JPH0674179A - 回転式圧縮機 - Google Patents
回転式圧縮機Info
- Publication number
- JPH0674179A JPH0674179A JP22693092A JP22693092A JPH0674179A JP H0674179 A JPH0674179 A JP H0674179A JP 22693092 A JP22693092 A JP 22693092A JP 22693092 A JP22693092 A JP 22693092A JP H0674179 A JPH0674179 A JP H0674179A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- shaft
- cylinder
- baffle plate
- electric element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、副軸受と吐出カバーの間に、樹脂
コーティングを施したバッフルプレート、または四弗化
エチレン製のバッフルプレートを介在させることによ
り、副軸受とバッフルプレート、バッフルプレートと吐
出カバーの間からの圧縮ガスの吹き出しを防止すること
を目的とする。 【構成】 副軸受７と吐出カバー１７の間に樹脂コーテ
ィングを施したバッフルプレート、または四弗化エチレ
ン製のバッフルプレート２０介在させた構成となってい
る。
コーティングを施したバッフルプレート、または四弗化
エチレン製のバッフルプレートを介在させることによ
り、副軸受とバッフルプレート、バッフルプレートと吐
出カバーの間からの圧縮ガスの吹き出しを防止すること
を目的とする。 【構成】 副軸受７と吐出カバー１７の間に樹脂コーテ
ィングを施したバッフルプレート、または四弗化エチレ
ン製のバッフルプレート２０介在させた構成となってい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍冷蔵庫の冷凍装置
に用いられる回転式圧縮機に関するものである。
に用いられる回転式圧縮機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】以下、図面を参照しながら、従来の回転
式圧縮機について説明する。第３図及び第４図は公開特
許公報６２−１３０９５号に示されている横型回転式圧
縮機を示すもので、１は横手方向に長い略円筒形の圧縮
容器で、ステータ２及びロータ３からなる電動要素Ｍ、
及びこの電動要素Ｍによって駆動される圧縮装置Ｃが収
納されている。４はオイルで、前記密閉容器１の下方に
溜っている。５はシリンダ、６は主軸受、７は副軸受で
前記シリンダ５の両端を気密的に閉塞し、前記圧縮室８
を形成する。
式圧縮機について説明する。第３図及び第４図は公開特
許公報６２−１３０９５号に示されている横型回転式圧
縮機を示すもので、１は横手方向に長い略円筒形の圧縮
容器で、ステータ２及びロータ３からなる電動要素Ｍ、
及びこの電動要素Ｍによって駆動される圧縮装置Ｃが収
納されている。４はオイルで、前記密閉容器１の下方に
溜っている。５はシリンダ、６は主軸受、７は副軸受で
前記シリンダ５の両端を気密的に閉塞し、前記圧縮室８
を形成する。
【０００３】９は前記ロータ３と結合されたシャフト偏
芯部１０を有し、１１は前記偏芯部１０に嵌装されたロ
ーラで、前記圧縮室８に内接している。１２はベーンで
バネ３で押圧されて前記ローラ１１に接し前記圧縮室８
を高・低圧室に仕切っている。１６は前記副軸受７に設
けられた吐出バルブである。１８は副軸受７とカップ状
の吐出カバー１７間に介在するバッフルプレートであ
り、この前記バッフルプレート１８により前記吐出カバ
ー１７のカップ状部を吐出チャンバー１７ａとして形成
している。
芯部１０を有し、１１は前記偏芯部１０に嵌装されたロ
ーラで、前記圧縮室８に内接している。１２はベーンで
バネ３で押圧されて前記ローラ１１に接し前記圧縮室８
を高・低圧室に仕切っている。１６は前記副軸受７に設
けられた吐出バルブである。１８は副軸受７とカップ状
の吐出カバー１７間に介在するバッフルプレートであ
り、この前記バッフルプレート１８により前記吐出カバ
ー１７のカップ状部を吐出チャンバー１７ａとして形成
している。
【０００４】前記吐出カバー１７中央部には湾曲した給
油管１５が固定され前記吐出カバー１７と一体化され
て、前記副軸受７の凸形状部７ａに軽圧入されている。
前記給油管１５の一端は前記オイル４中に開口され、内
部に前記シャフト９に固定された前記給油スプリング１
４が配置されている。
油管１５が固定され前記吐出カバー１７と一体化され
て、前記副軸受７の凸形状部７ａに軽圧入されている。
前記給油管１５の一端は前記オイル４中に開口され、内
部に前記シャフト９に固定された前記給油スプリング１
４が配置されている。
【０００５】以上のような構成において、ロータ３の回
転はシャフト９に伝わり、前記シャフト９に固定されて
いる給油スプリング１４は副軸受７と吐出カバー１７に
固定された給油管１５に規制されて湾曲形状を保ったま
ま回転する。オイル４が前記給油スプリング１４のリー
ドにより順次前記シャフト９へ給油される。
転はシャフト９に伝わり、前記シャフト９に固定されて
いる給油スプリング１４は副軸受７と吐出カバー１７に
固定された給油管１５に規制されて湾曲形状を保ったま
ま回転する。オイル４が前記給油スプリング１４のリー
