JPH1131275A - キーボード - Google Patents

キーボード

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JPH1131275A
JPH1131275A JP18856397A JP18856397A JPH1131275A JP H1131275 A JPH1131275 A JP H1131275A JP 18856397 A JP18856397 A JP 18856397A JP 18856397 A JP18856397 A JP 18856397A JP H1131275 A JPH1131275 A JP H1131275A
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JP
Japan
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case
bottom plate
keyboard
engaging
engagement
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JP18856397A
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English (en)
Inventor
Katsuya Kobayashi
克也 小林
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2229/00Manufacturing
    • H01H2229/062Maintenance or repair facilities
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2231/00Applications
    • H01H2231/006Bank automat; Cash register; Vending machine

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  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作用表示器の角度が調節可能でありなが
ら、メンテナンス作業や製造時の組み立て作業を容易に
する。 【解決手段】 操作用表示器4は、前後方向に角度調節
可能な状態でケース1の上面に立てて取り付ける。そし
て、底板2の上面に係合突起20,20,・・・を設
け、それらを、ケース底部のケース折曲部21や係合片
22に水平方向に係合させ、さらに、止めネジ23によ
り底板2の前端部をケース折曲部21にネジ止めしてケ
ース1に底板2を固定する。メンテナンスの際には、キ
ーボードを台の前端から少し前に出して、止めネジ23
を外してから、ケース1を後側に押すことにより両者を
分離でき、その状態でケース1の前部を上に持ち上げれ
ば、キーボード全体を裏返したりすることなしに作業を
行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メンテナンスを容
易にしたレジスタ用のキーボード、特にPOSレジスタ
に好適なキーボードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来のPOSレジスタの外観
図である。図10において、1はキーボードのケース、
3は商品メニューキー3Aとファンクションキー3Bと
を有するキーボードユニット、4はキーボードユニット
3のキー操作に応じて商品名,価格,合計金額等を表示
する操作用表示器、31はデータ記録用のRAMカード
を出し入れするための開閉扉、32は操作モードを選択
するためのモード選択キー、33は防水シートである。
そして、40は上記各部を含むキーボード、41はレシ
ートや売上集計表等を印字出力するプリンタ、42はキ
ャッシュドロアであり、キーボード40及びプリンタ4
1は、互いに分離可能な状態で、キャッシュドロア42
の上に並べて載置されている。
【0003】(第1従来例)図11は、第1従来例のキ
ーボード内部概略図であり、図12は、その底面図であ
る。符号1,3,4,33は、図10のものに対応して
おり、2は底板、5は顧客に対して商品価格や売上合計
金額等を表示するための顧客用表示器、6は商用交流電
