20A. 例2に略述した方法を使用して、フェナンス
ロ〔9,10−b〕フラン〔ミュラー(P.Muller)およ
びパイファー(J.Pfyffer)、キミア(Chimia)、3
8、79(1984)の方法により製造〕は、フェナンスロ
〔9,10−b〕フラン−2−カルブアルデヒド(融点
84〜85°)を32.8%収率で与え、それは指定し
た構造(C、H)につき正確に分析した。
ラン−2−イルメチル)−アミノ〕−1,3−プロパン
ジオール 20A. 例2に略述した方法を使用して、フェナンス
ロ〔9,10−b〕フラン〔ミュラー(P.Muller)およ
びパイファー(J.Pfyffer)、キミア(Chimia)、3
8、79(1984)の方法により製造〕は、フェナンスロ
〔9,10−b〕フラン−2−カルブアルデヒド(融点
84〜85°)を32.8%収率で与え、それは指定し
た構造(C、H)につき正確に分析した。
20B. 2−メチル−2−〔(フェナンスロ〔9,1
0−b〕フラン−2−イルメチル)アミノ〕−1,3−
プロパンジオールメタンスルホン酸塩1/5水和物1/
5EtOH 例1に略述した方法を使用して、フェナンスロ〔9,1
0−b〕フラン−2−カルブアルデヒド(20A)およ
び2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール
(アルドリッチ)は、2−メチル−2−〔(フェナンス
ロ〔9,10−b〕フラン−2−イルメチル)アミノ〕
−1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸塩1/5
水和物1/5EtOH〔融点218〜219°(分解)〕を
39.2%収率で与え、それは指定した構造(C、H、
N、S)につき正確に分析した。
0−b〕フラン−2−イルメチル)アミノ〕−1,3−
プロパンジオールメタンスルホン酸塩1/5水和物1/
5EtOH 例1に略述した方法を使用して、フェナンスロ〔9,1
0−b〕フラン−2−カルブアルデヒド(20A)およ
び2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール
(アルドリッチ)は、2−メチル−2−〔(フェナンス
ロ〔9,10−b〕フラン−2−イルメチル)アミノ〕
−1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸塩1/5
水和物1/5EtOH〔融点218〜219°(分解)〕を
39.2%収率で与え、それは指定した構造(C、H、
N、S)につき正確に分析した。
例21(参考例) 2−メチル−2−〔(フェナンスロ〔9,10−c〕チ
オフェン−1−イルメチル)アミノ〕−1,3−プロパ
ンジオール 21A. フェナンスロ〔9,10−c〕チオフェン−
1−カルブアルデヒド 例2に略述した方法を使用して、フェナンスロ〔9,1
0−c〕チオフェン(エイチ・ジー・パールズ・ファー
マシューチカル・ラボラトリーズ社)は、フェナンスロ
〔9,10−c〕チオフェン−1−カルブアルデヒド
(融点198〜199°)を85.9%収率で与え、そ
れは指定した構造(C、H、S)につき正確に分析し
た。
オフェン−1−イルメチル)アミノ〕−1,3−プロパ
ンジオール 21A. フェナンスロ〔9,10−c〕チオフェン−
1−カルブアルデヒド 例2に略述した方法を使用して、フェナンスロ〔9,1
0−c〕チオフェン(エイチ・ジー・パールズ・ファー
マシューチカル・ラボラトリーズ社)は、フェナンスロ
〔9,10−c〕チオフェン−1−カルブアルデヒド
(融点198〜199°)を85.9%収率で与え、そ
れは指定した構造(C、H、S)につき正確に分析し
た。
21B. 2−メチル−2−〔(フェナンスロ〔9,1
0−c〕チオフェン−1−イルメチル)アミノ〕−1,
3−プロパンジオールメタンスルホン酸塩1/4水和物 例1に略述した方法を使用して、フェナンスロ〔9,1
0−c〕チオフェン−1−カルブアルデヒド(21A)
および2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオ
ール(アルドリッチ)は、2−メチル−2−〔(フェナ
ンスロ〔9,10−c〕チオフェン−1−イルメチル)
アミノ〕−1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸
塩1/4水和物〔融点180〜187゜(分解)〕を3
9.2%収率で与え、それは指定した構造(C、H、
N、S)につき正確に分析した。
0−c〕チオフェン−1−イルメチル)アミノ〕−1,
3−プロパンジオールメタンスルホン酸塩1/4水和物 例1に略述した方法を使用して、フェナンスロ〔9,1
0−c〕チオフェン−1−カルブアルデヒド(21A)
および2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオ
ール(アルドリッチ)は、2−メチル−2−〔(フェナ
ンスロ〔9,10−c〕チオフェン−1−イルメチル)
アミノ〕−1,3−プロパンジオールメタンスルホン酸
塩1/4水和物〔融点180〜187゜(分解)〕を3
9.2%収率で与え、それは指定した構造(C、H、
N、S)につき正確に分析した。
抗腫瘍スクリーニング結果 それら化合物の抗腫瘍活性を評価する方法は、基本的に
デベロプメント・セラピューティックス・プログラム
(Development Therapeutics Program)によるツモール
・パネル(Tumor Panel)、デビジョン・オブ・キャン
サー・トリートメント(Division of cancer Treatmen
t)、ナショナル・キャンサー・インスチチュート(Nat
ional Cancer Institute)、ゴルジン(A.Goldin)等、
メソオズ・イン・キャンサー・リサーチ(Methods in C
ancer Research)、XVI巻、165頁、アカデミック・
プレス(Academic Press)、(1979)において使用された
ものである。用量水準およびスケジュールの若干の改変
を、試験有効性を増加するために行った。
デベロプメント・セラピューティックス・プログラム
(Development Therapeutics Program)によるツモール
・パネル(Tumor Panel)、デビジョン・オブ・キャン
サー・トリートメント(Division of cancer Treatmen
t)、ナショナル・キャンサー・インスチチュート(Nat
ional Cancer Institute)、ゴルジン(A.Goldin)等、
メソオズ・イン・キャンサー・リサーチ(Methods in C
ancer Research)、XVI巻、165頁、アカデミック・
プレス(Academic Press)、(1979)において使用された
ものである。用量水準およびスケジュールの若干の改変
を、試験有効性を増加するために行った。
リンパ球白血病P388/0試験 体重20±3gの同性のCD2−F1マウスを、この試
験に使用する。対照および試験動物に、生きたP388
/0腫瘍細胞106の懸濁液を0日に腹腔内注射する。
各試験において、化合物についてLD20をくくるいくつか
の用量水準を評価し;各用量水準群は、動物6匹を含
む。試験化合物は、0.05%ツイーンを含有する生理
的食塩水中または5%デキストロースを含有する蒸留水
中のいずれかで調製し、そして腫瘍接種から1、5およ
び9日目に腹腔内投与する。用量は、個々の動物の体重
に従い、mg/kg基準である。各動物の死亡の日を記録
し、各群につき中央値をとり、処理群(T)/対照群(C)に
ついての中央生存時間の比率を計算する。活性の基準
は、T/C×100120%である。P388/0試
験の結果を下記表Iにまとめる。
験に使用する。対照および試験動物に、生きたP388
/0腫瘍細胞106の懸濁液を0日に腹腔内注射する。
各試験において、化合物についてLD20をくくるいくつか
の用量水準を評価し;各用量水準群は、動物6匹を含
む。試験化合物は、0.05%ツイーンを含有する生理
的食塩水中または5%デキストロースを含有する蒸留水
中のいずれかで調製し、そして腫瘍接種から1、5およ
び9日目に腹腔内投与する。用量は、個々の動物の体重
に従い、mg/kg基準である。各動物の死亡の日を記録
し、各群につき中央値をとり、処理群(T)/対照群(C)に
ついての中央生存時間の比率を計算する。活性の基準
は、T/C×100120%である。P388/0試
験の結果を下記表Iにまとめる。
製剤例 A.錠剤 式Iの化合物(メタンスルホン酸塩として) 500.0mg 前ゼラチン化コーンスターチ 60.0mg ナトリウムデンプングリコレート36.0mg ステアリン酸マグネシウム 4.0mg 式Iの化合物を微細に粉砕し、そして粉末化した賦形
剤、前ゼラチン化コーンスターチおよびナトリウムデン
プングリコレートと緊密に混合する。粉末を精製水で湿
潤して顆粒を形成させる。顆粒を乾燥し、そしてステア
リン酸マグネシウムと混合する。調合物をついで、重量
各約600mgの錠剤に圧縮する。
剤、前ゼラチン化コーンスターチおよびナトリウムデン
プングリコレートと緊密に混合する。粉末を精製水で湿
潤して顆粒を形成させる。顆粒を乾燥し、そしてステア
リン酸マグネシウムと混合する。調合物をついで、重量
各約600mgの錠剤に圧縮する。
B.錠剤 本発明の化合物 500.0mg コーンスターチ 70.0mg 乳糖 83.8mg ステアリン酸マグネシウム 4.2mg ポリビニールピロリドン 14.0mg ステアリン酸 28.0mg 本発明の化合物を微細に粉砕し、そして粉末化した賦形
剤、コーンスターチおよび乳糖と緊密に混合する。粉末
を精製水および変性アルコールに溶かしたポリビニール
ピロリドンの溶液で湿潤して顆粒を形成させる。顆粒を
乾燥し、そして粉末化したステアリン酸およびステアリ
ン酸マグネシウムと混合した。調合物をついで重量各約
700mgの錠剤に圧縮した。
剤、コーンスターチおよび乳糖と緊密に混合する。粉末
を精製水および変性アルコールに溶かしたポリビニール
ピロリドンの溶液で湿潤して顆粒を形成させる。顆粒を
乾燥し、そして粉末化したステアリン酸およびステアリ
ン酸マグネシウムと混合した。調合物をついで重量各約
700mgの錠剤に圧縮した。
C.カプセル剤 本発明の化合物 500.0mg コーンスターチ 50.0mg ステアリン酸マグネシウム 3.0mg 微細に分割した本発明の化合物を粉末化したコーンスタ
ーチと混合し、そして変性アルコールで湿潤して粉末を
濃密化した。乾燥した粉末をステアリン酸と混合し、そ
して硬殻ゼラチンカプセルに充填した。
ーチと混合し、そして変性アルコールで湿潤して粉末を
濃密化した。乾燥した粉末をステアリン酸と混合し、そ
して硬殻ゼラチンカプセルに充填した。
D.シロップ剤 本発明の化合物 250.0mg エタノール 250.0mg グリセリン 500.0mg ショ糖 3500.0mg 香料 適量 着色料 適量 防腐剤 0.1% 精製水 適量 全量5.0ml 本発明の化合物を、エタノール、グリセリンおよび1部
分の精製水に溶かす。ショ糖および防腐剤を他の部分の
熱精製水に溶かし、ついで着色料を加えて溶かす。2つ
の溶液を混合し、そして冷却し、香料を加える。精製水
を最終容量まで加える。生成したシロップを充分に混合
する。
分の精製水に溶かす。ショ糖および防腐剤を他の部分の
熱精製水に溶かし、ついで着色料を加えて溶かす。2つ
の溶液を混合し、そして冷却し、香料を加える。精製水
を最終容量まで加える。生成したシロップを充分に混合
する。
静脉注射剤 本発明の化合物(メタンスルホン酸塩として)5.0mg グリセリン 等張のため適量 防腐剤 0.1% 塩酸または水酸化ナトリウム pH調節のため必要に応
じ 注射用水 適量 全量1ml 本発明の化合物および防腐剤を、グリセリンおよび1部
分の注射用水に加えた。pHを塩酸または水酸化ナトリウ
ムで調節する。注射用水を最終容量まで加え、そして溶
液が充分に混合した後に完成する。溶液を0.22マイ
クロメートル膜に通して濾過することにより滅菌し、そ
して10ml容のアンプルまたはバイアルに無菌的に充填
する。
じ 注射用水 適量 全量1ml 本発明の化合物および防腐剤を、グリセリンおよび1部
分の注射用水に加えた。pHを塩酸または水酸化ナトリウ
ムで調節する。注射用水を最終容量まで加え、そして溶
液が充分に混合した後に完成する。溶液を0.22マイ
クロメートル膜に通して濾過することにより滅菌し、そ
して10ml容のアンプルまたはバイアルに無菌的に充填
する。
Claims (2)
- 【請求項1】2-メチル-2-[{(7-メチル-7H-ベンゾ[C]-
カルバゾール-10-イル)メチル}アミノ]−1,3−プ
ロパンジオールおよびその塩。 - 【請求項2】活性成分として2-メチル-2-[{(7-メチル
-7H-ベンゾ[C]-カルバゾール-10-イル)メチル}アミ
ノ]-1,3-プロパンジオールまたはその塩を含有する抗
腫瘍剤。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB848428929A GB8428929D0 (en) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | Polycyclic biocidal compounds |
GB8522754 | 1985-09-13 | ||
GB8428929 | 1985-09-13 | ||
GB858522754A GB8522754D0 (en) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | Polycyclic compounds |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1169724A Division JPH0637468B2 (ja) | 1984-11-15 | 1989-06-30 | 殺生物多環化合物およびそれらを含有する医薬製剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61158961A JPS61158961A (ja) | 1986-07-18 |
JPH06744B2 true JPH06744B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=26288459
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60255826A Expired - Lifetime JPH06744B2 (ja) | 1984-11-15 | 1985-11-14 | 抗腫瘍剤 |
JP1169724A Expired - Lifetime JPH0637468B2 (ja) | 1984-11-15 | 1989-06-30 | 殺生物多環化合物およびそれらを含有する医薬製剤 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1169724A Expired - Lifetime JPH0637468B2 (ja) | 1984-11-15 | 1989-06-30 | 殺生物多環化合物およびそれらを含有する医薬製剤 |
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Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0182608B1 (ja) |
JP (2) | JPH06744B2 (ja) |
KR (1) | KR900008814B1 (ja) |
AR (1) | AR245105A1 (ja) |
AT (1) | ATE86251T1 (ja) |
AU (1) | AU590527B2 (ja) |
CA (1) | CA1256114A (ja) |
DE (1) | DE3587138T2 (ja) |
DK (1) | DK170733B1 (ja) |
EG (1) | EG17620A (ja) |
ES (3) | ES8702905A1 (ja) |
FI (1) | FI854490A (ja) |
GR (1) | GR852764B (ja) |
HU (1) | HU202510B (ja) |
IL (1) | IL77055A (ja) |
MC (1) | MC1708A1 (ja) |
NO (1) | NO169771C (ja) |
PH (1) | PH25904A (ja) |
PL (2) | PL150888B1 (ja) |
PT (1) | PT81488B (ja) |
RU (1) | RU2060249C1 (ja) |
ZW (1) | ZW19985A1 (ja) |
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GB8611762D0 (en) * | 1986-05-14 | 1986-06-25 | Wellcome Found | Polycyclic biocidal compounds |
WO1991014688A1 (en) * | 1990-03-20 | 1991-10-03 | The Wellcome Foundation Limited | Hetero polycyclic biocidal compounds and their use in medecine |
WO2005007865A1 (ja) * | 2003-07-17 | 2005-01-27 | Kaneka Corporation | 光学活性α-メチルシステイン誘導体の製造方法 |
US20080146655A1 (en) * | 2005-02-16 | 2008-06-19 | Md Bioalpha Co., Ltd. | Pharmaceutical Composition for the Treatment or Prevention of Diseases Involving Obesity, Diabetes, Metabolic Syndrome, Neuro-Degenerative Diseases and Mitochondria Dyfunction Diseases |
KR101193182B1 (ko) | 2009-09-02 | 2012-10-19 | 삼성디스플레이 주식회사 | 유기 발광 소자 |
RU2500670C1 (ru) * | 2012-08-07 | 2013-12-10 | Федеральное Государственное Бюджетное Образовательное Учреждение Высшего Профессионального Образования "Нижегородский Государственный Университет Им. Н.И. Лобачевского" | ПРОИЗВОДНОЕ 1',2',3'-ТРИМЕТОКСИБЕНЗО[4',5':4,5]-6,7-ДИГИДРОЦИКЛОГЕПТА-[2,3-e]-1H-1-МЕТИЛИНДОЛА И ЕГО ПРИМЕНЕНИЕ |
RU2500671C1 (ru) * | 2012-08-07 | 2013-12-10 | Федеральное Государственное Бюджетное Образовательное Учреждение Высшего Профессионального Образования "Нижегородский Государственный Университет Им. Н.И. Лобачевского" | ПРОИЗВОДНОЕ 1',2',3'-ТРИМЕТОКСИБЕНЗО[4',5':4,5]-6,7-ДИГИДРОЦИКЛОГЕПТА-[3,2-f]-1H-1-МЕТИЛИНДОЛА И ЕГО ПРИМЕНЕНИЕ |
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US4219657A (en) * | 1977-12-19 | 1980-08-26 | Hoffmann-La Roche Inc. | Dibenzothiophenes |
GB8313571D0 (en) * | 1983-05-17 | 1983-06-22 | Wellcome Found | Chemical compounds |
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1985
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- 1985-11-14 AR AR85302270A patent/AR245105A1/es active
- 1985-11-14 HU HU854343A patent/HU202510B/hu not_active IP Right Cessation
- 1985-11-14 PH PH33056A patent/PH25904A/en unknown
- 1985-11-14 AT AT85308278T patent/ATE86251T1/de not_active IP Right Cessation
- 1985-11-14 KR KR1019850008499A patent/KR900008814B1/ko not_active IP Right Cessation
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- 1985-11-14 PL PL1985256261A patent/PL150815B1/pl unknown
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-
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