JPH0670986A - 内視鏡用散布具 - Google Patents
内視鏡用散布具Info
- Publication number
- JPH0670986A JPH0670986A JP4227095A JP22709592A JPH0670986A JP H0670986 A JPH0670986 A JP H0670986A JP 4227095 A JP4227095 A JP 4227095A JP 22709592 A JP22709592 A JP 22709592A JP H0670986 A JPH0670986 A JP H0670986A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- screw body
- top edge
- endoscope
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】均一で安定した散布形状を得ることができる内
視鏡用散布具を提供することを目的とする。 【構成】外周に螺旋溝4が形成されたスクリュー体5
を、先端中央に噴射口6が穿設されたキャップ7内に嵌
め込んで散布ノズル3を形成し、上記螺旋溝4内に散布
液を送り込むためのチューブ1を上記散布ノズル3の後
端側に接続した内視鏡用散布具において、上記キャップ
7の先端内面7aを前方に凸状の曲面に形成すると共
に、上記キャップ7の先端内面7aに対向する上記スク
リュー体5の先端面5aを、上記キャップ7の先端内面
7aより曲率半径の大きな曲面又は平面に形成した。
視鏡用散布具を提供することを目的とする。 【構成】外周に螺旋溝4が形成されたスクリュー体5
を、先端中央に噴射口6が穿設されたキャップ7内に嵌
め込んで散布ノズル3を形成し、上記螺旋溝4内に散布
液を送り込むためのチューブ1を上記散布ノズル3の後
端側に接続した内視鏡用散布具において、上記キャップ
7の先端内面7aを前方に凸状の曲面に形成すると共
に、上記キャップ7の先端内面7aに対向する上記スク
リュー体5の先端面5aを、上記キャップ7の先端内面
7aより曲率半径の大きな曲面又は平面に形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内視鏡を介して体腔
内に色素液等を散布するために用いられる内視鏡用散布
具に関する。
内に色素液等を散布するために用いられる内視鏡用散布
具に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡用散布具は一般に、外周に螺旋溝
が形成されたスクリュー体を、先端中央に噴射口が穿設
されたキャップ内に嵌め込んで散布ノズルを形成し、螺
旋溝内に散布液を送り込むためのチューブを散布ノズル
の後端側に接続している。
が形成されたスクリュー体を、先端中央に噴射口が穿設
されたキャップ内に嵌め込んで散布ノズルを形成し、螺
旋溝内に散布液を送り込むためのチューブを散布ノズル
の後端側に接続している。
【0003】そして、あい対向するキャップの先端内面
とスクリュー体の先端面とを曲率半径の等しい球面に各
々形成して、キャップの先端内面とスクリュー体の先端
面との間のクリアランスが一様になるようにしている。
とスクリュー体の先端面とを曲率半径の等しい球面に各
々形成して、キャップの先端内面とスクリュー体の先端
面との間のクリアランスが一様になるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、あい対向する
キャップの先端内面とスクリュー体の先端面とが同じ曲
率半径の球面に形成されていると、キャップに対するス
クリュー体の嵌め込み具合によっては、キャップの先端
内面とスクリュー体の先端面とが密着して噴射口が塞が
り、散布不能になってしまったり、散布形状が製品毎に
大きくばらついたりする問題がある。
キャップの先端内面とスクリュー体の先端面とが同じ曲
率半径の球面に形成されていると、キャップに対するス
クリュー体の嵌め込み具合によっては、キャップの先端
内面とスクリュー体の先端面とが密着して噴射口が塞が
り、散布不能になってしまったり、散布形状が製品毎に
大きくばらついたりする問題がある。
【0005】そこで本発明は、均一で安定した散布形状
を得ることができる内視鏡用散布具を提供することを目
的とする。
を得ることができる内視鏡用散布具を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡用散布具は、外周に螺旋溝が形成さ
れたスクリュー体を、先端中央に噴射口が穿設されたキ
ャップ内に嵌め込んで散布ノズルを形成し、上記螺旋溝
内に散布液を送り込むためのチューブを上記散布ノズル
の後端側に接続した内視鏡用散布具において、上記キャ
ップの先端内面を前方に凸状の曲面に形成すると共に、
上記キャップの先端内面に対向する上記スクリュー体の
先端面を、上記キャップの先端内面より曲率半径の大き
な曲面又は平面に形成したことを特徴とする。
め、本発明の内視鏡用散布具は、外周に螺旋溝が形成さ
れたスクリュー体を、先端中央に噴射口が穿設されたキ
ャップ内に嵌め込んで散布ノズルを形成し、上記螺旋溝
内に散布液を送り込むためのチューブを上記散布ノズル
の後端側に接続した内視鏡用散布具において、上記キャ
ップの先端内面を前方に凸状の曲面に形成すると共に、
上記キャップの先端内面に対向する上記スクリュー体の
先端面を、上記キャップの先端内面より曲率半径の大き
な曲面又は平面に形成したことを特徴とする。
【0007】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図2は内
視鏡用散布具の全体構成を示し、図1はその先端部分を
拡大して示している。
視鏡用散布具の全体構成を示し、図1はその先端部分を
拡大して示している。
【0008】図中1は、例えば四フッ化エチレン樹脂製
の可撓性のあるチューブであり、その基端側には、図示
されていない注射器を接続するためのルアロック口金2
が接続されている。
の可撓性のあるチューブであり、その基端側には、図示
されていない注射器を接続するためのルアロック口金2
が接続されている。
【0009】チューブ1の先端には散布ノズル3が取り
付けられている。散布ノズル3は、外周に螺旋溝4が形
成されたスクリュー体5を、先端中央に噴射口6が穿設
されたキャップ7内に、各々の軸を一致させて嵌め込ん
で形成されている。噴射口6の外面側は、噴霧の広がり
を妨げないように、比較的大きく面取りされている。
付けられている。散布ノズル3は、外周に螺旋溝4が形
成されたスクリュー体5を、先端中央に噴射口6が穿設
されたキャップ7内に、各々の軸を一致させて嵌め込ん
で形成されている。噴射口6の外面側は、噴霧の広がり
を妨げないように、比較的大きく面取りされている。
【0010】そして、キャップ7の後端側に接合された
接続筒8がチューブ1の先端にねじ込み接着により固定
されて、チューブ1が散布ノズル3の後端側に接続され
ている。また、スクリュー体5の後側には、螺旋溝4が
形成されている外周側に散布液の流れを寄せるためのロ
ッド9が突設されている。
接続筒8がチューブ1の先端にねじ込み接着により固定
されて、チューブ1が散布ノズル3の後端側に接続され
ている。また、スクリュー体5の後側には、螺旋溝4が
形成されている外周側に散布液の流れを寄せるためのロ
ッド9が突設されている。
【0011】あい対向する位置関係にあるキャップ7の
先端内面7aとスクリュー体5の先端面5aとは、各々
前方に凸状の球面に形成されているが、キャップ7の先
端内面7aの曲率半径rよりもスクリュー体5の先端面
5aの曲率半径Rの方が大きく、r<Rに形成されてい
る。
先端内面7aとスクリュー体5の先端面5aとは、各々
前方に凸状の球面に形成されているが、キャップ7の先
端内面7aの曲率半径rよりもスクリュー体5の先端面
5aの曲率半径Rの方が大きく、r<Rに形成されてい
る。
【0012】このように構成された実施例の内視鏡用散
布具を使用する際には、チューブ1を内視鏡の鉗子チャ
ンネルに挿通して、散布ノズル3を体腔内の目標部位に
向けた後、散布液を入れた注射器をルアロック口金2に
接続して、チューブ1内に散布液を注入する。すると散
布液は、散布ノズル3の螺旋溝4を通過することによっ
て螺旋状に回転しながら進む。
布具を使用する際には、チューブ1を内視鏡の鉗子チャ
ンネルに挿通して、散布ノズル3を体腔内の目標部位に
向けた後、散布液を入れた注射器をルアロック口金2に
接続して、チューブ1内に散布液を注入する。すると散
布液は、散布ノズル3の螺旋溝4を通過することによっ
て螺旋状に回転しながら進む。
【0013】そして散布液は、キャップ7とスクリュー
体5との間の空間10内を軸中心に回転しながら通過し
て、噴射口6から外方に向けて広い角度で噴霧される。
このとき、本実施例の内視鏡用散布具では、キャップ7
の先端内面7aの曲率半径rよりもスクリュー体5の先
端面5aの曲率半径Rの方が大きく形成されているの
で、その間の空間10が確実に確保され、スクリュー体
5の螺旋溝4を通過した散布液は、キャップ7とスクリ
ュー体5との間で塞がれることなくスムーズに噴射口6
から外方に噴射される。
体5との間の空間10内を軸中心に回転しながら通過し
て、噴射口6から外方に向けて広い角度で噴霧される。
このとき、本実施例の内視鏡用散布具では、キャップ7
の先端内面7aの曲率半径rよりもスクリュー体5の先
端面5aの曲率半径Rの方が大きく形成されているの
で、その間の空間10が確実に確保され、スクリュー体
5の螺旋溝4を通過した散布液は、キャップ7とスクリ
ュー体5との間で塞がれることなくスムーズに噴射口6
から外方に噴射される。
【0014】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば図3に示されるように、スクリュー
体5の先端面5aの曲率半径Rを無限大、即ち平面に形
成してもよい。
のではなく、例えば図3に示されるように、スクリュー
体5の先端面5aの曲率半径Rを無限大、即ち平面に形
成してもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明の内視鏡用散布具によれば、スク
リュー体の先端面とキャップの先端内面との間に確実に
空間が確保されるので、スクリュー体の螺旋溝を通過し
て回転が与えられた散布液が、キャップとスクリュー体
との間で塞がれることなくスムーズに噴射口から噴射さ
れ、製品毎のばらつきの小さい均一で安定した散布形状
を得ることができる。
リュー体の先端面とキャップの先端内面との間に確実に
空間が確保されるので、スクリュー体の螺旋溝を通過し
て回転が与えられた散布液が、キャップとスクリュー体
との間で塞がれることなくスムーズに噴射口から噴射さ
れ、製品毎のばらつきの小さい均一で安定した散布形状
を得ることができる。
【図1】実施例の先端部分の側面拡大断面図である。
