JPS6219118Y2 - - Google Patents

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JPS6219118Y2
JPS6219118Y2 JP1980052530U JP5253080U JPS6219118Y2 JP S6219118 Y2 JPS6219118 Y2 JP S6219118Y2 JP 1980052530 U JP1980052530 U JP 1980052530U JP 5253080 U JP5253080 U JP 5253080U JP S6219118 Y2 JPS6219118 Y2 JP S6219118Y2
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winding
poles
rotor magnet
hall
rotor
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はホールモータの駆動回路に関し、特に
ステータコイルの通電方向を可逆して効率の良い
ホールモータを提供するものである。
従来のホールモータの駆動回路は第1図に示す
ようにステータコイルWoの通電はN極とS極が
交互に着磁されたローターマグネツトの形成する
所要の磁界中にステータコイルWoと共に配置さ
れたホール素子Hoが磁極に対応して発生する電
圧によりスイツチングトランジスタQoがオン、
オフすることにより行なわれるが、その通電方向
は一方向であり、例えば6極着磁のローターマグ
ネツトのホールモータでは第2図に示すごとく、
4個のステータコイルW1〜W4を配置してロータ
ーの回転角π/6毎に1つのコイルを順に通電状
態としてトルクを発生するものであるためコイル
の使用効率が悪いと共に、通電方向が固定されて
いるため巻線に逆方向の電流を流して得られる制
動力の利用が困難である等の欠点があつた。
本考案駆動回路はかかる従来の欠点を解決する
ものであり、以下図面に従つて詳細に説明する。
第3図は本考案駆動回路が駆動するホールモー
タの一実施例を示し、ローターマグネツト1(以
下単にローター1と云う)は回転方向に沿つてN
極とS極が交互に6極着磁され所要の空間を介し
て相対向するヨーク(図示せず)とにより紙面の
表裏方向に所要の磁界を形成する。ステータコイ
ルWa,Wa′及びWb,Wb′は何れも扁平なリング
状に巻回され、その巻線軸はローター1の面に対
し垂直である。コイルWa,Wa′はローター1の
回転軸を中心として反対側に分割配置され互いに
巻回方向が逆で且つ直列に接続されて第1の巻線
を形成する。また、コイルWb,Wb′はコイル
Wa,Wa′と直交する方向においてローター1の
回転軸を中心として反対側に分割配置され互いに
巻回方向が逆で且つ直列に接続されて第2の巻線
を形成する。従つて例えば第3図bのごとくコイ
ルWa,Wa′がそれぞれN極及びS極の略中心に
対向する場合は、コイルWb,Wb′はそれぞれ回
転角でπ/6ずつN極とS極に跨つて対向するこ
とになる。
第4図は本考案駆動回路の一実施例を示し、正
の直流電源+B1と負の直流電源−B1間に接続さ
れて所要の電流が流れている第1及び第2のホー
ル素子H1とH2はローター1の回転による対向磁
極の変化に伴なつて互いに回転角でπ/2の位相
差を有する略々矩形波の位置信号をそれぞれ出力
するようにローター1の対向面近傍でステータコ
イルと同様に磁界中に配置される。実施例におい
てはホール素子H1,H2は図のN極に対向したと
き、それぞれ“High”状態を出力するものとす
る。第2のホール素子H2の位置信号は一方の入
力端子に第1のホール素子H1の位置信号が印加
されるエクスクルーシブオア回路2(以下単にオ
ア回路と云う)の他方の入力端子に印加されると
共に常開のアナログスイツチA1をその“High”
出力でオンとする。アナログスイツチA1は所要
の速度制御回路3から供給され且つローター1の
回転数に関連して所要の大きさの制御電圧Voを
そのオン時にオペアンプ4の非反転入力端子
(+)に印加する。この制御電圧Voが抵抗R1を介
して反転入力端子(−)にも印加されるオペアン
プ4は反転入力端子(−)と出力端子間に抵抗
R1と同一の抵抗値を有する負帰還抵抗R2を備え
ることにより、アナログスイツチA1のオフ時は
制御電圧Voと大きさは等しいが、その極性が反
転した出力電圧−Voを、またオン時は大きさと
極性の等しい出力電圧Voを出力するものでアナ
ログスイツチA1はオペアンプ4及びその周辺回
路と共に第1のスイツチ手段を形成する。オペア
ンプ4の出力は常開のアナログスイツチA2を介
して直列接続された第1の巻線Wa,Wa′の駆動
アンプ5を形成する一対のNPNトランジスタ
Q1とPNPトランジスタQ1′の共通ベースに、また
同様に常開のアナログスイツチA3を介して直列
接続された第2の巻線Wb,Wb′の駆動アンプ5
を構成する一対のNPNトランジスタQ2とPNP
トランジスタQ2′の共通ベースにそれぞれ接続さ
れている。トランジスタQ1とQ1′及びQ2とQ2′は
それぞれのエミツタどおしが接続されて、正の直
流電源+B2と負の直流電源−B2間に順方向とな
るよう直列に挿入されている。アナログスイツチ
A2とA3は、スイツチA2がオア回路2の直接出力
で、またスイツチA3がオア回路2の出力を反転
する反転器6の出力でそれぞれ制御されることに
より一方がオンのとき他方はオフの状態をとる第
2のスイツチ手段を形成する。
以上の構成をとる本考案駆動回路の動作を第5
図及び第6図を用いて説明する。
ここでローター1と各ステータコイルの位置関
係が第6図aの状態において速度制御回路3から
プラスの制御電圧+Voがオペアンプ4に供給さ
れてモータが始動されたとすると、第5図に示す
ごとくローターの回転角Oに対応するこの状態で
ホール素子H1とH2の出力は共に“High”状態に
あつてオア回路2の出力が“Low”状態のためア
ナログスイツチA1とA3がオン状態、またアナロ
グスイツチA2がオフ状態にある。このためオペ
アンプ4の出力電圧+VoによりトランジスタQ2
がオンしてコイルWbとWb′に順方向電流が矢印
の向きに流れて生ずる磁界とローター1の磁極と
の間に作用するトルクによりローター1を矢印X
方向に回転させる。かかるコイルWbとWb′によ
る駆動はローター1が第6図aの状態からπ/6
だけ回転して第6図bの状態となるまで続き、b
の状態になるとホール素子H2の出力が“Low”
状態に変化してオア回路2の出力が“High”状
態に変わるためアナログスイツチA1とA3がオ
フ、またはスイツチA2がオン状態となる。この
ためオペアンプ4の出力電圧−Voにより、トラ
ンジスタQ1′がオンしてコイルWaとWa′に逆方向
電流が矢印の向きに流れて同様にローター1を矢
印X方向に回転させるトルクを発生する。このコ
イルWaとWa′による駆動はローター1がさらに
π/6だけ回転して第6図cの状態となるまで続
き、cの状態ではホール素子H1の出力が、
“Low”状態に変化してアナログスイツチA3のみ
がオン態となるため、オペアンプ4の出力電圧−
VoによりトランジスタQ2′がオンしてコイルWb
とWb′にはaの状態とは反対に逆方向電流が流れ
て同様にローター1を矢印X方向に駆動し、さら
にπ/6だけ回転して第4図dの状態になるとホ
ール素子H2の出力が“High”状態に変化してア
ナログスイツチA3のみがオフ状態となるため、
オペアンプ4の出力電圧+Voによりトランジス
タQ1がオンしてコイルWaとWa′にはbの状態と
は反対に順方向電流が流れて同様にローター1を
矢印X方向に駆動する。以後ローター1のπ/6
回転毎に上述の順でステータコイル及びその通電
方向の切替えが同様に行なわれてローター1の矢
印X方向の駆動を続ける。
なお、モータが第6図aの状態以外から始動さ
れる場合も上述と同様な動作が行なわれるもので
その詳細な説明は省略する。
なお、上述の実施例においてはホールモータの
ローターマグネツトは6極着磁のものであるが、
これに限定されるものでなく、また第1及び第2
の巻線を形成するコイルの数も実施例に限定され
ないことは勿論である。
以上の本考案駆動回路によればホール素子のロ
ーターマグネツトの位相検出に応答して二組の巻
線及びその通電方向が適宜切替えられて同一巻線
を形成する複数のコイルを同時に使用するので効
率が高いと共に、ローター1の制動を行なう時に
は制動電圧をプラスからマイナス電圧に変えるだ
けでよいから、大きな制動力をかけることがきわ
めて容易に出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の駆動回路の説明に供
する図、第3図は本考案駆動回路が駆動するホー
ルモータの一実施例の略図、第4図は本考案駆動
回路の一実施例の回路図、第5図及び第6図は本
考案駆動回路の説明に供するタイムチヤート及び
状態図をそれぞれ示す。 N……N極、S……S極、1……ローターマグ
ネツト、Wa,Wa′……第1の巻線、Wb,Wb′…
…第2の巻線、Ha,Hb……ホール素子、A1……
第1のスイツチ手段、A2,A3……第2のスイツ
チ手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転方向に沿つてN極とS極が交互に所要数着
    磁されてなるローターマグネツトと、一方が前記
    N極又はS極の一方のみに対応する場合は他方が
    前記N極及びS極の双方に跨つて対応するよう処
    置されてなる第1及び第2の巻線と、前記ロータ
    ーマグネツトの回転に伴い、その磁極に対応して
    互いに同一の周期で且つπ/2の位相差を有する
    位置信号をそれぞれ出力するよう前記ローターマ
    グネツトに関連して配置された第1及び第2のホ
    ール素子とを有するホールモータの駆動回路であ
    り、前記ホール素子の一方の位置信号に応答して
    動作することにより該位置信号の一周期の1/2は
    正電圧を、残りの1/2は負電圧をそれぞれ出力す
    る第1のスイツチ手段と、前記第1及び第2のホ
    ール素子の位置信号に応答して動作することによ
    り前記一周期を4分割する1/4周期ごとに前記第
    1のスイツチ手段の出力の極性に基づく順方向又
    は逆方向の電流を、一方の巻線が前記N極または
    S極の一方のみに対応し、他方の巻線が前記N極
    及びS極の双方に跨つた状態にあるとき、前記一
    方の巻線と他方の巻線が逆の状態になるまで前記
    他方の巻線に流すべく、交互に通ずるように出力
    し、前記ローターマグネツトを所定方向に回転さ
    せる第2のスイツチ手段とで構成されたホールモ
    ータの駆動回路。
JP1980052530U 1980-04-17 1980-04-17 Expired JPS6219118Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980052530U JPS6219118Y2 (ja) 1980-04-17 1980-04-17

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JP1980052530U JPS6219118Y2 (ja) 1980-04-17 1980-04-17

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Publication Number Publication Date
JPS56156397U JPS56156397U (ja) 1981-11-21
JPS6219118Y2 true JPS6219118Y2 (ja) 1987-05-15

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ID=29647388

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JPS56156397U (ja) 1981-11-21

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