JPH0671223B2 - 配電線遠方監視制御方法 - Google Patents
配電線遠方監視制御方法Info
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- JPH0671223B2 JPH0671223B2 JP61239946A JP23994686A JPH0671223B2 JP H0671223 B2 JPH0671223 B2 JP H0671223B2 JP 61239946 A JP61239946 A JP 61239946A JP 23994686 A JP23994686 A JP 23994686A JP H0671223 B2 JPH0671223 B2 JP H0671223B2
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- slave station
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y04—INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
- Y04S—SYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
- Y04S40/00—Systems for electrical power generation, transmission, distribution or end-user application management characterised by the use of communication or information technologies, or communication or information technology specific aspects supporting them
- Y04S40/12—Systems for electrical power generation, transmission, distribution or end-user application management characterised by the use of communication or information technologies, or communication or information technology specific aspects supporting them characterised by data transport means between the monitoring, controlling or managing units and monitored, controlled or operated electrical equipment
- Y04S40/121—Systems for electrical power generation, transmission, distribution or end-user application management characterised by the use of communication or information technologies, or communication or information technology specific aspects supporting them characterised by data transport means between the monitoring, controlling or managing units and monitored, controlled or operated electrical equipment using the power network as support for the transmission
Landscapes
- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は配電線遠方監視制御方法に係り、特に、親局と
複数の子局とを配電線を介して接続し、配電線を信号伝
送路として親局と子局群との間で信号の授受を行い、親
局が子局群の状態を把握するに好適な配電線遠方監視制
御方法に関する。
複数の子局とを配電線を介して接続し、配電線を信号伝
送路として親局と子局群との間で信号の授受を行い、親
局が子局群の状態を把握するに好適な配電線遠方監視制
御方法に関する。
配電線を信号伝送路として、親局と子局との間で信号の
授受を行うシステムとしては、例えば、日立評論Vol65.
No.6「配電線利用情報伝送システムの開発」に記載され
ているものが知られている。
授受を行うシステムとしては、例えば、日立評論Vol65.
No.6「配電線利用情報伝送システムの開発」に記載され
ているものが知られている。
配電線を信号伝送路としたシステムにおいては、零相キ
ヤリア伝送方式によつて親局と子局群との間で信号の授
受を行う構成が採用されている。すなわち、本システム
においては、第6図に示されるように、配電用トランス
1の2次高圧配電線100上に零相キヤリア伝送の送受信
機能を有する親局2を配置し、配電系統群5−1,5−2,
…5−nには、零相キヤリア伝送の送受信機能を有する
子局4−1,4−2,…4−n…を設置し、親局2と子局4
−1,…4−nとの間で信号の授受を行つて開閉器3−1,
…3−nの状態を監視することが行われている。
ヤリア伝送方式によつて親局と子局群との間で信号の授
受を行う構成が採用されている。すなわち、本システム
においては、第6図に示されるように、配電用トランス
1の2次高圧配電線100上に零相キヤリア伝送の送受信
機能を有する親局2を配置し、配電系統群5−1,5−2,
…5−nには、零相キヤリア伝送の送受信機能を有する
子局4−1,4−2,…4−n…を設置し、親局2と子局4
−1,…4−nとの間で信号の授受を行つて開閉器3−1,
…3−nの状態を監視することが行われている。
このような配電系統において、零相キヤリア伝送方式に
よつて信号の授受を行うときには、第7図に示されるよ
うに、配電用トランス1の2次側配電系統10を送信側と
し、3相のうちの1相、例えばA相と大地間に小容量の
コンデンサ11を、送信用スチツチング装置12を介して挿
入する。
よつて信号の授受を行うときには、第7図に示されるよ
うに、配電用トランス1の2次側配電系統10を送信側と
し、3相のうちの1相、例えばA相と大地間に小容量の
コンデンサ11を、送信用スチツチング装置12を介して挿
入する。
そして、第8図に示されるように、スイツチング装置12
の作動によつてコンデンサ11をA相と大地間に間欠的に
挿入し、平衡状態にある対地静電容量13のうちA相のみ
の静電容量をわずかに変化させ、各相の対地間電圧と配
電系統10の零相電圧を変化させる。この変化は零相電圧
の変化として受信側に送信される。そして、受信側で
は、3相の対地間電圧をコンデンサ分割器14,15を介し
て取り出し、ベクトル合成して零相電圧Voを得ることが
できる。この零相電圧は常時零に近い値であるから、こ
の零相電圧の変化分のみを抽出することにより、大きな
信号対雑音比の信号が得られることになる。またさらに
伝送信頼度向上のため、前述の零相電圧を基準相とした
A相の対地間電圧を積演算する周期検波を行うと、直流
成分と第2高調波成分からなる信号を得ることができ
る。この信号をフイルタを介して取り出すと直流成分の
みが取り出され、送信信号に同期した信号を復調するこ
とができる。なお、この伝送方式は親局2から子局群へ
の信号の伝送および子局群から親局への信号の伝送に用
いられている。また、この伝送方式においては、送信お
よび受信タイミングは系統周波数を基準クロツクとして
いるのでシステム同期を容易に取ることができる。
の作動によつてコンデンサ11をA相と大地間に間欠的に
挿入し、平衡状態にある対地静電容量13のうちA相のみ
の静電容量をわずかに変化させ、各相の対地間電圧と配
電系統10の零相電圧を変化させる。この変化は零相電圧
の変化として受信側に送信される。そして、受信側で
は、3相の対地間電圧をコンデンサ分割器14,15を介し
て取り出し、ベクトル合成して零相電圧Voを得ることが
できる。この零相電圧は常時零に近い値であるから、こ
の零相電圧の変化分のみを抽出することにより、大きな
信号対雑音比の信号が得られることになる。またさらに
伝送信頼度向上のため、前述の零相電圧を基準相とした
A相の対地間電圧を積演算する周期検波を行うと、直流
成分と第2高調波成分からなる信号を得ることができ
る。この信号をフイルタを介して取り出すと直流成分の
みが取り出され、送信信号に同期した信号を復調するこ
とができる。なお、この伝送方式は親局2から子局群へ
の信号の伝送および子局群から親局への信号の伝送に用
いられている。また、この伝送方式においては、送信お
よび受信タイミングは系統周波数を基準クロツクとして
いるのでシステム同期を容易に取ることができる。
