JPH0672488A - ストロー管用液充填装置 - Google Patents
ストロー管用液充填装置Info
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- JPH0672488A JPH0672488A JP4223060A JP22306092A JPH0672488A JP H0672488 A JPH0672488 A JP H0672488A JP 4223060 A JP4223060 A JP 4223060A JP 22306092 A JP22306092 A JP 22306092A JP H0672488 A JPH0672488 A JP H0672488A
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- straw tube
- straw
- liquid
- tube
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61D—VETERINARY INSTRUMENTS, IMPLEMENTS, TOOLS, OR METHODS
- A61D19/00—Instruments or methods for reproduction or fertilisation
- A61D19/02—Instruments or methods for reproduction or fertilisation for artificial insemination
- A61D19/022—Containers for animal semen, e.g. pouches or vials ; Methods or apparatus for treating or handling animal semen containers, e.g. filling or closing
- A61D19/024—Tube-like containers, e.g. straws
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Reproductive Health (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外径2mmの小径なストロー管に対しても、
その移送および保持・脱着を確実にでき、したがってこ
れに対しての液の充填を支障なく行うことのできるスト
ロー管用液充填装置を提供する。 【構成】 ストロー管を供給するフィーダーと、フィー
ダーから送られたストロー管を把持して移動させるドラ
ムと、ドラムを回転せしめる駆動源と、ドラムの両側に
進退可能に設けられた液注入用針および吸引用針と、封
着機とを備えてなる。ドラムにストロー管を把持するた
めの溝がその回転軸と平行に形成され、溝にストロー管
を着脱可能に固定する固定機構が設けられ、フィーダー
に固定機構を解除する第1の解除手段が設けられ、ドラ
ムの後方に固定機構を解除する第2の解除手段が設けら
れてなるストロー管用液充填装置。
その移送および保持・脱着を確実にでき、したがってこ
れに対しての液の充填を支障なく行うことのできるスト
ロー管用液充填装置を提供する。 【構成】 ストロー管を供給するフィーダーと、フィー
ダーから送られたストロー管を把持して移動させるドラ
ムと、ドラムを回転せしめる駆動源と、ドラムの両側に
進退可能に設けられた液注入用針および吸引用針と、封
着機とを備えてなる。ドラムにストロー管を把持するた
めの溝がその回転軸と平行に形成され、溝にストロー管
を着脱可能に固定する固定機構が設けられ、フィーダー
に固定機構を解除する第1の解除手段が設けられ、ドラ
ムの後方に固定機構を解除する第2の解除手段が設けら
れてなるストロー管用液充填装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ストロー管への液充
填機に係り、特に牛等動物の精液をストロー管に充填
し、その後その開口を封着するストロー管用液充填装置
に関する。
填機に係り、特に牛等動物の精液をストロー管に充填
し、その後その開口を封着するストロー管用液充填装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、畜産分野においては、家畜の受精
卵移植技術が開発され実用化されており、品種の改良、
生産効率の増進等に役立っている。このような受精卵を
移植するための方法としては、例えば過剰排卵させた雌
牛に人工受精を施して受胎させ、受精卵を体外に取り出
して透明で小径のストロー管中で凍結保存し、その後解
凍して受精卵に移植するといった方法が知られている。
ここで、雌牛に人工受精を施すには、予め精液を充填保
存したストロー管を開封して注入器に入れ、雌牛の子宮
内に精液を入れるといった方法が採られている。
卵移植技術が開発され実用化されており、品種の改良、
生産効率の増進等に役立っている。このような受精卵を
移植するための方法としては、例えば過剰排卵させた雌
牛に人工受精を施して受胎させ、受精卵を体外に取り出
して透明で小径のストロー管中で凍結保存し、その後解
凍して受精卵に移植するといった方法が知られている。
ここで、雌牛に人工受精を施すには、予め精液を充填保
存したストロー管を開封して注入器に入れ、雌牛の子宮
内に精液を入れるといった方法が採られている。
【0003】ところで、ストロー管に精液を充填するに
は、従来図16に示すような装置が用いられている。図
16は従来のストロー管用液充填装置を示す図であり、
図16中符号Sはストロー管、1はストロー管充填装
置、である。ストロー管Sは、一方の端部に液体と接触
することによって固化する樹脂粉、例えばPVC粉を充
填した樹脂製の小径円筒体である。
は、従来図16に示すような装置が用いられている。図
16は従来のストロー管用液充填装置を示す図であり、
図16中符号Sはストロー管、1はストロー管充填装
置、である。ストロー管Sは、一方の端部に液体と接触
することによって固化する樹脂粉、例えばPVC粉を充
填した樹脂製の小径円筒体である。
【0004】ストロー管用液充填装置1は、ストロー管
S…を収容するとともに該ストロー管S…を供給するフ
ィーダー2と、このフィーダー2から送られたストロー
管Sを把持して移動せしめるベルトコンベア3と、該ベ
ルトコンベア3を回転駆動せしめるモータ4と、前記ベ
ルトコンベア3の一方の側にベルトコンベア3に向けて
進退可能に設けられた液注入用針5と、ベルトコンベア
3の他方の側にベルトコンベア3に向けて進退可能に設
けられるとともに、前記液注入用針5と同期して進退す
る吸引用針6と、前記ベルトコンベア3の後方側でかつ
液注入用針5と同一の側に設けられた封着機7を主体と
して構成されたものである。
S…を収容するとともに該ストロー管S…を供給するフ
ィーダー2と、このフィーダー2から送られたストロー
管Sを把持して移動せしめるベルトコンベア3と、該ベ
ルトコンベア3を回転駆動せしめるモータ4と、前記ベ
ルトコンベア3の一方の側にベルトコンベア3に向けて
進退可能に設けられた液注入用針5と、ベルトコンベア
3の他方の側にベルトコンベア3に向けて進退可能に設
けられるとともに、前記液注入用針5と同期して進退す
る吸引用針6と、前記ベルトコンベア3の後方側でかつ
液注入用針5と同一の側に設けられた封着機7を主体と
して構成されたものである。
【0005】フィーダー2は、ストロー管Sを水平方向
に多数列並べて収容するもので、その底面が前方側(ベ
ルトコンベア3側)を下方に向けて傾斜したものであ
り、ストロー管Sをその自重により転がり落ちるように
したものである。このフィーダー2の前部側、すなわち
傾斜面(底面)の下部側には、ベルトコンベア3が近接
して配設されている。ベルトコンベア3は、図17に示
すようにその回転方向の一方の側の上面を前記フィーダ
ー2の下部より僅かに前方かつ下方に配置し、さらにそ
の搬送方向をフィーダー2の送り方向と同一にしたもの
である。また、このベルトコンベア3は、その搬送部と
なる上面部3aがフィーダー2側からその反対側に移動
するよう回転せしめられるもので、そのゴム製のベルト
の表面には多数の溝8…が形成されている。溝8…は、
ベルトの回転方向と直交する方向に等間隔で形成された
もので、その開口幅をストロー管Sの外径よりわずかに
短くしたものであり、ストロー管Sをフィーダー2から
受け取ってこれを挟着し、ベルトコンベア3の回転駆動
によって前方(フィーダー2と反対方向)に移送するた
めのものである。
に多数列並べて収容するもので、その底面が前方側(ベ
ルトコンベア3側)を下方に向けて傾斜したものであ
り、ストロー管Sをその自重により転がり落ちるように
したものである。このフィーダー2の前部側、すなわち
傾斜面(底面)の下部側には、ベルトコンベア3が近接
して配設されている。ベルトコンベア3は、図17に示
すようにその回転方向の一方の側の上面を前記フィーダ
ー2の下部より僅かに前方かつ下方に配置し、さらにそ
の搬送方向をフィーダー2の送り方向と同一にしたもの
である。また、このベルトコンベア3は、その搬送部と
なる上面部3aがフィーダー2側からその反対側に移動
するよう回転せしめられるもので、そのゴム製のベルト
の表面には多数の溝8…が形成されている。溝8…は、
ベルトの回転方向と直交する方向に等間隔で形成された
もので、その開口幅をストロー管Sの外径よりわずかに
短くしたものであり、ストロー管Sをフィーダー2から
受け取ってこれを挟着し、ベルトコンベア3の回転駆動
によって前方(フィーダー2と反対方向)に移送するた
めのものである。
【0006】ここで、ベルトコンベア3のベルトはゴム
製であることから、その前後の駆動軸9、9上に位置す
るとき、円柱状の駆動軸9の曲面に沿って湾曲し、その
結果溝8の開口部が開き、フィーダー2から送られるス
