JPH0673325B2 - 抵抗体のトリミング装置 - Google Patents

抵抗体のトリミング装置

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JPH0673325B2
JPH0673325B2 JP4012832A JP1283292A JPH0673325B2 JP H0673325 B2 JPH0673325 B2 JP H0673325B2 JP 4012832 A JP4012832 A JP 4012832A JP 1283292 A JP1283292 A JP 1283292A JP H0673325 B2 JPH0673325 B2 JP H0673325B2
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JP
Japan
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capacitor
resistor
resistors
voltage
relay
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JP4012832A
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JPH0541312A (ja
Inventor
俊幸 藤田
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばサーマルヘッ
ドの抵抗体をトリミングするトリミング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】サーマルヘッドの抵抗体をトリミングす
る技術として、高電圧をコンデンサに充電し、その後リ
レーを通して抵抗体に静電気的なパルスを印加して放電
する方法が知られている。厚膜抵抗体に高電圧を印加す
ると、図5に示すように、印加電圧に応じ抵抗値変化率
が異なることが確認されており、上記方法は、この特性
を利用したものである。この種のトリミングを行う、従
来の装置は、複数の抵抗体が存在する場合、各抵抗体毎
に時間順次に行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の抵抗体
のトリミング装置は、抵抗体毎に、1個ずつ行うもので
あるから、例えばサーマルヘッドのように抵抗素子が多
数搭載されているものをトリミングする場合には、非常
な手間と時間を要するという問題があった。この発明
は、上記問題点に着目してなされたものであって、たと
え多数の抵抗体をトリミングする場合でも、短時間でト
リミングし得る抵抗体のトリミング装置を提供すること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明の抵抗
体のトリミング装置は、トリミングすべき複数の抵抗体
に対応して設けられる複数のコンデンサ回路と、高圧電
源と、オン動作により、前記高圧電源の高電圧を前記コ
ンデンサ回路に加えて各コンデンサを充電するための第
1のスイッチッグ回路と、前記複数の抵抗体と前記コン
デンサ回路間に設けられ、オン動作により、コンデンサ
に充電された高電圧を前記抵抗体に一斉に印加するため
の第2のスイッチング回路とから構成されている。
【0005】このトリミング装置では、第1のスイッチ
ング回路がオンすると、高圧電源から、この第1のスイ
ッチング回路を通して、コンデンサ回路のコンデンサが
充電される。充電後に、第2のスイッチング手段がオン
されると、コンデンサに蓄積されていた高電圧が一斉
に、各抵抗体に印加される。これにより、抵抗体のトリ
ミングが行なわれる。
【0006】
【実施例】以下、実施例により、この発明をさらに詳細
に説明する。図1は、この発明の一実施例を示す抵抗体
のトリミング装置の回路図である。このトリミング装置
は、高圧電源1に、リレー(第1のスイッチング回路)
2を介してコンデンサ3-1、3-2、…、3-nが並列に接
続されている。またコンデンサ3-1、3-2、…、3-n
一端は、個別にリレー(第2のスイッチング回路)4の
リレー接点4-1、4-2、…、4-nを介して、プローブ5
-1、5-2、…、5-nに接続されている。プローブ5-1
-2、…、5-nの先端は、トリミングを行なう際に、抵
抗体7-1、7-2、…、7-nにそれぞれ接触させる。
【0007】トリミングを行う際には、先ずリレー2が
オンすると高圧電源1の高電圧が、リレー2の各接点2
-1、2-2、…、2-nを経て、コンデンサ3-1、3-2
…、3 -nに加えられ、これらコンデンサ3-1、3-2
…、3-nを充電する。充電後はリレー4の各接点4-1
-2、…、4-nをオンし、コンデンサ4-1、4-2、…、
-nの高電圧をリレー4の各接点4-1、4-2、…、4-n
を介してプローブ5-1、5 -2、…、5-nにより、サーマ
ルヘッド6の抵抗体7-1、7-2、…、7-nに個別に印加
し、放電させる。
【0008】トリミング前のサーマルヘッドの各ドット
抵抗体は、抵抗値のバラツキが大きい。これらをトリミ
ングしようとすると、ドット別に所望の抵抗値変化率、
すなわち最適印加電圧が要求される。そのためこのトリ
ミング装置では、1個の高圧電源で複数個のコンデンサ
に同時充電し、パラレル処理しているので、個々に電圧
設定できないため、一律の順次電圧上昇により抵抗値を
下げ、目標抵抗値に達したドットからリレーをOFF
し、印加を中止する。
【0009】図3はこの発明の他の実施例を示す抵抗体
のトリミング装置の回路図である。同図において、高圧
電源11に、リレー12各接点12-1、12-2、…、1
-nを介してコンデンサ回路13-1、13-2、…、13
-nがそれぞれ並列に接続されている。コンデンサ回路1
-1、13-2、…、13-nは、サーマルヘッド16のト
リミングすべき抵抗体(ドット)17-1、17-2、…、
17-nに対応して設けられており、各コンデンサ回路1
-1、13-2、…、13-nとリレー接点12-112-2
…、12-nの各接続点は、それぞれ個別に、リレー接点
14-1、14-2、…、14-nを介してプローブ15-1
15-2、…、15-nに接続されている。プローブ1
-1、15-2、…、15-nは、抵抗体17-1、17-2
…、17-nのトリミングすべき場所に当設されている。
【0010】この実施例トリミング装置の特徴は、コン
デンサ回路13-1、13-2、…、13-nにあり、各コン
デンサ回路は図4に示すように、4個のコンデンサ
1 、C 2 、C3 、C4 を備えており、これら4個のコ
ンデンサC1 、C2 、C3 、C4 は各静電容量比が1
0:20:40:80に選ばれ、リレー接点18-1、1
-2、18-nをON/OFFして組み合わせることによ
り、合成静電容量が10、20、30、40、50、6
0、70、80、90、100、110、120、13
0、140、150と段階的に選択できるように構成さ
れている。
【0011】リレー12、14、18の接点のON/O
FFはCPU19によって制御されている。次に実施例
トリミング装置により、サーマルヘッド16の各抵抗体
17-1、17-2、…、17-nをトリミングする場合の動
作について説明する。なお、各抵抗体17-1、17-2
…、17-nのトリミング前の抵抗値が既知で、目標とす
る抵抗値変化率がデータとして、CPU19に記憶され
ているものとする。
【0012】先ず、CPU19は、リレー12、14の
各リレー接点をOFFにした状態で各抵抗体17-1、1
-2、…、17-nの目標抵抗値変化率と、高圧電源11
よりの出力電圧Vと図2の特性よりコンデンサ回路13
-1、13-2、…、13-nのリレー接点18-1、18-2
18-3、18-4を各コンデンサ回路毎に個別にON/O
FFする。つまり、各ドット別に適切な静電容量をセッ
トする。
【0013】続いて、リレー12の各接点12-1、12
-2、…、12-nをONし、高圧電源11よりの電圧によ
り、各コンデンサ回路13-1、13-2、…、13-nのコ
ンデンサを充電する。次に、リレー14の各接点1
-1、14-2、…、14-nのをONして、各コンデンサ
回路13-1、13-2、…、13-nのコンデンサに充電さ
れた電圧をプローブ15-1、15-2、…、15-nによ
り、各抵抗体17-1、17-2、…、17-nに個別に加え
る。コンデンサ回路13-1、13-2、…、13-nよりの
電圧は変わらないが、各コンデンサ回路13-1、1
-2、…、13-nのそれぞれの静電容量値が異なるの
で、これに応じ、各抵抗体毎に抵抗値変化率が相違す
る。つまり、所望の抵抗値変化率を得ることができる。
【0014】この実施例トリミング装置では、各ドット
別に適切な静電容量をセットできるので、より粗く電圧
を上昇することができる。また、コンデンサ回路の静電
容量の可変範囲を広く細かくとれば、その分高精度とな
ることはもちろん、1発の高圧パルスで目標抵抗値付近
に狙うことも可能となる。なお、上記実施例では、コン
デンサ回路に4個のコンデンサを備えた例を示したが、
コンデンサの個数及び静電容量の比率は、これに限るも
のではなく、適宜選択すればよい。
【0015】また、上記実施例では、リレー18はCP
U19によりON/OFFしているが、これはディップ
スイッチ等を設け、手動で行うようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、複数の抵抗体をトリ
ミングするのに、高圧電源からの高電圧を、第1のスイ
ッチング回路を経て、複数のコンデンサを同時に充電
し、充電後に、第2のスイッチング回路を経て、各コン
デンサの電圧を各抵抗体に一斉に印加するので、抵抗体
数が多い場合でも、比較的短時間でかつ容易にトリミン
グを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例トリミング装置を示す回路
図である。
【図2】静電容量と抵抗値変化率の関係を示す特性図で
ある。
【図3】この発明の他の実施例を示す抵抗体のトリミン
グ装置の回路図である。
【図4】同実施例トリミング装置のコンデンサ回路の具
体回路を示す図である。
【図5】抵抗体の印加電圧と抵抗値変化率との関係を示
す特性図である
【符号の説明】
1、11
高圧電源 3-1、3-2、…、3-n コンデン
サ 2、4、12、14
リレー 7-1、7-2、…、7-n、17-1、17-2、…、17-n
抵抗体 13-1、13-2、…、13-n
コンデンサ回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トリミングすべき複数の抵抗体に対応して
    設けられる複数のコンデンサ回路と、高圧電源と、オン
    動作により、前記高圧電源の高電圧を前記コンデンサ回
    路に加えて各コンデンサを充電するための第1のスイッ
    チッグ回路と、前記複数の抵抗体と前記コンデンサ回路
    間に設けられ、オン動作により、コンデンサに充電され
    た高電圧を前記抵抗体に一斉に印加するための第2のス
    イッチング回路とからなることを特徴とする抵抗体のト
    リミング装置。
JP4012832A 1992-01-28 1992-01-28 抵抗体のトリミング装置 Expired - Lifetime JPH0673325B2 (ja)

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