JPH0673012U - 用紙搬送装置 - Google Patents

用紙搬送装置

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JPH0673012U
JPH0673012U JP1080793U JP1080793U JPH0673012U JP H0673012 U JPH0673012 U JP H0673012U JP 1080793 U JP1080793 U JP 1080793U JP 1080793 U JP1080793 U JP 1080793U JP H0673012 U JPH0673012 U JP H0673012U
Authority
JP
Japan
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roller
drive
peripheral surface
driven roller
driven
Prior art date
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Pending
Application number
JP1080793U
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English (en)
Inventor
泰広 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】組付作業の容易化を図ること。 【構成】本考案に係る用紙搬送装置では、互いに周面が
圧接された駆動ローラ30と従動ローラ20との間に原
稿80を挿入し、該駆動ローラ30の回転によって前記
原稿80を搬送するようにした用紙搬送装置において、
前記駆動ローラ30を支持する駆動軸部材31を弾性部
材によって構成し、この駆動軸部材31の両端部を駆動
軸受ブラケット52の支承部52aに支承させて該駆動
軸部材31を撓めることにより、その弾性復元力によっ
て前記駆動ローラ30の周面と前記従動ローラ20の周
面とを互いに圧接させている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、互いに周面が圧接された駆動ローラと従動ローラとの協働によって 用紙を搬送するようにした用紙搬送装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ファクシミリ装置等の用紙を取り扱う電子機器においては、駆動ロ ーラと従動ローラとの間に用紙を挿入し、該駆動ローラの回転によって用紙を搬 送するようにした用紙搬送装置が適用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、この種の用紙搬送装置では、互いの周面間に挿入される用紙に上記 駆動ローラの回転力を有効に作用させるため、該駆動ローラの周面と上記従動ロ ーラの周面とを互いに圧接した状態に保持する必要がある。
【0004】 このため従来では、図4に示すように、従動ローラ1の軸1aを駆動ローラ2 に対して近接離反する方向に移動可能に支承するとともに、該従動ローラ1の軸 1aと装置筐体3との間にバネ4を介在させ、このバネ4の押圧力によって上述 した従動ローラ1の周面と駆動ローラ2の周面とを互いに圧接させることによっ て用紙5の搬送を行うようにしている。
【0005】 しかしながら、このような用紙搬送装置にあっては、駆動ローラ2および従動 ローラ1をそれぞれ装置筐体3に配設した後に、さらにバネ4を装置筐体3に配 設する作業が必要となるため、組付作業が煩雑となる。
【0006】 本考案の目的は、上記実情に鑑みて、組付作業の容易化を図ることのできる用 紙搬送装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る用紙搬送装置では、互いに周面が圧接された駆動ローラと従動ロ ーラとの間に用紙を挿入し、該駆動ローラの回転によって前記用紙を搬送するよ うにした用紙搬送装置において、前記駆動ローラおよび前記従動ローラの少なく とも一方のローラを支持するシャフトを弾性部材によって構成し、このシャフト の弾性力を利用して前記駆動ローラの周面と前記従動ローラの周面とを互いに圧 接させている。
【0008】
【作用】
上記構成によれば、駆動ローラと従動ローラとをそれぞれ所定の位置に組み付 ければ、そのシャフトの弾性力によってこれらローラの周面が互いに圧接された 状態に保持される。
【0009】
【実施例】
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳細に説明する。 図1は、本考案に係る用紙搬送装置を適用したファクシミリ装置の原稿読取部 を概念的に示したものである。
【0010】 同図に示すように、このファクシミリ装置では、上下一対のガイドプレート1 1,12間に構成された原稿搬送路10の中間部に読取位置Rが設定されており 、この読取位置Rを挟んで互いに対応する部位に、それぞれ従動ローラ20およ び駆動ローラ30からなる搬送ローラ対40が配設されている。
【0011】 従動ローラ20は、それぞれ上記原稿搬送路10の幅よりも長さが短く、十分 な剛性をもって形成された従動軸部材21と、ゴム等の樹脂によって円柱状に成 形され、上記従動軸部材21の中央部外周に互いの軸心を合致させる態様で配設 された従動ローラ本体22とを備えており、装置本体50から突設された従動軸 受ブラケット51に上記従動軸部材21の両端部をそれぞれ支承させることによ り、上記従動ローラ本体22の周面を上記原稿搬送路10の幅方向中央部に臨ま せる態様で回動可能に配設されている。
【0012】 一方、駆動ローラ30は、それぞれ上記原稿搬送路10の幅よりも十分な長さ を有し、鋼材やプラスティック樹脂等の弾性部材によって形成された駆動軸部材 (シャフト)31と、上記従動ローラ本体22と同様に、ゴム等の樹脂によって 該従動ローラ20とほぼ同一の形状に成形され、上記駆動軸部材31の中央部外 周に互いの軸心を合致させる態様で配設された駆動ローラ本体32とを備えてお り、装置本体50から突設された駆動軸受ブラケット52に上記駆動軸部材31 の両端部をそれぞれ支承させることにより、上記駆動ローラ本体32の周面が上 記従動ローラ20の周面に対向する位置において該駆動ローラ本体32の周面を 上記原稿搬送路10に臨ませる態様で回動可能に配設されている。
【0013】 駆動軸受ブラケット52は、図2(a)に示すように、上記上記駆動ローラ本 体32の中心よりも距離dだけ上記原稿搬送路10に近接した位置において上記 駆動軸部材31の両端部を回動可能、かつ径方向へは移動不可能に支承する支承 部52aと、上記駆動ローラ本体32の両端近傍に対応する部位に配設され、上 記駆動軸部材31を上記原稿搬送路10に近接離反する方向に移動可能、かつこ の原稿搬送路10の搬送方向へは移動不可能に支承する移動規制部52bとを有 しており、上記原稿搬送路10の幅方向に沿って配設されている。
【0014】 なお、上記駆動ローラ30は、図1に示すように、上記駆動軸部材31の一端 部にそれぞれローラギア60を備えており、これらローラギア60および複数の アイドルギア61,62,63を介して駆動モータ64のドライブギア65に接 続されている。また、図1(a)中の符号70は、上記読取位置Rにおいて原稿 搬送路10を搬送される原稿(用紙)80の書画像を読み取る読取センサである 。
【0015】 上記のように構成されたファクシミリ装置では、上記従動軸受ブラケット51 に従動ローラ20を配設した後、駆動ローラ30を駆動軸受ブラケット52に支 承させれば、該駆動ローラ30における駆動ローラ本体32の周面が従動ローラ 本体22の周面に当接することによって駆動軸部材31が撓めれらるとともに、 該駆動軸部材31の弾性復元力によってこれら駆動ローラ本体32の周面と従動 ローラ本体22の周面とが互いに圧接された状態に保持される。
【0016】 したがって、上記駆動モータ64を駆動することによって駆動ローラ30を回 転させれば、該駆動ローラ30の回転力が従動ローラ20の周面との間に挿入さ れた原稿80に有効に作用するため、該原稿80が確実に下流に搬送され、この 間、読取位置Rにおいて上記原稿80の書画像が順次読取センサ70に読み取ら れることになる。
【0017】 その際、上記駆動ローラ30の駆動軸部材31は、駆動ローラ本体32の近傍 において上記駆動軸受ブラケット52の移動規制部52bによって原稿搬送路1 0の搬送方向への移動が規制されているため、原稿80の搬送に伴って駆動ロー ラ本体32の配設位置がずれてしまうことはない。
【0018】 なお、上記実施例では、ファクシミリ装置の原稿読取部に適用される用紙搬送 装置を例示しているが、用紙を取り扱う電子機器であれば、ファクシミリ装置以 外のものにも適用できるのはいうまでもない。また、水平方向に原稿を搬送する 用紙搬送装置を例示しているが、用紙の搬送方向は実施例に限定されない。さら に、駆動ローラのシャフトのみを弾性部材によって構成しているが、従動ローラ のシャフトのみを弾性部材によって構成してもよいし、両者のシャフトを共に弾 性部材によって構成しても構わない。この場合、シャフトの全体を弾性部材によ って構成する必要はなく、ローラの圧力分布を考慮すれば、ローラの内部に位置 する部分を非弾性部材によって構成することが好ましい。
【0019】 また、上記実施例では、複数のアイドルギアを介して駆動モータの回転力を駆 動ローラに伝達するようにしているため、駆動軸部材の弾性力を設定する場合に 該駆動軸部材に固着されたローラギアとアイドルギアとの噛み合いに影響を与え ないよう種々の考慮を要するがあるが、図3に示すように、タイミングベルト9 0,91を適用して駆動モータ64の回転力を駆動ローラ30に伝達するように すれば、駆動軸部材31の弾性力を任意に設定することが可能である。なお、こ の図3においては、図1に示した用紙搬送装置と同様の構成に同一符号を付して いる。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る用紙搬送装置によれば、駆動ローラと従動 ローラとをそれぞれ所定の位置に組み付ければ、そのシャフトの弾性力によって これらローラの周面が互いに圧接された状態に保持されるため、組付作業の容易 化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る用紙搬送装置を適用したファクシ
ミリ装置の原稿読取部を概念的に示したもので、(a)
は断面側面図、(b)は断面正面図である。
【図2】(a)は図1(b)におけるA−A線断面図、
(b)は図1(b)におけるB−B線断面図である。
【図3】本考案に係る用紙搬送装置を適用したファクシ
ミリ装置の変形例を概念的に示した断面側面図である。
【図4】従来の用紙搬送装置を適用したファクシミリ装
置の原稿読取部を概念的に示したもので、(a)は断面
側面図、(b)は断面正面図である。
【符号の説明】
20…従動ローラ 30…駆動ローラ 31…シャフト 80…用紙

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに周面が圧接された駆動ローラと従
    動ローラとの間に用紙を挿入し、該駆動ローラの回転に
    よって前記用紙を搬送するようにした用紙搬送装置にお
    いて、 前記駆動ローラおよび前記従動ローラの少なくとも一方
    のローラを支持するシャフトを弾性部材によって構成
    し、このシャフトの弾性力を利用して前記駆動ローラの
    周面と前記従動ローラの周面とを互いに圧接させたこと
    を特徴とする用紙搬送装置。
JP1080793U 1993-03-12 1993-03-12 用紙搬送装置 Pending JPH0673012U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1080793U JPH0673012U (ja) 1993-03-12 1993-03-12 用紙搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1080793U JPH0673012U (ja) 1993-03-12 1993-03-12 用紙搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0673012U true JPH0673012U (ja) 1994-10-11

Family

ID=11760621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1080793U Pending JPH0673012U (ja) 1993-03-12 1993-03-12 用紙搬送装置

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Country Link
JP (1) JPH0673012U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09182994A (ja) * 1995-12-29 1997-07-15 Toppan Fuoomuzu Kk 圧着ユニット

Cited By (1)

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