JPH0673018U - 巻取軸 - Google Patents

巻取軸

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JPH0673018U
JPH0673018U JP2325193U JP2325193U JPH0673018U JP H0673018 U JPH0673018 U JP H0673018U JP 2325193 U JP2325193 U JP 2325193U JP 2325193 U JP2325193 U JP 2325193U JP H0673018 U JPH0673018 U JP H0673018U
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winding shaft
core
shaft
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peripheral surface
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JP2325193U
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Inventor
睦夫 辻本
Original Assignee
株式会社ゴードーキコー
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウェブが巻取られたコアーを巻取軸から軽く
スムースに引き抜くことができるようにする。 【構成】 巻取軸の外周内に、その軸方向には所定の間
隔毎に、また、円周方向には数等分した位置に、自由に
回転し得る小径コロを多数埋設し、これらのコロのそれ
ぞれの外周面の一部が、前記巻取軸の外径より僅かに外
側に突出し、かつ、その外側に突出した外周面部分が前
記巻取軸の軸心方向に回転するように、前記小径コロを
設置したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は軸上に巻芯(以下コアーと称する)を嵌め、その上に紙、フィルム等 のウェブを巻取る巻取軸等に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の巻取軸には、これにコアーを嵌め、その一端からナット等で締 め付け、コアーを巻取軸と一体とし、巻取軸を積極的に駆動してコアー上にウェ ブを巻取るものや、一本の巻取軸上に多数のコアーを嵌め、各々を独立したトル ク・回転数で駆動して巻取るいわゆる各個フリクション巻取りと称する巻取軸等 、種々の構造のものがある。
【0003】 巻取り終了後に、巻取ったロール製品を取り出すには、ロールを軸と共に取り 出し、台の上に置いて軸だけを引き抜くか、または軸を片持状態に保持し、ロー ルのみを軸から引き抜く等の方法が採られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の巻取軸においては、軸またはロールの大きな自重が軸とコアー間に加わ っているため、コアーを軸からスムースに軽く引き抜くことができなかった。さ らに、ウェブの巻取張力の累積によりコアーには外から強い圧縮力が加わってお り、多少なりともその径が縮小することは避けられず、それがある限度を越える と、軸をコアーが締めつけ、コアーが抜けなくなるというトラブルの発生するこ ともあった。本考案は、以上のような従来の欠点を解消し、ロールまたはコアー を軽くスムースに引き抜くことができる巻取軸等を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】
本考案は、以上のような課題を解決するために提案されたもので、巻取軸の外 周内に、その軸方向には所定の間隔毎に、また、円周方向には数等分した位置に 、自由に回転し得る小径コロを多数埋設し、これらのコロのそれぞれの外周面の 一部が、前記巻取軸の外径より僅かに外側に突出し、かつ、その外側に出た外周 面部分が前記巻取軸の軸心方向に回転するように、前記小径コロを設置したこと を特徴とする。
【0006】 本考案によれば、巻取軸の外周に巻取軸の軸心方向に自由に転がる多数の小径 コロを、それぞれその外周面の一部を巻取軸の外径より少し突出させて設けるこ とにより、その外側に嵌めたコアーを、巻取られたウェブの重さおよび締付力に もかかわらず、巻取軸に対して軽くスライドさせてスムースに取り出すことがで きる。
【0007】
【実施例】
図1図2は本考案を積極駆動巻取軸に用いた第1実施例を示すもので、中心軸 1上にコロ支持板2と間隔カラー3とを交互に多数嵌め、一端よりナット等で締 め付けるとともに、中心軸1に固定してある。コロ支持板2には外周に円周を数 等分(4〜8等分)した切込み6および同心円の溝7を設け、各切込み6の中に コロ4が自由回転し得るようピン5で支え、ピン5は両端部をかしめ等の方法で 溝7内に固着してある。各コロ4の外周面の一部はコロ支持板2および間隔カラ ー3の外径より僅か外側に突出しており、図示にて明らかなように、カラー3の 外側に突出している外周面部分が中心軸1の軸心方向に回転するようにコロ4を 設置してある。
【0008】 上述のような構成の巻取軸上にコアーを嵌め、一端よりナット等で締め付け( いずれも図示省略)、その上へウェブを巻取るのであるが、取り出すときにはナ ット等を取り外し、巻取軸とウェブが巻取られたコアーを相対的に軸方向に押せ ばコロ4によりコアーを極めて軽くスムースに巻取軸より取り出し得る。