トロー管Sを受け入れ易くなる。そして、ストロー管S
を受け、これを溝8内に保持した後ベルトコンベア3の
ベルトは、駆動軸9、9の上側を走行する。するとこの
とき、ストロー管Sを挟着した溝8は、ベルトが水平に
なることからその開口部の幅が元の底面と同じ面積とな
り、したがってストロー管Sの外径よりやや狭くなるこ
とからストロー管Sを確実に挟着保持するものとなる。
製であることから、その前後の駆動軸9、9上に位置す
るとき、円柱状の駆動軸9の曲面に沿って湾曲し、その
結果溝8の開口部が開き、フィーダー2から送られるス
トロー管Sを受け入れ易くなる。そして、ストロー管S
を受け、これを溝8内に保持した後ベルトコンベア3の
ベルトは、駆動軸9、9の上側を走行する。するとこの
とき、ストロー管Sを挟着した溝8は、ベルトが水平に
なることからその開口部の幅が元の底面と同じ面積とな
り、したがってストロー管Sの外径よりやや狭くなるこ
とからストロー管Sを確実に挟着保持するものとなる。
【0007】なお、駆動軸9、9は、その一方がモータ
4の軸に歯車等を介して連結されており、したがってモ
ータ4の駆動によりベルトコンベア3を走行せしめるも
のとなっている。また、モータ4は制御部10によりそ
のオン・オフが制御されるようになっている。ベルトコ
ンベア3の側部には、一方の側に液注入用針5が、他方
の側に吸引用針6が配設されている。これら液注入用針
5および吸引用針6は、いずれもベルトコンベア3に対
し進退可能に構成されたもので、かつその進退が互いに
同期して移動するものとなっている。なお、これら液注
入用針5および吸引用針6の進退は、前記モーター4の
軸に歯車、カム等が連結され、これら駆動系の動作によ
りなされるようになっている。
4の軸に歯車等を介して連結されており、したがってモ
ータ4の駆動によりベルトコンベア3を走行せしめるも
のとなっている。また、モータ4は制御部10によりそ
のオン・オフが制御されるようになっている。ベルトコ
ンベア3の側部には、一方の側に液注入用針5が、他方
の側に吸引用針6が配設されている。これら液注入用針
5および吸引用針6は、いずれもベルトコンベア3に対
し進退可能に構成されたもので、かつその進退が互いに
同期して移動するものとなっている。なお、これら液注
入用針5および吸引用針6の進退は、前記モーター4の
軸に歯車、カム等が連結され、これら駆動系の動作によ
りなされるようになっている。
【0008】また、液注入用針5および吸引用針6は、
いずれもベルトコンベア3の搬送方向に沿って並列せし
められた3本の針と、これら針の後端側に形成された大
径のチューブ連結部とからなるものである。液中用針5
のチューブ連結部には、軟質樹脂製のチューブを介して
牛の精液および希釈液からなる液を貯留する液貯留部
(図示略)が接続されており、また吸引用針6のチュー
ブ連結部には、軟質樹脂製のチューブを介して真空ポン
プ11が接続されている。
いずれもベルトコンベア3の搬送方向に沿って並列せし
められた3本の針と、これら針の後端側に形成された大
径のチューブ連結部とからなるものである。液中用針5
のチューブ連結部には、軟質樹脂製のチューブを介して
牛の精液および希釈液からなる液を貯留する液貯留部
(図示略)が接続されており、また吸引用針6のチュー
ブ連結部には、軟質樹脂製のチューブを介して真空ポン
プ11が接続されている。
【0009】前記ベルトコンベア3に対し、液注入用針
5と同一の側でかつベルトコンベア3の後方側には、ス
トロー管Sの一方の開口部を封着するための封着機7が
配設されてる。この封着機7は、下側の固定型7aと上
側の可動型7bとの間にストロー管Sの一端を挟み、超
音波加熱することによって該ストロー管Sの端部を溶着
するものである。
5と同一の側でかつベルトコンベア3の後方側には、ス
トロー管Sの一方の開口部を封着するための封着機7が
配設されてる。この封着機7は、下側の固定型7aと上
側の可動型7bとの間にストロー管Sの一端を挟み、超
音波加熱することによって該ストロー管Sの端部を溶着
するものである。
【0010】このような構成のストロー管液充填装置1
を用いてストロー管Sに牛の精液および希釈液からなる
液を充填するには、まずフィーダー2にストロー管S…
を、その内部の樹脂粉が吸入用針6側となるようにして
セットし、制御部10のスイッチをオンしてモータ4を
駆動させる。すると、モータ4の駆動によりベルトコン
ベア3が作動し、そのベルトが駆動軸9、9上を回転走
行する。そして、ベルトの回転走行に伴い、フィーダ2
からストーロ管Sが順次ベルトの各溝8に送り出され
る。溝8に送られたストロー管Sは、前述したように溝
8がその開口部を拡げていることにより容易に溝8内に
納められ、さらにベルトの走行に伴い溝8内に挟着保持
される。
を用いてストロー管Sに牛の精液および希釈液からなる
液を充填するには、まずフィーダー2にストロー管S…
を、その内部の樹脂粉が吸入用針6側となるようにして
セットし、制御部10のスイッチをオンしてモータ4を
駆動させる。すると、モータ4の駆動によりベルトコン
ベア3が作動し、そのベルトが駆動軸9、9上を回転走
行する。そして、ベルトの回転走行に伴い、フィーダ2
からストーロ管Sが順次ベルトの各溝8に送り出され
る。溝8に送られたストロー管Sは、前述したように溝
8がその開口部を拡げていることにより容易に溝8内に
納められ、さらにベルトの走行に伴い溝8内に挟着保持
される。
【0011】溝8に保持されたストロー管Sが、ベルト
に移送されて液注入針5と吸引用針6との間に至ると、
ゼネバ歯車(図示略)による間欠機構によってベルトコ
ンベア3へのモータ4の駆動の伝達が停止し、これによ
ってベルトの走行も停止する。また、これとほぼ同時
に、液注入針5と吸引用針6とが共にベルトコンベア3
側に一定距離前進し、走行を停止したベルト上のストロ
ー管S‥のそれぞれの端部に液注入針5および吸引用針
6のそれぞれの針が進入する。なお、ベルトの走行は、
ベルト上の隣合う3本のストロー管S‥が同時に動きか
つ止るように、モータ4およびこれにつながる駆動系の
作動が制御されている。
に移送されて液注入針5と吸引用針6との間に至ると、
ゼネバ歯車(図示略)による間欠機構によってベルトコ
ンベア3へのモータ4の駆動の伝達が停止し、これによ
ってベルトの走行も停止する。また、これとほぼ同時
に、液注入針5と吸引用針6とが共にベルトコンベア3
側に一定距離前進し、走行を停止したベルト上のストロ
ー管S‥のそれぞれの端部に液注入針5および吸引用針
6のそれぞれの針が進入する。なお、ベルトの走行は、
ベルト上の隣合う3本のストロー管S‥が同時に動きか
つ止るように、モータ4およびこれにつながる駆動系の
作動が制御されている。
【0012】液注入用針5と吸引用針6とが前進し、そ
れぞれの針がストロー管S‥の端部に進入すると、吸引
用針6とがストロー管Sを介して連通することから、予
め真空ポンプ11が作動していることにより液注入用針
5に接続された液貯留部から液が吸入され、チューブ、
液注入用針5を介してストロー管S‥にそれぞれ液が注
入充填される。液がストロー管S内に注入され、吸引用
針6側の樹脂粉に接触すると該樹脂が固化し、これによ
ってストロー管Sの一端が閉塞され、ストロー管Sへの
液の充填が停止する。
れぞれの針がストロー管S‥の端部に進入すると、吸引
用針6とがストロー管Sを介して連通することから、予
め真空ポンプ11が作動していることにより液注入用針
5に接続された液貯留部から液が吸入され、チューブ、
液注入用針5を介してストロー管S‥にそれぞれ液が注
入充填される。液がストロー管S内に注入され、吸引用
針6側の樹脂粉に接触すると該樹脂が固化し、これによ
ってストロー管Sの一端が閉塞され、ストロー管Sへの
液の充填が停止する。
【0013】ストロー管S‥への液の注入充填が停止す
ると、再度ベルトコンベア3が駆動し、液を充填したス
トロー管S‥はその一端が封着機7の固定型7a上とな
る位置に移送され、ここで再度ベルトコンベア3が停止
する。なお、このようなベルトコンベアの作動およびそ
の停止は、前述したゼネバ歯車による間欠機構によって
決定されている。そして、ストロー管S‥がその一端
(樹脂粉がある方の端部と反対側の端部)を封着機7の
固定型7aの上に載せ、ベルトコンベア3が停止する
と、封着機7の可動型7bが下降し、超音波によりスト
ロー管S‥のそれぞれの開口側端部が溶着せしめられ、
これによって該ストロー管S‥はその内部に充填した液
を封着したものとなる。なおこのとき、液を充填したス
トロー管S‥の後にフィーダー2からベルト上に供給さ
れたストロー管S‥には、先に説明したごとく液注入針
5と吸引用針6とにより液が充填される。
ると、再度ベルトコンベア3が駆動し、液を充填したス
トロー管S‥はその一端が封着機7の固定型7a上とな
る位置に移送され、ここで再度ベルトコンベア3が停止
する。なお、このようなベルトコンベアの作動およびそ
の停止は、前述したゼネバ歯車による間欠機構によって
決定されている。そして、ストロー管S‥がその一端
(樹脂粉がある方の端部と反対側の端部)を封着機7の
固定型7aの上に載せ、ベルトコンベア3が停止する
と、封着機7の可動型7bが下降し、超音波によりスト
ロー管S‥のそれぞれの開口側端部が溶着せしめられ、
これによって該ストロー管S‥はその内部に充填した液
を封着したものとなる。なおこのとき、液を充填したス
トロー管S‥の後にフィーダー2からベルト上に供給さ
れたストロー管S‥には、先に説明したごとく液注入針
5と吸引用針6とにより液が充填される。
【0014】このようにして液が充填されさらに開口側
端部が封着されたストロー管Sは、ベルトコンベア3の
駆動によりフィーダー2と反対側の駆動軸9上に至り、
さらにその外側面上(フィーダー2と反対の側の側面
上)に至ると、先に説明したように溝8の開口部が開
き、これにより溝8によるストロー管Sの挟着保持が解
