JPH0671250U - 車両用変速機のシフトレバー装置 - Google Patents
車両用変速機のシフトレバー装置Info
- Publication number
- JPH0671250U JPH0671250U JP1352793U JP1352793U JPH0671250U JP H0671250 U JPH0671250 U JP H0671250U JP 1352793 U JP1352793 U JP 1352793U JP 1352793 U JP1352793 U JP 1352793U JP H0671250 U JPH0671250 U JP H0671250U
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- JP
- Japan
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- shift lever
- vehicle
- shift
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- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、大型車両において、車速および走
行方向に応じてエンジンの駆動力を切り換える変速機の
操作部であるシフトレバー装置に関し、継手部分を単一
化して部品点数を削減することにより小型化および軽量
化をはかりることを目的とする。 【構成】 車両フロア側ブラケットに支持金具を固定
し、その支持金具に十字継手を介してシフトレバーを設
けて構成される。
行方向に応じてエンジンの駆動力を切り換える変速機の
操作部であるシフトレバー装置に関し、継手部分を単一
化して部品点数を削減することにより小型化および軽量
化をはかりることを目的とする。 【構成】 車両フロア側ブラケットに支持金具を固定
し、その支持金具に十字継手を介してシフトレバーを設
けて構成される。
Description
【0001】
本考案は、大型車両において、車速および走行方向に応じてエンジンの駆動力 を切り換える変速機の操作部であるシフトレバー装置に関する。
【0002】
自動車その他の車両では、運転者の指示にしたがってエンジンの駆動力(変速 比)や走行方向を切り換える変速機の操作部として、運転席と助手席との間にシ フトレバーが配置される。このようなシフトレバーは、特に、トラックその他の 大型車両のキャブでは、停車時に乗員がキャブ内を立って移動することにより、 例えば、運転者の交代や着座していた席と反対側のドアを介する乗降を円滑に行 うために、キャブ内に立設されている状態から助手席側に倒す機構を有するもの が提案されている(実公平3−2047号公報)。
【0003】
ところで、このような従来のシフトレバー装置では、走行時に変速比その他を 切り換える場合には、運転者の操作に応じて車両の走行方向(以下、「シフトス トローク方向」という。)にシフトレバーをシフトさせ、かつ停車時にはそのシ フトレバーを上述したシフトストローク方向とほぼ直角な方向(以下、「可倒ス トローク方向」という。)に倒すために、シフトレバーの下端部はこれらの2つ のシフト方向に個別に対応した2つの継手部分を介して取り付けられていた。
【0004】 したがって、従来のシフトレバー装置では、上述した継手部分の構造が複雑と なって構成部品の点数が多く、かつ機械的な寸法も大きかった。 本考案は、継手部分を単一化して部品点数を削減することにより小型化および 軽量化をはかることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は、車両フロア側ブラケットに支持金具を固定し、その支持金具に十字 継手を介してシフトレバーを設けたことを特徴とする。
【0006】
本考案にかかわる車両用変速機のシフトレバー装置では、シフトレバーが十字 継手を介して車両用フロア側に設けられているので、シフトストローク方向およ び可倒ストローク方向への操作性を保って継手部分が単一化される。
【0007】
以下、図面に基づいて本考案の実施例について詳細に説明する。 図1は、本考案の一実施例を示す図である。
【0008】 図において、キャブの床面には平行に板状体の車両フロア側ブラケット(以下 、単に「ブラケット」という。)10がアングル11を介して固定され、ブラケ ット10の上面には支持金具12が固定され、その支持金具12には十字継手1 3を介してシフトストローク方向と可倒ストローク方向とに回動可能にシフトレ バー14が立設される。シフトレバー14の基部にはブラケット15が固定され 、その先端部はケーブルを介して変速機の変速制御入力に連結される。シフトレ バー14はその外筐の主要部が四角形の断面を有するパイプ材から形成され、そ のシフトレバー14の他端にはノブ16が継合される。ノブ16にはその内側か ら継合させて運転席側の側面に押しボタン17が取り付けられ、その押しボタン 17はノブ16およびシフトレバー14内の空洞に設けられた所定の機構部の一 端に連結される。シフトレバー14の4つの側面の内、運転席側に面した側面の 十字継手13との継ぎ目近傍には単一の孔が形成され、その孔には、図2に示す ように、上述した機構部の他端から突起21が遊嵌して突設される。さらに、シ フトレバー14の可倒ストローク方向への回動軸として十字継手13に含まれる シャフトの側面には、突起21に継合すべき櫛型状のカム孔22が形成されたチ ェックプレート23が屈設される。