JPH0673221A - フォームラバー用ラテックス及びフォームラバー - Google Patents
フォームラバー用ラテックス及びフォームラバーInfo
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- JPH0673221A JPH0673221A JP25068392A JP25068392A JPH0673221A JP H0673221 A JPH0673221 A JP H0673221A JP 25068392 A JP25068392 A JP 25068392A JP 25068392 A JP25068392 A JP 25068392A JP H0673221 A JPH0673221 A JP H0673221A
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- Japan
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- ethylenically unsaturated
- weight
- foam rubber
- monomer
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Graft Or Block Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 親水性が高く、風合いが柔らかく且つ滑らか
なフォームラバー及びフォームラバー用ラテックスを提
供する。 【構成】 アクリロニトリル35重量%、1,3−ブタ
ジエン45重量%、イソプレン20重量%からなる単量
体混合物を重合して得られるニトリルゴムラテックス固
形分100重量部の存在下に、ブチルアクリレート70
重量%、メチルアクリレート30重量%からなる単量体
混合物42重量部を重合してフォームラバー用ラテック
スを得る。このラテックスを起泡し、凝固して、フォー
ムラバーを得る。
なフォームラバー及びフォームラバー用ラテックスを提
供する。 【構成】 アクリロニトリル35重量%、1,3−ブタ
ジエン45重量%、イソプレン20重量%からなる単量
体混合物を重合して得られるニトリルゴムラテックス固
形分100重量部の存在下に、ブチルアクリレート70
重量%、メチルアクリレート30重量%からなる単量体
混合物42重量部を重合してフォームラバー用ラテック
スを得る。このラテックスを起泡し、凝固して、フォー
ムラバーを得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフォームラバー用ラテッ
クス及びフォームラバーに関し、さらに詳しくは、親水
性が高く、風合いが柔らかく且つ滑らかなフォームラバ
ー及びそれを製造するためのフォームラバー用ラテック
スに関する。
クス及びフォームラバーに関し、さらに詳しくは、親水
性が高く、風合いが柔らかく且つ滑らかなフォームラバ
ー及びそれを製造するためのフォームラバー用ラテック
スに関する。
【0002】
【従来の技術】フォームラバーは化粧用パフ、スポンジ
たわし、衝撃吸収材などに用いられている。特に化粧用
パフとしては、親水性が高く、風合いが柔らかく且つ滑
らかなフォームラバーが要望されている。従来、フォー
ムラバー用ラテックスとして、アクリロニトリル−ブタ
ジエンゴムラテックス、イソプレンゴムラテックス及び
アクリレートラテックスを混合して成るラテックスが提
供されている(特開昭57−37412号公報)。この
ラテックスは、水への親和度の大きいアクリレートラテ
ックスを混合することによって、フォームラバーの親水
性を向上させることができるのであるが、フォームラバ
ーの風合いを損なわないためにアクリレートラテックス
の混合割合を7重量%未満としなければならないので、
親水性が充分でなかった。そこで、フォームラバーの柔
軟性及び平滑性を損なわず且つ親水性に優れるフォーム
ラバー用ラテックスが要望されていた。
たわし、衝撃吸収材などに用いられている。特に化粧用
パフとしては、親水性が高く、風合いが柔らかく且つ滑
らかなフォームラバーが要望されている。従来、フォー
ムラバー用ラテックスとして、アクリロニトリル−ブタ
ジエンゴムラテックス、イソプレンゴムラテックス及び
アクリレートラテックスを混合して成るラテックスが提
供されている(特開昭57−37412号公報)。この
ラテックスは、水への親和度の大きいアクリレートラテ
ックスを混合することによって、フォームラバーの親水
性を向上させることができるのであるが、フォームラバ
ーの風合いを損なわないためにアクリレートラテックス
の混合割合を7重量%未満としなければならないので、
親水性が充分でなかった。そこで、フォームラバーの柔
軟性及び平滑性を損なわず且つ親水性に優れるフォーム
ラバー用ラテックスが要望されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、親水
性が高く、風合いが柔らかく且つ滑らかなフォームラバ
ーを与えるフォームラバー用ラテックス及びフォームラ
バーを提供することにある。本発明者らはこの目的を達
成すべく鋭意研究を行った結果、ニトリルゴムラテック
