JPH0672589B2 - 内燃エンジンの点火時期制御方法 - Google Patents

内燃エンジンの点火時期制御方法

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JPH0672589B2
JPH0672589B2 JP60043804A JP4380485A JPH0672589B2 JP H0672589 B2 JPH0672589 B2 JP H0672589B2 JP 60043804 A JP60043804 A JP 60043804A JP 4380485 A JP4380485 A JP 4380485A JP H0672589 B2 JPH0672589 B2 JP H0672589B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は内燃エンジンの点火時期制御方法に関し、特に
エンジン始動時における点火時期制御方法に関する。
(発明の技術的背景とその問題点) 従来、内燃エンジンの動作パラメータに応じた基本点火
時期を決定し、この基本点火時期をエンジン冷却水温度
に応じて補正することにより低水温時に点火時期を進角
させ、もって運転性能の向上を図った点火時期制御方法
は、公知である。斯かる点火時期制御方法に依れば、基
本点火時期は最適な点火時期に補正され、エンジンは最
良な出力特性で運転される。
しかしながら、排気ガス中の有害成分をエンジンに備え
られた触媒式排気浄化装置により浄化するものでは触媒
床温度が所定値以上にならないと触媒が活性化せず浄化
効率が低下する。該触媒床はエンジン排気熱により加熱
されるものであり、エンジン始動時に排気温が低いと、
床温度が活性化温度にまでなかなか上昇しない。従っ
て、排気ガス特性の改善からは排気温を始動直後からよ
り高くした方が有利である。
上記事情に鑑み、前記最適点火時期を遅角補正すること
により排気温を上昇させるようにした点火時期制御方法
が例えば特開昭49-95043号により提案されている。しか
しながら、この方法により、エンジン温度が低い場合に
も最適点火時期を遅角させると、エンジン出力が低下し
てエンジンがストールする心配があった。
(発明の目的) 本発明は斯かる問題点を解決するためになされたもの
で、始動時の安定運転を確保しつつ、ストールの心配の
ないときには触媒床温度を逸早く活性化温度に上昇させ
て排気ガス特性の向上を図った内燃エンジンの点火時期
制御方法を提供することを目的とする。
(発明の構成) 斯かる目的を達成するために、本発明に依れば有害排気
ガス成分を触媒により浄化する排気浄化装置を備えた内
燃エンジンの混合気の点火時期をエンジンの動作パラメ
ータに応じて設定される最適点火時期に基づいて制御す
る点火時期制御方法において、エンジン始動後のエンジ
ン温度を検出し、該検出温度が所定温度範囲内にあると
き、エンジン始動時点からの経過時間を検出し、検出し
た経過時間がより長くなるに従って遅角補正量を徐々に
大きい値に設定し、所定時間経過後は前記遅角補正量を
徐々に小さい値に設定し、斯く設定された遅角補正量で
最適点火時期を補正し、該最適点火時期により点火時期
を制御することを特徴とする内燃エンジンの点火時期制
御方法が提供される。
(発明の実施例) 以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明方法が適用される点火時期制御装置の全
体構成を示すブロック図で、該点火時期制御装置は例え
ば図示しない4気筒内燃エンジンの点火時期を制御す
る。符号10は中央演算ユニット(以下「CPU」という)
で、CPU10の入力側には入力回路11を介して各種パラメ
ータセンサが接続される。より具体的には、エンジンの
例えばカム軸周囲に取り付けられ、各気筒の圧縮行程終
りの上死点(TDC)前所定クランク角度位置(例えば10
゜BTDC)で各気筒の基準クランク角度位置を表わすT04
信号パルスを発生するT04センサ12が入力回路11の波形
整形回路11aを介してCPU10に接続されている。波形整形
回路11aはT04センサ12からのT04信号パルスを矩形パル
ス(第2図(a)のパルスSa4,Sa2)に整形してCPU10に
供給する。T24センサ13はT04センサ12と同様にカム軸周
囲に取付けられ、カム軸(図示せず)が1回転する間、
即ち、クランク軸(図示せず)が2回転する間に24個の
等間隔(クランク角度で30゜間隔)パルスを発生する。
T24センサ13は波形整形回路11bを介してCPU10に接続さ
れ、波形整形回路11bで波形整形されたT24信号パルス
(第2図(b)のパルスS35,S40〜S45,S20…)がCPU10
に供給される。
更に、エンジンのスロットル弁下流の吸気管(共に図示
せず)内絶対圧 を検出する絶対圧 センサ14、吸気温度TAを検出する吸気温(TA)センサ1
6、及びエンジン本体の冷却水が充満した気筒周壁内に