除され、ストロー管Sは自重により落下し、ベルトコン
ベア3の下方にある受け容器(図示略)に収容される。
端部が封着されたストロー管Sは、ベルトコンベア3の
駆動によりフィーダー2と反対側の駆動軸9上に至り、
さらにその外側面上(フィーダー2と反対の側の側面
上)に至ると、先に説明したように溝8の開口部が開
き、これにより溝8によるストロー管Sの挟着保持が解
除され、ストロー管Sは自重により落下し、ベルトコン
ベア3の下方にある受け容器(図示略)に収容される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前記ストロー管用液充
填装置において使用されるストロー管は、通常その外径
が3mm、内容量が0.5ccのものであり、この外径
に合わせてベルトコンベアの溝はその幅が決められてい
る。ところで、受精卵保存用のストロー管としては、受
精卵が極めて小さいものであることから外径が2mm、
内容量が0.25ccのものが使用されている。そし
て、近年では、この小容量のストロー管を精液の保存の
ためにも使用したいとの要求が強まりつつある。すなわ
ち、例えば優良な雄牛の精液は貴重であり、これをなる
べく多くの人工受精に供したいという強い要望から、従
来の内容量が0.5ccのものから、0.25ccのもの
への転換が望まれているのである。
填装置において使用されるストロー管は、通常その外径
が3mm、内容量が0.5ccのものであり、この外径
に合わせてベルトコンベアの溝はその幅が決められてい
る。ところで、受精卵保存用のストロー管としては、受
精卵が極めて小さいものであることから外径が2mm、
内容量が0.25ccのものが使用されている。そし
て、近年では、この小容量のストロー管を精液の保存の
ためにも使用したいとの要求が強まりつつある。すなわ
ち、例えば優良な雄牛の精液は貴重であり、これをなる
べく多くの人工受精に供したいという強い要望から、従
来の内容量が0.5ccのものから、0.25ccのもの
への転換が望まれているのである。
【0016】しかしながら、前記ストロー管用液充填装
置では、ベルトコンベアの溝にストロー管を挟着保持
し、該ストロー管を送りつつ精液を充填する機構となっ
ているが、ストロー管の外径が3mmから2mmになる
と、ベルトが駆動軸側面上にあるときその溝を開口幅を
拡げてストロー管を受け入れ、ベルトが水平状態に戻っ
たときその開口幅を元の幅にしてストロー管を挟着保持
するといった機構を採用することが困難になる。なぜな
ら、この機構はゴム製であるベルトの弾性変形および弾
性復帰を利用して成り立っているが、このような弾性は
精密なものでなく、しかもベルト自体ゴム製であること
から駆動軸に対しある程度の緩みをもって巻回しなけれ
ばならないことから、当然精度が要求される機構には採
用し難いものである。
置では、ベルトコンベアの溝にストロー管を挟着保持
し、該ストロー管を送りつつ精液を充填する機構となっ
ているが、ストロー管の外径が3mmから2mmになる
と、ベルトが駆動軸側面上にあるときその溝を開口幅を
拡げてストロー管を受け入れ、ベルトが水平状態に戻っ
たときその開口幅を元の幅にしてストロー管を挟着保持
するといった機構を採用することが困難になる。なぜな
ら、この機構はゴム製であるベルトの弾性変形および弾
性復帰を利用して成り立っているが、このような弾性は
精密なものでなく、しかもベルト自体ゴム製であること
から駆動軸に対しある程度の緩みをもって巻回しなけれ
ばならないことから、当然精度が要求される機構には採
用し難いものである。
【0017】したがって、ストロー管が比較的大径の場
合には、ベルトの走行距離の変動などによる寸法的な変
動の許容量を多くとれ、ベルトの弾性によるストロー管
の挟着保持およびその脱着が円滑に行われるものの、ス
トロー管が小径になると、前記変動を十分吸収すること
ができず、確実にストロー管を溝内で挟着保持するとい
った動作がなされなくなるのである。また、ベルトをあ
る程度緩ませた状態で駆動軸に巻回しなくてはならず、
したがって駆動軸上に位置した際のベルトの外面の高さ
も僅かではあるが変動があることから、フィーダーとの
間には前記変動を許容できるだけの間隙を設けなくては
ならない。しかし、このようにフィーダーとの間に間隙
を設けると、従来の外径3mmのストロー管では特に支
障はなかったものの、外径2mmのものになると、この
間隙に挟まって安定したベルトコンベア上への移送が損
なわれたり、極端な場合にはストロー管が間隙から落下
してしまうといった不都合を生じてしまう。
合には、ベルトの走行距離の変動などによる寸法的な変
動の許容量を多くとれ、ベルトの弾性によるストロー管
の挟着保持およびその脱着が円滑に行われるものの、ス
トロー管が小径になると、前記変動を十分吸収すること
ができず、確実にストロー管を溝内で挟着保持するとい
った動作がなされなくなるのである。また、ベルトをあ
る程度緩ませた状態で駆動軸に巻回しなくてはならず、
したがって駆動軸上に位置した際のベルトの外面の高さ
も僅かではあるが変動があることから、フィーダーとの
間には前記変動を許容できるだけの間隙を設けなくては
ならない。しかし、このようにフィーダーとの間に間隙
を設けると、従来の外径3mmのストロー管では特に支
障はなかったものの、外径2mmのものになると、この
間隙に挟まって安定したベルトコンベア上への移送が損
なわれたり、極端な場合にはストロー管が間隙から落下
してしまうといった不都合を生じてしまう。
【0018】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、外径2mmの小径なスト
ロー管に対しても、その移送および保持・脱着を確実に
でき、したがってこれに対しての液の充填を支障なく行
うことのできるストロー管用液充填装置を提供すること
にある。
で、その目的とするところは、外径2mmの小径なスト
ロー管に対しても、その移送および保持・脱着を確実に
でき、したがってこれに対しての液の充填を支障なく行
うことのできるストロー管用液充填装置を提供すること
にある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明における請求項1
記載のストロー管用液充填装置では、ストロー管を貯留
するとともに該ストロー管を供給するフィーダーと、こ
のフィーダーから送られたストロー管を把持して移動せ
しめる回転可能な円柱状のドラムと、該ドラムの回転軸
を回転自在に支持するドラム支持部と、前記ドラムを回
転せしめる駆動源と、前記ドラムの回転によるストロー
管の移送路の一方の側にドラムに向けて進退可能に設け
られた液注入用針と、ストロー管の移送路の他方の側に
ドラムに向けて進退可能に設けられるとともに、前記液
注入用針と同期して進退する吸引用針と、前記ストロー
管の移送路中にて液注入用針および吸引用針の後方に設
けられ、かつ液注入用針と同一の側に設けられてストロ
ー管の端部を封着する封着機と、前記液注入針に接続さ
れた液貯留部と、前記吸引用針に接続された負圧源とを
具備し、前記ドラムがその中心軸を回転軸として回転
し、かつ該ドラムにストロー管を把持するための溝がそ
の回転軸と平行に形成され、該溝にストロー管を着脱可
能に固定する固定機構が設けられ、かつ前記フィーダー
に前記固定機構を解除する第1の解除手段が設けられ、
ドラムの後方に前記固定機構を解除する第2の解除手段
が設けられてなることを前記課題の解決手段とした。
記載のストロー管用液充填装置では、ストロー管を貯留
するとともに該ストロー管を供給するフィーダーと、こ
のフィーダーから送られたストロー管を把持して移動せ
しめる回転可能な円柱状のドラムと、該ドラムの回転軸
を回転自在に支持するドラム支持部と、前記ドラムを回
転せしめる駆動源と、前記ドラムの回転によるストロー
管の移送路の一方の側にドラムに向けて進退可能に設け
られた液注入用針と、ストロー管の移送路の他方の側に
ドラムに向けて進退可能に設けられるとともに、前記液
注入用針と同期して進退する吸引用針と、前記ストロー
管の移送路中にて液注入用針および吸引用針の後方に設
けられ、かつ液注入用針と同一の側に設けられてストロ
ー管の端部を封着する封着機と、前記液注入針に接続さ
れた液貯留部と、前記吸引用針に接続された負圧源とを
具備し、前記ドラムがその中心軸を回転軸として回転
し、かつ該ドラムにストロー管を把持するための溝がそ
の回転軸と平行に形成され、該溝にストロー管を着脱可
能に固定する固定機構が設けられ、かつ前記フィーダー
に前記固定機構を解除する第1の解除手段が設けられ、
ドラムの後方に前記固定機構を解除する第2の解除手段
が設けられてなることを前記課題の解決手段とした。
【0020】請求項2記載のストロー管用液充填装置で
は、前記液注入用針および吸引用針のそれぞれの前方
に、ストロー管の端部を案内するガイドを設けたことを
前記課題の解決手段とした。請求項3記載のストロー管
用液充填装置では、前記ドラム支持部に、ドラムの回転
軸の支持を解除する解除機構を設け、前記第2の解除手
段を、ドラムの後方側に逃れるよう回動自在に形成した
ことを前記課題の解決手段とした。請求項4記載のスト
ロー管用液充填装置では、前記フィーダーの底板部に、
ストロー管をドラム側に押圧してこれをドラムの溝に押
し込む板体と、この板体をフィーダー内のストロー管の
後方から前方に移動せしめる移動機構とを設けたことを
前記課題の解決手段とした。
は、前記液注入用針および吸引用針のそれぞれの前方
に、ストロー管の端部を案内するガイドを設けたことを
前記課題の解決手段とした。請求項3記載のストロー管
用液充填装置では、前記ドラム支持部に、ドラムの回転
軸の支持を解除する解除機構を設け、前記第2の解除手
段を、ドラムの後方側に逃れるよう回動自在に形成した
ことを前記課題の解決手段とした。請求項4記載のスト
ロー管用液充填装置では、前記フィーダーの底板部に、
