JPH0332798B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0332798B2
JPH0332798B2 JP57179649A JP17964982A JPH0332798B2 JP H0332798 B2 JPH0332798 B2 JP H0332798B2 JP 57179649 A JP57179649 A JP 57179649A JP 17964982 A JP17964982 A JP 17964982A JP H0332798 B2 JPH0332798 B2 JP H0332798B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
output
rhythm
signal
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57179649A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5968790A (ja
Inventor
Atsumi Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP57179649A priority Critical patent/JPS5968790A/ja
Publication of JPS5968790A publication Critical patent/JPS5968790A/ja
Publication of JPH0332798B2 publication Critical patent/JPH0332798B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、予め波形メモリに記憶されている
楽音波形を読出してリズム音を形成する自動リズ
ム演奏装置に関する。
この種の自動リズム演奏装置として、リズム音
の発音開発時から発音終了時に至るまでの全波形
を予め波形メモリに記憶させておき、この記憶さ
せた波形を読出してリズム音信号を形成するもの
が知られている。この自動リズム演奏装置は、自
然楽器のリズム音に近いリズム音を発生すること
ができるが、波形メモリの容量が膨大になるとい
う欠点があつた。そこで、この欠点を除去するも
のとして、複雑に変化するリズム音の立上り部
(アタツク部)についてはそのまま全てのリズム
音波形を波形メモリに記憶させ、一方、比較的変
化が少ない立上り部以降については、一部(例え
ば1〜複数周期)の楽音波形だけを波形メモリに
記憶させておき、立上り部のリズム音波形を読出
した後は、上述した一部のリズム音波形を繰返し
読出してリズム音信号を形成するように構成され
た自動リズム演奏装置が開発された。しかしなが
ら、この装置にあつては、立上り部以降において
同じリズム音波形が周期的に繰返されるため、発
生楽音が自然楽器の音と異なつたものとなること
もあり、特にシンバル音の様なノイズ的な打楽器
音を発生する場合には、発生楽音の周期性のため
シンバル音特有のノイズ感を表現することが不可
能であつた。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、自然楽器のリズム音により近いリズム音信号
を発生することができ、しかも、波形メモリの容
量が大幅に増えることがない自動リズム演奏装置
を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、この発明は、複数
のリズム音の各々に対応して、リズム音波形の立
上り部の全波形および該リズム音波形の立上り部
以降の一部波形が各アドレスに順次記憶されてい
る波形メモリと、リズムパターンを発生するリズ
ムパターン発生手段と、前記リズムパターン発生
手段から出力されるリズムパターンに対応して前
記波形メモリから各リズム音に関する前記立上り
部の全波形の順次続出し、次いで前記波形メモリ
から前記立上り部以降の一部波形を順次かつ繰返
し読出す読出手段とを有し、前記波形メモリから
読出される波形に基づきリズム音を形成するよう
にした自動リズム演奏装置において、前記読出手
段における前記一部波形の繰返し読出しの周期に
対して値がランダム的に時間変化するデーダを出
力するデータ発生手段と、前記読出手段が前記波
形メモリから前記一部波形を繰返し読出す際のス
タートアドレスを、前記データ発生手段の出力デ
ータにより変更制御する制御手段と、各リズム音
毎に前記制御手段におけるスタートアドレスの変
更制御を行うか否かを前記制御手段に指示する指
示手段とを設けてなるものである。
以下、図面を参照してこの発明の実施例につい
て説明する。
第1図はこの発明が適用される自動リズム演奏
装置の原理的構成を示すブロツク図であり、ま
ず、この装置について説明する。この図に示す自
動リズム演奏装置はボンゴ(高)のリズム音とボ
ンゴ(低)のリズム音とを各々1つの楽音波形に
基づいて発生するものである。
第1図において、符号1はROM(リードオン
リメモリ)によつて構成される波形メモリであ
り、この波形メモリ1には予めボンゴ音の楽音波
形の立上り部の全波形および立上り部以降の一部
(この実施例においては立上り部に続く1周期)
の波形が記憶されている。すなわち、ボンゴ音の
楽音波形を例えば第2図に示すものとすると、波
形メモリ1には、この楽音波形の立上り部Aおよ
びこの立上り部Aに続く部分B(1周期)の波形
の各瞬時値が各々デイジタルデータに変換され、
波形メモリ1の0番地から順次記憶されている。
ここで、部分Bの最初の瞬時値(第2図における
点P2参照)が記憶されている波形メモリ1のア
ドレスをリピートアドレスRPADと称し、また、
部分Bの最後の瞬時値(点P3参照)が記憶され
ている波形メモリ1のアドレスをエンドアドレス
ENADと称する。なお、立上り部Aの最初の瞬
時値(点P1参照)が波形メモリ1の0番地に記
憶されていることは前述した通りである。
そして、上述した波形メモリ1内の各楽音デー
タはアドレスデータ発生回路2から出力されるア
ドレスデータADDに基づいて順次読出され、乗
算回路3へ出力される。この場合、まず立上り部
Aの各データが順次読出され、次いで部分Bの各
データが繰返し読出される。乗算回路3は波形メ
モリ1から出力される各楽音データにエンベロー
プジエネレータ4から出力されるエンベロープデ
ータEDを乗算し、この乗算結果をD/A(デイジ
タル/アナログ)変換器5へ出力する。ここで、
エンベロープジエネレータ4は波形メモリ1から
立上り部Aの各データが出力されている時は、エ
ンベロープデータEDとして「1」を出力し、ま
た、波形メモリ1から部分Bの各データが繰返し
出力されている時は、「0.9」、「0.85」…と順次減
少するエンベロープデータEDを出力する。すな
わち、このエンベロープジエネレータ4および乗
算回路3によつて、立上り部A以降の楽音信号に
エンベロープが付与される。D/A変換器5は乗
算回路3から出力される各データをアナログ信号
に変換し、サウンドシステム6へ出力する。これ
により、サウンドシステム6から楽音が発生す
る。
次に、第1図の各部について詳述する。まず、
リズムパターン発生回路8はボンゴ(高)音、ボ
ンゴ(低)音に各々対応するリズムパルスを発生
する回路である。すなわち、例えばボンゴ(高)
音、ボンゴ(低)音の各々を第3図イおよびハに
示すタイミングで発生させる場合、このリズムパ
ターン発生回路8はボンゴ(高)音に対応して第
3図ロに示すリズムパルスRP1を、また、ボンゴ
(低)音に対応して第3図ニに示すリズムパルス
RP2を各々発生する。そして、これらのリズムパ
ルスRP1,RP2を合成して第3図ホに示すリズム
