JPH0672901U - 搬送容器の連結装置 - Google Patents

搬送容器の連結装置

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JPH0672901U
JPH0672901U JP1441793U JP1441793U JPH0672901U JP H0672901 U JPH0672901 U JP H0672901U JP 1441793 U JP1441793 U JP 1441793U JP 1441793 U JP1441793 U JP 1441793U JP H0672901 U JPH0672901 U JP H0672901U
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JP
Japan
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transport container
container
fitting member
locking
fitting
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JP1441793U
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英和 海内
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】一対の走行輪を備えた搬送容器を複数個連結し
て輸送する。 【構成】上嵌合部材の嵌合部111と下嵌合部材の嵌合
部121を一の搬送容器Bにおける容器本体5の係止部
51aおよびストップバー8にそれぞれ嵌合させるとと
もに、連結部材の連結部131を他の搬送容器Bのハン
ドルバー9に連結し、さらに、下嵌合部材の被係止部1
5と他の搬送容器Bに固定された被係止部15に係止部
材の係止フック142をそれぞれ引っ掛けて両搬送容器
B,Bを連結する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、搬送容器の連結装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、塵芥収集車は、塵芥収容箱の後方開口部に適宜の塵芥積込装置を備え た塵芥投入箱を傾動自在に連設して構成されている。そして、このような塵芥収 集車において、図4に示すように、塵芥投入箱1の投入口1aの下方に臨んで搬 送容器Bを持ち上げて反転させることのできる反転装置3を設けたものが知られ ており、この反転装置3によって搬送容器Bを持ち上げつつ反転させることで搬 送容器B内に収容された塵芥などを投入口1aを通して塵芥投入箱1に投棄し、 塵芥積込装置を介して塵芥収容箱に積み込むようにしている(例えば、米国特許 第3804277号明細書参照)。
【0003】 この反転装置3によって反転可能な搬送容器Bは、図3に示すように、上面を 開口したプラスチック製の容器本体5と、この容器本体5の上面開口を覆う蓋体 6と、容器本体5に回転自在に軸支された一対の走行輪7と、容器本体5に取り 付けられたストップバー8から構成されている。
【0004】 容器本体5は、その一周壁51に、反転装置3を構成する上係止片31が係脱 可能な係止部51a(図4参照)が形成されるとともに、一対の補強リブ51x ,51xが間隔をおいて上下方向にわたって外方に膨出するように形成されてい る。そして、この補強リブ51x,51x間に反転装置3を構成する下係止片3 2が係脱可能なストップバー8を取り付けている。
【0005】 また、容器本体5の、一周壁51が対向する他の周壁側の上縁近傍にはハンド ルバー9が掛け渡されており、このハンドルバー9に蓋体6のステーが嵌め込ま れることにより、蓋体6はハンドルバー9回りに回転自在に支持されている。
【0006】 このように構成された搬送容器Bに塵芥などを収容した後、走行輪7を介して 押し引きして塵芥収集車や次の収集位置まで搬送するようにしている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような搬送容器Bは一対の走行輪7を介して移動することから 、走行輪7を支点として若干傾けた状態で輸送しなければならず、したがって、 この種の搬送容器Bを複数個連結し、電動カートなどの自走台車を用いて輸送す るには、各搬送容器Bを若干傾斜させた状態に維持する必要がある。
