JP2558306Y2 - コード状発熱体 - Google Patents

コード状発熱体

Info

Publication number
JP2558306Y2
JP2558306Y2 JP11361091U JP11361091U JP2558306Y2 JP 2558306 Y2 JP2558306 Y2 JP 2558306Y2 JP 11361091 U JP11361091 U JP 11361091U JP 11361091 U JP11361091 U JP 11361091U JP 2558306 Y2 JP2558306 Y2 JP 2558306Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating element
cord
shaped heating
insulating mold
shaped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11361091U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH067191U (ja
Inventor
正通 大谷
勝則 尾藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissei Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissei Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissei Electric Co Ltd filed Critical Nissei Electric Co Ltd
Priority to JP11361091U priority Critical patent/JP2558306Y2/ja
Publication of JPH067191U publication Critical patent/JPH067191U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2558306Y2 publication Critical patent/JP2558306Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コード状発熱体に関
し、更に詳しくは、家電製品、住宅設備、産業機器など
の立体形状の被加熱体に巻き付けて使用するコード状発
熱体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、円筒形等の立体形状の被覆加熱体
に巻き付けて使用するコード状発熱体としては、例えば
図2に示すようなものが用いられていた。
【0003】即ち、図2において、コード状発熱体1′
は、発熱線2の両端にリード線3を接続し、その接続部
に絶縁モールド4を施し、その絶縁モールド4の発熱線
2側にキャップ状の係止具6を遊嵌することにより形成
されている。この係止具6には、発熱体1′を被加熱体
へ係止固定するためのバネを取り付ける孔を有する舌片
7が設けられている。
【0004】このコード状発熱体1′を被加熱体に係止
固定するには、図3に示すように、被加熱体Bに発熱線
2を巻き付け、リード線3との接続部に施した両側の絶
縁モールド4にキャップ状係止具6を遊嵌し、キャップ
状係止具6の舌片7にバネSを取り付け、バネの戻り応
力を利用して、コード状発熱体1′の係止固定を行って
いた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のコード状発熱体1′では、その発熱線2を被加熱
体Bに巻き付け係止具6の舌片7にバネSを取付けコー
ド状発熱体1′を係止固定する際、絶縁モールド4の発
熱線2側に遊嵌されている係止具6が発熱線2に沿って
自由に移動しているため、係止具6を発熱線2の両端の
絶縁モールド4付近に移動させた後、バネを取付け発熱
体の係止を行わねばならず、係止固定作業が極めて繁雑
となり作業効率が低下するという問題点があった。
【0006】本考案の目的は、かかる従来のコード状発
熱体の問題を解消し、係止具が常に絶縁モールド付近に
位置しており、バネを取付け発熱体を被加熱体に係止固
定する際、作業性がよいコード状発熱体を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案者らは、上記目的
を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、絶縁モールドの発
熱線側に係止具の位置を規制するストッパーを設ければ
よいことを見出し、本考案を完成した。
【0008】即ち、本考案は、発熱線の両端部にリード
線を接続し、その接続部に絶縁モールドを施すと共に、
該絶縁モールドの発熱線側に発熱体固定用の係止具を遊
嵌してなるコード状発熱体において、該係止具の発熱線
側への移動を阻止するためのストッパーを設けたことを
特徴とするコード状発熱体。
【0009】
【作用】本考案のコード状発熱体は、絶縁モールドの発
熱線側に係止具の発熱線側への移動を阻止するストッパ
ーを設けてあるので、係止具が常に、絶縁モールド部付
近にあり、バネを取付け発熱体の係止を行う際、いちい
ち係止具を絶縁モールドまで移動させる必要がなく、作
業性を著しく向上させる事ができる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本考案のコード状発熱体の実施例を示す図で
ある。コード状発熱体1において、発熱線2の両端にリ
ード線3を接続し、その接続部に絶縁モールド4を施
し、この絶縁モールド4の発熱線2側に、発熱体固定用
の係止具6を遊嵌させ、この係止具6が絶縁モールド4
から発熱線2側へ移動するのを阻止するためのストッパ
ー5が設けられている。なお、キャップ状係止具6に
は、コード状発熱体1を被加熱体へ係止固定するための
バネを取り付ける孔を有する舌片7が設けられている。
【0011】ストッパー5は、係止具6が発熱線2側へ
移動するのを阻止できる寸法を有していればそれで十分
であるが、絶縁モールド4と一体に成形しておくとスト
ッパーを取り付けるための手間を省略することができ、
コストアップを避けることができるため有利である。ま
た、ストッパー5を弾性物質で構成しておけば、係止具
6が発熱線2へ移動している場合でも、係止具6を絶縁
モールド4の方へ強く引き寄せると、ストッパー5が弾
性変形して、係止具6を絶縁モールド4近辺の所定の位
置(図1に示す位置)へ容易に移動させることができる
ので好ましい。
【0012】このような弾性物質としては、例えば、シ
リコーンゴム、フッ素ゴム、クロロプレンゴムなどが挙
げられるが、耐熱性、加工性に優れるシリコーンゴムが
最も好ましい。
【0013】
【考案の効果】本考案のコード状発熱体によれば、係止
具の発熱線側への移動を容易に阻止でき、通常の取扱い
では、絶縁モールドから外れて発熱線側へ移動すること
がないので、被加熱体へ係止固定する際、作業性が大幅
に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコード状発熱体の一例を示す側面図で
ある。
【図2】従来のコード状発熱体の一例を示す側面図であ
る。
【図3】コード状発熱体を被加熱体に係止固定した状態
を示す側面図である。
【符号の説明】
1、1′ コード状発熱体 2 発熱線 3 リード線 4 絶縁モールド 5 ストッパー 6 係止具

