JPH067349A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH067349A
JPH067349A JP16777392A JP16777392A JPH067349A JP H067349 A JPH067349 A JP H067349A JP 16777392 A JP16777392 A JP 16777392A JP 16777392 A JP16777392 A JP 16777392A JP H067349 A JPH067349 A JP H067349A
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Masaaki Shibata
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動子が増えても、少ない端子数で送波の端
子群と受波の端子群との結合を抑える。 【構成】 プローブ接続装置2では、送波端子群18t
と受波端子群18rとが互いの信号ピン14t,13r
と共通ピン12t,11rとが隣合うように配置され、
かつそれぞれの共通ピンと2つの信号ピンとが隣合うよ
うに配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波診断装置、特
に、複数の振動子を有する送波用プローブと受波用プロ
ーブとを接続するためのプローブ接続装置を備えた超音
波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】医用分野で用いられる超音
波診断装置では、たとえばBモードにより心臓部の断層
データをリアルタイムでモニタに表示したり、またパル
スドプラモードや連続波ドプラモードにより血流速度を
測定し、この分布を同様にモニタに表示することが行わ
れている。
【0003】連続波ドプラモード(以下、CWモードと
記す)では、1つのコネクタで診断装置本体に接続され
ているプローブを送波用のプローブと受波用のプローブ
とに分けて接続しており、送波と受波とを同時に連続し
て行っている。CWドプラモード時においては、Bモー
ドやパルスドプラモードと異なり、送波と受波とが同時
に行われるので、コネクタ内における送波端子と受波端
子との静電結合及び電磁結合が問題になる。静電結合は
送波端子と受波端子とが静電容量により結合することに
より生じる。静電結合が生じると、送波端子から受波端
子に送信信号が漏れ、正常に受波できなくなる。また、
電磁結合は、ある電流ループが生じたときに他の閉ルー
プに電流が生じる現象であり、電流ループの面積が大き
いほど電磁結合も大きくなる。
【0004】これらの結合を抑えるために、従来、コネ
クタでは、図5に示すように、送波用の端子群31と受
波用の端子群32とをそれぞれGND端子33で囲むこ
とが行われている。これにより、送信信号の漏れは大部
分がGND端子33に落ち、受波端子への漏れが少なく
なる。また、それぞれの端子群31,32を図6に示す
ようにシールド34で囲むことも行われている。
【0005】それぞれの端子群をGND端子で囲む前記
従来の構成では、送波端子群または受波端子群の周囲に
大量のGND端子が必要になるので、プローブの振動子
の数が増えると、飛躍的にGND端子の数が増える。こ
のため、各振動子に接続された送受波端子群にGND端
子を加えた全体としての端子数が増えコネクタが大きな
ものになる。
【0006】また、それぞれの端子群をシールドで囲む
前記従来の構成では、シールドの加工がしにくいという
問題がある。本発明の目的は、振動子が増えても、少な
い端子数で送波の端子群と受波の端子群との結合を抑え
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る超音波診断
装置は、複数の振動子を有する送波用プローブと受波用
プローブとを接続するためのプローブ接続装置を有する
ものである。プローブ接続装置は、送波端子群と受波端
子群とを備えている。送波端子群は、矩形の一方の対角
の頂点に配置された第1、第2共通端子と、矩形の他方
の対角の頂点に配置された第1、第2信号端子と、隣り
合う共通端子と信号端子とを結ぶ1対の線上に対向する
ように配置された第3、第4信号端子とからなり、共通
端子と隣り合う1対の信号端子とが各振動子を介して接
続し得る単位端子群を、2つの端子が配置された方向に
並設したものである。受波端子群は、単位端子群を、送
波端子群の並設方向と同方向に、その信号端子が送波端
子群の共通端子と隣り合い、その信号端子が送波端子群
の共通端子と隣り合うように並設したものである。
【0008】
【作用】本発明に係る超音波診断装置では、プローブ接
続装置の送波端子群と受波端子群とで、信号端子と共通
端子とが隣り合うように並設されているので、両端子群
の境界には必ず共通端子が存在する。このため、送波信
号の漏れは共通端子を介して接地され、送波端子群と受
波端子群との間で静電結合が生じにくくなる。
【0009】また、送波端子群と受波端子群とにおい
て、共通端子が隣り合う1対の信号端子と振動子を介し