パルスRPを作成し、このリズムパルスRPを出力
端子Q1から出力する。また、このリズムパター
ン発生回路8は、第3図ヘに示すように、リズム
パルスRPを出力する毎に、出力したリズムパル
スRPに対応するリズム音を示すリズムデータD1
またはD2を出力端子Q2から出力する。すなわち、
第3図に示す時刻t1,t2において各々ボンゴ
(高)音に対応するリズムパルスRPを出力した時
は、ボンゴ(高)音を示すリズムデータD1を出
力し、時刻t3においてボンゴ(低)音に対応する
リズムパルスRPを出力した時は、ボンゴ(低)
音を示すリズムデータD2を出力する。時刻t4,t5
……においても同様である。また、このリズムパ
ターン発生回路8におけるリズムパルスRPの発
生、停止はリズムスイツチ9のオン/オフによつ
て制御される。すなわち、リズムスイツチ9がオ
ンとされると、リズムパルスRPが発生し、オフ
とされるとリズムパルスRPの発生が停止する。
リピートアドレスデータ発生回路10は、前述
したリピートアドレスRPADを示すデータ
RPADDを常時出力する回路(例えば、デイジタ
ルスイツチあるいはROM)であり、出力された
データRPADDはアドレスデータ発生回路2の端
子T1および比較回路11の入力端子Bへ供給さ
れる。
アドレスデータ発生回路2は、第4図に示すよ
うにROM13、ゲート回路14、加算回路1
5、セレクタ16、ゲート回路17、レジスタ1
8およびインバータ19から構成されている。
ROM13は、予めボンゴ(高)音、ボンゴ
(低)音の各々に対応する2種類のリズムピツチ
データα1、α2が記憶されているROMであり、そ
のアドレス端子ATへ端子T2を介してリズムデー
タD1が供給された場合には、リズムピツチデー
タα1を出力し、また、リズムデータD2が供給さ
れた場合はリズムピツチデータα2を出力する。ゲ
ート回路14はそのコントロール端子Cへ“1”
信号が供給された場合に開状態、“0”信号が供
給された場合に閉状態となるゲート回路である。
加算回路15はその両入力端子へ供給されるデー
タを加算する回路であり、その加算結果はセレク
タ16の入力端子Bへ供給される。セレクタ16
はそのセレクト端子SAへ“1”信号が供給され
た時、入力端子Aへ供給されているデータを出力
端子から出力し、セレクト端子SAへ“0”信号
が供給された時、入力端子Bへ供給されているデ
ータを出力端子から出力する回路である。ゲート
回路17はゲート回路14と同一構成の回路であ
る。レジスタ18は、そのクロツク端子CKへ供
給されるクロツクパルスφに基づいてゲート回路
17の出力を読込み、読込んだデータを加算回路
15の他方の入力端子へ供給すると共に、アドレ
スデータADDとして端子T5を介して波形メモリ
1(第1図)のアドレス端子AT、エンドアドレ
ス検出回路21の入力端子および比較回路11の
入力端子Aへ各々出力する。なお、クロツクパル
スφの周期は、この実施例においては1μsecであ
る。
エンドアドレス検出回路21はアドレスデータ
ADDが前述したエンドアドレスENADに一致し
た時信号ES(“1”信号)を出力する回路であり、
出力された信号ESがアドレスデータ発生回路2
の端子T7を介してセレクタ16の端子SAへ供給
される。
比較回路11はその両入力端子A,Bへ供給さ
れるアドレスデータADDとデータRPADDとが
一致した時、一致信号EQ(“1”信号)をエンベ
ロープジエネレータ4へ出力する回路である。
以上の構成において、操作者がリズムスイツチ
9をオン状態とすると、リズムパターン発生回路
8においてリズムパルスRPが発生し、出力端子
Q1から出力される。また、アドレスデータ発生
回路2の端子T3を介してゲート回路14のコン
トロール端子Cへ“1”信号が供給され、これに
より、ゲート回路14が開状態となる。
いま、例えば第3図に示す時刻t1においてリズ
ムパターン発生回路8の出力端子Q1からリズム
パルスRP(“1”信号)が出力され、またこの時、
同時に出力端子Q2からリズムデータD1が出力さ
れたとする。出力端子Q1からリズムパルスRPが
出力され、エンベロープジエネレータ4のリセツ
ト端子Rへ供給されると、エンベロープジエネレ
ータ4が初期状態にリセツトされ、これにより、
その出力端子からエンベロープデータEDとして
データ「1」が出力され、乗算回路3へ供給され
る。以後、このエンベロープジエネレータ4は比
較回路11から一致信号EQが出力されるまで、
データ「1」を連続して出力する。
また、リズムパルスRP(“1”信号)がアドレ
スデータ発生回路2の端子T4を介してインバレ
ータ19の入力端子へ供給されると、インバータ
19から“0”信号が出力され、ゲート回路17
のコントロール端子Cへ供給される。これによ
り、ゲート回路17が閉状態となり、レジスタ1
8の入力端へ「0」が供給される。このデータ
「0」はクロツクパルスφによつてレジスタ18
へ読込まれ、この読込まれたデータ「0」が加算
回路15の他方の入力端子および波形メモリ1の
アドレス端子ATへ供給される。加算回路15の
他方の入力端子へデータ「0」が供給されると、
加算回路15がこのデータ「0」とゲート回路1
4を介して供給されるROM13の出力とを加算
する。この時、ROM13のアドレス端子ATへ
はリズムデータD1が供されており、ROM13か
らリズムピツチデータα1が出力されている。した
がつて、加算回路15の出力はデータ「α1」とな
り、このデータがセレクタ16の入力端子Bへ出
力される。この時、セレクタ16のセレクト端子
SAへは“0”信号が供給されている。したがつ
て、セレクタ16からデータ「α1」が出力され、
ゲート回路17の入力端へ供給される。そして、
リズムパルスRPが“0”信号に戻り、インバー
タ19の出力が“1”信号になると、ゲート回路
17が開状態となり、データ「α1」がレジスタ1
8の入力端へ供給される。このデータ「α1」は次
のクロツクパルスφによつてレジスタ18に読込
まれ、加算回路15の他方の入力端子へ供給され
ると共に、アドレスデータADDとして出力され
る。加算回路15の他方の入力端子へデータ
「α1」が供給されると、加算回路15からデータ
「2α1」が出力されセレクタ16、ゲート回路17
を介してレジスタ18の入力端へ供給される。そ
して、このデータ「2α1」は次のクロツクパルス
φによつてレジスタ18に読込まれ、その出力端
子から出力される。以下、上記動作が繰返され
る。
このようにリズムパターン発生回路8からリズ
ムパルスRPが出力され、このリズムパルスRPが
アドレスデータ発生回路2の端子T4へ供給され
ると、アドレスデータ発生回路2からアドレスデ
ータADDとしてまずデータ「0」が出力され、
以後クロツクパルスφがレジスタ18のクロツク
端子へ供給される毎にデータ「α1」、「2α1」、
「3α1」……が順次出力される。これにより、波形
メモリ1の0番地、α1番地、2α1番地……内のデ
ータ(第2図に示す立上り部Aの各楽音データ)
が順次読出され、乗算回路3へ供給される。乗算
回路3は、波形メモリ1の出力データとエンベロ
ープデータED(この場合、「1」)とを乗算し、こ
の乗算結果をD/A変換器5へ出力する。
そして、アドレスデータ発生回路2からアドレ
スデータADDとしてリピートアドレスRPADと
同一のデータ(すなわち、データ「RPADD」)
が出力されると、比較回路11の両入力端子A、
Bの各データが一致し、比較回路11から一致信
号EQがエンベロープジエネレータ4へ出力され
る。エンベロープジエネレータ4は、この一致信
号Qを受け、以後「0.9」、「0.85」……と順次減
少するエンベロープデータEDを乗算回路3へ出
力する。他方、アドレスデータ発生回路2は、デ
