JPH0670819A - 収納体 - Google Patents

収納体

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JPH0670819A
JPH0670819A JP22724292A JP22724292A JPH0670819A JP H0670819 A JPH0670819 A JP H0670819A JP 22724292 A JP22724292 A JP 22724292A JP 22724292 A JP22724292 A JP 22724292A JP H0670819 A JPH0670819 A JP H0670819A
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shoe box
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JP22724292A
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JP2559188B2 (ja
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Hibiki Imoto
響 井本
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被収納物の収納,取り出しおよび内部の整頓
が前面からできるとともに、横からも容易に行える収納
体を提供する。 【構成】 収納体である下駄箱1は、本体2と、この本
体2内に横方向にスライド可能に収納部4を備えて構成
してある。本体2の前面には、扉29,30等を取り付けて
構成してある。収納部4は、スライド可能本体2内に配
置された第1の収納箱40と、この収納箱40の上部に配置
された第2の収納箱41とを有する。下駄箱1の前面に扉
29,30等を取り付けてあり、また、収納部4は横方向に
スライド可能なので、前面から収納,取り出しができる
とともに、下駄箱1の横からも収納,取り出しができ、
使い勝手がよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被収納物を収納する収納
体に係り、特に下駄箱等に利用できる。
【0002】
【背景技術】内部に被収納物を収納する収納体、例え
ば、住宅における下駄箱は、玄関の土間から玄関のあが
り框部に跨がって設置されているのが一般的である。こ
のような下駄箱は、前面に両開きまたは片側開きの扉あ
るいは、引き戸式の扉等が取り付けられており、内部に
は靴やサンダル等の履物を収納する複数段の棚が設けら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような下駄箱では、玄関の土間に置かれている部分は、
玄関のあがり框部のホール部分からは遠く離れており、
ホール部分から手を伸ばしても届かないことがある。ま
た、仮に手が届いても、使用者が下駄箱の前面に位置し
ないので端部の扉を開けにくく、そこから靴等を取り出
すことは困難であるという問題があった。つまり、使用
者はサンダル等を履いて下駄箱の前面に位置しなけれ
ば、靴等の取り出しが難しかった。
【0004】また、このような下駄箱では、その幅が広
くて横方向に扉が3〜4枚もあるので、開いた扉が邪魔
となりすべての扉をひらきにくく、従って、内部の靴等
の履物の整頓が面倒であるという問題もあった。そし
て、このような問題点は下駄箱に限らず、食器棚等の他
の収納体にも該当するものである。
【0005】ここに本発明の目的は、前面にいなくても
被収納物の収納,取り出しが行えるとともに、幅広であ
っても内部の整頓を容易に行える収納体を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、被収納
物を収納する収納部を有し、かつ、前記収納部から被収
納物を取り出す取出口が前面に設けられた収納体におい
て、前記収納部が横方向にスライドして収納体本体の側
面から出し入れ可能とされている収納体としたものであ
る。
【0007】
【作用】このような本発明では、被収納物を収納する収
納部が収納体内で横方向にスライドして、収納体の側面
から出入れされる。収納部は横方向にスライドするの
で、収納部を引き出せば、収納部の前面にいなくても被
収納物の収納および取り出しができ、さらに扉を開かな
くてもよいので整頓も容易に行え、これらにより前記目
的が達成される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1,2は本実施例の収納体の全体斜視図であ
り、図1は未使用時、図2は使用時を示している。これ
らの図に示すように、本実施例の収納体は下駄箱1とさ
れ、この下駄箱1は、収納体本体(以下、本体という)
2と、この本体2内に横方向にスライド可能に設けられ
た収納部4を備えて構成されている。そして、このよう
な下駄箱1は、玄関50の土間51から玄関ホール52側の上
がり框53に跨がって設置されている。
【0009】本体2は、底板20と天板21とを備え、これ
らは背板22と図1,2中左側の一枚の側板23とで連結さ
れており、さらに、底板20と天板21の右側角部には底板
20と天板21とを連結する枠柱24が立設されている。ま
た、本体2の前面には側板23と枠柱24とをつなぐ2本の
横桟25,26が設けられるとともに、本体2の左側には上
の横桟25と底板20とをつなぐ縦桟27が立設されている。
そして、このような枠柱24、横桟25,26、および縦桟27
の前面には、2組の大きな観音開きの扉29と、1組の小
さな観音開きの扉30と、2組の小さな片開きの扉33と、
1組の小さな片開きの扉34とが取り付けられている。こ
こにおいて、底板20,天板21,背板22,側板23,枠柱2
4,扉29等によって前記本体2が構成されている。
【0010】図3に示すように、底板20の上面には、断
面コ字形に形成されるとともに、枠柱24から側板23にま
で連続する水平なガイドレール31A と、このガイドレー
ル31A に平行かつ背板22に取り付けられたガイドレール
31B とが敷設されている。また、底板20の下面の一端部
には、ガイドレール31A ,31B と直行する方向に板状の
脚32が取り付けられており、この脚32は玄関50の土間51
から上がり框53までの高さと等しくなっている。
【0011】収納部4は、本体2内の下部に本体2に対
してスライド可能に配置された第1の収納箱40と、この
収納箱40の上部にスライド可能に配置された第2の収納
箱41とで構成されており、両者は構造的には略同一であ
る。従って、ここでは第1の収納箱40のみについて説明
する。
【0012】図2に示すように、第1の収納箱40は、本
体2の底板20と下側の横桟26との間に入り込むように、
かつ、本体2の幅と略同一幅に形成されており、両側の
側板42をそれぞれ水平に平行な棚板43で連結して形成さ
れている。また、最下段の棚板43A は図3にも示すよう
に、本体2に取り付けられたガイドレール31A ,31Bと
係合するようになっており、これにより、第1の収納箱
40はガイドレール31A,31B に沿って、本体2の横方向
にスライド可能である。
【0013】図1,2に示すように、収納箱40の側板42
の外側面の上部には横長の窪み44が形成され、この窪み
44が第1の収納箱40を引き出す際、手等を引っかける把
手とされている。また、図3に示すように、それぞれの
棚43の奥側(本体2の背板22側)の上面には、被収納物
である靴等の履物を定位置に止めるストッパ45が取り付
けられている。
【0014】なお、第2の収納箱41の窪み44A は側板42
A の下部に形成されている。そして、第1および第2の
収納箱40,41が本体2内に収められた際、それぞれの側
板42,42A が、あたかも本体2の一方側の側板を構成す
るようになっている。
【0015】本体2の上端部には、側板23に対向する側
板35が設けられ、これらの側板23,35間には棚36が架け
渡されている。そして、前面には前述のように扉30,34
が取り付けられている。
【0016】次に、本実施例の作用を説明する。下駄箱
1から靴等所要の履物を取り出す際は、玄関の土間51に
降りて下駄箱1の前面に立って扉29,30 等を開いて、第
1または第2の収納箱40,41から所要の履物を取り出し
てもよい。
【0017】また、玄関の土間51に降りずに履物を取り
出す際は、ホール52側から第1または第2の収納箱40,
41をスライドさせて本体2の側面に引き出し、そこで所
要の履物を取り出してもよい。
【0018】さらに、下駄箱1の内部の整頓を行う際
も、上述のように玄関の土間51に降りて下駄箱1の前面
に立ち扉29,30 等を開いて行ってもよいし、土間51に降
りずにホール52側から第1または第2の収納箱40,41を
スライドさせて本体2の側面に引き出し、そこで行って
もよい。
【0019】前述のような本実施例によれば次のような
効果がある。すなわち、土間51から上がり框53にわたっ
て設置された下駄箱1では、その幅が広くて土間51に降
りなければ扉33,34 が開けられない場合でも、第1およ
び第2の収納箱40,41を玄関ホール52側に引き出せるの
で、いちいち土間51に降りなくてもホール52側で所要の
履物を容易に取り出すことができ、使い勝手がよい。
【0020】また、下駄箱1は、スライド可能な2つの
収納箱40,41を有しているので、最も楽な姿勢で履物を
収納または取り出しできる高さの、例えば上側の収納箱
41に、使用頻度の高いその季節の履物をまとめて収納
し、他の収納箱40に使用頻度の低い履物をまとめて収納
することもでき、そのようにすれば、その時使用する履
物の位置がおおよそわかっているので、履物を取り出し
やすく、この点でも使い勝手がよい下駄箱1となった。
【0021】さらに、下駄箱1は、2つの収納箱40,41
を横方向にスライドさせてから履物を取り出せる外、通
常の下駄箱と同様に前面からも扉を開いて取り出すこと
もでき、使用方法が増えているので、商品価値も高いも
のとなっている。
【0022】また、2つの収納箱40,41はそれぞれを別
個にスライドさせて本体2の側面に引き出せるので扉2
9,30 等も邪魔にならず、前面が開放される結果、整理
整頓や清掃時等容易に行える。
【0023】なお、本発明は前述の実施例に限定される
ものではなく、次に示すような変形例を含むものであ
る。すなわち、前記実施例ではスライド可能な収納箱
を、第1および第2の収納箱40,41からなる2段で形成
したが、これに限らず、例えば前記実施例で最上段の収
納部分もスライド可能とし、3段で構成してもよい。要
は、本体2に対して横方向にスライド可能な収納部が設
けられていればよい。
【0024】また、前記実施例の下駄箱1では本体2の
前面に、観音開きと片側開きとの扉29,30,33,34を設
けたが、これに限らず、例えば引き戸式の下駄箱にも利
用できる。あるいは、扉がない下駄箱にも利用できる。
要は、前面が被収納物の取出口となっていればよい。
【0025】さらに、前記実施例では収納体として下駄
箱1を使用したが、これに限らず、例えば書斎等の本棚
や、台所の食器棚等に利用してもよい。このようにすれ
ば、本棚に机を並べておいてあれば机に座ったままでも
本棚から本等を引き出せるし、調理台で調理しながら食
器棚から食器を取り出すことができ、使い勝手がよいと
いう効果がある。
【0026】また、前記実施例では収納箱40,41からな
る上下に2段重ねの下駄箱1としたが、奥側にも収納部
を設けた二重収納形式としてもよい。このようにすれ
ば、収納能力が増すという効果がある。
【0027】その他、本発明の実施の際の具体的な構造
および形状等は、本発明の目的を達成できる範囲であれ
ば他の構造等でもよい。
【0028】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の収納体
によれば、前面にいなくても被収納物の収納,取り出し
が行えるとともに、幅広であっても内部の整頓を容易に
行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る収納体である下駄箱の
全体斜視図を表し、下駄箱の未使用時を示す。
【図2】同下駄箱の全体斜視図を表し、下駄箱の使用時
を示す。
【図3】本実施例の要部を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 下駄箱 2 本体(収納体本体) 4 収納部 24 枠柱 40 第1の収納箱 41 第2の収納箱 44 窪み 50 玄関 51 土間 52 玄関ホール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被収納物を収納する収納部を有し、か
    つ、前記収納部から被収納物を取り出す取出口が前面に
    設けられた収納体において、前記収納部が横方向にスラ
    イドして収納体本体の側面から出し入れ可能とされてい
    ることを特徴とする収納体。
JP4227242A 1992-08-26 1992-08-26 収納体 Expired - Lifetime JP2559188B2 (ja)

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JP4227242A JP2559188B2 (ja) 1992-08-26 1992-08-26 収納体

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JPH0670819A true JPH0670819A (ja) 1994-03-15
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111543791A (zh) * 2020-05-26 2020-08-18 青岛优菲信息技术有限公司 一种标准化玄关柜模块

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5140414U (ja) * 1974-09-12 1976-03-25
JPS5944344U (ja) * 1982-09-14 1984-03-23 松下電工株式会社 収納家具
JPH0163434U (ja) * 1987-10-19 1989-04-24

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