て接続し得る構成となっており、各信号端子が隣り合う
共通端子と接続されているので、共通端子と信号端子と
で形成されるループの面積が小さくなり、それにより送
波端子群と受波端子群との電磁結合が小さくなる。ここ
では、共通端子の数が信号端子の数の半分で済むので、
振動子が増えても、少ない端子数で送波端子群と受波端
子群との静電結合及び電磁結合を抑えることができる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例による超音波診断
装置の概略構成を示している。図において、プローブ1
は、電子スキャナ用のものであり、複数の振動子を有し
ている。プローブ1は、Bモード時には送波と受波とを
別々に行い、CWモード時には複数の送波用振動子1a
と、受波用振動子1bとに分け、送波と受波とを同時に
行い得るようになっている。CWモード時において送波
用振動子1aはプローブ接続装置2を介して送波回路3
と接続されている。また受波用振動子1bは、プローブ
接続装置2を介して受波回路4に接続されている。プロ
ーブ接続装置2は、プローブ1から延びるコードの末端
に接続された、多数のピンを有するコネクタ2aと、診
断装置本体に配置された、前記ピンに電気的に接続され
得るレセプタクル2bとから構成されている。
【0011】送波回路3は、振動子を駆動するための高
周波パルス駆動回路を含んでいる。受波回路4は、反射
エコーを受信する受信機、電子走査を行うための遅延回
路及び遅延量選択回路等により構成されている。送波回
路3には基準となる参照波信号を発生する発振器(OS
C)5が接続されている。受波回路4には混合器6及び
断層用信号処理回路7が接続されている。断層用信号処
理回路7は、反射エコーにより断層像の情報を作成する
ためのものである。混合器6には発信器5が接続されて
おり、受波回路4で受波処理された反射エコーを参照波
信号により直交検波する。
【0012】混合器6には帯域通過フィルタ8も接続さ
れている。帯域通過フィルタ8は、ローパスフィルタで
あり、混合器6によって得られる和及び差の周波数のう
ちの和の周波数を除去し、ドプラ信号を得るためのもの
である。帯域通過フィルタ8には周波数分析回路9が接
続されている。周波数分析回路9は、帯域通過フィルタ
8で得られたドプラ信号の周波数成分を分析するもので
ある。これにより血流の速度分布が求められる。周波数
分析回路9にはDSC10が接続されている。このDS
C10には断層用信号処理回路7も接続されている。D
SC10は、超音波信号に同期して得られた情報をテレ
ビ信号に同期して出力するためものである。DSC10
にはCRTディスプレイからなるモニタ20が接続され
ている。
【0013】プローブ接続装置2を構成するコネクタ2
aは、図2に示すように、送波端子群18tと受波端子
群18rとを備えている。送波端子群18tは、矩形の
一方の対角に配置された第1,第2共通ピン11t,1
2tと、矩形の他方の対角の頂点に配置された第1,第
2信号ピン13t,14tと、第1,第2共通ピン11
t,12tと第2,第1信号ピン14t,13tとの間
に配置された第3,第4信号ピン15t,16tとから
なる端子単位群17tを2つのピン11t,13tが配
置された方向(図上下方向)に並設して構成されてい
る。
【0014】受波端子群18は、同様な配置で上下を反
転した第1,第2共通ピン11r,12r、第1,第
2,第3,第4信号ピン13r,14r,15r,16
rとからなる単位端子群17rを同方向に並設して構成
されている。この送波端子群18tと受波端子群18r
とは交互に配置されている。また送波端子群18tと受
波端子群18rにおいて、信号ピンと共通ピンとが互い
に隣り合うように1ピンずらして配置されている。ここ
では、信号ピンと共通ピンとで形成される実線で示すル
ープが送波端子群18tと受波端子群18rとの境界で
交互に配置されている。
【0015】図3はプローブ接続装置2の模式的構成を
示している。信号ピン16t及び信号ピン14tは、隣
り合う1組の送波用振動子1a,1aの一端に接続され
ている。隣り合う送波用振動子1a,1aの他端には、
共通ピン12tが接続されている。同様に、隣り合う1
組の受波用振動子1b,1bには、信号ピン13r,1
5rが接続されており、その他端には、共通ピン11r
が接続されている。そして、レセプタクル2bを介して
送波用振動子1aは送波回路3に、受波用振動子1bは
受波回路4にそれぞれ接続されるようになっている。
【0016】次に上述の実施例の動作について説明す
る。電源が投入されると発振器5から参照波信号が送波
回路3及び混合器6に出力される。送波回路3では参照
波信号をもとに高周波パルスが発振され、発振されたパ
ルスがプローブ接続装置2を介して送波端子群18tの
各信号ピン13t〜16tを介して各送波用振動子1a
に与えられる。そして各振動子1aが振動し、超音波が
発射される。発射された超音波は体内で反射し受波用振
動子1bで受波される。受波された反射エコー信号は、
受波端子群18rの各信号ピン13r〜16rを介して
受波回路4に与えられる。受波回路4では増幅検波等を
行い、反射エコー信号を断層用信号処理回路7及び混合
器6に与える。混合器6では反射エコーに対し直交検波
処理を行い、さらに帯域通過フィルタ8で和信号を除去
し、反射エコーと参照波信号との位相差を示すドプラ信
号を得る。得られたドプラ信号は、周波数分析回路9に
与えられ、その周波数が分析され、周波数スペクトラム
がDSC10に与えられる。また断層用信号処理回路7
により得られた断層信号(Bモード像)もDSC10に
与えられる。DSC10ではそれらの一方を選択してモ
ニタ20に出力する。
【0017】ここで、送波端子群18tにおいて、信号
ピンと共通ピンとが隣接しているので、信号ピンと各振
動子1aと共通ピンとで形成されるループの面積が小さ
くなる。このため、送波端子群18tと受波端子群18
rとの電磁結合が少なくなる。また、送波端子群18t
と受波端子群18rとの境界において前記ループが交互
に配置されており、対向していないので、さらに電磁結
合が小さくなる。また、送波端子群18tと受波端子群
18rとにおいて、信号端子同士が隣り合うことなく、
必ず信号端子と共通端子とが隣り合うように配置してい
るので、送波端子群18tと受波端子群18rの信号端
子間の静電結合が少なくなる。
【0018】さらに共通端子の数が信号端子の数の半分
であるので、振動子が増えても、少ない端子数で送波端
子群と受波端子群との静電結合及び電磁結合を抑えるこ
とができる。 〔他の実施例〕前記実施例では、電子スキャナの振動子
群を2分割して用いる共用型を例に説明したが、送受波
独立の振動子を有している専用型のプローブ及び電子ス
キャナと専用型が複合されたタイプや電子スキャナに送
信用振動子を付加したタイプ等の複合型のプローブにお
いても本発明を実施できる。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る超音波診断装置では、プロ
ーブ接続装置の送波端子群と受波端子群とにおいて、そ
れぞれの信号端子と共通端子とが隣り合うように並設さ
れているので、送波端子群の信号端子と受波端子群の信
号端子とにおける静電結合を減少できる。また、送波端
子群において共通端子とそれと振動子を介して接続し得
る信号端子とが隣り合うように配置されているので、そ
れらで構成されるループの面積が小さくなり、送波端子
群と受波端子群との電磁結合を小さくすることができ
る。ここでは、共通端子の数が信号端子の数の半分で済
むので、振動子が増えても、少ない端子数で送波端子群
と受波端子群との静電結合及び電磁結合を抑えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を採用した超音波診断装置の
全体概略図。
【図2】そのコネクタのピン配置を示す図。
【図3】コネクタの斜視概略図。
【図4】従来のコネクタのピン配置を示す図。
【図5】従来のコネクタのピン配置を示す図。
【符号の説明】
1 プローブ 1a 送波用振動子 1b 受波用振動子 2 プローブ接続装置 2a コネクタ 2b レセプタクル 11t,12t 第1,第2共通ピン 11r,11r 第1,第2共通ピン 13t,14t,15t,16t 第1,第2,第3,
第4信号ピン 13r,14r,15r,16r 第1,第2,第3,
第4信号ピン 17t,17r 単位端子群 18t 送波端子群 18r 受波端子群

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の振動子を有する送波用プローブと受
    波用プローブとを超音波診断装置に接続するためのプロ
    ーブ接続装置を備えた超音波診断装置において、 矩形の一方の対角の頂点に配置された第1、第2共通端
    子と、前記矩形の他方の対角の頂点に配置された第1、
    第2信号端子と、隣り合う共通端子と信号端子とを結ぶ
    1対の線上に対向するように配置された第3、第4信号
    端子とからなり、共通端子と隣り合う1対の信号とが前
    記各振動子を介して接続し得る単位端子群を、2つの端
    子が配置された方向に並設した送波端子群と、 前記単位端子群を、前記送波端子群の並設方向と同方向
    に、その信号端子が前記送波端子群の共通端子と隣り合
    い、その共通端子が前記送波端子群の信号端子と隣り合
    うように並設した受波端子群と、を備えたプローブ接続
    装置を有することを特徴とする超音波診断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012061226A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Toshiba Corp 超音波診断装置及びプローブコネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012061226A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Toshiba Corp 超音波診断装置及びプローブコネクタ

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