JP2657122B2 - 衣類乾燥機のフィルター装置 - Google Patents

衣類乾燥機のフィルター装置

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JP2657122B2
JP2657122B2 JP3048278A JP4827891A JP2657122B2 JP 2657122 B2 JP2657122 B2 JP 2657122B2 JP 3048278 A JP3048278 A JP 3048278A JP 4827891 A JP4827891 A JP 4827891A JP 2657122 B2 JP2657122 B2 JP 2657122B2
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達哉 ▲広▼田
浩一 田中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衣類乾燥機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来例として、実開昭59−13319
5号公報に示されている乾燥機は、更にリントフィルタ
−で捕獲したリントの捕獲状況を知らせる構成である。
【0003】一搬的にフィルタ−の網目は100〜25
0メッシュのものが適当とされているが、衣類に残留し
ている金属化した洗剤分や、汚れ再付着防止剤等の微細
粒子が乾燥時に衣類より遊離し、その成分がリントに含
まれているので、リントフィルタ−網部ではリントは除
去できてもリントより小さな微細な粒子や花粉等までは
効率よく除去することが難しかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、リントより
小さな微細粒子や花粉等を、効率よく除去するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、乾燥風路中に
設けられ、乾燥室内に収容された衣類から放出されたリ
ントや埃を捕集する衣類乾燥機のフィルター装置を、フ
ィルターカバーと、網目を有するリントフィルターと、
帯電させた樹脂製の不織布からなるフィルター材を略同
形の樹脂製の網材で両面から挟んで、周縁部を溶着して
固定することにより形成した第2フィルターとで構成し
たものである。
【0006】
【0007】
【作用】即ち、第2フィルタ−により乾燥物から遊離し
た乾燥室内を浮遊する微細粒子は、静電気を印加した不
織布材の静電気粒子の吸引力で、捕獲される。
【0008】
【0009】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に基づき詳述す
るが、この発明は以下の実施例に限定されるものではな
い。
【0010】図1に基づいて説明すると、1は衣類乾燥
機の金属製の機枠で、前後部の開口縁に金属や樹脂製の
前面板2及び後面板3を止着し、前面板2に形成した衣
類出入口4には、扉5を設けている。6は機枠1内の前
部に位置し、機枠1及び前面板2に止着された金属製の
環状の支持盤、7は機枠1内の後部に配置された金属製
の仕切板である。ここで、仕切り板7は機枠1の両側部
に架設され、中心部から放射状に複数個の通気口8を有
している。
【0011】10は樹脂で成形されたドラムで、前面開
口縁をドラム支持盤6の外周縁にフエルト11を介して
回転自在に嵌合している。また、このドラム10は後面
の中心部に軸受けを有し、ここを支軸9の前端に回転自
在に挿着し、ボルト及びワッシャにより抜け止めをして
いる。更に、このドラム10の後面には多数の透孔ある
いは放射状のスリットからなる熱気出口12を有してい
る。
【0012】13はドラム支持盤6の下部に形成された
熱気入口14を、仕切板7の通気口8に連通させる循環
路で、ドラム支持盤6に固着されたL字型のダクト15
と、仕切板7の後面に気密に止着された円筒状の循環ケ
−シング16とから成る。ダクト15には、正抵抗温度
特性を有するハニカム状のヒ−タ17を設けており、底
部には機外に突出するドレン孔18を垂設している。循
環ケ−シング16は、下向きの循環管19を一体形成
し、これを上記ダクト15に機枠1の内底部で連結させ
ている。20は扉の開閉を検知するスイッチである。
【0013】21は循環ケ−シング16の後面側に連続
するように止着された冷却ケ−シングで、後面板3との
間で冷却路22を形成している。23は後面板3の下方
部に設けられた冷気出口である。
【0014】24は循環ケ−シング16と冷却ケ−シン
グ21の間に配設された熱交換型の両面フアンで、支軸
9の後部にメタルを介して回転自在に軸支されている。
25、25はこのフアン24に連設された回転伝達用プ
−リである。
【0015】26は機枠1の内底部に配設されたモ−タ
で、アイドラプ−リを含むプ−リ27及びベルト28に
より上記ドラム10を低速回転すると共に、上記フアン
24をプ−リ25、25及びベルト28を介して高速回
転する。
【0016】29は熱気出口12と通気口8間をシ−ル
するシール材、30は上記後面板3の中央膨出部に設け
られた冷気入口である。
【0017】34は乾燥機の風路中にあり、前記ドラム
10の後面中央に着脱自在に取付けられたフィルタ−装
置であり、これを図2に基づき説明する。
【0018】31はポリプロピレン樹脂等で円盤状に一
体成形されたいフィルタ−カバ−、31aはこのカバ−
31の周縁に形成された周壁、31bは前記カバ−31
に多数形成された通風口、31cは前記カバ−31の中
心部に突出成形された円筒状の第1ボスである。
【0019】32は耐熱性のポリエステル樹脂で円盤状
に加工され、100〜250メッシュの網目を有するリ
ントフィルタ−、32aはこのリントフィルタ−32の
中心部に突出形成された円筒状の第2ボスであり、前記
第1ボス31cの外径よりも大きな内径を有する。32
bはこの第2ボス32aを挟むような位置に突出形成さ
れた一対の係合ピンである。
【0020】33は前記リントフィルタ−32で捕集し
きれない微細な埃等を捕集するための第2フィルタ−で
あり、これを第3図に基づいて説明する。
【0021】35はポリプロピレン系特殊樹脂の造粒か
ら加工した不織布をドーナツ形状に形成したフィルター
材でありその繊維に静電気を印加することにより、帯
電性をもたせて、0.001〜50ミクロンの微粒子を
捕集できるようにしている。静電気は、不織布材を繊維
の段階において印加することより、高密度で均一に分
布させて帯電させることができる。また、ポリプロピレ
ン系の特殊樹脂を用いることにより静電気が放電しにく
い。3636は前記フィルター材35と同じ形を有
し、フィルター材35を上下から挟むことにより、フィ
ルター材35を覆う網材であり、内外周縁33a、33
を溶着することにより、この3者を固定している。前
記網材36、36はフィルター材との溶着を円滑に行な
うために、フィルター材35と同じ材質を用いるのが好
ましく、また、数ミリ単位の網目を有している。また、
前記第2フィルター33は、その内外周縁33a、33
の溶着部により、保形性を有しており、更に、その内
径は前記第2ボス32aの外径よりも小さいが、内周縁
33aに沿って多数のスリット33cを形成することに
より、第2ボス32aの外径以上に押し広げることが可
能である。33dは前記内周縁33aに形成された一対
の係合孔である。このように、フィルター材35を網材
36で覆うことにより、フィルター材35の耐久性を向
上させることができる。
【0022】而して、前記リントフィルター32の第2
ボス32aに前記フィルターカバー31の第1ボス31
cを嵌合させ、更に、前記2ボス32aに前記第2フ
ィルター33の内周縁33aを嵌合させることにより、
3者を連結して、前記フィルター装置34を構成する。
また、前記第1ボス31cの先端を前記ドラム10の後
面壁の中央部に設けられた取付ボス37に係合せるこ
とにより、フィルター装置3をドラム10に装着す
る。
【0023】斯かる構成に基づいて、動作を説明する。
ドラム10内に供給された乾燥風は衣類と熱交換した
後、前記フィルタ−装置34を通過してドラム10から
排出される。この時、衣類から放出されたリントが乾燥
風と共に、フィルター装置34を通過し、比較的大きな
リントは前記リントフィルタ−32で捕集され、花粉や
洗剤粒子等の微細なものが、前記第2フィルタ−33の
静電気に吸引されて捕集される。
【0024】尚、前記フィルタ−材35は、その繊維を
細くするほど表面積が大きくなり集埃効果が高いが、一
方では柔らかくなり過ぎて、第2フィルタ−33として
加工がしにくくなる。
【0025】出願人の実験によれば、フィルタ−材35
は繊維の線径を10ミクロンにし、重量を1平方メ−ト
ル当り100gとすれば、集埃効果及び加工性共に良好
である。
【0026】また、前記第2フィルタ−33は、前記リ
ントフィルタ−32の網目より荒目で形成されている
が、これは前記第2フィルタ−33のフィルタ−材35
が、静電気を印加した不織布の静電気粒子の吸引力でリ
ント類を吸引するので、荒目でも微粒子の捕獲ができ
る。そのため前記リントフィルタ−32を2段に設けて
捕獲性能の向上を計ったときよりも、乾燥送風時の風路
抵抗による圧力損失が少なく、乾燥風量が減少しないの
で乾燥効率を低下させることがない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、繊
維の静電気粒子吸引力をもつ第2フィルターをフィルタ
ー装置にセットすることにより、乾燥物から遊離した乾
燥室内に浮遊する洗剤分の不溶解の微細粒子のゼオライ
トや花粉に至る微細粒子は、静電気を印加した不織布材
の静電気粒子の吸引力で捕獲することができる。更に、
不織布のフィルター材を網材で覆っているので、フィル
ター材の耐久性を向上させることができるとともに、フ
ィルター材と両面の網材の3者を周縁部で溶着して固定
しているので、フィルター材が保形性を有することがで
き、よって、ゼオライトや花粉の微細粒子の捕獲が確実
にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の衣類乾燥機の側断面図。
【図2】同じくフィルタ−装置の分解斜視図。
【図3】同じくフィルタ−装置の第2フィルタ−の部分
拡大断面図。
【符号の説明】
10 乾燥室 13 循環ダクト 17 ヒ−タ 24 送風手段(両面ファン) 31 フィルタ−カバ− 32 リントフィルタ− 33 第2フィルタ− 34 フィルタ−装置 35 フィルタ−材 36 網材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−218227(JP,A) 実開 昭63−186397(JP,U) 実開 昭51−110356(JP,U) 実開 昭57−119719(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥風路中に設けられ、乾燥室内に収容
    された衣類から放出されたリントや埃を捕集する衣類乾
    燥機のフィルター装置において、フィルターカバーと
    網目を有するリントフィルターと、帯電させた樹脂製の
    不織布からなるフィルター材を略同形の樹脂製の網材で
    両面から挟んで、周縁部を溶着して固定することにより
    形成した第2フィルターとで構成したことを特徴とする
    衣類乾燥機のフィルター装置。
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JPS57119719U (ja) * 1981-01-14 1982-07-24
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