JPH067191U - コード状発熱体 - Google Patents

コード状発熱体

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JPH067191U
JPH067191U JP11361091U JP11361091U JPH067191U JP H067191 U JPH067191 U JP H067191U JP 11361091 U JP11361091 U JP 11361091U JP 11361091 U JP11361091 U JP 11361091U JP H067191 U JPH067191 U JP H067191U
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JP
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heating element
cord
heating wire
locking tool
insulating mold
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正通 大谷
勝則 尾藤
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Nissei Electric Co Ltd
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Nissei Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 係止具が発熱線側へ移動するのを阻止し、常
に絶縁モールド近辺に位置しており、バネを取り付けて
発熱体を被加熱体に係止固定する際、作業性の良好なコ
ード状発熱体を提供する。 【構成】 発熱線2の両端にリード線3を接続し、その
接続部に絶縁モールド4を施し、この絶縁モールド4の
発熱線側に発熱体固定用の係止具6を遊嵌し、この係止
具6が発熱線2側へ移動するのを阻止するためのストッ
パー5を設けたコード状発熱体1。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コード状発熱体に関し、更に詳しくは、家電製品、住宅設備、産業 機器などの立体形状の被加熱体に巻き付けて使用するコード状発熱体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、円筒形等の立体形状の被覆加熱体に巻き付けて使用するコード状発熱体 としては、例えば図2に示すようなものが用いられていた。
【0003】 即ち、図2において、コード状発熱体1′は、発熱線2の両端にリード線3を 接続し、その接続部に絶縁モールド4を施し、その絶縁モールド4の発熱線2側 にキャップ状の係止具6を遊嵌することにより形成されている。この係止具6に は、発熱体1′を被加熱体へ係止固定するためのバネを取り付ける孔を有する舌 片7が設けられている。
【0004】 このコード状発熱体1′を被加熱体に係止固定するには、図3に示すように、 被加熱体Bに発熱線2を巻き付け、リード線3との接続部に施した両側の絶縁モ ールド4にキャップ状係止具6を遊嵌し、キャップ状係止具6の舌片7にバネS を取り付け、バネの戻り応力を利用して、コード状発熱体1′の係止固定を行っ ていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来のコード状発熱体1′では、その発熱線2を被加熱 体Bに巻き付け係止具6の舌片7にバネSを取付けコード状発熱体1′を係止固 定する際、絶縁モールド4の発熱線2側に遊嵌されている係止具6が発熱線2に 沿って自由に移動しているため、係止具6を発熱線2の両端の絶縁モールド4付 近に移動させた後、バネを取付け発熱体の係止を行わねばならず、係止固定作業 が極めて繁雑となり作業効率が低下するという問題点があった。
【0006】 本考案の目的は、かかる従来のコード状発熱体の問題を解消し、係止具が常に 絶縁モールド付近に位置しており、バネを取付け発熱体を被加熱体に係止固定す る際、作業性がよいコード状発熱体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案者らは、上記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、絶縁モールドの 発熱線側に係止具の位置を規制するストッパーを設ければよいことを見出し、本 考案を完成した。
【0008】 即ち、本考案は、発熱線の両端部にリード線を接続し、その接続部に絶縁モー ルドを施すと共に、該絶縁モールドの発熱線側に発熱体固定用の係止具を遊嵌し てなるコード状発熱体において、該係止具の発熱線側への移動を阻止するための ストッパーを設けたことを特徴とするコード状発熱体。
【0009】
【作用】
本考案のコード状発熱体は、絶縁モールドの発熱線側に係止具の発熱線側への 移動を阻止するストッパーを設けてあるので、係止具が常に、絶縁モールド部付 近にあり、バネを取付け発熱体の係止を行う際、いちいち係止具を絶縁モールド まで移動させる必要がなく、作業性を著しく向上させる事ができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図1は本考案のコード状発熱体の実施例を示す図である。コード状発熱体1に おいて、発熱線2の両端にリード線3を接続し、その接続部に絶縁モールド4を 施し、この絶縁モールド4の発熱線2側に、発熱体固定用の係止具6を遊嵌させ 、この係止具6が絶縁モールド4から発熱線2側へ移動するのを阻止するための ストッパー5が設けられている。なお、キャップ状係止具6には、コード状発熱 体1を被加熱体へ係止固定するためのバネを取り付ける孔を有する舌片7が設け られている。
【0011】 ストッパー5は、係止具6が発熱線2側へ移動するのを阻止できる寸法を有し ていればそれで十分であるが、絶縁モールド4と一体に成形しておくとストッパ ーを取り付けるための手間を省略することができ、コストアップを避けることが できるため有利である。また、ストッパー5を弾性物質で構成しておけば、係止 具6が発熱線2へ移動している場合でも、係止具6を絶縁モールド4の方へ強く 引き寄せると、ストッパー5が弾性変形して、係止具6を絶縁モールド4近辺の 所定の位置(図1に示す位置)へ容易に移動させることができるので好ましい。
【0012】 このような弾性物質としては、例えば、シリコーンゴム、フッ素ゴム、クロロ プレンゴムなどが挙げられるが、耐熱性、加工性に優れるシリコーンゴムが最も 好ましい。
【0013】
【考案の効果】
本考案のコード状発熱体によれば、係止具の発熱線側への移動を容易に阻止で き、通常の取扱いでは、絶縁モールドから外れて発熱線側へ移動することがない ので、被加熱体へ係止固定する際、作業性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコード状発熱体の一例を示す側面図で
ある。
【図2】従来のコード状発熱体の一例を示す側面図であ
る。
【図3】コード状発熱体を被加熱体に係止固定した状態
を示す側面図である。
【符号の説明】
1、1′ コード状発熱体 2 発熱線 3 リード線 4 絶縁モールド 5 ストッパー 6 係止具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱線の両端部にリード線を接続し、そ
    の接続部に絶縁モールドを施すと共に、該絶縁モールド
    の発熱線側に発熱体固定用の係止具を遊嵌してなるコー
    ド状発熱体において、該係止具の発熱線側への移動を阻
    止するためのストッパーを設けたことを特徴とするコー
    ド状発熱体。
JP11361091U 1991-12-27 1991-12-27 コード状発熱体 Expired - Fee Related JP2558306Y2 (ja)

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JPH067191U true JPH067191U (ja) 1994-01-28
JP2558306Y2 JP2558306Y2 (ja) 1997-12-24

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