JPS6143955B2 - - Google Patents

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JPS6143955B2
JPS6143955B2 JP53091979A JP9197978A JPS6143955B2 JP S6143955 B2 JPS6143955 B2 JP S6143955B2 JP 53091979 A JP53091979 A JP 53091979A JP 9197978 A JP9197978 A JP 9197978A JP S6143955 B2 JPS6143955 B2 JP S6143955B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching
current
rotor
coil
coils
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53091979A
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English (en)
Other versions
JPS5518880A (en
Inventor
Mitsuo Uzuka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPS5518880A publication Critical patent/JPS5518880A/ja
Publication of JPS6143955B2 publication Critical patent/JPS6143955B2/ja
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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、回転子の回転位置に応じて形成され
るスイツチング信号でもつて電機子コイルを切換
通電するようにしたブラシレスモータ駆動回路に
関する。
ロータの回転位置を検出する回転位置検出信号
に基いて電機子コイルの通電切換えを行つて回転
トルクを得るようにしたブラシレスモータにおい
ては、矩形波状の切換電流波形の立下り及び立上
り位置における急激電流変化によつてコイル間に
吸引力が働らき、振動騒音が発生しやすい。特
に、電機子コイルとロータマグネツトとがモータ
の軸方向に対向している偏平型(アキシヤルエア
ギヤツプ型)のブラシレスモータにおいては、電
機子コイルとマグネツトとが、ボイスコイルとマ
グネツトとを備えるスピーカーと類似の構造とな
つているので、大きい振動、騒音が発生すること
がある。
第1A図は2相4極の偏平型ブラシレスモータ
の縦断面図、第1B図は第1図のステータの平面
図である。円盤状のロータヨーク1にはリング状
のロータマグネツト2が取付けられている。この
マグネツトは、第1B図一点鎖線で示すようにロ
ータの周方向に沿つて例えば4極のN極、S極が
交互に着磁されている。なお着磁パターンは、極
性が急激に変化する磁極の境界部分と、極性がゆ
るやかに変化する磁極の境界部分とが交互に配列
されるようになつている。
ロータヨーク1の中心にはモータ軸3が取付け
られ、このモータ軸3はステータの軸支持体4の
中心穴に取付けられた軸受5,6,7によつて回
転自在に支持されている。軸支持体4には円板状
のステータヨーク8が取付けられ、このヨーク8
上にはコイル9がロータマグネツト2と軸方向に
近接対向した状態で取付けられている。
コイル9は第1B図に示すようにA相コイルL
A、LA′及びB相コイルLB、LB′から成り、A相
とB相のコイルは電気角で180゜の位相差で配置
されている。またA相コイルLAとLA′(B相コ
イルLBとLB′)とは互に直列に接続され、電気
角で360゜の位相差で配置されている。また各コ
イルの半径方向の部分の中心角度は例えば電気角
で120゜となつている。
このような偏平モータにおいては、ロータマグ
ネツト2の磁極の反転位置でA相とB相のコイル
の電流切換えを行うようにしている。この反転位
置では第1B図の矢印のように周方向の漏れ磁束
が存在しているため、この磁束とコイルの切換電
流とによつてモータの軸方向の力が生ずる。従つ
て、この力によつてマグネツトヨーク1またはス
テータヨーク8が振動して騒音が発生する。
本発明は上述の問題点にかんがみてなされたも
のであつて、モータの振動騒音が極力押えられる
ようにしている。
以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
第2図は本発明の一実施例を示すモータ駆動回
路の回路図であり、第3図及び第4図は第2図の
各部の波形を示す波形図である。
第2図において、ロータの回転位置はホール素
子12のような位置検出素子によつて検出され
る。ホール素子12の出力はトランジスタ13,
14抵抗15,16,17から成る差動増幅器に
よつてスイツチング増幅され、この差動増幅器の
出力(トランジスタ15,16のコレクタ)から
電気角180゜ごとに交互に反転するスイツチング
信号が形成される。このスイツチング信号駆動素
子であるトランジスタ18,19のベースに供給
され、こられのトランジスタが交互にオン・オフ
し、コイルLA、LBが交互に通電される。
非導通時のコイルLA、LBにはロータマグネツ
トの回転によつて誘起電圧が生ずる。即ち、コイ
ルLA、LBの夫々一端A点、B点においては、第
3図A、Bに示す正弦波状の起電圧が発生してい
る。なお起電圧A,Bは、コイルに供給されてい
る電源電圧+Vよりも大きい電圧となつている。
起電圧A、Bは一方向導通素子であるダイオード
20,21を介して加算され、第2図C点におい
て第3図Cに示すような電圧波形が形成される。
この電圧Cは抵抗17を介して差動増幅器の電源
として供給される。なお電圧Cは抵抗22を介し
てホール素子の電流供給端子にも供給されてい
る。
従つて、差動増幅器はホール素子12の正相及
び逆相の出力に応じてスイツチング動作するが、
その出力はC点の電圧波形に比例して変化する。
このため、ロータの界磁極の極性反転位置では、
主磁束(例えば第1A図の軸方向に磁束)が減少
して漏れ磁束(例えば第1B図の周方向の磁束)
