JPH0670560B2 - 玩具銃 - Google Patents

玩具銃

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JPH0670560B2
JPH0670560B2 JP2002594A JP259490A JPH0670560B2 JP H0670560 B2 JPH0670560 B2 JP H0670560B2 JP 2002594 A JP2002594 A JP 2002594A JP 259490 A JP259490 A JP 259490A JP H0670560 B2 JPH0670560 B2 JP H0670560B2
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motor
shot
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toy gun
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廣朗 管野
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、玩具銃の弾丸発射数をモーターを使用して
電気的に制御し、一回毎の引金作動によって弾丸発射数
を随時、自由に発射できるようにした玩具銃に関する。
(従来の技術) 従来、この種の玩具銃の発射装置は、モーターの駆動で
弾丸の発射エネルギーをコントロールする機構のもの
と、スプリングの弾撥力を機械的構造によって制御する
機構のものとの二つの方式がある。
(発明が解決しようとする課題) ところが、前者の場合は、モーターの駆動で弾丸の発射
エネルギーをコントロールするとなるとその電気的制御
が難しく、単なる連発方式のみに止まっているのが現状
である。従って、射撃遊戯の興味が半減される問題点が
あった。
一方、後者は、機械的構造によって、一回毎の引金作動
によって弾丸発射数を随時、自由に発射できるようにす
るためには、構造的に非常に複雑なものとしなければな
らないから、組立てに手間がかかり、不良品も発生し、
コスト高に繋がる問題点があった。
そのため、モーターの出力を電気的に制御して一回毎の
引金作動によって弾丸発射数を随時、自由に発射できる
ようにする玩具銃の開発が業界からも一般ユーザーから
も待ち望まれていた。
そこで、この発明は、上述した問題点等に鑑み、玩具銃
の弾丸発射数をモーターを使用して電気的に制御し、一
回毎の引金作動によって弾丸発射数を随時、自由に発射
できるようにした、従来にはなかった全く新しい玩具銃
の提供を課題として創出されたものである。
(課題を解決するための手段) この発明は、ガス、スプリング等のエネルギー源を利用
し、電池等で作動するモーターによる駆動機構を用い、
該エネルギー源の発動を瞬間的に操作することによって
弾丸を発射させる玩具銃において、玩具銃の引金作動と
共に電気信号を発生させてモーター回転信号を電気的時
間パルスとして制御信号回路に伝え、該モーターの作動
開始時間、回転数、回転時間及びモーター出力等を制御
する信号を構成し、更にこれをモーター出力回路に与え
て前記制御信号回路構成のみにより前記モーターを制御
し、任意に回路に設造された切替スイッチを単発、三連
発或いは連発等の任意の発射弾数に玩具銃の外部から操
作、設定することにより、該発射弾数を一介毎に引金作
動によって随時、自由に発射できるようにしたことによ
り、上述した課題を解決するものである。
(作用) この発明に係る玩具銃は、予め、玩具銃の外部から切換
スイッチを操作して単発、三連発或いは連発等の任意の
発射弾数に設定する。
そして、その後、引金作動を行うと、その引金作動によ
って電気的信号が発生させられ、その信号が制御信号回
路に伝わり、モーターの作動開始時間、回転数、回転時
間及びモーター出力等を制御する信号を構成させる。こ
の信号をモーター出力回路に与えてモーターを制御し、
このモーターの制御された回転によって、単発、三連発
或いは連発等の任意の弾数を、随時、自由に発射するも
のである。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明すると
次の通りである。
すなわち、この実施例はエネルギー源としてガスを使用
し、第1図に示す通り、ガスボンベ8が玩具中の把手の
内部に弾丸9及び弾丸押圧スプリング10と共に内蔵さ
れ、ガスボンベ8の先端にガス噴出口11がある。
ガス噴出口11は弾丸路12のガス吸入口13に気密的に密着
し、モーター2の駆動によって玩具銃内部に格納された
回転機構14が回転を始めると、ハンマークランク15が上
下に摺動してモーター2の回転力でガス噴出口11の頭部
を叩いてガスを瞬間的に噴出させて、ガス噴出口11に弾
丸押圧スプリング10で押圧されながら位置している弾丸
9を、ガスの噴出圧力で瞬間的に吹き飛ばし弾丸路12を
通って銃口16から発射する。かくして回転機構14の一回
転毎にハンマークランク15が一回上下して一発発射され
る。この時のモーター2はモーターピニオン17と回転機
構14の歯車数比に応じて回転機構14の一回転に対して、
つまり玩具銃の単発発射に対してある定数回転すること
になる。
この原理が本願発明玩具銃の発射弾数切換の基本であ
る。
今、玩具銃の連発発射数を1分間500発とし、モーター
2の回転数を7000/r.p.mとすれば、モーターピニオン1
7と回転機構14との歯車数比はP=7000/500=14となる。
従って、モーター2が14回回転することにより回転機構
14は1回転して玩具銃は弾丸9を一発発射する事にな
る。それゆえに弾丸一発発射に対するモーター2の回転
時間は14×60/7000=0.12secとなり、この時間モーター
2を回せば玩具銃は一発の発射を行うことができるわけ
である。それ故三連発の発射を玩具銃が行うためには0.
12sec×3=0.36secの時間だけモーター2を回せば良い
ことになる。
このような理論に基づき本発明玩具銃の発射弾数切換の
機構は、モーター2への回転時間制御、それに伴う作動
開始時間、回転数、モーター出力制御を次のように行っ
ているのである。
すなわち、第2図に示す通り、今、引金3を引くとその
部分突起18が信号スイッチ19のバネレバー20を押し、信
号スイッチ19の三接点21のON-OFFにより、玩具銃の後部
体内に格納設定された電気基板22に組み込まれた信号発
生回路4に信号を発生させる。こん信号はパルス波形と
して作り出されるが、+波形として取り出すか、−波形
にするかは制御信号回路5の制御信号構成上の条件によ
る。この発生されたパルス信号は、モーター回転信号を
電気的時間パルスとして制御信号回路5に送られ、制御
信号回路5のみにより前記モーター2を制御する。制御
信号はモーター2の回転時間を制御することが主体とな
るが、前述の結論からモーター2の回転時間を0.12sec
に設定、制御することができれば、実施例の玩具銃の単
発発射機構の制御は可能な訳である。同じ様にして三連
発発射機構の場合は、モーター2の回転時間を0.36sec
に設定して制御すれば良い訳である。
この要領で行けば何連発でも制御することが可能であ
り、誠にその応用範囲は広いといわざるを得ない。しか
も、単なる連発発射の場合は制御機構を使わず、切換ス
イッチ7によってモーター2の端子を、信号スイッチ19
の作動により電源に直接接続されるようにすれば、引金
作動の断続により連発発射を繰り返し行なう事が出来る
訳である。しかしここで問題になるのが、モーター2や
回転機構14の回転制御時間が正確に取れないため単発機
構の場合の三連発機構の時も、とにかくモーター2の回
転時間制御を行う場合、出発点つまり停止点がなかなか
一致しないことである。これは、モーター2の位置制御
の問題として対処せねばならないことであり、機構的に
はモーター2がどの点から出発しても、つまり回転機構
14がいかなる点から回り始めても1回転に対して1発の
弾丸9発射を行うような仕組みにするか、軽いストッパ
ー等を付けるとかして回転機構14のオーバーラップ気味
の回転を制御するとか、その他色々な方法も考えられ
る。電気的にはモーター2の回転時間制御を完全に正確
に実施することであるが、タイマー時間回路でもある程
度の対処は出来ると思われ、実用に耐えるものならそれ
で十分なのであるが、実施例ではモーター2の端子電圧
が作動中一回転毎に逆電圧や電力取り入れのためのブラ
ッシュの陰陽逆転の際に生ずる大きな電圧変化を起こす
ことを利用して、モーター2の作動開始時間と回転数を
正確に捕えられる様にしている。
それには先ず、前述のモーター2の端子電圧変化をモー
ター2の1回転のパルス信号として捕え、これをカウン
ターしてデコーダーに送り、単発機構の時は14のポイン
ト(モーター2の14回転−回転機構14の1回転−単発発
射)から、三連発機構の場合は同じ考え方で42のポイン
トから、それぞれ制御信号をモーター2に送って正確な
モーター2の回転数を得られるようにしている。
これによってモーター2の負荷の変化や入力信号の時間
的不安定さから生ずるタイマー回路の時間定数上の欠陥
を除いて殆ど完全に近い時間制御となっている。
この回路によって作られたモーター2の制御信号は正確
な時間帯マルチ波となってモーター出力回路6の制御信
号として送達される。モーター出力回路6はパワートラ
ンジスター或いはパワーオペアンプ等の使用が可能であ
るが、実施例ではダーリントン接続のパワートランジス
ターを使用している。モータ出力回路6の構成は極めて
簡単であり、前述の時間帯マルチ波をトランジスターの
入力回路にいれてその時間帯の間だけモーター2に電流
を流して作動させればよいわけである。これにより単発
機構或いは三連発機構に応じてモーター2はそれに必要
な時間だけ回転して目的を果す訳である。しかし、この
モーター出力回路6にはモーター2の逆電圧或いは高い
インダクタンスに対応する為にコンデンサーその他の配
慮が必要となる他、モーター2の作動による大きな電圧
降下、特に単発機構や三連発機構のように短時間作動を
繰り返す時等は何等かの電圧保証が必要な場合がある。
また、切換スイッチ7は回路中何れの箇所でもその機能
を発揮出来るように設置すれば良く、実施例では単発、
三連発ではデコーダーの先の回路に14(単発用)、42
(三連発用)の何ずれかの端子を選ぶように設置され、
連発用はこれらとは別に引金作動により、モーター2の
+端子を+電池端子に接ないだり切ったりするように設
定されている。
尚、モーター制御のための構成される電子回路は種々の
組成を持たせることが可能であり、例えば、制御用の信
号を実施例のようにモーター端子の回転変動電圧の変化
を捉えてカウンターする他に、スイッチを別に装着して
これを1回転(1発)毎にスイッチ・オンするようにし
て機械的に捉えることも可能であり、同様にして制御回
路の一部を機械的機構で置換して電子回路と組合せるこ
ともできるので、ここに示した実施例はモーター制御用
回路の一例にすぎない。
(発明の効果) かくして、本発明玩具銃は、その発射弾数切換機構にお
いて、引金作動と共に切換スイッチ7によって完全に単
発、三連発、更に連発の機能を十分に発揮することが出
来るものであり、玩具銃の遊戯興味を倍加して、ユーザ
ーに多くの実用的な利益を与え、しかも、その電気回路
は、玩具銃の引金作動と共に電気信号を発生させてモー
ター回転信号を電気的時間パルスとして制御信号回路に
伝え、該モーター2の作動開始時間、回転数、回転時間
及びモーター出力等を制御する信号を構成し、更にこれ
をモーター出力回路に与えて前記制御信号回路構成のみ
により前記モーター2を制御するので、従来のような機
械的な構造はほとんど必要なく、単発、三連発、連発と
あらゆる制御が極めて正確に行うことができ、且つ耐久
性に優れているもので、その大きさも5cm2程の電気基板
22の中に組み込み可能であり、玩具銃内への格納も極め
て簡単に行われ、更にこの成功により色々な興味ある玩
具銃の射撃機械の開発がより容易に多種に亘ることが可
能になると思われ、今回は発射弾数切換機構を有する玩
具銃として第一弾が現れた訳であるが、更に高度な電気
制御機構に発展するものと思われ、その可能性と実用的
発明の価値は誠に計り知れないものがあるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願発明の要部側断面図、第2図はモーターを
制御する電気ブロック回路図である。 1…電池、2…モーター、3…引金、4…信号発生回
路、5…制御信号回路、6…モーター出力回路、7…切
換スイッチ、8…ガスボンベ、9…弾丸、10…弾丸押圧
スプリング、11…ガス噴出口、12…弾丸路、13…ガス吸
入口、14…回転機構、15…ハンマークランク、16…銃
口、17…モーターピニオン、18…部分突起、19…信号ス
イッチ、20…バネレバー、21…三接点、22…電気基板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス、スプリング等のエネルギー源を利用
    し、電池等で作動するモーターによる駆動機構を用い、
    該エネルギー源の発動を瞬間的に操作することによって
    弾丸を発射させる玩具銃において、玩具銃の引金作動と
    共に電気信号を発生させてモーター回転信号を電気的時
    間パルスとして制御信号回路に伝え、該モーターの作動
    開始時間、回転数、回転時間及びモーター出力等を制御
    する信号を構成し、更にこれをモーター出力回路に与え
    て前記制御信号回路構成のみにより前記モーターを制御
    し、任意の回路に設造された切替スイッチを単発、三連
    発或いは連発等の任意の発射弾数に玩具銃の外部から操
    作、設定することにより、該発射弾数を一介毎の引金作
    動によって随時、自由に発射できるようにした玩具銃。
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