JPH0671095A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JPH0671095A
JPH0671095A JP4228322A JP22832292A JPH0671095A JP H0671095 A JPH0671095 A JP H0671095A JP 4228322 A JP4228322 A JP 4228322A JP 22832292 A JP22832292 A JP 22832292A JP H0671095 A JPH0671095 A JP H0671095A
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Japan
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rotary drum
buffer plate
dried
lifter
stoppers
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Kenichi Ogoshi
憲一 大越
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ボタン,ファスナー等の衝突音を低減するため
の緩衝板の修理を安価にかつ容易にするとともに資源の
無駄をなくしかつ廃棄時の材料ごとの分別を容易にし資
源の再利用をしやすくする。 【構成】被乾燥物のボタンやファスナーの衝突音を低減
するための緩衝板を有するものにおいて、この緩衝板を
被乾燥物をかく拌するためのリフターのみで取付けると
共に、リフターは回転ドラムの内側から取り外しが出来
るようにする。 【効果】ボタン,ファスナー等の衝突音を低減するため
の緩衝板の修理が安価にかつ容易に出来るとともに資源
の無駄を無くしかつ廃棄時の材料ごとの分別を容易にし
資源の再利用をしやすい衣類乾燥機を提供出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、略円筒状の回転ドラム
と、被乾燥物をかく拌するための複数個のリフターと、
被乾燥物のボタンやファスナー等の衝突音を低減するた
めの緩衝板を有するものの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】略円筒状の回転ドラムの円筒部内側に、
被乾燥物のボタンやファスナー等の衝突音を低減するた
めの緩衝板を有するものにおいて、従来一般的には、こ
の緩衝板を接着剤等を用いて回転ドラムの筒部円面に貼
り付ける等の方法で行なわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術の場合、
緩衝板単独での取り外しが困難なため、緩衝板が摩耗,
破損した場合の修理において、単独での交換が出来ず回
転ドラム全体での交換となってしまうため費用が高くな
りまた資源が無駄になる、そして廃棄する場合にも材料
ごとの分別が難しく資源の再利用がしにくい、さらに
は、接着材の材料費,接着作業工数により価格も高くな
るという欠点がある。
【0004】本発明の目的は上記欠点を無くし、修理が
容易にかつ安価に出来、資源の再利用がしやすく、安価
でしかも緩衝板の取り付けが確実に行なえる衣類乾燥機
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、略円筒状の回転ドラムと、被乾燥物かく拌
用の複数個のリフターと、被乾燥物のボタンやファスナ
ー等の衝突音を低減するための緩衝板を有するものにお
いて、前記緩衝板を、前記リフターのみで回転ドラム内
の円筒部に固定し、かつ回転ドラムの円筒部に円周方向
のストッパーを複数個設け、緩衝板をストッパー間に円
周方向に圧縮して装着するとともに、前記リフターは回
転ドラムの内側から取り外し可能にし、前記緩衝板は低
発泡倍率で発泡成形した合成樹脂で構成し、そして前記
ストッパー部をリフターで被ったものである。
【0006】
【作用】本発明では前記緩衝板を、回転ドラムの円筒部
に設けられる取外し可能なリフターで固定したので、緩
衝板が何らかの原因で摩耗,破損した場合にこの修理に
おいて、リフターを外すことによりこれ単独で容易に交
換が出来る。これにより資源の無駄にすることなく、か
つ修理費用も低減出来る。また、リフターを回転ドラム
の内側から外せるようにすれば、本体を分解することな
く衣類投入口からの作業が可能でありさらに修理を容易
にすることが出来る。
【0007】また、本発明では、回転ドラムの円筒部
に、緩衝板の円周方向のストッパーを複数個設けて、こ
