JPH0671219U - 車両用サスペンションの減衰力制御装置 - Google Patents

車両用サスペンションの減衰力制御装置

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JPH0671219U
JPH0671219U JP1285293U JP1285293U JPH0671219U JP H0671219 U JPH0671219 U JP H0671219U JP 1285293 U JP1285293 U JP 1285293U JP 1285293 U JP1285293 U JP 1285293U JP H0671219 U JPH0671219 U JP H0671219U
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JP
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driver
damping force
drowsiness
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force control
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修 磯邉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】居眠り運転を検出した場合に、運転者が直に体
感できる警報を発して、居眠り運転を未然に防止するこ
と。 【構成】居眠り検出ユニット11からの居眠り検出信号を
読込み(S4)、居眠り検出信号の有無を判断し(S
5)、有りと判断された場合には、運転者が居眠り状態
であり居眠り運転に陥る惧れがあるとして、S7に進
み、減衰力をハード側に切換える。一方、無しと判断さ
れた場合には、運転者は居眠り状態では無く、居眠り運
転に陥る惧れは無いので、従来の減衰力制御を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、サスペンション特性を少なくとも二段階に切換えることが可能なサ スペンションの減衰力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、車体と各車輪との間に設けられたショックアブソーバの減衰力を 、バネ上の上下速度とバネ上〜バネ下間の相対速度との両者の符号により2段階 に切換えて、乗心地を向上させる技術を先に出願している(実願平4−1866 5号、実願平4−55990号)。
【0003】 一方、車両の運転時に、例えば単調な高速道路を走行している最中等には、眠 気が生じることがある。このため、従来、運転者の居眠り状態を運転者のハンド ル操作パターン等より検出し、警報を発して注意を促す装置が知られている(日 産自動車株式会社製セイフティドライブアドバイザシステム等(日産自動車株式 会社発行日産技報1990年第27号語152頁参照))。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの装置にあっては、運転者の居眠り状態を検出した場合 には、操作パネルに設けたインジケータ等で表示するか或いは警報音が鳴る構成 となっているため、運転者が見落としたり聞き漏らしたりすることがあり、運転 者に確実に注意を喚起できず、本来の目的を達し得ない惧れがある。
【0005】 一方、車両用サスペンションは、従来乗心地の向上や操縦性,安定性の向上を 図ることを目的として制御される。 本考案は、上記実情に鑑みてなされたものであり、運転者の居眠り状態を検出 した場合に、運転者が直に体感できる警報を発して、居眠り運転を未然に防止す ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案に係る車両用サスペンションの減衰力制御装置は、運転者の 居眠りを検出する居眠り検出手段と、サスペンション特性を少なくとも二段階に 切換えることが可能なサスペンションの減衰力制御手段と、を備えた車両におい て、居眠り検出手段により運転者の居眠りが検出されると、前記サスペンション の減衰力制御手段がサスペンション特性をハード側に切換えるように制御する構 成とした。
【0007】
【作用】
かかる構成の車両用サスペンションの減衰力制御装置において、居眠り検出手 段により運転者の居眠りが検出されると、サスペンション特性がハード側に切換 えられるので、車両は路面の状態に素早く反応するようになり、もって運転者は 路面からの振動を体感することとなる。従って、乗り心地が悪くなるが、運転者 に直に警報としての振動を体感させることとなり、運転者の眠気を醒まさせるこ ととなり、居眠り運転を未然に防止することができる。
【0008】
【実施例】
以下本考案の実施例を図に基づいて説明する。 図1において、車体側Bと車輪側Cとの間には、例えば左前輪の場合、ショッ クアブソーバ1aとそのショックアブソーバ1aのストロークを検出するストロ ークセンサ3aとが設けられ、車体側にはバネ上の上下方向の加速度を検出する 加速度センサ4aが設けられている。
【0009】 そして、ショックアブソーバ1aには減衰力が大きいハードと減衰力が小さい ソフトとに油の流量を切換えて減衰力を切換えるアクチュエータ2aが設けられ ている。また、そのアクチュエータ2a、加速度センサ4a、ストロークセンサ 3aはそれぞれ電気回路で制御装置5に接続されている。 そして、その他の各輪にも同様に構成されている。
