JPH0670496B2 - 暖房装置 - Google Patents
暖房装置Info
- Publication number
- JPH0670496B2 JPH0670496B2 JP62290044A JP29004487A JPH0670496B2 JP H0670496 B2 JPH0670496 B2 JP H0670496B2 JP 62290044 A JP62290044 A JP 62290044A JP 29004487 A JP29004487 A JP 29004487A JP H0670496 B2 JPH0670496 B2 JP H0670496B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷媒を加熱し無動力熱搬送方式で暖房運転する
暖房装置に関するものである。
暖房装置に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の暖房装置は第2図に示すように冷媒加熱
器1より上方に位置した受液器2の中間位置に気液分離
器3を配設し前記受液器2と前記気液分離器3の間に両
者を均圧させる開閉弁4を有しさらに受液器2と気液分
離器3の間に逆止弁5を有する構成を有し、冷媒加熱器
1で蒸発した冷媒は接続配管7を通り放熱器6で凝縮し
受液器2へ接続配管8を通り流入する。受液器2へ液冷
媒が溜ると開閉弁4を開き受液器2と気液分離器3とを
均圧化し受液器2の液冷媒を気液分離器3へ流入させ
る。流入し終わると開閉弁4を閉じ逆止弁5も閉じるた
め再び放熱器6から凝縮した液冷媒が受液器2へ圧送さ
れ流入する。このような動作を繰り返して熱搬送を行な
い暖房運転を行なうようになっていた。(例えば実開昭
61−43679号公報) 発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成で、暖房運転停止時、開
閉弁4を同時に停止させると気液分離器3内の残留液冷
媒量が少ない時、冷媒加熱器1の温度が加熱熱源の余熱
によって異常上昇し機器の信頼性が低下するという問題
を有していた。また運転停止後サイクルの圧力が上昇す
る問題点も有していた。
器1より上方に位置した受液器2の中間位置に気液分離
器3を配設し前記受液器2と前記気液分離器3の間に両
者を均圧させる開閉弁4を有しさらに受液器2と気液分
離器3の間に逆止弁5を有する構成を有し、冷媒加熱器
1で蒸発した冷媒は接続配管7を通り放熱器6で凝縮し
受液器2へ接続配管8を通り流入する。受液器2へ液冷
媒が溜ると開閉弁4を開き受液器2と気液分離器3とを
均圧化し受液器2の液冷媒を気液分離器3へ流入させ
る。流入し終わると開閉弁4を閉じ逆止弁5も閉じるた
め再び放熱器6から凝縮した液冷媒が受液器2へ圧送さ
れ流入する。このような動作を繰り返して熱搬送を行な
い暖房運転を行なうようになっていた。(例えば実開昭
61−43679号公報) 発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成で、暖房運転停止時、開
閉弁4を同時に停止させると気液分離器3内の残留液冷
媒量が少ない時、冷媒加熱器1の温度が加熱熱源の余熱
によって異常上昇し機器の信頼性が低下するという問題
を有していた。また運転停止後サイクルの圧力が上昇す
る問題点も有していた。
本発明はかかる従来の問題点を解決するもので暖房運転
停止後冷媒加熱器の異常温度上昇を防止すると共にサイ
クル圧力の上昇を防止し急速に冷媒加熱器温度を下げて
機器の信頼性を向上させることを目的とする。
停止後冷媒加熱器の異常温度上昇を防止すると共にサイ
クル圧力の上昇を防止し急速に冷媒加熱器温度を下げて
機器の信頼性を向上させることを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の暖房装置はバーナ
で冷媒を加熱する冷媒加熱器を気液分離器より下方に配
設し前記冷媒加熱器と前記気液分離器とをループ状に接
続配管する一方、受液器を前記気液分離器より上方に配
設し放熱器、第1逆止弁、前記受液器、第2逆止弁、前
記気液分離器を接続配管すると共に前記気液分離器と前
記受液器の間に開閉弁を有する均圧管を設け、前記バー
ナが運転停止後一定時間前記開閉弁を開閉させる制御装
置を備えたものである。
で冷媒を加熱する冷媒加熱器を気液分離器より下方に配
設し前記冷媒加熱器と前記気液分離器とをループ状に接
続配管する一方、受液器を前記気液分離器より上方に配
設し放熱器、第1逆止弁、前記受液器、第2逆止弁、前
記気液分離器を接続配管すると共に前記気液分離器と前
記受液器の間に開閉弁を有する均圧管を設け、前記バー
ナが運転停止後一定時間前記開閉弁を開閉させる制御装
置を備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、バーナ運転停止後も放
熱器で凝縮した液冷媒を受液器に溜め、受液器に溜った
液冷媒を気液分離器へ供給するためバーナの余熱と気液
