JPH0656555B2 - 音発生装置 - Google Patents

音発生装置

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JPH0656555B2
JPH0656555B2 JP61209017A JP20901786A JPH0656555B2 JP H0656555 B2 JPH0656555 B2 JP H0656555B2 JP 61209017 A JP61209017 A JP 61209017A JP 20901786 A JP20901786 A JP 20901786A JP H0656555 B2 JPH0656555 B2 JP H0656555B2
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    • G10H7/00Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs
    • G10H7/02Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs in which amplitudes at successive sample points of a tone waveform are stored in one or more memories
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    • G10H1/42Rhythm comprising tone forming circuits

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、波形メモリを用いて打楽器等の音を発生す
る装置に関し、特に波形メモリにおける記憶データフォ
ーマットの改良に関するものである。
[発明の概要] この発明は、ワード当りのビット数が例えば8である波
形メモリにサンプル当りのビット数が例えば12である波
形データを3ワード毎に2サンプルを割当てるようにし
て記憶したことにより波形メモリの利用効率を高めたも
のである。
[従来の技術] 従来、リズム演奏装置等にあっては、波形メモリにドラ
ム、シンバル等の楽器音毎に対応する波形データを記憶
しておき、波形メモリから波形データを選択的に読出す
ことによりリズム演奏を行なうことが知られている。波
形データとしては、実際の打楽器の演奏音をサンプリン
グし、アナログ/ディジタル変換して得られた一連の振
幅データが用いられ、各サンプル毎に振幅データは例え
ば8ビットである。このような波形データは、ワード当
りのビット数が8である波形メモリにワード毎に1サン
プルを割当てるようにして記憶されるのが普通であっ
た。
[発明が解決しようとする問題点] 上記した従来技術によると、サンプル当りのビット数が
多くなった場合には、波形メモリとしてもワード当りの
ビット数が多いものが必要となる。すなわち、楽器音に
よっては原音に対する忠実度を向上させるためにサンプ
ル当りのビット数を例えば12ビットにした方が好ましい
場合があり、このような場合には、ワード当りのビット
数が12以上である波形メモリを用いることになり、コス
ト高となることを免れない。
そこで、別の方法として、2ワード毎に1サンプルを割
当てるようにして波形データを記憶させることも考えら
れるが、これでは2ワード毎に4ビットが不使用とな
り、波形メモリの利用効率が低い欠点がある。
また、上記従来技術によると、各楽器音毎に波形データ
を記憶するので、ノイズ性の音についても専用の波形記
憶部を設けることになり、メモリ容量が増大するという
問題もあった。
[問題点を解決するための手段] この発明の目的は、サンプル当りのビット数が多い波形
データをワード当りのビット数が少ない波形メモリに記
憶させる際に不使用ビット数を少なくすることにある。
この発明の他の目的は、上記のように不使用ビット数を
少なくすると共に、ノイズ性の音を専用の波形記憶部な
