JPH0673602B2 - アキュムレ−タ - Google Patents
アキュムレ−タInfo
- Publication number
- JPH0673602B2 JPH0673602B2 JP63177301A JP17730188A JPH0673602B2 JP H0673602 B2 JPH0673602 B2 JP H0673602B2 JP 63177301 A JP63177301 A JP 63177301A JP 17730188 A JP17730188 A JP 17730188A JP H0673602 B2 JPH0673602 B2 JP H0673602B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- liquid
- diameter portion
- accumulator
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Percussion Or Vibration Massage (AREA)
- Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、液体に気体を多量に溶解させる目的で気体を
混入しても、溶解しきれなかった気体を液体と効率よく
分離できる機能を有するアキュムレータに関するもので
ある。
混入しても、溶解しきれなかった気体を液体と効率よく
分離できる機能を有するアキュムレータに関するもので
ある。
[従来の技術] 従来にあって気液分離装置を兼ねるアキュムレータは、
アキュムレータ内に仕切り板を設けて吸い込み口と吐出
口との間の加圧経路を長く取って溶解度を高めたり、内
部を金網などで区切って余剰気体の分離をよくして余剰
気体排出時に気体と同時にでる液体の量を少なくし且つ
圧力変動を押さえるといった様々な工夫がなされてきて
いる。
アキュムレータ内に仕切り板を設けて吸い込み口と吐出
口との間の加圧経路を長く取って溶解度を高めたり、内
部を金網などで区切って余剰気体の分離をよくして余剰
気体排出時に気体と同時にでる液体の量を少なくし且つ
圧力変動を押さえるといった様々な工夫がなされてきて
いる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、現在までのところ、その溶解性能や余剰
気体と液体を分離して余剰気体だけを排出する性能は、
飛躍的に向上するまでに至っていないのが現状である。
更に、上記したような効率、性能向上のための様々な改
良アイデアは、従来のアキュムレータの構造をより複雑
なものにし、製造も極めて困難であり、またコストも高
くなるという問題があった。また上記のように複雑化し
たことにより、性能を引き出すための排気弁の調整も難
しく、メンテナンスも困難であった。
気体と液体を分離して余剰気体だけを排出する性能は、
飛躍的に向上するまでに至っていないのが現状である。
更に、上記したような効率、性能向上のための様々な改
良アイデアは、従来のアキュムレータの構造をより複雑
なものにし、製造も極めて困難であり、またコストも高
くなるという問題があった。また上記のように複雑化し
たことにより、性能を引き出すための排気弁の調整も難
しく、メンテナンスも困難であった。
また、本発明に係るキュムレータはポンプと吐出ノズル
の間に配管でつながれて、圧力変動を吸収し且つ余剰気
体を排気するものであるが、装置を止めても従来のアキ
ュムレータはその配管中に液体が滞留して抜けなくなる
という問題もあった。
の間に配管でつながれて、圧力変動を吸収し且つ余剰気
体を排気するものであるが、装置を止めても従来のアキ
ュムレータはその配管中に液体が滞留して抜けなくなる
という問題もあった。
このようにアキュムレータ内に滞留水が溜まるとこの滞
留水が腐敗して汚染された液が次回使用の際に排出され
たり、腐敗した汚染物質がノズルを詰まらせたり、滞留
水が凍結して配管を破損させたりするといった問題も生
じていた。
留水が腐敗して汚染された液が次回使用の際に排出され
たり、腐敗した汚染物質がノズルを詰まらせたり、滞留
水が凍結して配管を破損させたりするといった問題も生
じていた。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであ
って、その目的とするところは、気液分離性能がよく、
安価で、しかも滞留水が残らず、メンテナンスが不要な
アキュムレータを提供することにある。
って、その目的とするところは、気液分離性能がよく、
安価で、しかも滞留水が残らず、メンテナンスが不要な
アキュムレータを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明のアキュムレータは、配管1の一部に大径部2を
設け、この大径部2を流れ方向に下り勾配をもたせ、大
径部2の流れ方向の前端部付近に立ち上がり管3を設
け、この立ち上がり管3の上部に排気部を設けて成るこ
とを特徴とするものであって、このようにな構成を採用
することで、上記した本発明の目的を達成したものであ
る。
設け、この大径部2を流れ方向に下り勾配をもたせ、大