【0008】 しかしながら、複数個の搬送容器Bを傾斜状態を維持して連結することはこれ まで行われておらず、搬送容器を多数使用する卸売市場やホテルなどにおいては 、1台ずつ輸送せざるをえず、輸送効率が低下する問題があった。
【0009】 本考案は、このような問題点に鑑みてなされたもので、一対の走行輪を備えた 搬送容器を複数個連結して輸送することのできる搬送容器の連結装置を提供する ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、嵌合部を備えた上嵌合部材と、この上嵌合部材に摺動自在に嵌挿さ れ、嵌合部および被係止部を備えた下嵌合部材と、上嵌合部材に設けられ、連結 部を備えた連結部材と、両端に係止フックを備えた係止部材とからなり、前記上 嵌合部材の嵌合部と下嵌合部材の嵌合部を一の搬送容器における容器本体の係止 部およびストップバーにそれぞれ嵌合するとともに、連結部材の連結部を他の搬 送容器のハンドルバーに連結し、さらに、下嵌合部材の被係止部と他の搬送容器 に取り付けられた被係止部に係止部材の係止フックを引っ掛けることにより、一 の搬送容器に他の搬送容器を連結することを特徴とするものである。
【0011】
【作用】 一の搬送容器の係止部とストップバーに、連結装置における上嵌合部材の嵌合 部および下嵌合部材の嵌合部をそれぞれ嵌合するとともに、連結部材の連結部を 他の搬送容器のハンドルバーに連結する。さらに、連結装置に設けられた被係止 部と他の搬送容器に取り付けられた被係止部に係止部材の係止フックを引っ掛け て両搬送容器を連結する。
【0012】 この結果、一対の走行輪を備えた搬送容器であっても、複数個連結した状態で 輸送することができる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0014】 図1には、前述した搬送容器Bとともに、この搬送容器Bに装着離脱自在な連 結装置10が合わせて図示されている。この連結装置10は、T字状に形成され た上嵌合部材11と、この上嵌合部材11に摺動自在に嵌挿され、上下逆T字状 に形成された下嵌合部材12と、上嵌合部材11に垂直軸線回りに回動自在に軸 支された連結部材13と、係止部材14から構成されている。
【0015】 上嵌合部材11は、角パイプ状の嵌合部111と、この嵌合部111に連結さ れ、下方に長孔113が形成された角パイプ状の垂直部112からなり、全体と してT字状に形成されている。
【0016】 下嵌合部材12は、下面を開口した断面コ字状の嵌合部121と、この嵌合部 121に連結され、被係止部としてのアイボルト15が設けられた角パイプ状の 垂直部122と、この垂直部122に挿通されたボルトナット16からなり、全 体としてT字状に形成されている。
【0017】 そして、下嵌合部材12の垂直部122は、前述した上嵌合部材11の垂直部 112に摺動自在に嵌挿できるようになっており、この際、上嵌合部材11の垂 直部112に形成された長孔113を通してボルトナット16を締め付けること により、上嵌合部材11に対して下嵌合部材12を固定することができる。すな わち、嵌合部111,121間の間隔を調整して固定することができるようにな っている。
【0018】 なお、後述するように、上嵌合部材11の嵌合部111は、搬送容器Bの係止 部51aに嵌合できる他、下嵌合部材12の嵌合部121は、搬送容器Bのスト ップバー8に嵌合できるようになっている。
【0019】 一方、連結部材13は、前述した上嵌合部材11の垂直部112に垂直軸回り に軸支され、後面を開口した断面コ字状の連結部131と、この連結部131に 形成された小孔132に挿通可能なストップピン17からなり、この連結部13 1は、搬送容器Bのハンドルバー9に嵌合できるようになっている。そして、ハ ンドルバー9に連結部材13の連結部131を嵌合した際、その小孔132にス トップピン17を挿入することにより、ハンドルバー9の抜け出しを防止するよ うにしている。
【0020】 さらに、係止部材14は、ロッド部材141と、このロッド部材141の両端 に設けられ、脱落防止用ストッパーを備えた係止フック142とからなり、これ らの係止フック142は、前述の下嵌合部材12に設けられたアイボルト15お よび搬送容器Bのハンドルバー9側の他の周壁に取り付けられたアイボルト15 (図2参照)にそれぞれ引っ掛けることができるようになっている。
【0021】 したがって、このような連結装置10を用いて複数個の搬送容器Bを連結する には、まず、上嵌合部材11の嵌合部111を一の搬送容器Bの係止部51aに 嵌合し、また、下嵌合部材12の嵌合部121を一の搬送容器Bのストップバー 8に嵌合した後、ボルトナット16を締め付けて上嵌合部材11に対して下嵌合 部材12を固定する。