装着され、冷却水温度(Tw)を検出するエンジン水温
(Tw)センサ15が入力回路11のレベル修正回路11c及びA
/Dコンバータ11dを介してCPU10に接続されている。A/D
コンバータ11dはレベル修正回路11cで所定電圧レベルに
修正された上述の絶対圧センサ14、吸気温センサ16及び
エンジン水温センサ15からの各アナログ信号をデジタル
信号に変換して該デジタル信号をCPU10に供給する。
一方、CPU10の出力側には点火コイル22の一次側コイル2
2aにコイル付勢電力を供給する駆動回路20が接続され
る。点火コイル22の二次側コイル22bは配電器24を介し
て各気筒の点火栓25a〜25dに接続されている。
尚、CPU10にはバス26を介して演算プログラム等を記憶
するROM27及び演算結果等を一時的に記憶するRAM28が接
続されている。
次いで、上述の様に構成される点火時期制御装置の作用
を第2図を参照しながら説明する。
先ず、CPU10はT04センサ12からのT04信号及びT24センサ
13からのT24信号に基づき、各気筒の基準クランク角度
位置からのクランク角度ステージ(以下これを単に「ス
テージ位置」という)を検出する。即ち、例えば第2図
(a)のT04信号パルスSa4及びSa2が発生した直後に検
出されるT24信号パルスS40及びS20(第2図(b))は
例えば夫々第4気筒及び第2気筒の圧縮行程終りのTDC
位置で発生するものとすればCPU10はT04信号パルスSa4
の発生直後に入力するT24信号パルスS40により第4気筒
の基準クランク角度位置(TDC位置)を検出すると共に
#0ステージ位置(第2図(b)のパルスS40及びS41
立上り時点間を#0ステージ位置と定義する。以下同
様)を検出する。そして、その後に入力するT24信号パ
ルスS41,S42…により#1ステージ位置,#2ステージ
位置…を検出する。
CPU10は所定ステージ位置(例えば、#1ステージ位
置)を検出したとき、上述した各種パラメータセンサか
らの出力信号により添加進角θig、点火コイル通電時間
TO 等の演算を行なう。点火進角θigは次式(1)及び
(2)に基づき演算される。
ここに点火進角θigは基準クランク角度位置(例えば第
2図(b)のT24信号パルスS20の発生クランク角度位
置)からのクランク角度で表わされ、 は基本点火進角であり、その値はエンジン回転数Neとエ
ンジン負荷を表わすパラメータ、例えば吸気管内絶対圧 との関数として与えられる。具体的には、ROM27に記憶
された から絶対圧検出値 とエンジン回転数検出値Neとに応じた値が 値として読出される。尚、エンジン回転数Neは、前記T
24信号パルスが入力する毎に演算され、この手法はT24
信号のパルス発生時間間隔に於る所定クロックのパルス
数を計数することにより求められた値Meの逆数として演
算される。θcは他の進遅角補正量であり、エンジン
冷却水温度Tw吸気温度Tw等によって決定される。
式(2)はエンジンが始動直後の所定運転状態にあると
きのみ適用され、θowuは本発明に係る、エンジン始動
後の補正変数値、即ち遅角補正量であり、その詳細につ
いては後述する。
次いで、CPU10は点火コイル22の一次コイル22aの通電時
間Toを演算する。この通電時間Toはコイルの加熱防
止及び点火栓での失火防止の双方の要請から最適値に設
定され、一般にはエンジン回転数Neの関数として求めら
れる。
次に、CPU10は上述のようにして求めた点火進角θig及
び通電時間Toから一次コイル22aの通電開始時期Tcg及
び通電停止時期Tigを演算する。先ず、点火進角θig、
通電時間Toより一次コイル22aに通電開始すべきクラ
ンク角度位置(第2図(c)のt1時点に対応する位置)
を基準クランク角度位置から逆算し、この通電開始すべ
きクランク角度位置がどのステージ位置にあるかを判別
する。そして、判別されたステージ位置(図示例では#
2ステージ位置)のT24信号パルスが入力する時点t
0(第2図(c))からクランク軸の回転により通電開
始すべきクランク角度位置に至るに要する時間を求め、
この時間を通電開始時期Tcgとするのである。同様にし
て、点火進角θigからコイル22aの通電を停止すべきク
ランク角度位置(第2図(c)のt3時点に対応する位
置)がどのステージ位置にあるかを判別する。そして、
判別されたステージ位置(図示例では#4ステージ位
置)のT24信号パルスが入力する時点t2からクランク軸
の回転により通電を停止すべきクランク角度位置に至る
に要する時間を求め、この時間を通電停止時期Tigとす
る。
CPU10はコイル22aの通電開始すべきステージ位置のT24
信号パルス(S42)を検出したとき(t0時点)からCPU10
の内部に備えられている通電用カウンタにより通電開始
時期Tcgの経過を待ち、通電開始時期Tcgが経過した時点
(t1時点)で駆動回路20に通電制御信号を供給する。そ
