JPH0674096U - ファンモータの駆動回路 - Google Patents

ファンモータの駆動回路

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JPH0674096U
JPH0674096U JP1754493U JP1754493U JPH0674096U JP H0674096 U JPH0674096 U JP H0674096U JP 1754493 U JP1754493 U JP 1754493U JP 1754493 U JP1754493 U JP 1754493U JP H0674096 U JPH0674096 U JP H0674096U
Authority
JP
Japan
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fan motor
current
drive circuit
switching
transistors
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Pending
Application number
JP1754493U
Other languages
English (en)
Inventor
光雄 今野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minebea Co Ltd
Original Assignee
Minebea Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユニポーラ駆動方式のファンモータ駆動回路
において、ステータコイルへの電流オフ時に切換音がで
ないようにする。 【構成】 ユニポーラ駆動方式のファンモータにおい
て、ステータコイル5,6の電流切換用のトランジスタ
7,8のベースとエミッタ間にコンデンサ14,15を接続
したものである。コンデンサ14,15の作用により、電流
オフ時の波形に丸みが生ずるので、切換音が著しく小さ
くなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、直流ブラシレスモータを用いたファンモータの駆動回路の改良に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
OA機器の冷却用などには、直流ブラシレスモータを用いたファンモータが使 用されることが多い。このファンモータの駆動回路としては、ユニポーラ駆動方 式が多く使用される。この駆動方式の一例として実願昭55−190877号( 実開昭57−113681号)に開示されたものがある。これは、電気角度で1 80°の位相をもたせた位置に2相のステータコイルを設け、ホール素子等でロ ータの磁極位置を検出し、磁極位置の検出に対応させてこの2相のステータコイ ルに交互に電流を流すことにより回転制御を行なうものである。
【0003】 上記構成の駆動回路によれば、2相のステータコイルに流れる電流が変化しな いときには何ら問題がないが、電流が急激に変化したときには、その衝撃により ステータコイルが騒音源になり、電流の切換音が発生することがある。風切り音 が大きい大型のファンモータにあっては、風切り音がこの音に打ち勝つので問題 となることはないが、比較的小型のファンモータにあっては風切り音が小さいた めこの音が目立ってしまい、装置全体の騒音として問題となることがあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこの点に鑑みて成されたものであり、2相のステータコイルに交互に 流れる電流が急激に変化しないようにし、電流の切換音を従来の1/3程度以下 に減少させる駆動回路を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するための手段として、ユニポーラ駆動方式のファ ンモータにおいて、ステータコイルの電流切換用トランジスタのベースとエミッ タ間に、コンデンサを接続した構成としたものである。
【0006】
【作用】
このような構成とすれば、ステータコイルの電流切換用トランジスタのベース とエミッタ間に接続されたコンデンサがステータコイルに流れる電流のオン、オ フを急激に変化させないように作用することになる。したがってステータコイル の電流の切換時の衝撃が弱まり、電流切換音が減少することになる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係るユニポーラ駆動方式の一実施例を図1について説明する。 1は正側の電源端子であり、2は負側の電源端子である。これらの電源端子1, 2間には所定値の直流電圧が印加され、ライン3,4間に接続された各部に電源 供給をするようになっている。5,6はステータコイルであり、電気的に180 °の位相をもたせた位置に配設され、2相を形成するようになっている。ステー タコイル5,6の一極はライン3に接続されており、他極には電流切換用のトラ ンジスタ7,8のコレクタが接続されている。トランジスタ7,8のエミッタは ライン4に接続されている。
【0008】 ライン3,4間には、抵抗器9とホール素子10の電源端子10a ,10b が直列に 接続されている。このホール素子10は、全体の構成は図示を省略してあるファン モータのロータに取付けられたマグネットの近傍に配設されており、ロータが回 転するとき、このマグネットの動きを検出するようになっている。11は電子装置 であり、その電源端子11a ,11b はライン3,4間に接続されている。電子装置 11の入力端子11c ,11d にはホール素子10の出力端子10c ,10d が接続されてい る。そして電子装置11の出力端子11e は抵抗器12を介してトランジスタ7のベー スに接続されており、出力端子11f は抵抗器13を介してトランジスタ8のベース に接続されている。さらにトランジスタ7のベース、エミッタ間にはコンデンサ 14が接続され、トランジスタ8のベース、エミッタ間にはコンデンサ15が接続さ れている。
【0009】 このように構成されたこのファンモータの駆動回路の作用を説明する。電源端 子1,2間に所定値の直流電圧が印加され、電子装置11によって2個のトランジ スタ7,8のベース電圧が交互に与えられると、ステータコイル5,6が励磁さ れることにより、ファンモータは回転する。ホール素子10はロータ磁極のN,S を検知し、電子装置11によってトランジスタ7,8のベース電流を制御する。ベ ース電流が制御されることによりトランジスタ7,8はオン、オフを交互に繰り 返すので。ファンモータの回転は継続する。
【0010】 トランジスタ7,8にコンデンサ14,15が接続されていないとすると、コレク タ電流の波形は図2におけるBのようになる。すなわち、この波形はトランジス タ3,4がオンとなったときの立上り部aとオフとなったときの降下部bからな り、この降下部bが急激に変化するため、電流の切換音の原因となっているもの である。
【0011】 本考案によってトランジスタ7,8にコンデンサ14,15を接続したときには、 コレクタ電流は図2におけるAに示すようになる。すなわち、電流がオフになっ たときの降下部bは、降下初め部分と降下終わり部分との間に僅かの傾斜が付き 、切換部にも小さな円状ができて、電流が急激には変化しないことになる。
【0012】 この結果として、2相のステータコイルの電流切換用トランジスタ7,8のそ れぞれのベース、エミッタ間にコンデンサ14,15を接続すると、電流がオフにな るときの切換音を大幅に減少させることが可能となり、従来の駆動回路に比べ、 3分の1から10分の1程度にすることが可能になる。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されたファンモータの駆動回路であるから 、コンデンサの作用により、電流オフ時の切換音が大幅に減少することによって 、ファンモータを低騒音で運転することができるため、これを使用した装置全体 の機構が簡単になる。これにより、安価に製作できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の回路図である。
【図2】図1のものと従来回路の作動波形図である。
【符号の説明】
1 電源端子 2 電源端子 5 ステータコイル 6 ステータコイル 7 トランジスタ 8 トランジスタ 10 ホール素子 11 電子装置 14 コンデンサ 15 コンデンサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニポーラ駆動方式のファンモータにお
    いて、ステータコイルの電流切換用トランジスタのベー
    スとエミッタ間に、コンデンサを接続したことを特徴と
    するファンモータの駆動回路。
JP1754493U 1993-03-16 1993-03-16 ファンモータの駆動回路 Pending JPH0674096U (ja)

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JP1754493U JPH0674096U (ja) 1993-03-16 1993-03-16 ファンモータの駆動回路

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JP1754493U JPH0674096U (ja) 1993-03-16 1993-03-16 ファンモータの駆動回路

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JPH0674096U true JPH0674096U (ja) 1994-10-18

Family

ID=11946865

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JP1754493U Pending JPH0674096U (ja) 1993-03-16 1993-03-16 ファンモータの駆動回路

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01103191A (ja) * 1987-10-13 1989-04-20 Sony Corp モータ駆動回路

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01103191A (ja) * 1987-10-13 1989-04-20 Sony Corp モータ駆動回路

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