JP3010413U - ベルト付き荷受材 - Google Patents
ベルト付き荷受材Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 荷物を地面等に置く時に使用する荷受材(リ
ン木)に係り、荷物の移動時に荷受材(リン木)も一緒
に移動できるようにする。 【構成】 荷受材(リン木)の両端にベルトを着脱自在
に取り付け、その荷受材(リン木)とベルトを一体にし
た。
ン木)に係り、荷物の移動時に荷受材(リン木)も一緒
に移動できるようにする。 【構成】 荷受材(リン木)の両端にベルトを着脱自在
に取り付け、その荷受材(リン木)とベルトを一体にし
た。
Description
【0001】
この考案は、荷物を地面等に置く時に使用する荷受材(リン木)に係り、特に 荷物の運搬時に荷受材(リン木)も一緒に移動できるようにしたものに関するも のである。
【0002】
ハンドリフトやフォークリフトで建築資材等を運搬する時には、従来、建築資 材等の下にパレット又は荷受材(リン木)を敷き、フォークを挿入するための間 隔を設ける必要がある。例えば、ビル建築現場内での資材運搬の場合は、重量が 大きくしかもビルの床の許容荷重を越えるバランスウエイト型のフォークリフト が使用できないため、床面から反力をとる反力式のフォークリフトを一般に使用 している。しかし、この反力式フォークリフトにより天板及び底板を持つ標準パ レット上の資材を取る場合、底板があるとフォーク先端の車輪が支障になり資材 が取れない状況になるため、予め底板のない特殊なパレットを用意して資材運搬 を行なわなければならなかった。しかも標準パレットに乗らない種々の形状の資 材が多い為、種々の形状に相当する大きさの底板のない特殊なパレットを製作し なければならず、資材とともに移動できる利点はあるものの費用が非常に嵩むも のであった。 また、荷受材(リン木)を使用した資材の前記反力式フォークリフトによる運 搬の場合においては、荷受材(リン木)のパレットと比較しての利点である安価 ・全ての大きさの資材に対応可能・容量が小さく回収に便利等があるが、資材運 搬時にその場に荷受材(リン木)を残して行くので、荷受材(リン木)を事前に 準備しておくか運搬先に持って行って敷き直さなければならなかった。
【0003】
そこで、この考案はハンドリフトやフォークリフトで荷物を運搬する時に必要 とする、荷物の下にフォークを挿入するために使用されるパレット又は荷受材( リン木)における従来の問題点を除去するとともに、双方の利点を生かしたパレ ットに代わるベルト付き荷受材(リン木)を提供することを目的とし考案したも のである。
【0004】
そこで、前記目的を達成する手段として、荷受材(リン木)の両端にベルトを 着脱自在に取り付け、その荷受材(リン木)とベルトを一体にした。
【0005】 また、前記ベルトには、マジックテープを装着したことを特徴とするものであ る。
【0006】
この考案は、以上説明したように荷受材(リン木)の両端にベルトを着脱自在 に取り付け、その荷受材(リン木)とベルトを一体にしたことで、種々の形状の 荷物に自在に荷受材(リン木)を取り付け対応できるとともに、荷物と一緒に荷 受材(リン木)を運搬することができる。
【0007】 また、前記ベルトにはマジックテープを装着したため、荷物を簡単で迅速に締 結固定できる。
【0008】
次に、添付図面に基づきこの考案のベルト付き荷受材(リン木)を具体的に説 明する。 図1は、この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)の実施例を示す外観斜視 図である。図2は、図1のベルト付き荷受材(リン木)を使用し、資材を締結固 定した様子を示す左側面図及び正面図である。図3は、この考案に係るベルト付 き荷受材(リン木)の別の実施例を示す外観図である。図4は、図3のベルト付 き荷受材(リン木)を使用し、資材を締結固定した様子を示す左側面図及び正面 図である。図5は、マジックテープ付きベルトを荷受材(リン木)の両端に取り 付ける方法の例を示す外観説明図である。(図3及び図4の円形部分6の詳細を 示す。)また、図6から図9は、この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)を 使用した場合の資材運搬手順を示すそれぞれの外観斜視説明図。図10は、この 考案に係るベルト付き荷受材(リン木)を使用した、あるビル建築現場での資材 の使用場所までの資材の自動搬送方法を示す応用例である。
【0009】 図1は、合成樹脂等で製作された長手の開口箱状の荷受材(リン木)収納用ケ ース4の両端部にベルト2を取り付け、その開口部である荷受材(リン木)収納 口3aに荷受材(リン木)を入れることにより構成されるベルト付き荷受材(リ ン木)の一実施例である。この場合は、ベルト2の端部に設けた止具1により荷 受材(リン木)上に搭載した荷物を締結固定する。図2では、実際に図1のベル ト付き荷受材(リン木)を使用して、荷受材(リン木)3上に搭載した資材7を 締結固定した様子を示している。この例の場合は、荷受材(リン木)自身に加工 を施す必要がないのが利点である。