【0022】 次いで、連結部材13の連結部131を他の搬送容器Bのハンドルバー9に嵌 合し、その小孔132にストップピン17を挿通してハンドルバー9の抜け出し を防止する。さらに、一の搬送容器Bに取り付けられた連結装置10における下 嵌合部材12の垂直部122に設けられたアイボルト15と、他の搬送容器Bに おけるハンドルバー9側の他の周壁に取り付けられたアイボルト15に係止部材 14の係止フック142,142をそれぞれ引っ掛けて連結する(図2参照)。
【0023】 この結果、一の搬送容器Bにおける係止部51aおよびストップバー8と、他 の搬送容器Bにおけるハンドルバー9が連結装置10によって三点支持されると 同時に、他の搬送容器Bのアイボルト15との間隔が規制されることから、一の 搬送容器Bと他の搬送容器Bをほぼ同じ姿勢で連結することができる。したがっ て、作業者は一の搬送容器Bのハンドルバー9を把握し、走行輪7を支点として 若干傾斜させると、他の搬送容器Bも連結装置10によって追従させられて同様 に傾斜することから、この状態で一の搬送容器Bを押し引きすれば、他の搬送容 器Bも同様の姿勢に維持されて牽引される。
【0024】 この実施例においては、2個の搬送容器Bの連結について説明したが、順次連 結装置10を隣接する2個の搬送容器B,B間に取り付けることにより、その台 数を増加させることができ、その際には、自走台車を利用して搬送容器B群を目 的地に輸送すればよい。
【0025】 なお、反転装置を塵芥収集車に設けたものを例示したが、コンテナあるいは塵 芥圧縮装置に取り付けることもできる。
【0026】 さらに、本実施例においては、搬送容器Bを塵芥を収集して搬送する場合につ いて例示したが、果物や野菜、飼料などの農産物や魚介類などの海産物、あるい は、原材料や仕掛品などの工業用品などの搬送にも使用することができる。
【0027】
【考案の効果】 以上のように本考案によれば、嵌合部を備えた上嵌合部材と、この上嵌合部材 に摺動自在に嵌挿され、嵌合部および被係止部を備えた下嵌合部材と、上嵌合部 材に設けられ、連結部を備えた連結部材と、両端に係止フックを備えた係止部材 とからなり、前記上嵌合部材の嵌合部と下嵌合部材の嵌合部を一の搬送容器にお ける容器本体の係止部およびストップバーにそれぞれ嵌合するとともに、連結部 材の連結部を他の搬送容器のハンドルバーに連結し、さらに、下嵌合部材の被係 止部と他の搬送容器に固定された被係止部に係止部材の係止フックを係合するこ とにより、一の搬送容器に他の搬送容器を連結することができ、一対の走行輪を 備えた搬送容器であっても、複数個連結した状態で輸送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の搬送容器の連結装置を搬送容器ととも
に示す斜視図である。
【図2】2個の搬送容器を連結した状態を示す側面図で
ある。
【図3】搬送容器を示す斜視図である。
【図4】塵芥収集車の反転装置と搬送容器との関係を示
す側面図である。
【符号の説明】
3 反転装置 5 容器本体 51a 係止部 8 ストップバー 9 ハンドルバー 10 連結装置 11 上嵌合部材 111 嵌合部 12 上嵌合部材 121 嵌合部 13 連結部材 131 連結部 14 係止部材 142 係止フック 15 被係止部(アイボルト) B 搬送容器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 嵌合部を備えた上嵌合部材と、この上嵌
    合部材に摺動自在に嵌挿され、嵌合部および被係止部を
    備えた下嵌合部材と、上嵌合部材に設けられ、連結部を
    備えた連結部材と、両端に係止フックを備えた係止部材
    とからなり、前記上嵌合部材の嵌合部と下嵌合部材の嵌
    合部を一の搬送容器における容器本体の係止部およびス
    トップバーにそれぞれ嵌合するとともに、連結部材の連
    結部を他の搬送容器のハンドルバーに連結し、さらに、
    下嵌合部材の被係止部と他の搬送容器に取り付けられた
    被係止部に係止部材の係止フックを引っ掛けることによ
    り、一の搬送容器に他の搬送容器を連結することを特徴
    とする搬送容器の連結装置。
JP1441793U 1993-03-26 1993-03-26 搬送容器の連結装置 Pending JPH0672901U (ja)

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