ータ「RPADD」を出力した後も引続き前述した
過程により順次上昇するアドレスデータADD
「RPADD+α1」、「RPADD+2α1」……を出力す
る。これにより、波形メモリ1内の部分Bの楽音
データが順次読出され、乗算回路3へ供給され
る。
そして、アドレスデータ発生回路2からエンド
アドレスENADと同一のデータが出力されると、
エンドアドレス回路21から信号ES(“1”信号)
が出力され、端子T7を介してセレクタ16のセ
レクト端子SAへ供給される。これにより、セレ
クタ16の入力端子Aへ供給されているデータ
RPADDがセレクタ16から出力され、ゲート回
路17を介してレジスタ18の入力端へ供給され
る。このデータRPADDは次のクロツクパルスφ
によつてレジスタ18に読込まれ、加算回路15
へ出力されると共にアドレスデータADDとして
波形メモリ1へ供給される。以後、アドレスデー
タ発生回路2から再びデータ「RPADD+α1」、
「RPADD+2α1」……が順次出力され、これによ
り、波形メモリ1から再び部分Bの各楽音データ
が順次読出される。そして、アドレスデータ発生
回路2から再度エンドアドレスENADと同一の
データが出力されると、再びデータRPADDがレ
ジスタ18に読込まれ、以下、上記動作が繰返さ
れる。
このようにして楽音形成が進行し、そして、エ
ンベロープジエネレータ4からデータ「0」が出
力されると、乗算回路3の出力が「0」となり、
サウンドシステム6における楽音発生が停止す
る。以後、エンベロープジエネレータ4は、その
リセツト端子Rへ再びリズムパルスRPが供給さ
れるまでデータ「0」を連続的に出力する。
以上が、第3図に示す時刻t1においてリズムパ
ターン発生回路8からリズムパルスRPが出力さ
れ、これによりボンゴ(高)音の楽音が形成され
る過程である。次に、例えば第3図に示す時刻t3
においてリズムパルスRPが出力され、また、同
時にリズムデータD2が出力されると、上述した
過程と全く同様の過程によつてボンゴ(低)音の
楽音形成が行われる。ただしこの場合、ROM1
3からリズムピツチデータα2が出力され、したが
つて、アドレスデータ発生回路2からアドレスデ
ータADDとして「0」、「α2」、「2α2」……なるデ
ータが順次出力され、これらのデータに基づいて
波形メモリ1内の各楽音データが読出される。
このように、第1図に示す回路においては、波
形メモリ1内の各楽音データを、ボンゴ(高)
音、ボンゴ(低)音に各々対応して設定されたリ
ズムピツチデータα1、α2に基づいて読出すように
なつている。言い換えれば、リズムピツチデータ
α1、α2に応じたアドレス間隔で読出すようになつ
ている。したがつて、例えばデータα2を「1」、
データα1を「2」に設定すれば、ボンゴ(高)音
を発生する場合に、波形メモリ1内の楽音データ
がボンゴ(低)音を発生する場合に比較し、2倍
の速さで読出され、この結果、ボンゴ(高)音の
音高がその分高くなる。すなわち、第1図に示す
回路においては、波形メモリ1内の楽音データの
読出し速度をリズムピツチデータに基づいて変え
ることにより、1つの楽音波形から複数種の楽音
を形成するようにし、これにより、波形メモリ1
の容量を節減している。
なお、上述した回路において、楽音波形の立上
り部Aについては全楽音波形を波形メモリ1に記
憶させ、一方、立上り部以降については部分Bの
みを波形1に記憶させている理由は次の通りであ
る。すなわち、楽音波形の立上り部は複雑に変化
し、したがつて全波形を波形メモリ1に記憶させ
ることが必要であるが、立上り部以降は比較的周
期的に変化し、したがつて、部分Bを繰返し読出
して楽音信号を形成することが可能となる。そし
て、これにより波形メモリ1の容量を減らすこと
ができる。
次に、この発明の実施例について説明する。第
5図はこの発明の実施例の構成を示すブロツク図
である。この図に示す実施例は予め波形メモリ4
0に記憶されている8種類の楽音波形に基づいて
合計11種類のリズム音を発生することができる自
動リズム演奏装置であり、回路各部が時分割駆動
されることによりリズム音の波形が行われる。以
下、まず第5図の各部の構成から説明する。
第5図において、チヤンネルカウンタ41はク
ロツクパルスφ1をカウントする8進のアツプカ
ウンタであり、そのカウント出力「0」〜「7」
はチヤンネル信号CHとして回路各部へ出力され
る。ここで、この実施例においてはチヤンネル信
号CH「0」〜「7」の各々が次の各リズム音に
対応している。
0:マラカス 4:ボンゴ
(高)、(低) 1:コンガ(クラツシユ) 5:バスドラ
ム 2:コンガ(高)、(低) 6:シンバル
(1) 3:トムトム(高)、(低) 7:シンバル
(2) そして、第5図に示す回路各部はチヤンネル信
号CHが「0」〜「7」の場合に各々、上記各リ
ズム音の形成を行う。
波形メモリ40は、第6図に示すように8個の
記憶エリア40a〜40hを有して構成される
ROMであり、各記憶エリア内に各々8種類(マ
ラカス、コンガ(クラツシユ)、コンガ、トムト
ム、ボンゴ、シンバル1、シンバル2の楽音波形
が予め記憶されている。この場合、楽音波形の立
上り部A(第2図参照)については、各瞬時値が
そのまま記憶されているが、部分Bについては各
瞬時値がK倍にされて記憶されている。このよう
にしている理由は、リズム音においては立上り部
に比較し立上り部以降の部分の振幅が小さく、し
たがつて予めK倍にして記憶させた方が部分Bの
再生の際の忠実度をよくすることができるからで
ある。そして、各楽音波形は各記憶エリア40a
〜40hの先頭アドレス(以下、スタートアドレ
スSTADと称す)から順次記憶されている。
エンドアドレスメモリ42は波形メモリ40に
記憶されている8種類の楽音波形の各相対エンド
アドレスENADaが各々記憶されているROMで
ある。ここで、相対エンドアドレスENADaと
は、各楽音波形の実際のエンドアドレスENAD
からスタートアドレスSTADを減算した値であ
る。そして、このメモリ42はチヤンネル信号
CHによつて指定される楽音波形の相対エンドア
ドレスENADaを比較回路43の入力端子Aへ出
力する。
ランダムデータ発生回路44はクロツクパルス
φ1が供給される毎に+、−にランダムに変化する
データを発生する回路であり、そのエネーブル端
子ENに“1”信号が供給された場合は、ランダ
ムデータRDを加算回路45の一方の入力端子へ
出力し、“0”信号が供給された場合は、データ
「0」を加算回路45へ出力する。
リピートアドレスメモリ46は波形メモリ40
内の8種類の楽音波形の各相対リピートアドレス
RPADaが各々記憶されているROMである。こ
こで、相対リピートアドレスRPADaとは、各楽
音波形の実際のリピートアドレスRPADからス
タートアドレスSTADを減算した値である。そ
して、このメモリ46はチヤンネル信号CHによ
つて指定される楽音波形の相対リピートアドレス
RPADaを加算回路45の他方の入力端子および
比較回路57の入力端子Bへ出力する。また、こ
のリピートアドレスメモリ46には、ランダムデ
ータ発生回路44を制御するコントロール信号
RCが各リズム音に対応して“1”または“0”
で記憶されている。そして、このコントロール信
号RCはチヤンネル信号CHに基づいて読出され、
ランダムデータ発生回路44のエネーブル端子
ENへ供給される。なお、このコントロール信号
RCは、リズム音によつてランダムデータRDを発
生させた方が好ましい場合と、発生させない方が
好ましい場合とがあることを考慮して付加された
もので、例えばシンバル音の場合はこのコントロ
ール信号RCが“1”信号となる(ランダムデー
タRDがランダムデータ発生回路44から出力さ
れる)。
