JPH0673708U - 光ファイバーの取付構造 - Google Patents
光ファイバーの取付構造Info
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- JPH0673708U JPH0673708U JP2011393U JP2011393U JPH0673708U JP H0673708 U JPH0673708 U JP H0673708U JP 2011393 U JP2011393 U JP 2011393U JP 2011393 U JP2011393 U JP 2011393U JP H0673708 U JPH0673708 U JP H0673708U
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- movable piece
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来と同様に光ファイバーは着脱可能とする
と共に、取り付けた光ファイバーをより確実に保持する
取付構造を提供することを目的とする。 【構成】 光ファイバーを保持するための貫通孔を有す
るインナと、このインナを収納し一定量回動可能なツマ
ミとからなり、上記インナには上記貫通孔を含んで長さ
方向に、一部をインナ本体と連結するスリットを設けて
可動片とすると共に、この可動片の外周を徐々に径が大
きくなる膨成部とし、上記ツマミの内周には上記膨成部
と当接する押付段部を設けるという手段を用いた。
と共に、取り付けた光ファイバーをより確実に保持する
取付構造を提供することを目的とする。 【構成】 光ファイバーを保持するための貫通孔を有す
るインナと、このインナを収納し一定量回動可能なツマ
ミとからなり、上記インナには上記貫通孔を含んで長さ
方向に、一部をインナ本体と連結するスリットを設けて
可動片とすると共に、この可動片の外周を徐々に径が大
きくなる膨成部とし、上記ツマミの内周には上記膨成部
と当接する押付段部を設けるという手段を用いた。
Description
【0001】
本考案にかかる光ファイバーの取付構造は、光電スイッチ本体に光ファイバー を固定するときに利用するコネクタ、あるいは光ファイバー同士を接続してデー タリンクを構成する際に利用する取付構造に関する。
【0002】
出願人は光ファイバーの取付構造として実開平3−94504号公報の構造を 開示している。この構造では、光ファイバーを確実に把持する手段として、イン ナをコネクタ本体に向かってややテーパ状に拡開させると共に、このインナを収 納するツマミの内周壁に押付段部(当接壁)を設けることによって、ツマミを一 定量回動した場合にインナのテーパ部分と押付段部が当接し、この結果インナに 設けたスリットを介して貫通孔を縮径させ、光ファイバーを締め付け固定してい る。
【0003】
前述した光ファイバーの取付構造は、ツマミの回動よって、インナのテーパ面 とツマミの内周壁が係合し貫通孔を縮径するので、適宜光ファイバーをコネクタ に固定するものであった。しかし、ツマミの回動によって光ファイバーを締め付 け固定するものの、縮径した貫通孔の締め付け力はその内周壁の位置によって強 弱があるので、光ファイバーを部分的に締め付けることになり、取り付けた光フ ァイバーが不用意に外れてしまう恐れがあった。
【0004】 本考案は上述の課題を解決するもので、従来と同様に光ファイバーは着脱可能 とすると共に、取り付けた光ファイバーをより確実に保持する取付構造を提供す るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は上述した目的を達成するために、光ファイバーを保持するための貫通 孔を有するインナと、このインナを収納し一定量回動可能なツマミとからなり、 上記インナには上記貫通孔を含んで長さ方向に、一部をインナ本体と連結するス リットを設けて可動片とすると共に、この可動片の外周を徐々に径が大きくなる 膨成部とし、上記ツマミの内周には上記膨成部と当接する押付段部を設けるとい う手段を用いた。
【0006】
上述の技術的手段による本考案において、ツマミを一定量回動すればツマミに 設けた押付段部と膨成部は当接すると同時に、膨成部を介して可動片に内側方向 の力が加わる。可動片はこの力に従って内側に移動し、スリットおよび貫通孔は 一様に縮径する。従って、縮径した貫通孔の内壁全面が一様な締め付け力をもっ て光ファイバーを固定するという作用を有する。
【0007】
以下、本考案の実施例を添付した図面に従って詳述する。図1は本考案の外観 を示したもので、1はセンサ本体、2は光ファイバーAの挿通穴3・3を一対有 し、後述するインナ4に着脱可能であると共に一定量θ回動可能に取り付けられ たツマミである。ツマミ2は図2で示した背面図にみられるように、その内壁5 に押付段部6および突片7を夫々対称に設けた構造である。なお、押付段部6を 内壁5の全周にわたって設けなかったのは、ツマミ2の回動遊びとするためであ る。図3はツマミ2を被冠する前の分解斜視図を示すもので、センサ本体1には インナ4が固定されている。
【0008】 前述のインナ4を図4・5に基づいて更に詳述する。インナ4の断面を示す図 4に於いて、8は可動片部、9は摺滑部、10は取付部であり、11は光ファイ バー挿通用の貫通孔である。また図示したとおり、可動片部8は摺滑部9および 取付部10と連結している。図5はインナ4の一方の可動片部8の一部を破断し た斜視図であって、上記貫通孔11はスリット12によってほぼ二分割され、こ の結果可動片部8を形成している。また、上記可動片部8の外周面上は点Bを中 心とした円弧の径が徐々に大きくなる膨成部8aとしている。さらに、摺滑部9 の対向する位置にはL型溝13aを形成すると共に、L型溝13aの内に第一凸 部13bおよび第二凸部13cを設けた構成にしている。上記第一凸部13bお よび第二凸部13cはツマミ2の突片7が歯合する様になっており、ツマミ2を インナ4に挿入するに当たって突片7が第一凸部13bを越えてL型溝13aに 入ったならば、ツマミ2は容易には取り外すことはできない。この構成のインナ 4にツマミ2を被冠し、ツマミ2を一定量θ回動させた場合、ツマミ2はインナ 4の摺滑部9に設けたL型溝13aに沿って摺動すると共に、ツマミ2の押付段 部6は上記膨成部8aを介して可動片部8と当接することによって、可動片部8 ・8はそれぞれ中心方向に押圧される。また、取付部10はインナ4をセンサ本 体1に固定するもので、そのフランジ10bの相当する部分を回転防止用の切欠 部10cとすると共に、センサ本体1の肉厚に相当する位置を係止部10dとし てインナ4が取り付けられた後は外側から取り外せないようになっている。なお 、この取付部10をセンサ本体1の接触面に接着剤によって予め固着するなど、 インナ4をセンサ本体1に固定する構成は本考案に限定されるものではない。
【0009】 上述した構成の取付構造に光ファイバーを固定する場合を、図6・7に従って 説明すると、ツマミ2を回動させる前の状態を示した図6に於いて押付段部6は 可動片部8及びその膨成部8aと当接しておらず、貫通孔11は光ファイバーA の脱着が可能な程度に拡開している。そこで光ファイバーAを挿通し、矢印の方 向にツマミ2を回動させると、図7に示したように、押付段部6は膨成部を介し て可動片部8と当接し、可動片部8は中心方向に押圧されると同時にスリット1 2の間隔は狭まり、結果貫通孔11が縮径し光ファイバーAを可動片8の全内壁 によって締め付ける。ここで、ツマミ2に設けた突片7が第二凸部13cと係合 しているので、ツマミ2に逆方向の回転力を与えない限り、光ファイバーを締め 付けた状態は維持される。また、本実施例では図6・7で示したとおりツマミ2 はセンサ本体1の側面からはみでることがないので、この取付構造を複数隣接さ せた場合でも、隣接する同士が邪魔にならず同様の操作で光ファイバーを固定す ることができる。
【0010】
本考案の光ファイバーの取付構造は、コネクタ本体に取付可能なインナの貫通 孔はツマミの回動によって縮径することとしたので、容易に光ファイバーを固定 することができる。又、縮径する貫通孔の内壁全域で光ファイバーを把持するの で光ファイバーをより確実に固定でき、従来の課題を解決することができた。
【0011】 さらに、光ファイバーはツマミを指で一定量回動する操作のみで着脱でき、現 場での作業に手間がかからない上、本考案の取付構造を複数隣接させた場合でも なんら操作を変更することなく容易に光ファイバーを固定することができる。
【図1】本考案の取付構造を示す斜視図
【図2】ツマミの一部を破断した背面図
【図3】インナにツマミを被冠する前の分解斜視図
【図4】インナの断面図
【図5】インナの一部を破断した斜視図
【図6】ツマミを回動する前の取付構造を示す断面図
【図7】ツマミを回動した後の取付構造を示す断面図
1 センサ本体 2 ツマミ 3 挿通穴 4 インナ 5 内壁 6 押付段部 7 突片 8 可動片部 8a 膨成部 9 摺滑部 10 取付部 10b フランジ 10c 切欠部 10d 係止部 11 貫通孔 12 スリット 13a L型溝 13b 第一凸部 13c 第二凸部
Claims (1)
- 【請求項1】光ファイバーを保持するための貫通孔を有
するインナと、このインナを収納し一定量回動可能なツ
マミとからなり、上記インナには上記貫通孔を含んで長
さ方向に、一部をインナ本体と連結するスリットを設け
て可動片とすると共に、この可動片の外周を徐々に径が
大きくなる膨成部とし、上記ツマミの内周には上記膨成
部と当接する押付段部を設けたことを特徴とする光ファ
イバーの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993020113U JP2601523Y2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 光ファイバーの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993020113U JP2601523Y2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 光ファイバーの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0673708U true JPH0673708U (ja) | 1994-10-18 |
JP2601523Y2 JP2601523Y2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=12018072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993020113U Expired - Fee Related JP2601523Y2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 光ファイバーの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2601523Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015118264A (ja) * | 2013-12-18 | 2015-06-25 | 三菱鉛筆株式会社 | 光結合部材 |
-
1993
- 1993-03-26 JP JP1993020113U patent/JP2601523Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015118264A (ja) * | 2013-12-18 | 2015-06-25 | 三菱鉛筆株式会社 | 光結合部材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2601523Y2 (ja) | 1999-11-22 |
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