JPH0673493U - 防振パット - Google Patents

防振パット

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Publication number
JPH0673493U
JPH0673493U JP1530593U JP1530593U JPH0673493U JP H0673493 U JPH0673493 U JP H0673493U JP 1530593 U JP1530593 U JP 1530593U JP 1530593 U JP1530593 U JP 1530593U JP H0673493 U JPH0673493 U JP H0673493U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
vibration
connecting plate
cylinders
pad
Prior art date
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Pending
Application number
JP1530593U
Other languages
English (en)
Inventor
功 矢冨
誠之助 服部
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 昭和電線電纜株式会社 filed Critical 昭和電線電纜株式会社
Priority to JP1530593U priority Critical patent/JPH0673493U/ja
Publication of JPH0673493U publication Critical patent/JPH0673493U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上下方向の振動に対しても安定した防振機能
を発揮し得る防振パットを提供する。 【構成】 コイルばね12を長さ方向に内蔵した複数の
ゴム筒10と、これらのゴム筒10を並列配置した状態
で一体に連結したゴム連結板11とを備えている。ゴム
連結板11の中央部にはゴム連結板より肉厚が厚くかつ
ゴム筒10の長さより短い厚肉部13を設けた。 【効果】 ゴム筒10に一定以上の荷重が加わった場合
でもゴム筒10に内蔵されたコイルばね12と厚肉部1
3とにより荷重を受け止めることから、ゴム筒10が座
屈することがなく上下方向の振動に対しても安定した防
振機能を発揮する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、特に工場機械等を支持するのに好適な防振パットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の防振パットとして図4および図5に示されるように複数のゴム筒 1が並列配置されると共に、これらのゴム筒1の中間部を同種の平板状のゴム体 2により一体に連結した構造のものがある。
【0003】 この従来の防振パットを例えば工場機械の脚部に取付ける際は、同脚部を地面 に置いた防振パット上に載置するが、両者がずれないように予め地面の所定位置 に植設したアンカボルトに任意のゴム筒1の中空孔を挿入し、ナットで軽く締付 けることを行っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の防振パットはゴム筒1が柔らかいことから上下方向に大きな 振動が加わった場合はゴム筒1が座屈し易く、座屈した場合は防振機能が著しく 低下する。
【0005】 また従来の防振パットは機械の脚部に取付ける際に防振パットを地面に保持す るのに手間がかかり取付け作業性がよくなかった。
【0006】 本考案は上記難点を解消すべくなされたもので、上下方向の振動に対しても安 定した防振機能を発揮し得ると共に、取付け作業性の良好な防振パットを提供す ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の防振パットは、コイルばねを長さ方向に内蔵した複数のゴム筒と、こ れらのゴム筒を並列配置した状態で一体に連結したゴム連結板とを備えた防振パ ットにおいて、前記ゴム連結板の中央部に、前記ゴム連結板より肉厚が厚くかつ 前記ゴム筒の長さより短い厚肉部を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
本考案の防振パットにおいては、ゴム連結板の中央部上面と複数のゴム筒の上 面との上に載置された支持板と、ゴム筒に内蔵されたコイルばねおよびゴムスト ッパ部とにより荷重を受け止める。したがって、ゴム筒に一定以上の荷重が加わ った場合でもゴム筒が座屈することがなく上下方向の振動に対しても安定した防 振機能を発揮し得る。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の防振パットを図に基づいて説明する。 図1および図2は本考案の防振パットの一実施例を示している。これらの図に おいて4個のゴム筒10が並列配置された状態でゴム連結板11により一体に連 結されている。ゴム連結板11は4個のゴム筒10の各中間部を連結している。 各ゴム筒10にはそれぞれ長さ方向にコイルばね12が内蔵されている。 ゴム連結板11の中央部には平面ほぼ十字形の厚肉部13が設けられている 。厚肉部13はゴム筒10の高さの約半分以下の肉厚とされ、厚肉部13の中心 には上下方向に貫通する取付孔14が設けられている。
【0010】 上記実施例はこのように構成され、使用に際し図3に示されるように地面15 上に機械脚部16を据付けるには次のようにする。 先ず地面15の所定位置にアンカボルト17を植設しておく。そして4個のゴ ム筒10の各上、下端面にそれぞれ補助板20、21を装着する。ついで、地面 15のアンカボルト17に取付孔14を挿通させ、さらに機械脚部16を挿通さ せて補助板20上に載せ、ゴムブッシュ22を介して固定される。アンカボルト 17の上部に締付ナット23が螺合される。このときゴムブッシュ22と締付ナ ット23との間に適当な隙間24を設けるようにする。
【0011】 この実施例によれば、小さな振動に対しては4個のゴム筒10により対応し、 上下方向の大きな振動に対しては厚肉部13が対応する。したがってサージング がなくかつ低い高さで小さい固有振動数が得られる。
【0012】 なお4個のゴム筒10の上、下端面にそれぞれ装着された補助板20、21は 必要に応じて設けられるものであり、補助板20、21を設けた場合には機械脚 部16の面積が小さいものや凹凸がある地面15にスムーズに対応できると共に 支承すべき機械の荷重を均一に受け止めることができる。
【0013】
【考案の効果】
本考案の防振パットは、ゴム連結板の中央部に、ゴム連結板より肉厚が厚くか つゴム筒の長さより短い厚肉部を設けたことにより、上下方向の振動に対しても 安定した防振機能を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の防振パットの一実施例を示す平面図。
【図2】図1A−A線に沿う断面図。
【図3】図1B−B線に沿う断面にて示す同実施例の使
用説明図。
【図4】従来の防振パット示す平面図。
【図5】同防振パットの断面図。
【符号の説明】
10…ゴム筒 11…ゴム連結板 12…コイルばね 13…厚肉部 14…取付孔 15…地面 16…機械脚部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルばねを長さ方向に内蔵した複数の
    ゴム筒と、これらのゴム筒を並列配置した状態で一体に
    連結したゴム連結板とを備えた防振パットにおいて、前
    記ゴム連結板の中央部に、前記ゴム連結板より肉厚が厚
    くかつ前記ゴム筒の長さより短い厚肉部を設けたことを
    特徴とする防振パット。
JP1530593U 1993-03-30 1993-03-30 防振パット Pending JPH0673493U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1530593U JPH0673493U (ja) 1993-03-30 1993-03-30 防振パット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1530593U JPH0673493U (ja) 1993-03-30 1993-03-30 防振パット

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Publication Number Publication Date
JPH0673493U true JPH0673493U (ja) 1994-10-18

Family

ID=11885097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1530593U Pending JPH0673493U (ja) 1993-03-30 1993-03-30 防振パット

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JP (1) JPH0673493U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002332998A (ja) * 2001-05-11 2002-11-22 Kawamoto Pump Mfg Co Ltd ポンプ装置
JP2014080997A (ja) * 2012-10-15 2014-05-08 Seiko Seisakusho:Kk 制振ダンパー
JP2018071555A (ja) * 2016-10-24 2018-05-10 株式会社安震 制震パッド

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990119