【0010】 また、図3は荷受材(リン木)3の両端部にマジックテープ付きベルト5を着 脱自在に取り付けた構成による別の実施例である。この場合は、マジックテープ 付きベルト5により荷受材(リン木)3上に搭載した荷物を締結固定する。図4 は、実際に図3のベルト付き荷受材(リン木)を使用して、荷受材(リン木)3 上に搭載した資材7を締結固定した様子を示している。この例の場合は、荷受材 (リン木)自身にマジックテープ付きベルト5を取り付けるための加工を施す必 要がある。図3及び図4の円形部分6の詳細を示す図5により、マジックテープ 付きベルト5の取り付け方法を実施例を参照しながら説明すると、例として、( イ)は、荷受材(リン木)3の端部に予めマジックテープ付きシール5bを取り 付け、マジックテープ付きベルト5を取り付ける方法である。この例は荷受材( リン木)3及びマジックテープ付きベルト5に損傷を与えることはないし、脱着 も容易である。また、(ロ)は、荷受材(リン木)3の端部に予めピン5cを取 り付け、マジックテープ付きベルト5側にピン挿入穴5dを設けることにより、 その穴にピン5cを出し入れしてマジックテープ付きベルト5を脱着する方法で ある。この例は荷受材(リン木)3にピン加工、マジックテープ付きベルト5に ピン用の穴加工を施す手間があるが、荷受材(リン木)3とマジックテープ付き ベルト5とが簡単に脱着できる利点がある。以上二種類を例にとって説明したが 、前記マジックテープ付きベルト5の荷受材(リン木)3に対する取り付け方法 は、これらに限定されるものではないことは勿論である。
【0011】 次に、図6から図9によりこの考案に係るベルト付き荷受材(リン木)を使用 した場合の資材運搬手順(方法)を順を追って説明する。 ,荷受材(リン木)3の両端にマジックテープ付きベルト5を取り付け、適 当な配置で敷き並べる。 ,資材7をで敷き並べた荷受材(リン木)3上に搭載する。 ,荷受材(リン木)3両端に取り付けたマジックテープ付きベルト5を資材 7の外側からまわす。 ,まわしたマジックテープ付きベルト5の両端を重ね合わせて、そのベルト 5により資材7を締結固定する。 ,の状態のもの(資材7とベルト付き荷受材(リン木)を一体にしたもの )を自走台車8等で持ち上げ、所定の場所まで運搬する。 ,資材7の使用場所でマジックテープ付きベルト5を解き、資材7を使用す る。 ,使用済となったベルト付き荷受材(リン木)を回収して、再び同様にして 使用する。
【0012】 さらに、図10は、この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)を使用した、 あるビル建設現場での資材の自動搬送方法を示す応用例である。 この搬送方法を順を追って説明する。 ,この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)により締結固定した資材を資 材運搬車両からフォークリフトを使用して1階の資材仮置き場まで運搬す る。 ,自走台車で資材仮置き場の資材を持ち上げ、その自走台車ごと高速リフト に乗り込み、垂直搬送する。 ,高速リフトにより資材使用階で資材を搭載した自走台車は降り、その階の 資材仮置き場まで運搬して資材を降ろす。 ,資材使用階の資材仮置き場に置かれた資材は、水平搬送台車により持ち上 げられ、その階の資材ストックヤードまで搬送され降ろされる。 ,資材ストックヤードに置かれた資材は、順次、締結固定されたベルトを解 かれ使用される。 ,これらの動作を順次繰り返しながら資材を自動搬送する。 なお、上記で説明した自走台車、高速リフト、水平搬送台車は図10の左下に 示す制御室内の制御機器により制御される。
【0013】
この考案は、以上実施例に基づいて説明したように構成しているため、次のよ うな効果を奏する。 (1),この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)を使用することで、荷受 材(リン木)と資材を一緒に運搬でき、これにより荷受材(リン木) の運搬や敷き直しの必要をなくすことができる。 (2),従来資材を自動搬送する場合パレットを使用しなければならなかった が、この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)を使用することでパ レットを使用することなく自動搬送が可能になる。 (3),床面から反力を取る反力式のフォークリフトを使用する場合であって も、この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)を使用することによ り資材を取るときに障害になっていたフォーク先端の車輪が問題にな らず、スムーズに人手を介さずに資材を運搬できるとともに、底板の ないパレット等を全く使う必要がなくなる。 (4),種々の形状及び長さの資材を運搬する場合でも特殊なパレットを製作 する必要がなく、この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)の数を 増やすだけで対処できるため、大幅なコストダウンを実現する。 (5),従来のパレットに比較し、この考案に係るベルト付き荷受材(リン木 )は安価であり又回収するにも容量が小さく、一回に多数運搬可能と なり、収納場所も小さくてすむ。 (6),この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)の荷受材(リン木)自身 が破損しても、ベルトは繰り返し再利用できる。 (7),この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)に使用しているベルト及 びマジックテープ等の材質は合成樹脂等で柔軟性に富む為、締結固定 しても資材に傷が付かない。
【提出日】平成6年12月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【0001】
この考案は、荷物を地面等に置く時に使用する荷受材(リン木)に係り、特に 荷物の運搬時に荷受材(リン木)も一緒に移動できるようにしたものに関するも のである。
【0002】
ハンドリフトやフォークリフトで建築資材等を運搬する時には、従来、建築資 材等の下にパレット又は荷受材(リン木)を敷き、フォークを挿入するための間 隔を設ける必要がある。例えば、ビル建築現場内での資材運搬の場合は、重量が 大きくしかもビルの床の許容荷重を越えるバランスウエイト型のフォークリフト が使用できないため、床面から反力をとる反力式のフォークリフトを一般に使用 している。しかし、この反力式フォークリフトにより天板及び底板を持つ標準パ レット上の資材を取る場合、底板があるとフォーク先端の車輪が支障になり資材 が取れない状況になるため、予め底板のない特殊なパレットを用意して資材運搬 を行なわなければならなかった。しかも標準パレットに乗らない種々の形状の資 材が多い為、種々の形状に相当する大きさの底板のない特殊なパレットを製作し なければならず、資材とともに移動できる利点はあるものの費用が非常に嵩むも のであった。 また、荷受材(リン木)を使用した資材の前記反力式フォークリフトによる運 搬の場合においては、荷受材(リン木)のパレットと比較しての利点である安価 ・全ての大きさの資材に対応可能・容量が小さく回収に便利等があるが、資材運 搬時にその場に荷受材(リン木)を残して行くので、荷受材(リン木)を事前に 準備しておくか運搬先に持って行って敷き直さなければならなかった。
【0003】
そこで、この考案はハンドリフトやフォークリフトで荷物を運搬する時に必要 とする、荷物の下にフォークを挿入するために使用されるパレット又は荷受材( リン木)における従来の問題点を除去するとともに、双方の利点を生かしたパレ ットに代わるベルト付き荷受材(リン木)を提供することを目的とし考案したも のである。
【0004】
そこで、前記目的を達成する手段として、荷受材(リン木)の両端にベルトを 着脱自在に取り付け、その荷受材(リン木)とベルトを一体にした。
【0005】 また、前記ベルトには、留め具を取り付けたことを特徴とするものである。
【0006】
この考案は、以上説明したように荷受材(リン木)の両端にベルトを着脱自在 に取り付け、その荷受材(リン木)とベルトを一体にしたことで、種々の形状の 荷物に自在に荷受材(リン木)を取り付け対応できるとともに、荷物と一緒に荷 受材(リン木)を運搬することができる。
【0007】 また、前記ベルトには留め具を取り付けたため、荷物を簡単で迅速に締結固定 できる。
【0008】
次に、添付図面に基づきこの考案のベルト付き荷受材(リン木)を具体的に説 明する。 図1は、この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)の実施例を示す外観斜視 図である。図2は、図1のベルト付き荷受材(リン木)を使用し、資材を締結固 定した様子を示す左側面図及び正面図である。図3は、この考案に係るベルト付 き荷受材(リン木)の別の実施例を示す外観図である。図4は、図3のベルト付 き荷受材(リン木)を使用し、資材を締結固定した様子を示す左側面図及び正面 図である。図5は、留め具付きベルトを荷受材(リン木)の両端に取り付ける方 法の例を示す外観説明図である。(図3及び図4の円形部分6の詳細を示す。) また、図6から図9は、この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)を使用した 場合の資材運搬手順を示すそれぞれの外観斜視説明図。図10は、この考案に係 るベルト付き荷受材(リン木)を使用した、あるビル建築現場での資材の使用場 所までの資材の自動搬送方法を示す応用例である。