しに発生可能とすることにある。
この発明に係る音発生装置は、 (a)各々所定の複数Nビットのデータを1ワードとし
て記憶可能な多数の記憶領域を有する波形記憶部であっ
て、該多数の記憶領域には、所望の音波形の順次のサン
プルにそれぞれ対応し且つ各サンプル毎のビット数Mが
N<M≦1.5Nの範囲の任意の整数である振幅データ
が所定のフォーマットで記憶され、該所定のフォーマッ
トは、順次の3つの記憶領域毎に、そのうちの2つの第
1の領域には2サンプル分の振幅データの上位からNビ
ットのデータをそれぞれ記憶し、残りの1つの第2の領
域には該2サンプル分の振幅データの下位(M−N)ビ
ットのデータを記憶した形になっているものと、 (b)前記波形記憶部から記憶データをワード単位で読
み出して各サンプル毎にMビットの振幅データの上位ビ
ットとすると共に前記第2の記憶領域から読み出された
2つの(M−N)ビットの一方を選択して該振幅データ
の下位ビットとする再生手段と、 (c)前記再生手段から順次に得られるMビットの振幅
データに基づき前記音波形に対応する音を発生する音発
生手段と をそなえたものである。
このような構成にあっては、波形記憶部から記憶データ
をワード単位でNビットの振幅データとして読出して発
音させるようにしてもよい。
[作用] この発明の構成によると、波形記憶部には上記のような
フォーマットでMビットの振幅データを記憶させるよう
にしたので、3つの記憶領域毎にそのうちの第2の記憶
領域における不使用ビット数を少なすることができ、特
に上記したN=8、M=12の場合のようにN=2(M
−N)のときは不使用ビット数をゼロにすることができ
る。
また、上記のように記憶データをワード単位でNビット
の振幅データとして読出して発音させるようにすると、
ノイズ性の音が簡単に得られると共に、1波形分の波形
記憶部を省略することができる。
[実施例] 第1図は、この発明による異波形発生動作の概略を説明
するためのもので、一例としてワード当りのビット数N
=8、サンプル当りのビット数M=12の場合を示す。
異波形発生動作の概略(第1図) 波形記憶部10には、各々8ビットのデータを1ワードと
して記憶可能な多数の記憶領域12がアドレス進行に従っ
て設けられている。
多数の記憶領域12には、一例としてタム音の波形の順次
のサンプルにそれぞれ対応し且つサンプル毎のビット数
が12である振幅データが所定のフォーマットで記憶され
る。すなわち、アドレス0の記憶領域には、最初のサン
プルの振幅データの下位8ビットが記憶され、この振幅
データの上位4ビートはアドレス1の記憶領域の上位4
ビット部UBに記憶される。また、アドレス2の記憶領
域には、2番目のサンプルの振幅データの下位8ビット
が記憶され、この振幅データの上位4ビットはアドレス
1の記憶領域の下位4ビット部LBに記憶される。以下
同様にして順次3つの記憶領域毎に順次の2サンプル分
の振幅データが記憶される。このような記憶データフォ
ーマットによれば、アドレス1、4、7…等の記憶領域
において不使用のビットをなくすとができる。
波形記憶部10の記憶データは、本来はタム音を再生する
ために使用されるものであるが、この実施例では、ノイ
ズ性のタム音(ノイズを含む新しいタム音)を発生する
ためにも使用される。
タム音に対応する波形データを発生するにあたっては、
波形記憶部10から各記憶領域毎に8ビットのデータを読
出して各サンプル毎に12ビットの振幅データ再生する。
すなわち、アドレス0のデータ[0]とアドレス1の上
位ビット部UBのデータ[1]UBとを組合せることに
より最初のサンプルに対応する12ビットのデータ
([0]及び[1]UB)を出力し、次にアドレス2の
データ[2]とアドレス1の下位ビット部LBのデータ
[1]LBとを組合わせることにより2番目のサンプル
に対応する12ビットのデータ([2]及び[1]LB)
を出力する。そして、以下同様にして第1図でデータ出
力順序以降の12ビットデータを順次に出力する。
また、ノイズ性タム音に対応する波形データを発生する