この零相キヤリア伝送方式によれば、親局2と子局群と
の双方向での通信が可能であるが、開閉器3−1が切状
態で開閉器3−1以降が停電であるような場合または開
閉器3−1が切状態で、開閉器3−2までが他の系統の
配電用トランスト接続された場合などにおいては、親局
2と子局4−2…4−nとの通信が不能状態となる。
の双方向での通信が可能であるが、開閉器3−1が切状
態で開閉器3−1以降が停電であるような場合または開
閉器3−1が切状態で、開閉器3−2までが他の系統の
配電用トランスト接続された場合などにおいては、親局
2と子局4−2…4−nとの通信が不能状態となる。
そこで、親局2が子局群の状態を把握することができる
ように、ポーリング方式によつて親局2と子局群との間
で信号の授受を行う方式が提案されている。このポーリ
ング方式とは、親局2が監視、制御の対象とする全ての
子局に対して順次子局1台ずつと通信を行い、開閉状態
などの情報を収集すると同時に各子局との通信の可否を
把握する方式である。この方式によれば、各子局の開閉
の開閉状態、通信不能な子局などを検出することができ
る。ところが、この方式では、親局2は子局の数だけ通
信を繰り返さなければばらず、親局が系統全体を把握す
るためには長時間を要するという不具合があつた。
ように、ポーリング方式によつて親局2と子局群との間
で信号の授受を行う方式が提案されている。このポーリ
ング方式とは、親局2が監視、制御の対象とする全ての
子局に対して順次子局1台ずつと通信を行い、開閉状態
などの情報を収集すると同時に各子局との通信の可否を
把握する方式である。この方式によれば、各子局の開閉
の開閉状態、通信不能な子局などを検出することができ
る。ところが、この方式では、親局2は子局の数だけ通
信を繰り返さなければばらず、親局が系統全体を把握す
るためには長時間を要するという不具合があつた。
そこで、親局と子局とを1対1で通信するポーリング方
式に代つて、親局から全ての子局に一定の状態監視指令
を発し、この状態監視指令を発した後各子局が指定の順
序に従つて順次応答させる一斎監視方式が試みられてい
る。この方式によればポーリング方式よりも通信に要す
る時間を短縮することができる。
式に代つて、親局から全ての子局に一定の状態監視指令
を発し、この状態監視指令を発した後各子局が指定の順
序に従つて順次応答させる一斎監視方式が試みられてい
る。この方式によればポーリング方式よりも通信に要す
る時間を短縮することができる。
しかしながら、前記一斎監視方式においても、自系統の
子局群のみを監視する場合には各子局の状態を十分に把
握することができるが、他系統の子局が自系統に編入さ
れたとき、編入した子局の状態を把握することができな
かつた。
子局群のみを監視する場合には各子局の状態を十分に把
握することができるが、他系統の子局が自系統に編入さ
れたとき、編入した子局の状態を把握することができな
かつた。
本発明は、前記従来の課題に監みてなされたものであ
り、その目的は、自系統に編入された他系統の子局の状
態も把握することができる配電線遠方監視制御方法を提
供することにある。
り、その目的は、自系統に編入された他系統の子局の状
態も把握することができる配電線遠方監視制御方法を提
供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、親局と複数の子
局とを配電線を介して接続し、配電線を信号伝送路とし
て親局と子局群との間で信号の授受を行い、親局が子局
群の状態を監視するものにおいて、自系統の子局のみの
返信を要求する返信要求指令を含む状態監視指令を親局
から子局群へ出力し、状態監視指令を受信した全ての子
局に指令受信情報としてのフラグをセツトさせ、かつ返
信要求指令に応答した特定の子局に、指定の順序に従つ
て順次応答情報を返信させると共にフラグをリセツトさ
せ、応答情報の受信完了後親局から子局群にフラグ確認
指令を出力し、フラグがセツト状態にある子局のみに指
定の順序に従つて応答情報を順次返信あっせ、親局は、
フラグの確認指令に応答した子局からの応答情報を基
に、他系統から自系統に編入した子局の有無を把握する
配電線遠方監視制御方法を採用したものである。
局とを配電線を介して接続し、配電線を信号伝送路とし
て親局と子局群との間で信号の授受を行い、親局が子局
群の状態を監視するものにおいて、自系統の子局のみの
返信を要求する返信要求指令を含む状態監視指令を親局
から子局群へ出力し、状態監視指令を受信した全ての子
局に指令受信情報としてのフラグをセツトさせ、かつ返