ストロー管をドラム側に押圧してこれをドラムの溝に押
し込む板体と、この板体をフィーダー内のストロー管の
後方から前方に移動せしめる移動機構とを設けたことを
前記課題の解決手段とした。
【0021】
【作用】請求項1記載のストロー管用液充填装置によれ
ば、ドラムの溝にストロー管を固定する固定機構を設け
たので、従来のもののようにゴムの弾性を利用すること
なく、溝内に収容されたストロー管を該溝内に確実に保
持することができる。また、固定機構を解除する第1お
よび第2の解除手段をそれぞれ設けたので、ドラムへの
ストロー管の供給およびドラムからのストロー管の取り
外しが自動的に行われる。請求項2記載のストロー管用
液充填装置によれば、液注入用針および吸引用針のそれ
ぞれの前方にストロー管の端部を案内するガイドを設け
たので、ドラムによって移送されたストロー管の軸が所
定の位置より少々ずれても、ストロー管の端部がガイド
に案内されることによって液注入用針あるいは吸引用針
に確実に導びかれる。
ば、ドラムの溝にストロー管を固定する固定機構を設け
たので、従来のもののようにゴムの弾性を利用すること
なく、溝内に収容されたストロー管を該溝内に確実に保
持することができる。また、固定機構を解除する第1お
よび第2の解除手段をそれぞれ設けたので、ドラムへの
ストロー管の供給およびドラムからのストロー管の取り
外しが自動的に行われる。請求項2記載のストロー管用
液充填装置によれば、液注入用針および吸引用針のそれ
ぞれの前方にストロー管の端部を案内するガイドを設け
たので、ドラムによって移送されたストロー管の軸が所
定の位置より少々ずれても、ストロー管の端部がガイド
に案内されることによって液注入用針あるいは吸引用針
に確実に導びかれる。
【0022】請求項3記載のストロー管用液充填装置に
よれば、ドラム支持部からドラムの回転軸を取り外せる
ように解除機構を設け、かつ前記固定機構を解除する第
2の解除手段をドラムの後方側に逃れるようにしたの
で、第2の解除手段をドラムの後方側に逃してドラムの
搬送方向の移動を可能にし、その状態でドラムの回転軸
をドラム支持部から取り外すことにより、該液充填装置
からのドラムの取り外しが可能になる。請求項4記載の
ストロー管用液充填装置によれば、フィーダーの底板部
に板体とこの板体を移動せしめる移動機構とを設けたの
で、移動機構により板体を移動させることによってフィ
ーダーに収容されたストロー管を板体により確実にドラ
ムの溝内に送り込むことが可能になる。
よれば、ドラム支持部からドラムの回転軸を取り外せる
ように解除機構を設け、かつ前記固定機構を解除する第
2の解除手段をドラムの後方側に逃れるようにしたの
で、第2の解除手段をドラムの後方側に逃してドラムの
搬送方向の移動を可能にし、その状態でドラムの回転軸
をドラム支持部から取り外すことにより、該液充填装置
からのドラムの取り外しが可能になる。請求項4記載の
ストロー管用液充填装置によれば、フィーダーの底板部
に板体とこの板体を移動せしめる移動機構とを設けたの
で、移動機構により板体を移動させることによってフィ
ーダーに収容されたストロー管を板体により確実にドラ
ムの溝内に送り込むことが可能になる。
【0023】
【実施例】図1は本発明のストロー管用液充填装置の一
実施例を示す図であり、この図において符号20はスト
ロー管用液充填装置である。なお、図1に示したストロ
ー管用液充填装置20が図16に示したストロー管用液
充填装置1と異なるところは、主に、フィーダーから送
られたストロー管を移送する機構である。図1に示した
ストロー管用液充填装置20は、フィーダー21と、こ
のフィーダー21から送られたストロー管Sを把持して
移動せしめるドラム22と、該ドラム22の回転軸23
を回転自在に支持するドラム支持部24、24と、前記
ドラム22を回転せしめるモータ25(駆動源)と、前
記ドラム22の一方の側に進退可能に設けられた液注入
用針26と、他方の側に進退可能に設けられた吸引用針
27と、ストロー管Sの一方の端部を封着する封着機2
8とを具備してなるものである。
実施例を示す図であり、この図において符号20はスト
ロー管用液充填装置である。なお、図1に示したストロ
ー管用液充填装置20が図16に示したストロー管用液
充填装置1と異なるところは、主に、フィーダーから送
られたストロー管を移送する機構である。図1に示した
ストロー管用液充填装置20は、フィーダー21と、こ
のフィーダー21から送られたストロー管Sを把持して
移動せしめるドラム22と、該ドラム22の回転軸23
を回転自在に支持するドラム支持部24、24と、前記
ドラム22を回転せしめるモータ25(駆動源)と、前
記ドラム22の一方の側に進退可能に設けられた液注入
用針26と、他方の側に進退可能に設けられた吸引用針
27と、ストロー管Sの一方の端部を封着する封着機2
8とを具備してなるものである。
【0024】ドラム22は、その回転軸23がドラム支
持部24、24に回転自在に支持された高さが比較的薄
いアルミニウム製略円柱状のもので、図2に示すように
その周面に複数の横溝29…を回転軸方向に形成すると
ともに、周方向にもその周面中央部に縦溝30を形成し
たものである。これら横溝29…および縦溝30には、
ストロー管Sを着脱自在に固定する固定機構が設けられ
ている。この固定機構は、横溝29の側部にその先端部
が突出して配設されたストロー管保持部31、31と、
縦溝29内にてその先端部が該保持部31、31間に突
出して配設された当接部32とを、図3に示すようにド
ラム22内にて連結軸33により連結してなる固定部材
34が、バネにより付勢された機構によって構成されて
いる。
持部24、24に回転自在に支持された高さが比較的薄
いアルミニウム製略円柱状のもので、図2に示すように
その周面に複数の横溝29…を回転軸方向に形成すると
ともに、周方向にもその周面中央部に縦溝30を形成し
たものである。これら横溝29…および縦溝30には、
ストロー管Sを着脱自在に固定する固定機構が設けられ
ている。この固定機構は、横溝29の側部にその先端部
が突出して配設されたストロー管保持部31、31と、
縦溝29内にてその先端部が該保持部31、31間に突
出して配設された当接部32とを、図3に示すようにド
ラム22内にて連結軸33により連結してなる固定部材
34が、バネにより付勢された機構によって構成されて
いる。
【0025】すなわち、図4に示すように固定部材34
は、各縦溝29毎に設けられたものであり、これら固定
部材34は、それぞれ図3に示すように保持部31、3
1に設けられた支点軸35、35がドラム22の側面に
軸支されたことによってドラム22に回動自在に取り付
けられたものとなっている。また、これら固定部材34
…は、図4に示すように互いにその前後がばね36、3
6によって連結されている。これらばね36、36は、
一方が固定部材34aの保持部31において前記支点軸
35と、該固定部材34aの後方(フィーダー21と反
対の側)の固定部材34bの連結軸33の下方に設けら
れた凸状のばね取付部37(図3参照)との間に取り付
けられ、他方は前記固定部材34aのばね取付部37と
その前方(フィーダー21側)の固定部材34cの支点
軸35との間に取り付けられたものである。
は、各縦溝29毎に設けられたものであり、これら固定
部材34は、それぞれ図3に示すように保持部31、3
1に設けられた支点軸35、35がドラム22の側面に
軸支されたことによってドラム22に回動自在に取り付
けられたものとなっている。また、これら固定部材34
…は、図4に示すように互いにその前後がばね36、3
6によって連結されている。これらばね36、36は、
一方が固定部材34aの保持部31において前記支点軸
35と、該固定部材34aの後方(フィーダー21と反
対の側)の固定部材34bの連結軸33の下方に設けら
れた凸状のばね取付部37(図3参照)との間に取り付
けられ、他方は前記固定部材34aのばね取付部37と
その前方(フィーダー21側)の固定部材34cの支点
軸35との間に取り付けられたものである。
【0026】そして、このような構成により固定部材3
4…は、互いにばね36…で連結されていることによっ
てその起立状態を維持するものとなり、後述するように
ばね36の付勢力に抗して押圧力が働き、起立状態から
傾斜状態になっても、押圧力が解除されればばね36の
付勢力により起立状態に復帰するようになっている。ま
た、横溝29は、適用されるストロー管の外径よりわず
かに広い開口幅を有しており、また、図2に示すように
固定部材34の保持部31の押さえ面31aと横溝29
の一方の側との距離Wはストロー管の外径よりわずかに
狭いものとなっている。
4…は、互いにばね36…で連結されていることによっ
てその起立状態を維持するものとなり、後述するように
ばね36の付勢力に抗して押圧力が働き、起立状態から
傾斜状態になっても、押圧力が解除されればばね36の
付勢力により起立状態に復帰するようになっている。ま
た、横溝29は、適用されるストロー管の外径よりわず
かに広い開口幅を有しており、また、図2に示すように
固定部材34の保持部31の押さえ面31aと横溝29
の一方の側との距離Wはストロー管の外径よりわずかに
狭いものとなっている。
【0027】一方、フィーダー21には、その下端部に
図2および図3に示すような押圧部材38が設けられて
いる。この押圧部材38は、前述したドラム22による
ストロー管Sの固定機構を解除する第1の解除手段とな
るもので、フィーダー21に固定されたアーム39と、
このアーム39の先端部に設けられたベアリング40と
からなるものであり、ベアリング40の先端部が前記ド
ラム22の縦溝30内に位置するよう配置されたもので
ある。そして、このような構成により押圧部材38は、
ドラム22が回転すると、縦溝30内に突出して配置さ
れた固定部材34の当接部32に当接してこれを押圧
し、図5に示すように支点軸35を回動軸としてフィー
