JPH0674355U - ポップアップ折丁 - Google Patents
ポップアップ折丁Info
- Publication number
- JPH0674355U JPH0674355U JP2006693U JP2006693U JPH0674355U JP H0674355 U JPH0674355 U JP H0674355U JP 2006693 U JP2006693 U JP 2006693U JP 2006693 U JP2006693 U JP 2006693U JP H0674355 U JPH0674355 U JP H0674355U
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- JP
- Japan
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- pop
- web
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 巻取紙輪転印刷機で印刷し巻取紙輪転印刷機
とインラインで加工出来るポップアップ折丁の提供。 【構成】 第1紙葉1と第3紙葉3の間に二つ折りされ
た第2紙葉2を挟み込み、第2紙葉2の折罫cと反対側
の1隅部を三角形状に第1紙葉1と第3紙葉3に貼合す
る。
とインラインで加工出来るポップアップ折丁の提供。 【構成】 第1紙葉1と第3紙葉3の間に二つ折りされ
た第2紙葉2を挟み込み、第2紙葉2の折罫cと反対側
の1隅部を三角形状に第1紙葉1と第3紙葉3に貼合す
る。
Description
【0001】
本考案は、見開いたときに頁紙葉の一部が紙面から飛び出すポップアップ折丁 に関する。
【0002】
近時、雑誌の広告頁等にポップアップする加工物を貼込んだり、ダイレクトメ ールの一部をポップアップするようにしたりして、雑誌の読者やダイレクトメー ルの受信人の目を引こうとすることが行われている。
【0003】
従来のホップアップする加工物はかなり厚い紙で製造され、構造もかなり複雑 である。そのため、従来のポップアップする加工物はその印刷を巻取紙輪転印刷 機で行うことは出来ず、またその折り,糊付け,打ち抜き等の加工を全て加工機 によって行うことは難しく手作業で行わざるを得ない部分を含みがちであった。 一方、近時、情報伝達の迅速化の要請,印刷業界における競争の激化等により 印刷物の納期は益々短縮化されている。そのため、雑誌等の本文は高速の巻取紙 輪転印刷機で印刷されている。しかるに、前述のように従来のポップアップする 加工物は巻取紙輪転印刷機で印刷することは出来ず、その加工も巻取紙輪転印刷 機とインラインで行うことは出来ない。そのため、従来のポップアップする加工 物は時代の要請について行けず、雑誌,ダイレクトメール等の一部をポップアッ プさせて看者の注意を引きたいという出版社や広告主等からの要請に事実上答え られないという問題を生じている。
【0004】 本考案は前記の問題点を解決し、雑誌の本文等と同じく巻取紙輪転印刷機で印 刷して巻取紙輪転印刷機とインラインで加工することにより納期を大巾に短縮し 得るポップアップ折丁を提供するものである。
【0005】
上記の目的を達成するため本考案はポップアップ折丁を、本の本文に貼込まれ 又はパンフレット等として使用される折丁であって、任意の折罫により折り畳ま れた第2紙葉と、該第2紙葉の前後に重ね合わされた第1紙葉と第3紙葉とを備 え、前記第2紙葉の前記折罫と反対側の隅部の一方が前記第1紙葉と第3紙葉と にそれぞれ略三角形状に貼合されているものとして構成した。
【0006】
この考案のポップアップ折丁は、巻取紙輪転印刷機で印刷し巻取紙輪転印刷機 とインラインで加工することが出来る。
【0007】
図により本考案の一実施例を説明する。 先ず、図2に示すように、オフセット巻取紙輪転印刷機により印刷紙Bに仮想 線で示すスリット線a,bを介して第1紙葉1,第2紙葉2,第3紙葉3を印刷 する。第1紙葉1と第3紙葉3は表裏両面に印刷を施す。第2紙葉2は仮想線で 示す折罫cにより更に起立片20,21に区分し、印刷は起立片20,21の表 面側にのみ施す。本実施例では起立片20,21の左右巾を同じにしたが、起立 片20,21の左右巾は異ならせてもよい。 次に、ターニングユニットにより印刷紙Bをスリット線a,bに沿って流れ方 向と平行にスリットした後、プラウフォルダーにより起立片20を折罫cに沿っ て起立片21の裏面に折り重ねる(図3)。 次いで、ウエットパターングルアーにより接着剤4を、図3に示すように、第 1紙葉1の右下の隅部10と起立片21の右下の隅部22とにそれぞれ略三角形 状に塗布する。 続いて、プラウフォルダーにより第2紙葉2と第1紙葉1を平行移動させて第 3紙葉3の下に上から第2紙葉2,第1紙葉1の順に重ならせ、接着剤4により 隅部22を第3紙葉3に貼着するとともに、隅部10を起立片20に貼着する。 以上により、第2紙葉2の折罫cと反対側の隅部の一方が第1紙葉1と第3紙 葉3とにそれぞれ略三角形状に貼合され、本実施例のポップアップ折丁Aの製造 を終わる(図4)。 図4のように製造したポップアップ折丁Aは、図5に示すように第3紙葉3の 外面に接着剤5を塗布し、その接着剤5によりオフセット巻取紙輪転印刷機によ り印刷された雑誌の広告頁6に貼込んで使用する(図6)。
【0008】 雑誌を購入した読者が広告頁6に貼込まれているポップアップ折丁Aの第1紙 葉1を摘持して開けると、図1に示すように折罫cが折り戻され、表面にパター ン等が印刷された起立片20,21が横断面くの字状に拡がって第1紙葉1及び 第3紙葉3の面から略垂直に飛び出す。これにより、読者は強いインパクトを受 け、当該雑誌の広告機能は高まる。