のストッパー間に円周方向を圧縮して装着したので、緩
衝板には円周方向の圧縮力が働きこれにより回転ドラム
の円周部内面に押し付けられる力が働き、取付を確実に
することが出来る。このとき緩衝板は低発泡倍率(例え
ば2〜5倍程度の発泡)で発泡成形した合成樹脂を使用
しているので弾性に富み、前記圧縮しての取付が容易に
かつ確実に行なわれる。また修理の際の衣類投入口から
の出し入れも容易に行なえる。
【0008】さらには、前記ストッパー部をリフターで
被っているので、緩衝板の端部が露出しないため、緩衝
板の端部が被乾燥物のかく拌により浮き上がったりする
等の不具合の発生も防止できる。
【0009】さらには、被乾燥物のかく拌に必要なリフ
ターを緩衝板の取付およびストッパーのカバーと兼用し
たので、何ら部品点数が増えることもない。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面により説明す
る。1は外枠、2はこの外枠1内に回転自在に軸支され
た円筒状の回転ドラム、3は乾燥用の温風を得るための
熱源、4は前記回転ドラム2に電動機5の回転力を伝達
するためのドラム駆動ベルトである。
【0011】前記回転ドラム2の後部には図1に実線矢
印で示した乾燥用空気を排出するためのドラム空気出口
6が設けられており、その後方には前記ドラム空気出口
6に対抗させて入口7を設けるとともに、前記乾燥用空
気流およびこの乾燥用空気を冷却するための冷却空気流
(図1に破線で示す)を発生させるための送風機の役割
を有し、かつ前記乾燥用空気を冷却する熱交換部を兼ね
た両翼ファン8を収納したファンケーシング9が配設さ
れている。そしてこのファンケーシング9はその内周全
周に渡って設けられた仕切板10と両翼ファン8の外周
に設けたフェルト11とで乾燥用空気側と冷却空気側に
仕切られている。12はこのファンケーシング9と前記
回転ドラム2との気密を保つための気密用フェルトであ
る。そして、ファンケーシング9の乾燥用空気出口は、
途中に排水口15を設けたダクト13とダクト14とで
熱源装置3に連通されている。
【0012】16は両翼ファン8用のベルト、17は両
翼ファン8用のプーリ、18はドラム支持部材、19は
前記外枠1の前方に設けられた被乾燥物(衣類)出し入
れ用の衣類投入口20を開閉するためのドア、21はフ
ィルター、22はその外周で前記回転ドラム2を回転自
在に支持するためのドラム前部支持部材である。
【0013】前記両翼ファン8は、図2に示したよう
に、その断面形状が波形状のブレードで構成され、前記
のようにその両面で、乾燥用空気流および冷却用空気流
を発生させるとともにかつそのブレード壁面を介して乾
燥用空気と冷却空気の熱交換を行なうものである。
【0014】23は、外枠1の後部開口をおおう裏板で
ある。
【0015】次に前記回転ドラム2の構成を詳細に説明
する。
【0016】回転ドラム2は、それぞれ金属製薄板で製
作された前板24,板体を円筒状にまるめた円筒部2
5,後板26とで構成されている。そして前板24,円
筒部25,後板26は、前板24および後板26の外周
部で円筒部25を巻き締め固定することにより一体化さ
れている。
【0017】円筒部25にはストッパーA27,ストッ
パーB28が近接して設けられており、かつその内面側
には、被乾燥物のボタンやファスナーが衝突したときの
衝突音を低減するための緩衝板29が密着配置されてい
る。この緩衝板29の長さは、前記のストッパーA2
7,ストッパーB28間の図3にLで示した内周長より
も大きく設定されていて、ストッパーA27,ストッパ
ーB28間に円周方向に圧縮して装着されている。な
お、緩衝板29は圧縮しやすくするための弾性をもたせ
ること、および被乾燥物のボタンやファスナーが衝突し
たときの衝突音低減の効果を高めるためのクッション性
をもたせることを目的として、2〜5倍程度の低発泡倍
率で発泡成形された合成樹脂で製作されている。
【0018】前記のように緩衝板29が、ストッパーA
27,ストッパーB28間に圧縮して装着されることに
より、衝撃板29には、図3に矢印A,矢印Bで示した
ような圧縮応力が発成し、これらの分力が矢印C方向に
発生し、これにより緩衝板29は、確実に円筒部25に
密着保持される。
【0019】30,31,32は回転ドラム2内の被乾
燥物をかく拌するためのリフターA,リフターB,リフ
ターCで、円筒部25に設けられた複数個の穴33に複
数個の爪部34を弾着により回転ドラム2の内側から取
り外し可能に引っかけて取り付けられている。そしてこ
れらのリフターA30,リフターB31,リフターC3
2は被乾燥物のかく拌と共に、緩衝板29を円筒部25
