JPH06733Y2 - 設定装置を有する計器 - Google Patents

設定装置を有する計器

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JPH06733Y2
JPH06733Y2 JP1988004189U JP418988U JPH06733Y2 JP H06733 Y2 JPH06733 Y2 JP H06733Y2 JP 1988004189 U JP1988004189 U JP 1988004189U JP 418988 U JP418988 U JP 418988U JP H06733 Y2 JPH06733 Y2 JP H06733Y2
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setting device
instrument
connector
instrument body
setting
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JP1988004189U
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JPH01110324U (ja
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裕幸 土井
和孝 荻谷
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Chino Corp
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Chino Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は例えば、記録計や支持調節計等のように装置を
駆動するに際して、各種パラメータ等の設定入力を行う
ための設定装置を有する計器に関するものである。
[従来の技術] 従来の設定装置を有する計器として第3図に示す記録計
を例にとり説明する。この記録計は計器本体6と、設定
装置5と、ケース本体8とで概略構成されている。計器
本体6はその前面上部から順に前面にシート状の表示パ
ネルを備え、種々の測定に基づく可変値を表示する表示
部1と、図示しない駆動源からの信号により制御される
記録ペン3によって、測定結果から得られる記録データ
を記録紙2に印字する記録装置が設けられた記録部4
と、を備えている。また記録部4の下側には複数のキー
スイッチを備えた設定装置5が固設されている。さら
に、これら計器本体6と設定装置5は前面扉7を有する
ケース本体8内に抜挿自在に収納されるようになってい
る。そして、この種の記録計では、まず測定に必要な各
種パラメータ等の設定を、キースイッチの押動操作によ
って行うと、外部から図示しない入力端子を介して例え
ば、温度、流量、圧力等の測定信号がチャンネル毎に計
器本体6内に取り込まれる。次にこのチャンネル毎に取
り込まれた測定信号は、図示しないマザーボードで演算
処理された後、記録紙2上に記録されるようになってい
る。また、取り込まれた各チャンネル毎の測定信号は、
設定装置5のキースイッチを操作することによって選択
的に切換えて表示部1に表示できるようになっている。
しかしながら、上述した記録計では、小型計器に対応さ
せようとする場合、計器本体6前面に表示部1と記録部
4が設けられるため、設定装置5のスペースが十分とれ
なかった。従って設定装置5に設けられているキースイ
ッチのスペースにも限界が生ずるため、最小限の数のキ
ースイッチからなる設定装置5しか配設することができ
ず、測定に対し簡単な入力設定しか行うことができない
という問題点があった。さらに、従来の計器では表示部
1と設定装置5とが縦列して計器本体6の前面に配設さ
れているので、表示部1の表面画面を目視しながらの設
定入力が行いにくく操作性に欠けるという問題点があっ
た。
上記のような問題点を解決するために、上記の設定装置
をボード形にして計器本体内に引き出し挿入自在とな
し、計器本体前面の面積に拘らす設定装置に配設するキ
ースイッチのスペースを十分広く取ることができるよう
にした記録計が、実開昭60−8825号公報に示され
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上述した実開昭60−8825号公報に示さ
れる考案では、ボード形設定装置と計器本体側との電器
接続配線の処理に問題があり、該接続配線が計器本体内
部に引っ掛かって設定装置の引き出し又は挿入ができな
くなったり、長年の抜挿使用により疲労が生じて接続不
良を起しやすいという課題がある。
そこで、本考案は、上述した問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、上記ボード形設定装置を計器
本体に対して引き出し挿入自在に収納して設けた計器に
おいて、設定装置が計器本体内に引っ掛かったり接続不
良を起こしたりすることのない計器に提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案は、 計器本体(6)の前面に設けられ、種々の変位値を表示
する表示部(1)と、前記計器本体(6)の外壁面に沿っ
て計器本体(6)内に引き出し挿入自在に収納され、各
種パラメータ等の設定入力を行うボード形の設定装置
(5)と、を備えた設定装置を有する計器において、 前記設定装置(5)には、その計器本体(6)内におけ
る後部位置に上下方向に設定装置側コネクタ(10b)
が突出形成され、前記計器本体(6)の内部における設
定装置側コネクタ(10b)と前後方向に対面する前方位置
には、設定装置(5)が引き出された状態で設定装置
(5)側コネクタ(10b)と係合して電気接続が行な
われ、設定装置(5)が挿入された状態では設定装置
(5)側コネクタ(10b)と分離して電器接続が断た
れる計器本体側コネクタ(10b)が突出形成されてい
ることを特徴としている。
[作用] ケース本体から外方向に設定装置を十分に引き出すと、
計器本体と設定装置とは、互いにコネクタを介して電気
的に接続される。
[実施例] 第1図は本考案の第1実施例を示し、一部に切欠きを施
した記録計の斜視図である。
尚、この実施例の計器において従来の計器と同一あるい
は同等の構成要素には同一番号を付して説明する。
この第1実施例による記録計は、表示部1、記録部4、
マザーボード9とを備えた計器本体6と設定装置5とが
ケース本体8内に収納されたものである。そして、設定
装置5をケース本体8から外方に十分引き出した状態
で、計器本体6と設定装置5とが互いにコネクタ10を
介して接続され、設定装置5による測定に対する各種の
設定入力が行えるようになっている。
計器本体6はその前面上部に表示部1が設けられてお
り、この表示部1の前面には表示パネルが固設されてい
る。この表示パネルは図示しない入力端子を介して外部
から各チャンネル毎に取り込まれる測定信号に対する各
種データの表示を行っている。また、このときに表示パ
ネルの表示画上に表示される内容の選択は、後に説明す
る設定装置5による設定入力に基づいて行われるように
なっている。
計器本体6の前面寄りで表示部1の下部に設けられた記
録部4は、計器本体6に対して着脱自在で、記録紙2が
折畳み収納されたチャート架台11と、測定結果によっ
て得られる記録データを各チャンネル毎に記録紙2にア
ナログあるいはディジタル印字する記録ペン3とを備え
ている。
また、この記録部4の下部には、中板12が設けられて
おり、さらにこの中板12の下面にはマザーボード9が
設定されている。このマザーボード9は電子部品等が実
装された処理回路と、コネクタ10aと、を備えて構成
されている。また、コネクタ10aは計器本体前面側
で、マザーボード9の端部下側に固設されている。
例えば設定装置5は多数のキースイッチ5aがマトリッ
クス状に配設された薄型のキーボードによって構成され
ている。この設定装置5の奥行方向の端部上面には、マ
ザーボード9に固設されたコネクタ10aと対応する位
置にコネクタ10bが固設されている。そして、上述し
た各コネクタ10は互いに着脱自在で、コネクタ10が
互いに嵌合した際計器本体6と設定装置5とが電気的に
接続されてるようになっている。
さらに、上述したマザーボード9はコネクタ10aと、
設定装置5のコネクタ10bとの脱着動作について詳述
すると、設定装置5の使用時には、引き出された設定装
置5を奥行方向にガイド部材13に沿って押動すること
によってマザーボード9のコネクタ10aと設定装置5
のコネクタ10bの接続が解除され、設定装置5がケー
ス本体8内に収納できるようになっている。また設定装
置5の使用時には、設定装置5を計器本体6前面方向に
ガイド部材13に沿って十分引き出すことによってマザ
ーボード9のコネクタ10aと設定装置5のコネクタ1
0bが自動的に嵌合されるようになっている。このコネ
クタ10の接続によって設定装置5とマザーボード9と
が電気的に接続され、各種設定入力が行なえるようにな
っている。
従って、このように構成された記録計では、設定装置5
を引き出した状態で自動的にマザーボード9のコネクタ
10aと、設定装置5のコネクタ10bとが接続される
ため、マザーボード9と設定装置5との間をフラットケ
ーブルによって接続する必要がなく、ケース本体8のス
ペースを設定装置5を収納するスペースとして有効的に
利用することができる。また、設定装置5は計器本体6
の表示面に対してつき出した状態で垂設されているた
め、表示面を目視しながら自然な手の動きによってキー
スイッチ5aを押動操作することができる。
第2図は本考案の第2実施例を示し、一部に切欠きを施
した記録計の斜視図である。
尚、この実施例において従来の計器と同一あるいは同等
の構成要素には同一番号を付して説明する。
この第2実施例による記録計では、第2図に示すように
設定装置5をケース本体8より引き出し、傾斜させてさ
らに前方に引くことによりコネクタが嵌合してマザーボ
ード9と設定装置5とが電気的に接続されて設定入力を
行うことができるようになっている。ここで、上述した
第1実施例と相違する点は、設定装置5裏面及びマザー
ボード9上面と各コネクタ10a、10bとの間に、設
定装置5を傾斜させてさらに引いたとき各コネクタ10
a、10bが嵌合されるようスペーサ14が設けられて