スの存在下、特定のエチレン性不飽和カルボン酸エステ
ルを必須とする単量体混合物を重合することによって本
目的を達成できることを見いだし、この知見に基いて本
発明を完成するに到った。
性が高く、風合いが柔らかく且つ滑らかなフォームラバ
ーを与えるフォームラバー用ラテックス及びフォームラ
バーを提供することにある。本発明者らはこの目的を達
成すべく鋭意研究を行った結果、ニトリルゴムラテック
スの存在下、特定のエチレン性不飽和カルボン酸エステ
ルを必須とする単量体混合物を重合することによって本
目的を達成できることを見いだし、この知見に基いて本
発明を完成するに到った。
【0004】
【課題を解決するための手段】かくして本発明によれ
ば、シアノ基含有エチレン性不飽和単量体10〜45重
量%、共役ジエン単量体55〜90重量%及びこれらと
共重合可能なエチレン性不飽和単量体0〜15重量%か
らなる単量体混合物を重合して得られるニトリルゴムラ
テックス100重量部(固形分換算)の存在下、単独重
合体のガラス転移温度が−55℃以下のエチレン性不飽
和カルボン酸エステル50〜100重量%及びこれと共
重合可能なエチレン性不飽和単量体0〜50重量%から
なる単量体混合物10〜240重量部を重合して成るこ
とを特徴とするフォームラバー用ラテックス及びこのフ
ォームラバー用ラテックスを起泡し、凝固してなること
を特徴とするフォームラバーが提供される。
ば、シアノ基含有エチレン性不飽和単量体10〜45重
量%、共役ジエン単量体55〜90重量%及びこれらと
共重合可能なエチレン性不飽和単量体0〜15重量%か
らなる単量体混合物を重合して得られるニトリルゴムラ
テックス100重量部(固形分換算)の存在下、単独重
合体のガラス転移温度が−55℃以下のエチレン性不飽
和カルボン酸エステル50〜100重量%及びこれと共
重合可能なエチレン性不飽和単量体0〜50重量%から
なる単量体混合物10〜240重量部を重合して成るこ
とを特徴とするフォームラバー用ラテックス及びこのフ
ォームラバー用ラテックスを起泡し、凝固してなること
を特徴とするフォームラバーが提供される。
【0005】本発明のフォームラバー用ラテックスは、
シアノ基含有エチレン性不飽和単量体、共役ジエン単量
体及び必要に応じてこれらと共重合可能なエチレン性不
飽和単量体を重合して得られるニトリルゴムラテックス
の存在下、単独重合体のガラス転移温度が−55℃以下
のエチレン性不飽和カルボン酸エステル及び必要に応じ
てこれと共重合可能なエチレン性不飽和単量体を重合す
ることにより得られるラテックスである。
シアノ基含有エチレン性不飽和単量体、共役ジエン単量
体及び必要に応じてこれらと共重合可能なエチレン性不
飽和単量体を重合して得られるニトリルゴムラテックス
の存在下、単独重合体のガラス転移温度が−55℃以下
のエチレン性不飽和カルボン酸エステル及び必要に応じ
てこれと共重合可能なエチレン性不飽和単量体を重合す
ることにより得られるラテックスである。
【0006】〔ニトリルゴムラテックス〕本発明に用い
るニトリルゴムラテックスは、シアノ基含有エチレン性
不飽和単量体、共役ジエン単量体及び必要に応じてこれ
らと共重合可能なエチレン性不飽和単量体を重合して得
られる共重合体のラテックスである。
るニトリルゴムラテックスは、シアノ基含有エチレン性
不飽和単量体、共役ジエン単量体及び必要に応じてこれ
らと共重合可能なエチレン性不飽和単量体を重合して得
られる共重合体のラテックスである。
【0007】シアノ基含有エチレン性不飽和単量体とし
ては、例えば、アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、フマロニトリル、α−クロロアクリロニトリル、α
−シアノエチルアクリロニトリル等を挙げることができ
る。特にアクリロニトリル、メタクリロニトリルが好適
に用いられる。これらのシアノ基含有エチレン性不飽和
単量体は1種で又は2種以上を組合せて用いることがで
きる。シアノ基含有エチレン性不飽和単量体の使用割合
は、フォームラバーの風合いを柔らかく且つ滑らかにす
るために、単量体混合物の10〜45重量%、好ましく
は20〜40重量%である。
ては、例えば、アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、フマロニトリル、α−クロロアクリロニトリル、α
−シアノエチルアクリロニトリル等を挙げることができ
る。特にアクリロニトリル、メタクリロニトリルが好適
に用いられる。これらのシアノ基含有エチレン性不飽和
単量体は1種で又は2種以上を組合せて用いることがで
きる。シアノ基含有エチレン性不飽和単量体の使用割合
は、フォームラバーの風合いを柔らかく且つ滑らかにす
るために、単量体混合物の10〜45重量%、好ましく
は20〜40重量%である。
【0008】共役ジエン単量体としては、例えば1,3
−ブタジエン、イソプレン、2,3−ジメチル−1,3
−ブタジエン、2−エチル−1,3−ブタジエン及びク
ロロプレン等を挙げることができる。これらの共役ジエ
ン単量体は1種で又は2種以上を組合せて用いることが
できる。共役ジエン単量体の使用割合は、フォームラバ
ーの風合いを柔らかく且つ滑らかにするために、単量体
