JP2004032957A - 電動機構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】発生トルクを大きくする。
【解決手段】モータケース1にステータ2を取り付け、ステータ2にモータ巻線4を設け、モータケース1にベアリングを介してシャフト5を回転可能に取り付け、シャフト5に略円柱状のロータ6を設け、ロータ6の内部外周に沿って複数の永久磁石7を設け、ステータ2をロータ6の外周と所定の間隔を隔てて設け、ロータ6の外周の永久磁石7に対応する部分に凹部9を設け、凹部9内に磁性体からなる円柱状の回転体10を設け、回転体10のロータ6の回転軸方向の寸法を永久磁石7のロータ6の回転軸方向の寸法以上とし、回転体10の両端部の径を中央部の径よりも大きくし、ロータ6とステータ2との間に回転体10の回転抵抗を低減するオイル(図示せず)を充填する。
【選択図】 図1
【解決手段】モータケース1にステータ2を取り付け、ステータ2にモータ巻線4を設け、モータケース1にベアリングを介してシャフト5を回転可能に取り付け、シャフト5に略円柱状のロータ6を設け、ロータ6の内部外周に沿って複数の永久磁石7を設け、ステータ2をロータ6の外周と所定の間隔を隔てて設け、ロータ6の外周の永久磁石7に対応する部分に凹部9を設け、凹部9内に磁性体からなる円柱状の回転体10を設け、回転体10のロータ6の回転軸方向の寸法を永久磁石7のロータ6の回転軸方向の寸法以上とし、回転体10の両端部の径を中央部の径よりも大きくし、ロータ6とステータ2との間に回転体10の回転抵抗を低減するオイル(図示せず)を充填する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はロータとステータとを備えた電動機構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電動機においては、モータケースにステータを取り付け、モータケースに回転可能にロータを取り付け、ロータとステータとの間にある程度の間隔(エアギャップ)を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような電動機においては、ロータとステータとの間の間隔を小さくすれば発生トルクを大きくすることができるが、ロータとステータとの間の間隔を小さくしすぎると、製造バラツキのためにロータとステータとが接触することがあり、この場合にはロータの回転が妨げられるから、製造バラツキを考慮したときには、ロータとステータとの間の間隔を大きめに設定しなければならず、このため発生トルクが小さくなる。
【0004】
本発明は上述の課題を解決するためになされたもので、発生トルクが大きい電動機構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明においては、ロータとステータとの間に、上記ロータと上記ステータとに略接触するとともに、上記ロータの回転に伴って回転可能な磁性体からなる回転体を設ける。
【0006】
【発明の効果】
本発明に係る電動機構造においては、鎖交磁束数が多くなるから、発生トルクが大きくなる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る電動機構造を示す正断面図、図2は図1に示した電動機構造を示す側断面図、図3は図1の一部拡大断面図である。図に示すように、モータケース1にステータ2を取り付け、ステータ2にモータ巻線(マグネットワイヤ)4を設け、ステータ2の開スロット部にティース部の段差を埋めるための磁性体または非磁性体からなる挿入材12を挿入し、モータケース1にベアリング11を介してシャフト5を回転可能に取り付け、シャフト5に略円柱状のロータ6を設け、ロータ6の内部外周に沿って複数の永久磁石7を設け、ステータ2の内周とロータ6の外周との間に所定の間隔を設けている。また、ロータ6の外周の永久磁石7に対応する部分に凹部9を設け、凹部9内に磁性体からなる円柱状の回転体10を設けている。すなわち、ロータ6とステータ2との間に、ロータ6とステータ2とに略接触するとともに、ロータ6の回転に伴ってロータ6の回転軸方向を軸として回転可能な磁性体からなる回転体10を設けている。また、回転体10を永久磁石7に対応して設けている。また、ロータ6の外周には、回転体10の少なくとも一部を収納することによって、回転体10のロータ6の外周に沿う方向への移動を規制するとともに、ロータ6の回転軸方向を軸として回転可能に支持する凹部9を設けている。また、回転体10のロータ6の回転軸方向(図2紙面左右方向)の寸法は、永久磁石7のロータ6の回転軸方向の寸法以上であり、回転体10の両端部の径は中央部の径よりも大きい。また、ロータ6とステータ2との間に、回転体10の回転抵抗を低減するオイル(潤滑剤、図示せず)を充填している。また、シャフト5に回転センサ8を設けている。なお、この実施の形態は請求項1〜5、7、8に対応している。
【0008】
図4は図1〜3に示した構造の電動機の制御装置を示す図である。図に示すように、バッテリ21とモータ巻線4との間にスイッチング手段23を設け、スイッチング手段23を制御する制御回路24を設けている。
【0009】
この電動機構造においては、ロータ6とステータ2との間に、ロータ6とステータ2とに略接触するとともに、ロータ6の回転に伴ってロータ6の回転軸方向を軸として回転可能な磁性体からなる回転体10を設けているから、鎖交磁束数が多くなるので、発生トルクが大きくなる。すなわち、電動機構造の極対数をPn、鎖交磁束数をφa、d軸インダクタンスをLd、q軸インダクタンスをLq、d軸電流をId、q軸電流をIqとすると、発生トルクTは次式で表される。
【0010】
T=Pn(φa・Iq+(Ld−Lq)・Id・Iq)
この式から明らかなように、鎖交磁束数φaが多くなると、発生トルクTが大きくなる。そして、図5に示すように、ロータ6とステータ2との間の間隔が小さいほど鎖交磁束数φaが多くなる。しかるに、図6に示すように、ロータ6とステータ2との間に、ロータ6とステータ2とに略接触する回転体10を設けたときには、鎖交磁束数φaが多くなる。このため、図7に示すように、従来の電動機の磁束密度(破線で示す)と比較して最大磁束密度が大きくなる。したがって、図8に示すように、従来の電動機の発生トルク(破線で示す)と比較して、最大発生トルクが大きくなる(斜線で示した領域)。また、回転体10を永久磁石7に対応して設けているから、確実に永久磁石7を通る鎖交磁束数φaを多くすることができる。また、ロータ6の外周には、回転体10の少なくとも一部を収納することによって、回転体10のロータ6の外周に沿う方向への移動を規制するとともに、ロータ6の回転軸方向を軸として回転可能に支持する凹部9を設けているから、回転体10が永久磁石7の近傍からロータ6の外周に沿う方向へ移動することがないので、確実に永久磁石7を通る鎖交磁束数φaを多くすることができる。また、回転体10のロータ6の回転軸方向の寸法は、永久磁石7のロータ6の回転軸方向の寸法以上であるから、確実に永久磁石7を通る鎖交磁束数φaを多くすることができる。また、ロータ6とステータ2との間に、回転体10の回転抵抗を低減するオイル(液体)を充填しているから、電動機の回転によって発生した熱を冷却することができ、しかも回転体10がロータ6およびステータ2と接触することによって発生する回転抵抗を低減することができるので、高速回転を行なうことができる。また、スイッチング手段23のスイッチング素子の電流容量を増やすことなく、高トルク運転をすることができるから、低コストで発生トルクを大きくすることができる。
【0011】
なお、SPM(Segment Permanent Magnet)電動機に比べてマグネットトルクの他にリラクタンストルクも多く利用するような設計の電動機であるIPM(Interior Permanent Magnet)電動機においては、よりロータ6とステータ2との間の間隔を狭く設計することが求められているから、IPM電動機構造に本発明を適用するのが有効である。
【0012】
図9は本発明に係る他の電動機構造の一部を示す図である。図に示すように、永久磁石7に対応して3個(複数個)の回転体10を設けている。そして、他の構成は図1〜図3に示した電動機構造の構成と同様である。なお、この実施の形態は請求項1〜5、7、8に対応している。
【0013】
この電動機構造においては、回転体10に磁束が集中して磁束飽和に陥るのを防止することができるから、確実に永久磁石7を通る鎖交磁束数φaを多くすることができる。
【0014】
なお、ロータ6の外径、永久磁石7の極数等によって1個の永久磁石7当たりの回転体10の数を決定する。
【0015】
図10は本発明に係る他の電動機構造の一部を示す図である。図に示すように、ステータ31のバックヨーク部32の内周部に溝34を設け、ティース部33の外側部を溝34内に挿入している。すなわち、ステータ31は、それぞれ別体のバックヨーク部32とティース部33とからなり、ティース部33はバックヨーク部32の内周側に保持され、ティース部33はバックヨーク部32の半径方向に移動可能に保持されている。そして、他の構成は図1〜図3に示した電動機構造の構成と同様である。なお、この実施の形態は請求項1〜8に対応している。
【0016】