ダー21側(矢印側)に固定部材34を傾けさせる。
図2および図3に示すような押圧部材38が設けられて
いる。この押圧部材38は、前述したドラム22による
ストロー管Sの固定機構を解除する第1の解除手段とな
るもので、フィーダー21に固定されたアーム39と、
このアーム39の先端部に設けられたベアリング40と
からなるものであり、ベアリング40の先端部が前記ド
ラム22の縦溝30内に位置するよう配置されたもので
ある。そして、このような構成により押圧部材38は、
ドラム22が回転すると、縦溝30内に突出して配置さ
れた固定部材34の当接部32に当接してこれを押圧
し、図5に示すように支点軸35を回動軸としてフィー
ダー21側(矢印側)に固定部材34を傾けさせる。
【0028】すると、固定部材34が傾くことにより、
横溝29の開口幅を狭めていた保持部31がその押さえ
面31aを横溝29内より後退させ、横溝29の開口幅
を正規の幅にする。したがって、この状態でストロー管
Sがフィーダー21より供給されれば、ストロー管Sは
横溝29の開口幅がその外径より広いことによって確実
に横溝29内に納まるのである。そして、ドラム22の
回転が進み、図6に示すように当接部32がベアリング
40の押圧から逃れると、固定部材34はその起立状態
に復帰し、これにより保持部31の押さえ面31aも横
溝29内に復帰してストロー管Sを横溝29の一方の側
壁とともに挟着する。
横溝29の開口幅を狭めていた保持部31がその押さえ
面31aを横溝29内より後退させ、横溝29の開口幅
を正規の幅にする。したがって、この状態でストロー管
Sがフィーダー21より供給されれば、ストロー管Sは
横溝29の開口幅がその外径より広いことによって確実
に横溝29内に納まるのである。そして、ドラム22の
回転が進み、図6に示すように当接部32がベアリング
40の押圧から逃れると、固定部材34はその起立状態
に復帰し、これにより保持部31の押さえ面31aも横
溝29内に復帰してストロー管Sを横溝29の一方の側
壁とともに挟着する。
【0029】また、フィーダー21には、図7に示すよ
うにその底板部にストロー管Sをドラム22側に送るた
めの送り機構が設けられている。この送り機構は、フィ
ーダー21内のストロー管Sをドラム22側に押圧して
これをドラム22の横溝29に押し込む板体41と、こ
の板体41をストロー管Sの後方から前方に移動せしめ
る移動機構42とからなるものである。板体41は、そ
の上部をU字状とし、かつU字状の上端部をフィーダー
21の底面より上に突出し得るように配設されたもの
で、フィーダー21の底板の下方でかつU字状の上端部
間に前記押圧部材38を配したものである。
うにその底板部にストロー管Sをドラム22側に送るた
めの送り機構が設けられている。この送り機構は、フィ
ーダー21内のストロー管Sをドラム22側に押圧して
これをドラム22の横溝29に押し込む板体41と、こ
の板体41をストロー管Sの後方から前方に移動せしめ
る移動機構42とからなるものである。板体41は、そ
の上部をU字状とし、かつU字状の上端部をフィーダー
21の底面より上に突出し得るように配設されたもの
で、フィーダー21の底板の下方でかつU字状の上端部
間に前記押圧部材38を配したものである。
【0030】また、この板体41は、その下端部が取付
ブロック43に取り付けられており、取付ブロック43
はシャフト44を介して回転板45に連結されている。
回転板45は、図8に示すようにモータ25の回転軸に
連結された駆動系に連結されて回転するもので、その回
転軸を避けた位置に前記シャフト44をピン結合したも
のである。取付ブロック43は、図9ないし図11に示
すようにフィーダー22の下面に走行可能に取付けられ
たブロック53に回動自在に軸支されたものであり、ブ
ロック53には前記シャフト44の先端部が回動自在に
軸支されている。また、取付ブロック43は、シャフト
44にばね46で連結したもので、このばね46の作用
によりブロック53との回動軸を軸として上方(フィー
ダー21側)に付勢されたものとなっている。また、こ
の取付ブロック43は、その後端側に段部43aを形成
したものであり、該段部43aは外側に凸となる曲面状
に形成されたものである。また、フィーダー21の底板
下面には、取付ブロック43に当接してそこれを昇降さ
せるための当接部材47が設けられている。
ブロック43に取り付けられており、取付ブロック43
はシャフト44を介して回転板45に連結されている。
回転板45は、図8に示すようにモータ25の回転軸に
連結された駆動系に連結されて回転するもので、その回
転軸を避けた位置に前記シャフト44をピン結合したも
のである。取付ブロック43は、図9ないし図11に示
すようにフィーダー22の下面に走行可能に取付けられ
たブロック53に回動自在に軸支されたものであり、ブ
ロック53には前記シャフト44の先端部が回動自在に
軸支されている。また、取付ブロック43は、シャフト
44にばね46で連結したもので、このばね46の作用
によりブロック53との回動軸を軸として上方(フィー
ダー21側)に付勢されたものとなっている。また、こ
の取付ブロック43は、その後端側に段部43aを形成
したものであり、該段部43aは外側に凸となる曲面状
に形成されたものである。また、フィーダー21の底板
下面には、取付ブロック43に当接してそこれを昇降さ
せるための当接部材47が設けられている。
【0031】しかして、本実施例では移動機構42が、
取付ブロック43とシャフト44と回転板45とばね4
6と当接部材47とから構成されており、このような移
動機構42によれば、モーター25の駆動によって回転
板45が矢印方向に回転することにより、図9に示すよ
うにシャフト44の先端が回転板45より最も離れた位
置から図10に示すようにシャフト44の先端が回転板
45側に近づく。すると、取付ブロック43は当接部材
47と離間した状態(図9)から該取付ブロックの段部
が当接部材47と当接し、さらにばね46の付勢力に抗
して回動する。このとき、板体41はその上端部がフィ
ーダー21の底板より突出した状態(図9)から、図1
0中二点鎖線で示したように底板より前方に倒れた状態
へと動作する。
取付ブロック43とシャフト44と回転板45とばね4
6と当接部材47とから構成されており、このような移
動機構42によれば、モーター25の駆動によって回転
板45が矢印方向に回転することにより、図9に示すよ
うにシャフト44の先端が回転板45より最も離れた位
置から図10に示すようにシャフト44の先端が回転板
45側に近づく。すると、取付ブロック43は当接部材
47と離間した状態(図9)から該取付ブロックの段部
が当接部材47と当接し、さらにばね46の付勢力に抗
して回動する。このとき、板体41はその上端部がフィ
ーダー21の底板より突出した状態(図9)から、図1
0中二点鎖線で示したように底板より前方に倒れた状態
へと動作する。
【0032】そして、さらに回転板45の回転が進む
と、図11に示すように再度シャフト44の先端が回転
板45と反対の側に進み、これに連れて取付ブロック4
3の上面が当接部材47から逃れる。すると、取付ブロ
ック43がばね46の付勢力により再度回動し、これに
よって板体41の上端部はフィーダー21の底板より上
に立ち上がり、フィーダー21内に収容されたストロー
管S…のうち先頭のストロー管Sと次の位置のストロー
管Sとの間に至る。そして、さらに回転板45の回転が
進むと、シャフト44が前進し、これに連れて板体41
の上端部も前進してストロー管Sを押圧し、前述したド
ラム22の横溝29内にストロー管Sを押し込んで図9
の状態に戻る。
と、図11に示すように再度シャフト44の先端が回転
板45と反対の側に進み、これに連れて取付ブロック4
3の上面が当接部材47から逃れる。すると、取付ブロ
ック43がばね46の付勢力により再度回動し、これに
よって板体41の上端部はフィーダー21の底板より上
に立ち上がり、フィーダー21内に収容されたストロー
管S…のうち先頭のストロー管Sと次の位置のストロー
管Sとの間に至る。そして、さらに回転板45の回転が
進むと、シャフト44が前進し、これに連れて板体41
の上端部も前進してストロー管Sを押圧し、前述したド
ラム22の横溝29内にストロー管Sを押し込んで図9
の状態に戻る。
【0033】なお、フィーダー21は、その下端縁(前
端縁)がドラム22に十分近接した状態、すなわちスト
ロー管Sの外径より十分短い(狭い)間隙のみを設けた
状態で配設されている。これは、ドラム22が金属製で
あり、従来のゴム製のベルトと異なり、その伸縮等がな
いため、フィーダー21とドラム22との間を狭めるこ
とができるのである。そして、これによりフィーダー2
1からドラム22に供給されるストロー管Sは、その間
隙に引っ掛かったり落下したりすることが回避されてい
る。
端縁)がドラム22に十分近接した状態、すなわちスト
ロー管Sの外径より十分短い(狭い)間隙のみを設けた
状態で配設されている。これは、ドラム22が金属製で
あり、従来のゴム製のベルトと異なり、その伸縮等がな
いため、フィーダー21とドラム22との間を狭めるこ
とができるのである。そして、これによりフィーダー2
1からドラム22に供給されるストロー管Sは、その間
隙に引っ掛かったり落下したりすることが回避されてい
る。
【0034】ドラム22の一方の側に配設された液注入
用針26、および他方の側に配設された吸引用針27
は、図16に示した従来のものに比べ、図12に示すよ
うに針を一本ずつ有した点が異なるものであり、これら
液注入用針26および吸引用針27のそれぞれの前方に
は、ストロー管Sの端部を案内するガイド48が液注入
用針26あるいは吸引用針27と同時に進退するようこ
れら液注入用針26あるいは吸引用針27と一体に設け
られている。ガイド48は、液注入用針26および吸引
用針27のそれぞれの針のわずか前方に配置されたもの