ドにより順次前記シャフト９へ給油される。
【０００６】圧縮室８内で圧縮された冷媒は、前記副軸
受７に設けられた吐出バルブ１６からバッフルプレート
１８に設けられた小穴（図示しない）より吐出チャンバ
ー１７ａ内に吐出され吐出カバー１７より密閉容器１内
に放出される。
受７に設けられた吐出バルブ１６からバッフルプレート
１８に設けられた小穴（図示しない）より吐出チャンバ
ー１７ａ内に吐出され吐出カバー１７より密閉容器１内
に放出される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成は、吐出カバー１７とバッフルプレート１８と副
軸受７の密接状態が悪いと、吐出チャンバー１７ａ内の
吐出ガスが吐出カバー１７とバッフルプレート１８との
密接部およびバッフルプレート１８と副軸受７との密接
部より吹き出す。
の構成は、吐出カバー１７とバッフルプレート１８と副
軸受７の密接状態が悪いと、吐出チャンバー１７ａ内の
吐出ガスが吐出カバー１７とバッフルプレート１８との
密接部およびバッフルプレート１８と副軸受７との密接
部より吹き出す。
【０００８】特にオイル４中にある密接部から吐出ガス
が吹き出すとオイルを泡立てるため、オイル４中にある
ベーン１２からの給油および給油スプリング１４からシ
ャフトへの給油は、冷媒を多く含んだオイル４を給油す
ることになり、摺動部のオイル潤滑を低下させ、信頼性
の低下を招くといった課題を有していた。
が吹き出すとオイルを泡立てるため、オイル４中にある
ベーン１２からの給油および給油スプリング１４からシ
ャフトへの給油は、冷媒を多く含んだオイル４を給油す
ることになり、摺動部のオイル潤滑を低下させ、信頼性
の低下を招くといった課題を有していた。
【０００９】本発明は従来の課題を解決するもので、信
頼性の高い回転式圧縮機を提供するものである。
頼性の高い回転式圧縮機を提供するものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の回転式圧縮機は、副軸受と吐出カバーとの間
に、樹脂コーティングを施したバッフルプレートを介在
させた構成を備えたものである。
本発明の回転式圧縮機は、副軸受と吐出カバーとの間
に、樹脂コーティングを施したバッフルプレートを介在
させた構成を備えたものである。
【００１１】また、副軸受と吐出カバーの間に四弗化エ
チレン樹脂のバッフルプレートを介在させた構成を備え
たものである。
チレン樹脂のバッフルプレートを介在させた構成を備え
たものである。
【００１２】
【作用】本発明は、バッフルプレートに樹脂コーティン
グを施すことにより、吐出カバーとバッフルプレートと
副軸受の間の密接性を向上させるので、密接部からの吐
出ガスの吹き出しを防止している。
グを施すことにより、吐出カバーとバッフルプレートと
副軸受の間の密接性を向上させるので、密接部からの吐
出ガスの吹き出しを防止している。
【００１３】また、バッフルプレートに四弗化エチレン
樹脂を用いることにより、吐出カバーとバッフルプレー
トと副軸受の密接性を向上させるので、密接部からの吐
出ガスの吹き出しを防止している。
樹脂を用いることにより、吐出カバーとバッフルプレー
トと副軸受の密接性を向上させるので、密接部からの吐
出ガスの吹き出しを防止している。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。なお、従来と同一構成について
は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
照しながら説明する。なお、従来と同一構成について
は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【００１５】図１において、７は副軸受で２０は吐出カ
バー１７と前期副軸受７との間に介在させた樹脂コーテ
ィングを施したバッフルプレート。または、四弗化エチ
レンのバッフルプレートである。
バー１７と前期副軸受７との間に介在させた樹脂コーテ
ィングを施したバッフルプレート。または、四弗化エチ
レンのバッフルプレートである。
【００１６】以上のような構成において、圧縮室８で圧
縮されたガスは、前期副軸受を通過し、吐出チャンバー
１７ａ内に流れる。そして、吐出カバー１７とバッフル
プレート２０との間、バッフルプレート２０と副軸受７
との間からガスが吹き出すことなく、吐出カバー１７の
吐出穴より密閉容器１内に開放される。従って、信頼性
の高い圧縮機が得られる。
縮されたガスは、前期副軸受を通過し、吐出チャンバー
１７ａ内に流れる。そして、吐出カバー１７とバッフル
プレート２０との間、バッフルプレート２０と副軸受７
との間からガスが吹き出すことなく、吐出カバー１７の
吐出穴より密閉容器１内に開放される。従って、信頼性
の高い圧縮機が得られる。
【００１７】
【発明の効果】以上のように、副軸受と吐出カバーの間
に樹脂コーティングを施したバッフルプレートを介在さ
せることにより、吐出カバーとバッフルプレートの間、
また、バッフルプレートと副軸受の間からの吐出ガスの
吹き出しを防止して、信頼性の高い圧縮機が得られる。
に樹脂コーティングを施したバッフルプレートを介在さ
せることにより、吐出カバーとバッフルプレートの間、
また、バッフルプレートと副軸受の間からの吐出ガスの
吹き出しを防止して、信頼性の高い圧縮機が得られる。
【００１８】また、従来のバッフルプレートに樹脂コー
ティングを施すことにより、新たに部品を増やすことな