ためにあたっては、波形記憶部10から各記憶領域毎に8
ビットのデータを読出することによりアドレス0のデー
タ[0]、アドレス1のデータ[1]、アドレス2のデ
ータ[2]…のように8ビットデータを順次に出力す
る。これは、通常のメモリ読出方法と同様であり、非常
に簡単である。
リズム演奏装置の回路構成(第2図) 第2図は、この発明の一実施例によるマニュアル操作式
のリズム演奏装置の回路構成を示すもので、このリズム
演奏装置は、タム音及びノイズ性タム音を第1図につい
て前述した動作により発生可能となっている。
打撃音波形メモリ14は、例えばROM(リード・オンリ
ィ・メモリ)からなるもので、リズム演奏に用いるべき
各種の打撃音に対応した多数の波形記憶部を含んでい
る。各波形記憶部には、対応する打撃音の波形データが
記憶されており、タム音以外の各打撃音に対応する波形
記憶部には、サンプル当りのビット数が8である波形デ
ータがワード毎に1サンプルを割当てるようにして記憶
されている。タム音に対応する波形記憶部には、第1図
について前述したようにタム音の波形データが記憶され
ている。なお、ノイズ性タム音は、前述したようにタム
音の波形データに基づいて発生させるので、ノイズ性タ
ム音専用の波形記憶部は設けられていない。
リズム操作子回路16は、各種の打撃音に対応した多数の
リズム操作子(例えば自己復帰型押ボタンスイッチ)を
含むもので、各リズム操作子をオン操作するたびに打撃
音指定データTSD及び発音命令信号KONを送出する
ようになっている。打撃音指定データTSDは、オン操
作されたリズム操作子に対応する打撃音を指定するもの
で、スタートアドレスメモリ18にアドレス信号として供
給される。タム音に対応するリムズ操作子をオン操作し
たときは、リズム操作子回路16から打撃音指定データT
SD及び発音命令信号KONの他にタム音指定信号TO
Mが送出される。このタム音指定信号TOMは、各サン
プル毎に12ビットのデータを再生する動作を制御するの
に用いられる。
スタートアドレスメモリ18は、例えばROMからなるも
ので、打撃音波形メモリ14の各波形記憶部毎にスタート
アドレスデータを記憶したものである。スタートアドレ
スメモリ18からは、打撃音指定データTSDの指示する
打撃音に対応した波形記憶部のスタートアドレスを示す
スタートアドレスデータSADが読出され、アドレス発
生器20に供給される。
アドレス発生器20は、スタートアドレスデータSAD、
発音命令信号KON及びタム音指定信号TOMに基づい
てアドレスデータAD及び制御信号φ、φ、φ
φ2+3 、SEL等を発生するもので、詳しくは第3図に
ついで後述する。
加算器22は、アドレスデータADを入力として波形読出
用のアドレスデータADSを送出するもので、タム音指
定信号TOMが“1”のとき、ANDゲート24から制
御信号φ2+3 をキャリィ入力Cとして受取るようにな
っている。信号TOMが“0”のとき、アドレスデータ
ADSとしては、アドレスデータADがそのまま送出さ
れる。
アドレスデータADSは、打撃音波形メモリ14に供給さ
れ、これに応じて波形メモリ14からは、オンされたリズ
ム操作子に対応する打撃音の波形データがワード単位で
読出される。波形メモリ14から送出される1ワード分の
データ(8ビットのデータ)は、下位4ビットのデータ
LB及び上位4ビットのデータUBからなるもので、タ
ム音の波形データについては各サンプル毎に12ビットの
振幅データを再生する必要があり、これを可能にするの
が、セレクタ26及び28、ラッチ回路30、32及び36、並び
にゲート回路34を含む回路部である。
セレクタ26は、選択信号SAとして制御信号SELを受
取るもので、この信号SAが“1”のとき制御信号φ
(入力A)のパルスを選択すると共に信号SAが
“0”のとき制御信号φ(入力B)のパルスを選択
することにより第1のラッチ指令信号L1(出力Y
を送出し、信号SAが“1”のとき制御信号φ(入力
)のパルスを選択すると共に信号SAが“0”のと
き制御信号φ(入力B)のパルスを選択することに