【0009】 図1は、合成樹脂等で製作された長手の開口箱状の荷受材(リン木)収納用ケ ース4の両端部にベルト2を取り付け、その開口部である荷受材(リン木)収納 口3aに荷受材(リン木)を入れることにより構成されるベルト付き荷受材(リ ン木)の一実施例である。この場合は、ベルト2の端部に設けた留め具1により 荷受材(リン木)上に搭載した荷物を締結固定する。図2では、実際に図1のベ ルト付き荷受材(リン木)を使用して、荷受材(リン木)3上に搭載した資材7 を締結固定した様子を示している。この例の場合は、荷受材(リン木)自身に加 工を施す必要がないのが利点である。
【0010】 また、図3は荷受材(リン木)3の両端部に留め具付きベルト5を着脱自在に 取り付けた構成による別の実施例である。この場合は、留め具付きベルト5によ り荷受材(リン木)3上に搭載した荷物を締結固定する。図4は、実際に図3の ベルト付き荷受材(リン木)を使用して、荷受材(リン木)3上に搭載した資材 7を締結固定した様子を示している。この例の場合は、荷受材(リン木)自身に 留め具付きベルト5を取り付けるための加工を施す必要がある。図3及び図4の 円形部分6の詳細を示す図5により、留め具付きベルト5の取り付け方法を実施 例を参照しながら説明すると、例として、(イ)は、荷受材(リン木)3の端部 に予め留め具受け5bを取り付け、留め具付きベルト5を取り付ける方法である 。この例は荷受材(リン木)3及び留め具付きベルト5に損傷を与えることはな いし、脱着も容易である。また、(ロ)は、荷受材(リン木)3の端部に予めピ ン5cを取り付け、留め具付きベルト5側にピン挿入穴5dを設けることにより 、その穴にピン5cを出し入れして留め具付きベルト5を脱着する方法である。 この例は荷受材(リン木)3にピン加工、留め具付きベルト5にピン用の穴加工 を施す手間があるが、荷受材(リン木)3と留め具付きベルト5とが簡単に脱着 できる利点がある。以上二種類を例にとって説明したが、前記留め具付きベルト 5の荷受材(リン木)3に対する取り付け方法は、これらに限定されるものでは ないことは勿論である。
【0011】 次に、図6から図9によりこの考案に係るベルト付き荷受材(リン木)を使用 した場合の資材運搬手順(方法)を順を追って説明する。 ,荷受材(リン木)3の両端に留め具付きベルト5を取り付け、適当な配置 で敷き並べる。 ,資材7をで敷き並べた荷受材(リン木)3上に搭載する。 ,荷受材(リン木)3両端に取り付けた留め具付きベルト5を資材7の外側 からまわす。 ,まわした留め具付きベルト5の両端を重ね合わせて、そのベルト5により 資材7を締結固定する。 ,の状態のもの(資材7とベルト付き荷受材(リン木)を一体にしたもの )を自走台車8等で持ち上げ、所定の場所まで運搬する。 ,資材7の使用場所で留め具付きベルト5を解き、資材7を使用する。 ,使用済となったベルト付き荷受材(リン木)を回収して、再び同様にして 使用する。
【0012】 さらに、図10は、この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)を使用した、 あるビル建設現場での資材の自動搬送方法を示す応用例である。 この搬送方法を順を追って説明する。 ,この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)により締結固定した資材を資 材運搬車両からフォークリフトを使用して1階の資材仮置き場まで運搬す る。 ,自走台車で資材仮置き場の資材を持ち上げ、その自走台車ごと高速リフト に乗り込み、垂直搬送する。 ,高速リフトにより資材使用階で資材を搭載した自走台車は降り、その階の 資材仮置き場まで運搬して資材を降ろす。 ,資材使用階の資材仮置き場に置かれた資材は、水平搬送台車により持ち上 げられ、その階の資材ストックヤードまで搬送され降ろされる。 ,資材ストックヤードに置かれた資材は、順次、締結固定されたベルトを解 かれ使用される。 ,これらの動作を順次繰り返しながら資材を自動搬送する。 なお、上記で説明した自走台車、高速リフト、水平搬送台車は図10の左下に 示す制御室内の制御機器により制御される。
【0013】
