JPH067333Y2 - 感震装置 - Google Patents

感震装置

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JPH067333Y2
JPH067333Y2 JP2056791U JP2056791U JPH067333Y2 JP H067333 Y2 JPH067333 Y2 JP H067333Y2 JP 2056791 U JP2056791 U JP 2056791U JP 2056791 U JP2056791 U JP 2056791U JP H067333 Y2 JPH067333 Y2 JP H067333Y2
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seismic
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ball
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adapter
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正郎 片岡
昭夫 高橋
忠夫 渋谷
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関西ガスメータ株式会社
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は地震動を検出して各種
災害を未然に防止する目的で、例えばガスメータ、石油
ストーブ、エレベータ、化学プラント、鉄道等の各種機
器、装置等に取付けられる感震装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の感震装置として、例えば
実開昭61ー48325号公報等に示されるように、感
震機構部に感震球を使用したものが既知である。
【0003】かかる従来の感震機構部は、内底面が緩や
かな逆円錐状に形成されたケーシング内に感震球が収納
され、かつその上部に、下面側が感震球より曲率半径の
大なる凹球面に形成された円盤状部を有するプランジャ
ーが、上記凹球面を感震球上に接触せしめた状態で上下
移動自在に配設され、かつ該プランジャーの上端中央部
に突設された軸部に、一端部が枢着された押圧板の他端
先端部が当接されると共に、該押圧板の中間部上面に開
閉スイッチの作動レバーの先端部が下方付勢状態に弾接
されている。而して、震動に伴って感震球が上記ケーシ
ング内を転動することによって、該球がプランジャーの
凹球面を上方に押し上げ、これによりプランジャーの上
端軸部が押圧板を押し上げ、それに伴い作動レバーが押
し上げられて開閉スイッチの接点が閉じるように作動す
るものである。
【0004】しかしながら、この種の従来の感震装置
は、上述のとおり、プランジャーが感震球上に常時接触
状態に配設されると共に、プランジャーの上端軸部がケ
ーシング上部に被蓋された蓋体の軸孔に嵌入され、かつ
プランジャーが押圧板により押圧された構造であるた
め、震動時に開閉スイッチを確実に作動させるために
は、プランジャーと感震球との摩擦力、プランジャーの
軸部とこれが嵌入された前記軸孔との摩擦力、プランジ
ャーの重力、押圧板の付勢力等に打ち勝ってプランジャ
ーを上下移動させなければならない。従って、感震球と
して必然的に大型のものを採用しなければならず、その
ために感震装置自体が大型になってしまうという難があ
った。
【0005】かかる問題点に鑑みて、本願出願人は先の
出願においてプリント基板に搭載可能な程度に小型であ
り、しかも高性能な感震器を提案した。
【0006】この提案にかかる感震器は、ケーシング内
に感震球が転動自在に収納されると共に、該感震球の上
部にその転動に伴って開閉作動されるスイッチ部が設け
られてなるものであって、上記スイッチ部が、互いに等
角度をなすように放射状に延びた偶数本の可動接片を有
する下側電極片とその上部に近接離間状態に配置された
上側電極片とよりなる開閉スイッチと、上記各可動接片
と前記感震球との間にそれぞれ上下移動自在に配設さ
れ、感震球の転動時に該球に接触されて前記可動接片を
上側電極片に接触させるように押上作動せしめる接片作
動用小球とで構成されてなる小型のものである。
【0007】而して、この小型感震器にあっては、これ
を例えばガスメーター内に取付ける場合には、ガス遮断
制御回路の電子部品と共に同一プリント基板上に搭載す
ることができて好都合であるが、その一方において次の
ような難を有するものであった。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】この小型感震器のプリ
ント基板への取付けは、これを搭載するプリント基板の
製造業者によって行なうのが製造能率の点からしても好
ましいものであるが、この小型感震器は多数の精密部品
によって構成されているものであることより、所定の信
頼性を保持するためには、プリント基板製造業者へ供給
する際の運搬・保管時、あるいはプリント基板への取付
作業時等においてその取扱に充分な配慮が必要であり、
そのために製造コストアップを招くおそれを有するもの
であった。この考案は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、製造コストアップを招くおそれのない小型
かつ高性能な感震装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】而して、この考案にかか
る感震装置は、プリント基板に搭載可能な小型の感震器
を採用すると共に、これをガスメータ等の取付側にアダ
プターを介して取付けるようにしたものである。
【0010】即ち、感震器本体と、これをガスメータ等
の取付側に取付るための取付用アダプターとで構成さ
れ、前記感震器本体は、ケーシング内に転動自在に収納
された感震球と、該感震球の上部にその転動に伴って開
閉作動されるスイッチ部とを有し、該スイッチ部が、互
いに等角度をなすように放射状に延びた偶数本の可動接
片を有する下側電極片とその上部に近接離間状態に配置
された上側電極片とよりなる開閉スイッチと、上記各可
動接片と前記感震球との間にそれぞれ上下移動自在に配
設され、感震球の転動時に該球に接触されて前記可動接
片を上側電極片に接触させるように押上作動せしめる接
片作動用小球とを備えたものである一方、前記取付用ア
ダプターは、上記感震器本体を着脱自在に保持しうる保
持部と、該保持部から延設されて取付側に取付うるよう
になされた取付部とを備えたものであることを特徴とす
る感震装置を要旨とする。
【0011】感震器本体として、下端に1対の取付用脚
部と、開閉スイッチに電気的に接続された接続端子とが
それぞれ下方突出状に設けられたものを用いる一方、取
付用アダプターとして、前記取付用脚部を強制嵌合しう
る嵌合孔と前記接続端子を挿通しうる挿通孔とが穿設さ
れた盤状の保持部を有するものを用い、該アダプターと
感震器本体とを着脱自在に取付けうるようにしても良
い。
【0012】上記取付用アダプターに代えて、感震器本
体を着脱自在に抱持しうる1対の抱持片を備えた保持部
を有するものを用いるようにしても良い。
【0013】
【作用】感震器本体は、取付用アダプターの保持部に着
脱自在に保持された状態で該アダプターの取付部を介し
て取付側に取付けられる。
【0014】感震器本体として、下端に1対の取付用脚
部と、開閉スイッチに電気的に接続された接続端子とが
それぞれ下方突出状に設けられた、プリント基板取付用
のものを用いれば、従来どおり、プリント基板に直接取
付けらることができるのはもとより、更に取付用アダプ
ターとして、その保持部が、前記取付用脚部を強制嵌合
しうる嵌合孔と前記接続端子を挿通しうる挿通孔とが穿
設された盤状のものを用いれば、ワンタッチで感震器本
体とアダプターとを取付けることができる。
【0015】
【実施例】
以下、この考案にかかる感震装置をガスメーター用感震
装置に適用した図示実施例に基づいて説明する。
【0016】第1図ないし第6図に示す実施例の感震装
置は、感震器本体(1)と、これを着脱自在に保持した
状態でガスメータ等の取付側(A)に取付うるようにな
された取付用アダプター(2)とで構成されている。
【0017】前記感震器本体(1)は、内部に感震球
(3)が収納されると共に、上部にスイッチ部(4)が
設けられた内側ケーシング(5)が、外側ケーシング
(6)内に常時鉛直状態に、かつ揺動が規制された状態
で吊持されたものである。
【0018】内側ケーシング(5)は、内底面中央部に
凹陥部(7)が形成されたもので、直径約11.11mm
の鋼製等の感震球(3)が常時は上記凹陥部(7)上に
保持された状態で収納されている。この内側ケーシング
(5)の内側上部には、下面側が感震球(3)に対応す
る凹球面に形成された接片作動用小球受盤(8)が感震
球(3)から近接離間状態となる位置に係止された状態
で嵌め込まれている。該受盤(8)は、特に第3図およ
び第4図に示すように、その中心から等距離の位置に円
周方向に沿って等間隔毎に合計6個の直径約2.6mmの
孔部(8a)が上下貫通状態に穿設されており、第4図に
示すように、これら各孔部(8a)にそれぞれ直径約2.