して、コイル22aの通電を停止すべきステージ位置のT24
信号パルス(S44)を検出したとき(t2時点)から、CPU
10の内部に備えられている通電停止用カウンタにより通
電停止時期Tigの経過を待ち、停電停止時期Tigが経過し
た時点(t3時点)で駆動回路20への通電制御信号の供給
を停止する。
駆動回路20はCPU10からの通電制御信号が供給されてい
る間に亘って点火コイル22の一次コイル22aにコイル付
勢電力を供給する。この駆動回路20からのコイル付勢電
力の供給が遮断されたとき、点火コイル22の二次コイル
22b側に高電圧が発生し、この高電圧は配電器24を介し
て点火栓(図示例では点火栓25c)に供給され、該点火
栓で火花で火花放電、即ち点火が生じる。
第3図はCPU10内で実行され、本発明に係る前記エンジ
ン始動時の補正変数値θowuを設定し、これによって前
記点火進角θigを補正する手順を示すフローチャートで
ある。
先ず、ステップ30において、エンジンがクランキング状
態にあるか否かを判別する。この判別は例えばエンジン
回転数Neが所定クランキング回転数NecR(例えば350rp
m)以下且つ図示しないスタータが作動状態にあればエ
ンジンはクランキング状態にあると見做し、この場合点
火進角θigの遅角補正を行なわずに本プログラムを終了
する。ステップ30の判別結果が否定(No)の場合にはス
テップ31に進み、前回プログラム実行時にエンジンがク
ランキング状態にあったか否かを判別する。
ステップ31の判別結果が肯定(Yes)の場合、即ち、今
回ループがクランキング状態を離脱した後の最初のルー
プである場合、後続の2つのステップ32及び33でエンジ
ン冷却水温度検出値Twが所定上下限値範囲内にあるか否
かを判別する。即ち、ステップ32では冷却水温度検出値
Twが所定下限値TwowuL(例えば15℃)以下であるか否か
を判別し、ステップ33では所定上限値TwowuH(例えば35
℃)以上であるか否かを判別する。ステップ32又は33の
いずれかの判別結果が肯定(Yes)の場合、即ち、Tw値
が第6図に示す前記所定上下限値で規定される範囲外に
あるときには点火進角θigに遅角補正を行なうことなく
本プログラムを終了し、以後本プログラムは実行されな
い。
Tw値が前記所定上下限値で規定される範囲内にあるとき
CPU10の構成要素であるtowuタイマ(図示せず)を0に
リセットし且つ再びスタートさせる(ステップ34)。
ステップ31の判別結果が否定(No)の場合、先ずプログ
ラム変数kを1に初期設定し(ステップ35)、次に変数
kに対応した所定タイマ判別値towuk(例えばk=1の
とき10sec)を読出し(ステップ36)、前記towuタイマ
が計時したtowu値が所定判別値towuk未満であるか否か
を判別する(ステップ37)。
ステップ37の判別結果が肯定(Yes)の場合、前記ステ
ップ36で読出した所定判別値towukに応じた遅角補正量
θowukをテーブルより求める(ステップ38)。
第4図はtowuk値とθowuk値の関係の一例を示すテーブ
ルでtowuk値がtwou1(例えば(10sec)乃至towu5(例え
ば210sec)の段階に対してθowuk値はθowu1(例えば6
゜)乃至θowu5(例えば3゜)の各値に設定されてお
り、これらの判別値towuk及び遅角補正量θowukはROM27
に記憶されている。尚、第4図のtowuk値に対する遅角
補正量θowukは実験によりエンジン始動後、触媒式排気
浄化装置が逸早く活性化状態に至るに最適な値に設定し
てある。
次のステップ39では前記式(2)に基づき、得られた遅
角補正量θowuだけ前記式(1)により求められた点火
進角θigを遅角させる遅角補正を行う。
ステップ37においてtowu値が所定判別値towuk以上であ
る場合、変数値kに値1を加え(ステップ40)、次のス
テップ41で変数値kが5より大であるか否かを判別し、
変数値kが5より大きくなければ、前記ステップ36に戻
り、新たな値kに応じた判別値towukを読出す。
変数値k=5となったときのループにおけるtowuタイマ
の検出値towuがk=5に対応する所定判別値towu5より
小さいときには前記ステップ38及び39が実行されて遅角
補正量θowu5による進角値θigの補正が実行されるが、
towu値が所定判別値towu5を越えるとステップ41の判別
結果も肯定(Yes)となり本プログラムによる遅角補正
を終了する。
上記のようにして、エンジン始動後の所定時間(例えば
0〜210sec)、段階的に遅角補正量が減少して点火進角
θigが遅角制御される。尚、第4図の実施例に示す遅角
制御はエンジン始動後、所定時間tOWU1(例えば10sec)
経過前は最大遅角補正量θOWU2,例えば10゜)より小さ
い補正量(θOWU1,6゜)により遅角補正が行われ、所定
時間tOWU1経過後は遅角補正量を徐々にアナログ的に大