【0009】 図3図4は第2実施例を示す。これは本考案を各個フリクション巻取軸に実施 した例である。8はコアーホルダーであり、公知の各種の各個フリクション用コ アーホルダー、例えば、軸心よりエアーを供給し、そのエアー圧で爪が拡張し、 その外側に嵌めたコアーを強くグリップし、同じエアー圧で独立したフリクショ ントルクを発生し、コアーに伝える構成のコアーホルダーを用いることができる 。この構成は公知であるので、内部の図示を省略する。この各個フリクション軸 の場合は、中心軸1とコアーホルダー8(およびそれと一体となったコアー)は 異なる回転をするため、コロ支持板2の中心にボールベアリング10を介設して ある。またこの例では、ミニチュアベアリング11を第1実施例のコロ4の代わ りに用いたものであり、要は軽く回転するものであればよい。図3図4において 、図1図2におけると同一の符号は対応する部材を示し、構成作用は説明を省略 する。
【0010】 これらの場合、コロ支持板2の組み込み間隔は、使用するコアー長、好ましく はコアー長の2分の1以下となるような構成にすることが望ましい。また、ウェ ブの張力のためコアーが圧縮され多少巻き締まりが生じても、本考案を用いてい ない軸では、コアーが全周で締まって抜けないというトラブルが発生するが、本 考案においては多少力が加わっても支障がなく、さらに、巻き締まった場合でも コアーに当たるコロ4またはミニチュアベアリング11の外周面の面積が小さい ため、コロなどが当る部分だけコアーの内周面がくぼむとか、多角形に締まるな どし、引き抜くための抵抗が減少し、抜けないというトラブルを回避できる。
【0011】 また別に、図示していないが、例えば、間隔カラー3またはコアホルダー8内 にエアーチューブと爪を組み込めば、エアーにより爪を拡張させてコアーを軸に 固定させるいわゆるエアーエキスパンション軸にも本考案を適用することができ 、この場合軸心よりのエアーの入り切りだけで操作が容易になる。
【0012】 さらに、本考案は巻取軸に限らず、ロールを巻き出す巻出軸や、巻取軸から巻 取りロール製品を移し替える受取軸(アンローダー軸)等にも実施できることは 言うまでもない。
【0013】
【考案の効果】
本考案によれば、次のような効果を奏する。 (1)軸とコアー(またはロールが巻かれたコアー)を相対的に軽くスムース に軸方向に移動でき、取り出しが極めて容易である。 (2)コアーに多少巻締りが生じても取り出しに支障を生じない。 (3)多くの用途・形式の軸に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例にかかる巻取軸の上半部を断
面で示す正面図。
【図2】図1のA−A’断面図。
【図3】本考案の他の実施例にかかる巻取軸の上半部を
断面で示す正面図。
【図4】図3のB−B’断面図。
【符号の説明】
1 中心軸 2 コロ支持板 3 間隔カラー 4 コロ 5 ピン 6 切込み 7 溝 8 コアーホルダー 10 ボールベアリング 11 ミニチュアベアリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻取軸の外周内に、その軸方向には所定
    の間隔毎に、また、円周方向には数等分した位置に、自
    由に回転し得る小径コロを多数埋設し、これらのコロの
    それぞれの外周面の一部が、前記巻取軸の外径より僅か
    に外側に突出し、かつ、その外側に出た外周面部分が前
    記巻取軸の軸心方向に回転するように、前記小径コロを
    設置したことを特徴とする巻取軸。
JP1993023251U 1993-03-24 1993-03-24 巻取軸 Expired - Lifetime JP2582142Y2 (ja)

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JP1993023251U JP2582142Y2 (ja) 1993-03-24 1993-03-24 巻取軸

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JP1993023251U JP2582142Y2 (ja) 1993-03-24 1993-03-24 巻取軸

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JPH0673018U true JPH0673018U (ja) 1994-10-11
JP2582142Y2 JP2582142Y2 (ja) 1998-09-30

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ID=12105386

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012153438A (ja) * 2011-01-21 2012-08-16 Toshiba Tec Corp 巻芯保持構造及びプリンタ
JP2015137160A (ja) * 2014-01-22 2015-07-30 株式会社東伸 シート巻取軸
JP2015178414A (ja) * 2014-03-20 2015-10-08 株式会社東伸 シート巻取軸
CN114867661A (zh) * 2019-12-27 2022-08-05 兄弟工业株式会社 箔转印用膜盒及箔转印装置

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4964776A (ja) * 1972-09-05 1974-06-22
JPH0494348U (ja) * 1990-12-28 1992-08-17

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