より第2のラッチ指令信号L2(出力Y)を送出すよ
うになっている。
セレクタ28は、選択信号SAとして制御信号SELを受
取るもので、この信号SAが“1”のときは上位4ビッ
トのデータUB(入力A)を選択して出力Yとし送出
し、信号SAが“0”のときは下位4ビットのデータL
B(入力B)を選択して出力Yとして送出するようにな
っている。
ラッチ回路30は、第2のラッチ指令信号L2に応じて下
位4ビットのデータLB及び上位4ビットのデータUB
をラッチするもので、8ビットのデータを送出するよう
になっている。
ラッチ回路32は、第1のラッチ指令信号L1に応じてセ
レクタ28の出力をラッチするもので、4ビットのデータ
を送出するようになっている。波形メモリ14からタム音
波形が読出されるとき、ラッチ回路32からは、第1図に
示したデータ[1]UB、[1]LB、[4]UB…等
が順次に送出される。
ゲート回路34は、イネーブル信号ENとしてタム音指定
信号TOMを受取るもので、信号ENが“1”のとき
(タム音波形読出時)に導通してラッチ回路32の出力を
ラッチ回路36に供給するようになっている。
ラッチ回路36は、制御信号φに応じてラッチ回路30の
出力及びゲート回路34の出力をラッチするもので、12ビ
ットのデータを送出可能となっている。タム音波形読出
時には、ラッチ回路36から12ビットの振幅データが送出
されるが、タム音以外の波形データを読出す際にはゲー
ト回路34が非導通であるため、ラッチ回路30からの8ビ
ットの振幅データだけがラッチ回路36を介して送出され
る。なお、波形メモリ14の出力のラッチ動作について
は、第6図を参照して後述する。
ラッチ回路36から順次に送出される8ビット又は12ビッ
トの振幅データからなる波形データは、ディジタル/ア
ナログ変換器(DAC)38によりアナログ信号に変換さ
れてサウンドシステム40に供給される。この結果、オン
操作したリズム操作子に対応する打撃音がサウンドシス
テム40から発生されるようになり、マニュアルリズム演
奏が可能となる。
アドレス発生器の詳細(第3図及び第4図) 第3図は、アドレス発生器20の回路構成を示すもので、
この回路における各種の信号及びデータは第4図に示さ
れている。
第3図において、セレクタ42には、スタートアドレスデ
ータSADが入力Bとして供給され、同期微分回路44に
は、発音命令信号KONが供給される。周波数可能のク
ロック源46は、第4図に示すようなクロック信号φ
発生するものであり、このクロック信号φは、同期微
分回路44、遅延回路48及びリングカンウタ50に供給され
る。
同期微分回路44は、クロック信号φに同期して発音命
令信号KONを微分するもので、第4図に示すようにφ
の1周期に相当するパルス幅を有する出力パルスKO
NPを送出する。出力パルスKONPはリングカウンタ
50をリセットするので、リングカウンタ50はこのリセッ
トの後クロック信号φを係数して第4図に示すような
制御信号φ、φ、φ、φを送出する。これに伴
って、制御信号φ及びφを入力とするORゲート52
からは、制御信号φ2+3 が第4図に示すように送出され
る。
出力パルスKONPは、制御信号φをトリガ入力Tと
するフリップフロップ54をリセットするので、フリップ
フロップ54からは、出力Q及びにそれぞれ対応した制
御信号SEL及び▲▼が第4図に示すように送出
される。
一方、出力パルスKONPは、遅延回路48に供給され、
クロック信号φの半周期に相当する遅延を受ける、こ
のため、遅延回路48からは、遅延出力パルスKONP′
が第4図に示すように送出され、セレクタ42に選択信号
SBとして供給される。
セレクタ42は、選択信号SBが“1”であるとき入力B
としてのスタートアドレスデータSADを選択して加算
器56に供給する。遅延出力パルスKONP′は、ゲート
回路58にディスエーブル信号DISとして供給され、ゲ
ート回路58を非導通とする。このため、スタートアドレ
スデータSADは、加算器56で数値変更を受けることな
くレジスタ60に供給され、そこに制御信号φのタイミ
ングでロードされる。従って、レジスタ60の出力として
は、第4図に示すように最初にスタートアドレスデータ
SADが送出され、このデータSADは、セレクタ42に
入力Aとして供給される。
セレクタ62は、タム音指定信号TOM及び制御信号▲
▼を入力とするANDゲート64の出力を選択信号S
Bとして受取るもので、この信号SBが“0”のとき入
力Aとしての+1のデータを選択し、信号SBが“1”
のとき入力Bとしての+2のデータを選択し、いずれか
の選択データをゲート回路58に供給するようになってい
る。遅延出力パルスKONP′が発生された後、制御信
号▲▼が“0”である期間中は、選択信号SBが
“0”であり、セレクタ62は+1のデータを選択してゲ
ート回路58に供給している。
遅延出力パルスKONP′が“0”になると、セレクタ
42は、レジスタ60の出力としてのスタートアドレスデー
タSAD(入力A)を選択して加算器56に供給する。こ
のとき、ゲート回路58が導通してセレクタ62の出力とし
ての+1のデータを加算器56に供給する。このため、加
算器56からはSADに1を加えたデータが送出され、こ
のデータは制御信号φのタイミングでレジスタ60にロ
ードされる。従って、レジスタ60の出力は、第4図に示
すように制御信号▲▼が“0”から“1”になる
タイミングでSAD+1となる。
この後、レジスタ60の出力は、タム音指定信号TOMが
“1”か“0”かで異なってくる。いま、信号TOMが
“1”であるとすると、セレクタ62は、第4図に示すよ
うに制御信号▲▼が“1”になるたび+2のデー
タを選択する。このため、レジスタ60の出力としては、
第4図に示すようにSAD+3、SAD+4、SAD+
6…等のデータが順次に送出されるようになる。
これに対して、信号TOMが“0”であったときは、セ
レクタ62の出力は、制御信号▲▼が“1”のとき
でも第4図にかっこ書きで示すように+1である。この
ため、レジスタ60の出力としては、第4図にかっこ書き
で示すようにSAD+2、SAD+3、SAD+4…等
のデータが順次に送出されるようになる。
レジスタ60の出力は、アドレスデータADとして第1図
の加算器22に供給される。信号TOMが“0”のとき
は、前述したように加算器22からアドレスデータADが
そのままアドレスデータADSとして送出されるが、信
号TOMが“1”のときは、第5図に示すように加算器
22において加算動作が行なわれる。すなわち、アドレス
データADとしては、スタートアドレスデータSADを
省略して示すと、0、1、3、4、6、7…のような数
値変化を示すデータが加算器22に供給され、各数値毎に
制御信号φ2+3 のタイミングで1が加算される。この結
果、加算器22の出力、すなわちアドレスデータADSと
しては、データSADを省略して示すと、0、1、1、
2、3、4、4、5、6、7、7…のような数値変化を
示すデータが送出される。
なお、アドレスデータADSに応じて波形メモリ14か
ら波形データを読出して発音させる際、その音高はクロ
ック信号φの周波数に対応した読出速度に応じて決定
される。従って、クロック信号φの周波数を適宜可変
設定することで音高を制御可能である。
波形メモリ出力のラッチ動作(第2図及び第6図) 第6図は、第2図の回路において、波形メモリ14の出力
をラッチして8ビット又は12ビットの振幅データを送出
する動作を説明するためのものである。
セレクタ26からは、第1のラッチ指令信号L1として、
制御信号φ及びφから第6図でハッチングを施した
パルスP31及びP11をを選択して配列したパルス列が送
出され、第2のラッチ指令信号L2として、制御信号φ
及びφから第6図でハッチングを施したパルスP12
及びP32を選択して配列したパルス列が送出される。
前述したようなアドレスデータADSに基づく波形メモ
リ14の出力としては、タム音以外の波形を読出す場合
(これは第1図で示したようにノイズ性タム音波形を読
出す場合も含まれる)には、第6図(A)に示すように
アドレス0のデータ[0]、アドレス1のデータ