【0010】 さらに、運転者の居眠りを検出する居眠り検出手段として、居眠り検出ユニッ ト11が設けられている。 居眠り検出ユニット11は、概略構成として、運転者のハンドル操作に伴う握力 を検出する圧力センサと、ハンドル角を検出するハンドル角センサと、車速を検 出する車速センサと、アクセル開度を検出するアクセルセンサとを備え、これら のセンサの検出出力を監視し、前記ハンドル角と車速及びアクセル開度が居眠り 状態を示す設定値の範囲内にあることを条件に、圧力センサの検出圧力が所定時 間継続して設定値を越えないときに居眠り検出信号を前記制御装置5に出力する ものである。
【0011】 図2は制御装置5のブロックダイヤグラムを示し、各ストロークセンサ3a〜 3dの出力はストローク信号入力部6に入力され、減衰力切換判定部7と減衰力 切換信号出力部8とを介して減衰力を2段階に切換えるアクチュエータ2a〜2 dに接続されている。 また、加速度センサ4a〜4dは加速度信号入力部9を介して減衰力切換判定 部7に接続されている。
【0012】 また、居眠り検出ユニット11は居眠り信号入力部12を介して減衰力切換判定部 7に接続されている。 以下、図3を参照して、作用について説明する。 作動に際し、ステップ1(図ではS1と記す。以下同様)ではストローク信号 ZRを読込む。
【0013】 ステップ2では、バネ上加速度信号ZAを読込む。 ステップ3では、バネ上加速度信号ZAを積分して速度信号ZVを得る。 ステップ4では、居眠り検出ユニット11からの居眠り検出信号を読込む。 ステップ5では、居眠り検出信号の有無を判断し、有りと判断された場合には 、運転者が居眠り状態であり居眠り運転に陥る惧れがあるとして、ステップ7に 進む。一方、無しと判断された場合には、運転者は居眠り状態では無く、居眠り 運転に陥る惧れは無いので、従来の減衰力切換制御を行うべく、ステップ6に進 む。
【0014】 ステップ6においては、ストローク信号ZRとバネ上加速度信号ZAを積分し て得られた速度信号ZVとには、それぞれ正と負の符号が付いていることに鑑み 、ストローク信号ZRと速度信号ZVとの積を求めて、その正負を判断する。 そして負の場合には、ステップ7に進み、図4に示す制御マップをも参照して 、減衰力をハード側に切換える切換信号を出力する。
【0015】 正の場合には、ステップ8に進み、減衰力をソフト側に切換える切換信号を出 力する。 尚、上記ステップ1〜ステップ8は、定期的に繰替えされるものである。 以上説明したように、本実施例では、居眠り検出ユニット11により運転者の居 眠り状態が検出されると、減衰力がハード側に切換えられるので、車両は路面の 状態に素早く反応するようになり、もって運転者は路面からの振動を体感するこ ととなる。従って、乗り心地が悪くなるが、運転者に直に警報としての振動を体 感させることとなり、運転者の眠気を醒まさせることとなり、居眠り運転を未然 に防止することが可能となる。
【0016】 尚、以上説明した実施例においては、居眠り検出ユニット11は圧力センサの検 出圧力に基づいて居眠りか否かを判断する構成であったが、この構成に限定する ものでは無く、例えば運転者の脳波等を検出して居眠り状態を検出するようにし てもよいことは勿論である。
【0017】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように構成されているので、運転者の居眠り状態を検出 した場合に、運転者が直に体感できる警報が発せられ、居眠り運転を未然に防止 することが可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例をしめす全体構成図
【図2】図1の制御装置のブロックダイヤグラム
【図3】図1の制御装置の制御内容を説明するフローチ
ャート
【図4】図1の制御マップ
【符号の説明】
1 ショックアブソーバ 2 アクチュエータ 3 ストロークセンサ 4 加速度センサ 5 制御装置 11 居眠り検出ユニット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転者の居眠りを検出する居眠り検出手段
    と、サスペンション特性を少なくとも二段階に切換える
    ことが可能なサスペンションの減衰力制御手段と、を備
    えた車両において、居眠り検出手段により運転者の居眠
    りが検出されると、前記サスペンションの減衰力制御手
    段がサスペンション特性をハード側に切換えるように制
    御することを特徴とする車両用サスペンションの減衰力
    制御装置。
JP1993012852U 1993-03-22 1993-03-22 車両用サスペンションの減衰力制御装置 Expired - Lifetime JP2603072Y2 (ja)

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JPH0671219U true JPH0671219U (ja) 1994-10-04
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ID=11816936

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005162173A (ja) * 2003-12-05 2005-06-23 Fujitsu Ten Ltd 車両制御システム
JP2005193774A (ja) * 2004-01-07 2005-07-21 Nissan Motor Co Ltd 車線逸脱報知装置

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