この電動機構造においては、ロータ6が熱により膨張した場合であっても、ティース部33がバックヨーク部32の外周方向に移動して、膨張を吸収することができる。
【0017】
図11は本発明に係る他の電動機構造を示す正面図、図12は図11に示した電動機構造を示す側断面図である。図に示すように、ステータ41の内周と略円柱状のロータ42の外周との間に所定の間隔を設け、ロータ42の外周に凹部43を設け、凹部43内に磁性体からなる円柱状の回転体45を設けている。すなわち、ロータ42とステータ41との間に、ロータ42とステータ41とに略接触するとともに、ロータ42の回転に伴ってロータ42の回転軸方向を軸として回転可能な磁性体からなる回転体44を設けている。また、ロータ42の外周には、回転体44の少なくとも一部を収納することによって、回転体44のロータ42の外周に沿う方向への移動を規制するとともに、ロータ42の回転軸方向を軸として回転可能に支持する凹部43を設けている。また、回転体44の一方端部に中央部の径よりも大きい径大部45を設け、回転体44の他方端部に雄ネジ(図示せず)を設け、この雄ネジにナット46を螺合し、回転体44の他方端部に中央部の径よりも大きい径大部(ナット46)が形成されている。また、ロータ42にシャフト47を取り付け、ロータ42の中心線とシャフト47の中心線とが一致している。なお、ステータ41にモータ巻線(図示せず)を設け、またロータ42の内部外周に沿って回転体44に対応して複数の永久磁石(図示せず)を設けており、回転体44のロータ42の回転軸方向(図12紙面左右方向)の寸法は、永久磁石のロータ42の回転軸方向の寸法以上である。また、ロータ42とステータ41との間に、回転体44の回転抵抗を低減するオイル(図示せず)を充填している。なお、この実施の形態は請求項1〜5、7、8に対応している。
【0018】
この電動機構造においては、回転体44の両端部に径大部45、ナット46(径大部)を設けているから、回転体44がステータ41、ロータ42から抜けることがなく、またロータ42とステータ41との間に回転体44を設けているから、ステータ41とロータ42とがシャフト47の中心線を中心として相対的に回転可能である。このため、ステータケース、ベアリングが不要となるので、製造コストを低減することができる。また、ステータケースにベアリングを介してロータを取り付け、ステータをロータの外周と所定の間隔を隔てて設けたときには、シャフトなしでは電動機としての構造が成立しないから、シャフトが他の機能部品たとえばエンジンと共有されるハイブリッド車などでは、組立て工程まで電動機の検査をすることができず、あるいは一旦ロータとステータとを仮組して電動機の検査をしたのちに、ロータとステータとを分解する必要がある。これに対して、図11、図12に示した電動機構造では、電動機を組付けたままでエンジンとの組付けが可能であるので、電動機の検査を行なう際に、従来のようにステータとロータとを仮組して検査後に分解する必要がなく、生産性を維持しかつ電動機の検査を行なうことが可能である。また、強力な磁力を有する永久磁石を持ったロータをステータと組んで工場に納品することができるから、物流面でも作業性が向上する。
【0019】
図13は本発明に係る他の電動機構造を示す断面図である。図に示すように、モータケース51にステータ52を取り付け、ステータ52にモータ巻線(図示せず)を設け、モータケース51にベアリング54を介してシャフト53を回転可能に取り付け、シャフト53に略円板状のロータ55を設け、ロータ55の側部に複数の永久磁石(図示せず)を設け、ステータ52をロータ55の側部と所定の間隔を隔てて設けている。また、ロータ55の外周の永久磁石に対応する部分に凹部58を設け、凹部58内に磁性体からなる円柱状の回転体57を設けている。すなわち、ロータ55とステータ52との間に、ロータ55とステータ52とに略接触するとともに、ロータ55の回転に伴ってロータ55の半径方向(回転軸方向と直角な方向)を軸として回転可能な磁性体からなる回転体57を設けている。また、回転体57を永久磁石に対応して設けている。また、ロータ55の側部には、回転体57の少なくとも一部を収納することによって、回転体57のロータ55の側部に沿う方向への移動を規制するとともに、ロータ55の半径方向を軸として回転可能に支持する凹部58を設けている。また、回転体57の両端部の径は中央部の径よりも大きい。また、ロータ55とステータ52との間に、回転体57の回転抵抗を低減するオイル(図示せず)を充填している。また、シャフト53に回転センサ56を設けている。なお、この実施の形態は請求項1、7、8に対応している。
【0020】