分離器の液冷媒不足で生じる冷媒加熱器の異常温度上昇
が防止でき、バーナ運転停止後急速に冷媒加熱器の温度
を低下させることができると共にサイクルの圧力上昇も
防止することができる。
熱器で凝縮した液冷媒を受液器に溜め、受液器に溜った
液冷媒を気液分離器へ供給するためバーナの余熱と気液
分離器の液冷媒不足で生じる冷媒加熱器の異常温度上昇
が防止でき、バーナ運転停止後急速に冷媒加熱器の温度
を低下させることができると共にサイクルの圧力上昇も
防止することができる。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。なお第2図と同一部には同一番号を付している。第
1図において1は気液分離器3より下方に配設してある
冷媒加熱器、7,8は放熱器6の入口接続配管、出口接続
配管、9は第1逆止弁、2は気液分離器3より上方に配
設してある受液器、5は第2逆止弁であり、3,7,6,8,9,
2,5は冷媒循環回路を構成しており、前記受液器2と前
記気液分離器3との間に開閉弁4を有する均圧管10を配
設してある。又11は冷媒加熱器1を加熱するバーナ、12
は前記バーナ運転停止後一定時間前記開閉弁を開閉させ
る制御装置である。
る。なお第2図と同一部には同一番号を付している。第
1図において1は気液分離器3より下方に配設してある
冷媒加熱器、7,8は放熱器6の入口接続配管、出口接続
配管、9は第1逆止弁、2は気液分離器3より上方に配
設してある受液器、5は第2逆止弁であり、3,7,6,8,9,
2,5は冷媒循環回路を構成しており、前記受液器2と前
記気液分離器3との間に開閉弁4を有する均圧管10を配
設してある。又11は冷媒加熱器1を加熱するバーナ、12
は前記バーナ運転停止後一定時間前記開閉弁を開閉させ
る制御装置である。
上記構成においてバーナ11の燃焼熱で冷媒加熱器1で加
熱された冷媒は2相状態で気液分離器3内に流入し液冷
媒は再び冷媒加熱器1へ流入する。一方気液分離器3内
に冷媒加熱器1から流入した2相冷媒のガス冷媒は入口
接続配管7を通り放熱器6で凝縮液化する。この時開閉
弁4が閉の時は第2逆止弁5は閉状態で受液器2へ放熱
器6からの凝縮液冷媒が第1逆止弁9を通り圧送され受
液器2内は放熱器6からの凝縮液で満たされる。この状
態で開閉弁4を開にすると受液器2と気液分離器3とは
均圧状態となり受液器2内の液冷媒は第2逆止弁5を通
り気液分離器3内へ流入する。この時第1逆止弁9は閉
状態である。次に開閉弁4を閉とすると第2逆止弁5は
閉となり再び受液器2へ放熱器6から凝縮液冷媒が圧送
され受液器2を凝縮液冷媒で満たし開閉弁4を開にする
というサイクルを繰返す。すなわち気液分離器3と冷媒
加熱器1の間は自然循環サイクル、気液分離器3、放熱
器6、第1逆止弁9、受液器2、第2逆止弁5のサイク
ルは、受液器2へ放熱器6からの液冷媒を溜めてそれを
間欠的に気液分離器3へ供給するという間欠動作サイク
ルである。ここでバーナ11を運転停止すると制御装置12
により開閉弁4が一定時間開閉動作を行なうため、バー
ナ11運転停止後も開閉弁4が閉の時放熱器6から受液器
2へ凝縮液冷媒が流入し、開閉弁4が開の時受液器2か
ら気液分離器3へ液冷媒が供給されるため、バーナ11の
余熱と気液分離器の液冷媒不足によって生じる冷媒加熱
器1の異常温度上昇が防止でき、バーナ11の運転停止後
急速に冷媒加熱器1の温度を低下させることができる効
果があると共にバーナ11の運転停止後放熱器6へ冷媒が
溜ることが防止でき、バーナ11運転停止直後のサイクル
圧力上昇を防止できる効果がある。
熱された冷媒は2相状態で気液分離器3内に流入し液冷
媒は再び冷媒加熱器1へ流入する。一方気液分離器3内
に冷媒加熱器1から流入した2相冷媒のガス冷媒は入口
接続配管7を通り放熱器6で凝縮液化する。この時開閉
弁4が閉の時は第2逆止弁5は閉状態で受液器2へ放熱
器6からの凝縮液冷媒が第1逆止弁9を通り圧送され受
液器2内は放熱器6からの凝縮液で満たされる。この状
態で開閉弁4を開にすると受液器2と気液分離器3とは
均圧状態となり受液器2内の液冷媒は第2逆止弁5を通
り気液分離器3内へ流入する。この時第1逆止弁9は閉
状態である。次に開閉弁4を閉とすると第2逆止弁5は
閉となり再び受液器2へ放熱器6から凝縮液冷媒が圧送
され受液器2を凝縮液冷媒で満たし開閉弁4を開にする
というサイクルを繰返す。すなわち気液分離器3と冷媒
加熱器1の間は自然循環サイクル、気液分離器3、放熱
器6、第1逆止弁9、受液器2、第2逆止弁5のサイク
ルは、受液器2へ放熱器6からの液冷媒を溜めてそれを
間欠的に気液分離器3へ供給するという間欠動作サイク
ルである。ここでバーナ11を運転停止すると制御装置12
により開閉弁4が一定時間開閉動作を行なうため、バー
ナ11運転停止後も開閉弁4が閉の時放熱器6から受液器
2へ凝縮液冷媒が流入し、開閉弁4が開の時受液器2か
ら気液分離器3へ液冷媒が供給されるため、バーナ11の
余熱と気液分離器の液冷媒不足によって生じる冷媒加熱
器1の異常温度上昇が防止でき、バーナ11の運転停止後
急速に冷媒加熱器1の温度を低下させることができる効
果があると共にバーナ11の運転停止後放熱器6へ冷媒が
溜ることが防止でき、バーナ11運転停止直後のサイクル
圧力上昇を防止できる効果がある。
発明の効果 以上のように本発明の暖房装置によれば、冷媒加熱器に
おいて冷媒を加熱するバーナの運転停止後、一定時間開
閉弁を開閉させる制御装置を設けてあるので、バーナ運
転停止後も放熱器での凝縮液冷媒を受液器から気液分離
器へ供給することができバーナの余熱と気液分離器の液
冷媒量不足による冷媒加熱器の異常温度上昇及びサイク
ルの圧力上昇を防止でき信頼性の大きい暖房装置が得ら
れる効果がある。
おいて冷媒を加熱するバーナの運転停止後、一定時間開
閉弁を開閉させる制御装置を設けてあるので、バーナ運
転停止後も放熱器での凝縮液冷媒を受液器から気液分離
器へ供給することができバーナの余熱と気液分離器の液
冷媒量不足による冷媒加熱器の異常温度上昇及びサイク
ルの圧力上昇を防止でき信頼性の大きい暖房装置が得ら
れる効果がある。
第1図は本発明の一実施例による暖房装置の回路構成
図、第2図は従来の暖房装置の回路構成図である。 1……冷媒加熱器、2……受液器、3……気液分離器、
4……開閉弁、5……第2逆止弁、6……放熱器、9…
…第1逆止弁、10……均圧管、11……バーナ、12……制
御装置。
図、第2図は従来の暖房装置の回路構成図である。 1……冷媒加熱器、2……受液器、3……気液分離器、
4……開閉弁、5……第2逆止弁、6……放熱器、9…
…第1逆止弁、10……均圧管、11……バーナ、12……制
御装置。
フロントページの続き (72)発明者 澤田 敬 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 菅 邦弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 雀堂 純一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 尾浜 昌宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】バーナで冷媒を加熱する冷媒加熱器を気液
分離器より下方に配設し前記冷媒加熱器と前記気液分離
器とをループ状に接続配管する一方、受液器を前記気液
分離器より上方に配設し放熱器、第1逆止弁、前記受液
器、第2逆止弁、前記気液分離器を接続配管すると共に
前記気液分離器と前記受液器の間に開閉弁を有する均圧
管を設け、前記バーナが運転停止後一定時間前記開閉弁
を開閉させる制御装置を設けた暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62290044A JPH0670496B2 (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | 暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62290044A JPH0670496B2 (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | 暖房装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01131828A JPH01131828A (ja) | 1989-05-24 |
JPH0670496B2 true JPH0670496B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=17751057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62290044A Expired - Fee Related JPH0670496B2 (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | 暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0670496B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03195828A (ja) * | 1989-12-26 | 1991-08-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 熱搬送装置 |
-
1987
- 1987-11-17 JP JP62290044A patent/JPH0670496B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01131828A (ja) | 1989-05-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |