JPH0671116A - オイルストレーナ装置 - Google Patents
オイルストレーナ装置Info
- Publication number
- JPH0671116A JPH0671116A JP23214192A JP23214192A JPH0671116A JP H0671116 A JPH0671116 A JP H0671116A JP 23214192 A JP23214192 A JP 23214192A JP 23214192 A JP23214192 A JP 23214192A JP H0671116 A JPH0671116 A JP H0671116A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- strainer
- filter
- sealing member
- reinforcing plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0402—Cleaning of lubricants, e.g. filters or magnets
- F16H57/0404—Lubricant filters
Landscapes
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィルタの外周の挟圧部から空気の侵入しな
いオイルストレーナ装置を提供することにある。 【構成】 オイルポンプ（５）の吸込口（６）に連結さ
れる吸引口（１ａ）を備えたストレーナ本体（１）と、
オイル流入口（２ａ）を備えたストレーナカバー（２）
を備え、前記ストレーナ本体（１）或いはストレーナカ
バー（２）によってその外周部を挟圧されたフィルタ
（３）を備えたオイルストレーナ装置において、前記フ
ィルタ（３）の挟圧部（４）にシール部材（３ｃ）を設
けたことを特徴とするオイルストレーナ装置。
いオイルストレーナ装置を提供することにある。 【構成】 オイルポンプ（５）の吸込口（６）に連結さ
れる吸引口（１ａ）を備えたストレーナ本体（１）と、
オイル流入口（２ａ）を備えたストレーナカバー（２）
を備え、前記ストレーナ本体（１）或いはストレーナカ
バー（２）によってその外周部を挟圧されたフィルタ
（３）を備えたオイルストレーナ装置において、前記フ
ィルタ（３）の挟圧部（４）にシール部材（３ｃ）を設
けたことを特徴とするオイルストレーナ装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明のオイルストレーナ装置
は、主に、車両等の自動変速装置、或いは、機関装置の
オイルストレーナ装置に利用することができる。
は、主に、車両等の自動変速装置、或いは、機関装置の
オイルストレーナ装置に利用することができる。
【０００２】
【従来の技術】自動変速装置のオイルストレーナ装置
は、特開昭５８−９４６７１号に開示されているものが
従来技術として公知である。前記従来技術には、油圧制
御バルブ用のオイルストレーナ装置が記載されている。
前記オイルストレーナ装置は、主に蓋体とフィルタによ
って構成され、ボルトによって前記フィルタの外周部
が、前記蓋体とバルブボデーの下端との間に挟圧されて
いる。このオイルストレーナ装置は、オイルポンプによ
って前記蓋体に設けられた流入口から吸い上げられたオ
イルパン内のオイルが、前記フィルタを通過することに
よって、オイル内の異物が排除され、油圧回路内に侵入
することを防ぐ目的に使用される。
は、特開昭５８−９４６７１号に開示されているものが
従来技術として公知である。前記従来技術には、油圧制
御バルブ用のオイルストレーナ装置が記載されている。
前記オイルストレーナ装置は、主に蓋体とフィルタによ
って構成され、ボルトによって前記フィルタの外周部
が、前記蓋体とバルブボデーの下端との間に挟圧されて
いる。このオイルストレーナ装置は、オイルポンプによ
って前記蓋体に設けられた流入口から吸い上げられたオ
イルパン内のオイルが、前記フィルタを通過することに
よって、オイル内の異物が排除され、油圧回路内に侵入
することを防ぐ目的に使用される。
【０００３】しかしながら、前記したようにこのオイル
ストレーナ装置は、前記フィルタの外周部において、前
記蓋体とバルブボデーの下端との間で挟圧されているの
みであるため、前記挟圧部より下に油面が下がった場
合、前記挟圧部から空気がオイルストレーナ装置内に侵
入し、オイルポンプのキャビテーションを発生させた
り、油圧回路内のオイルに溶け込み、回路内のバルブ等
の制御機器の作動不良につながる。
ストレーナ装置は、前記フィルタの外周部において、前
記蓋体とバルブボデーの下端との間で挟圧されているの
みであるため、前記挟圧部より下に油面が下がった場
合、前記挟圧部から空気がオイルストレーナ装置内に侵
入し、オイルポンプのキャビテーションを発生させた
り、油圧回路内のオイルに溶け込み、回路内のバルブ等
の制御機器の作動不良につながる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の課題
としては、フィルタの外周の挟圧部から空気の侵入しな
いオイルストレーナ装置を提供することにある。
としては、フィルタの外周の挟圧部から空気の侵入しな
いオイルストレーナ装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明においては、オイルポンプの吸込口に連結され
る吸引口を備えたストレーナ本体と、オイル流入口を備
えたストレーナカバーを備え、前記ストレーナ本体或い