いることである。そして設定入力を行う時には、ケース
本体8内壁面に固設されたガイド部材13に沿って設定
装置5をコネクタ10の各コネクタ10a,10bどう
しが当接する位置まで引き出した後、傾斜させて前方に
引くことによってコネクタ10どうしが嵌合され、電気
的接続により設定入力を行うことができる。このような
設定装置5では、設定装置5の傾斜角度θをスペーサ1
4を用いることによって、自由に変えることができるの
で、オペレータの操作しやすい傾斜角度θに予め設定し
ておくことが可能である。
従ってこのように構成された記録計では、設定装置5を
オペレータの操作しやすい角度に調整ができるので、一
層設定入力がしやすくなる。
ところで上述した各実施例では、設定装置5のコネクタ
はその上面端部又は裏面端部、マザーボードのコネクタ
10aはその上面端部、にそれぞれ固設されているもの
について述べたが、各々のコネクタ10a、10bは設
定装置5を引き出した状態で互いに嵌合される構造であ
れば良いので、その他の面に設定させても良い。
さらに、本実施例では、設定装置5を有する計器として
記録計を例にとって説明してきたが、他の種類の計測機
等、例えば指示調節計にも上述したような構造をとれば
同様の効果が得られる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、計器本体(6)
に抜挿自在として収納されたボード形設定装置(5)の
計器本体(6)内における後部位置に、上下方向に設定
装置側コネクタ(10b)を突出形成し、該設定装置
(5)の引き出し位置においては、その設定装置側コネ
クタ(10b)と計器本体(6)内における前方の対向
位置に設けた計器本体側コネクタ(10a)とを係合し
て電気接続を行なわせるようにし、設定装置(5)の挿
入位置においては上記両コネクタを分離して電気接続を
断つようにしたので、設定装置側と計器本体側とを電気
接続するための接続配線を省略でき、接続配線の引っ掛
かり等に基づく設定装置の抜挿不能や接続配線の疲労に
基づく接続不良がない。また、設定装置の不使用時にお
いて、いちいち計器本体側との電気接続を切る作業を行
なう必要がなく便利である。さらに、計器本体内に接続
配線を収納させる空間を設ける必要がなくスペース効率
の点で優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による設定装置を有する計器の第1実施
例を示し、一部に切欠きを施した記録計の斜視図、第2
図は本考案による設定装置を有する計器の第2実施例を
示し、一部に切欠きを施した記録計の斜視図、第3図は
従来の設定装置を有する計器である記録計の一例を示す
図である。 1…表示部、5…設定装置(キーボード)、 6…計器本体、8…ケース本体、 10…コネクタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】計器本体(6)の前面に設けられ、種々の
    可変値を表示する表示部(1)と、前記計器本体(6)
    の外壁面に沿って計器本体(6)内に引き出し挿入自在
    に収納され、各種パラメータ等の設定入力を行うボード
    形の設定装置(5)と、を備えた設定装置を有する計器
    において、 前記設定装置(5)には、その計器本体(6)内におけ
    る後部位置に上下方向に設定装置側コネクタ(10b)
    が突出形成され、前記計器本体(6)の内部における設
    定装置側コネクタ(10b)と前後方向に対面する前方
    位置には設定装置(5)が引き出された状態で設定装置
    (5)側コネクタ(10b)と係合して電気接続が行な
    われ、設定装置(5)が挿入された状態では設定装置
    (5)側コネクタ(10b)と分離して電気接続が断た
    れる計器本体側コネクタ(10a)が突出形成されてい
    ることを特徴とする設定装置を有する計器。
JP1988004189U 1988-01-19 1988-01-19 設定装置を有する計器 Expired - Lifetime JPH06733Y2 (ja)

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JP1988004189U JPH06733Y2 (ja) 1988-01-19 1988-01-19 設定装置を有する計器

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JPH01110324U JPH01110324U (ja) 1989-07-25
JPH06733Y2 true JPH06733Y2 (ja) 1994-01-05

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS608825U (ja) * 1983-06-29 1985-01-22 株式会社東芝 記録計

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JPH01110324U (ja) 1989-07-25

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