信要求指令に応答した特定の子局に、指定の順序に従つ
て順次応答情報を返信させると共にフラグをリセツトさ
せ、応答情報の受信完了後親局から子局群にフラグ確認
指令を出力し、フラグがセツト状態にある子局のみに指
定の順序に従つて応答情報を順次返信あっせ、親局は、
フラグの確認指令に応答した子局からの応答情報を基
に、他系統から自系統に編入した子局の有無を把握する
配電線遠方監視制御方法を採用したものである。
親局から子局群へ状態監視指令を出力し、状態監視指令
を受信した全ての子局にフラグをセツトさせる。そして
返信要求指令に応答した特定の子局に、指定の順序に従
つて順次応答情報を返信させると共にフラグをリセツト
させる。そして応答情報を受信した後、親局は子局群に
フラグ確認指令を出力し、フラグがセツト状態にある子
局のみに指定の順序に従つて応答情報を順次返信させ
る。そして親局はフラグ確認指令に応答した子局からの
応答情報を基に他系統から自系統に編入した子局の有無
を把握する。
を受信した全ての子局にフラグをセツトさせる。そして
返信要求指令に応答した特定の子局に、指定の順序に従
つて順次応答情報を返信させると共にフラグをリセツト
させる。そして応答情報を受信した後、親局は子局群に
フラグ確認指令を出力し、フラグがセツト状態にある子
局のみに指定の順序に従つて応答情報を順次返信させ
る。そして親局はフラグ確認指令に応答した子局からの
応答情報を基に他系統から自系統に編入した子局の有無
を把握する。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図には、本発明が適用された実施例の構成が示され
ている。第1図において、配電用変電所に設置された配
電用トランス21,22の2次側高圧配電線には、該配電線
を信号伝送路とした電力線搬送方式による送受信機能を
有する親局31,32が設置されている。親局31は配電線を
介して配電系統101〜157と接続され、親局32は配電線を
介して配電系統201〜258と接続されている。また配電系
統106は配電系統207介して配電系統206に接続されてい
る。親局31には、自系統の配電系統101〜157の各子局4
のアドレス、子局4の台数、各子局4の接続順序および
型式などの情報が予め設定されている。例えば、配電系
統101〜157の子局4のアドレスを、各子局固有のアドレ
スとして配電系統と同一の番号で設定したときには、こ
れらのアドレスが子局情報として親局31に設定される。
すなわち配電系統101の子局4にはアドレス101が、配電
系統157の子局4にはアドレス157が設定される。なお親
局32にも、親局31と同様の子局情報、すなわち200番台
の配電系統の子局情報が設定されている。
ている。第1図において、配電用変電所に設置された配
電用トランス21,22の2次側高圧配電線には、該配電線
を信号伝送路とした電力線搬送方式による送受信機能を
有する親局31,32が設置されている。親局31は配電線を
介して配電系統101〜157と接続され、親局32は配電線を
介して配電系統201〜258と接続されている。また配電系
統106は配電系統207介して配電系統206に接続されてい
る。親局31には、自系統の配電系統101〜157の各子局4
のアドレス、子局4の台数、各子局4の接続順序および
型式などの情報が予め設定されている。例えば、配電系
統101〜157の子局4のアドレスを、各子局固有のアドレ
スとして配電系統と同一の番号で設定したときには、こ
れらのアドレスが子局情報として親局31に設定される。
すなわち配電系統101の子局4にはアドレス101が、配電
系統157の子局4にはアドレス157が設定される。なお親
局32にも、親局31と同様の子局情報、すなわち200番台
の配電系統の子局情報が設定されている。
各配電系統の子局4は親局31,32からの指令に応答する
ための制御器などを有し、各配電系統は柱上開閉器3を
介して接続されている。そして親局31,32と各配電系統
の子局4との間で信号の授受を行うことによつて柱上開
閉器3の状態を把握することができるようになつてい
る。例えば、親局31が自系統と子局4の状態を把握する
場合には、親局31から自系統の子局4のみの返信を要求
する返信要求指令を含む状態監視指令を配電線を介して
子局群に出力する。そして状態監視指令を受信した全て
の子局4に指令受信情報としてのフラグをセツトさせ
る。この後、親局31が自系統の子局4と1対Nでの通信
を行うために、返信要求指令に応答した特定の子局4