で、図13に示すようにストロー管S側(ドラム22
側)を大径とし、針側を小径とするテーパ状の案内孔4
8aを有したものであり、該案内孔48aの中心軸を液
注入用針26および吸引用針27の針と同軸にしたもの
である。なお、液注入用針26は、従来のものと同様チ
ューブを介して液貯留部(図示略)に連結されており、
また吸引用針27も従来のものと同様にチューブを介し
て真空ポンプ(負圧源)に連結されている。
用針26、および他方の側に配設された吸引用針27
は、図16に示した従来のものに比べ、図12に示すよ
うに針を一本ずつ有した点が異なるものであり、これら
液注入用針26および吸引用針27のそれぞれの前方に
は、ストロー管Sの端部を案内するガイド48が液注入
用針26あるいは吸引用針27と同時に進退するようこ
れら液注入用針26あるいは吸引用針27と一体に設け
られている。ガイド48は、液注入用針26および吸引
用針27のそれぞれの針のわずか前方に配置されたもの
で、図13に示すようにストロー管S側(ドラム22
側)を大径とし、針側を小径とするテーパ状の案内孔4
8aを有したものであり、該案内孔48aの中心軸を液
注入用針26および吸引用針27の針と同軸にしたもの
である。なお、液注入用針26は、従来のものと同様チ
ューブを介して液貯留部(図示略)に連結されており、
また吸引用針27も従来のものと同様にチューブを介し
て真空ポンプ(負圧源)に連結されている。
【0035】そして、このような液注入用針26および
吸引用針27は、ドラム22が回転してその横溝29内
に挟着されたストロー管Sが液注入用針26と吸引用針
27との間に移送され、さらにドラム22の回転が停止
したとき、ドラム22側に同時に前進する。すると、ス
トロー管Sの両端は、それぞれ図13中二点鎖線で示す
ようにガイド48を通って液注入用針26および吸引用
針27のそれぞれの針にに外挿した状態となる。すなわ
ち、ガイド48の案内孔48aがテーパ状となっている
ため、ストロー管Sの軸が少しずれていても、案内孔4
8aに案内されてその先端部の中心軸が針と同軸になる
ため、ストロー管Sはその両端を確実に針に外挿するよ
うになるのである。
吸引用針27は、ドラム22が回転してその横溝29内
に挟着されたストロー管Sが液注入用針26と吸引用針
27との間に移送され、さらにドラム22の回転が停止
したとき、ドラム22側に同時に前進する。すると、ス
トロー管Sの両端は、それぞれ図13中二点鎖線で示す
ようにガイド48を通って液注入用針26および吸引用
針27のそれぞれの針にに外挿した状態となる。すなわ
ち、ガイド48の案内孔48aがテーパ状となっている
ため、ストロー管Sの軸が少しずれていても、案内孔4
8aに案内されてその先端部の中心軸が針と同軸になる
ため、ストロー管Sはその両端を確実に針に外挿するよ
うになるのである。
【0036】ドラム22のフィーダー21と反対の側に
は、ドラム22によるストロー管Sの固定機構を解除す
る第2の解除手段となる押圧部材49が配設されてい
る。この押圧部材49は、軸50の中央部に設けられた
円盤状のもので、ドラム22の縦溝30内に位置するよ
う配置されたものである。すなわち、前述した押圧部材
38のベアリング40と同様にこの押圧部材49は、ド
ラム22の回転に伴い、縦溝30内に突出して配置され
た固定部材34の当接部32に当接してこれを押圧し、
支点軸35を回動軸として固定部材34の保持部31の
押さえ面31aを上方に向けて回動せしめるものであ
る。
は、ドラム22によるストロー管Sの固定機構を解除す
る第2の解除手段となる押圧部材49が配設されてい
る。この押圧部材49は、軸50の中央部に設けられた
円盤状のもので、ドラム22の縦溝30内に位置するよ
う配置されたものである。すなわち、前述した押圧部材
38のベアリング40と同様にこの押圧部材49は、ド
ラム22の回転に伴い、縦溝30内に突出して配置され
た固定部材34の当接部32に当接してこれを押圧し、
支点軸35を回動軸として固定部材34の保持部31の
押さえ面31aを上方に向けて回動せしめるものであ
る。
【0037】この押圧部材49を設けた軸50は、回動
板51、51間に回転自在に支持されたものであり、回
動板51、51は、ドラム22の後方(フィーダー21
と反対の側)でかつドラム22の側方に配設された支持
柱52、52の間に回転自在に軸支されたものである。
そして、このような構成により押圧部材49は、回動板
51、51を図14中二点鎖線で示すように外側(後
方)に手動で回動せしめることにより、ドラム22の後
方に逃れるようになっている。なお、押圧部材49はド
ラム22の回転軸23よりやや下方に配置されており、
これによって押圧部材49により固定部材34によるス
トロー管Sの固定が解除された際、横溝29がその開口
部を下方に向けることからストロー管Sは自由落下する
ものとなる。
板51、51間に回転自在に支持されたものであり、回
動板51、51は、ドラム22の後方(フィーダー21
と反対の側)でかつドラム22の側方に配設された支持
柱52、52の間に回転自在に軸支されたものである。
そして、このような構成により押圧部材49は、回動板
51、51を図14中二点鎖線で示すように外側(後
方)に手動で回動せしめることにより、ドラム22の後
方に逃れるようになっている。なお、押圧部材49はド
ラム22の回転軸23よりやや下方に配置されており、
これによって押圧部材49により固定部材34によるス
トロー管Sの固定が解除された際、横溝29がその開口
部を下方に向けることからストロー管Sは自由落下する
ものとなる。
【0038】また、ドラム22には、図4および図14
に示すようにその一方の側(この例では吸引用針27
側)に該ドラム22より小径の歯車22aが形成されて
おり、図4に示すようにこの歯車22aはモータ25の
回転軸25aに連結された駆動系に連結されて回転する
ものである。また、ドラム22は図1に示すようにその
回転軸23がドラム22の両側に設けられたドラム支持
部24、24に着脱自在に支持されたものである。ドラ
ム支持部24は、図15に示すように回転軸23を支持
する支持口54をその上端部に形成した厚板状のもの
で、支持口54の一側に回転軸23の上端を固定する鉤
状の固定部55を一体に形成したものである。固定部5
5には、下方にボール56を突出させてなるボールベア
リングが設けられており、該ボール56と支持口54の
底面との間に回転軸23が挟持されるようになってい
る。
に示すようにその一方の側(この例では吸引用針27
側)に該ドラム22より小径の歯車22aが形成されて
おり、図4に示すようにこの歯車22aはモータ25の
回転軸25aに連結された駆動系に連結されて回転する
ものである。また、ドラム22は図1に示すようにその
回転軸23がドラム22の両側に設けられたドラム支持
部24、24に着脱自在に支持されたものである。ドラ
ム支持部24は、図15に示すように回転軸23を支持
する支持口54をその上端部に形成した厚板状のもの
で、支持口54の一側に回転軸23の上端を固定する鉤
状の固定部55を一体に形成したものである。固定部5
5には、下方にボール56を突出させてなるボールベア
リングが設けられており、該ボール56と支持口54の
底面との間に回転軸23が挟持されるようになってい
る。
【0039】また、ドラム支持部24には、ストッパー
57が回動自在に軸支されており、このストッパー57
はその一部を支持口54の固定部55と反対の側に突出
させている。また、このストッパー57は、前記固定部
55と反対の側にばね取付部57aを有し、該ばね取付
部57aにばね58の一端が取付けられていることによ
り、図15中矢印で示す方向に付勢されている。このス
トッパー57の支持口54に突出した部分は、その中央
上部が凹状に形成されており、またその固定部55側の
側端57bが回転軸23に当接するようになっている。
57が回動自在に軸支されており、このストッパー57
はその一部を支持口54の固定部55と反対の側に突出
させている。また、このストッパー57は、前記固定部
55と反対の側にばね取付部57aを有し、該ばね取付
部57aにばね58の一端が取付けられていることによ
り、図15中矢印で示す方向に付勢されている。このス
トッパー57の支持口54に突出した部分は、その中央
上部が凹状に形成されており、またその固定部55側の
側端57bが回転軸23に当接するようになっている。
【0040】一方、ドラム22の回転軸23は、その連
結がベアリング構造となっており、これによってドラム
22は回転軸23に対し回転自在となっている。また、
回転軸23には、ストッパー57の突出した部分の側端
57bと当接する位置の下側に切欠部59が形成されて
いる。この切欠部59は、ストッパー57の側端57b
の高さより短い深さdを有し、かつストッパー57の幅
より広い幅を有したものである。
結がベアリング構造となっており、これによってドラム
22は回転軸23に対し回転自在となっている。また、
回転軸23には、ストッパー57の突出した部分の側端
57bと当接する位置の下側に切欠部59が形成されて
いる。この切欠部59は、ストッパー57の側端57b
の高さより短い深さdを有し、かつストッパー57の幅
より広い幅を有したものである。
【0041】そして、このような構成によりドラム支持
部24には、ドラム22の回転軸23の支持を解除する
解除機構が形成されている。すなわち、該ドラム支持部
24から回転軸23を外すには、まず回転軸23を回動
し、その切欠部59をストッパー57に向ける。次に、
その状態で回転軸23をストッパー57側に引き寄せ、
回転軸23を再度回動してその切欠部59でストッパー
57の側端57bの上端を押圧し、そのままさらに回転
軸23をストッパー57側に引き寄せる。すると、スト
ッパー57はばね58の付勢力に抗して矢印と反対側に
回動し、その突出した部分がドラム支持部24内に埋没
