JPH0671228U - 空気吹出口 - Google Patents
空気吹出口Info
- Publication number
- JPH0671228U JPH0671228U JP1861793U JP1861793U JPH0671228U JP H0671228 U JPH0671228 U JP H0671228U JP 1861793 U JP1861793 U JP 1861793U JP 1861793 U JP1861793 U JP 1861793U JP H0671228 U JPH0671228 U JP H0671228U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air outlet
- spacer
- edge
- duct
- partition wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air-Flow Control Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 横羽根組付けの作業が容易な空気吹出口を提
供することを目的とする。 【構成】 複数の横羽根9を回動自在に軸支する枠体ユ
ニット1が横方向に複数個連続形成された空気吹出口1
0において、前記枠体ユニット1相互間の隔壁6の前部
に、その上縁、後縁、下縁のうちの少なくとも二縁が前
記枠体ユニット1に着脱自在に固着され、且つ前記横羽
根9を回動可能に軸支するスペーサー7を設けた。
供することを目的とする。 【構成】 複数の横羽根9を回動自在に軸支する枠体ユ
ニット1が横方向に複数個連続形成された空気吹出口1
0において、前記枠体ユニット1相互間の隔壁6の前部
に、その上縁、後縁、下縁のうちの少なくとも二縁が前
記枠体ユニット1に着脱自在に固着され、且つ前記横羽
根9を回動可能に軸支するスペーサー7を設けた。
Description
【0001】
本考案は車両などの空気調整装置の空気吹出口に関する。
【0002】
以下に従来の空気吹出口について説明する。
【0003】 従来の空気吹出口は図4に示すように、角筒形の吹出口枠体aの中央部に形成 された固定隔壁bによって、二個の通風路cが形成されている。各通風路cの内 部に複数の横羽根dが回動可能に取付けられており、これらの横羽根dは同時に 向きを変えられるように連動するようになっている。
【0004】
しかしながら上記の従来の構成では、空気吹出口は吹出口枠体aと固定隔壁b とによって形成されているので、剛性が高すぎて横羽根d組付け時の撓み変形量 が少なく、組付け作業が困難であるなどの問題点があった。
【0005】 本考案は、上記の問題点を解決するもので、横羽根組付けの作業が容易な空気 吹出口を提供することを目的とする。
【0006】
上記の目的を達成するために本考案は、複数の横羽根を回動自在に軸支する枠 体ユニットが横方向に複数個連続形成された空気吹出口において、前記枠体ユニ ット相互間の隔壁の前部に、その上縁、後縁、下縁のうちの少なくとも二縁が前 記枠体ユニットに着脱自在に固着され、且つ前記横羽根を回動可能に軸支するス ペーサーを設けた構成を有している。
【0007】
【作用】 この構成によって、隔壁の前部のスペーサーが着脱自在であるので、枠体ユニ ットの撓み変形量が増し、横羽根組付け作業が容易になる。
【0008】
以下本考案の一実施例について、図1乃至図3を参照しながら説明する。
【0009】 図1及び図2は本考案の空気吹出口の分解斜視図である。空気吹出口10は、 枠体ユニット1が横方向に二個連続して形成されており、枠体ユニット1はダク ト2、スペーサー7、パネル8、横羽根9で構成されている。
【0010】 ダクト2は前後方向に開放されており、その前端面は吹出口2aになされてい る。ダクト2は横方向に二個連続して形成されており、上板3、下板4が平行に 設けられ、上下板3、4の両端は傾斜した側板5によって連結されている。また 相隣るダクト2の中間には固定隔壁6が形成されており、固定隔壁6の前部が着 脱自在に分割されてスペーサー7が設けられている。
【0011】 そしてダクト2の上板3の中心部には係止溝3aが、下板4の中心部には係合 溝4aと係止孔4bとがそれぞれ形成されており、固定隔壁6には二個の嵌合孔 6aが形成されている。またダクト2の側板5の前面に沿って複数の軸孔5aが 形成されている。
【0012】 スペーサー7の上縁にはダクト2の上板3の係止溝3aに係止する突起7dが 形成されており、後縁には固定隔壁6の嵌合孔6aに嵌合する突起7cが形成さ れている。またスペーサー7の下縁にはダクト2の下板4の係合溝4aに係合し 且つ挟持する鈎状の係合突起7aと、係止孔4bに係止する傾斜面を有する係止 突起7bとがそれぞれ形成されている。さらにスペーサー7の前縁にはスリット 7eが、前縁に沿う側面には側板5の軸孔5aに対応する複数の軸孔7fが形成 されている。
【0013】 パネル8はダクト2の前面に取付けられる枠体であって、その中心部の内面に はスペーサー7のスリット7eに嵌合するリブ8aが形成されている。