5mmの鋼製等の接片作動用小球(9)が嵌め込まれてい
る。この嵌め込み状態において各小球(9)は各孔部
(8a)の下端開口部より下方に若干突出された状態で下
端縮径部(8b)に係止保持され、かつ上下移動自在とな
されている。該小球受盤(8)の上面中央部には開閉ス
イッチ取付用突起(8c)が突設されており、該突起(8
c)に上下一対の電極片(13)(14)からなる開閉スイ
ッチ(12)が固着されている。
【0019】この開閉スイッチ(12)は、第3図に示す
ように、隣接するものどおしが互いに略60度の角度を
なすように放射状に延設された6本の可動接片(13a )
と、それらの間から延設された1本の細幅状引出片(13
b )を有する下側電極(13)と、これに略対応する形状
の接片(14a )および引出片(14b )を有する上側電極
(14)とで構成されている。上記可動接片(13a )は、
前記小球受盤(8)の対応孔部(8a)の上部を覆いうる
長さを有し、かつ互いに隣接するものどおしが孔部(8
a)と同位相となるものであることが必要である。上記
両電極(13)(14)としては、電気的特性(低接触抵
抗)、強度(耐久性)、柔軟性(撓曲性ないしは感度)
等の観点より、厚さ0.03mm程度のCu−Be合金製
超薄板材を上記形状に打ち抜いて金メッキ処理を施した
後、熱処理を施したものが好適に用いられる。
【0020】而して、第4図に示すように、上記小球受
盤(8)の各孔部(8a)上に各可動接片(13a )が位置
するように下側電極片(13)がその中央部を小球受盤
(8)のスイッチ取付用突起(8c)に嵌合固定されると
共に、その上部に絶縁座金(15)を介して近接離間状態
となるように上側電極片(14)が、各接片(14a )を下
側電極片(13)の可動接片(13a )と同位相にし、かつ
引出片(13b )(14b )を互いに反対方向に引出した状
態で嵌合固定されている。
【0021】ここに感震球(3)と各接片作動用小球
(9)とは間隔が0.2mm程度の極めて近接した離間状
態となされており、感震球(3)がケーシング(5)内
を転動した際に該感震球(3)が対応位置の小球(9)
に接触され、該小球(9)が押し上げられる。そしてこ
の押し上げられた小球(9)は、下側電極片(13)の対
応する可動接片(13a )を押し上げ、該接片(13a )が
上側電極片(14)の対応する接片(14a )に接触され
る。
【0022】震動がなくなり感震球(3)の転動が終了
されると、感震球(3)、小球(9)および可動接片
(13a )はそれぞれ元の位置に復帰し、次の震動の検出
に備えるものとなる。
【0023】上記内側ケーシング(5)の上端開口部に
は蓋体(16)が嵌合固定されている。この蓋体(16)の
上面中央部には、上端が開口した円筒状部材(17)が固
着されると共に、その上端開口部に対応形状の蓋体(1
8)が強制嵌合されている。
【0024】上記内側ケーシング(5)は、両端が外側
ケーシング(6)に係止された内側ケーシング吊持用帯
板材(19)とその長手方向の中間部に下向き突出状に取
付けられた吊持部材(20)とによって外側ケーシング
(6)内に吊持固定されたものである。この吊持部材
(20)は、軸部(20a )の下部に球面膨隆状の係止部
(20b )を有すると共にその下端に円板状の翼部(20c
)を有するものであり、軸部(20a )が前記蓋体(1
8)に形成された吊下軸挿通孔(18a )に遊嵌されると
共に、該挿通孔(18a )の下端周縁に係止部(20b )が
係止されることによって、内側ケーシング(5)が外側
ケーシング(6)内に揺動自在に吊持固定されている。
【0025】この吊持状態において外側ケーシング
(6)の震動を内側ケーシング(5)に伝達させると共
に、内側ケーシング(5)が慣性力により揺動すること
を防止する目的で前記円筒状部材(17)とその上端開口
部に被蓋された蓋体(18)との間に高粘度流体(X)が
充填されている。この高粘度流体(X)としては、内側
ケーシング(5)を常時水平保持に保持しうること、震
動を効率良く伝達しうること、長期間に亘って性能が劣
化しないこと、油洩出の虞がないこと等の諸条件を満た
すことが必要であり、例えば粘度が1万(cP)程度の
シリコン・オイル(信越化学工業株式会社、商品名「K
F−96H」等)が好適に用いられる。なお、上記高粘
度流体(X)に代えて、あるいはそれと共に上記帯板材
(19)と蓋体(18)との間に円錐バネ等の調心作用を阻
害しない揺動規制部材を介在配置させるようにしても良
い。
【0026】外側ケーシング(6)は、第3図および第
4図に示すように、内部に上記内側ケーシング(5)を
揺動自在に収納しうる大きさに形成されたもので、上部
ケーシング半体(6a)と下部ケーシング半体(6b)とに
分割されている。
【0027】下部ケーシング半体(6b)は、その外周面
の4箇所に90度の位相差をもって、軸線方向に沿う膨
隆部(6c)(6c)(6d)(6d)が一体的に設けられてい
る。対向する一対の膨隆部(6c)(6c)の各下端部に
は、プリント基板に対する差し込み固定用脚部(6e)
(6e)が一体的に延設され、また同膨隆部(6c)(6c)
の上端部には帯板材取付部(6f)(6f)が延設されてい
る。他の一対の膨隆部(6d)(6d)には、それぞれ導電
性の端子棒(21)(21)が埋設状態に圧入嵌合され、こ
の各端子棒(21)(21)の上端には内側ケーシング
(5)より引出された開閉スイッチ(12)の引出片(13
b )(14b )がそれぞれリベット止めにより接続され、
かつ下端には逆L字状の端子板(22)(22)が下方突出
状に固着されることにより、プリント基板にリード線な
しに直接取り付け可能となされている。
【0028】上部ケーシング半体(6a)の外周面にも、
下部ケーシング半体(6b)と同様の膨隆部(6g)(6g)
(6h)(6h)が形成されているが、対向する一対の膨隆
部(6g)(6g)のみが周方向に延びた幅広状に形成され
ている。
【0029】前記取付用アダプター(2)は、第1図に
示すように、上記感震器本体(1)を着脱自在に保持し
うる保持部(23)と、該保持部(23)から延設され、ガ
スメータ等の取付側(A)に取付うるようになされた取
付部(26)とを備えた合成樹脂一体成形品からなるもの
である。保持部(23)は、前記取付用脚部(6e)を強制
嵌合しうる嵌合孔(23a )と、前記接続端子(22)を挿
通しうる挿通孔(23b)とが穿設された底壁部(24)を
有すると共に、該底壁部(24)の周囲に延設された縁部
(25)とを有する盤状に形成されたものである。一方、
取付部(26)は上記保持部(23)の側部に上下方向に沿
って形成されたもので上下両端部にそれぞれネジ挿通孔
(26a )(26a )が形成されている。
【0030】而して、前記感震器本体(1)は取付用ア
ダプター(2)に対して、取付用脚部(6e)(6e)を嵌
合孔(23a )(23a )に強制嵌合されると共に、接続端
子(22)(22)を挿通孔(23b )(23b )に挿通された
状態で着脱自在に取付けられる。
【0031】そして、第2図に示すように、アダプター
(2)の取付部(26)をガスメータ(A)の取付部
(a)(a)にネジ(b)(b)によって固定される。
【0032】第7図ないし第9図は、取付用アダプター
(102 )の変形例を示すものである。このアダプター
(102 )の保持部(123 )は、感震器本体(1)の上部
ケーシング半体(6a)を上方から抱き抱える1対の抱持
片(123a)(123a)を有するものであり、該抱持片(12
3a)(123a)の先端に上部ケーシング半体(5b)の幅広
膨隆部(6g)(6g)の下端縁を係止する爪片(123b)
(123b)を有し、強制嵌合しうるようになされている。
取付部(126 )は、保持部(123 )の側縁に取付けられ
たもので逆L字状に形成されている。
【0033】なお、上記実施例においては、ガスメータ
ーに取付けた場合を示したが、勿論これに限定されるも
のではなく、石油ストーブ、エレベータ、化学プラン
ト、鉄道等の各種機器、装置等に取付け得るものであ
る。
【0034】
【考案の効果】この考案にかかる感震装置は、上述のと
おり、感震器本体が取付用アダプターの保持部に着脱自
在に保持された状態で該アダプターの取付部を介して取
付側に取付けられるものであるので、感震器を最終的に
取付側に取付けるまで適切な状態で保管することができ
る。従って、感震器本体として、ケーシング内に転動自
在に収納された感震球と、該感震球の上部にその転動に
伴って開閉作動されるスイッチ部とを有し、該スイッチ
部が、互いに等角度をなすように放射状に延びた偶数本
の可動接片を有する下側電極片とその上部に近接離間状
態に配置された上側電極片とよりなる開閉スイッチと、
上記各可動接片と前記感震球との間にそれぞれ上下移動
自在に配設され、感震球の転動時に該球に接触されて前
記可動接片を上側電極片に接触させるように押上作動せ
しめる接片作動用小球とを備えた小型かつ高性能のもの
を採用しても、その取扱に格別な配慮を必要とせず、製
造コストダウンを図ることができる。従って、この考案
によれば、製造コストアップを招くことなく小型かつ高
性能な感震装置を提供することができる。
【0035】また、請求項(2)に記載のように、感震
器本体として、下端に1対の取付用脚部と、開閉スイッ
チに電気的に接続された接続端子とがそれぞれ下方突出
状に設けられた、プリント基板取付用のものを用いれ
ば、従来どおり、プリント基板に直接取付けることがで
きるのはもとより、更に取付用アダプターとして、その
保持部が、前記取付用脚部を強制嵌合しうる嵌合孔と前
記接続端子を挿通しうる挿通孔とが穿設された盤状のも
のを用いれば、ワンタッチで感震器本体とアダプターと
を取付けることができる。
【0036】更に、請求項(3)に記載のように、取付
用アダプターとして、感震器本体を着脱自在に抱持しう
る1対の抱持片を有する保持部を備えたものを採用すれ
ば、感震器本体にワンタッチで取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】感震器本体と取付用アダプターを分離させると
共に、これらを取付側から分離させた状態を示す斜視図
である。
【図2】ガスメーター内に取付けた状態を示す斜視図で
ある。
【図3】感震器本体を分離状態にして示した斜視図であ
る。
【図4】感震器本体の縦断面図である。
【図5】感震装置の平面図である。
【図6】同側面図である。
【図7】感震装置の変形例を示す平面図である。
【図8】同感震装置の正面図である。
【図9】同感震装置の右側面図である。
【符号の説明】
1…感震器本体 2…取付用アダプター 3…感震球 4…スイッチ部 5…(内側)ケーシング 6e…取付用脚部 9…接片作動用小球 12…開閉スイッチ 13a…可動接片 13…下側電極片 14…上側電極片 22…接続端子 23…保持部 23a…嵌合孔 23b…挿通孔 26…取付部 123a …抱持片 123 …保持部 A…取付側

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感震器本体(1)と、これをガスメータ
    等の取付側(A)に取付るための取付用アダプター
    (2)とで構成され、前記感震器本体(1)は、ケーシ
    ング(5)内に転動自在に収納された感震球(3)と、
    該感震球(3)の上部にその転動に伴って開閉作動され
    るスイッチ部(4)とを有し、該スイッチ部(4)が、
    互いに等角度をなすように放射状に延びた偶数本の可動
    接片(13a)を有する下側電極片(13)とその上部に近
    接離間状態に配置された上側電極片(14)とよりなる開
    閉スイッチ(12)と、上記各可動接片(13a )と前記感
    震球(3)との間にそれぞれ上下移動自在に配設され、
    感震球(3)の転動時に該球(3)に接触されて前記可
    動接片(13a )を上側電極片(14)に接触させるように
    押上作動せしめる接片作動用小球(9)とを備えたもの
    である一方、前記取付用アダプター(2)は、上記感震
    器本体(1)を着脱自在に保持しうる保持部(23)と、
    該保持部(23)から延設されて取付側(A)に取付うる
    ようになされた取付部(26)とを備えたものであること
    を特徴とする感震装置。
  2. 【請求項2】 感震器本体(1)は、その下端に1対の
    取付用脚部(6e)(6e)と、開閉スイッチ(12)に電気
    的に接続された接続端子(22)(22)とがそれぞれ下方
    突出状に設けられてなる一方、取付用アダプター(2)
    は、前記取付用脚部(6e)を強制嵌合しうる嵌合孔(23
    a )と、前記接続端子(22)を挿通しうる挿通孔(23b
    )とが穿設された盤状の保持部(23)とを有するもの
    である、請求項(1)に記載の感震装置。
  3. 【請求項3】 取付用アダプター(102 )の保持部(12
    3 )は、感震器本体(1)を着脱自在に抱持しうる1対
    の抱持片(123a)(123a)を有するものである、請求項
    (1)に記載の感震装置。
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