が増加するので、ホール素子12の起電圧が減少
する上に、第3図Cに示すように差動増幅器の供
給電圧が減少する。この結果、電流切換時点では
差動増幅器の出力が減少して、トランジスタ1
8,19に供給されるベース電流が第3図D、E
に示すように電流切換時点の付近でほゞ零に絞ら
れる。従つて、ベース電流がほゞ零になる部分で
は、コイルLA、LBの双方にスイツチング電流が
流れないので、ロータの界磁極の極性反転部分の
周方向の漏れ磁束によつてステータまたはロータ
に軸方向の力が発生することが防止される。この
ためモータの振動、騒音が減少する。
またトランジスタ18,19は第3図D、Eに
示すベース電流に応じてスイツチング動作するの
で、コイルLA、LBを流れるスイツチング電流の
立上り及び立下りは急激に変化せず所定の傾斜を
もつたものとなる。このため電流の急激な変化に
よる振動、騒音が減少される。
なおモータの起動時においては、コイルLA
Bに起電力が誘起されないので、A点、B点に
おいては第4図A、Bに示すように、ピーク値が
電源電圧+Vのスイツチング波形が現われてい
る。従つて、C点には第4図Cに示すように+V
の一定直流電圧が生じている。このため、差動増
幅器が電源電圧+Vでもつて駆動され、その出力
からは矩形波状のスイツチング信号が形成され
る。この結果、トランジスタ18,19のベース
には第4図D、Eに示すような電気角で180゜ず
つ切換る矩形波状のベース電流が供給される。そ
してこのベース電流によつてトランジスタ18,
19が十分に飽和され、モータを起動させるのに
十分な駆動電流がコイルLA、LBに流れる。
次に第5図は第2図の変形例を示すモータ駆動
回路である。第2図に示す駆動回路は上述のよう
に起動時に矩形波状の駆動電流がコイルLA、LB
に流れるので、起動時の電流の急激な変化によつ
て振動騒音が発生するおそれがある。従つて、第
5図に示すように、トランジスタ18,19のベ
ースと接地ライン間にコンデンサ23,24を挿
入して、第4図DEに示すスイツチング電流の立
上り及び立下りのエツジをなまらすようにしても
よい。
またトランジスタ18,19のエミツタに直列
に抵抗25,26を挿入して、トランジスタ1
8,19に負帰還をかけるようにしてもよい。こ
の場合、電流の切換え時点でトランジスタ18,
19が能動動作する領域では、抵抗25,26に
よつて負帰還がかかるので、電流の急激な増加及
び減少が緩和されて振動、騒音が減少される。な
お第5図に示すようにホール素子12には+V電
源から一定に動作電流を供給するようにしてもよ
い。
なお本発明は、3相またはそれ以上の相数のコ
イルを備えるブラシレスモータに適用することが
できる。また受光素子とでもつてロータの回転位
置を検出するようにしたモータ駆動回路において
は、受光素子(例えばフオトトランジスタ)の動
作電流をコイルの誘起電圧でもつて制御するよう
に構成すればよい。
本発明は上述の如く、ブラシレスモータの電機
子コイルの誘起電圧波形に応じて上記電機子コイ
ルを切換通電するスイツチング信号を制御するよ
うにしたので、電機子コイルの通電切換時点にお
いて通電電流を制限することができる。従つて、
通電切換時点で発生するモータの振動、騒音を極
力減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図は2相4極の偏平型ブラシレスモータ
の縦断面図、第1B図は第1A図のステータの平
面図、第2図は本発明の一実施例を示すモータ駆
動回路の回路図、第3図及び第4図は第2図の各
部の波形を示す波形図、第5図は第2図の変形例
を示すモータ駆動回路の回路図である。 なお図面に用いられている符号において、12
……ホール素子、13,14……トランジスタ、
20,21……ダイオード、LA、LB……コイル
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転子の回転位置を検出する検出素子と、こ
    の検出素子の出力を増幅してスイツチング信号を
    形成する増幅回路と、このスイツチング信号によ
    つて複数の電機子コイルを切換通電する駆動素子
    と、各電機子コイルの逆起電力を上記増幅回路の
    電源として導出する一方向導通素子とを具備し、
    電機子コイルの通電切換時点で上記増幅回路の出
    力が上記逆起電力の低下に伴つて低下し、上記駆
    動素子を流れる駆動電流の急峻な変化が緩和され
    るようにしたブラシレスモータの駆動回路。
JP9197978A 1978-07-27 1978-07-27 Motor driving circuit Granted JPS5518880A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9197978A JPS5518880A (en) 1978-07-27 1978-07-27 Motor driving circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9197978A JPS5518880A (en) 1978-07-27 1978-07-27 Motor driving circuit

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5518880A JPS5518880A (en) 1980-02-09
JPS6143955B2 true JPS6143955B2 (ja) 1986-09-30

Family

ID=14041610

Family Applications (1)

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JP9197978A Granted JPS5518880A (en) 1978-07-27 1978-07-27 Motor driving circuit

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JPS5518880A (en) 1980-02-09

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