する。そして、回転軸23を支持口54の側端部(固定
部55と反対側)に移した後、回転軸23を持ち上げる
ことにより、ドラム支持部24による回転軸23の支持
を解除することができるのである。
部24には、ドラム22の回転軸23の支持を解除する
解除機構が形成されている。すなわち、該ドラム支持部
24から回転軸23を外すには、まず回転軸23を回動
し、その切欠部59をストッパー57に向ける。次に、
その状態で回転軸23をストッパー57側に引き寄せ、
回転軸23を再度回動してその切欠部59でストッパー
57の側端57bの上端を押圧し、そのままさらに回転
軸23をストッパー57側に引き寄せる。すると、スト
ッパー57はばね58の付勢力に抗して矢印と反対側に
回動し、その突出した部分がドラム支持部24内に埋没
する。そして、回転軸23を支持口54の側端部(固定
部55と反対側)に移した後、回転軸23を持ち上げる
ことにより、ドラム支持部24による回転軸23の支持
を解除することができるのである。
【0042】なお、このように回転軸23の支持を解除
するのは、ドラム22を交換する際等に行われる操作で
あるが、このような操作、すなわち回転軸23の支持を
解除する操作の際には、図14中二点鎖線で示したよう
に、押圧部材49と軸50とをドラム22の後方に回動
させ、これにより回転軸23の水平移動分だけドラム2
2を移動させ得るようにする。
するのは、ドラム22を交換する際等に行われる操作で
あるが、このような操作、すなわち回転軸23の支持を
解除する操作の際には、図14中二点鎖線で示したよう
に、押圧部材49と軸50とをドラム22の後方に回動
させ、これにより回転軸23の水平移動分だけドラム2
2を移動させ得るようにする。
【0043】このような構成のストロー管液充填装置2
0を用いてストロー管Sに牛の精液および希釈液からな
る液を充填するには、まずフィーダー2にストロー管S
…を、その内部の樹脂粉が吸入用針6側となるようにし
てセットし、制御部#のスイッチをオンしてモータ25
を駆動させる。すると、モータ25の駆動によりドラム
22が回転し、フィーダー21の近傍においては押圧部
材38のベアリング40が固定部材34の当接部32に
当接しさらにこれを押圧する。当接部32が押圧される
と、前述したように固定部材34が傾き、これにより保
持部31の押さえ面が後退して横溝29の幅が拡がる。
また、これと同時に移動機構42が動作し、板体41が
フィーダー21内の先頭のストロー管Sを押圧して該ス
トロー管Sを横溝29内に押し込む。
0を用いてストロー管Sに牛の精液および希釈液からな
る液を充填するには、まずフィーダー2にストロー管S
…を、その内部の樹脂粉が吸入用針6側となるようにし
てセットし、制御部#のスイッチをオンしてモータ25
を駆動させる。すると、モータ25の駆動によりドラム
22が回転し、フィーダー21の近傍においては押圧部
材38のベアリング40が固定部材34の当接部32に
当接しさらにこれを押圧する。当接部32が押圧される
と、前述したように固定部材34が傾き、これにより保
持部31の押さえ面が後退して横溝29の幅が拡がる。
また、これと同時に移動機構42が動作し、板体41が
フィーダー21内の先頭のストロー管Sを押圧して該ス
トロー管Sを横溝29内に押し込む。
【0044】そして、ドラム22の回転が進むと、押圧
部材38による当接部32への押圧が解除され、固定部
材34はその起立状態に復帰し、これによりストロー管
Sを固定部材の34によって横溝29内に挟着する。さ
らにドラム22の回転が進み、ストロー管Sが液注入針
26と吸引用針27との間に至ると、ゼネバ歯車(図示
略)による間欠機構によってドラム22へのモータ4の
駆動の伝達が停止し、ドラム22の回転が停止するとと
もに液注入針26および吸引用針27がそれぞれ同時に
前進し、これによってストロー管Sの両端はそれぞれガ
イド48の案内孔48aに案内されて針に外挿する。ス
トロー管Sの両端がそれぞれの針に外挿し、これによっ
て液注入針26と吸引用針27との間が連通すると、真
空ポンプの作用により液貯留部から液がストロー管S内
に注入され充填される。
部材38による当接部32への押圧が解除され、固定部
材34はその起立状態に復帰し、これによりストロー管
Sを固定部材の34によって横溝29内に挟着する。さ
らにドラム22の回転が進み、ストロー管Sが液注入針
26と吸引用針27との間に至ると、ゼネバ歯車(図示
略)による間欠機構によってドラム22へのモータ4の
駆動の伝達が停止し、ドラム22の回転が停止するとと
もに液注入針26および吸引用針27がそれぞれ同時に
前進し、これによってストロー管Sの両端はそれぞれガ
イド48の案内孔48aに案内されて針に外挿する。ス
トロー管Sの両端がそれぞれの針に外挿し、これによっ
て液注入針26と吸引用針27との間が連通すると、真
空ポンプの作用により液貯留部から液がストロー管S内
に注入され充填される。
【0045】このようにストロー管S内に液が充填され
ると、ドラム22が再度回転し、封着機28に至り、そ
の開口側の端部が封着される。さらに、端部が封着され
たストロー管Sはドラム22の回転により移送され、押
圧部材49近傍に至ると、該押圧部材49に当接部32
が押圧される。すると、前述したように固定部材34が
傾き、これにより固定部材34によるストロー管Sの挟
着保持(固定)が外れ、ストロー管Sは自重により落下
し、予め置かれた受け容器(図示略)に収容される。
ると、ドラム22が再度回転し、封着機28に至り、そ
の開口側の端部が封着される。さらに、端部が封着され
たストロー管Sはドラム22の回転により移送され、押
圧部材49近傍に至ると、該押圧部材49に当接部32
が押圧される。すると、前述したように固定部材34が
傾き、これにより固定部材34によるストロー管Sの挟
着保持(固定)が外れ、ストロー管Sは自重により落下
し、予め置かれた受け容器(図示略)に収容される。
【0046】このようなストロー管用液充填装置20に
あっては、固定部材34によりドラム22の横溝29内
に収容されたストロー管を挟着保持できるようにしたの
で、ストロー管Sの外径が例えば2mmと細いものであ
っても、確実にこれを固定することができる。また、こ
のような固定部材34による固定機構を解除する押圧部
材38および押圧部材49をフィーダー21およびドラ
ム22の後方に配設したので、ドラム22へのストロー
管Sの供給およびドラム22からのストロー管Sの取り
外しを自動的にしかも確実に行うことができる。また、
液注入用針26および吸引用針27のそれぞれの前方に
ガイド48が設けられているので、該ガイド48が液注
入用針26あるいは吸引用針27と同時に前進すること
によってその案内孔48aによりストロー管Sのそれぞ
れの端部を確実に針に外挿させることができる。
あっては、固定部材34によりドラム22の横溝29内
に収容されたストロー管を挟着保持できるようにしたの
で、ストロー管Sの外径が例えば2mmと細いものであ
っても、確実にこれを固定することができる。また、こ
のような固定部材34による固定機構を解除する押圧部
材38および押圧部材49をフィーダー21およびドラ
ム22の後方に配設したので、ドラム22へのストロー
管Sの供給およびドラム22からのストロー管Sの取り
外しを自動的にしかも確実に行うことができる。また、
液注入用針26および吸引用針27のそれぞれの前方に
ガイド48が設けられているので、該ガイド48が液注
入用針26あるいは吸引用針27と同時に前進すること
によってその案内孔48aによりストロー管Sのそれぞ
れの端部を確実に針に外挿させることができる。
【0047】また、ドラム支持部24、24からドラム
22の回転軸23を取り外せるようにし、かつ前記押圧
部材49をドラム22の後方に逃がせるようにしたの
で、ドラム22を容易に取り外せることができ、したが
ってストロー管の外径に対応して横溝29の開口幅の異
なるドラムを複数用意しておけば、ストロー管の種類に
応じてドラムを容易に交換することができる。さらに、
フィーダー21の底板部に、板体41と移動機構42と
からなる送り機構を設けたので、フィーダー21に収容
されたストロー管Sを一本ずつ確実にドラム22の横溝
29内に送り込むことができる。
22の回転軸23を取り外せるようにし、かつ前記押圧
部材49をドラム22の後方に逃がせるようにしたの
で、ドラム22を容易に取り外せることができ、したが
ってストロー管の外径に対応して横溝29の開口幅の異
なるドラムを複数用意しておけば、ストロー管の種類に
応じてドラムを容易に交換することができる。さらに、
フィーダー21の底板部に、板体41と移動機構42と
からなる送り機構を設けたので、フィーダー21に収容
されたストロー管Sを一本ずつ確実にドラム22の横溝
29内に送り込むことができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明における請求
項1記載のストロー管用液充填装置は、ドラムの溝にス
トロー管を固定する固定機構を設け、溝内に収容された
ストロー管を該溝内に確実に保持することができるよう
にしたものであるから、予め溝の開口幅をストロー管の
外径に応じた寸法にしておくことにより、例えば外径が
2mmのストロー管にも適用することができる。また、
固定機構を解除する第1および第2の解除手段をそれぞ
れ設けたので、ドラムへのストロー管の供給およびドラ
ムからのストロー管の取り外しを自動的に行うことがで
き、したがって外径2mmといった細径のストロー管へ
の液充填を遅滞なく確実に行うことができる。請求項2
記載のストロー管用液充填装置は、液注入用針および吸
引用針のそれぞれの前方にストロー管の端部を案内する
ガイドを設け、ドラムによって移送されたストロー管の
軸が所定の位置より少々ずれても、ストロー管の端部を
ガイドで案内することによって液注入用針あるいは吸引
用針に確実に導びくようにしたものであるから、細径の
ストロー管に対しても液充填を支障なく行うことがで
き、したがって品質管理上極めて有効となる。
項1記載のストロー管用液充填装置は、ドラムの溝にス
トロー管を固定する固定機構を設け、溝内に収容された
ストロー管を該溝内に確実に保持することができるよう
にしたものであるから、予め溝の開口幅をストロー管の
外径に応じた寸法にしておくことにより、例えば外径が
2mmのストロー管にも適用することができる。また、
固定機構を解除する第1および第2の解除手段をそれぞ
れ設けたので、ドラムへのストロー管の供給およびドラ
ムからのストロー管の取り外しを自動的に行うことがで
き、したがって外径2mmといった細径のストロー管へ
の液充填を遅滞なく確実に行うことができる。請求項2
記載のストロー管用液充填装置は、液注入用針および吸
引用針のそれぞれの前方にストロー管の端部を案内する
ガイドを設け、ドラムによって移送されたストロー管の
軸が所定の位置より少々ずれても、ストロー管の端部を
ガイドで案内することによって液注入用針あるいは吸引
用針に確実に導びくようにしたものであるから、細径の
ストロー管に対しても液充填を支障なく行うことがで
き、したがって品質管理上極めて有効となる。
【0049】請求項3記載のストロー管用液充填装置
は、第2の解除手段をドラムの後方側に逃してドラムの
搬送方向の移動を可能にし、その状態でドラムの回転軸
をドラム支持部から取り外すことにより、該液充填装置
からのドラムの取り外しを可能にしたものであるから、
ストロー管の外径に応じてドラムを複数種用意しておけ
ば、ストロー管の種類が変わってもそれに容易に対応す
ることができ、したがって汎用性の高いものとなる。請
求項4記載のストロー管用液充填装置は、フィーダーの
底板部に板体とこの板体を移動せしめる移動機構とを設
け、移動機構により板体を移動させることによってフィ
ーダーに収容されたストロー管を板体により確実にドラ
ムの溝内に送り込めるようにしたものであるから、自動
運転を支障なく行うことができ、したがって生産性の高
いものとなる。
は、第2の解除手段をドラムの後方側に逃してドラムの
搬送方向の移動を可能にし、その状態でドラムの回転軸
をドラム支持部から取り外すことにより、該液充填装置
からのドラムの取り外しを可能にしたものであるから、
ストロー管の外径に応じてドラムを複数種用意しておけ
ば、ストロー管の種類が変わってもそれに容易に対応す
ることができ、したがって汎用性の高いものとなる。請
求項4記載のストロー管用液充填装置は、フィーダーの
底板部に板体とこの板体を移動せしめる移動機構とを設
け、移動機構により板体を移動させることによってフィ
ーダーに収容されたストロー管を板体により確実にドラ
ムの溝内に送り込めるようにしたものであるから、自動
運転を支障なく行うことができ、したがって生産性の高
いものとなる。
【図1】本発明のストロー管用液充填装置の一実施例を
示す概略構成図。
示す概略構成図。
【図2】ドラムの表面構造を示す斜視図。
【図3】固定部材の概略構成図。
【図4】ドラムの内部およびドラムの駆動系を示す図。
【図5】固定部材の動作を説明するための図。
【図6】固定部材の動作を説明するための図。
【図7】板体および移動機構の概略構成図。
【図8】移動機構の駆動系を説明するための図。
【図9】板体および移動機構の動作を説明するための
図。
図。
【図10】板体および移動機構の動作を説明するための
図。
図。
【図11】板体および移動機構の動作を説明するための
図。
図。
【図12】液注入針、吸引用針およびガイドの概略構成
図。
図。
【図13】ガイドの動作を説明するための図。
【図14】第2の解除手段となる押圧部材とドラムとの
位置関係を示す斜視図。
位置関係を示す斜視図。
【図15】ドラム支持部の概略構成図。
【図16】従来のストロー管用液充填装置の一例を示す
概略構成図。
概略構成図。
【図17】図16に示したストロー管用液充填装置にお
けるベルトコンベアの動作を説明するための図。
けるベルトコンベアの動作を説明するための図。
20 ストロー管用液充填装置 21 フィーダー 22 ドラム 23 回転軸 24 ドラム支持部 25 モータ 26 液注入用針 27 吸引用針 28 封着機 29 横溝 31 保持部 32 当接部 34 固定部材 38 押圧部材 41 板体 42 移動機構 48 ガイド 49 押圧部材 S ストロー管
Claims (4)
- 【請求項1】 一方の端部に液体と接触することによっ
て硬化する樹脂を充填したストロー管に、前記樹脂と反
対側の端部から動物の精液等の液を充填し、その後その
開口を封着するストロー管用液充填装置であって、 前記ストロー管を貯留するとともに該ストロー管を供給
するフィーダーと、このフィーダーから送られたストロ
ー管を把持して移動せしめる回転可能な円柱状のドラム
と、該ドラムの回転軸を回転自在に支持するドラム支持
部と、前記ドラムを回転せしめる駆動源と、前記ドラム
の回転によるストロー管の移送路の一方の側にドラムに
向けて進退可能に設けられた液注入用針と、ストロー管
の移送路の他方の側にドラムに向けて進退可能に設けら
れるとともに、前記液注入用針と同期して進退する吸引
用針と、前記ストロー管の移送路中にて液注入用針およ
び吸引用針の後方に設けられ、かつ液注入用針と同一の
側に設けられてストロー管の端部を封着する封着機と、
前記液注入針に接続された液貯留部と、前記吸引用針に
接続された負圧源とを具備してなり、 前記ドラムがその中心軸を回転軸として回転し、かつ該
ドラムにストロー管を把持するための溝がその回転軸と
平行に形成され、該溝にストロー管を着脱可能に固定す
る固定機構が設けられ、かつ前記フィーダーに前記固定
機構を解除する第1の解除手段が設けられ、ドラムの後
方に前記固定機構を解除する第2の解除手段が設けられ
てなることを特徴とするストロー管用液充填装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のストロー管用液充填装置
において、前記液注入用針および吸引用針のそれぞれの
前方に、ストロー管の端部を案内するガイドを設けたこ
とを特徴とするストロー管液充填装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のストロー管用液充
填装置において、前記ドラム支持部に、ドラムの回転軸
の支持を解除する解除機構を設け、前記第2の解除手段
を、ドラムの後方側に逃れるよう回動自在に形成したこ
とを特徴とするストロー管液充填装置。 - 【請求項4】 請求項1、2又は3記載のストロー管用
液充填装置において、前記フィーダーの底板部に、スト
ロー管をドラム側に押圧してこれをドラムの溝に押し込
む板体と、この板体をフィーダー内のストロー管の後方
から前方に移動せしめる移動機構とを設けたことを特徴
とするストロー管液充填装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4223060A JPH0672488A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | ストロー管用液充填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4223060A JPH0672488A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | ストロー管用液充填装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0672488A true JPH0672488A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=16792208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4223060A Withdrawn JPH0672488A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | ストロー管用液充填装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0672488A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006013825A1 (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-09 | Livestock Improvement Association Of Japan Inc | サンプル容器およびサンプル容器用圧着装置 |
JP2010503438A (ja) * | 2006-09-13 | 2010-02-04 | ユール クリョ ヴェ | 人工授精用ストローへの精液充填装置 |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP4223060A patent/JPH0672488A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006013825A1 (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-09 | Livestock Improvement Association Of Japan Inc | サンプル容器およびサンプル容器用圧着装置 |
JP2010503438A (ja) * | 2006-09-13 | 2010-02-04 | ユール クリョ ヴェ | 人工授精用ストローへの精液充填装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991102 |