この考案は、以上実施例に基づいて説明したように構成しているため、次のよ うな効果を奏する。 (1),この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)を使用することで、荷受 材(リン木)と資材を一緒に運搬でき、これにより荷受材(リン木) の運搬や敷き直しの必要をなくすことができる。 (2),従来資材を自動搬送する場合パレットを使用しなければならなかった が、この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)を使用することでパ レットを使用することなく自動搬送が可能になる。 (3),床面から反力を取る反力式のフォークリフトを使用する場合であって も、この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)を使用することによ り資材を取るときに障害になっていたフォーク先端の車輪が問題にな らず、スムーズに人手を介さずに資材を運搬できるとともに、底板の ないパレット等を全く使う必要がなくなる。 (4),種々の形状及び長さの資材を運搬する場合でも特殊なパレットを製作 する必要がなく、この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)の数を 増やすだけで対処できるため、大幅なコストダウンを実現する。 (5),従来のパレットに比較し、この考案に係るベルト付き荷受材(リン木 )は安価であり又回収するにも容量が小さく、一回に多数運搬可能と なり、収納場所も小さくてすむ。 (6),この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)の荷受材(リン木)自身 が破損しても、ベルトは繰り返し再利用できる。 (7),この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)に使用しているベルト及 び留め具等の材質は合成樹脂等で柔軟性に富む為、締結固定しても資 材に傷が付かない。
【図1】この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)の
実施例を示す外観斜視図である。
実施例を示す外観斜視図である。
【図2】図1のベルト付き荷受材(リン木)を使用し、
資材を締結固定した様子を示す左側面図及び正面図であ
る。
資材を締結固定した様子を示す左側面図及び正面図であ
る。
【図3】この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)の
別の実施例を示す外観図である。
別の実施例を示す外観図である。
【図4】図3のベルト付き荷受材(リン木)を使用し、
資材を締結固定した様子を示す左側面図及び正面図であ
る。
資材を締結固定した様子を示す左側面図及び正面図であ
る。
【図5】マジックテープ付きベルトを荷受材(リン木)
の両端に取り付ける方法の例を示す外観説明図である。
(図3及び図4の円形部分6の詳細を示す。)
の両端に取り付ける方法の例を示す外観説明図である。
(図3及び図4の円形部分6の詳細を示す。)
【図6】この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)を
使用した場合の資材運搬手順の内、荷受材の配置と資材
の搭載の様子を示す外観斜視説明図である。
使用した場合の資材運搬手順の内、荷受材の配置と資材
の搭載の様子を示す外観斜視説明図である。
【図7】この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)を
使用した場合の資材運搬手順の内、資材に対するベルト
の掛けまわしと締結の様子を示す外観斜視説明図であ
る。
使用した場合の資材運搬手順の内、資材に対するベルト
の掛けまわしと締結の様子を示す外観斜視説明図であ
る。
【図8】図7の状態のものを自走台車で所定場所に運
搬し、資材を解く様子を示す外観斜視説明図である。
搬し、資材を解く様子を示す外観斜視説明図である。
【図9】図8により使用済となったこの考案に係るベ
ルト付き荷受材(リン木)を回収整理した様子を示す外
観斜視説明図である。
ルト付き荷受材(リン木)を回収整理した様子を示す外
観斜視説明図である。
【図10】この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)
を使用した、あるビル建築現場での資材の使用場所まで
の資材の自動搬送方法を示す応用例である。
を使用した、あるビル建築現場での資材の使用場所まで
の資材の自動搬送方法を示す応用例である。
1・・・止具 2・・・ベルト 3・・・荷受材(リン木) 3a・・荷受材(リン木)収納口 4・・・荷受材(リン木)収納用ケース 5・・・マジックテープ付きベルト 5b・・マジックテープ付きシール 5c・・ピン 5d・・ピン挿入穴 6・・・ベルト取付部分 7・・・資材 8・・・自走台車
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 ベルト付き荷受材
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)の
実施例を示す外観斜視図である 。
実施例を示す外観斜視図である 。
【図2】図1のベルト付き荷受材(リン木)を使用し、
資材を締結固定した様子を示す 左側面図及び正面図である。
資材を締結固定した様子を示す 左側面図及び正面図である。
【図3】この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)の
別の実施例を示す外観図である 。
別の実施例を示す外観図である 。
【図4】図3のベルト付き荷受材(リン木)を使用し、
資材を締結固定した様子を示す 左側面図及び正面図である。
資材を締結固定した様子を示す 左側面図及び正面図である。
【図5】留め具付きベルトを荷受材(リン木)の両端に
取り付ける方法の例を示す外観 説明図である。(図3及び図4の円形部分6の詳細を示
す。)
取り付ける方法の例を示す外観 説明図である。(図3及び図4の円形部分6の詳細を示
す。)
【図6】 この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)
を使用した場合の資材運搬手順の 内、荷受材の配置と資材の搭載の様子を示す外観斜視説
明図である。
を使用した場合の資材運搬手順の 内、荷受材の配置と資材の搭載の様子を示す外観斜視説
明図である。
【図7】 この考案に係るベルト付き荷受材(リン木)
を使用した場合の資材運搬手順の 内、資材に対するベルトの掛けまわしと締結の様子を示
す外観斜視説明図である 。
を使用した場合の資材運搬手順の 内、資材に対するベルトの掛けまわしと締結の様子を示
す外観斜視説明図である 。
【図8】 図7の状態のものを自走台車で所定場所に
運搬し、資材を解く様子を示す外 観斜視説明図である。
運搬し、資材を解く様子を示す外 観斜視説明図である。
【図9】 図8により使用済となったこの考案に係る
ベルト付き荷受材(リン木)を回 収整理した様子を示す外観斜視説明図である。
ベルト付き荷受材(リン木)を回 収整理した様子を示す外観斜視説明図である。
【図10】 この考案に係るベルト付き荷受材(リン
木)を使用した、あるビル建築現場で の資材の使用場所までの資材の自動搬送方法を示す応用
例である。
木)を使用した、あるビル建築現場で の資材の使用場所までの資材の自動搬送方法を示す応用
例である。
【符号の説明】 1・・・留め具 2・・・ベルト 3・・・荷受材(リン木) 3a・・荷受材(リン木)収納口 4・・・荷受材(リン木)収納用ケース 5・・・留め具付きベルト 5b・・留め具受け 5c・・ピン 5d・・ピン挿入穴 6・・・ベルト取付部分 7・・・資材 8・・・自走台車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 伊藤 永三郎 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)考案者 竹尾 健一 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 荷物を地面等に置く時に使用する荷受材
において、その荷受材の両端にベルトを着脱自在に取り
付け、その荷受材とベルトを一体にしたことを特徴とす
るベルト付き荷受材。 - 【請求項2】 前記ベルトには、マジックテープを装着
したことを特徴とするベルト付き荷受材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994010812U JP3010413U (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | ベルト付き荷受材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994010812U JP3010413U (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | ベルト付き荷受材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3010413U true JP3010413U (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=43146177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994010812U Expired - Lifetime JP3010413U (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | ベルト付き荷受材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3010413U (ja) |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP1994010812U patent/JP3010413U/ja not_active Expired - Lifetime
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