混合物の55〜90重量%、好ましくは60〜80重量
%である。特に1,3−ブタジエンとイソプレンとを重
量基準で25/75〜95/5の割合で組合せて用いた
場合には、フォームラバーの風合いがより柔らかく且つ
滑らかになるので好ましく用いられる。
−ブタジエン、イソプレン、2,3−ジメチル−1,3
−ブタジエン、2−エチル−1,3−ブタジエン及びク
ロロプレン等を挙げることができる。これらの共役ジエ
ン単量体は1種で又は2種以上を組合せて用いることが
できる。共役ジエン単量体の使用割合は、フォームラバ
ーの風合いを柔らかく且つ滑らかにするために、単量体
混合物の55〜90重量%、好ましくは60〜80重量
%である。特に1,3−ブタジエンとイソプレンとを重
量基準で25/75〜95/5の割合で組合せて用いた
場合には、フォームラバーの風合いがより柔らかく且つ
滑らかになるので好ましく用いられる。
【0009】シアノ基含有エチレン性不飽和単量体及び
共役ジエン単量体と共重合可能なエチレン性不飽和単量
体は、例えばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸等
のエチレン性不飽和カルボン酸及びその塩;メタクリル
酸メチル、アクリル酸ブチル等のエチレン性不飽和カル
ボン酸エステル;(メタ)アクリルアミド等のエチレン
性不飽和アミド単量体;エチレン、プロピレン等のオレ
フィン;スチレン、アルキルスチレン等のビニル芳香族
単量体又はジシクロペンタジエン、ビニルノルボルネン
等の非共役ジエン単量体などである。エチレン性不飽和
単量体の使用割合はフォームラバーの風合いを損なわな
いために単量体混合物の15重量%未満、好ましくは1
0重量%未満である。
共役ジエン単量体と共重合可能なエチレン性不飽和単量
体は、例えばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸等
のエチレン性不飽和カルボン酸及びその塩;メタクリル
酸メチル、アクリル酸ブチル等のエチレン性不飽和カル
ボン酸エステル;(メタ)アクリルアミド等のエチレン
性不飽和アミド単量体;エチレン、プロピレン等のオレ
フィン;スチレン、アルキルスチレン等のビニル芳香族
単量体又はジシクロペンタジエン、ビニルノルボルネン
等の非共役ジエン単量体などである。エチレン性不飽和
単量体の使用割合はフォームラバーの風合いを損なわな
いために単量体混合物の15重量%未満、好ましくは1
0重量%未満である。
【0010】〔フォームラバー用ラテックス〕本発明の
フォームラバー用ラテックスは、ニトリルゴムラテック
スの存在下、単独重合体のガラス転移温度が−55℃以
下のエチレン性不飽和カルボン酸エステル(以下、a成
分という。)及び必要に応じてこれと共重合可能なエチ
レン性不飽和単量体(以下、b成分という。)を重合す
ることにより得られるラテックスである。
フォームラバー用ラテックスは、ニトリルゴムラテック
スの存在下、単独重合体のガラス転移温度が−55℃以
下のエチレン性不飽和カルボン酸エステル(以下、a成
分という。)及び必要に応じてこれと共重合可能なエチ
レン性不飽和単量体(以下、b成分という。)を重合す
ることにより得られるラテックスである。
【0011】本発明に用いるa成分としては、例えばブ
チルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、
ラウリルメタクリレート等が挙げられる。これらの単量
体は1種で又は2種以上を組合せて用いることができ
る。
チルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、
ラウリルメタクリレート等が挙げられる。これらの単量
体は1種で又は2種以上を組合せて用いることができ
る。
【0012】本発明に用いるb成分としては、例えばエ
チルアクリレート、メチルメタクリレート、ブチルメタ
クリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−
ヒドロキシプロピルメタクリレート、ジメチルアミノエ
チルメタクリレート、グリシジルメタクリレート等の単
独重合体のガラス転移温度が−55℃超のエチレン性不
飽和カルボン酸エステル;アクリル酸、メタクリル酸、
マレイン酸等のエチレン性不飽和カルボン酸;(メタ)
アクリルアミド等のエチレン性不飽和アミド単量体;エ
チレン、プロピレン等のオレフィン;アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル等のシアノ基含有エチレン性不
飽和単量体;スチレン、アルキルスチレン等のビニル芳
香族単量体;ジシクロペンタジエン、ビニルノルボルネ
ン等の非共役ジエン単量体が挙げられる。これらの単量
体は1種で又は2種以上を組合せて用いることができ
る。特に単独重合体のガラス転移温度が−55℃超のエ
チレン性不飽和カルボン酸エステルが好適に用いられ
る。
チルアクリレート、メチルメタクリレート、ブチルメタ
クリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−
ヒドロキシプロピルメタクリレート、ジメチルアミノエ
チルメタクリレート、グリシジルメタクリレート等の単
独重合体のガラス転移温度が−55℃超のエチレン性不
飽和カルボン酸エステル;アクリル酸、メタクリル酸、
マレイン酸等のエチレン性不飽和カルボン酸;(メタ)
アクリルアミド等のエチレン性不飽和アミド単量体;エ
チレン、プロピレン等のオレフィン;アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル等のシアノ基含有エチレン性不
飽和単量体;スチレン、アルキルスチレン等のビニル芳
香族単量体;ジシクロペンタジエン、ビニルノルボルネ
ン等の非共役ジエン単量体が挙げられる。これらの単量
体は1種で又は2種以上を組合せて用いることができ
る。特に単独重合体のガラス転移温度が−55℃超のエ
チレン性不飽和カルボン酸エステルが好適に用いられ
る。
【0013】a成分及びb成分の使用割合は重量基準で
50/50〜100/0、好ましくは55/45〜80
/20である。50/50未満では、フォームラバーの
風合いが硬くなり、滑りも悪くなる。
50/50〜100/0、好ましくは55/45〜80
/20である。50/50未満では、フォームラバーの
風合いが硬くなり、滑りも悪くなる。
【0014】a成分及びb成分の合計の使用割合は、ニ
トリルゴムラテックス100重量部(固形分換算)に対
して、10〜240重量部、好ましくは25〜120重
量部である。10重量部未満では、フォームラバーの親
水性が充分に得られず、逆に240重量部超では、フォ
ームラバーの風合いが硬くなるうえに、滑りも悪くな
る。
トリルゴムラテックス100重量部(固形分換算)に対
して、10〜240重量部、好ましくは25〜120重
量部である。10重量部未満では、フォームラバーの親
水性が充分に得られず、逆に240重量部超では、フォ
ームラバーの風合いが硬くなるうえに、滑りも悪くな
る。
【0015】本発明のフォームラバー用ラテックスは、
通常、シード乳化重合法によって製造される。すなわ
ち、ニトリルゴムラテックスの存在下、a成分及びb成
分を乳化重合させる。
通常、シード乳化重合法によって製造される。すなわ
ち、ニトリルゴムラテックスの存在下、a成分及びb成
分を乳化重合させる。
【0016】ニトリルゴムラテックスを製造する段階
と、a成分及びb成分を重合する段階とは別々の反応器
で行っても良いし、ニトリルゴムラテックスを製造後同
じ反応器で引続きa成分及びb成分の重合を行っても良
い。なお、各段階における重合転化率は通常90%以上
にする。
と、a成分及びb成分を重合する段階とは別々の反応器
で行っても良いし、ニトリルゴムラテックスを製造後同
じ反応器で引続きa成分及びb成分の重合を行っても良
い。なお、各段階における重合転化率は通常90%以上
にする。
【0017】重合開始剤としては、例えば、オクタノイ
ルパーオキサイド、3,5,5−トリメチルヘキサノイ
ルパーオキサイド等の過酸化物;過硫酸カリウム、過硫
酸アンモニウム等の過硫酸塩;アゾビスイソブチロニト
リル等のアゾ系化合物;などを挙げることができる。ま
た、過酸化物又は過硫酸塩に、還元剤を組み合わせたレ
ドックス系重合開始剤も使用することができる。重合開
始剤の使用量は、単量体混合物に対して通常0.05〜
10重量%である。0.05重量%未満では重合反応が
遅すぎるので実用的でない。逆に10重量%超では反応
の制御が困難になる。
ルパーオキサイド、3,5,5−トリメチルヘキサノイ
ルパーオキサイド等の過酸化物;過硫酸カリウム、過硫
酸アンモニウム等の過硫酸塩;アゾビスイソブチロニト
リル等のアゾ系化合物;などを挙げることができる。ま
た、過酸化物又は過硫酸塩に、還元剤を組み合わせたレ
ドックス系重合開始剤も使用することができる。重合開
始剤の使用量は、単量体混合物に対して通常0.05〜
10重量%である。0.05重量%未満では重合反応が
遅すぎるので実用的でない。逆に10重量%超では反応
の制御が困難になる。
【0018】乳化剤としては、非イオン性乳化剤、アニ
オン性乳化剤、共重合性乳化剤などを用いることができ
る。これらの乳化剤は1種で又は2種以上を組み合わせ
て用いることができる。特に、脂肪酸及びその塩、高級
アルコール硫酸エステルなどのアニオン性乳化剤が好ま
しく用いられる。乳化剤の使用量は、ニトリルゴムラテ
ックスを製造する際には、シアノ基含有エチレン性不飽
和単量体、共役ジエン単量体及び必要に応じてこれらと
共重合可能なエチレン性不飽和単量体からなる単量体混
合物に対して0.5〜5重量%である。0.5重量%未
満では重合時に凝集物が生じる。逆に5重量%超ではラ
テックスの粒子径が小さくなり、起泡し難くなる。ま
た、a成分及びb成分を重合する際には、得られるフォ
ームラバー用ラテックス固形分に対して0.5重量%以
下の乳化剤をさらに添加できる。0.5重量%超の場合
は、a成分及びb成分からなる重合体成分から成る粒子
が生成する。
オン性乳化剤、共重合性乳化剤などを用いることができ
る。これらの乳化剤は1種で又は2種以上を組み合わせ
て用いることができる。特に、脂肪酸及びその塩、高級
アルコール硫酸エステルなどのアニオン性乳化剤が好ま
しく用いられる。乳化剤の使用量は、ニトリルゴムラテ
ックスを製造する際には、シアノ基含有エチレン性不飽