くコンパクトに達成できる。
ティングを施すことにより、新たに部品を増やすことな
くコンパクトに達成できる。
【００１９】また、バッフルプレートの材料として四弗
化エチレン樹脂を用いることにより、フロンガス対策の
新冷媒Ｒ−１３４ａに対しても使用することができる。
化エチレン樹脂を用いることにより、フロンガス対策の
新冷媒Ｒ−１３４ａに対しても使用することができる。
【図１】本発明の回転式圧縮機の断面図
【図２】図１の要部拡大図
【図３】従来の回転式圧縮機の断面図
【図４】図３の要部拡大図
１ 密閉容器 ２ 電動要素 ４ オイル ５ シリンダ ６ 主軸受 ７ 副軸受 ８ 圧縮室 ９ シャフト １０ 偏芯部 １１ ローラ １２ ベーン １４ 給油スプリング １５ 給油カバー １７ 吐出カバー １７ａ 吐出チャンバー ２０ バッフルプレート
Claims (2)
- 【請求項１】 密閉容器内にオイルを貯留するとともに
電動要素と圧縮要素とを備え、前記圧縮要素は、偏芯部
を有するシャフトと、前記シャフトの反電動要素側端部
に螺着固定した給油スプリングと、圧縮室を形成するス
リンダと、前記シャフトの偏芯部に嵌装され前記シリン
ダの内壁に沿って転動するローラと、前記ローラの外周
に接して前記圧縮室を高圧室と低圧室に仕切るベーン
と、前記シリンダの端面を封止するとともに前記シャフ
トの電動要素側を軸支する主軸受と、前記シリンダの他
の端面を封止し、反シリンダ面に、吐出弁と弁座を有し
前記シャフトの反電動要素側を軸支する副軸受と、一端
が前記オイル中に開口し、前記給油スプリングを収納す
る給油カバーとを有し、前記給油カバーと前記副軸受の
間に樹脂コーティングを施したバッフルプレートを介在
させたことを特徴とする回転式圧縮機。 - 【請求項２】 密閉容器内にオイルを貯留するとともに
電動要素と圧縮要素とを備え、前記圧縮要素は、偏芯部
を有するシャフトと、前記シャフトの反電動要素側端部
に螺着固定した給油スプリングと、圧縮室を形成するシ
リンダと、前記シャフトの偏芯部に嵌装され前記シリン
ダの内壁に沿って転動するローラと、前記ローラの外周
に接して前記圧縮室を高圧室と低圧室に仕切るベーン
と、前記シリンダの端面を封止するとともに前記シャフ
トの電動要素側を軸支する主軸受と、前記シリンダの他
の端面を封止し、反シリンダ面に、吐出弁と弁座を有し
前記シャフトの反電動要素側を軸支する副軸受と、一端
が前記オイル中に開口し、前記給油スプリングを収納す
る給油カバーとを有し、前記給油カバーと前記副軸受の
間に四弗化エチレン樹脂のバッフルプレートを介在させ
たことを特徴とする回転式圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22693092A JPH0674179A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 回転式圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22693092A JPH0674179A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 回転式圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0674179A true JPH0674179A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=16852837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22693092A Pending JPH0674179A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 回転式圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0674179A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6893237B2 (en) * | 2002-03-18 | 2005-05-17 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Horizontal compressor |
| US7040880B2 (en) * | 2002-07-29 | 2006-05-09 | Toshiba Carrier Corporation | Horizontal rotary compressor |
-
1992
- 1992-08-26 JP JP22693092A patent/JPH0674179A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6893237B2 (en) * | 2002-03-18 | 2005-05-17 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Horizontal compressor |
| US7040880B2 (en) * | 2002-07-29 | 2006-05-09 | Toshiba Carrier Corporation | Horizontal rotary compressor |
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