この電動機構造においては、ロータ55とステータ52との間に、ロータ55とステータ52とに略接触するとともに、ロータ55の回転に伴ってロータ55の半径方向を軸として回転可能な磁性体からなる回転体57を設けているから、鎖交磁束数が多くなるので、発生トルクが大きくなる。また、ロータ55の側部には、回転体57の少なくとも一部を収納することによって、回転体57のロータ55の外周に沿う方向への移動を規制するとともに、ロータ55の半径方向を軸として回転可能に支持する凹部58を設けているから、回転体57が永久磁石の近傍からロータ55の側部に沿う方向へ移動することがないので、確実に永久磁石を通る鎖交磁束数φaを多くすることができる。また、ロータ55とステータ52との間に、回転体57の回転抵抗を低減するオイル(液体)を充填しているから、電動機の回転によって発生した熱を冷却することができ、しかも回転体57がロータ55およびステータ52と接触することによって発生する回転抵抗を低減することができる。なお、ロータ55をシャフト53とともに移動可能とすれば、ロータ55が熱により膨張した場合であっても、ロータ55、シャフト53が移動して、膨張を吸収することができる。
【0021】
なお、上述実施の形態においては、ロータ6、42、55とステータ2、41、52との間にオイルを充填したが、ロータとステータとの間に他の液体を充填してもよい。また、上述実施の形態においては、インナーロータ型の電動機構造について説明したが、本発明はアウターロータ型の電動機構造にも適用することができる。また、上述実施の形態においては、磁石として永久磁石7を用いたが、他の磁石を用いてもよい。また、上述実施の形態においては、円柱状の回転体10、44、57を用いたが、回転体10、44、57の代わりに球状の回転体を用いてもよい。また、上述実施の形態においては、ロータ6、42の外周に凹部9、43を設けたが、ステータの内周に凹部を設けてもよい。また、図13に示した実施の形態においては、ロータ55の側部に凹部58を設けたが、ステータの側部に凹部を設けてもよい。また、上述実施の形態においては、開スロット部を有するステータ2を設けた場合について説明したが、閉スロット部を有するステータを設けた場合にも本発明を適用することができ、この場合には挿入材を設けなくともステータの内周面が平坦になる。また、上述実施の形態においては、回転体44の端部に雄ネジを設け、この雄ネジにナット46を螺合したが、回転体の端部に径大部を形成する部材を溶接、カシメなどにより取り付けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動機構造を示す正断面図である。
【図2】図1に示した電動機構造を示す側断面図である。
【図3】図1の一部拡大断面図である。
【図4】図1〜3に示した構造の電動機の制御装置を示す図である。
【図5】ロータとステータとの間の間隔と鎖交磁束数との関係を示すグラフである。
【図6】図3の一部拡大断面図である。
【図7】ロータの電気角と磁束密度との関係を示すグラフである。
【図8】電動機の回転数と発生トルクとの関係を示すグラフである。
【図9】本発明に係る他の電動機構造の一部を示す図である。
【図10】本発明に係る他の電動機構造の一部を示す図である。
【図11】本発明に係る他の電動機構造を示す一部切断正面図である。
【図12】図11に示した電動機構造を示す側断面図である。
【図13】本発明に係る他の電動機構造を示す断面図である。
【符号の説明】
2…ステータ
6…ロータ
7…永久磁石
9…凹部
10…回転体
31…ステータ
32…バックヨーク部
33…ティース部
41…ステータ
42…ロータ
43…凹部
44…回転体
52…ステータ
55…ロータ
57…回転体
58…凹部
【発明の属する技術分野】
本発明はロータとステータとを備えた電動機構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電動機においては、モータケースにステータを取り付け、モータケースに回転可能にロータを取り付け、ロータとステータとの間にある程度の間隔(エアギャップ)を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような電動機においては、ロータとステータとの間の間隔を小さくすれば発生トルクを大きくすることができるが、ロータとステータとの間の間隔を小さくしすぎると、製造バラツキのためにロータとステータとが接触することがあり、この場合にはロータの回転が妨げられるから、製造バラツキを考慮したときには、ロータとステータとの間の間隔を大きめに設定しなければならず、このため発生トルクが小さくなる。
【0004】
本発明は上述の課題を解決するためになされたもので、発生トルクが大きい電動機構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明においては、ロータとステータとの間に、上記ロータと上記ステータとに略接触するとともに、上記ロータの回転に伴って回転可能な磁性体からなる回転体を設ける。
【0006】
【発明の効果】
本発明に係る電動機構造においては、鎖交磁束数が多くなるから、発生トルクが大きくなる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る電動機構造を示す正断面図、図2は図1に示した電動機構造を示す側断面図、図3は図1の一部拡大断面図である。図に示すように、モータケース1にステータ2を取り付け、ステータ2にモータ巻線(マグネットワイヤ)4を設け、ステータ2の開スロット部にティース部の段差を埋めるための磁性体または非磁性体からなる挿入材12を挿入し、モータケース1にベアリング11を介してシャフト5を回転可能に取り付け、シャフト5に略円柱状のロータ6を設け、ロータ6の内部外周に沿って複数の永久磁石7を設け、ステータ2の内周とロータ6の外周との間に所定の間隔を設けている。また、ロータ6の外周の永久磁石7に対応する部分に凹部9を設け、凹部9内に磁性体からなる円柱状の回転体10を設けている。すなわち、ロータ6とステータ2との間に、ロータ6とステータ2とに略接触するとともに、ロータ6の回転に伴ってロータ6の回転軸方向を軸として回転可能な磁性体からなる回転体10を設けている。また、回転体10を永久磁石7に対応して設けている。また、ロータ6の外周には、回転体10の少なくとも一部を収納することによって、回転体10のロータ6の外周に沿う方向への移動を規制するとともに、ロータ6の回転軸方向を軸として回転可能に支持する凹部9を設けている。また、回転体10のロータ6の回転軸方向(図2紙面左右方向)の寸法は、永久磁石7のロータ6の回転軸方向の寸法以上であり、回転体10の両端部の径は中央部の径よりも大きい。また、ロータ6とステータ2との間に、回転体10の回転抵抗を低減するオイル(潤滑剤、図示せず)を充填している。また、シャフト5に回転センサ8を設けている。なお、この実施の形態は請求項1〜5、7、8に対応している。
【0008】
図4は図1〜3に示した構造の電動機の制御装置を示す図である。図に示すように、バッテリ21とモータ巻線4との間にスイッチング手段23を設け、スイッチング手段23を制御する制御回路24を設けている。
【0009】
この電動機構造においては、ロータ6とステータ2との間に、ロータ6とステータ2とに略接触するとともに、ロータ6の回転に伴ってロータ6の回転軸方向を軸として回転可能な磁性体からなる回転体10を設けているから、鎖交磁束数が多くなるので、発生トルクが大きくなる。すなわち、電動機構造の極対数をPn、鎖交磁束数をφa、d軸インダクタンスをLd、q軸インダクタンスをLq、d軸電流をId、q軸電流をIqとすると、発生トルクTは次式で表される。
【0010】
T=Pn(φa・Iq+(Ld−Lq)・Id・Iq)
この式から明らかなように、鎖交磁束数φaが多くなると、発生トルクTが大きくなる。そして、図5に示すように、ロータ6とステータ2との間の間隔が小さいほど鎖交磁束数φaが多くなる。しかるに、図6に示すように、ロータ6とステータ2との間に、ロータ6とステータ2とに略接触する回転体10を設けたときには、鎖交磁束数φaが多くなる。このため、図7に示すように、従来の電動機の磁束密度(破線で示す)と比較して最大磁束密度が大きくなる。したがって、図8に示すように、従来の電動機の発生トルク(破線で示す)と比較して、最大発生トルクが大きくなる(斜線で示した領域)。また、回転体10を永久磁石7に対応して設けているから、確実に永久磁石7を通る鎖交磁束数φaを多くすることができる。また、ロータ6の外周には、回転体10の少なくとも一部を収納することによって、回転体10のロータ6の外周に沿う方向への移動を規制するとともに、ロータ6の回転軸方向を軸として回転可能に支持する凹部9を設けているから、回転体10が永久磁石7の近傍からロータ6の外周に沿う方向へ移動することがないので、確実に永久磁石7を通る鎖交磁束数φaを多くすることができる。また、回転体10のロータ6の回転軸方向の寸法は、永久磁石7のロータ6の回転軸方向の寸法以上であるから、確実に永久磁石7を通る鎖交磁束数φaを多くすることができる。また、ロータ6とステータ2との間に、回転体10の回転抵抗を低減するオイル(液体)を充填しているから、電動機の回転によって発生した熱を冷却することができ、しかも回転体10がロータ6およびステータ2と接触することによって発生する回転抵抗を低減することができるので、高速回転を行なうことができる。また、スイッチング手段23のスイッチング素子の電流容量を増やすことなく、高トルク運転をすることができるから、低コストで発生トルクを大きくすることができる。
【0011】
なお、SPM(Segment Permanent Magnet)電動機に比べてマグネットトルクの他にリラクタンストルクも多く利用するような設計の電動機であるIPM(Interior Permanent Magnet)電動機においては、よりロータ6とステータ2との間の間隔を狭く設計することが求められているから、IPM電動機構造に本発明を適用するのが有効である。
【0012】
図9は本発明に係る他の電動機構造の一部を示す図である。図に示すように、永久磁石7に対応して3個(複数個)の回転体10を設けている。そして、他の構成は図1〜図3に示した電動機構造の構成と同様である。なお、この実施の形態は請求項1〜5、7、8に対応している。
【0013】
この電動機構造においては、回転体10に磁束が集中して磁束飽和に陥るのを防止することができるから、確実に永久磁石7を通る鎖交磁束数φaを多くすることができる。
【0014】
なお、ロータ6の外径、永久磁石7の極数等によって1個の永久磁石7当たりの回転体10の数を決定する。
【0015】
図10は本発明に係る他の電動機構造の一部を示す図である。図に示すように、ステータ31のバックヨーク部32の内周部に溝34を設け、ティース部33の外側部を溝34内に挿入している。すなわち、ステータ31は、それぞれ別体のバックヨーク部32とティース部33とからなり、ティース部33はバックヨーク部32の内周側に保持され、ティース部33はバックヨーク部32の半径方向に移動可能に保持されている。そして、他の構成は図1〜図3に示した電動機構造の構成と同様である。なお、この実施の形態は請求項1〜8に対応している。
【0016】
この電動機構造においては、ロータ6が熱により膨張した場合であっても、ティース部33がバックヨーク部32の外周方向に移動して、膨張を吸収することができる。
【0017】
図11は本発明に係る他の電動機構造を示す正面図、図12は図11に示した電動機構造を示す側断面図である。図に示すように、ステータ41の内周と略円柱状のロータ42の外周との間に所定の間隔を設け、ロータ42の外周に凹部43を設け、凹部43内に磁性体からなる円柱状の回転体45を設けている。すなわち、ロータ42とステータ41との間に、ロータ42とステータ41とに略接触するとともに、ロータ42の回転に伴ってロータ42の回転軸方向を軸として回転可能な磁性体からなる回転体44を設けている。また、ロータ42の外周には、回転体44の少なくとも一部を収納することによって、回転体44のロータ42の外周に沿う方向への移動を規制するとともに、ロータ42の回転軸方向を軸として回転可能に支持する凹部43を設けている。また、回転体44の一方端部に中央部の径よりも大きい径大部45を設け、回転体44の他方端部に雄ネジ(図示せず)を設け、この雄ネジにナット46を螺合し、回転体44の他方端部に中央部の径よりも大きい径大部(ナット46)が形成されている。また、ロータ42にシャフト47を取り付け、ロータ42の中心線とシャフト47の中心線とが一致している。なお、ステータ41にモータ巻線(図示せず)を設け、またロータ42の内部外周に沿って回転体44に対応して複数の永久磁石(図示せず)を設けており、回転体44のロータ42の回転軸方向(図12紙面左右方向)の寸法は、永久磁石のロータ42の回転軸方向の寸法以上である。また、ロータ42とステータ41との間に、回転体44の回転抵抗を低減するオイル(図示せず)を充填している。なお、この実施の形態は請求項1〜5、7、8に対応している。
【0018】
この電動機構造においては、回転体44の両端部に径大部45、ナット46(径大部)を設けているから、回転体44がステータ41、ロータ42から抜けることがなく、またロータ42とステータ41との間に回転体44を設けているから、ステータ41とロータ42とがシャフト47の中心線を中心として相対的に回転可能である。このため、ステータケース、ベアリングが不要となるので、製造コストを低減することができる。また、ステータケースにベアリングを介してロータを取り付け、ステータをロータの外周と所定の間隔を隔てて設けたときには、シャフトなしでは電動機としての構造が成立しないから、シャフトが他の機能部品たとえばエンジンと共有されるハイブリッド車などでは、組立て工程まで電動機の検査をすることができず、あるいは一旦ロータとステータとを仮組して電動機の検査をしたのちに、ロータとステータとを分解する必要がある。これに対して、図11、図12に示した電動機構造では、電動機を組付けたままでエンジンとの組付けが可能であるので、電動機の検査を行なう際に、従来のようにステータとロータとを仮組して検査後に分解する必要がなく、生産性を維持しかつ電動機の検査を行なうことが可能である。また、強力な磁力を有する永久磁石を持ったロータをステータと組んで工場に納品することができるから、物流面でも作業性が向上する。
【0019】
図13は本発明に係る他の電動機構造を示す断面図である。図に示すように、モータケース51にステータ52を取り付け、ステータ52にモータ巻線(図示せず)を設け、モータケース51にベアリング54を介してシャフト53を回転可能に取り付け、シャフト53に略円板状のロータ55を設け、ロータ55の側部に複数の永久磁石(図示せず)を設け、ステータ52をロータ55の側部と所定の間隔を隔てて設けている。また、ロータ55の外周の永久磁石に対応する部分に凹部58を設け、凹部58内に磁性体からなる円柱状の回転体57を設けている。すなわち、ロータ55とステータ52との間に、ロータ55とステータ52とに略接触するとともに、ロータ55の回転に伴ってロータ55の半径方向(回転軸方向と直角な方向)を軸として回転可能な磁性体からなる回転体57を設けている。また、回転体57を永久磁石に対応して設けている。また、ロータ55の側部には、回転体57の少なくとも一部を収納することによって、回転体57のロータ55の側部に沿う方向への移動を規制するとともに、ロータ55の半径方向を軸として回転可能に支持する凹部58を設けている。また、回転体57の両端部の径は中央部の径よりも大きい。また、ロータ55とステータ52との間に、回転体57の回転抵抗を低減するオイル(図示せず)を充填している。また、シャフト53に回転センサ56を設けている。なお、この実施の形態は請求項1、7、8に対応している。
【0020】
この電動機構造においては、ロータ55とステータ52との間に、ロータ55とステータ52とに略接触するとともに、ロータ55の回転に伴ってロータ55の半径方向を軸として回転可能な磁性体からなる回転体57を設けているから、鎖交磁束数が多くなるので、発生トルクが大きくなる。また、ロータ55の側部には、回転体57の少なくとも一部を収納することによって、回転体57のロータ55の外周に沿う方向への移動を規制するとともに、ロータ55の半径方向を軸として回転可能に支持する凹部58を設けているから、回転体57が永久磁石の近傍からロータ55の側部に沿う方向へ移動することがないので、確実に永久磁石を通る鎖交磁束数φaを多くすることができる。また、ロータ55とステータ52との間に、回転体57の回転抵抗を低減するオイル(液体)を充填しているから、電動機の回転によって発生した熱を冷却することができ、しかも回転体57がロータ55およびステータ52と接触することによって発生する回転抵抗を低減することができる。なお、ロータ55をシャフト53とともに移動可能とすれば、ロータ55が熱により膨張した場合であっても、ロータ55、シャフト53が移動して、膨張を吸収することができる。
【0021】
なお、上述実施の形態においては、ロータ6、42、55とステータ2、41、52との間にオイルを充填したが、ロータとステータとの間に他の液体を充填してもよい。また、上述実施の形態においては、インナーロータ型の電動機構造について説明したが、本発明はアウターロータ型の電動機構造にも適用することができる。また、上述実施の形態においては、磁石として永久磁石7を用いたが、他の磁石を用いてもよい。また、上述実施の形態においては、円柱状の回転体10、44、57を用いたが、回転体10、44、57の代わりに球状の回転体を用いてもよい。また、上述実施の形態においては、ロータ6、42の外周に凹部9、43を設けたが、ステータの内周に凹部を設けてもよい。また、図13に示した実施の形態においては、ロータ55の側部に凹部58を設けたが、ステータの側部に凹部を設けてもよい。また、上述実施の形態においては、開スロット部を有するステータ2を設けた場合について説明したが、閉スロット部を有するステータを設けた場合にも本発明を適用することができ、この場合には挿入材を設けなくともステータの内周面が平坦になる。また、上述実施の形態においては、回転体44の端部に雄ネジを設け、この雄ネジにナット46を螺合したが、回転体の端部に径大部を形成する部材を溶接、カシメなどにより取り付けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動機構造を示す正断面図である。
【図2】図1に示した電動機構造を示す側断面図である。
【図3】図1の一部拡大断面図である。
【図4】図1〜3に示した構造の電動機の制御装置を示す図である。
【図5】ロータとステータとの間の間隔と鎖交磁束数との関係を示すグラフである。
【図6】図3の一部拡大断面図である。
【図7】ロータの電気角と磁束密度との関係を示すグラフである。
【図8】電動機の回転数と発生トルクとの関係を示すグラフである。
【図9】本発明に係る他の電動機構造の一部を示す図である。
【図10】本発明に係る他の電動機構造の一部を示す図である。
【図11】本発明に係る他の電動機構造を示す一部切断正面図である。
【図12】図11に示した電動機構造を示す側断面図である。
【図13】本発明に係る他の電動機構造を示す断面図である。
【符号の説明】
2…ステータ
6…ロータ
7…永久磁石
9…凹部
10…回転体
31…ステータ
32…バックヨーク部
33…ティース部
41…ステータ
42…ロータ
43…凹部
44…回転体
52…ステータ
55…ロータ
57…回転体
58…凹部
Claims (8)
- ロータと、上記ロータに設けられた磁石と、上記ロータと所定の間隔を隔てて設けられたステータとを備えた電動機において、
上記ロータと上記ステータとの間に、上記ロータと上記ステータとに略接触するとともに、上記ロータの回転に伴って回転可能な磁性体からなる回転体を設けたことを特徴とする電動機構造。 - 略円柱状のロータと、上記ロータの内部外周に沿って設けられた磁石と、上記ロータの外周と所定の間隔を隔てて設けられたステータとを備えた電動機において、
上記ロータと上記ステータとの間に、上記ロータと上記ステータとに略接触するとともに、上記ロータの回転に伴って上記ロータの回転軸方向を軸として回転可能な磁性体からなる回転体を設けたことを特徴とする電動機構造。 - 上記回転体は、上記磁石に対応して設けられたことを特徴とする請求項2に記載の電動機構造。
- 上記ロータの外周には、上記回転体の少なくとも一部を収納することによって、上記回転体の上記ロータ外周に沿う方向への移動を規制するとともに、上記ロータの回転軸方向を軸として回転可能に支持する凹部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の電動機構造。
- 上記回転体の上記ロータの回転軸方向の寸法は、上記磁石の上記ロータの回転軸方向の寸法以上であることを特徴とする請求項4に記載の電動機構造。
- 上記ステータは、それぞれ別体のバックヨーク部とティース部とからなり、上記ティース部は上記バックヨーク部の内周側に保持され、上記ティース部は上記バックヨーク部の半径方向に移動可能に保持されたことを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の電動機構造。
- 上記ロータと上記ステータとの間に液体が充填されたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の電動機構造。
- 上記ロータと上記ステータとの間に充填された液体は、上記回転体の回転抵抗を低減する潤滑剤であることを特徴とする請求項7に記載の電動機構造。
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Cited By (2)
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WO2007067630A1 (en) * | 2005-12-06 | 2007-06-14 | Lucent Technologies Inc. | Micromachined reluctance motor |
JP2019216517A (ja) * | 2018-06-12 | 2019-12-19 | マツダ株式会社 | 誘導電動機 |
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- 2002-06-28 JP JP2002189249A patent/JP2004032957A/ja active Pending
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US7411322B2 (en) | 2005-12-06 | 2008-08-12 | Lucent Technologies Inc. | Micromachined reluctance motor |
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