JPH0670479U - ブラシレスモータの回転子 - Google Patents
ブラシレスモータの回転子Info
- Publication number
- JPH0670479U JPH0670479U JP1463493U JP1463493U JPH0670479U JP H0670479 U JPH0670479 U JP H0670479U JP 1463493 U JP1463493 U JP 1463493U JP 1463493 U JP1463493 U JP 1463493U JP H0670479 U JPH0670479 U JP H0670479U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- brushless motor
- yoke
- rotor yoke
- rotary shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Brushless Motors (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】 本考案は、ブラシレスモータに使用される
回転子で特に高速度で回転する回転子の構造に関するも
ので、回転子ヨークと該回転子ヨークの外周に永久磁石
を固着し、回転子ヨークの端面に玉軸受の胴当たりと回
転軸とを一体に形成したものがあるが、高速回転におい
て直径が異なる胴当たり部と回転軸との段部に応力が集
中して回転軸が折損するという問題が発生する。本考案
は高速回転においても折損しないブラシレスモータの回
転子を得るのが目的である。 【構 成】 本考案に成るブラシレスモータの回転子
は、円筒形の回転子ヨークの両端面に小径の短円筒部を
一体的に形成し、円筒形の回転子ヨークの外周に永久磁
石を固着し、前記円筒形の回転子ヨークの中心に設けた
孔に段部の無い直線状の回転軸を貫挿して固着し、回転
軸に装着した玉軸受を前記短円筒部の端面に当接するよ
うに構成される。
回転子で特に高速度で回転する回転子の構造に関するも
ので、回転子ヨークと該回転子ヨークの外周に永久磁石
を固着し、回転子ヨークの端面に玉軸受の胴当たりと回
転軸とを一体に形成したものがあるが、高速回転におい
て直径が異なる胴当たり部と回転軸との段部に応力が集
中して回転軸が折損するという問題が発生する。本考案
は高速回転においても折損しないブラシレスモータの回
転子を得るのが目的である。 【構 成】 本考案に成るブラシレスモータの回転子
は、円筒形の回転子ヨークの両端面に小径の短円筒部を
一体的に形成し、円筒形の回転子ヨークの外周に永久磁
石を固着し、前記円筒形の回転子ヨークの中心に設けた
孔に段部の無い直線状の回転軸を貫挿して固着し、回転
軸に装着した玉軸受を前記短円筒部の端面に当接するよ
うに構成される。
Description
【０００１】
本考案はブラシレスモータ、特に高速回転に適したブラシレスモータに使用さ れる回転子に関するものである。
【０００２】
図２，図３は従来より実施されているブラシレスモータの回転子の例の断面図 である。 図２は永久磁石３を保持する回転子ヨーク２に軸受胴当り部２ー１及び回転軸 ２ー２を一体形成する第１の例で、図３は回転子ヨーク２に軸受胴当り部２ー１ は一体形成をせず、回転軸５を別部材とし且つ前記第１の例における軸受胴当り 部２ー１に相当する構成として前記回転軸５に溝５ー１を形成して該溝５ー１に 止め環６を嵌着し玉軸受４を当接する様にした第２の例である。
【０００３】
回転機の動力伝達に際しては当該動力伝達部に段差が存在すると、そこに所謂 応力集中が生じ当該部分での折損等の重大事故を誘発する事は良く知られている 。 上記第１の例では回転軸２ー２と胴当り部２ー１との段差，第２の例では止 め環６を嵌着する溝５ー１の奥端部に応力集中が生ずる。
【０００４】 又上記第２の例では、両側に装着される玉軸受４の離間距離が２つの溝５ー１ で決まる為該溝５ー１の加工精度の影響を受け、回転子の位置や回転子の軸方向 の遊び量が不安定となる問題を抱えていた。
【０００５】
本考案に成るブラシレスモータの回転子は、永久磁石のヨークはヨーク本体を 成す円筒部と共にその両端に（軸受に当接する胴当り用の）小径の短円筒部が一 体形成された磁性体部材で構成され、而も該ヨークの中心部に穿設された軸貫挿 孔に段差の無い回転軸が挿通固着される如く構成される。
【０００６】
上述の如き構成においては、動力伝達部に応力集中を派生する段差部が存在しな いから、応力集中による回転軸の折損事故の危険もなく、２つの軸受の離間距離 も一体部材での加工精度に依存するだけであるので容易に高精度を得られる。
【０００７】
図１は本考案に成るブラシレスモータの回転子の例の断面図で、永久磁石３を 保持する回転子ヨーク２にはその両端面に軸受胴当り部２ー１が形成される。 そして該ヨーク２と両端の軸受胴当り部２ー１の中心には軸を貫挿する為の孔 が穿設され、段差の無い所謂ストレート軸１が挿通固着されている。
【０００８】
本考案に成るブラシレスモータの回転子は、上述の如き構成であるから動力伝 達部に応力集中を生ずる事がなく折損事故の危惧も無く、軸受の離間距離の精度 保持も容易であるという効果がある。
【図１】図１は本考案になるブラシレスモータの回転子
の構造を示す断面図である。
の構造を示す断面図である。
【図２】図２は従来技術に成るブラシレスモータの回転
子の第１の例を示す断面図である。
子の第１の例を示す断面図である。
【図３】図３は従来技術に成るブラシレスモータの回転
子の第２の例を示す断面図である。
子の第２の例を示す断面図である。
１：回転軸 ２：回転子ヨーク ２−１：回転子ヨークの小径短円筒部 ２−２：回転子ヨークと一体の回転軸 ３：永久磁石 ４：玉軸受 ５：回転軸 ５−１：回転軸に設けた溝 ６：止め輪
Claims (2)
- 【請求項１】 巻線が巻装された固定子と、該固定子と
空隙を介して回転自在に軸支され永久磁石を有する回転
子とを備えたブラシレスモータに使用される前記回転子
において、前記永久磁石のヨークがヨーク本体を成す円
筒部と共にその両端に（軸受に当接する胴当り用の）小
径の短円筒部が一体形成された磁性体部材で構成され、
而も該ヨークの中心部に穿設された軸貫挿孔に段差の無
い回転軸が挿通固着される事を特徴とするブラシレスモ
ータの回転子。 - 【請求項２】 前記回転軸が非磁性体部材より成る事を
特徴とする請求項１に記載のブラシレスモータの回転
子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1463493U JPH0670479U (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | ブラシレスモータの回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1463493U JPH0670479U (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | ブラシレスモータの回転子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0670479U true JPH0670479U (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=11866636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1463493U Pending JPH0670479U (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | ブラシレスモータの回転子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0670479U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002051523A (ja) * | 2000-07-28 | 2002-02-15 | Mitsumi Electric Co Ltd | ステッピングモータ及びそのロータ |
| WO2019189339A1 (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-03 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | モータシャフト、回転子、モータ及び送風機 |
| US11437875B2 (en) | 2018-03-28 | 2022-09-06 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Motor shaft, rotor, motor and blower |
-
1993
- 1993-03-05 JP JP1463493U patent/JPH0670479U/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002051523A (ja) * | 2000-07-28 | 2002-02-15 | Mitsumi Electric Co Ltd | ステッピングモータ及びそのロータ |
| WO2019189339A1 (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-03 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | モータシャフト、回転子、モータ及び送風機 |
| US11437875B2 (en) | 2018-03-28 | 2022-09-06 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Motor shaft, rotor, motor and blower |
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