【図2】実施例の側面断面図である。
【図3】第2の実施例のスクリュー体の側面図である。
【符号の説明】 1 チューブ 3 散布ノズル 4 螺旋溝 5 スクリュー体 5a 先端面 6 噴射口 7 キャップ 7a 先端内面
Claims (1)
- 【請求項1】外周に螺旋溝が形成されたスクリュー体
を、先端中央に噴射口が穿設されたキャップ内に嵌め込
んで散布ノズルを形成し、上記螺旋溝内に散布液を送り
込むためのチューブを上記散布ノズルの後端側に接続し
た内視鏡用散布具において、 上記キャップの先端内面を前方に凸状の曲面に形成する
と共に、上記キャップの先端内面に対向する上記スクリ
ュー体の先端面を、上記キャップの先端内面より曲率半
径の大きな曲面又は平面に形成したことを特徴とする内
視鏡用散布具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4227095A JPH0670986A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 内視鏡用散布具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4227095A JPH0670986A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 内視鏡用散布具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0670986A true JPH0670986A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=16855416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4227095A Pending JPH0670986A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 内視鏡用散布具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0670986A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02110926A (ja) * | 1989-09-27 | 1990-04-24 | Hitachi Ltd | 試料の温度制御方法及び装置 |
JPH02119131A (ja) * | 1989-09-27 | 1990-05-07 | Hitachi Ltd | 試料の温度制御方法及び装置 |
US5958265A (en) * | 1997-04-26 | 1999-09-28 | Anelva Corporation | Substrate holder for a plasma processing system |
US7588172B2 (en) | 2005-12-19 | 2009-09-15 | Hoya Corporation | Liquid spray tool for endoscope |
US8052660B2 (en) | 2005-12-14 | 2011-11-08 | Hoya Corporation | Liquid applicator for endoscope |
CN104548292A (zh) * | 2014-12-25 | 2015-04-29 | 江苏安特尔医疗科技有限公司 | 内镜手术喷洒管 |
-
1992
- 1992-08-26 JP JP4227095A patent/JPH0670986A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02110926A (ja) * | 1989-09-27 | 1990-04-24 | Hitachi Ltd | 試料の温度制御方法及び装置 |
JPH02119131A (ja) * | 1989-09-27 | 1990-05-07 | Hitachi Ltd | 試料の温度制御方法及び装置 |
JPH0670985B2 (ja) * | 1989-09-27 | 1994-09-07 | 株式会社日立製作所 | 試料の温度制御方法及び装置 |
JPH0670984B2 (ja) * | 1989-09-27 | 1994-09-07 | 株式会社日立製作所 | 試料の温度制御方法及び装置 |
US5958265A (en) * | 1997-04-26 | 1999-09-28 | Anelva Corporation | Substrate holder for a plasma processing system |
US8052660B2 (en) | 2005-12-14 | 2011-11-08 | Hoya Corporation | Liquid applicator for endoscope |
US7588172B2 (en) | 2005-12-19 | 2009-09-15 | Hoya Corporation | Liquid spray tool for endoscope |
CN104548292A (zh) * | 2014-12-25 | 2015-04-29 | 江苏安特尔医疗科技有限公司 | 内镜手术喷洒管 |
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