はストレーナカバーによってその外周部を挟圧されたフ
ィルタを備えたオイルストレーナ装置において、前記フ
ィルタの挟圧部にシール部材を設けたことを特徴とする
オイルストレーナ装置とした。
に本発明においては、オイルポンプの吸込口に連結され
る吸引口を備えたストレーナ本体と、オイル流入口を備
えたストレーナカバーを備え、前記ストレーナ本体或い
はストレーナカバーによってその外周部を挟圧されたフ
ィルタを備えたオイルストレーナ装置において、前記フ
ィルタの挟圧部にシール部材を設けたことを特徴とする
オイルストレーナ装置とした。
【０００６】
【作用】上記した構成によれば、フィルタの挟圧部にシ
ール部材を介在したことにより、挟圧部からの空気の侵
入を防ぐことができる。
ール部材を介在したことにより、挟圧部からの空気の侵
入を防ぐことができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【０００８】図１はオイルストレーナ装置の全体図を表
す。オイルストレーナ装置は、自動変速装置の下部に設
けられ、主にストレーナ本体１、ストレーナカバー２、
及びフィルタ３で構成されており、本実施例では前記フ
ィルタ３は、その外周部において前記ストレーナ本体１
によって折曲げ加締めをされることによって挟圧されて
いる。一般にオイルストレーナ装置は、全体が自動変速
機の制御回路用のオイル中に浸されている。前記ストレ
ーナカバー２にはオイル流入口２ａが、又、前記ストレ
ーナ本体１には、オイル吸引口１ａが備えられており、
オイルポンプ５の吸込口６にシール材（例えばＯリング
など）７を介して連結されている。オイルポンプ５の吸
引作用により、前記流入口２ａからオイルストレーナ装
置内に導入されたオイルは、前記フィルタ３を通過する
ことによって濾過され、異物が除かれた後に、前記吸引
口１ａより吸込口６を経てオイルポンプ５へと汲み上げ
られ、変速機内の図示しない油圧制御用機器へと供給さ
れる。尚、前記フィルタ３は、濾過用の複数の網目が設
けられたスクリーン３ａと、オイルの流速によって前記
スクリーン３ａが撓み、或いは破れることを防止するた
めに、前記スクリーン３ａの前記ポンプ５側に配設さ
れ、複数のオイル通過孔を備えた補強板３ｂを備えてい
る。
す。オイルストレーナ装置は、自動変速装置の下部に設
けられ、主にストレーナ本体１、ストレーナカバー２、
及びフィルタ３で構成されており、本実施例では前記フ
ィルタ３は、その外周部において前記ストレーナ本体１
によって折曲げ加締めをされることによって挟圧されて
いる。一般にオイルストレーナ装置は、全体が自動変速
機の制御回路用のオイル中に浸されている。前記ストレ
ーナカバー２にはオイル流入口２ａが、又、前記ストレ
ーナ本体１には、オイル吸引口１ａが備えられており、
オイルポンプ５の吸込口６にシール材（例えばＯリング
など）７を介して連結されている。オイルポンプ５の吸
引作用により、前記流入口２ａからオイルストレーナ装
置内に導入されたオイルは、前記フィルタ３を通過する
ことによって濾過され、異物が除かれた後に、前記吸引
口１ａより吸込口６を経てオイルポンプ５へと汲み上げ
られ、変速機内の図示しない油圧制御用機器へと供給さ
れる。尚、前記フィルタ３は、濾過用の複数の網目が設
けられたスクリーン３ａと、オイルの流速によって前記
スクリーン３ａが撓み、或いは破れることを防止するた
めに、前記スクリーン３ａの前記ポンプ５側に配設さ
れ、複数のオイル通過孔を備えた補強板３ｂを備えてい
る。
【０００９】図２は、本発明によるオイルストレーナ装
置の前記挟圧部４の拡大図である。
置の前記挟圧部４の拡大図である。
【００１０】ここで、スクリーン３ａは図５に表された
ように、その外周部に主に耐油性のゴム、或いは樹脂を
材質としたシール部材３ｃを備えている。前記シール部
材３ｃはスクリーン３ａに対して塗布、型押し、或いは
成形される等、種々の方法にて装着され、スクリーン３
ａの網目を埋めている。図２において、前記ストレーナ
本体１の外周部を折り曲げ、加締めることによって、前
記補強板３ｂ、ストレーナカバー２と共に、前記シール
部材３ｃを挟圧している。この構成において、図１のご
とく前記挟圧部４より油面が下がった場合でも、前記補
強板３ｂとストレーナカバー２との間で挟圧された前記
シール部材３ｃによって、挟圧部４における外部からの
空気の侵入は防止できる。尚、本実施例においては、前
記挟圧部４において、前記ストレーナ本体１に折曲げ部
を有しているが、前記ストレーナカバー２側に折曲げ部
を設けてもよい。
ように、その外周部に主に耐油性のゴム、或いは樹脂を
材質としたシール部材３ｃを備えている。前記シール部
材３ｃはスクリーン３ａに対して塗布、型押し、或いは
成形される等、種々の方法にて装着され、スクリーン３
ａの網目を埋めている。図２において、前記ストレーナ
本体１の外周部を折り曲げ、加締めることによって、前
記補強板３ｂ、ストレーナカバー２と共に、前記シール
部材３ｃを挟圧している。この構成において、図１のご
とく前記挟圧部４より油面が下がった場合でも、前記補
強板３ｂとストレーナカバー２との間で挟圧された前記
シール部材３ｃによって、挟圧部４における外部からの
空気の侵入は防止できる。尚、本実施例においては、前
記挟圧部４において、前記ストレーナ本体１に折曲げ部
を有しているが、前記ストレーナカバー２側に折曲げ部
を設けてもよい。
【００１１】図３は、加締部４の別の実施例を表す。本
実施例は図２の挟圧部に比較して、シール部材３ｃを前
記補強板３ｂとストレーナカバー２との間のみでなく、
折り曲げたストレーナ本体１とストレーナカバー２との