源を直流に変換して内部の回路に供給する電源ユニッ
ト、7は外部装置からの各種ケーブルのコネクタを接続
するため底板2を内側に凹ませて形成した接続用空間、
8はそれらのケーブルコネクタを接続するためのコネク
タ、9は制御回路基板、10は接続ケーブル、11は接
続ケーブル10をキーボードユニット3と接続するため
のコネクタ、34は底板2をケース1に固定するための
止めネジである。なお、接続ケーブル10以外の内部配
線は、ここでは省略している。
【0004】ケース1の上面には、防水シート33が張
り付けられていて、キーボードの上にジュース等の液体
がこぼれることがあっても、それがキーボード及びキー
ボードユニット3の内部に侵入しないようにしている。
そして、そのようにケース1の上面に防水シート33が
張りつけられているため、キーボードユニット3の取り
付けは、ケース1の内側からネジ止めするようにしてい
る。また、図示はしていないが、制御回路基板9の後端
部上面には、ケース側面の適当な高さ位置に設けられた
RAMカード挿入用の開閉扉31(図10)から挿入さ
れるRAMカード用のコネクタが直接取り付けられる。
そして、そのコネクタを開閉扉31に位置合わせする必
要があるためと、接続用空間7を確保するため、制御回
路基板9は、底面に対して斜めに設けられ、その固定
は、ケース1の内面からスペーサ(図示せず)を介して
行われている。
【0005】このようなPOSレジスタのキーボードに
おいては、メンテナンスを行う際に、まず、コネクタ8
に接続されたケーブルコネクタを外してから、キーボー
ド本体を裏返して置き、全ての止めネジ34を外し、ケ
ース1から底板2を外してからメンテナンスの作業を行
う。このように、操作用表示器4がケース1の上面と平
行に設けられているものであれば、ケーブルコネクタを
外したり、多数の止めネジ34を外したりする手間はか
かるものの、メンテナンス作業は支障なく行うことがで
きる。
【0006】しかしながら、このような操作用表示器4
では、その角度を調節することができないため、操作者
の身長の高低により見にくくなったり、また、照明光の
反射によって見にくくなったりしても、見にくい状態の
まま使わざるを得ないという欠点があった。そこで、操
作用表示器4の角度調整ができるようにしたものが開発
されている。
【0007】(第2従来例)図13は、第2従来例のキ
ーボード内部概略図であり、図14は、その底面図であ
る。符号は、図11,12のものに対応している。
【0008】操作用表示器4は、ケース1の上に立てた
状態で取り付けられており、ケース1の上面に対する角
度を前後方向に調節できるようにしている。このような
キーボードであれば、操作者の身長や、照明の状態に応
じて、操作用表示器4の角度を最適位置に調整すること
により、常に表示内容が見易い状態で使用することがで
きる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うなキーボードでは、メンテナンスの際、底板2を開け
るのに、ケーブルコネクタを外したり、多数の止めネジ
34を外したりする手間はかかるという問題点が依然と
して残るという問題点があり、その上、操作用表示器4
がケース1の上面に立てた状態で取り付けられているた
め、メンテナンスの際に、キーボード本体を裏返して置
くことができないという問題点があった。
【0010】そのため、メンテナンスの際には、キーボ
ードを横向きに寝かせた状態で底板2を取り外すことに
なり、その作業用に広いスペースが必要になり、また、
製造時の組み立ての際には、常に裏返しの状態で作業で
きるような治具が必要になっていた。
【0011】本発明は、そのような問題点を解決し、メ
ンテナンスの際、底板を開けるのに、ケーブルコネクタ
を外したり、多数の止めネジ34を外したりする手間を
省くことができ、さらに、操作用表示器の角度が調節可
能でありながら、メンテナンス作業や製造時の組み立て
作業を容易にすることを課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1記載のキーボードは、レジスタ用のキーボ
ードであって、底板の上面に、ケース底部の係合部に水
平方向に係合する係合突起を設け、それらを係合させた
後、底板の前端部をケースにネジ止めしてケースに底板
を固定するようにしたことを特徴とする。このようにす
ると、接続ケーブルを取り外すことなく、1つの止めネ
ジを外すだけで、簡単にケースを開けることができるよ
うになる。
【0013】また、請求項2記載のキーボードは、操作
用表示器を、前後方向に角度調節可能な状態でケース上
面に立てて取り付けたことを特徴とする。このようにす
ると、操作用表示器の角度が調節可能でありながら、メ
ンテナンス作業や製造時の組み立て作業を容易にするこ
とができるようになる。
【0014】そしてまた、請求項3記載のキーボード
は、底板の前端部上面から底板固定片を上方に伸ばして
設け、該底板固定片をケース前側のカード挿入口取付壁
にネジ止めするようにしたことを特徴とする。このよう
にすると、底板取り外しの際に、裏側からの作業が全く
必要なく、全て前側から作業できるようになる。
【0015】さらに、請求項4記載のキーボードは、係
合突起を左右両側の前後方向に複数設け、それら係合突
起とケース底部の係合部とが先側の係合突起から順に係
合するように係合突起とケース底部の係合部との位置関
係をずらして設けたことを特徴とする。このようにする
と、ケースと底板の係合をスムーズに行うことができる
ようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0017】(第1実施形態)図1は、第1実施形態の
キーボードの内部概略図であり、図2は、その底面図で
ある。符号1〜11は、図10〜14のものに対応し、
12は液受皿、13はキーボード載置段部、14は枠板
載置段部、15はケーブル貫通孔、16は防水壁、17
は止めネジ、18は枠板、19は防水シート、20は係
合突起、21は端部折曲部、22は係合片、23は止め
ネジ、24は止め孔である。
【0018】上面に防水シートが張り付けられていて、
防滴構造にされたキーボードユニット3を、ケース1の
取付開口部の周囲に形成したキーボード載置段部13に
上から載置し、止めネジ17により、ケース1に固定す
るようにしている。このようにして、ケース1の表側か
らキーボードユニット3を取り付け,取り外しができる
ようにしている。
【0019】ただ、このままでは、止めネジ17の頭が
表面に見えてしまい外観上好ましくないので、キーボー
ド載置段部13の外側に枠板載置段部14を設け、それ
に、止めネジ17の頭を覆い隠すように枠板18をはめ
込むようにしている。この枠板18は、また、キーボー
ドユニット3のキーを表示するためのキー表示シートを
挟み込むのにも使うことができる。そのようにすれば、
キー設定を変更したとき、簡単にその表示シートを交換
することができるようになる。
【0020】また、キーボードユニット3の下側には、
キーボードユニット3と間隔をあけて、ケース1と一体
に液受皿12が設けられており、それにより、ケース1
の上にジュース等の液体がこぼされて、ケース1とキー
ボードユニット3との間の隙間からしみ込んできてもそ
れを受けて、制御回路基板9にはかからないようにして
いる。ただ、液受皿12は、キーボードユニット3と制
御回路基板9との間を遮るように設けられるため、両者
の間を接続する接続ケーブル10を通すケーブル貫通孔
を設ける必要がある。そのケーブル貫通孔15は、キー
ボードユニット3で覆われる部分に設け、その周囲に
は、土手状に防水壁16を設けている。さらに、制御回
路基板9の上を覆うように、防水シート19が設けられ
ており、液体が防水壁16を越えてこぼれだすようなこ
とがあっても、制御回路基板9に液体がかからないよう
にしている。
【0021】ケース1への操作用表示器4の取り付け
は、図3に示すように、ケース1の上面に固定された表
示器取付台4aの上に固定金具4bを置き、ネジ孔4
c,4cにネジを通してネジ止めし、それに操作用表示
器4を取り付けることにより行う。固定金具4bへの操
作用表示器4の取り付けは、例えば、図4に示すような
金具類を使って行う。固定金具4bの左右の直立片4
e,4eの間に回転金具4fを入れ、固定金具4bの軸
孔4d,4dと回転金具4fの軸孔4g,4gとを位置
合わせして、そこにシャフト4kを通し、回転金具4f
に形成した透孔4iとシャフト4kに形成したネジ孔4
mとにネジを差し込んで両者を固定する。
【0022】そのシャフト4kの両端からコルク製のリ
ング4q,4qを通し、さらにその両外側から、小判状
の挿通孔4sを有する金属リング4r,4rを通し、そ
の小判状の挿通孔4s,4sをシャフト4kの小判型断
面部4n,4nにはめ込んで、シャフト4kと金属リン
グ4r,4rとが、一体的に回転するようにしている。
シャフト4kの両端部にはネジ4p,4pが切られてお
り、それにコイルバネ4t,4tを差し込んだ後、表示
器固定金具4u,4uのネジ孔4v,4vをネジ込む。
【0023】そのようにして金具類を組み合わせた後、
操作用表示器4下部の取付面に位置合わせして、回転金
具4fの透孔4jと表示器固定金具4u,4uの長孔4
w,4wにビスを差し込んで、回転金具4f,表示器固
定金具4u,4uと操作用表示器4とを一体的に固定す
る。その結果、操作用表示器4,回転金具4f,シャフ
ト4k,金属リング4r,4r及び表示器固定金具4
u,4uは、固定金具4bの軸孔4d,4dを中心にし
て一体的に回動する。その際、コイルバネ4t,4tに
より、固定金具4bと金属リング4r,4rの間でコル
ク製のリング4q,4qを押し付けることになって、回
動に摩擦力が発生付加され、任意の角度位置で操作用表
示器4を固定できるようにしている。また、回転金具4
fに設けられているストッパ4hにより、操作用表示器
4の傾き角度は一定の範囲内に制限される。
【0024】次に、ケース1への底板2の固定である
が、本発明では、従来のキーボードで採用されていたネ
ジ止めの代わりに、図1に示すように、底板2に係合突
起20を設け、それをケース1の底部に形成した係合部
としての端部折曲部21や係合片22に係合させること
により行う。係合突起20は、図5に拡大して示すよう
に、ケース1の底部の端部折曲部21(あるいは、係合
片22)を弾性的に挟み込むような形状に形成されてお
り、底板2を矢印方向に押し込むことにより、あるい
は、ケース1を反対方向に押し込むことにより、両者が
係合される。係合を解くときは、底板2を反対方向に引
っ張ってやればよい。
【0025】図6に示すように、この実施形態では、そ
のような係合突起20が、底板2の6箇所に設けられて
おり、ケース1底部のそれに対向する位置に、端部折曲
部21または係合片22が形成されている。なお、係合
突起20の先端は、係合がスムーズに行われるように上
方に曲げられている。そして、各係合突起20の先端部
を端部折曲部21または係合片22の前端部に合わせて
から底板2を押し込むことにより、底板2がケース1に
固定される。さらに、底板2の前端に形成した止め孔2
4と、ケース1の前側の端部折曲部21に形成したネジ
孔に止めネジ23(図1,図2)をネジ込むことによ
り、底板2がはずれないようにしている。その場合、止
め孔24をダルマ型の孔にすることにより、止めネジ2
3を完全に取り外さなくても、底板2をケース1から外
せるようにしている。
【0026】また、各係合突起20の先端部と端部折曲
部21や係合片22とが同時に係合すると、抵抗が大き
くなって押し込むのに大きな力が必要になるので、各係
合突起20の先端部と端部折曲部21や係合片22との
位置関係は、後端部より手前側のものほど、係合が遅れ
るように、位置を少しずつずらしている。そのようにす
ることにより、先端部の係合突起20から順に係合する
ようになって、底板2の押し込みがスムーズにできるよ
うになる。
【0027】一方、メンテナンスのため、このキーボー
ドのケースを開ける場合は、台上のキーボードを操作者
側に少し引き出すか、前側を少し上げるかして止めネジ
23を緩めた後、ケース1を後側に押すことで、底板2
の各係合突起20,20,・・・とケース1底部のケー
ス折曲部21や係合片22,22,・・・との係合を外
す。その結果、ケース1と底板2とが分離可能な状態に
なったので、図7に示すように、ケース1の前側を上に
持ち上げて開き、メンテナンス作業を行う。
【0028】そして、ケース1を開ける際に、キーボー
ドを操作者側にほんのわずか引き出すか、前側を少し上
げるかするだけで止めネジ23を弛めることができ、従
来のキーボードのように、多数の止めネジを外すために
本体を裏返したり、横向きに寝かせたりする必要がない
ので、外部のケーブル類をコネクタ8に接続したまま
で、作業をすることができる。ただ、図示はしないが、
コネクタ8と制御回路基板9との間等、キーボード内部
の配線は、ケース1を図7に示すように開けるだけ、長
さに余裕を持たせておく必要がある。
【0029】(第2実施形態)図8は、第2実施形態の
キーボードの内部概略図であり、図9は、その底面図で
ある。符号1〜23は、図1,図2のものに対応してお
り、25はシールドを兼ねた固定板、26はその一部を
切り欠いて形成した切欠部、27は防水シート、28は
カード挿入口取付壁、29はカード挿入部底板、30は
底板固定片、31は開閉扉である。
【0030】このキーボードでは、開閉扉31を手前
(操作者側)に設けるため、RAMカードコネクタ(図
示せず)を制御回路基板9の前側先端部に取り付ける必
要がある関係上、制御回路基板9を底板2に対して平行
に設けている。制御回路基板9は、ケース1に固定され
た固定板25に、スペーサを介在させて取り付けられて
いる。
【0031】また、接続用空間7は、制御回路基板9が
水平に取り付けられる関係上、第1実施形態のように制
御回路基板9の下には配置することができない。そのた
め、接続用空間7は、制御回路基板9の後側に設け、そ
の位置にあった電源ユニット6は、制御回路基板9の後
部上側の空間に、固定板25に固定して設けている。そ
してまた、コネクタ8は、接続用空間7の天板に上側に
向けて設けている。
【0032】キーボードユニット3の取付構造、及び、
液受皿12,ケーブル貫通孔15,防水壁16の構造
は、第1実施形態と同様である。ただ、液受皿12に溜
まった液体量が多くなって、防水壁16を越えてケーブ
ル貫通孔15から下に溢れ出した場合の対処は異なる。
すなわち、ケーブル貫通孔15の下側には、固定板25
があり、その上には電源ユニット6が取り付けられてい
る。したがって、液体がケーブル貫通孔15から下に溢
れ出した場合、固定板25の上を流れて電源ユニット6
を濡らしてしまう可能性が生じる。そこで、固定板25
のケーブル貫通孔15下側部分に切欠部26を設け、さ
らに、固定板25と制御回路基板9との間に、絶縁を兼
ねた防水シート27を後側に傾斜させて設けている。そ
の結果、液体がケーブル貫通孔15から下に溢れ出した
場合、液体は、防水シート27の上に落下し、それを伝
って底板2に落ちる。そして、底板2に設けられている
スリットを通して外部に排出される。
【0033】このキーボードにおいては、RAMカード
挿入口を手前側に設ける関係上、ケース1の前面に開閉
扉31を設け、その内側に、カード挿入口取付壁28を
設けて、それにRAMカード挿入口(図示せず)を取り
付けている。一方、底板2の前端部に、底板固定片30
を底板2からほぼ垂直に、かつ、カード挿入口取付壁2
8と平行に設けており、底板2をケース1に取り付けた
状態で、底板固定片30がカード挿入部底板29の透孔
を貫通して、カード挿入口取付壁28と対向するように
している。そして、カード挿入口取付壁28と底板固定
片30とを止めネジ23で止めることにより、底板2が
はずれないようにしている。
【0034】なお、底板2の係合突起20,20,・・
・とケース1のケース折曲部21や係合片22,22,
・・・との関係は、第1実施形態と同様である。このキ
ーボードにおいて、ケース1を開ける際には、開閉扉3
1を開いて、その中にある止めネジ23を外す。その
後、ケース1を後側に押すことで、底板2の各係合突起
20,20,・・・とケース1底部のケース折曲部21
や係合片22,22,・・・との係合を外す。その結
果、ケース1と底板2とが分離可能な状態になったの
で、第1実施形態の場合と同様に、ケース1の前側を上
に持ち上げて開き、メンテナンス作業を行う。
【0035】なお、上記実施形態では、係合突起20と
ケース折曲部21や係合片22との係合方向を前後方向
としたが、必ずしもそれに限定されず、例えば、横方向
の移動により係合させるようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、次に記載するような効果を奏する。すなわ
ち、請求項1記載のキーボードは、底板の上面に、ケー
ス底部の係合部に水平方向に係合する係合突起を設け、
それらを係合させた後、底板の前端部をケースにネジ止
めしてケースに底板を固定するようにしたので、接続ケ
ーブルを取り外すことなく、1つの止めネジを外してか
ら、ケースを底板から水平方向にずらすだけで、簡単に
ケースを開けることができるようになる。
【0037】また、請求項2記載のキーボードは、上記
の構成に加えて、操作用表示器を、前後方向に角度調節
可能な状態でケース上面に立てて取り付けたので、操作
用表示器の角度が調節可能でありながら、メンテナンス
作業や製造時の組み立て作業を容易にすることができる
ようになる。
【0038】そしてまた、請求項3記載のキーボード
は、底板の前端部上面から底板固定片を上方に伸ばして
設け、該底板固定片をケース前側のカード挿入口取付壁
にネジ止めするようにしたので、底板取り外しの際に、
裏側からの作業が全く必要なく、全て前側から作業でき
るようになる。
【0039】さらに、請求項4記載のキーボードは、係
合突起を左右両側の前後方向に複数設け、それら係合突
起とケース底部の係合部とが先側の係合突起から順に係
合するように係合突起とケース底部の係合部との位置関
係をずらして設けたので、ケースと底板の係合をスムー
ズに行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のキーボードの内部概略図であ
る。
【図2】第1実施形態のキーボードの底面図である。
【図3】操作用表示器固定金具のケースへの取付説明図
である。
【図4】操作用表示器の取付金具類を示す図である。
【図5】底板の係合突起とケース底部との係合の様子を
示す図である。
【図6】底板とケース底部との関係を示す図である。
【図7】第1実施形態のキーボードのケースを開けた状
態を示す図である。
【図8】第2実施形態のキーボードの内部概略図であ
る。
【図9】第2実施形態のキーボードの底面図である。
【図10】従来のPOSレジスタの外観図である。
【図11】第1従来例のキーボード内部概略図である。
【図12】第1従来例のキーボード底面図である。
【図13】第2従来例のキーボード内部概略図である。
【図14】第2従来例のキーボード底面図である。
【符号の説明】
1…ケース 2…底板 3…キーボードユニット 4…操作用表示器 5…顧客用表示器 6…電源ユニット 7…接続用空間 8,11…コネクタ 9…制御回路基板 12…液受皿 17,23…止めネジ 20…係合突起 21…端部折曲部 22…係合片 24…止め孔 28…カード挿入口取付壁 29…カード挿入部底板 30…底板固定片 31…開閉扉 40…キーボード 41…プリンタ 42…キャッシュドロア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レジスタ用のキーボードであって、底板
    の上面に、ケース底部の係合部に水平方向に係合する係
    合突起を設け、それらを係合させた後、底板の前端部を
    ケースにネジ止めしてケースに底板を固定するようにし
    たことを特徴とするキーボード。
  2. 【請求項2】 操作用表示器を、前後方向に角度調節可
    能な状態でケース上面に立てて取り付けたことを特徴と
    する請求項1記載のキーボード。
  3. 【請求項3】 底板の前端部上面から底板固定片を上方
    に伸ばして設け、該底板固定片をケース前側のカード挿
    入口取付壁にネジ止めするようにしたことを特徴とする
    請求項1または2記載のキーボード。
  4. 【請求項4】 係合突起を左右両側の前後方向に複数設
    け、それら係合突起とケース底部の係合部とが先側の係
    合突起から順に係合するように係合突起とケース底部の
    係合部との位置関係をずらして設けたことを特徴とする
    請求項1,2または3記載のキーボード。
JP18856397A 1997-07-14 1997-07-14 キーボード Pending JPH1131275A (ja)

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JP18856397A JPH1131275A (ja) 1997-07-14 1997-07-14 キーボード

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JP18856397A JPH1131275A (ja) 1997-07-14 1997-07-14 キーボード

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JP18856397A Pending JPH1131275A (ja) 1997-07-14 1997-07-14 キーボード

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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