JPH06723Y2 - 車両のハンドル角度測定装置 - Google Patents

車両のハンドル角度測定装置

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JPH06723Y2
JPH06723Y2 JP13296685U JP13296685U JPH06723Y2 JP H06723 Y2 JPH06723 Y2 JP H06723Y2 JP 13296685 U JP13296685 U JP 13296685U JP 13296685 U JP13296685 U JP 13296685U JP H06723 Y2 JPH06723 Y2 JP H06723Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
steering wheel
angle
handle
measuring device
main body
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP13296685U
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English (en)
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JPS6241286U (ja
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俊治 坂本
訓司 木村
茂生 岡水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、車両のハンドル角度測定装置に関する。
「従来の技術」 従来、自動車の組立てにさいし、ハンドルをステアリン
グシャフトに取り付けるには、操向輪のトー調整を行な
って該操向輪を中立位置に保持した後に、ハンドルを中
立位置でステアリングシャフトに取り付けている。この
ために用いられるトー量測定装置としては、例えば、実
開昭58−186408号公報に開示されたものがあ
る。
「考案が解決しようとする問題点」 このように、トー調整後にハンドルを取り付けると、ハ
ンドルの取付部がセレーションになっているために、ハ
ンドルの角度がずれるとともに、目視によりハンドルの
中立位置を見ているので、品質が安定しないという問題
がある。
また、ハンドルを中立位置に維持した状態にてトー調整
を行なうには、ハンドルを中立に維持する者、及びトー
調整を行なう者の2名が必要となってしまう。
本考案の目体は、各種の形状のハンドルに取り付けるこ
とができ、ハンドルを取り付けた後に、角度センサによ
って検出されたハンドル角度を見ながらトー調整を行な
うことができ、ハンドルを中立位置に正確に保持できる
車両のハンドル角度測定装置を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、角度センサを有しハンドルに取り付けられて
角度センサによりハンドル角度を測定しその角度信号を
発信する測定器本体と、該測定器本体からの角度信号を
受信してハンドル角度を表示する表示装置と、を含む車
両のハンドル角度測定装置であって、測定器本体は、一
端に、互いに離れた位置でハンドルステー部に係止可能
な可動ピンを有し他端が互いに隣接する位置で測定器本
体に回転可能に支持された左右2つのアームと、測定器
本体に固定され、2つのアームの前記一端から離れた位
置でハンドルに係止可能な固定ピンと、を備えており、
両アームの前記他端には互いに噛み合う歯車が設けら
れ、両アームはこの歯車の噛み合いにより互いに同期し
て回転するようになっており、2つの可動ピン及び1つ
の前記固定ピンをそれぞれハンドルステー部及びハンド
ルに係止させることにより、測定器本体がハンドルに取
り付けられることを特徴とする。
「作用」 本考案においては、まず、固定ピンをハンドルに係止
し、その後、アームを同期回転させて可動ピンをハンド
ルステー部に係止し、2つの可動ピン及び1つの固定ピ
ンによって、測定器本体をハンドルに取り付ける。この
とき、一方のアームを回転させることにより、他方のア
ームが同期して回転するので、両方のアームの可動ピン
をそれぞれ左右のハンドルステーに係止させるように位
置決めすることにより、ハンドルに係止する固定ピンの
位置も決まり、測定器本体をハンドル角度と同角度に位
置決めした状態でハンドルに取り付けることができる。
そして、測定器本体の角度センサによって測定されたハ
ンドル角度の信号を表示装置に発信し、表示装置は、こ
の信号を受信してハンドル角度を表示する。
「実施例」 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
本考案による車両のハンドル角度測定装置は、角度セン
サを有しハンドルに取り付けられて角度センサによりハ
ンドル角度を測定しその角度信号を発信する測定器本体
と、該測定器本体からの角度信号を受信してハンドル角
度を表示する表示装置と、を含む。
第1図には、実施例による測定器本体をハンドルに取り
付けた状態が示されている。
測定器本体10はハンドル12に取り付けられており、
測定器本体10は、左右2つのアーム14,16を備
え、この左右アーム14,16は、それぞれ、その一端
にハンドルステー部12aに係止可能な可動ピン18,
20を有し、その他端が測定器本体10に回転可能に支
持されている。そして、アーム14,16の他端には、
互いに噛み合う歯車22,24が設けられており、これ
により、アーム14,16は、同期して回転するように
なっている。
なお、アーム14を引っ張るために、一端がアーム14
に固定され他端が測定器本体10に固定された引張バネ
26が設けられており、アーム16にも図示していない
が同様の引張バネが設けられている。また、アーム16
の回転を規制するために、アーム16にはピン28が固
定され、このピン28の動きを案内するスロット30が
測定器本体10に形成されている。
また、測定器本体10には、ハンドル12に係止可能な
固定ピン32が固定されている。
そして、まず、固定ピン32をハンドル12に係止し、
その後、アーム14,16を回転させて可動ピン18、
20をハンドルステー部12aに係止し、これにより、
2つの可動ピン18,20及び1つの固定ピン32によ
って、測定器本体10がハンドル12に取り付けられる
(第2図参照)。
測定器本体10には、角度センサ34が取り付けられて
おり、角度センサ34によってハンドル12の角度が求
められる。この角度センサ34は、直線変位用の磁気抵
抗素子を用い、マグネットと振子との組み合わせで、鉛
直からの傾斜角を無接触に電圧に変換する検出器であ
る。
次に、第3図には、測定器本体及び表示装置のブロック
回路が示されている。
なお、角度センサ34としては、製造会社が緑測器株式
会社で型式番号がPMP−S10Mのものを使用する。
測定器本体10において、角度センサ34からの角度信
号は、アンプ36で増幅され、A/D変換器38でA/
D変換されて、制御部40に供給され、制御部40は、
発信器42により角度信号を発信させるとともに、表示
器44によりハンドル角度を表示する。なお、この表示
器44によれば、走行中のハンドル角度を測定できる。
また、表示装置46においては、表示器本体10からの
角度信号を受信器48で受信して、表示器50によりハ
ンドル角度を表示する。
なお、第4図には、表示装置46の受信器48及び表示
器50が示されており、表示器50においては、ハンド
ル角度が「+1.5度」であると表示されている。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案によれば、互いに同期して
回転する2つのアームに設けた可動ピンと、測定器本体
に設けた固定ピンとを、それぞれハンドルステー部及び
ハンドルに係止させることにより、測定器本体をハンド
ルに取り付けるようにしたので、形状の異なる各種のハ
ンドルにも容易に取り付けることが可能になり、かつ取
り付け時に、測定器本体をハンドル角度と同角度に位置
決めした状態とすることができ、ハンドルを取り付けた
後に、角度センサによって検出されたハンドル角度を見
ながらトー調整を行なうことができ、ハンドルを中立位
置に正確に保持できる。すなわち、まずハンドルを取り
付け、測定器本体をハンドルに取り付け、測定器本体の
角度センサにより測定されたハンドル角度の信号を表示
装置で受信して表示し、この表示を見ながらトー調整を
行なうことができる。
また、角度センサにより測定されたハンドル角度の信号
を表示装置に送信し、表示装置でハンドルの中立状態を
見ながらトー調整を行なっているので、1名でトー調整
を行なえる。
また、2つの可動ピン及び1つの固定ピンによって測定
器本体をハンドルに取り付けているので、測定器本体を
各種の形状のハンドルに取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例による測定器本体をハンドルに取り付
けた状態を示す図、 第2図は、測定器本体をハンドルに取り付けたときの可
動ピン及び固定ピンとハンドルとの関係を示す図、 第3図は、測定器本体及び表示装置のブロック回路図、 第4図は、表示装置の受信器及び表示器を示す図であ
る。 10……測定器本体、 12……ハンドル、 12a……ハンドルステー部、 14、16……アーム、 18、20……可動ピン、22、24……歯車、 32……固定ピン、 34……角度センサ、 42……発信器、 46……表示装置、 48……受信器、 50……表示器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】角度センサを有しハンドルに取り付けられ
    て角度センサによりハンドル角度を測定しその角度信号
    を発信する測定器本体と、 該測定器本体からの角度信号を受信してハンドル角度を
    表示する表示装置と、 を含む車両のハンドル角度測定装置であって、 前記測定器本体は、 一端に、互いに離れた位置でハンドルステー部に係止可
    能な可動ピンを有し他端が互いに隣接する位置で前記測
    定器本体に回転可能に支持された左右2つのアームと、 測定器本体に固定され、前記2つのアームの前記一端か
    ら離れた位置で前記ハンドルに係止可能な固定ピンと、 を備えており、 前記両アームの前記他端には互いに噛み合う歯車が設け
    られ、前記両アームは前記歯車の噛み合いにより互いに
    同期して回転するようになっており、前記2つの可動ピ
    ン及び1つの前記固定ピンをそれぞれハンドルステー部
    及びハンドルに係止させることにより、測定器本体がハ
    ンドルに取り付けられることを特徴とする車両のハンド
    ル角度測定装置。
JP13296685U 1985-08-30 1985-08-30 車両のハンドル角度測定装置 Expired - Lifetime JPH06723Y2 (ja)

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JP13296685U JPH06723Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30 車両のハンドル角度測定装置

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JP13296685U JPH06723Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30 車両のハンドル角度測定装置

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Publication Number Publication Date
JPS6241286U JPS6241286U (ja) 1987-03-12
JPH06723Y2 true JPH06723Y2 (ja) 1994-01-05

Family

ID=31032843

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JP13296685U Expired - Lifetime JPH06723Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30 車両のハンドル角度測定装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5282867B2 (ja) * 2008-02-26 2013-09-04 トヨタ自動車株式会社 ステアリング角度測定装置及びそのセット方法
JP6697995B2 (ja) * 2016-09-30 2020-05-27 本田技研工業株式会社 エアバッグ検査装置及び方法

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JPS6241286U (ja) 1987-03-12

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