【0009】 本考案は前記の実施例に限定されるものではなく、第1紙葉,第2紙葉,第3 紙葉,並びに二つの起立片の形状,大きさ等は任意に定めてよい。 また、前記の実施例では雑誌の広告頁に貼込み、かつ貼込み用の接着剤の塗布 位置を図5に示したが、貼込みの対象,方法等は如何なるものであってもよく、 例えば雑誌の本文頁に第1紙葉の外面全体を貼着したり、幼児用絵本の見開き2 頁の各頁に第1紙葉と第3紙葉を貼着する等であってもよい。 また、雑誌等に貼込まずにそのまゝ封筒等に入れてダイレクトメールとして使 用してもよい。 また、用紙の厚さ,製造方法等は如何なるものであってもよく、例えばかなり 厚みのある紙を用いて手作業で製造する等であってもよい。
【0010】
本考案は上記のように構成され、第1紙葉と第3紙葉とを見開き状とすること により第2紙葉をポップアップさせることが出来る。そのため、雑誌の広告頁に 貼込んだり、そのまゝダイレクトメールとして使用したりして雑誌やダイレクト メールの広告機能を高めたり、幼児用絵本その他の書籍類に貼込んでそれ等の書 籍類の付加価値を高めたりすることが出来る。 また、構造が極めて簡単で、比較的厚みの少ない紙で製造してもポップアップ させることが出来るため、巻取紙輪転印刷機で印刷し、巻取紙輪転印刷機とイン ラインで加工することが出来る。そのため、高能率で大量生産することが出来、 出版社や広告主等の短納期の要請に十分に対応することが出来る。
【図1】本考案の一実施例の使用状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】同実施例の作成途中の状態を示す平面図であ
る。
る。
【図3】同実施例の作成途中の状態を示す平面図であ
る。
る。
【図4】同実施例の平面図である。
【図5】同実施例の使用途中の状態を示す平面図であ
る。
る。
【図6】同実施例の使用状態を示す斜視図である。
A ポップアップ折丁 B 印刷紙 1 第1紙葉 2 第2紙葉 3 第3紙葉 4 接着剤 5 接着剤 6 広告頁 10 隅部 20 起立片 21 起立片 22 隅部 a スリット線 b スリット線 c 折罫
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B42D 15/04 A 7008−2C
Claims (1)
- 【請求項1】 本の本文に貼込まれ又はパンフレット等
として使用される折丁であって、任意の折罫により折り
畳まれた第2紙葉と、該第2紙葉の前後に重ね合わされ
た第1紙葉と第3紙葉とを備え、前記第2紙葉の前記折
罫と反対側の隅部の一方が前記第1紙葉と第3紙葉とに
それぞれ略三角形状に貼合されていることを特徴とする
ポップアップ折丁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993020066U JP2607231Y2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | ポップアップ折丁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993020066U JP2607231Y2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | ポップアップ折丁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0674355U true JPH0674355U (ja) | 1994-10-21 |
JP2607231Y2 JP2607231Y2 (ja) | 2001-05-28 |
Family
ID=12016725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993020066U Expired - Fee Related JP2607231Y2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | ポップアップ折丁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2607231Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015044294A (ja) * | 2013-08-27 | 2015-03-12 | 有限会社篠原紙工 | ポップアップ紙製品の製造方法 |
WO2018037757A1 (ja) * | 2016-08-25 | 2018-03-01 | 株式会社ウイル・コーポレーション | 返信用葉書付き広告印刷物 |
-
1993
- 1993-03-29 JP JP1993020066U patent/JP2607231Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015044294A (ja) * | 2013-08-27 | 2015-03-12 | 有限会社篠原紙工 | ポップアップ紙製品の製造方法 |
WO2018037757A1 (ja) * | 2016-08-25 | 2018-03-01 | 株式会社ウイル・コーポレーション | 返信用葉書付き広告印刷物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2607231Y2 (ja) | 2001-05-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |