JPH0673763A - 給水タンクの低水位防止装置 - Google Patents

給水タンクの低水位防止装置

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JPH0673763A
JPH0673763A JP24564492A JP24564492A JPH0673763A JP H0673763 A JPH0673763 A JP H0673763A JP 24564492 A JP24564492 A JP 24564492A JP 24564492 A JP24564492 A JP 24564492A JP H0673763 A JPH0673763 A JP H0673763A
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JP
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water
water supply
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valve
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JP24564492A
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Toshihiro Kayahara
敏広 茅原
Mutsuo Okamoto
睦夫 岡本
Yasuo Tsushima
康夫 津島
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Miura Co Ltd
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Miura Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 停電等の不測の事態が発生して給水弁が開か
なくなっても、給水タンクへの水の補給を確保し、給水
タンク内の水が空にならないようにする。 【構成】 流入口(2) 及び流出口(3) を有する給水タン
ク(1) において、前記流入口(2) に給水ライン(4) を接
続し、この給水ライン(4) に給水タンク(1) 内の水位に
応じて開閉する給水弁(5) を挿入し、前記給水タンク
(1) の低水位位置に給水タンク内の水位が低水位位置ま
で低下したときに開く弁機構(6) を設け、この弁機構と
前記給水ライン(4) における給水弁(5) の上流位置とを
バイパスライン(7) で連結した構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、給水タンク内の異常
低水位を防止するための低水位防止装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、ボイラへの給水は、軟水器や脱
気装置等で処理した水を一旦、給水タンクに所定量貯
え、この給水タンクからボイラへ送るようになってい
る。例えば、図2に示すような構成になっている。図中
(1) は給水タンクで、給水ライン(4) を接続してあり、
この給水ラインに軟水器(8) 、脱気装置(9) 等の水処理
装置を挿入している。(10)は給水タンク内の水位を検出
する水位検出器で、この水位検出器からの信号に応じ
て、給水ライン(4) に挿入している給水弁(5) を開閉
し、給水タンク(1) 内の水位を所定のレベルに維持する
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成においては、停電等の不測の事態が発生すると給水
弁(5) が正常に作動しなくなり、給水タンク(1) 内に水
が補給されなくなるという問題が生じる。そうなると、
給水タンク内の水を使用するボイラへも水を供給するこ
とができなくなり、ボイラが低水位を検知して停止して
しまう。ボイラが停止すると、その蒸気を使用している
設備、機器等も停止せざるを得ず、特に24時間稼動で
操業している工場などにおいては、多大な損害を招く。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述の課題
に鑑みて為されたもので、停電等の不測の事態が発生し
ても給水タンクへの水の補給を確保し、給水タンク内の
水が空にならないように工夫したもので、具体的には、
流入口及び流出口を有する給水タンクにおいて、前記流
入口に給水ラインを接続し、この給水ラインに給水タン
ク内の水位に応じて開閉する給水弁を挿入し、前記給水
タンクの低水位位置に給水タンク内の水位が低水位位置
まで低下したときに開く弁機構を設け、この弁機構と前
記給水ラインにおける給水弁の上流位置とをバイパスラ
インで連結したことを特徴としている。
【0005】
【作用】上述の構成によれば、停電等の不測の事態が発
生して給水弁が正常に作動しなくなっても、給水タンク
内の水位が低水位位置まで低下すればこの低水位位置に
設けた弁機構が開き、バイパスラインを通して給水弁の
上流位置より、給水タンク内に自動的に水を補給するこ
とができる。
【0006】
【実施例】以下、この発明の好ましい実施例を図1に基
づいて説明する。図中(1) は給水タンクで、流入口(2)
及び流出口(3) を備えている。前記流入口(2) には給水
ライン(4) を接続してあり、この給水ラインに給水弁
(5) 及び、軟水器(8) ,脱気装置(9) 等の水処理装置を
挿入している。(10)は給水タンク内の水位を検出する水
位検出器で、この水位検出器からの信号に応じて、前記
給水弁(5) を開閉するようになっている。例えば、給水
タンク内の水位がレベルHに達したら給水弁(5) を開
き、給水タンク内の水位がレベルLまで低下したら給水
弁(5) を閉じるように制御する。レベルHHは異常高水
位警報を発するための水位検出位置、レベルLLは異常
低水位警報を発するための水位検出位置である。
【0007】給水タンク(1) の低水位位置には、弁機構
(6) を設けてあり、この弁機構と前記給水ライン(4) に
おける給水弁(5) の上流位置とをバイパスライン(7) で
連結している。前記弁機構(6) は、給水タンク内の水位
が低水位位置まで低下したときに自動的に開くようにな
っており、給水タンク内の水位が低水位位置まで低下す
ると、バイパスライン(7) を通じて補給水が給水タンク
内に流入するようになっている。従って、停電等の不測
の事態により、給水弁(5) が開かなくなっても、給水タ
ンク内の水位が低水位位置まで低下すれば、バイパスラ
イン(7) 及び弁機構(6) を通して給水弁(5) の上流位置
より水を給水タンク内に自動的に補給することができ、
給水タンク内の水が空になってその水を使用するボイラ
等の機器が停止してしまうという、最悪の事態を回避す
ることができる。
【0008】
【発明の効果】この発明は、以上のような構成であるの
で、停電等の不測の事態により、給水ライン中の給水弁
が開かなくなっても、給水タンク内の水位が低水位位置
まで低下すれば、バイパスライン及び弁機構を通して給
水弁の上流位置より水を給水タンク内に自動的に補給す
ることができる。従って、給水タンク内の水が空になっ
てその水を使用するボイラ等の機器が停止してしまうと
いう、最悪の事態を回避することができ、ボイラ等の水
使用機器に対して中断することなく安定して水を供給す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すシステムフロー図で
ある。
【図2】従来の構成を示すシステムフロー図である。
【符号の説明】
1 給水タンク 2 流入口 3 流出口 4 給水ライン 5 給水弁 6 弁機構 7 バイパスライン 8 軟水器 9 脱気装置 10 水位検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入口(2) 及び流出口(3) を有する給水
    タンク(1) において、前記流入口(2) に給水ライン(4)
    を接続し、この給水ライン(4) に給水タンク(1) 内の水
    位に応じて開閉する給水弁(5) を挿入し、前記給水タン
    ク(1) の低水位位置に給水タンク内の水位が低水位位置
    まで低下したときに開く弁機構(6) を設け、この弁機構
    と前記給水ライン(4) における給水弁(5) の上流位置と
    をバイパスライン(7) で連結したことを特徴とする給水
    タンクの低水位防止装置。
JP24564492A 1992-08-21 1992-08-21 給水タンクの低水位防止装置 Expired - Lifetime JP2503846B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009221733A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Miura Co Ltd 水処理供給システム
JP2009228991A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Kurita Water Ind Ltd ボイラシステム及びボイラシステムの運転方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009221733A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Miura Co Ltd 水処理供給システム
JP2009228991A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Kurita Water Ind Ltd ボイラシステム及びボイラシステムの運転方法

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JP2503846B2 (ja) 1996-06-05

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