【0014】 以上のように構成された枠体ユニット1は、図3に示すようにスペーサー7の 係合突起7aをダクト2の下板4の係合溝4aに係合させるとともに下板4を挟 持し、係止突起7bを係止孔4bに傾斜面を利用して係止させることにより、ス ペーサー7の前後方向の位置決めがされる。さらに突起7cを固定隔壁6の嵌合 孔6aに嵌合させると同時に、突起7dを上板3の係止溝3aに係止させること により、スペーサー7の上下、左右方向の位置決めがされ、スペーサー7はダク ト2に固着される。
【0015】 そしてダクト2の側板5の軸孔5aとスペーサー7の軸孔7fに横羽根9の軸 を挿通して支持することにより、横羽根9がダクト2に組付けられる。このとき 相隣るダクト2の中間にスペーサー7が着脱自在に設けられているので、ダクト 2の剛性がやや低下し、横羽根9組付け作業が容易になる。
【0016】 さらにパネル8のリブ8aをスペーサー7のスリット7eに嵌合させることに よりパネル8がダクト2に位置決めされ、且つスペーサー7の位置ずれが防止さ れる。
【0017】
以上のように本考案は、複数の横羽根を回動自在に軸支する枠体ユニットが横 方向に複数個連続形成された空気吹出口において、前記枠体ユニット相互間の隔 壁の前部に、その上縁、後縁、下縁のうちの少なくとも二縁が前記枠体ユニット に着脱自在に固着され、且つ前記横羽根を回動可能に軸支するスペーサーを設け ることにより、隔壁の前部のスペーサーが着脱自在であるので、枠体ユニットの 撓み変形量が増し、横羽根組付け作業が容易になる優れた空気吹出口を実現でき るものである。
【図1】本考案の一実施例における空気吹出口の分解斜
視図である。
視図である。
【図2】同空気吹出口の要部分解斜視図である。
【図3】同空気吹出口の組立動作説明図である。
【図4】従来の空気吹出口の分解斜視図である。
1 枠体ユニット 2 ダクト 6 隔壁 7 スペーサー 9 横羽根 10 空気吹出口
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の横羽根を回動自在に軸支する枠体
ユニットが横方向に複数個連続形成された空気吹出口に
おいて、前記枠体ユニット相互間の隔壁の前部に、その
上縁、後縁、下縁のうちの少なくとも二縁が前記枠体ユ
ニットに着脱自在に固着され、且つ前記横羽根を回動可
能に軸支するスペーサーを設けたことを特徴とする空気
吹出口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1861793U JPH0671228U (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 空気吹出口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1861793U JPH0671228U (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 空気吹出口 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0671228U true JPH0671228U (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=11976589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1861793U Pending JPH0671228U (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 空気吹出口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0671228U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009255880A (ja) * | 2008-04-21 | 2009-11-05 | Keihin Corp | 区画部材及びそれを備える車両用空調装置 |
JP2014190591A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Toshiba Carrier Corp | 空気調和機 |
-
1993
- 1993-03-19 JP JP1861793U patent/JPH0671228U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009255880A (ja) * | 2008-04-21 | 2009-11-05 | Keihin Corp | 区画部材及びそれを備える車両用空調装置 |
JP2014190591A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Toshiba Carrier Corp | 空気調和機 |
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