スタートアドレスメモリ47は波形メモリ40
内の各楽音波形のスタートアドレスSTADを
各々記憶しているROMであり、チヤンネル信号
CHによつて指定される楽音波形のスタートアド
レスSTADを加算回路48の他方の入力端子へ
出力する。
加算回路45はランダムデータ発生回路44の
出力と対応リピートアドレスRPADaとを加算
し、この加算結果をリピートデータRPDとしア
ドレスデータ発生回路50の端子T1へ出力する。
アドレスデータ発生回路50は第1図に示すア
ドレスデータ発生回路2に対応するもので、第7
図に示すようにリズムピツチデータ発生回路50
aと、加算回路51と、セレクタ52と、ゲート
回路53と、シフトレジスタ54と、インバータ
55とから構成されている。この場合、リズムピ
ツチデータ発生回路50aは内部に6個の記憶エ
リアからなるメモリを有して構成される回路であ
り、メモリの各記憶リアには各々、コンガ(高)
音、コンガ(低)音、トムトム(高)音、トムト
ム(低)音、ボンゴ(高)音、ボンゴ(低)音に
対応してリズムピツチデータα1〜α6が記憶されて
いる。そして、その端子C1へチヤンネル信号CH
「0」、「1」、「5」〜「7」が各々供給された場
合は、データ「1」を出力し、また、チヤンネル
信号CH「2」〜「4」が供給された場合は、端
子C2へ供給されるリズムデータD1〜D6に対応し
てリズムピツチデータα1〜α6のいずれかを出力す
る。また、加算回路51はシフトレジスタ54の
出力にリズムピツチデータ発生回路50aの出力
を加算する回路、セレクタ52はその入力端子A
へ供給されるデータと入力端子Bへ供給されるデ
ータのいずれか一方をそのセレクト端子SAへ供
給される信号に基づいて択一的に出力する回路、
ゲート回路53はそのネーブル端子ENへ“1”
信号が供給された場合に開状態、“0”信号が供
給された場合に閉状態となるゲート回路、また、
シフトレジスタ54はクロツクパルスφ1によつ
て各ステージ内のデータがシフトされる8ステー
ジのシフトレジスタである。そして、シフトレジ
スタ54の出力が端子T2を介して出力され、ア
ドレスデータADDaとして比較回路43の入力端
子B、加算回路48の一方の入力端子および比較
回路57の入力端子Aへ各々供給される。
比較回路43は相対エンドアドレスENADa
と、アドレスデータADDaとを比較し、両者が一
致した時一致信号EQ1をアドレスデータ発生回路
50の端子T3へ出力する。加算回路48はアド
レスデータADDaとスタートアドレスSTADとを
加算し、この加算結果をアドレスデータADDと
して波形メモリ40のアドレス端子ATへ出力す
る。比較回路57はアドレスデータADDaと相対
リピートアドレスRPADaとを比較し、両者が一
致した時一致信号EQ2をエンベロープジエネレー
タ58へ出力する。
リズムパターン発生回路60は各楽音波形に対
応して8種類のリズムパルスを発生する回路であ
り、各リズムパルスのパターン(リズムパター
ン)はリズムセレクタ61によつて設定されるリ
ズムの種類(例えば、ワルツ、ルンバ、マンボ
等)によつて決定される。この場合、コンガ音、
トムトム音、ボンゴ音に各々対応するリズムパル
スは、前述した第3図ホに示すものと同様に2個
のリズムパルスを合成したものである。そして、
発生したリズムパルスはチヤンネル信号CHに応
じて時分割で出力される。すなわち、チヤンネル
信号CHが「0」の場合はマラカス音のリズムパ
ルスが、「1」の場合はコンガ(クラツシユ)音
のリズムパルスが、……、「7」の場合はシンバ
ル2音のリズムパルスが各々出力端子Q1から出
力される。また、このリズムパターン発生回路6
0は、第1図に示すリズムパターン発生回路8と
同様に、コンガ(高)音のリズムパルスを出力す
る時はリズムデータD1をコンガ(低)音のリズ
ムパルスを出力する時はリズムデータD2を、…
…、ボンゴ(低)音のリズムパルスを出力する時
はリズムデータD6を各々出力端子Q2から出力す
る。また、このリズムパターン発生回路60にお
ける各リズムパルスの発生/停止はリズムスイツ
チ62のオン/オフによつて制御される。
エンベロープジエネレータ58は第1図に示す
エンベロープジエネレータ4に対応するもので、
その詳細を第8図に示す。この図において、符号
65,66は各々、各ステージ内のデータがクロ
ツクパルスφ1によつてシフトされる8ステー
ジ/1ビツト(各ステージ=1ビツト)のシフト
レジスタである。発振器68はパルス幅8φ1、周
期8φ1×nのパルス信号(“1”信号)を発生す
る回路であり、そのエネーブル端子ENへ“1”
信号が供給されている場合は、発生したパルス信
号を加算回路69の一方の入力端子のLSB(最小
位ビツト)端子へ出力し、エネーブル端子ENへ
“0”信号が供給されている場合は、“0”信号を
出力する。加算回路69はシフトレジスタ70の
出力と、発振器68の出力とを加算するもので、
その出力はゲート回路71を介してシフトレジス
タ70へ供給される。なお、この加算回路69の
一方の入力端子のLSB端子以外の端子は接地さ
れている。すなわち、この加算回路69は、発振
器68の出力が“1”信号の場合には、シフトレ
ジスタ70の出力にデータ「1」を加算し、“0”
信号の場合にはデータ「0」を加算する回路であ
る。シフトレジスタ70は各ステージ内のデータ
がクロツクパルスφ1によつてシフトされるレジ
スタであり、その出力はアドレスレジスタEAD
としてエンベロープメモリ75のアドレス端子
AT1へ供給されると共に、加算回路69の他方
の入力端子および最終アドレス検出回路72へ
各々供給される。最終アドレス検出回路72は、
シフトレジスタ70からデータ“11……11”
が出力された時これを検出し、“1”信号をイン
バータ73の入力端子へ出力する。しかして、上
述した各部68〜73によつて、時分割駆動によ
るエンベロープカウンタ74が構成される。
エンベロープメモリ75(ROM)は第9図に
示すように8個の記憶エリア75a〜75hを有
して構成され、各記憶エリア75a〜75h内に
各々8種類のリズム音に対応するエンベロープデ
ータEDが記憶されている。この場合、各記憶エ
リア75a〜75hの各先頭番地には各々エンベ
ロープデータEDの最大値EDmax(第10図)を
Kで割つた値EDmax/Kが記憶され、以下、各
エリア75a〜75hに各々、ED1/K、ED2
K……なるエンベロープデータEDが記憶され、
また、各記憶エリア75a〜75hの最終アドレ
スにはデータ「EDn/K=0」が記憶されてい
る。なお、EDmaxは各リズム音共同一であるが、
ED1、ED2……は勿論各リズム音毎に異なる値と
なる。このエンベロープメモリ75はそのアドレ
ス端子AT1へ供給されるアドレスデータEADお
よびアドレス端子AT2へ供給されるチヤンネル
信号CHによつてアドレスされる。すなわち、チ
ヤンネル信号CHによつて記憶エリア75a〜7
5hのいずれかが指定され、アドレスデータ
EADによつて各記憶エリア75a〜75h内の
アドレスが指定される。例えば、チヤンネル信号
CHが「3」で、アドレスデータEADが「0」の
場合は、エリア75dの先頭アドレスが指定され
る。そして、上述したアドレス指定によつて読出
されたエンベロープデータEDはオアゲート回路
76および端子T1を介して乗算回路80(第5
図)の他方の入力端子へ供給される。なお、この
エンベロープメモリ75のエネーブル端子ENへ
“1”信号が供給されている場合は、各データの
読出しが行われるが、“0”信号が供給されてい
る場合は、データ「0」が出力される。
乗算回路80は波形メモリ40の出力とエンベ
ロープジエネレータ58の出力とを乗算し、この
乗算結果を累算器81へ出力する。
乗算器81はチヤンネル信号CHが「0」〜
「7」の間乗算回路80の出力を順次累算し、そ
して、この累算結果をいつたんラツチした後、
D/A変換器82へ出力する。次いで、累算結果
をクリアして再びチヤンネル信号CHが「0」〜
「7」の間乗算回路80の出力を累算し、この累算
結果をラツチしてD/A変換器82へ出力し以
下、上記動作を繰返す。D/A変換器82は累算
器81の出力をアナログ信号に変換し、増幅器8
3を介してスピーカ84へ供給する。
次に、第5図〜第9図に示す回路の動作を説明
する。
まず、回路に電源が投入されると、クロツクパ
ルスφ1が回路各部へ供給されると共に、イニシ
ヤルクリア回路(図示略)からクロツクパルスφ
の8周期より大きいパルス幅を有するイニシヤル
クリア信号IC(“1”信号)が出力される。そし
て、このイニシヤルクリア信号ICがオアゲート
87,88(第5図)を介してアドレスデータ発
生回路50の端子T5へ供給されると共に、オア
ゲート87を介してエンベロープジエネレータ5
8の端子T3へ供給され、さらに、エンベロープ
ジエネレータ58の端子T4へも供給される。ア
ドレスデータ発生回路50の端子T5へイニシヤ
ルクリア信号IC(“1”信号)が供給されると、
インバータ55(第7図)から“0”信号が出力
され、ゲート回路53のエネーブル端子ENへ供
給される。これにより、ゲート回路53が閉状態
となり、したがつて、ゲート回路53の出力が
「0」となり、シフトレジスタ54の各ステージ
が全てクリアされる。また、エンベロープジエネ
レータ58の端子T3へイニシヤルクリア信号IC
が供給されると、インバータ90(第8図)から
“0”信号が出力され、アンドゲート91の一方
の入力端へ供給される。これにより、アンドゲー
ト91から“0”信号が出力され、オアゲート9
2の他方の入力端へ供給される。この時、オアゲ
ート92の一方の入力端へは、比較回路57(第
5図)から“0”信号が供給されており、したが
つてオアゲート92から“0”信号が出力され、
シフトレジスタ66の入力端へ供給される。これ
により、シフトレジスタ66の各ステージがクリ
アされ、その出力端から“0”信号が出力され
る。シフトレジスタ66から“0”信号が出力さ
れ、この“0”信号がゲート回路71のエネーブ
ル端子ENへ供給されると、ゲート回路71が閉
状態となり、同ゲート回路71からデータ「0」
が出力され、シフトレジスタ70の入力端へ供給
される。これにより、シフトレジスタ70がクリ
アされる。また、シフトレジスタ66から“0”
信号が出力されこの“0”信号がエンベロープメ
モリ75のエネーブル端子ENへ供給されると、
エンベロープメモリ75がデイスエーブル状態と
なり、その出力端からデータ「0」が出力され
る。
また、エンベロープジエネレータ58の端子
T4へイニシヤルクリア信号ICが供給される、と
オアゲート93(第8図)から“1”信号が出力
され、シフトレジスタ65の入力端へ供給され
る。これにより、シフトレジスタ65の各ステー
ジに“1”が読込まれその出力端から“1”信号
が出力される。シフトレジスタ65の出力端から
“1”信号が出力され、この“1”信号がオアゲ
ート94を介してオアゲート回路76のインバー
タ96の入力端へ供給されると、インバータ96
から“0”信号が出力され、オアゲート97、9
7……の各一方の入力端へ供給される。この時、
オアゲート97、97……の各地方の入力端へは
各々、エンベロープメモリ75から“0”信号が
供給されており、したがつて、オアゲート回路7
6からデータ「0」が出力され、端子T1を介し
て乗算回路80の他方の入力端へ供給される。こ
れにより、乗算回路80の出力が「0」となる。
(スピーカ84から楽音が発生することはない。) なお、イニシヤルクリア信号ICが“0”信号
に戻ると、インバータ90(第8図)から“1”
信号が出力され、アンドゲート95、91の各入
力端へ供給される。これにより、以後、シフトレ
ジスタ65の各ステージ内のデータが、シフトレ
ジスタ65の出力端→アンドゲート95→オアゲ
ート93→シフトレジスタ65の入力端なる経路
で循環保持される。シフトレジスタ66内のデー
タについても同様である。
他方、リズムスイツチ62(第5図)がオフ状
態にあるとすると、インバータ99の入力端へ
“0”信号が供給され、したがつて、インバータ
99から“1”信号が出力され、オアゲート88
を介してアドレスデータ発生回路50の端子T5
へ供給される。これにより、ゲート回路53のエ
ネーブル端子ENへ“0”信号が供給され、ゲー
ト回路53からデータ「0」がシフトレジスタ5
4へ出力される。すなわち、リズムスイツチ62
がオフ状態にある間はシフトレジスタ54の各ス
テージがいずれもクリア状態にある。
次に、操作者がリズムスイツチ62をオン状態
とすると、リズムパターン発生回路60において
リズムセレクタ61の出力によつて決定される8
種類のリズムパルスが発生し、チヤンネル信号
CHに基づいて順次時分割で出力される。
いま、第11図に示す時刻t00においてチヤン
ネルカウンタ41からチヤンネル信号CH「0」
が出力されたとすると、リズムパターン発生回路
60からマラカス音のリズムパルスが出力され
る。ここで、このマラカス音のリズムパルスが時
刻t00〜t01の間“0”信号にあつたとすると、マ
ラカス音の形成は行われないが、“1”信号であ
つたとすると、以下に述べる過程により、マラカ
ス音の楽音形成が行われる。
すなわち、時刻t00〜t01においてリズムパタン
発生回路60から“1”信号が出力されると、こ
の“1”信号がオアゲート87,88を介してア
ドレスデータ発生回路50の端子T5へ供給され
ると共に、オアゲート87を介してエンベロープ
ジエネレータ58の端子T3へ供給される。アド
レスデータ発生回路50の端子T5へ“1”信号
が供給されると、インバータ55(第7図)から
“0”信号が出力され、したがつてゲート回路5
3からデータ「0」が出力され、このデータ
「0」がシフトレジスタ54の入力端へ供給され
る。このデータ「0」は時刻t01におけるクロツ
クパルスφ1によつてシフトレジスタ54に読込
まれ、この読込まれたデータ「0」が時刻t10
t11(チヤンネル信号CH=0)においてシフトレ
ジスタ54の出力端から出力される。そしてこの
出力されたデータ「0」が加算回路51の他方の
入力端へ供給されると共に、アドレスデータ
ADDaとして加算回路48(第5図)の一方の入
力端へ供給される。この時、チヤンネル信号CH
は「0」状態にあり、したがつて、加算回路48
の他方の入力端へは、スタートアドレスメモリ4
7から波形メモリ40の記憶エリア40aのスタ
ートアドレスSTAD(すなわち、マラカス音のス
タートアドレス)が供給されている。この結果、
データ「0」が加算回路48の一方の入力端へ供
給されると、加算回路48からマラカス音のスタ
ートアドレスSTADが出力され、アドレスデー
タADDとして波形メモリ40のアドレス端子AT
へ供給される。これにより、波形メモリ40から
マラカス音の最初の楽音データが出力され、乗算
回路80の一方の入力端へ供給される。
一方、時刻t10〜t11において加算回路51(第
7図)の他方の入力端へデータ「0」が供給され
ると、この時、リズムピツチデータ発生回路50
aからデータ「1」が出力されていることから、
加算回路51からデータ「1」が出力され、セレ
クタ52の入力端子Bへ供給される。この時、セ
レクタ52のセレクト端子SAへは比較回路43
から“0”信号が供給されており、したがつて、
入力端子Bへ供給されたデータ「1」がセレクタ
52から出力され、ゲート回路53の入力端へ供
給される。この時点で、端子T5(第7図)へは
“0”信号が供給されており、ゲート回路53の