きな値に設定し、最大遅角補正量により点火時期が制御
される。これはエンジン始動直後はエンジンの回転変動
が大きい場合が多く、斯かる場合に大きな遅角補正を行
なうと出力が大きく損われる場合が生じ、ストールに至
る虞があるのでこれを防止している。しかも、前記最大
遅角補正量で所定時間(tOWU2−tOWU1)遅角制御を行っ
た後は、遅角補正量を徐々に小さい値に設定しているの
で、触媒床温度が上昇して触媒の活性化温度に近付くの
に伴い遅角補正量は徐々に小さく設定されることとな
り、前記所定時間tOWU2経過後に直ちに遅角制御を停止
する場合に比べ、エンジントルクの急変やエンジン回転
数の変動等を招来することなく点火時期制御を円滑に行
うことができる。
第5図は、tOWUk値とθOWUk値の関係の他の実施例を示
すテーブルであって、エンジン始動直後は遅角補正量θ
OWUを小さい値に設定し、所定時間tOWU1経過後は遅角補
正量θOWUをステップ状に徐々に大きな値に設定し、所
定時間tOWU2経過後は前記遅角補正量θOWUをステップ状
に徐々に小さい値に設定している。
このように経時変化と共にステップ状に所望の遅角補正
量を設定することにより、エンジン始動後の経過時間に
応じた点火時期制御をよりきめ細かく行うことができ
る。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明の内燃エンジンの点火時期制
御方法によれば、有害排気ガス成分を触媒により浄化す
る排気浄化装置を備えた内燃エンジンの混合気の点火時
期をエンジンの動作パラメータに応じて設定される最適
点火時期に基づいて制御する点火時期制御方法におい
て、エンジン始動後のエンジン温度を検出し、該検出温
度が所定温度範囲内にあるとき、エンジン始動時点から
の経過時間を検出し、検出した経過時間がより長くなる
に従って遅角補正量を徐々に大きい値に設定し、所定時
間経過後は前記遅角補正量を徐々に小さい値に設定し、
斯く設定された遅角補正量で最適点火時期を補正し、該
最適点火時期により点火時期を制御するようにしたの
で、エンジン始動直後のエンジンの回転変動が大きいと
きに、エンジン出力が大きく損われるのを回避すること
ができ、エンジンストールに至る虞があるのを確実に防
止することができる。しかも、触媒床温度が上昇して触
媒の活性化温度に近付くのに伴い遅角補正量は徐々に小
さく設定されることとなり、前記所定時間経過後に直ち
に遅角制御を停止する場合に比べ、エンジントルクの急
変やエンジン回転数の変動等を招来することなく点火時
期制御を円滑に行うことができる。
このように本発明によれば、始動直後の安定運転が確保
され、エンジンストールの心配もなく、触媒装置の暖気
は促進され排気ガス特性を向上させることができるとい
う顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された内燃エンジンの点火時期制
御装置の全体の構成を示すブロック図、第2図はTo4
ンサ、T24センサからの各To4信号及びT24信号並びに点
火コイル通電制御信号の発生時間変化を示すタイミング
チャート、第3図は本発明に係る点火進角の遅角補正を
行う手順を示すフローチャート、第4図は補正変数値θ
owuと時間towuとの関係のテーブルを示すグラフ第5図
は補正変数値θowuと時間towuとのその他の関係のテー
ブルを示すグラフ、第6図は遅角制御水温範囲を示す線
図である。 10……中央演算ユニット(CPU)、12……To4センサ、13
……T24センサ、13……吸気管絶対圧 センサ、15……エンジン冷却水温度(Tw)センサ、20…
…駆動回路、22……点火コイル、25a−d……点火栓。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有害排気ガス成分を触媒により浄化する排
    気浄化装置を備えた内燃エンジンの混合気の点火時期を
    エンジンの動作パラメータに応じて設定される最適点火
    時期に基づいて制御する点火時期制御方法において、エ
    ンジン始動後のエンジン温度を検出し、該検出温度が所
    定温度範囲内にあるとき、エンジン始動時点からの経過
    時間を検出し、検出した経過時間がより長くなるに従っ
    て遅角補正量を徐々に大きい値に設定し、所定時間経過
    後は前記遅角補正量を徐々に小さい値に設定し、斯く設
    定された遅角補正量で最適点火時期を補正し、該最適点
    火時期により点火時期を制御することを特徴とする内燃
    エンジンの点火時期制御方法。
JP60043804A 1985-03-07 1985-03-07 内燃エンジンの点火時期制御方法 Expired - Fee Related JPH0672589B2 (ja)

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