に、指令の順序に従つて順次応答情報を返信させると共
にフラグをリセツトさせる。そして応答情報の受信完了
後親局31から子局4にフラグ確認指令を出力する。すな
わちフラグが設定状態にある子局のみに指定の順序に従
つて応答情報を順次返信させる。このとき応答情報がな
いときには、配電系統207の柱上開閉器3が切の状態に
あり、親局32の系統から31の系統へ編入した子局4がな
いことを把握することができる。以上の処理を親局32も
実施することによつて親局32の系統に他の系統から編入
した子局の有無を把握することができる。
ための制御器などを有し、各配電系統は柱上開閉器3を
介して接続されている。そして親局31,32と各配電系統
の子局4との間で信号の授受を行うことによつて柱上開
閉器3の状態を把握することができるようになつてい
る。例えば、親局31が自系統と子局4の状態を把握する
場合には、親局31から自系統の子局4のみの返信を要求
する返信要求指令を含む状態監視指令を配電線を介して
子局群に出力する。そして状態監視指令を受信した全て
の子局4に指令受信情報としてのフラグをセツトさせ
る。この後、親局31が自系統の子局4と1対Nでの通信
を行うために、返信要求指令に応答した特定の子局4
に、指令の順序に従つて順次応答情報を返信させると共
にフラグをリセツトさせる。そして応答情報の受信完了
後親局31から子局4にフラグ確認指令を出力する。すな
わちフラグが設定状態にある子局のみに指定の順序に従
つて応答情報を順次返信させる。このとき応答情報がな
いときには、配電系統207の柱上開閉器3が切の状態に
あり、親局32の系統から31の系統へ編入した子局4がな
いことを把握することができる。以上の処理を親局32も
実施することによつて親局32の系統に他の系統から編入
した子局の有無を把握することができる。
以上が、変電所親局が監視下にある系統の最新情報を収
集する方法であるが、一般に配電系統に於ける開閉器の
状態変化は頻繁に発生することはなく、作業に伴う制御
によるものがほとんどで、稀に配電線事故による状態変
化がある。従つて、前述の状態監視は常時行う必要はな
く、状態変化が発生した時や、状態変化がない事の確認
を目的として処理する事が効率の良い状態監視となる。
集する方法であるが、一般に配電系統に於ける開閉器の
状態変化は頻繁に発生することはなく、作業に伴う制御
によるものがほとんどで、稀に配電線事故による状態変
化がある。従つて、前述の状態監視は常時行う必要はな
く、状態変化が発生した時や、状態変化がない事の確認
を目的として処理する事が効率の良い状態監視となる。
状態監視を実行する処理フローの概略を第2図に示す。
配電系統に設置された柱上開閉器3の状態を監視し、遠
方からの制御を可能とする配電線遠方監視制御装置にお
いて、親局31の監視下にある系統範囲を把握するための
状態監視(ステツプ100)を実行するのは、先ず、シス
テム立上げ時であり、この時の系統状態を基に、系統の
状態変化等を監視するものとする。以下、装置は、遠隔
制御営業所の運転員の操作を指令として動作する。今、
運転員が開閉器3の制御(ステツプ102)を実施したと
すると、装置は、忠実に、指定された子局4に対し開閉
器3の制御指令を送信し、切制御を実行する。該制御実
行後、装置は、最新の系統状態監視を実行し、制御によ
る系統変化を運転員に提供する。例えば、第1図におい
て、運転員が配電系統201の柱上開閉器3を切制御すれ
ば、該指令は、変電所親局32に伝送され、更に配電系統
201の子局4に信号が伝送され、開閉器3を切操作す
る。この時、電力線搬送伝送方式においては、配電系統
202〜206の子局4は、伝号路が途断える事になり、親局
32の監視下ではなくなる為、前述の状態監視が不可欠に
なる。
方からの制御を可能とする配電線遠方監視制御装置にお
いて、親局31の監視下にある系統範囲を把握するための
状態監視(ステツプ100)を実行するのは、先ず、シス
テム立上げ時であり、この時の系統状態を基に、系統の
状態変化等を監視するものとする。以下、装置は、遠隔
制御営業所の運転員の操作を指令として動作する。今、
運転員が開閉器3の制御(ステツプ102)を実施したと
すると、装置は、忠実に、指定された子局4に対し開閉
器3の制御指令を送信し、切制御を実行する。該制御実
行後、装置は、最新の系統状態監視を実行し、制御によ
る系統変化を運転員に提供する。例えば、第1図におい
て、運転員が配電系統201の柱上開閉器3を切制御すれ
ば、該指令は、変電所親局32に伝送され、更に配電系統
201の子局4に信号が伝送され、開閉器3を切操作す
る。この時、電力線搬送伝送方式においては、配電系統
202〜206の子局4は、伝号路が途断える事になり、親局
32の監視下ではなくなる為、前述の状態監視が不可欠に
なる。
また、運転員が開閉器制御を行わない時であつても、現
地作業による配電系統の切替えに対応した最新の系統状
態を確認する事等を目的として、状態監視スイツチを営
業所に用意(操作卓上の押しボタッスイツチ、キーボー
ド上の特定キー等)し、該スイツチをオンする事(ステ
ツプ106)により、前述の状態監視(ステツプ114)を実
行する。
地作業による配電系統の切替えに対応した最新の系統状
態を確認する事等を目的として、状態監視スイツチを営
業所に用意(操作卓上の押しボタッスイツチ、キーボー
ド上の特定キー等)し、該スイツチをオンする事(ステ
ツプ106)により、前述の状態監視(ステツプ114)を実
行する。
更に、装置には、予め状態監視時刻を設定可能とし(X
時間毎、任意の指定時刻等)、当該時刻(ステツプ10
8)には、前述の状態監視(ステツプ114)を実行する。
時間毎、任意の指定時刻等)、当該時刻(ステツプ10
8)には、前述の状態監視(ステツプ114)を実行する。
装置は、以上の状態監視を必要とする時以外は、系統の
状態変化有無を検出する為の監視(ステツプ110,112)
を行うようにし、状態変化があつた時には、前述の状態
監視(ステツプ114)を行う。
状態変化有無を検出する為の監視(ステツプ110,112)
を行うようにし、状態変化があつた時には、前述の状態
監視(ステツプ114)を行う。
以上の様な処理により、系統の最新情報が常に営業所に
反映されるように装置を動作させるものとする。
反映されるように装置を動作させるものとする。
一方、配電系統207の柱上開閉器3が「切」から「入」
状態となり、配電系統201の柱上開閉器3が「入」の状
態から「切」の状態になつたときに、親局31から状態監
視指令が出力されると、配電系統202〜206の子局4は状
態監視指令に応答してフラグをセツトすると共に、親局
31からのフラグ確認指令に応答する応答情報を出力す
る。例えば、第3図に示されるように、予め指定した場
所に100番ごとの返信位置を決めた場合には、配電系統2
02〜207のアドレスが応答情報として同時に親局31に返
信される。これにより親局31は他系統から自系統に編入
した子局4があることを把握することができる。ただ
し、この場合200番台のアドレスが同時に返信されるた
め、アドレス200〜209のうち何番のアドレスが返信され
たかを即座に判別することができない。ところが十位が
「零」一位が不明であるときには、フラグ確認指令に応
答した子局4のアドレスは200〜209であることが判別で
きる。そこで親局31は次のフラグ確認指令を発するとき
アドレス200〜アドレス209の子局4のみに返信させるた
めに、第4図に示されるように、親局31は、フラグ確認
指令の中にスタートアドレス200とエンドアドレス209を
指定し、各子局4にアドレスの順番に従つて返信させる
ことによつて、親局31の系統にアドレス202〜207の子局
4が編入されたことを把握することができる。
状態となり、配電系統201の柱上開閉器3が「入」の状
態から「切」の状態になつたときに、親局31から状態監
視指令が出力されると、配電系統202〜206の子局4は状
態監視指令に応答してフラグをセツトすると共に、親局
31からのフラグ確認指令に応答する応答情報を出力す
る。例えば、第3図に示されるように、予め指定した場
所に100番ごとの返信位置を決めた場合には、配電系統2
02〜207のアドレスが応答情報として同時に親局31に返
信される。これにより親局31は他系統から自系統に編入
した子局4があることを把握することができる。ただ
し、この場合200番台のアドレスが同時に返信されるた
め、アドレス200〜209のうち何番のアドレスが返信され
たかを即座に判別することができない。ところが十位が
「零」一位が不明であるときには、フラグ確認指令に応
答した子局4のアドレスは200〜209であることが判別で
きる。そこで親局31は次のフラグ確認指令を発するとき
アドレス200〜アドレス209の子局4のみに返信させるた
めに、第4図に示されるように、親局31は、フラグ確認
指令の中にスタートアドレス200とエンドアドレス209を
指定し、各子局4にアドレスの順番に従つて返信させる
ことによつて、親局31の系統にアドレス202〜207の子局
4が編入されたことを把握することができる。
また、200番台と220番台の配電系統の子局が31の系統に
編入したときには、第5図に示されるように、アドレス
十位の値を調べるために、第3図に示す場合と同様の処
理を行うと共にスタートアドレスを200番台に固定し、
かつ十位のアドレスをパラメータとして伝送を行うこと
によつて親局31に編入した子局4の有無を把握すること
ができる。
編入したときには、第5図に示されるように、アドレス
十位の値を調べるために、第3図に示す場合と同様の処
理を行うと共にスタートアドレスを200番台に固定し、
かつ十位のアドレスをパラメータとして伝送を行うこと
によつて親局31に編入した子局4の有無を把握すること
ができる。
このように、本実施例においては、フラグ確認指令に応
答した子局4が複数個あつた場合にはこれらの子局群に
特定のグループ単位での返送を要求することによつて処
理時間を短縮することができる。
答した子局4が複数個あつた場合にはこれらの子局群に
特定のグループ単位での返送を要求することによつて処
理時間を短縮することができる。
また、フラグ確認指令に応答させる子局の指定方法とし
て、スタートアドレスNo.とこれに続く子局数を指定す
ることによつても行うことができる。
て、スタートアドレスNo.とこれに続く子局数を指定す
ることによつても行うことができる。
また、親局3が自局の監視下にある子局4を把握するた
めに、子局アドレスと該子局4が監視制御する柱上開閉
器3の状態を記憶する為の可変長のテーブルを予め用意
しておくと、システム立ち上げ時に、該テーブルに応答
して来た子局アドレスと開閉器状態が順にセツトされ
る。そしてこのデータが初期データとなる。以降、状態
監視を行う毎に、データは増減するが、状態監視により
応答がとれない子局4については、「応答なし」を営業
所に伝送すると共に、上述テーブルから抹消し、監視下
にないものとする。また、新たに、自分の傘下に入つた
子局に関する情報は、新規登録すると共に、営業所に伝
送する。尚、応答がとれない子局には、再度個別に伝送
を行う(リトライ処理)事により、伝送信頼度を保つ事
は、ここでは論ずるまでもない。また、仮に応答がとれ
ない子局であると誤判断しても、次回の状態監視で再把
握できる事は明白である。
めに、子局アドレスと該子局4が監視制御する柱上開閉
器3の状態を記憶する為の可変長のテーブルを予め用意
しておくと、システム立ち上げ時に、該テーブルに応答
して来た子局アドレスと開閉器状態が順にセツトされ
る。そしてこのデータが初期データとなる。以降、状態
監視を行う毎に、データは増減するが、状態監視により
応答がとれない子局4については、「応答なし」を営業
所に伝送すると共に、上述テーブルから抹消し、監視下
にないものとする。また、新たに、自分の傘下に入つた
子局に関する情報は、新規登録すると共に、営業所に伝
送する。尚、応答がとれない子局には、再度個別に伝送
を行う(リトライ処理)事により、伝送信頼度を保つ事
は、ここでは論ずるまでもない。また、仮に応答がとれ
ない子局であると誤判断しても、次回の状態監視で再把
握できる事は明白である。
以上説明したように、本発明によれば、他系統から自系
統に編入された子局の有無を把握することができるの
で、他系統の親局から編入情報を入力しなくても他系統
から編入した子局の状態を把握することができる。
統に編入された子局の有無を把握することができるの
で、他系統の親局から編入情報を入力しなくても他系統
から編入した子局の状態を把握することができる。
第1図は本発明が適用された実施例の構成図、第2図は
第1図に示すシステムの作用を説明するためのフローチ
ヤート、第3図は他系統から自系統へ編入された子局の
検出方法を説明するためのタイムチヤート、第4図は他
系統から自系統へ編入された子局202〜207の検出方法を
説明するためのタイムチヤート、第5図は他系統から自
系統へ編入された200台の子局の有無を検出する方法を
説明するためのタイムチヤート、第6図は従来例の構成
図、第7図は零相キヤリア伝送方式を説明するための構
成図、第8図は零相キヤリア伝送方式を説明するための
波形図である。 3……柱上開閉器、4……子局、21,22……トランス、3
1,32……親局、101〜106…、111〜115,151〜157,201
〜、207,251〜258……配電系統。
第1図に示すシステムの作用を説明するためのフローチ
ヤート、第3図は他系統から自系統へ編入された子局の
検出方法を説明するためのタイムチヤート、第4図は他
系統から自系統へ編入された子局202〜207の検出方法を
説明するためのタイムチヤート、第5図は他系統から自
系統へ編入された200台の子局の有無を検出する方法を
説明するためのタイムチヤート、第6図は従来例の構成
図、第7図は零相キヤリア伝送方式を説明するための構
成図、第8図は零相キヤリア伝送方式を説明するための
波形図である。 3……柱上開閉器、4……子局、21,22……トランス、3
1,32……親局、101〜106…、111〜115,151〜157,201
〜、207,251〜258……配電系統。
Claims (5)
- 【請求項1】親局と複数の子局とを配電線を介して接続
し、配電線を信号伝送路として親局と子局群との間で信
号の授受を行い、親局が子局群の状態を監視するものに
おいて、自系統の子局のみの返信を要求する返信要求指
令を含む状態監視指令を親局から子局群へ出力し、状態
監視指令を受信した全ての子局に指令受信情報としての
フラグをセツトさせ、かつ返信要求指令に応答した特定
の子局に、指定の順序に従つて順次応答情報を返信させ
ると共にフラグをリセツトさせ、応答情報の受信完了
後、親局から子局群にフラグ確認指令を出力し、フラグ
がセツト状態にある子局のみに指定の順序に従つて応答
情報を順次返信させ、親局は、フラグ確認指令に応答し
た子局からの応答情報を基に、他系統から自系統に編入
した子局の有無を把握することを特徴とする配電線遠方
監視制御方法。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、前記親局
は、フラグ確認指令に応答して複数の子局から応答情報
を受信したとき、次回のフラグ確認指令出力時にはフラ
グセツト状態の子局群に特定のグループ単位での返信を
要求することを特徴とする配電線遠方監視制御方法。 - 【請求項3】特許請求の範囲第2項において、各子局に
固有のアドレスを設定し、特定の子局を指定するとき、
該子局の指定をスタートアドレスとエンドアドレスで行
なうことを特徴とする配電線遠方監視制御方法。 - 【請求項4】特許請求の範囲第2項において、各子局に
固有のアドレスを設定し、特定の子局を指定するとき、
該子局の指定をスタートアドレスNo.と子局数で行うこ
とを特徴とする配電線遠方監視制御方法。 - 【請求項5】特許請求の範囲第1項〜第4項のうちいず
れか1項において、各子局は各子局固有のアドレスを含
む応答情報で返信することを特徴とする配電線遠方監視
制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61239946A JPH0671223B2 (ja) | 1986-10-08 | 1986-10-08 | 配電線遠方監視制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61239946A JPH0671223B2 (ja) | 1986-10-08 | 1986-10-08 | 配電線遠方監視制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6394721A JPS6394721A (ja) | 1988-04-25 |
JPH0671223B2 true JPH0671223B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=17052174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61239946A Expired - Lifetime JPH0671223B2 (ja) | 1986-10-08 | 1986-10-08 | 配電線遠方監視制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0671223B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4981859B2 (ja) * | 2009-08-04 | 2012-07-25 | パナソニック株式会社 | 照明用通信システム |
-
1986
- 1986-10-08 JP JP61239946A patent/JPH0671223B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6394721A (ja) | 1988-04-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |