JPH0673635U - 厨房天井換気装置 - Google Patents

厨房天井換気装置

Info

Publication number
JPH0673635U
JPH0673635U JP1244393U JP1244393U JPH0673635U JP H0673635 U JPH0673635 U JP H0673635U JP 1244393 U JP1244393 U JP 1244393U JP 1244393 U JP1244393 U JP 1244393U JP H0673635 U JPH0673635 U JP H0673635U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air supply
ceiling
duct
exhaust
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP1244393U
Other languages
English (en)
Inventor
順二 森野
幸三 丹野
Original Assignee
株式会社大氣社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社大氣社 filed Critical 株式会社大氣社
Priority to JP1244393U priority Critical patent/JPH0673635U/ja
Publication of JPH0673635U publication Critical patent/JPH0673635U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 天井にそって流れる空気流を形成し、この空
気流にのって天井付近まで上昇した油煙等を含む空気気
を、天井付近に滞留させることなく、排出する。 【構成】 天井13の所要部に、給気ダクト15および排気
ダクト16を所定間隔をおいて設ける。給気ダクト15に給
気口21を排気ダクト16と向合うように形成するととも
に、排気ダクト16に排気口22を給気ダクト15と向合うよ
うに形成する。給気ダクト15および排気ダクト16間にお
いて天井13を、給気ダクト15から排気ダクト16に向かっ
て高くなるように傾斜させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、レストランやホテルの厨房のように比較的大型の営業用厨房の天 井を換気する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の装置としては、図3に示すようなものが知られている。すなわち、天 井41の一方の壁際に給気ダクト42が設けられるとももに、これのすぐ隣から他方 の壁際(図示しない)に向かって並列状に複数の排気ダクト43が設けられている 。給気ダクト42には下向きの給気口44が設けられている。排気ダクト43の底壁中 央部には、照明器具45を取付けた水平部46が設けられるとともに、その両側に、 排気口47を設けた傾斜部48が設けられている。排気ダクト43の隣り合うもの同し の間には空気流ガイド板49が設けられている。ガイド板49の両縁には、排気ダク ト43の底壁傾斜部48に面一に連なる折曲げ縁部51が設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記装置では、排気ダクト43の隣り合うもの同しの間に滞留しようとする油煙 等を含む空気をガイド板49によって排気口47までスムースに導いて、その滞留を 防止しようとするものであるが、これを完全に達成することはできない。天井41 下面付近に空気流が少しでも滞留すると、天井41下面がどうしても汚れてしまう ことになる。
【0004】 また、天井41下面の汚れを少なくするには、天井41の高さを高くすればよいこ とは知られているが、これは、空間の有効利用を優先する昨今の風潮に逆らうも のであり、容易には受け入れられない要求である。
【0005】 この考案の目的は、厨房の天井下面の汚れを防止することのできる厨房天井換 気装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案による厨房天井換気装置は、天井の所要部に、給気ダクトおよび排気 ダクトが所定間隔をおいて設けられ、給気ダクトに給気口が排気ダクトと向合う ように形成されるとともに、排気ダクトに排気口が給気ダクトと向合うように形 成され、給気ダクトおよび排気ダクト間において天井が、給気ダクトから排気ダ クトに向かって高くなるように傾斜させられているものである。
【0007】
【作用】
この考案による厨房天井換気装置は、天井の所要部に、給気ダクトおよび排気 ダクトが所定間隔をおいて設けられ、給気ダクトに給気口が排気ダクトと向合う ように形成されるとともに、排気ダクトに排気口が給気ダクトと向合うように形 成され、給気ダクトおよび排気ダクト間において天井が、給気ダクトから排気ダ クトに向かって高くなるように傾斜させられているから、給気口から排気口に向 かって天井の傾斜にそって流れる空気流が形成される。
【0008】
【実施例】
この考案の実施例を、図1および図2を参照してつぎに説明する。
【0009】 <実施例1> 実施例1を示す図1を参照すると、厨房の床11の適所には調理台12が置かれて いる。そして、天井13の一方の壁14際から他方の壁際(図示しない)にかけて給 気ダクト15および排気ダクト16が1つ置き交互に並列状に設けられている。これ ら給気ダクト15および排気ダクト16の隣り合うもの同し間において天井13が、給 気ダクト15から排気ダクト16に向かって高くなるように傾斜させられている。す なわち、天井13は、給気ダクト15がある低レベル部13a、排気ダクト16がある高 レベル部13bおよびこれら両レベル13a,13b間を連絡している傾斜部13cで構 成されている。
【0010】 給気ダクト15頂壁は天井低レベル13aと同じレベルであり、排気ダクト16頂壁 は天井高レベル13bと同じレベルである。給気ダクト15および排気ダクト16のそ れぞれの底壁は同一レベルであり、同底壁のそれぞれには照明器具17が取付けら れている。給気ダクト15には給気菅18が、排気ダクト16には排気管19がそれぞれ 接続されている。
【0011】 給気ダクト15の両側壁には給気口21が設けられている(壁際の給気ダクトは一 方の側壁のみ)。排気ダクト16の両側壁には排気口22がそれぞれ設けられている 。給気口21の下縁部にはダンパ23が上下方向揺動自在に取付けられている。
【0012】 給気管18を通じて給気ダクト15に空気を供給すると、供給された空気は給気口 21から吹き出され、天井13の傾斜部13cにそって流れ、排気口22から排出される 。これにより、給気口21から排気口22に向かって流れる空気流が形成される。一 方、調理台12から立ち登る油煙等を含む熱気は天井13に向かって上昇する。熱気 が天井13付近まで上昇すると、そこにある空気流にのって熱気が滞留することな く流され、排気口22から排出される。
【0013】 給気口21から吹き出される空気の勢いが比較的強い場合、ダンパ23を下向きに して広い範囲で空気流が形成されるようにし、その逆の場合、タンパ23を上向き にして天井13付近に集中的に空気流が形成されるようにタンパ23の傾斜角度が調 節される。
【0014】 <実施例2> 実施例2を示す図2を参照すると、天井13が、上下壁31,32によって2重構造 に形成され、上下壁31,32の間に空気通路33が形成されている。空気通路33の上 端開口は閉鎖され、その下端開口は給気ダクト15に連通されている。給気菅18は 、給気ダクト15には接続されず、空気通路33の上端近くに接続されている。
【0015】 給気管18を通じて空気通路33に空気を供給すると、供給された空気は空気通路 33内を上から下向きに流れ、給気ダクト15に流入する。給気ダクト15に流入した 空気は、給気口21から吹き出され、実施例1の場合と同様に、天井下面にそって 流れる空気流が形成される。
【0016】 実施例2の場合、吸気管18を通じて供給する空気の温度は、天井13付近の空気 の露点温度より高い温度、例えば40〜50℃であることが好ましい。このよう な温度の空気を2重構造の天井13の内外に流すようにすれば、天井13がその温度 まで熱せられることとなり、天井13付近の結露が防止される。
【0017】 上記のようにして、いうならば天井を集中的に強制換気することにより、一般 的には2.8〜3.0m位必要であった天井の高さを、2.5〜2.6mまで低 くしても、天井の汚れが防止されることが可能となった。また、同時に、熱気層 が作業者の頭の高さまで下がらず、効率的に厨房の換気が行えることとなった。
【0018】
【考案の効果】
この考案によれば、給気口から排気口に向かって天井の傾斜にそって流れる空 気流が形成されるから、この空気流にのって天井付近まで上昇した油煙等を含む 空気気を、天井付近に滞留させることなく、排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例1による厨房天井換気装置の
垂直縦断面図である。
【図2】この考案の実施例2による厨房天井換気装置の
図1相当の縦断面図である。
【図3】従来例を示す厨房天井換気装置の図1相当の縦
断面図である。
【符号の説明】
13 天井 15 給気ダクト 16 排気ダクト 21 給気口 22 排気口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井13の所要部に、給気ダクト15および
    排気ダクト16が所定間隔をおいて設けられ、給気ダクト
    15に給気口21が排気ダクト16と向合うように形成される
    とともに、排気ダクト16に排気口22が給気ダクト15と向
    合うように形成され、給気ダクト15および排気ダクト16
    間において天井13が、給気ダクト15から排気ダクト16に
    向かって高くなるように傾斜させられている厨房天井換
    気装置。
JP1244393U 1993-03-19 1993-03-19 厨房天井換気装置 Withdrawn JPH0673635U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1244393U JPH0673635U (ja) 1993-03-19 1993-03-19 厨房天井換気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1244393U JPH0673635U (ja) 1993-03-19 1993-03-19 厨房天井換気装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0673635U true JPH0673635U (ja) 1994-10-18

Family

ID=11805464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1244393U Withdrawn JPH0673635U (ja) 1993-03-19 1993-03-19 厨房天井換気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0673635U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008070096A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Horkos Corp 厨房用排気フード、厨房用給排気装置
JP2011518306A (ja) * 2008-04-18 2011-06-23 オーワイ ハルトン グループ リミテッド 増強捕捉及び封じ込め用排気装置、システム及び方法
EP2971979B1 (en) * 2013-03-14 2020-11-25 Provent d.o.o. Kitchen hood
KR102571346B1 (ko) * 2023-04-20 2023-08-29 주식회사 동현플러스 주방용 환기시스템

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008070096A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Horkos Corp 厨房用排気フード、厨房用給排気装置
JP2011518306A (ja) * 2008-04-18 2011-06-23 オーワイ ハルトン グループ リミテッド 増強捕捉及び封じ込め用排気装置、システム及び方法
US9574779B2 (en) 2008-04-18 2017-02-21 Oy Halton Group, Ltd. Exhaust apparatus, system, and method for enhanced capture and containment
EP2971979B1 (en) * 2013-03-14 2020-11-25 Provent d.o.o. Kitchen hood
KR102571346B1 (ko) * 2023-04-20 2023-08-29 주식회사 동현플러스 주방용 환기시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR960007957A (ko) 단열구조건물 및 건축용 패널
US2081640A (en) Ventilator attachment
EP0521989B1 (en) A method and an apparatus in ventilation
JPH0673635U (ja) 厨房天井換気装置
JPS60135522U (ja) 天井埋込形空気調和機
JPH04254121A (ja) 天井埋込形空気調和機
JP6829862B2 (ja) レンジフード
JP3526905B2 (ja) 排気装置
JPS6244255Y2 (ja)
JPS6238533U (ja)
JP3501597B2 (ja) 吹出口パネル
JPH09275839A (ja) 舎内温度差を解消する自然換気鶏舎
KR101157619B1 (ko) 실내 공조용 사각 디퓨저
JPH0212493Y2 (ja)
US1597002A (en) Ventilating system for buildings
JPH068427Y2 (ja) 喫煙室用空気流通装置
RU1828991C (ru) Энерго-экономическа система микроклимата животноводческого здани с чердаком
JPS5930816Y2 (ja) 換気装置
JPS6335294Y2 (ja)
US744915A (en) Heating system.
JPS63139430U (ja)
JPH04254122A (ja) 天井埋込形空気調和機
JPH0533996A (ja) 空調設備
JPH0979641A (ja) 主として浴室に使用される換気扇
JPH0791730A (ja) 通風パネルユニット及びこれを用いた床構造

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19970703