[1]、アドレス2のデータ[2]…等が順次に送出さ
れ、タム音波形を読出す場合には、第6図(B)に示す
ようにデータ[0]、[1]、[1]、[2]、
[3]、[4]、[4]…等が順次に送出される。
タム音以外の波形を読出す場合は、ゲート回路34が非導
通となるので、ラッチ回路30及び36を介して8ビットの
振幅データが送出される。すなわち、第6図(A)のデ
ータ[0]は、第2のラッチ指令信号L2のパルスP12
に応じてラッチ回路30にラッチされる。そして、このと
きのラッチ回路30の出力(データ[0])は、ラッチ回
路36に制御信号φのタイミングでラッチされる。次
に、第6図(A)のデータ[1]は、信号L2のパルス
32に応じてラッチ回路30にラッチされ、このときのラ
ッチ出力(データ[1])は制御信号φのタイミング
でラッチ回路36にラッチされる。この後は、同様の動作
が行なわれる。従って、ラッチ回路36の出力としては、
第6図に(AOUT )として示すように[0]、[1]、
[2]、[3]…等の8ビットの振幅データが順次に送
出される。
一方、タム音波形を読出す場合は、タム音指定信号TO
Mに応じてゲート回路34が導通状態となるので、ラッチ
回路36からは12ビットの振幅データが送出される。
すなわち、制御信号SELに応答するセレクタ28は、波
形メモリ14の出力が第6図(B)のデータ[0]及び
[1]のとき上位4ビットのデータUBを選択し、デー
タ[1]及び[2]のとき下位4ビットのデータLBを
選択する。このため、ラッチ回路32には、第1のラッチ
指令信号L1のパルスP31に応じてデータ[1]のうち
の上位4ビットのデータ[1]UBがラッチされ、次に
信号L1のパルスP11に応じてデータ[1]のうちの下
位4ビットのデータ[1]LBがラッチされる。この後
は、同様にしてラッチ回路32にデータ[4]UB、
[4]LB、[7]UB、[7]LB…等が順次にラッ
チされる。
このようなラッチ回路32のラッチ動作に並行してラッチ
回路30には、第2のラッチ指令信号L2のパルスP12
応じてデータ[0]がラッチされ、次に信号L2のパル
スP32に応じてデータ[2]がラッチされる。この後
は、同様にしてラッチ回路32にデータ[3]、[5]、
[6]…等が順次にラッチされる。
上記のようなラッチ回路30及び32のラッチ動作に並行し
て各々のラッチ出力を制御信号φに応じてラッチ回路
36でラッチすると、ラッチ回路36の出力としては、第6
図に(BOUT )として示すように[0]及び[1]U
B、[2]及び[1]LB、[3]及び[4]UB、
[5]及び[4]LB…等の12ビットの振幅データが順
次に送出される。このような送出データを第1図に示し
た12ビットのデータと対比すると、両者が一致している
ことが明らかである。
変形例 上記実施例では、リズム音として1発音タイミング毎に
1音を発生させるようにしたが、時分割多重方式等によ
り複数音を同時発音可能としてもよい。
また、上記実施例では、マニュアル操作によりリズム演
奏を行なうようにしたが、リズムパターンメモリを設
け、このメモリに記憶したリズムパターンに従って波形
メモリからの波形データ読出しを制御することにより自
動的にリズム演奏を行なわせるようしてもよい。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、サンプル当りのビー
ト数が多い波形データをワード当りのビット数が少ない
波形メモリに記憶する際に不使用ビット数の少ない記憶
データフォーマットを採用したので、波形メモリの利用
効率が大幅に向上するものである。
また、1つの波形記憶部の記憶データに基づいて波形の
異なる2音を選択的に発生させるようにしたので、波形
メモリの容量を少なくとも1波形分だけ減らせる効果が
あり、特にノイズ性の音を専用の波形記憶部を設けずに
発生できることはリズム演奏装置等を低コストで実現す
る上で有益なことである。
その上、ノイズ性の音としては、ランダム性の高い良質
の音が得られると共に、読出速度を変えることで容易に