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱線の両端部にリード線を接続し、そ
    の接続部に絶縁モールドを施すと共に、該絶縁モールド
    の発熱線側に発熱体固定用の係止具を遊嵌してなるコー
    ド状発熱体において、該係止具の発熱線側への移動を阻
    止するためのストッパーを設けたことを特徴とするコー
    ド状発熱体。
JP11361091U 1991-12-27 1991-12-27 コード状発熱体 Expired - Fee Related JP2558306Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11361091U JP2558306Y2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 コード状発熱体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11361091U JP2558306Y2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 コード状発熱体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH067191U JPH067191U (ja) 1994-01-28
JP2558306Y2 true JP2558306Y2 (ja) 1997-12-24

Family

ID=14616584

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11361091U Expired - Fee Related JP2558306Y2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 コード状発熱体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2558306Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH067191U (ja) 1994-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2558306Y2 (ja) コード状発熱体
KR200288596Y1 (ko) 다용도 와이어 하네스 고정용 클립
JP2562548Y2 (ja) コード状発熱体
JPH0727089U (ja) コード状発熱体
JPS5826550Y2 (ja) リ−ドワイヤの端部保護具
JP2002152954A (ja) オフセットクリップ
JPS6140965Y2 (ja)
JPH0525920U (ja) プロテクタ
JPS6273Y2 (ja)
JPS6330221Y2 (ja)
JP2570392Y2 (ja) コード状ヒータ組立品
JP2734369B2 (ja) Soj型icパッケージ及びそのソケットリード
JPH0433073Y2 (ja)
JPS6116717Y2 (ja)
JPH0310455Y2 (ja)
JPH0725385U (ja) ワイヤークランプ
JP2535891Y2 (ja) 防水コネクタ用シール部材
JPS6051234B2 (ja) コ−ドの保護装置
JPH0445922Y2 (ja)
JPS5825137Y2 (ja) ワイヤ−端部掛止金具の取付構造
JP3028887U (ja) コード止めクリップ
JP2001298835A (ja) 線材束の保持具
JPS5833659Y2 (ja) 配線ダクトのセンタ−フィ−ドインジョイナ
JPH0520918B2 (ja)
JPS582070Y2 (ja) 電線の張力止め機構

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees