JPH0670985A - 内視鏡用散布具 - Google Patents
内視鏡用散布具Info
- Publication number
- JPH0670985A JPH0670985A JP4227096A JP22709692A JPH0670985A JP H0670985 A JPH0670985 A JP H0670985A JP 4227096 A JP4227096 A JP 4227096A JP 22709692 A JP22709692 A JP 22709692A JP H0670985 A JPH0670985 A JP H0670985A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flexible tube
- spiral groove
- tube
- injection port
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】製造コストを大幅に低減することができ、しか
もノズル落下等が発生する危険性のない安全な内視鏡用
散布具を提供することを目的とする。 【構成】散布液を通すための可撓性チューブ1の少なく
とも先端近傍の内周面に螺旋溝2を形成すると共に上記
可撓性チューブ1の先端に噴出口3を開口形成した。
もノズル落下等が発生する危険性のない安全な内視鏡用
散布具を提供することを目的とする。 【構成】散布液を通すための可撓性チューブ1の少なく
とも先端近傍の内周面に螺旋溝2を形成すると共に上記
可撓性チューブ1の先端に噴出口3を開口形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内視鏡を介して体腔
内に色素液等を散布するために用いられる内視鏡用散布
具に関する。
内に色素液等を散布するために用いられる内視鏡用散布
具に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡用散布具は一般に、外周に螺旋溝
が形成されたスクリュー体を、先端中央に噴射口が穿設
されたキャップ内に嵌め込んで散布ノズルを形成し、螺
旋溝内に散布液を送り込むためのチューブの先端に散布
ノズルを取り付けている。
が形成されたスクリュー体を、先端中央に噴射口が穿設
されたキャップ内に嵌め込んで散布ノズルを形成し、螺
旋溝内に散布液を送り込むためのチューブの先端に散布
ノズルを取り付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、散布ノズルを
構成するスクリュー体とキャップは、非常に小さい部品
であるにもかかわらず極めて精密な加工を施さなければ
ならないので、製造コストが非常に高いものになり、ま
た、散布時の液圧によって散布ノズルがチューブの先か
ら外れて体腔内に落下してしまう危険性がある。
構成するスクリュー体とキャップは、非常に小さい部品
であるにもかかわらず極めて精密な加工を施さなければ
ならないので、製造コストが非常に高いものになり、ま
た、散布時の液圧によって散布ノズルがチューブの先か
ら外れて体腔内に落下してしまう危険性がある。
【0004】そこで本発明は、製造コストを大幅に低減
することができ、しかもノズル落下等が発生する危険性
のない安全な内視鏡用散布具を提供することを目的とす
る。
することができ、しかもノズル落下等が発生する危険性
のない安全な内視鏡用散布具を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡用散布具は、散布液を通すための可
撓性チューブの少なくとも先端近傍の内周面に螺旋溝を
形成すると共に上記可撓性チューブの先端に噴出口を開
口形成したことを特徴とする。
め、本発明の内視鏡用散布具は、散布液を通すための可
撓性チューブの少なくとも先端近傍の内周面に螺旋溝を
形成すると共に上記可撓性チューブの先端に噴出口を開
口形成したことを特徴とする。
【0006】なお、上記噴出口を上記可撓性チューブの
内径より小さな径で上記可撓性チューブの先端の中心位
置に形成してもよく、また、上記可撓性チューブの上記
螺旋溝の部分の内径をほぼ塞ぐ太さの芯金を挿通しても
よい。
内径より小さな径で上記可撓性チューブの先端の中心位
置に形成してもよく、また、上記可撓性チューブの上記
螺旋溝の部分の内径をほぼ塞ぐ太さの芯金を挿通しても
よい。
【0007】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図1にお
いて、1は、散布液を通すために例えば四フッ化エチレ
ン樹脂により形成された可撓性チューブであり、内視鏡
の鉗子チャンネル内に自由に挿脱することができる。
いて、1は、散布液を通すために例えば四フッ化エチレ
ン樹脂により形成された可撓性チューブであり、内視鏡
の鉗子チャンネル内に自由に挿脱することができる。
【0008】可撓性チューブ1の内周面には、ほぼ全長
にわたって螺旋溝2が形成されており、可撓性チューブ
1の先端部分は先細りに形成されて、その先端の中心に
は可撓性チューブ1の螺旋溝2部分の内径より小さな径
の噴出口3が、前方に向けて開口形成されている。
にわたって螺旋溝2が形成されており、可撓性チューブ
1の先端部分は先細りに形成されて、その先端の中心に
は可撓性チューブ1の螺旋溝2部分の内径より小さな径
の噴出口3が、前方に向けて開口形成されている。
【0009】可撓性チューブ1の基端側には、図示され
ていない注射器を接続するためのルアロック口金4が接
続されている。そして、可撓性チューブ1内には、螺旋
溝2の部分の内径をほぼ塞ぐ太さの芯金5が、先端の直
前までルアロック口金4側から挿通されていて、芯金5
の基端部は環状に巻かれてルアロック口金4の底部に嵌
め込まれている。
ていない注射器を接続するためのルアロック口金4が接
続されている。そして、可撓性チューブ1内には、螺旋
溝2の部分の内径をほぼ塞ぐ太さの芯金5が、先端の直
前までルアロック口金4側から挿通されていて、芯金5
の基端部は環状に巻かれてルアロック口金4の底部に嵌
め込まれている。
【0010】このように構成された内視鏡用散布具を使
用する際には、可撓性チューブ1を内視鏡の鉗子チャン
ネル内に挿通して、先端の噴出口3を体腔内の目標部位
に向けた後、散布液を入れた注射器をルアロック口金4
に接続して、可撓性チューブ1内に散布液を注入する。
用する際には、可撓性チューブ1を内視鏡の鉗子チャン
ネル内に挿通して、先端の噴出口3を体腔内の目標部位
に向けた後、散布液を入れた注射器をルアロック口金4
に接続して、可撓性チューブ1内に散布液を注入する。
【0011】すると、可撓性チューブ1内の螺旋溝2の
内径部分は芯金5で塞がれているので、散布液は螺旋溝
2内を流れて、軸回りに螺旋状に回転をしながら前方に
進み、細い噴出口3から外方に向けて広い角度に噴霧さ
れる。
内径部分は芯金5で塞がれているので、散布液は螺旋溝
2内を流れて、軸回りに螺旋状に回転をしながら前方に
進み、細い噴出口3から外方に向けて広い角度に噴霧さ
れる。
【0012】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば螺旋溝2は、可撓性チューブ1の少
なくとも先端近傍の内周面に形成されていればよく、ま
た、螺旋溝2部分の内径を非常に細くすれば、必ずしも
芯金5を挿入しなくてもよい。
のではなく、例えば螺旋溝2は、可撓性チューブ1の少
なくとも先端近傍の内周面に形成されていればよく、ま
た、螺旋溝2部分の内径を非常に細くすれば、必ずしも
芯金5を挿入しなくてもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明の内視鏡用散布具によれば、螺旋
溝を可撓性チューブ自体の内周面に形成したことによ
り、可撓性チューブの先端に何ら部品を取り付けること
なく散布液を噴霧させることができるので、非常に低コ
ストで製造することができ、しかも先端から部品が脱落
するおそれが無く極めて安全である。
溝を可撓性チューブ自体の内周面に形成したことによ
り、可撓性チューブの先端に何ら部品を取り付けること
なく散布液を噴霧させることができるので、非常に低コ
ストで製造することができ、しかも先端から部品が脱落
するおそれが無く極めて安全である。
【図1】実施例の側面断面図である。
1 可撓性チューブ 2 螺旋溝 3 噴出口 4 ルアロック口金 5 芯金
Claims (3)
- 【請求項1】散布液を通すための可撓性チューブの少な
くとも先端近傍の内周面に螺旋溝を形成すると共に上記
可撓性チューブの先端に噴出口を開口形成したことを特
徴とする内視鏡用散布具。 - 【請求項2】上記噴出口が上記可撓性チューブの内径よ
り小さな径で上記可撓性チューブの先端の中心位置に形
成されている請求項1記載の内視鏡用散布具。 - 【請求項3】上記可撓性チューブの上記螺旋溝の部分の
内径をほぼ塞ぐ太さの芯金が上記可撓性チューブ内に挿
通されている請求項1又は2記載の内視鏡用散布具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22709692A JP3311035B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 内視鏡用散布具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22709692A JP3311035B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 内視鏡用散布具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0670985A true JPH0670985A (ja) | 1994-03-15 |
JP3311035B2 JP3311035B2 (ja) | 2002-08-05 |
Family
ID=16855432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22709692A Expired - Fee Related JP3311035B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 内視鏡用散布具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3311035B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02110927A (ja) * | 1989-09-27 | 1990-04-24 | Hitachi Ltd | 真空処理装置の試料保持方法 |
JPH02119131A (ja) * | 1989-09-27 | 1990-05-07 | Hitachi Ltd | 試料の温度制御方法及び装置 |
JP2022013871A (ja) * | 2020-06-30 | 2022-01-18 | 東レ・プレシジョン株式会社 | 噴霧器 |
-
1992
- 1992-08-26 JP JP22709692A patent/JP3311035B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02110927A (ja) * | 1989-09-27 | 1990-04-24 | Hitachi Ltd | 真空処理装置の試料保持方法 |
JPH02119131A (ja) * | 1989-09-27 | 1990-05-07 | Hitachi Ltd | 試料の温度制御方法及び装置 |
JPH0670984B2 (ja) * | 1989-09-27 | 1994-09-07 | 株式会社日立製作所 | 試料の温度制御方法及び装置 |
JPH0670986B2 (ja) * | 1989-09-27 | 1994-09-07 | 株式会社日立製作所 | 真空処理装置の試料保持方法 |
JP2022013871A (ja) * | 2020-06-30 | 2022-01-18 | 東レ・プレシジョン株式会社 | 噴霧器 |
JP2022097732A (ja) * | 2020-06-30 | 2022-06-30 | 東レ・プレシジョン株式会社 | 噴霧器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3311035B2 (ja) | 2002-08-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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