音高を制御できる等の利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明による異波形発生動作の概要を説明
するための説明図、 第2図は、この発明の一実施例によるリズム演奏装置の
回路構成を示す回路図、 第3図は、アドレス発生器の回路構成を示す回路図、 第4図は、アドレス発生器の動作を説明するためのタイ
ムチャート、 第5図は、加算器の加算動作を説明するためのタイムチ
ャート、 第6図は、波形メモリ出力のラッチ動作を説明するため
のタイムチャートである。 10……波形記憶部、12……記憶領域、14……打撃音波形
メモリ、16……リズム操作子回路、18……スタートアド
レスメモリ、20……アドレス発生器、22……加算器、2
6,28……セレクタ、30,32……ラッチ回路、34……ゲ
ート回路、38……ディジタル/アナログ変換器、40……
サウンドシステム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)各々所定の複数Nビットのデータを
    1ワードとして記憶可能な多数の記憶領域を有する波形
    記憶部であって、該多数の記憶領域には、所望の音波形
    の順次のサンプルにそれぞれ対応し且つ各サンプル毎の
    ビット数MがN<M≦1.5Nの範囲の任意の整数であ
    る振幅データが所定のフォーマットで記憶され、該所定
    のフォーマットは、順次の3つの記憶領域毎に、そのう
    ちの2つの第1の領域には2サンプル分の振幅データの
    上位からNビットのデータをそれぞれ記憶し、残りの1
    つの第2の領域には該2サンプル分の振幅データの下位
    (M−N)ビットのデータを記憶した形になっているも
    のと、 (b)前記波形記憶部から記憶データをワード単位で読
    み出して各サンプル毎にMビットの振幅データの上位ビ
    ットとすると共に前記第2の記憶領域から読み出された
    2つの(M−N)ビットの一方を選択して該振幅データ
    の下位ビットとする再生手段と、 (c)前記再生手段から順次に得られるMビットの振幅
    データに基づき前記音波形に対応する音を発生する音発
    生手段と をそなえた音発生装置。
  2. 【請求項2】(a)各々所定の複数Nビットのデータを
    1ワードとして記憶可能な多数の記憶領域を有する波形
    記憶部であって、該多数の記憶領域には、所望の音波形
    の順次のサンプルにそれぞれ対応し且つ各サンプル毎の
    ビット数MがN<M≦1.5Nの範囲の任意の整数であ
    る振幅データが所定のフォーマットで記憶され、該所定
    のフォーマットは、順次の3つの記憶領域毎に、そのう
    ちの2つの第1の領域には2サンプル分の振幅データの
    上位からNビットのデータをそれぞれ記憶し、残りの1
    つの第2の領域には該2サンプル分の振幅データの下位
    (M−N)ビットのデータを記憶した形になっているも
    のと、 (b)発生すべき音として前記音波形に対応する第1の
    音又は第2の音を指定する音指定手段と、 (c)前記第1の音が指定されたときは前記波形記憶部
    から記憶データをワード単位で読み出して各サンプル毎
    にMビットの振幅データの上位ビットとすると共に前記
    第2の前記領域から読み出された2つの(M−N)ビッ
    トの一方を選択して該振幅データの下位ビットとし、前
    記第2の音が指定されたときは前記波形記憶部から記憶
    データをワード単位で読み出してNビットの振幅データ
    とする再生手段と、 (d)前記再生手段から順次に得られるMビットの振幅
    データに基づき前記音波形に対応する第1の音を発生す
    ると共に前記再生手段から順次に得られるNビットの振
    幅データに基づき前記音波形に対応する第2の音を発生
    する音発生手段と をそなえた音発生装置。
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