JPH067321B2 - 旋律発生回路 - Google Patents

旋律発生回路

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JPH067321B2
JPH067321B2 JP58091064A JP9106483A JPH067321B2 JP H067321 B2 JPH067321 B2 JP H067321B2 JP 58091064 A JP58091064 A JP 58091064A JP 9106483 A JP9106483 A JP 9106483A JP H067321 B2 JPH067321 B2 JP H067321B2
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JP
Japan
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signal
scale
circuit
predetermined
address
Prior art date
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JP58091064A
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JPS59216193A (ja
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肇 小林
光治 小平
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は旋律を構成する音響信号に現われる異音の発生
を防止する方法に関する。
一般にROMは番地を指定するためのアドレス入力回
路、デコーダ及び記憶回路からなり、アドレス入力相互
間に素子の伝播遅延等による時間差がある場合は、ある
一つのアドレスDmから別のアドレスDnに変る時、過
渡的にDm,Dn以外のアドレスが存在することは良く
知られている。たとえば、アドレス入力が第7図に示す
ようにA0,A1,A2の3入力バイナリーコードで与え
られた場合、A0,A1,A2をデコードした出力の0ア
ドレス信号D0にハザードパルス16,17が発生す
る。すなわち、1アドレスから2アドレスに変わる時、
及び3アドレスから4アドレスに変わる時に、過渡的に
0アドレスが存在する。
一方、旋律発生装置における従来の回路は第5図に示す
とうりである。
基準信号源1から出た信号は音符長を決定する分周回路
2(以下音符長分周回路と言う)で第3信号である任意
の音符の長さの信号が作られ、この信号によりカウンタ
4(以下アドレスカウンタと言う)がインクリメントさ
れ、ROM5のアドレスが指定される。該ROMには各
音符の長さと各音程の周波数の情報が記憶されており、
該音符長分周回路に各アドレス毎の音符長に対応した分
周動作を行なわせると同時に、音階発生用分周回路7の
分周比を指定するデコーダ6(以下音階発生用デコーダ
と言う)を制御して、音階発生用分周回路7から音響信
号を出力させるものである。
ここで、旋律に沿っての音符の発生時期と音程の周波数
は、それぞれ音符長分周回路2、音階発生用分周回路7
から出力されるものであり、経路のちがいから非同期で
ある。またROM5の出力状態は音符の発生毎に変るも
のであるから、必然的にROMの出力状態の変化時期と
音程の周波数とも非同期となる。
音階発生用分周回路7はプリセッタブルな分周比可変分
周回路である。その動作は、出力信号の1周期毎に第4
信号、例えばプリセットパルスを発生させ、前記プリセ
ットパルスが発生している間、前記音階発生用デコーダ
6のデータに従ってプリセットされることにより基準信
号源1の出力を1/N分周して、必要とする音程の周波
数を出力するものである。従って、該プリセットパルス
の発生時期と前述のROM出力の変化時期とも非同期と
なるため、該プリセットパルスと前記ハザードパルスと
が一致することがある。
第7図の事例において、該プリセットパルスと同時に前
記ハザードパルスが発生すると音階発生用分周回路7は
過渡状態において0アドレスの音程にセットされ、本来
出力されるべき2アドレス4アドレスの音程とは異なっ
た0アドレスの周波数が出力される。該ハザードパルス
の幅はアドレスカウンタの遅延分で決まり、数百Hz〜数
KHzという音楽の周波数帯域よりはるかに高いためプリ
セットパルスの一周期分しかない。そのため前記ハザー
ドパルスによる0アドレスの部分は音程として聞こえ
ず、「プッ」という異音として聞こえる。この現象を表
わしたのが、第6図のタイミングチャートであり、(a)
は音符長信号、(b),(c)は音響信号である。ここで、
(b)は音楽情報の音符長信号に合わせて音階周波数が変
化しない場合であり、(c)は音階周波数が変化する場合
である。
本発明はかかる欠点を除去したものであり、第1図に本
発明による回路例を示す。
従来の回路例第5図との相違点は音符長分周回路2とア
ドレスカウンタ4の間にラッチ回路3を挿入した点であ
る。該ラッチ回路は第2図の如き1/2ビツトのディレ
イフリップフロップで実現可能であり、音符長分周回路
の出力をデータ入力端14に、音階発生用分周回路から
発生する前記プリセットパルスをクロック入力端13へ
それぞれ接続し、出力15をアドレスカウンタへ印加す
れば良い。
ラッチ回路はプリセットパルスが発生している間ホール
ド動作を行ない、プリセットパルスが発生していない間
書き込み動作を行なう。この結果、前述の如くプリセッ
トパルスとアドレス信号のハザードパルスが同時に発生
したとしても、ROMの出力である第2信号はプリセッ
トパルスが終了した後に変ることになり、該ハザードパ
ルスによる誤アドレスのデータで音階発生用分周回路が
プリセットされることが回避され、異音を発生すること
はなくなる。この現象を前述の第6図と同様にタイミン
グチャートで表わすと第3図のようになり、音符長信号
(a)に合わせた音階周波数(b),(c)は不整周期のない波
形となる。
なお、第4図に示したようにROM5の出力にアドレス
カウンタ2のインクリメント入力信号のような第3信号
で制御するラッチ8,9,10,11,12を入れ、前
記ハザードパルスそののもを出力させないようにしても
同様の効果は得られる。
以上述べたように本発明は、音符長分周回路又は音階発
生用分周回路から発生される出力パルスに基づき音符長
及び音階を記憶するROMの出力を所定期間固定させる
ための保持手段であるラッチ回路を、ROMのアドレス
カウンタの入力部又はROMの出力部に設けるだけとい
う極めて簡単な構成で異音の発生を防止し、音楽性の高
い音響信号を発生することができるもので、集積回路化
した場合でも面積はほとんど変わらず、コストアップは
無いに等しいという利点を有する。また、ラッチ回路の
みの設定であるので信号の引き回しも少なく、回路の雑
音誤動作に対しても極めて強いものとなっている。
本発明は、異音が発生しないことから自然な旋律が得ら
れ、旋律を自動的に演奏する装置ばかりでなく、高音質
の電子楽器へも応用することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に基づく旋律発生回路のブロックダイヤ
グラム、第2図はラッチ回路の一例、第2図は本発明に
基づくタイミングチャート、第4図は本発明に基づく他
の旋律発生回路のブロックダイヤグラム、第5図は従来
の旋律発生回路のブロックダイヤグラム、第6図は従来
のタイミングチャート、第7図はROMのアドレス信号
である。 1…基準信号源、2…音符長分周回路 3,8,9,10,11,12…ラッチ回路 4…アドレスカウンタ 5…ROM 6…音階発生用デコーダ 7…音階発生用分周回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)所定の音を構成する音符長及び音階を
    示す情報を記憶すると共に、前記音符長を示す情報に基
    づく第1信号と前記音階を示す情報に基づく第2信号と
    を出力する記憶回路と、 (b)前記記憶回路の所定の番地の音符長に対応する前記
    第1信号を入力し、該第1信号に基づいて基準信号を分
    周することにより、前記所定の音の前記音符長である第
    3信号を決定する第1の分周回路と、 (c)前記記憶回路の前記所定の番地の音階に対応する前
    記第2信号を入力し、該第2信号に基づいて前記基準信
    号を分周することにより、前記所定の音の前記音階の音
    階信号を形成するとともに、第4信号が前記音階信号の
    1周期毎に出力され、該第4信号が発生している所定の
    期間内に前記第2信号に基づき分周比を設定可能な第2
    の分周回路と、 (d)前記第3信号に基づいて前記記憶回路の所定の番地
    を指定するカウンタと、 (e)前記第2の分周回路から前記所定の期間発生する前
    記第4信号を入力すると共に、前記第4信号を入力して
    いる前記所定の期間に、前記記憶回路から出力される第
    2信号を固定する固定手段とを備えていることを特徴と
    する旋律発生回路。
  2. 【請求項2】(a)所定の音を構成する音符長及び音階を
    示す情報を記憶すると共に、前記音符長を示す情報に基
    づく第1信号と前記音階を示す情報に基づく第2信号と
    を出力する記憶回路と、 (b)前記記憶回路の所定の番地の音符長に対応する前記
    第1信号を入力し、該第1信号に基づいて基準信号を分
    周することにより、前記所定の音の前記音符長である第
    3信号を決定する第1の分周回路と、 (c)前記記憶回路の前記所定の番地の音階に対応する前
    記第2信号を入力し、該第2信号に基づいて前記基準信
    号を分周することにより、前記所定の音の前記音階の音
    階信号を形成する第2の分周回路と、 (d)前記第3信号に基づいて前記記憶回路の所定の番地
    を指定するカウンタと、 (e)前記第1の分周回路から出力される前記第3信号の
    入力を条件として、前記記憶回路の所定の番地が異なる
    番地へ変化する期間、前記記憶回路から出力される前記
    第2信号を固定する固定手段とを備えることを特徴とす
    る旋律発生回路。
JP58091064A 1983-05-24 1983-05-24 旋律発生回路 Expired - Lifetime JPH067321B2 (ja)

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JPS59216193A JPS59216193A (ja) 1984-12-06
JPH067321B2 true JPH067321B2 (ja) 1994-01-26

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ID=14016069

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5665191A (en) * 1979-10-31 1981-06-02 Nippon Musical Instruments Mfg Electronic musical instrument
JPS5793276A (en) * 1980-12-02 1982-06-10 Toshiba Corp Electronic clock
JPS5818298A (ja) * 1981-07-10 1983-02-02 コモドア・エレクトロニクス・リミテツド 楽奏付挨拶状カ−ドおよび該カ−ドに用いられる楽音再生用電子装置

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5665191A (en) * 1979-10-31 1981-06-02 Nippon Musical Instruments Mfg Electronic musical instrument
JPS5793276A (en) * 1980-12-02 1982-06-10 Toshiba Corp Electronic clock
JPS5818298A (ja) * 1981-07-10 1983-02-02 コモドア・エレクトロニクス・リミテツド 楽奏付挨拶状カ−ドおよび該カ−ドに用いられる楽音再生用電子装置

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