支持金具12の他端には、図1に示すように 、単一の孔が空けられてその孔の部分を助手席側にほぼ直角に曲げる成形処理を 施すことによりブラケット15が形成される。また、ブラケット10の上面には 、図1に示すように、シフトストローク方向と可倒ストローク方向とに沿ってL 字状のガイド孔19が形成されたシフトレバーカバー20が、チェックプレート 23との衝突を回避可能な高さにおいてガイド孔19にシフトレバー14を通過 させることにより、平行に架設される。さらに、シフトレバーカバー20の側面 には、図2に示すように、その側面に係合する孔と上述したL字状のガイド孔1 9をブラケット10の上面近傍まで延長する溝とが形成され、かつアングル11 の下端部までを覆うコンソールカバー24が形設される。
【0009】 このような構成のシフトレバー装置では、シフトレバー14は、走行中あるい は停車中であっても特に邪魔にならない場合には、キャブの床に対して立った状 態で用いられる。このような状態では、シフトレバー14は、ガイド孔19に沿 ってシフトストローク方向にシフト可能な位置に設定され、その位置は、カム孔 22に刻まれた複数の窪みの内、突起21に係合された窪みに固定される。
【0010】 突起21は、運転者が押しボタン17を押した状態において上述した機構部を 介してカム孔22に遊嵌してシフトストローク方向にシフトレバー14を回動可 能とし、さらに、シフトレバー14をシフトストローク方向に回動させて所望の 変速比に対応した位置に設定した後に押しボタン17を離すことにより、その位 置に対応したカム孔22の溝に係合する。したがって、シフトレバー14は、シ フトストローク方向に沿って更新された変速比に対応する位置で固定される。
【0011】 ブラケット15はこのようにして設定されるシフトレバー14の位置に連動し てシフトストローク方向に移動するので、ケーブルを介して接続された変速機が 制御されて変速比その他が可変設定される。
【0012】 また、シフトレバー14は、停車時には運転者の操作によってガイド孔19の 屈曲部に対応した位置に設定される。さらに、例えば、運転者が交代したり、乗 員が着座していた席と反対側のドアを介して乗降する場合には、その乗員が可倒 ストローク方向にシフトレバー14を押し倒すことにより、乗員がキャブ内を立 って移動する際に邪魔となるシフトレバー14が低い位置に収められる。
【0013】 このように本実施例によれば、シフトレバー14をシフトストローク方向と可 倒ストローク方向とに回動させるための継手として単一の十字継手を用いること により、シフトレバーの機能を保持しながら構成部品の点数の減らして低廉化お よび小型化がはかられる。
【0014】
以上説明したように、本考案では、シフトレバーをシフトストローク方向と可 倒ストローク方向とに回動させるために単一の十字継手を採用して構成部品の点 数を低減する。
【0015】 したがって、シフトレバー装置の低廉化および小型化がはかられ、本考案を適 用した車両では、運行環境を保ちつつ信頼性が高められる。
【図1】本考案の一実施例を示す図である。
【図2】シフトレバーが倒された状態を示す図である。
10 車両フロア側ブラケット 11 アングル 12 支持金具 13 十字継手 14 シフトレバー 15 ブラケット 16 ノブ 17 押しボタン 19 ガイド孔 20 シフトレバーカバー 21 突起 22 カム孔 23 チェックプレート 24 コンソールカバー
Claims (1)
- 【請求項1】 車両フロア側ブラケットに支持金具を固
定し、その支持金具に十字継手を介してシフトレバーを
設けたことを特徴とする車両用変速機のシフトレバー装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1352793U JPH0671250U (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 車両用変速機のシフトレバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1352793U JPH0671250U (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 車両用変速機のシフトレバー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0671250U true JPH0671250U (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=11835633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1352793U Pending JPH0671250U (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 車両用変速機のシフトレバー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0671250U (ja) |
-
1993
- 1993-03-23 JP JP1352793U patent/JPH0671250U/ja active Pending
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