間にも配設されるように加締たものであり、より大きい
シール効果が期待できる。
実施例は図２の挟圧部に比較して、シール部材３ｃを前
記補強板３ｂとストレーナカバー２との間のみでなく、
折り曲げたストレーナ本体１とストレーナカバー２との
間にも配設されるように加締たものであり、より大きい
シール効果が期待できる。
【００１２】図４は、オイルストレーナ装置がオイルポ
ンプ５の吸込口に連結されたバルブボデー６ａに直接取
りつけられた場合の、挟圧部の構成を表す。本実施例で
は、本体１が補強板を兼ねており、この端部にてスクリ
ーン３ａのシール部材３ｃをストレーナカバー２と共に
加締め、前記変速機のバルブボデー６ａと本体１との間
に、ゴム、或いは紙等によって製作されたガスケット８
を設置し、前記変速機のバルブボデー６ａと本体１とを
図示しないボルト等を用いて締結している。
ンプ５の吸込口に連結されたバルブボデー６ａに直接取
りつけられた場合の、挟圧部の構成を表す。本実施例で
は、本体１が補強板を兼ねており、この端部にてスクリ
ーン３ａのシール部材３ｃをストレーナカバー２と共に
加締め、前記変速機のバルブボデー６ａと本体１との間
に、ゴム、或いは紙等によって製作されたガスケット８
を設置し、前記変速機のバルブボデー６ａと本体１とを
図示しないボルト等を用いて締結している。
【００１３】尚、本発明は上記した実施例に限定される
ものではなく、本発明の実現可能な範囲内で、種々の変
更をしてもよい。又、上記では自動変速装置に用いた場
合を示したが、本発明のオイルストレーナ装置は、エン
ジン等の機関装置にも適用できるものである。
ものではなく、本発明の実現可能な範囲内で、種々の変
更をしてもよい。又、上記では自動変速装置に用いた場
合を示したが、本発明のオイルストレーナ装置は、エン
ジン等の機関装置にも適用できるものである。
【００１４】
【発明の効果】本発明によるオイルストレーナ装置で
は、フィルタの挟圧部にシール材を介在したことによ
り、挟圧部からの空気の侵入を防ぐことができるため、
オイルへの空気混入による、油圧制御機器の作動不良を
防止でき、信頼性の高い変速制御装置、或いは機関装置
を提供できる。
は、フィルタの挟圧部にシール材を介在したことによ
り、挟圧部からの空気の侵入を防ぐことができるため、
オイルへの空気混入による、油圧制御機器の作動不良を
防止でき、信頼性の高い変速制御装置、或いは機関装置
を提供できる。
【図１】オイルストレーナ装置の全体図
【図２】フィルタの挟圧部の拡大図
【図３】第２の実施例による挟圧部の拡大図
【図４】第３の実施例による挟圧部の拡大図
【図５】スクリーンの上面図
１ ストレーナ本体 １ａ オイル吸引口 ２ ス
トレーナカバー ２ａ オイル流入口 ３ フィルタ ３ｃ シール
部材 ４ 挟圧部 ５ オイルポンプ ６ 吸込口
トレーナカバー ２ａ オイル流入口 ３ フィルタ ３ｃ シール
部材 ４ 挟圧部 ５ オイルポンプ ６ 吸込口
Claims (1)
- 【請求項１】 オイルポンプの吸込口に連結される吸引
口を備えたストレーナ本体と、オイル流入口を備えたス
トレーナカバーを備え、前記ストレーナ本体或いはスト
レーナカバーによってその外周部を挟圧されたフィルタ
を備えたオイルストレーナ装置において、前記フィルタ
の挟圧部にシール部材を設けたことを特徴とするオイル
ストレーナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23214192A JPH0671116A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | オイルストレーナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23214192A JPH0671116A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | オイルストレーナ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0671116A true JPH0671116A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=16934639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23214192A Pending JPH0671116A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | オイルストレーナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0671116A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016151272A (ja) * | 2015-02-19 | 2016-08-22 | 富士重工業株式会社 | オイルストレーナ |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP23214192A patent/JPH0671116A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016151272A (ja) * | 2015-02-19 | 2016-08-22 | 富士重工業株式会社 | オイルストレーナ |
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