径部2の流れ方向の前端部付近に立ち上がり管3を設
け、この立ち上がり管3の上部に排気部を設けて成るこ
とを特徴とするものであって、このようにな構成を採用
することで、上記した本発明の目的を達成したものであ
る。
[作用] すなわち、本発明にあっては、気体が混合された液体は
大径部2を通過する際に流れが遅くなり、気液混合水中
の気体が浮力によりアキュムレータの上方に移動しやす
くなって余剰気体が分離され、分離された気体は立ち上
がり管3に溜められ排気部4から排気される。この場
合、大径部2を流れ方向に下り勾配をもたせることで、
気体の浮力の分力が流れに逆らう方向に働くこととなっ
て、気体の流速が液体の流速に比べて遅くなり、いっそ
う気液の分離が促進されるようになっている。
大径部2を通過する際に流れが遅くなり、気液混合水中
の気体が浮力によりアキュムレータの上方に移動しやす
くなって余剰気体が分離され、分離された気体は立ち上
がり管3に溜められ排気部4から排気される。この場
合、大径部2を流れ方向に下り勾配をもたせることで、
気体の浮力の分力が流れに逆らう方向に働くこととなっ
て、気体の流速が液体の流速に比べて遅くなり、いっそ
う気液の分離が促進されるようになっている。
[実施例] 本発明を以下添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
る。
第1図には本発明のアキュムレータ5の一実施例が示し
てある。配管1の一部に配管1の他の部分に比べて大径
となった円筒状をした大径部2が設けてあり、この大径
部2は流れ方向に下り勾配をもたせてあり、さらに、大
径部2の流れ方向の前端部付近の上面から上方に立ち上
がり管3が垂直に突設してあり、この立ち上がり管3の
上部に排気弁よりなる排気部4を設けて本発明に係るア
キュムレータ5が構成してある。
てある。配管1の一部に配管1の他の部分に比べて大径
となった円筒状をした大径部2が設けてあり、この大径
部2は流れ方向に下り勾配をもたせてあり、さらに、大
径部2の流れ方向の前端部付近の上面から上方に立ち上
がり管3が垂直に突設してあり、この立ち上がり管3の
上部に排気弁よりなる排気部4を設けて本発明に係るア
キュムレータ5が構成してある。
第4図は本発明に係るアキュムレータ5の使用状態の説
明図であり、実施例には浴槽のような槽12に取り付ける
微細気泡発生装置8の配管1の一部にアキュムレータ5
を設けた実施例が示してある。
明図であり、実施例には浴槽のような槽12に取り付ける
微細気泡発生装置8の配管1の一部にアキュムレータ5
を設けた実施例が示してある。
アキュムレータ5はポンプ6と吐出口7との間に設けら
れるものであり、それらをつなぐ配管1はポンプ6側か
ら吐出口7側に向かって流れ勾配が取られている。ここ
で大径部2の入り口側における配管1の接続位置は第1
図のように大径部2の上面に接続する構成のものだけに
限定されず、第2図に示すように接続してもよい。
れるものであり、それらをつなぐ配管1はポンプ6側か
ら吐出口7側に向かって流れ勾配が取られている。ここ
で大径部2の入り口側における配管1の接続位置は第1
図のように大径部2の上面に接続する構成のものだけに
限定されず、第2図に示すように接続してもよい。
微細気泡発生装置8の配管1は一端部が吸水口9とな
り、他端部が吐出口7となるものであって、給水口9側
から順に吸気管10、ポンプ6、アキュムレータ5が配置
してある。第4図中11はポンプ6を駆動するためのモー
タである。
り、他端部が吐出口7となるものであって、給水口9側
から順に吸気管10、ポンプ6、アキュムレータ5が配置
してある。第4図中11はポンプ6を駆動するためのモー
タである。
しかして、モータ11によりポンプ6を駆動すると、ポン
プ6の作用で吸水口9から槽12内の液体が吸引され、こ
の液体が配管1を通過する際に吸気管10から空気が配管
1に巻き込まれて吸引され、空気が混ざった液体がポン
プ6内に至ってポンプ6内で加圧され、この加圧により
液体内に空気が溶解されることとなる。そして、空気が
溶解された液体は加圧された状態のままで配管1を通っ
て吐出口7へと送られるのであるが、この途中におい
て、アキュムレータ5を構成する大径部2を流れる際、
アキュムレータ5は液体の脈動を吸収したり衝撃圧を吸
収したりする一般的な作用をする他に、ポンプ6内での
加圧で溶解しきれなかった空気の溶解を促進すると共
に、それでも溶解せず液体中に混在する余剰空気を立ち
上がり管3側に浮上させて、液体から余剰空気を分離す
る作用をするものである。すなわち、アキュムレータ5
を構成する大径部2内を空気を含んだ液体が第1図、第
2図矢印Aのように流れる際、大径部2では空気が混合
された液体の流速が遅くなるので、気液混合水中の気体
が浮力により大径部2の上方に移動しやすくなって余剰
気体の溶解を促進すると共にそれでも溶解しない余剰気
体が分離されるのである。更に、大径部2は流れ方向に
下り勾配を設けてあるので、第3図に示すように、気体
の浮力による速度Vの液体流の速度Wに平行な速度成分
V1がWと逆方向になり、気泡の速度成分はT=W−V1と
なる。このため気体の流速は、液体の流速に比べて遅く
なり且つ気泡はV3方向に流れるため、両者の分離が促進
されることとなる。このようにして第2図矢印Bのよう
に上方に分離された気体は立ち上がり管3に溜められ、
排気部4から排気されるものである。第1図、第2図、
第3図において符号13は気泡を示している。ここで、立
ち上がり管3は、十分に気液が分離された位置に設けな
ければ、一部気体を捕捉し残すことが考えられるので、
大径部2の流れ方向の前端部付近に設けておくものであ
る。大径部2を通過した気体を溶解させた液体は吐出口
7に設けたノズルから槽12に吐出されることになる。そ
して、吐出口7に設けたノズルから槽12内に気体が溶解
された液体が吐出されると、この気体が溶解された液体
は加圧状態から一気に圧力が解放された状態なり、この
ため液体に溶解していた気体は析出され、この析出され
た気体によって微細な気泡が槽12内の液体中に生じるこ
ととなる。ここで、槽12が浴槽であり、気体として空気
を、液体として湯水とした場合、微細気泡が入浴者の身
体の表面を包み込む作用をして、体感温度を実際よりも
1〜3℃程度低下させることができ、入浴時の急激な血
圧上昇を小さくできる効果があり、また入浴後の体温の
低下が少なく湯冷めをしにくいという効果があり、また
浴用水が微細気泡で白色に染まるため視覚的な効果もあ
ることになる。
プ6の作用で吸水口9から槽12内の液体が吸引され、こ
の液体が配管1を通過する際に吸気管10から空気が配管
1に巻き込まれて吸引され、空気が混ざった液体がポン
プ6内に至ってポンプ6内で加圧され、この加圧により
液体内に空気が溶解されることとなる。そして、空気が
溶解された液体は加圧された状態のままで配管1を通っ
て吐出口7へと送られるのであるが、この途中におい
て、アキュムレータ5を構成する大径部2を流れる際、
アキュムレータ5は液体の脈動を吸収したり衝撃圧を吸
収したりする一般的な作用をする他に、ポンプ6内での
加圧で溶解しきれなかった空気の溶解を促進すると共
に、それでも溶解せず液体中に混在する余剰空気を立ち
上がり管3側に浮上させて、液体から余剰空気を分離す
る作用をするものである。すなわち、アキュムレータ5
を構成する大径部2内を空気を含んだ液体が第1図、第
2図矢印Aのように流れる際、大径部2では空気が混合
された液体の流速が遅くなるので、気液混合水中の気体
が浮力により大径部2の上方に移動しやすくなって余剰
気体の溶解を促進すると共にそれでも溶解しない余剰気
体が分離されるのである。更に、大径部2は流れ方向に
下り勾配を設けてあるので、第3図に示すように、気体
の浮力による速度Vの液体流の速度Wに平行な速度成分
V1がWと逆方向になり、気泡の速度成分はT=W−V1と
なる。このため気体の流速は、液体の流速に比べて遅く
なり且つ気泡はV3方向に流れるため、両者の分離が促進
されることとなる。このようにして第2図矢印Bのよう
に上方に分離された気体は立ち上がり管3に溜められ、
排気部4から排気されるものである。第1図、第2図、
第3図において符号13は気泡を示している。ここで、立
ち上がり管3は、十分に気液が分離された位置に設けな
ければ、一部気体を捕捉し残すことが考えられるので、
大径部2の流れ方向の前端部付近に設けておくものであ
る。大径部2を通過した気体を溶解させた液体は吐出口
7に設けたノズルから槽12に吐出されることになる。そ
して、吐出口7に設けたノズルから槽12内に気体が溶解
された液体が吐出されると、この気体が溶解された液体
は加圧状態から一気に圧力が解放された状態なり、この
ため液体に溶解していた気体は析出され、この析出され
た気体によって微細な気泡が槽12内の液体中に生じるこ
ととなる。ここで、槽12が浴槽であり、気体として空気
を、液体として湯水とした場合、微細気泡が入浴者の身
体の表面を包み込む作用をして、体感温度を実際よりも
1〜3℃程度低下させることができ、入浴時の急激な血
圧上昇を小さくできる効果があり、また入浴後の体温の
低下が少なく湯冷めをしにくいという効果があり、また
浴用水が微細気泡で白色に染まるため視覚的な効果もあ
ることになる。
ところで、微細気泡発生装置8の運転を停止し、槽12内
の液体を排水すると、アキュムレータ5を構成する大径
部2内の液体は重力で下方(流れ勾配の方向)に流れて
大径部2内に滞留水が残らないことになる。
の液体を排水すると、アキュムレータ5を構成する大径
部2内の液体は重力で下方(流れ勾配の方向)に流れて
大径部2内に滞留水が残らないことになる。
[発明の効果] 本発明にあっては、叙述のように配管の一部に大径部を
設け、この大径部を流れ方向に下り勾配をもたせ、大径
部の流れ方向の前端部付近に立ち上がり管を設け、この
立ち上がり管の上部に排気部を設けてあるので、空気を
含んだ液体が大径部を上流から下流にかけて流れる際、
気液混合水中の気体が浮力により大径部の上方に移動し
やくなって余剰気体の溶解を促進すると共にそれでも溶
解しない余剰気体が分離されて流れ方向に下り勾配とな
った大径部の流れ方向の前端部付近の立ち上がり管に溜
められて排気部から排気されるのである。そして、大径
部は流れ方向に下り勾配を設けてあるので、図面の第3
図に示すように、気体の浮力による速度Vの液体流の速
度Wに平行な成分V1とWと逆方向になり、気泡の速度成
分はT=W−V1となる。このため、気体の流速は液体の
流速に比べて遅くなり且つ気泡はV3方向に流れるため、
両者の分離が促進されることになり、このようにして上
方に分離された気体は大径部の流れ方向の前端部付近に
設けた立ち上がり管に溜められて排気部から排気される
ものである。この場合、立ち上がり管は、十分に気液が
分離された位置に設けてなければ、一部気体を捕捉し残
すことが考えられるが、本発明にあっては、立ち上がり
管が下り勾配の大径部の流れ方向の前端部付近に設けて
あるので分離した気体を確実に捕捉できるものである。
このように本発明にあっては、簡単な構成でスムーズに
余剰気体を分離でき、気液分離性能が向上し、このため
安定した排気が可能となり、低コストで製造できるとと
もにメンテナンスを不要とすることが可能となるもので
ある。また、本発明にあっては、流れ方向に下り勾配と
なった大径部の流れ方向の前端部付近に立ち上がり管を
設け、立ち上がり管の上部に排気部を設けたので、流速
をさほど(水平管ほど)落とさなくても気液分離ができ
る(つまり流速をある程度上げたまま気液分離ができ
る)ものである。更に、また、本発明にあっては、大径
部に勾配を持たせることによって配管経路全体が装置を
止めた時に自然に管内の水が排出されるものであり、ア
キュムレータ内部の液体が腐ったり、汚染物質が排気弁
やノズルを詰まらせるといったことがなく、また、凍結
による損害のおそれもなくなったものである。
設け、この大径部を流れ方向に下り勾配をもたせ、大径
部の流れ方向の前端部付近に立ち上がり管を設け、この
立ち上がり管の上部に排気部を設けてあるので、空気を
含んだ液体が大径部を上流から下流にかけて流れる際、
気液混合水中の気体が浮力により大径部の上方に移動し
やくなって余剰気体の溶解を促進すると共にそれでも溶
解しない余剰気体が分離されて流れ方向に下り勾配とな
った大径部の流れ方向の前端部付近の立ち上がり管に溜
められて排気部から排気されるのである。そして、大径
部は流れ方向に下り勾配を設けてあるので、図面の第3
図に示すように、気体の浮力による速度Vの液体流の速
度Wに平行な成分V1とWと逆方向になり、気泡の速度成
分はT=W−V1となる。このため、気体の流速は液体の
流速に比べて遅くなり且つ気泡はV3方向に流れるため、
両者の分離が促進されることになり、このようにして上
方に分離された気体は大径部の流れ方向の前端部付近に
設けた立ち上がり管に溜められて排気部から排気される
ものである。この場合、立ち上がり管は、十分に気液が
分離された位置に設けてなければ、一部気体を捕捉し残
すことが考えられるが、本発明にあっては、立ち上がり
管が下り勾配の大径部の流れ方向の前端部付近に設けて
あるので分離した気体を確実に捕捉できるものである。
このように本発明にあっては、簡単な構成でスムーズに
余剰気体を分離でき、気液分離性能が向上し、このため
安定した排気が可能となり、低コストで製造できるとと
もにメンテナンスを不要とすることが可能となるもので
ある。また、本発明にあっては、流れ方向に下り勾配と
なった大径部の流れ方向の前端部付近に立ち上がり管を
設け、立ち上がり管の上部に排気部を設けたので、流速
をさほど(水平管ほど)落とさなくても気液分離ができ
る(つまり流速をある程度上げたまま気液分離ができ
る)ものである。更に、また、本発明にあっては、大径
部に勾配を持たせることによって配管経路全体が装置を
止めた時に自然に管内の水が排出されるものであり、ア
キュムレータ内部の液体が腐ったり、汚染物質が排気弁
やノズルを詰まらせるといったことがなく、また、凍結
による損害のおそれもなくなったものである。
第1図は本発明の一実施例の概略断面図、第2図は同上
の他の実施例の概略断面図、第3図は同上の気体の浮力
と気体の流れる力と水流の力との関係を示すための説明
図、第4図は本発明のアキュムレータの一使用例を示す
概略説明図であって、1は配管、2は大径部、3は立ち
上がり管、4は排気部である。
の他の実施例の概略断面図、第3図は同上の気体の浮力
と気体の流れる力と水流の力との関係を示すための説明
図、第4図は本発明のアキュムレータの一使用例を示す
概略説明図であって、1は配管、2は大径部、3は立ち
上がり管、4は排気部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広田 伸也 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 寺町 啓一 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭55−99710(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】配管に一部の大径部を設け、この大径部を
流れ方向に下り勾配をもたせ、大径部の流れ方向の前端
部付近に立ち上がり管を設け、この立ち上がり管の上部
に排気部を設けて成ることを特徴とするアキュムレー
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63177301A JPH0673602B2 (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 | アキュムレ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63177301A JPH0673602B2 (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 | アキュムレ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0226602A JPH0226602A (ja) | 1990-01-29 |
JPH0673602B2 true JPH0673602B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=16028606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63177301A Expired - Lifetime JPH0673602B2 (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 | アキュムレ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0673602B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0721202Y2 (ja) * | 1991-06-21 | 1995-05-17 | 東京瓦斯株式会社 | 空気分離器 |
JP2663329B2 (ja) * | 1993-09-01 | 1997-10-15 | 和泉電気株式会社 | 余剰気体分離型気液加圧反応装置 |
US5849064B1 (en) * | 1997-04-14 | 2000-05-02 | Micromeritics Instr Corp | System and method for evenly suspending and circulating particles in a liquid |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5069760U (ja) * | 1973-10-30 | 1975-06-20 | ||
JPS5851739Y2 (ja) * | 1979-07-11 | 1983-11-25 | 金子農機株式会社 | 畜舎 |
JPS6299303U (ja) * | 1985-12-11 | 1987-06-24 |
-
1988
- 1988-07-15 JP JP63177301A patent/JPH0673602B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0226602A (ja) | 1990-01-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN104528859B (zh) | 无动力微气泡水装置 | |
CN109186317A (zh) | 一种凝汽器清洗设备 | |
JPH0673602B2 (ja) | アキュムレ−タ | |
JP2021171664A (ja) | 浮遊油の回収処理装置 | |
JP2013019405A (ja) | ジェットポンプの圧力流体エネルギー変換装置 | |
JP3197640B2 (ja) | 気泡発生装置 | |
CN207478047U (zh) | 具有消泡功能的真空滤油机 | |
JP2005000882A (ja) | マイクロバブル発生装置 | |
CN214060211U (zh) | 一种铝型材清洗污水回收处理装置 | |
US3078806A (en) | Pumping system | |
JPH0429703A (ja) | アキュムレータ | |
JPH1151522A (ja) | 製氷装置 | |
RU51894U1 (ru) | Буферная емкость-газосепаратор | |
JP3567489B2 (ja) | 気泡発生装置 | |
CN211920937U (zh) | 一体化气浮设备 | |
JP4096874B2 (ja) | 気泡発生装置 | |
JPS6240154Y2 (ja) | ||
JP3189374B2 (ja) | 気体溶解装置 | |
JPH04100527A (ja) | 微細気泡発生装置 | |
JPH0574531U (ja) | 気泡バス | |
JP4381195B2 (ja) | 薬液供給装置 | |
JPH0411903A (ja) | アキュムレータ | |
SU1240481A1 (ru) | Способ газожидкостной очистки газопровода | |
JP3588823B2 (ja) | 気泡発生装置 | |
JP3401811B2 (ja) | 気泡水流発生装置 |