の内面に固定する役目、およびこれらの少なくとも一個
は前記ストッパーA27,ストッパーB28をおおうよ
うに配置され、ストッパーA27,ストッパーB28の
カバー体の役目を兼ね備えている。
【0020】次に動作について説明する。
【0021】回転ドラム2内に被乾燥物を入れ電源スイ
ッチ(図示せず)を投入すると、熱源3,電動機5に電
力が供給され、回転ドラム2,両翼ファン8が回転す
る。これにより熱源3で熱せられた乾燥用空気が回転ド
ラム2内に流入し、ここで被乾燥物から水分を奪った
後、回転ドラム2から排出され、両翼ファン8に吸引さ
れる。そして乾燥用空気は両翼ファン8を通過するとき
に両翼ファン8の熱交換作用で冷却され、被乾燥物から
奪った水分は結露し水滴となって排水口15から機外に
排出される。両翼ファン8を通過した乾燥用空気はダク
ト13,14を経て再び熱源3に至り、ここで熱せられ
て回転ドラム2内に流入し、これが連続的に繰り返され
て乾燥が進行する。
【0022】前記の乾燥運転において、回転ドラム2が
回転すると、被乾燥物はリフターで持ち上げられ、そし
て落下することによりかく拌されるが、被乾燥物にボタ
ンやファスナーが付いていると落下したときこれらが円
筒部25に衝突して衝突音を発生するが、本発明による
衣類乾燥機は円筒部25内面に衝撃板29が設けられて
いるので、衝突音は、大幅に低減され静かな乾燥運転が
出来る。
【0023】なお、衝撃板29が摩耗,破損した場合に
は、リフターA30,リフターB31およびリフターC3
2の爪34部を図3に破線で示したようにたわませて取
り外すことにより、緩衝板29を単独で交換出来るとと
もに、何ら本体の他の部分を取り外すことなく、容易に
修理することが出来る。また衣類乾燥機が寿命になり廃
棄する場合にも材料ごとの分別が容易に行ない資源の再
利用もしやすくなる。
【0024】
【発明の効果】本発明は前記のようになっているので、
資源の無駄がなくかつ容易に修理が出来しかも緩衝板の
取付が容易でかつ確実で、さらには安価で、製品寿命後
の廃棄の際の材料ごとの分別が容易で資源の再利用もし
やすい衣類乾燥機を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のX−X断面図である。
【図3】図1のY−Y断面図である。
【符号の説明】 1…外枠、19…ドア、20…衣類投入口、25…円筒
部、27,28…ストッパー、29…緩衝板、30,3
1,32…リフター。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被乾燥物を乾燥する略円筒状の回転ドラム
    と、回転ドラムの円筒部に設けられた被乾燥物かく拌用
    の複数個のリフターと、同じく回転ドラム内の円筒部に
    設けられた、被乾燥物のボタンやファスナー等の衝突音
    を低減するための緩衝板を有するものにおいて、前記リ
    フターを取外し可能とするとともに、前記緩衝板を、前
    記リフターのみで回転ドラム内の円筒部に固定したこと
    を特徴とする衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】回転ドラムの円筒部に前記緩衝板の円周方
    向のストッパーを複数個設け、緩衝板をこのストッパー
    間に円周方向を圧縮して装着したことを特徴とする請求
    項1記載の衣類乾燥機。
  3. 【請求項3】前記リフターは回転ドラムの内側から取り
    外し可能なことを特徴とする請求項1または2記載の衣
    類乾燥機。
  4. 【請求項4】前記緩衝板は低発泡倍率で発泡成形した合
    成樹脂で構成したことを特徴とする請求項1,2または
    3記載の衣類乾燥機。
  5. 【請求項5】前記ストッパー部を前記リフターで被った
    ことを特徴とする請求項1,2,3または4記載の衣類
    乾燥機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010179136A (ja) * 2002-05-17 2010-08-19 Arcelik As ドラム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0180893U (ja) * 1987-11-19 1989-05-30
JP3103100U (ja) * 2004-01-30 2004-07-22 松永 健一 ネイルアートプリンター

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