和単量体、共役ジエン単量体及び必要に応じてこれらと
共重合可能なエチレン性不飽和単量体からなる単量体混
合物に対して0.5〜5重量%である。0.5重量%未
満では重合時に凝集物が生じる。逆に5重量%超ではラ
テックスの粒子径が小さくなり、起泡し難くなる。ま
た、a成分及びb成分を重合する際には、得られるフォ
ームラバー用ラテックス固形分に対して0.5重量%以
下の乳化剤をさらに添加できる。0.5重量%超の場合
は、a成分及びb成分からなる重合体成分から成る粒子
が生成する。
【0019】なお、重合に際し、必要に応じて、連鎖移
動剤、キレート化剤、酸素捕捉剤などを反応器に添加し
て重合することができる。また、重合後、必要に応じ
て、老化防止剤、pH調整剤、防カビ剤、着色顔料、製
泡剤等を配合することができる。
動剤、キレート化剤、酸素捕捉剤などを反応器に添加し
て重合することができる。また、重合後、必要に応じ
て、老化防止剤、pH調整剤、防カビ剤、着色顔料、製
泡剤等を配合することができる。
【0020】本発明のフォームラバー用ラテックスの固
形分濃度は50〜75重量%である。50重量%未満で
は、フォームラバーが収縮して硬くなる。逆に75重量
%超では、ラテックスの粘度が高くなり、起泡し難くな
るので、好ましくない。
形分濃度は50〜75重量%である。50重量%未満で
は、フォームラバーが収縮して硬くなる。逆に75重量
%超では、ラテックスの粘度が高くなり、起泡し難くな
るので、好ましくない。
【0021】本発明のフォームラバー用ラテックスは、
風合いが柔らかで、滑らかなフォームラバーを得るため
に、その粘度が、1〜5ポイズ、好ましくは2〜4ポイ
ズであることが好ましい。1ポイズ未満では、泡の安定
性が悪いうえに、得られるフォームラバーは硬くなる。
5ポイズ超では起泡し難くなるので好ましくない。
風合いが柔らかで、滑らかなフォームラバーを得るため
に、その粘度が、1〜5ポイズ、好ましくは2〜4ポイ
ズであることが好ましい。1ポイズ未満では、泡の安定
性が悪いうえに、得られるフォームラバーは硬くなる。
5ポイズ超では起泡し難くなるので好ましくない。
【0022】本発明のフォームラバーは、本発明のフォ
ームラバー用ラテックスを起泡し、凝固することにより
製造される。
ームラバー用ラテックスを起泡し、凝固することにより
製造される。
【0023】起泡する方法は、ラテックスに気体を巻き
込んで、泡立てることができる方法であれば、特に限定
されず、攪拌による方法、ガス発生物質の添加による方
法のいずれの方法でもよい。攪拌により起泡する方法で
は、例えばオークス発泡機、超音波発泡機などの攪拌式
発泡機を用いて起泡させる。ガス発生物質の添加による
方法では、ガス発生物質として、例えば例えば炭酸アン
モニウム、炭酸ソーダ、重炭酸アンモニウム、重炭酸ソ
ーダ等の炭酸塩;アゾジカルボンアミド、アゾビスイソ
ブチロニトリル等のアゾ化合物;ベンゼンスルホニルヒ
ドラジド等のヒドラジド類;などを用いて起泡させる。
込んで、泡立てることができる方法であれば、特に限定
されず、攪拌による方法、ガス発生物質の添加による方
法のいずれの方法でもよい。攪拌により起泡する方法で
は、例えばオークス発泡機、超音波発泡機などの攪拌式
発泡機を用いて起泡させる。ガス発生物質の添加による
方法では、ガス発生物質として、例えば例えば炭酸アン
モニウム、炭酸ソーダ、重炭酸アンモニウム、重炭酸ソ
ーダ等の炭酸塩;アゾジカルボンアミド、アゾビスイソ
ブチロニトリル等のアゾ化合物;ベンゼンスルホニルヒ
ドラジド等のヒドラジド類;などを用いて起泡させる。
【0024】凝固する方法は、ラテックスをゲル化し、
固化させることができる方法であれば、特に限定され
ず、凝固させる温度も限定されない。凝固する方法の具
体例としては常温凝固法、熱凝固法、冷凍凝固法などが
挙げられる。使用する凝固剤としては、例えば、ケイふ
っ化ソーダ、ケイふっ化カリ、チタンふっ化ソーダ、オ
ルガノポリシロキサン、ポリビニルメチルエーテル、硫
酸亜鉛アンモニウム錯塩などが挙げられる。
固化させることができる方法であれば、特に限定され
ず、凝固させる温度も限定されない。凝固する方法の具
体例としては常温凝固法、熱凝固法、冷凍凝固法などが
挙げられる。使用する凝固剤としては、例えば、ケイふ
っ化ソーダ、ケイふっ化カリ、チタンふっ化ソーダ、オ
ルガノポリシロキサン、ポリビニルメチルエーテル、硫
酸亜鉛アンモニウム錯塩などが挙げられる。
【0025】凝固剤の添加方法は、起泡したラテックス
に、凝固剤をそのまま振りかけて添加する方法、凝固剤
を水又は有機溶剤に溶解又は分散して添加する方法など
のいずれの方法でもよい。
に、凝固剤をそのまま振りかけて添加する方法、凝固剤
を水又は有機溶剤に溶解又は分散して添加する方法など
のいずれの方法でもよい。
【0026】フォームラバーの製造では通常、所望の形
状に成形する。成形は、起泡したラテックスに凝固剤を
添加した後、流動性のあるうちに型に流し込んで成形す
るか、又は凝固後カッター等で切断して成形する。
状に成形する。成形は、起泡したラテックスに凝固剤を
添加した後、流動性のあるうちに型に流し込んで成形す
るか、又は凝固後カッター等で切断して成形する。
【0027】また、必要に応じて、加硫し、水洗し、乾
燥することができる。加硫は、起泡又は凝固する前に加
硫剤、加硫促進剤などをラテックスに配合して、凝固後
100〜160℃で15〜60分熱処理することにより
加硫する。水洗は、凝固後、20〜70℃の水で、5〜
15分間、洗濯機などで攪拌して洗う。また、乾燥は、
凝固後、フォームラバーの風合いを損なわないために3
0〜90℃で行う。
燥することができる。加硫は、起泡又は凝固する前に加
硫剤、加硫促進剤などをラテックスに配合して、凝固後
100〜160℃で15〜60分熱処理することにより
加硫する。水洗は、凝固後、20〜70℃の水で、5〜
15分間、洗濯機などで攪拌して洗う。また、乾燥は、
凝固後、フォームラバーの風合いを損なわないために3
0〜90℃で行う。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、親水性が高く、風合い
が柔らかく且つ滑らかなフォームラバー及びそのフォー
ムラバー用ラテックスが提供される。
が柔らかく且つ滑らかなフォームラバー及びそのフォー
ムラバー用ラテックスが提供される。
【0029】
【実施例】以下、本発明を実施例により、さらに詳細に
説明する。なお、実施例中の部及び%は特に断わりのな
い限り、重量基準である。
説明する。なお、実施例中の部及び%は特に断わりのな
い限り、重量基準である。
【0030】(ラテックスの評価方法) [安定性]重合後、固形分濃度65%に調整したラテッ
クスを100メッシュの金網で濾過し、凝集物が金網に
残るか否かで評価した。 ○:凝集物が残らない。 ×:凝集物が残る。
クスを100メッシュの金網で濾過し、凝集物が金網に
残るか否かで評価した。 ○:凝集物が残らない。 ×:凝集物が残る。
【0031】(フォームラバーの評価方法) [親水性の評価]厚さ10mm、直径38mmφのフォ
ームラバーを60℃で24時間乾燥した後、波の無い水
面に静かに浮かべて、5分後フォームラバーの状態を観
察した。 ○:水中に完全に没している。 △:フォームラバーの一部が水中に没している。 ×:試験開始時と変わらずに浮いている。
ームラバーを60℃で24時間乾燥した後、波の無い水
面に静かに浮かべて、5分後フォームラバーの状態を観
察した。 ○:水中に完全に没している。 △:フォームラバーの一部が水中に没している。 ×:試験開始時と変わらずに浮いている。
【0032】[柔軟性の評価]厚さ10mm、直径38
mmφのフォームラバーを厚み方向に圧縮し、厚さが
7.5mmになった時の荷重量(以下、Fという。)を
測定した。厚さ10mm、直径38mmφのフォームラ
バーを厚み方向に荷重量500gf/cm2 で10分間
圧縮した後、荷重量を0gf/cm2 にして10秒後の
厚さ(t[mm])を測定した。tを10倍した値を復
元率(以下、Rという。)[%]とする。柔軟性は、F
が小さく、Rが大きくなる方が良い。
mmφのフォームラバーを厚み方向に圧縮し、厚さが
7.5mmになった時の荷重量(以下、Fという。)を
測定した。厚さ10mm、直径38mmφのフォームラ
バーを厚み方向に荷重量500gf/cm2 で10分間
圧縮した後、荷重量を0gf/cm2 にして10秒後の
厚さ(t[mm])を測定した。tを10倍した値を復
元率(以下、Rという。)[%]とする。柔軟性は、F
が小さく、Rが大きくなる方が良い。
【0033】[平滑性の評価]厚さ10mm、直径38
mmφのフォームラバーを水平に置いたテフロン平板の
上に載せ、次にテフロン平板の傾斜角度を毎秒1度で大
きくしていき、フォームラバーが滑り始めたときの傾斜
角度を測定した。平滑性は傾斜角度が小さいほど良い。
mmφのフォームラバーを水平に置いたテフロン平板の
上に載せ、次にテフロン平板の傾斜角度を毎秒1度で大
きくしていき、フォームラバーが滑り始めたときの傾斜
角度を測定した。平滑性は傾斜角度が小さいほど良い。
【0034】実施例1 軟水230部、アクリロニトリル35部、1,3−ブタ
ジエン45部、イソプレン20部及びオレイン酸カリウ
ム4部を、窒素置換した反応器に仕込み反応器内温度4
5℃で攪拌した。これに過硫酸アンモニウム3部を添加
してさらに40時間攪拌し、ニトリルゴムラテックス
(固形分濃度30%)を得た。重合転化率は97%であ
った。このニトリルゴムラテックス100部(固形分換
算)に過硫酸アンモニウム2部を添加して反応器内温度
を40℃に保って攪拌した。次にブチルアクリレート7
0%、メチルアクリレート30%からなる単量体混合物
42部を2時間かけて添加し、さらに15時間攪拌し
た。重合転化率は96%であった。その後、固形分濃度
を65%まで濃縮し、フォームラバー用ラテックスを得
た。このフォームラバー用ラテックスの特性を表1に示
す。
ジエン45部、イソプレン20部及びオレイン酸カリウ
ム4部を、窒素置換した反応器に仕込み反応器内温度4
5℃で攪拌した。これに過硫酸アンモニウム3部を添加
してさらに40時間攪拌し、ニトリルゴムラテックス
(固形分濃度30%)を得た。重合転化率は97%であ
った。このニトリルゴムラテックス100部(固形分換
算)に過硫酸アンモニウム2部を添加して反応器内温度
を40℃に保って攪拌した。次にブチルアクリレート7
