JPH0673876U - 角形プリント基板用コネクタ - Google Patents

角形プリント基板用コネクタ

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JPH0673876U
JPH0673876U JP2133393U JP2133393U JPH0673876U JP H0673876 U JPH0673876 U JP H0673876U JP 2133393 U JP2133393 U JP 2133393U JP 2133393 U JP2133393 U JP 2133393U JP H0673876 U JPH0673876 U JP H0673876U
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JP
Japan
Prior art keywords
press
contact
fitting
contact tail
fitted
Prior art date
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Pending
Application number
JP2133393U
Other languages
English (en)
Inventor
義明 五十嵐
一宏 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DDK Ltd
Original Assignee
DDK Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP2133393U priority Critical patent/JPH0673876U/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2列以上に配列されたコンタクトテール3を
ロケータ板13の圧入スリット2に圧入して位置決めす
る角形プリント基板用コネクタ1では1本の圧入スリッ
ト2に2本以上のコンタクトテール3が順を追って差込
まれる。ここで先に差込まれたコンタクトテール3によ
り圧入スリット2の壁21面が削りとられて後に差込ま
れたコンタクトテール3の位置を保持する力が低下する
問題点を解消する。 【構成】 コンタクトテール3が2列の場合圧入スリッ
ト2の壁21面を上下2段に分けて、各列のコンタクト
テール3は各々壁21面の上半分、又は下半分に圧入さ
せることとし、合わせてコンタクトテール3の圧入に係
る部分に弾性舌片311を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はL形に成形されたコンタクトテールの先端部分を複数列に整列してな る角形プリント基板用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
図3(a)は従来の角形プリント基板用コネクタ(以下単にコネクタと称する こともある。)の例を斜視図で示している。図3(b)は(a)図の角形プリン ト基板用コネクタをプリント基板4に取付けたときの側面図で相手方コネクタ5 も図示している。また図4は圧入スリット2付近を拡大した図である。 なお図3(b)における左右の方向及び上下の方向をそれぞれ前後方向及び上 下方向と称することとする。 図3(a)において角形プリント基板用コネクタ1は相手方コネクタ5と嵌合 する嵌合部12を有している。 この嵌合部12の後面側にL形に成形されたコンタクトテール3が配列されて いる。このコンタクトテール3を一部とするコンタクトは絶縁ハウジング11に 固定されている。 また絶縁ハウジング11の両端部分の穴14とねじ15はコネクタ1をプリン ト基板4に固定するためのものである。 コンタクトテール3の先端部分31は前後2列に配列されており、図3(b) に示すように先端部分31の一端はプリント基板4に半田付されている。
【0003】 またコネクタ1には圧入スリット2を有するくし形のロケータ板13が絶縁ハ ウジング11に固定されている。通常ロケータ板13は絶縁ハウジング11と一 体に成形される。 ロケータ板13はコンタクトテール3の配列の位置を確定させるためのもので ある。固定の状況を図4に拡大して示している。図4において前列側のコンタク トテール3Fは圧入スリット2の一番奥まで押し込まれている。そして後列側の コンタクトテール3Rは圧入スリット2の中途まで押し込まれている。これらの コンタクトテールは圧入スリット2に圧入されて、これにより生じる摩擦力によ り圧入スリット2内のその位置に固定される。
【0004】 また図3(a)に示すようにプリント基板4にはテール挿入孔41が設けられ る。このテール挿入孔41の配列と上記したコンタクトテール3の配列とはほぼ 完全に一致させておく。これらの配列がずれていると、実装時にコンタクトテー ル3の配列を修正する手数がかかり、機械による自動実装の場合にはコンタクト テール3がテール挿入孔41に入り込むことができずコンタクトテール3が変形 して使用不能となり組立ラインが一時的に止まることになる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来の角形プリント基板用コネクタ1では1本の圧入スリット2に前列側のコ ンタクトテール3Fが先に一番奥まで圧入され、その後同じ圧入スリット2に後 列側のコンタクトテール3Rが圧入されるようになっている。 すると、圧入はコンタクトテール3を圧入スリット2の壁21に強く押しつけ ることで成り立っているから先に圧入された前列側のコンタクトテール3Fは圧 入スリット2の壁21を少なからず削りとってしまう。 従って前後2列のコンタクトテールの圧入に係る部分312を同一の大きさと すると後から圧入する後列側のコンタクトテール3Rの圧入による固定力(位置 を保持する力)が弱くなる。 また削りとられる量は各々のコンタクトテール3によって差があるから固定力 の低下の度合いはコンタクトテール3毎に異なってしまう。 即ち性能が不安定となって、場合によってはコンタクトテール3の固定力が極 度に弱くなってコネクタの取扱いの途中でコンタクトテール3の位置がずれてし まうことも生ずる。 ちなみに後列側のコンタクトテール3Rの圧入に係る部分312の寸法をやや 大きくするとの案では、その大きくする量を決定するのが困難である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る手段を図1から図4における符号を参照して説明すると、L形に 成形されたコンタクトテール3の先端部分31が前後2列に配列されると共にこ の先端部分31がロケータ板13に設けられた圧入スリット2に圧入されてコン タクトテール3の先端部分31が位置決めされる角形プリント基板用コネクタ1 において、前記コンタクトテール3の先端部分31のうち圧入スリット2への圧 入に係る部分312にはコンタクトテール3から左右各々の方向に突出する弾性 舌片311が設けられており、前記圧入スリット2は上下2段の各部分に分けら れており、前記前後2列に配列されたコンタクトテールの弾性舌片311のうち 前列に配列された弾性舌片311は前記上下2段に分けられた圧入スリット2の 各部分のうちの1の部分に圧入されており後列に配列された弾性舌片311は圧 入スリット2の各部分のうちの他の部分に圧入されていることを特徴とするもの である。
【0007】
【作用】
上記手段によれば圧入スリット2の壁21を上下方向に分割してなる各部分を 各々の列のコンタクトテール3が専用に使用する、即ち他のコンタクトテール3 が同じ壁21の部分を摺動することがないからコンタクトテールの圧入に先だっ て他のコンタクトテールにより壁21が削りとられて同一の圧入スリットへの後 の圧入に支障をきたすことがない。
【0008】
【実施例】
図1は本考案の1実施例を説明する図でロケータ板13の隣り合う2本の圧入 スリット2の部分のみ拡大して示している。その他の部分は従来の角形プリント 基板用コネクタ1となんら変るところはない。従ってロケータ板13部分の材質 も従来からよく使用されているものであれば如何なるものであってもよい。しか し、寸法、精度、加工容易性、安定性を考慮し、特に信頼性の向上を望む場合に は、エンジニアリングプラスチック、特にその中の液晶性のプラスチックが推奨 される。 図1の圧入スリット2には図2に示すコンタクトテール3が圧入されている。 コンタクトテール3の先端部分31に両側に突出する弾性舌片311が設けられ ている。 この例の弾性舌片311は各々同じ方向に30〜60度の範囲で傾斜させてい る。そして同図内の矢印イの方向に圧入させる。このようにすることにより圧入 スリット2の壁21を削りにくくなってよい。 またこの弾性舌片311は前列側のコンタクトテール3Fと後列側のコンタク トテール3Rとでは形は同一であるが弾性舌片311を設ける位置は同図上下方 向に若干異ならせている。 この例におけるコンタクトテール3は燐青銅板をプレスにより成形しているが 、一般にコンタクトとして使用される材質のものであれば如何なるものであって もよい。特に例示するならば、燐青銅、ベリリウム銅、カドミウム銅など比較的 ばね性の高い材質が推奨される。 この例の弾性舌片311は板厚0.3mm、長さは片側約0.4mm、幅は約 0.5mmとしている。
【0009】 図1において前列側のコンタクトテール3Fは圧入スリット2の一番奥まった ところまで押し込まれている。そして弾性舌片311は圧入スリット2の壁21 の上半分である部分A211に当接している。圧入される過程でも部分A211 の範囲内を摺動するように弾性舌片311は押し込まれる。 そして後列側のコンタクトテール3Rは圧入スリット2の中途まで押し込まれ ていて、弾性舌片311は圧入スリット2の壁21の下半分である部分B212 に当接している。 図1においては部分A211と部分B212との境界を説明の便上破線で示し ている。 この例では前列側のコンタクトテール3Fは部分A211に圧入され、後列側 のコンタクトテール3Rは部分B212に圧入されるようになっているが部分A 211と部分B212を逆にしてもなんら支障はない。 この実施例におけるロケータ板13においては圧入スリット2の幅約1.5m m、ロケータ板の厚み約1.5mmである。従って圧入スリット2の上下2段の 各部分(即ち部分A211と部分B212)は各々上下方向寸法が約0.75m mとなっている。
【0010】 以上の例ではコンタクトテール3が2列の場合であるが3列以上に配列された コンタクトテールでも同様の考え方で容易に対応できる。即ち3列に配列された コンタクトテールの場合には圧入スリット2の各部分を3段に分けたものとすれ ばよく、各列のコンタクトテールに設ける弾性舌片は各部分の上下方向寸法に対 応させて各々若干ずつ位置を異ならせておけばよい。 3段に分ける場合ロケータ板13の厚みを上記2列の場合と同じ1.5mmと した場合でも各部分の上下方向の寸法は0.5mm程度であり十分実用的である 。
【0011】
【考案の効果】
本願構成によれば同一の圧入スリットであっても他のコンタクトテールが壁2 1の同じ部分を摺動することがないからコンタクトテールの圧入スリットへの固 定力が先に圧入されたコンタクトテールの影響を受けてばらついてしまうことが ない。また圧入に係る部分には弾性舌片を設けているから圧入スリットの壁面の 削れが少ないと共にばね弾性により圧入に必要な一定範囲の押圧力を得るために 製造寸法が比較的ラフでも実用上差しつかえなく、極めて安定した高性能を容易 に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例における圧入スリットの部分を
示す図。
【図2】本考案の実施例におけるコンタクトテールの部
分を示す図。
【図3】一般的に角形プリント基板用コネクタを説明す
る図で同図(a)は全体形状を示す斜視図、同図(b)
はプリント基板へ取付けた状態における側面図。
【図4】従来例における圧入スリットの部分を示す図。
【符号の説明】
1 角形プリント基板用コネクタ 11 絶縁ハウジング 13 ロケータ板 2 圧入スリット 21 壁 211 部分A 212 部分B 3 コンタクトテール 31 先端部分 311 弾性舌片 4 プリント基板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 L形に成形されたコンタクトテールの先
    端部分が前後2列に配列されると共にこの先端部分がロ
    ケータ板に設けられた圧入スリットに圧入されてコンタ
    クトテールの先端部分が位置決めされる角形プリント基
    板用コネクタにおいて、 前記コンタクトテールの先端部分のうち圧入スリットへ
    の圧入に係る部分にはコンタクトテールから左右各々の
    方向に突出する弾性舌片が設けられており、 前記圧入スリットは上下2段の各部分に分けられてお
    り、 前記前後2列に配列されたコンタクトテールの弾性舌片
    のうち前列に配列された弾性舌片は前記上下2段に分け
    られた圧入スリットの各部分のうちの1の部分に圧入さ
    れており後列に配列された弾性舌片は圧入スリットの各
    部分のうちの他の部分に圧入されていることを特徴とす
    る角形プリント基板用コネクタ。
JP2133393U 1993-03-31 1993-03-31 角形プリント基板用コネクタ Pending JPH0673876U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014533878A (ja) * 2011-11-26 2014-12-15 ジョンソン コントロールズ オートモーティブ エレクトロニクス エスエイエス 電子回路基板を受け入れるか又は取り囲むハウジングにおいて複数の接触要素に接触する電子回路基板を設置する方法及びハウジング

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014533878A (ja) * 2011-11-26 2014-12-15 ジョンソン コントロールズ オートモーティブ エレクトロニクス エスエイエス 電子回路基板を受け入れるか又は取り囲むハウジングにおいて複数の接触要素に接触する電子回路基板を設置する方法及びハウジング
JP2017201631A (ja) * 2011-11-26 2017-11-09 ジョンソン コントロールズ オートモーティブ エレクトロニクス エスエイエス 電子回路基板を受け入れるか又は取り囲むハウジングにおいて複数の接触要素に接触する電子回路基板を設置する方法及びハウジング

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