JP2503846B2 - 給水タンクの低水位防止装置 - Google Patents

給水タンクの低水位防止装置

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JP2503846B2
JP2503846B2 JP24564492A JP24564492A JP2503846B2 JP 2503846 B2 JP2503846 B2 JP 2503846B2 JP 24564492 A JP24564492 A JP 24564492A JP 24564492 A JP24564492 A JP 24564492A JP 2503846 B2 JP2503846 B2 JP 2503846B2
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water level
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敏広 茅原
睦夫 岡本
康夫 津島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、給水タンク内の異常
低水位を防止するための低水位防止装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、ボイラへの給水は、軟水器や脱
気装置等で処理した水を一旦、給水タンクに所定量貯
え、この給水タンクからボイラへ送るようになってい
る。例えば、図2に示すような構成になっている。給水
タンク1には給水ラインを接続してあり、この給水ラ
インに軟水器8,脱気装置等の水処理装置を挿入し
ている。給水タンク1内の水位を検出する水位検出器
からの信号に応じて、給水ラインに挿入している給
水弁を開閉し、給水タンク内の水位を所定のレベル
に維持するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成においては、停電等の不測の事態が発生すると給水
が正常に作動しなくなり、給水タンク内に水が補
給されなくなるという問題が生じる。そうなると、給水
タンク内の水を使用するボイラへも水を供給すること
ができなくなり、ボイラが低水位を検知して停止してし
まう。ボイラが停止すると、その蒸気を使用している設
備、機器等も停止せざるを得ず、特に24時間稼動で操
業している工場などにおいては、多大な損害を招く。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述の課題
に鑑みて為されたもので、停電等の不測の事態が発生し
ても給水タンクへの水の補給を確保し、給水タンク内の
水が空にならないように工夫したもので、具体的には、
流入口及び流出口を有する給水タンクにおいて、前記流
入口に給水ラインを接続し、この給水ラインに給水タン
ク内の水位に応じて開閉する給水弁を挿入し、前記給水
タンクにおける通常の水位制御範囲より下方に位置する
低水位位置に給水タンク内の水位がこの低水位位置まで
低下したときに開く弁機構を設け、この弁機構と前記給
水ラインにおける給水弁の上流位置とを補給水供給ライ
で連結したことを特徴としている。
【0005】
【作用】上述の構成によれば、停電等の不測の事態が発
生して給水弁が正常に作動しなくなっても、給水タンク
内の水位が低水位位置まで低下すればこの低水位位置に
設けた弁機構が開き、補給水供給ラインを通して給水弁
の上流位置より、給水タンク内に自動的に水が補給され
【0006】
【実施例】以下、この発明の好ましい実施例を図1に基
づいて説明する。給水タンク1は、流入口及び流出口
を備えている。前記流入口には給水ラインを接続
してあり、この給水ラインに給水弁及び、軟水器
,脱気装置等の水処理装置を挿入している。前記給
水タンク1内の水位を検出する水位検出器10からの信
号に応じて、前記給水弁を開閉するようになってい
る。例えば、給水タンク内の水位がレベルHに達した
ら給水弁閉じ、給水タンク内の水位がレベルLま
で低下したら給水弁開くように制御する。レベルH
Hは異常高水位警報を発するための水位検出位置、レベ
ルLLは異常低水位警報を発するための水位検出位置で
ある。
【0007】給水タンクの低水位位置、即ち通常の水
位制御範囲H−Lより下方に位置する低水位位置(図示
した実施例ではレベルLLに相当)には、弁機構を設
けてあり、この弁機構と前記給水ラインにおける給
水弁の上流位置とを補給水供給ライン7で連結してい
る。前記弁機構は、給水タンク内の水位が前記低水
位位置まで低下したときに自動的に開くようになってお
り、給水タンク内の水位が前記低水位位置まで低下す
ると、補給水供給ライン7を通じて補給水が給水タンク
内に流入するようになっている。従って、停電等の不
測の事態により、給水弁が開かなくなっても、給水タ
ンク内の水位が前記低水位位置まで低下すれば、補給
水供給ライン7及び弁機構を通して給水弁の上流位
置より水を給水タンク内に自動的に補給することがで
き、給水タンク内の水が空になってその水を使用する
ボイラ等の機器が停止してしまうという、最悪の事態を
回避することができる。
【0008】
【発明の効果】この発明は、以上のような構成であるの
で、停電等の不測の事態により、給水ライン中の給水弁
が開かなくなっても、給水タンク内の水位が低水位位置
まで低下すれば、補給水供給ライン及び弁機構を通して
給水弁の上流位置より水を給水タンク内に自動的に補給
することができる。従って、給水タンク内の水が空にな
ってその水を使用するボイラ等の機器が停止してしまう
という、最悪の事態を回避することができ、ボイラ等の
水使用機器に対して中断することなく安定して水を供給
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すシステムフロー図で
ある。
【図2】従来の構成を示すシステムフロー図である。
【符号の説明】
1 給水タンク 2 流入口 3 流出口 4 給水ライン 5 給水弁 6 弁機構 7 補給水供給ライン 8 軟水器 9 脱気装置 10 水位検出器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入口及び流出口を有する給水タン
    において、前記流入口に給水ラインを接続し、
    この給水ラインに給水タンク内の水位に応じて開閉
    する給水弁を挿入し、前記給水タンク1における通常
    の水位制御範囲より下方に位置する低水位位置に給水タ
    ンク内の水位がこの低水位位置まで低下したときに開
    く弁機構を設け、この弁機構と前記給水ライン
    おける給水弁の上流位置とを補給水供給ライン7で連
    結したことを特徴とする給水タンクの低水位防止装置。
JP24564492A 1992-08-21 1992-08-21 給水タンクの低水位防止装置 Expired - Lifetime JP2503846B2 (ja)

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JPH0673763A JPH0673763A (ja) 1994-03-15
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JP4962366B2 (ja) * 2008-03-17 2012-06-27 三浦工業株式会社 水処理供給システム
JP5190674B2 (ja) * 2008-03-24 2013-04-24 栗田工業株式会社 ボイラシステムの運転方法

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