エネーブル端子ENへ“1”信号が供給されてい
る。したがつてゲート回路53が開状態にあり、
セレクタ52から出力されたデータ「1」がシフ
トレジスタ54の入力端へ供給される。そして、
このデータ「1」が時刻t11におけるクロツクパ
ルスφ1によつてシフトレジスタ54に読込まれ、
時刻t20〜t21(チヤンネル信号CH=0)において
シフトレジスタ54から出力される。この時刻
t20〜t21においてチヤンネル信号CHは「0」であ
り、したがつてスタドアドレスメモリ47からマ
ラカス音のスタートアドレスSTADが出力され
る。この結果、シフトレジスタ54からデータ
「1」が出力されると、加算回路48からアドレ
スデータADDとして、 (マラカス音のスタートアドレス)+1 なるデータが波形メモリ40へ出力され、これに
より、波形メモリ40からマラカス音の第2番目
の楽音データが読出される。
また、シフトレジスタ54からデータ「1」が
出力されると、加算回路51の出力がデータ
「2」となり、このデータ「2」がセレクタ52
およびゲート回路53を介してシフトレジスタ5
4の入力端へ供給される。そして、このデータ
「2」が時刻t21におけるクロツクパルスφによつ
てシフトレジスタ54に読込まれ、時刻t30〜t31
(チヤンネル信号CH=0)においてシフトレジ
スタ54から出力される。
以下同様にして、チヤンネル信号CHが「0」
になる毎にマラカス音の楽音データが順次波形メ
モリ40から読出され、乗算回路80へ供給され
る。そして、時刻tK0〜tK1の間(チヤンネル信号
CH=0)においてシフトレジスタ54からマラ
カス音の対リピートアドレスと同一のデータが出
力されたとする。この時、リピートアドレスメモ
リ46からはマラカス音の相対リピートアドレス
RPADaが出力されており、したがつて、時刻tK0
〜tK1において比較回路57の両入力端子A,B
の各データが一致し、比較回路57から一致信号
EQ2(“1”信号)が出力され、エンベロープジエ
ネレータ58の端子T2へ供給される。なお、こ
の一致信号EQ2の機能については後に説明する。
以下、更に波形メモリ40のマラカス音の楽音
データの読出しが進行し、そして、時刻tn0〜tn1
の間(チヤンネル信号CH=0)においてシフト
レジスタ54からマラカス音の相対エンドアドレ
スに等しいデータが出力されたとする。この時、
エンドアドレスメモリ42からはマラカス音の相
対エンドアドレスENADaが出力されており、し
たがつて、比較回路43の両入力端子A、Bのデ
ータが一致し、比較回路43から一致信号EQ1
(“1”信号)がセレクタ52(第7図)の端子
SAへ出力される。時刻tn0〜tn1において、セレク
タ52の端子SAへ一致信号EQ1が供給されると、
セレクタ52の入力端子Aへ供給されている加算
回路45の出力(リピートデータRPD)がセレ
クタ52から出力される。ここで、時刻tn0〜tn1
(チヤンネル信号CH=0)におけるリピートデ
ータRPDは、 (マラカス音の対リピートアドレス)+(ランダ
ムデータRD) であり、このリピートデータRPDがセレクタ5
2から出力され、ゲート回路53を介してシフト
レジスタ54の入力端へ供給される。そして、こ
のリピートデータRPDが時刻tn1におけるクロツ
クパルスφ1によつてシフトレジスタ54に読込
まれ、時刻t(n+1)0〜t(n+1)1においてシフトレジス
タ54から出力される。以下、前述した場合と同
様にして、チヤンネル信号CHが「0」になる毎
に波形メモリ40からマラカス音の楽音データ
(この場合、第2図に示す部分Bの楽音データ)
が順次読出される。そして、シフトレジスタ54
から再びマラカス音の相対エンドアドレスと同一
のデータが出力されると、再びリピートデータ
RPDがシフトレジスタ54に読込まれ、以下、
上記動作が繰返えされる。
一方、前述した時刻t00〜t01の間においてリズ
ムパターン発生回路60から“1”信号が出力さ
れ、この“1”信号がオアゲート87を介してエ
ンベロープジエネレータ58の端子T3へ供給さ
れると、インバータ90(第8図)の出力が
“0”信号となり、この結果、アンドゲート95、
91の出力が共に“0”信号となる。この時、イ
ニシヤルクリア信号ICおよび一致信号EQ2は共に
“0”信号にあり、したがつてオアゲート93,
92から“0”信号が出力され、シフトレジスタ
65、66の各入力端へ供給される。そして、こ
れらの“0”信号は各々時刻t01におけるクロツ
クパルスφ1によつてシフトレジスタ65、66
内に読込まれ、時刻t10〜t11の間(チヤンネル信
号CH=0)シフトレジスタ65,66から出力
される。シフトレジスタ65,66から各々
“0”信号が出力されると、オアゲート94から
“0”信号が出力され、したがつて、インバータ
96から“1”信号が出力される。この結果、オ
アゲート回路76からデータ“11……11”が出力
され、端子T1を介して乗算回路80の他方の入
力端へ供給される。この時、前述したように乗算
回路80の一方の入力端へはマラカス音の最初の
楽音データが供給されている。したがつて、乗算
回路80の他方の入力端へデータ“11……11”が
供給されると、乗算回路80から、 (マラカス音の最初の楽音データ)ד11……
11” なるデータが出力され、累算器81へ供給され
る。以後、チヤンネル信号CHが「0」になる毎
にシフトレジスタ65,66から各々“0”信号
が出力され、したがつて、チヤンネル信号CHが
「0」になる毎に、乗算回路80から、 (マラカス音の楽音データ)ד11……11” なるデータが出力され、累算器81へ供給され
る。
そして、時刻tK0〜tK1の間において、比較回路
57から一致信号EQ2(“1”信号)が出力され、
オアゲート92(第8図)の一方の入力端へ供給
されると、オアゲート92から“1”信号が出力
され、シフトレジスタ66の入力端へ供給され
る。この“1”信号は、時刻tk1におけるクロツ
クパルスφ1によつてシフトレジスタ66に読込
まれ、時刻t(k+1)0〜t(k+1)1の間(チヤンネル信号
CH=0)においてシフトレジスタ66から出力
される。以後、チヤンネル信号CHが「0」にな
る毎にシフトレジスタ66から“1”信号が出力
される。時刻t(k+1)0〜t(k+1)1において、シフトレジ
スタ66から“1”信号が出力され、この“1”
信号がオアゲート94を介してインバータ96の
入力端へ供給されると、インバータ96の出力端
から“0”信号が出力される。また、シフトレジ
スタ66から“1”信号が出力され、この“1”
信号がゲート回路71のエネーブル端子ENおよ
びエンベロープメモリ75のエネーブル端子EN
へ各々供給されると、ゲート回路71が開状態、
ンベロープメモリ75がエネーブル状態となる。
ところで、この時点においてシフトレジスタ70
からはデータ「0」が出力されており、このデー
タ「0」がエンベロープメモリ75のアドレス端
子AT1へ供給されている。なお、シフトレジス
タ70内のデータが変化するのは、以下に述べる
ように、この時点以降である。また、エンベロー
プメモリ75のアドレス端子AT2へはチヤンネ
ル信号CH「0」が供給されている。したがつて、
時刻t(k+1)0〜t(k+1)1の間においてエンベロープメモ
リ75がエネーブル状態になると、エンベロープ
メモリ75から記憶エリア75a内のマラカス音
の最初のエンベロープデータEDが読出され、オ
アゲート回路76および端子T1を介して乗算回
路80の他方方の入力端へ供給される。
一方、シフトレジスタ70から出力されたデー
タ「0」は加算回路69の他方の入力端へ供給さ
れる。ところで、この時点(時刻t(k+1)0〜t(k+1)1
において、最終アドレス検出回路72の出力は
“0”信号にあり、したがつてインバータ73か
ら“1”信号が発振器68のエネーブル端子EN
へ出力されており、発振器68において発生した
パルス信号が加算回路69の一方の入力端へ供給
されている。ここで、時刻t(k+1)0〜t(k+1)1における
発振器68の出力パルスが“0”信号にあるとす
ると、加算回路69の出力はデータ「0」とな
り、このデータ「0」がゲート回路71を介して
シフトレジスタ70の入力端へ供給される。そし
て、このデータ「0」が時刻t(k+1)1におけるクロ
ツクパルスφ1によつてシフトレジスタ70に読
込まれ、時刻t(k+2)0〜t(k+2)1の間(チヤンネル信号
CH=0)においてシフトレジスタ70から出力
される。この時刻t(k+2)0〜t(k+2)1の間においてシフ
トレジスタ66の出力は“1”信号にあり、した
がつて前述した場合と同様にエンベロープメモリ
75からマラカス音の最初のエンベロープデータ
EDが読出され、乗算回路80へ供給される。以
後、発振器68の出力パルスが“1”信号に立上
るまでチヤンネル信号CH「0」において上記動
作が繰返えされる。
そして、発振器68の出力パルスが“1”信号
に立上がると、加算回路69においてシフトレジ
スタ70の出力「0」に「1」が加算され、この
加算結果「1」がゲート回路71を介してシフト
レジスタ70の入力端へ供給され、シフトレジス
タ70に読込まれる。以後、チヤンネル信号CH
が「0」になる毎にシフトレジスタ70からデー
タ「1」が出力され、したがつて、エンベロープ
メモリ75からマラカス音の第2番目のエンベロ
ープデータEDが読出され、乗算回路80へ供給
される。そして、発振器68の出力が再度“1”
信号に立上ると、加算回路69からデータ「2」
が出力され、このデータ「2」がシフトレジスタ
70に読込まれる。これにより、以後、チヤンネ
ル信号CH「0」においてマラカス音の第3番目
のエンベロープデータEDが読出され、乗算回路
80へ供給され、以下、上記動作が繰返えされ
る。
このように、第8図に示すエンベロープジエネ
レータ58は、チヤンネル信号CH=0におい
て、エンベロープメモリ75内のマラカス音のエ
ンベロープデータEDを、順次、クロツクパルス
φ1より遅い周期で読出し、乗算回路80へ出力
する。このように構成している理由は、エンベロ
ープの変化を楽音データの変化ほど微細にする必
要がないからである。
そして、シフトレジスタ70の出力(チヤンネ
ル信号CH=0における出力)が順次増加し、シ
フトレジスタ70からデータ“11……11”(最終
アドレス)が出力されると、最終アドレス検出回
路72がこれを検出し、“1”信号をインバータ
73の入力端へ供給する。これにより、発振器6
8のエネーブル端子ENへ“0”信号が供給さ
れ、発振器68から“0”信号が加算回路69の
一方の入力端へ出力され、シフトレジスタ70の
入力端へデータ“11……11”が供給される。以
後、チヤンネル信号CH=0になる毎に、シフト
レジスタ70からデータ“11……11”が出力さ
れ、したがつて、エンベロープメモリ75の記憶
エリア75aの最終アドレス内のデータ「0」が
乗算回路80へ供給される。そして、この状態
が、チヤンネル信号CH=0においてリズムパタ
ーン発生回路60から次の“1”信号が出力され
るまで、すなわち、マラカス音の次のリズムパル
ス(“1”信号)がリズムパターン発生回路60
から出力されるまで続く。
このように、チヤンネル信号CH「0」におい
てリズムパターン発生回路60から“1”信号が
出力され、この“1”信号がエンベロープジエネ
レータ58の端子T3へ供給されると、以後、エ
ンベロープジエネレータ58からデータ“11……
11”が出力され、乗算回路80の他方の入力端へ
供給される。この状態は比較回路57から一致信
号EQ2(“1”信号)が出力されるまで続く。この
間、波形メモリ40からは、マラカス音の楽音波
形の立上り部A(第2図参照)の楽音データが読
出され、乗算回路80へ順次出力される。そし
て、比較回路57から一致信号EQ2が出力される
と、以後、エンベロープメモリ75内のマラカス
音のエンベロープデータEDがクロツクパルスφ1
より遅い周期で読出され、順次乗算回路80へ供
給される。この間、波形メモリ40からはマラカ
ス音の楽音波形の部分B(第2図参照)の各楽音
データが繰返し読出され、乗算回路80へ出力さ
れる。ここで、繰返し読出される部分Bの先頭の
アドレス(リピートアドレス)が、ランダムデー
タRDによつて繰返しのたびに変更される。そし
て、エンベロープメモリ75の記憶エリア75a
の最終アドレス内のデータ「0」が続出される
と、以後このデータ「0」が連続して乗算回路8
0へ供給される。なお、データ「0」が乗算回路
80へ供給されている状態においてマラカス音の楽
音発生が行われないことは勿論である。
以上がチヤンネル信号CH「0」における第5
図に示す回路の動作である。このような動作はチ
ヤンネル信号CHが「1」、「2」……「7」にお
いても各々行われ、この結果、チヤンネル信号
CH「1」においてはコンガ(クラツシユ)音の
楽音データが、チヤンネル信号CH「2」におい
てはコンガ音の楽音データが、……、チヤンネル
信号CH「7」においてはシンバル2音の楽音デ
ータが各々波形メモリ40から出力される。ここ
で、コンガ音、トムトム音、ボンゴ音以外のリズ
ム音の形成が行われる場合は、リズムピツチデー
タ発生回路50aからデータ「1」が出力され、
したがつて波形メモリ40内の各楽音データが1
番地毎に順次読出される。一方、コンガ音、トム
トム音、ボンゴ音の楽音形成が行われる場合は、
リズムピツチデータ発生回路50aからリズムピ
ツチデータα1〜α6が出力され、したがつて波形メ
モリ40内の楽音データがリズムピツチデータα1
〜α6によつて決まるアドレス間隔で読出される。
そして、読出された各楽音データは乗算回路80
においてエンベロープジエネレータ58の出力と
乗算され、累算器81においてチヤンネル信号
CHの1周期単位で累算され、D/A変換器82
によつてアナログ信号に変換され、増幅器83を
介してスピーカ84へ供給される。
なお、上述した実施例においてはエンベロープ
データを1/Kとした値をエンベロープメモリ7
5内に記憶させているが、これに代えて、エンベ
ロープデータをそのままエンベロープメモリ75
内に記憶させ、エンベロープメモリ75から読出
された各データを1/Kにして乗算回路80へ供
給するようにしてもよい。
また、上述した実施例においては、部分Bを楽
音波形の立上り部Aに続く1周周期としたが、2
周期、3周期……としてもよい。
また、上述した実施例においては、相対リピー
トアドレスRPADaをランダムデータRDによつ
て修飾しているが、この理由は次の通りである。
すなわち、部分Bを波形メモリ40から繰返し続
出す場合に、対リピートアドレスRPADaのみに
基づいて続出すと、再生楽音波形に規則性が生
じ、この結果、特にシンバル音のようにノイズ系
の楽音の場合は、再生楽音が自然楽器の楽音と異
なるものとなつてしまう。そこでこの実施例にお
いては、相対リピートアドレスRPADaをランダ
ムデータRDによつてアドレス修飾し、これによ
り再生楽音波形の規則性を除去して再生楽音をよ
り自然楽器の楽音に近ずけている。
以上詳述したように、この発明によれば、読出
手段が波形メモリから一部波形を繰返し読出す際
のスタートアドレスを、データ発生手段の出力デ
ータに基づき変更制御するようにしたので、発生
されるノイズ系のリズム音を従来のリズム音より
自然楽器の音により近か付けることができる。特
に、この発明によれば、制御手段における上記の
スタートアドレスの変更制御を行うか否かを各リ
ズム音毎に制御手段に指示する指示手段を有して
いるので、リズム音の種類に応じて上記スタート
アドレス変更制御をしたり、しなかつたりするこ
とができ、ノイズ系のリズム音と非ノイズ系のリ
ズム音の両方を高品質で発生することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が適用される自動リズム演奏
装置の原理的構成を示すブロツク図、第2図はリ
ズム音波形の一例を示す図、第3図イはボンゴ
(高)音の発生タイミングの一例を示す波形図、
ロはイに示すボンゴ(高)音を発生させるための
リズムパルスRP1の波形図、ハはボンゴ(低)音
の発生タイミングの一例を示す波形図、ニはハに
示すボンゴ(低)音を発生させるためのリズムパ
ルスRP2の波形図、ホはリズムパルスRP1とRP2
とを合成して作成したリズムパルスRPの波形図、
ヘはリズムパルスRPに対応して作成されるリズ
ムデータD1、D2の出力タイミングを示す図、第
4図は第1図におけるアドレスデータ発生回路2
の詳細を示すブロツク図、第5図はこの発明の一
実施例の構成を示すブロツク図、第6図〜第8図
は各々第5図における波形メモリ40、アドレス
データ発生回路50、エンベロープジエネレータ
58の詳細を示すブロツク図、第9図は第8図に
おけるエンベロープメモリ75の詳細を示す図、
第10図はエンベロープ波形の一例を示す図、第
11図イ,ロは各々第5図におけるクロツクパル
スφ1およびチヤンネル信号CHを示すタイミング
図である。 1,40……波形メモリ、2,50……アドレ
スデータ発生回路、13……ROM、50a……
リズムピツチデータ発生回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数のリズム音の各々に対応して、リズム音
    波形の立上り部の全波形および該リズム音波形の
    立上り部以降の一部波形が各アドレスに順次記憶
    されている波形メモリと、 リズムパターンを発生するリズムパターン発生
    手段と、 前記リズムパターン発生手段から出力されるリ
    ズムパターンに対応して前記波形メモリから各リ
    ズム音に関する前記立上り部の全波形を順次続出
    し、次いで前記波形メモリから前記立上り部以降
    の一部波形を順次かつ繰り返し読出す読出手段と を有し、前記波形メモリから読出される波形に基
    づきリズム音を形成するようにした自動リズム演
    奏装置において、 前記読出手段における前記一部波形の繰返し読
    出しの周期に対して値がランダム的に時間変化す
    るデーダを出力するデータ発生手段と、 前記読出手段が前記波形メモリから前記一部波
    形を繰返し読出す際のスタートアドレスを、前記
    データ発生手段の出力データにより変更制御する
    制御手段と、 各リズム音毎に前記制御手段におけるスタート
    アドレスの変更制御を行うか否かを前記制御手段
    に指示する指示手段とを有することを特徴とする
    自動リズム演奏装置。
JP57179649A 1982-10-13 1982-10-13 自動リズム演奏装置 Granted JPS5968790A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57179649A JPS5968790A (ja) 1982-10-13 1982-10-13 自動リズム演奏装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57179649A JPS5968790A (ja) 1982-10-13 1982-10-13 自動リズム演奏装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5968790A JPS5968790A (ja) 1984-04-18
JPH0332798B2 true JPH0332798B2 (ja) 1991-05-14

Family

ID=16069458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57179649A Granted JPS5968790A (ja) 1982-10-13 1982-10-13 自動リズム演奏装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5968790A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6296700U (ja) * 1985-12-07 1987-06-19
JP2650618B2 (ja) * 1994-05-20 1997-09-03 ヤマハ株式会社 変調信号発生装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5541831B2 (ja) * 1977-01-10 1980-10-27
JPS5667896A (en) * 1979-11-08 1981-06-08 Kawai Musical Instr Mfg Co Rhythm generator

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6035115Y2 (ja) * 1978-09-08 1985-10-18 株式会社河合楽器製作所 リズム音源

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5541831B2 (ja) * 1977-01-10 1980-10-27
JPS5667896A (en) * 1979-11-08 1981-06-08 Kawai Musical Instr Mfg Co Rhythm generator

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5968790A (ja) 1984-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4336736A (en) Electronic musical instrument
US4524666A (en) Musical tone forming system
JPS6328478Y2 (ja)
JP4335570B2 (ja) 共鳴音生成装置、共鳴音生成方法及び共鳴音生成のためのコンピュータプログラム
JPH0656555B2 (ja) 音発生装置
JPH0254559B2 (ja)
JPH0332798B2 (ja)
US4628788A (en) Automatic rhythm performing apparatus
JPS6326398B2 (ja)
US4526080A (en) Automatic rhythm performing apparatus
JPS6116080B2 (ja)
US4936184A (en) Music generator
JPS6132678B2 (ja)
JP2698942B2 (ja) 楽音発生装置
JP2599351B2 (ja) 波形読み出し装置
JP2629418B2 (ja) 楽音合成装置
JPH0361952B2 (ja)
JPS6335038B2 (ja)
JP4236570B2 (ja) 波形再生装置および波形再生プログラム
JPH0314718Y2 (ja)
JPH0155474B2 (ja)
JPH0155473B2 (ja)
JP3508139B2 (ja) デジタル信号処理プロセッサ
JPH0229226B2 (ja)
JP3862839B2 (ja) 波形圧縮伸長装置