0%、メチルアクリレート30%からなる単量体混合物
42部を2時間かけて添加し、さらに15時間攪拌し
た。重合転化率は96%であった。その後、固形分濃度
を65%まで濃縮し、フォームラバー用ラテックスを得
た。このフォームラバー用ラテックスの特性を表1に示
す。
【0035】実施例2 表1に示す重合処方に従って、実施例1と同様の方法で
フォームラバー用ラテックスを得た。これらのフォーム
ラバー用ラテックスの特性を表1に示す。
フォームラバー用ラテックスを得た。これらのフォーム
ラバー用ラテックスの特性を表1に示す。
【0036】実施例3 実施例1及び2で得た固形分濃度65%のフォームラバ
ー用ラテックス100部(固形分換算)にコロイド硫黄
(細井化学工業社(株)製)を3部、加硫促進剤(ノク
セラーEZ、大内新興化学工業(株)社製)2部を添加
し、温度30℃で3分間、ハンドミキサー(HM30
0、東芝社製)で攪拌した。次に、一号亜鉛華5部、ケ
イふっ化ソーダ2部を添加し30℃で30秒間さらに攪
拌した後、型(200×200×15mmの直方体の
箱)に流し入れ、5分間静置した。その後、110℃の
スチーム加硫釜に入れ、40分間放置した。スチーム加
硫釜から型を出し、25℃まで冷却した後、型内の生成
物を型から抜き出し、50℃の水0.02m3 を張った
洗濯機に入れ、10分間攪拌し、排水後5分間遠心脱水
し、洗濯機から取り出して50℃で16時間乾燥し、フ
ォームラバーを得た。これらのフォームラバーの評価結
果を表1に示す。
ー用ラテックス100部(固形分換算)にコロイド硫黄
(細井化学工業社(株)製)を3部、加硫促進剤(ノク
セラーEZ、大内新興化学工業(株)社製)2部を添加
し、温度30℃で3分間、ハンドミキサー(HM30
0、東芝社製)で攪拌した。次に、一号亜鉛華5部、ケ
イふっ化ソーダ2部を添加し30℃で30秒間さらに攪
拌した後、型(200×200×15mmの直方体の
箱)に流し入れ、5分間静置した。その後、110℃の
スチーム加硫釜に入れ、40分間放置した。スチーム加
硫釜から型を出し、25℃まで冷却した後、型内の生成
物を型から抜き出し、50℃の水0.02m3 を張った
洗濯機に入れ、10分間攪拌し、排水後5分間遠心脱水
し、洗濯機から取り出して50℃で16時間乾燥し、フ
ォームラバーを得た。これらのフォームラバーの評価結
果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】表1から、ニトリルゴムラテックスのみか
らフォームラバーを製造する(実験番号9)と親水性が
低く、柔軟性、平滑性が悪いことがわかる。ニトリルゴ
ムラテックスの固形分100部に対する単量体混合物の
割合が240部超のラテックス(実験番号10)では、
反発弾性が小さく、滑りが悪くなる。シアノ基含有エチ
レン性不飽和単量体の使用量が10%未満のニトリルゴ
ムラテックスを用いた場合(実験番号11)には、平滑
性が低くなることがわかる。(a)成分の使用量が単量
体混合物の50%未満であるラテックスを用いた場合
(実験番号12)には、柔軟性、反発弾性が悪くなるの
で、風合いが硬くなることがわかる。これに対して、本
願発明によれば、親水性が高く、風合いが柔らかく且つ
滑らかなフォームラバーが得られる。
らフォームラバーを製造する(実験番号9)と親水性が
低く、柔軟性、平滑性が悪いことがわかる。ニトリルゴ
ムラテックスの固形分100部に対する単量体混合物の
割合が240部超のラテックス(実験番号10)では、
反発弾性が小さく、滑りが悪くなる。シアノ基含有エチ
レン性不飽和単量体の使用量が10%未満のニトリルゴ
ムラテックスを用いた場合(実験番号11)には、平滑
性が低くなることがわかる。(a)成分の使用量が単量
体混合物の50%未満であるラテックスを用いた場合
(実験番号12)には、柔軟性、反発弾性が悪くなるの
で、風合いが硬くなることがわかる。これに対して、本
願発明によれば、親水性が高く、風合いが柔らかく且つ
滑らかなフォームラバーが得られる。
Claims (2)
- 【請求項1】 シアノ基含有エチレン性不飽和単量体1
0〜45重量%、共役ジエン単量体55〜90重量%及
びこれらと共重合可能なエチレン性不飽和単量体0〜1
5重量%からなる単量体混合物を重合して得られるニト
リルゴムラテックス100重量部(固形分換算)の存在
下、単独重合体のガラス転移温度が−55℃以下のエチ
レン性不飽和カルボン酸エステル50〜100重量%及
びこれと共重合可能なエチレン性不飽和単量体0〜50
重量%からなる単量体混合物10〜240重量部を重合
して成ることを特徴とするフォームラバー用ラテック
ス。 - 【請求項2】 請求項1記載のフォームラバー用ラテッ
クスを起泡し、凝固して成ることを特徴とするフォーム
ラバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04250683A JP3132186B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | フォームラバー用ラテックス及びフォームラバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04250683A JP3132186B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | フォームラバー用ラテックス及びフォームラバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0673221A true JPH0673221A (ja) | 1994-03-15 |
JP3132186B2 JP3132186B2 (ja) | 2001-02-05 |
Family
ID=17211498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04250683A Expired - Fee Related JP3132186B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | フォームラバー用ラテックス及びフォームラバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3132186B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007004459A1 (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-11 | Zeon Corporation | ディップ成形用ラテックス、ディップ成形用ラテックス組成物およびディップ成形品 |
WO2009145009A1 (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-03 | 日本ゼオン株式会社 | フォームラバー用共重合体ラテックス組成物、加硫性フォームラバー用共重合体ラテックス組成物およびフォームラバー |
JP2009298872A (ja) * | 2008-06-11 | 2009-12-24 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | エラストマー組成物の製造方法 |
WO2016104057A1 (ja) * | 2014-12-25 | 2016-06-30 | 日本ゼオン株式会社 | ディップ成形用ラテックス組成物及びディップ成形品 |
JPWO2016190213A1 (ja) * | 2015-05-26 | 2018-03-08 | 日本ゼオン株式会社 | ニトリル基含有高飽和共重合体ゴム |
CN110396160A (zh) * | 2019-08-07 | 2019-11-01 | 新纶科技(常州)有限公司 | 一种新型丙烯酸改性橡胶泡棉用树脂及其制备方法 |
-
1992
- 1992-08-26 JP JP04250683A patent/JP3132186B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007004459A1 (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-11 | Zeon Corporation | ディップ成形用ラテックス、ディップ成形用ラテックス組成物およびディップ成形品 |
WO2009145009A1 (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-03 | 日本ゼオン株式会社 | フォームラバー用共重合体ラテックス組成物、加硫性フォームラバー用共重合体ラテックス組成物およびフォームラバー |
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CN107001716A (zh) * | 2014-12-25 | 2017-08-01 | 日本瑞翁株式会社 | 浸渍成型用胶乳组合物及浸渍成型品 |
JPWO2016104057A1 (ja) * | 2014-12-25 | 2017-10-05 | 日本ゼオン株式会社 | ディップ成形用ラテックス組成物及びディップ成形品 |
US10280291B2 (en) | 2014-12-25 | 2019-05-07 | Zeon Corporation | Dip-forming latex composition and dip-formed article |
TWI690565B (zh) * | 2014-12-25 | 2020-04-11 | 日商日本瑞翁股份有限公司 | 浸漬成形用乳膠組成物及浸漬成形品 |
JPWO2016190213A1 (ja) * | 2015-05-26 | 2018-03-08 | 日本ゼオン株式会社 | ニトリル基含有高飽和共重合体ゴム |
CN110396160A (zh) * | 2019-08-07 | 2019-11-01 | 新纶科技(常州)有限公司 | 一种新型丙烯酸改性橡胶泡棉用树脂及其制备方法 |
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---|---|
JP3132186B2 (ja) | 2001-02-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |