JPH067009B2 - カートリッジタンク用注入器 - Google Patents

カートリッジタンク用注入器

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JPH067009B2
JPH067009B2 JP13463188A JP13463188A JPH067009B2 JP H067009 B2 JPH067009 B2 JP H067009B2 JP 13463188 A JP13463188 A JP 13463188A JP 13463188 A JP13463188 A JP 13463188A JP H067009 B2 JPH067009 B2 JP H067009B2
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進 生方
靖和 水谷
重己 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は灯油暖房機などの燃料の補給に際し持ち運びが
便利なカートリッジ式の密閉形タンクにおいて、それが
空になった時に灯油等の液体を補給するのに弁孔及び弁
体の設けられたキャップを外す事なく給油出来るように
したカートリッジタンク用注入器の改良に関するもので
ある。
〔背景技術〕
灯油暖房機などにおいて、本願と同一出願人の出願に係
る昭和62年特許願第322209号、同昭和63年特許願第1220
7号及び同昭和63年特許願第20765号の明細書及びその添
付図面に示された如きカートリッジタンク用キャップ及
び注入器がある。本願はこれら特許願に関連したカート
リッジタンク用注入器の改良に係るものであって、常に
弁孔を閉じる方向に弁体がスプリングの復元力によって
閉塞されている密閉形のカートリッジタンクの弁孔から
液の補給通路としての機能をもち先端に液面検出器とそ
の近傍に吐出口をそなえた筒状部をカートリッジタンク
中に深く弁体を押し込んで、電動式ポンプによって汲み
上げられた液体の吐出管に漏液しないよう接続された前
記筒状部の吐出口からカートリッジタンク内へ補給し、
液体がカートリッジタンクの所定の充満レベルに達する
と前記の液面検出器が作動して電動式ポンプのモータな
どを停止させるよう制御器に信号を出力するものである
が、前記筒状部の吐出口から流出する液体が吐出口の形
状や吐出口の位置とその近傍にある弁体のガイド筒の流
出口の相対位置関係などによって常に円滑に補給が出来
るとは必ずしも云えず、筒状部の吐出口から液の雫が飛
散して吐出口の下部に設けられた液面検出器に附着して
実際の所定の充満液面と異なるレベルで検出器が誤動作
をする場合があった。
〔発明の概要〕
本発明のカートリッジタンク用注入器は上記の欠点を除
去するもので、その要旨はポンプの吐出管と漏液しない
ように接続される接続部とカートリッジタンクの弁孔に
挿入可能でかつ液の補給通路としての機能をもつ筒状部
を有し、その筒状部は前記弁体を通常の受け皿への載置
時に押し込む位置より深い位置迄押し込み得るようにな
されているとともに先端近傍に液面検出器を収容してお
り、その検出器は発光ダイオードとフォトトランジスタ
がプリズムを形成する透明の容器に配設されたものであ
り、筒状部の上部から流下する液体の雫が飛散しても検
出器のプリズム部分に付着しないようにその部分を覆う
庇を設けその庇の一部に気孔を設けた事によってプリズ
ム部分の下から上昇して来る液が庇内の気体を気孔から
排出して正しい液面検出を行うようにした注入器に関す
るものである。
〔発明の実施例〕
第1図はカートリッジタンク1に弁孔3Aを通じて液体を
補給する時の状態を示すもので、タンク1内の液を取出
して使用する通常時に底面となる弁孔3Aを上側に倒立さ
せた時の状態で、その弁孔部分近傍以外は省略した縦断
面図である。
本発明に係るカートリッジタンク用注入器は記号10にて
示されているが、注入器10の説明の前にまずカートリッ
ジタンク1のキャップ部分側の構造について説明する。
カートリッジタンク1には孔1Aにフランジ2Cを気密に固
定したキャップ支持筒2が設けられ、キャップ支持筒2
の雄ネジ2Bにはキャップ3がその雌ネジ3Bによりゴムの
如きパッキン材4を介して気密になるよう締めつけられ
ている。キャップ支持筒2には2Aなる孔が穿たれこの孔
を貫通するガイド筒5がキャップ3にフランジ部5Aを溶
接するなどの方法により固着されている。ガイド筒5に
は長く延びた先端にスプリング8を支持する支持部5Bが
設けられている。又、ガイド筒5には強度を損なわない
程度に液体の流出口5Dが複数個穿たれている。さらにこ
の流出口5Dより弁孔3Aに近い部分に通気口5Cが穿たれて
いるが、これは流出口5Dを液体が閉塞した時にカートリ
ッジタンク1内の空気を液体の流入量に見合って排出さ
せるためのものであって、流出口5Dが上下方向の長さが
充分に穿たれるような場合液体の流入と空気の排出とが
円滑に行なえるようであれば必ずしも要しない。ガイド
筒5の内面に摺動する弁体7は金属板を深絞り成形した
一端が閉じた筒形でその図示上部閉端近傍のネック部分
にはOリングの如きゴム製のパッキン6が嵌着され弁体
7の筒の内側にはスプリング8の一端を収納した受け座
となっている。第1図には本発明に係る注入器10が装着
されて空のカートリッジタンク1に液体を補給する状態
が示されているが、注入器10を外した通常の状態では、
スプリング8が復元力により伸びて弁体7を図示上方へ
押し上げパッキン6が弁孔3Aの下面に密着し気密なカー
トリッジタンクとなるものである。
次に本発明に係る注入器について説明する。注入器10は
電動式ポンプの吐出管9の先端に例えば雄ねじ10Dの設
けられた接続部10Cを吐出管9内に挿入し吐出管9の外
側には雌ねじ10Fを有するリング10Eが吐出管9と接続
部10Cとを漏液しないようにしっかりと接続している。
注入器10の筒状部10Aは弁孔3Aとの間隙からカートリッ
ジタンク1に液を補給する場合に液の注入に伴なって排
出される空気がこの間隙を通って外に出る。筒状部10A
の図示下端10Kは弁体7を深く押し込んだ位置で一対の
固定部10Gの下端の鈎状のフック10Hをキャップ3の下
端縁部3Cに引掛けて係止されている。この一対の固定部
10Gの上側を指で挾むようにすれば薄肉部分10Jが撓ん
で一対のフック10Hの間隔を広げる事が出来るから着脱
時にはこの固定部10Gの上側を操作すればよい。
筒状部10Aの先端部10Kの上に第2図に示す平面図の如
き発光ダイオードSDとフォトトランジスタSQを三角プリ
ズムの透明な容器に組合せて収納した液面検出器10Sが
設けられ、その上部には筒状部10Aを通って吐出口10B
より流れ出る液体が漏洩しないよう遮蔽板10Lを設け液
面検出器10Sを完全に遮蔽しており、さらに筒状部10A
とガイド筒5との間で飛散した液体が流れ落ちる際に液
面検出器10Sの表面に附着しないように庇10Mが液面検
出器10Sの高さの半分以上を覆っている。このように構
成する事によって液面検出器10Sの上方から流下する液
体の雫の付着は防止される。カートリッジタンク1内に
補給された液のレベルが徐々に上昇して来た時、液の表
面はガイド筒5の底部の隙間5Eから弁体7とガイド筒5
との間隙又は流出口5Dから液面検出器10Sの下端に至り
徐々に液面検出器10Sのプリズム部分を浸した時液面検
出器10Sの信号は導線10Wを介してモータの制御部に送
られモータを停止させる。この液面が液面検出器10Sの
プリズム部分を浸す過程で庇10Mの下端に液面が達した
時庇10Mと液面検出器10Sのプリズム部分との空間部10
Nに気泡が閉じ込められると液面検出器10Sのプリズム
部分に液が付着しないのでモータを停止させる信号を発
しない。この不具合を除去するために通気孔として庇10
Mの一部に僅かなスリット10Pを吐出口10Bの直下位置
以外の場所に設けて置けばよいのである。
他の実施例として、逆円錐形の透明プリズム容器の中に
発光ダイオードSDとフォトトランジスタSQを設けた液面
検出器10Tについても同じ様な効果を得る構成状態を第
3図に示す。第3図には注入器10の筒状部10Aの先端部
10Kの近傍部分のみが示され他の省略されているが、同
図中の記号で第1図に示した同じ記号は同効物を示して
いる。遮蔽部10L及び庇10Mによって筒状部10Aから流
下する液体は吐出孔10Bより流れ落ち液面検出器10Tに
は直接上から雫が付着する事はなく、カートリッジタン
ク1の底面から徐々に上昇する液面は筒状部10Aの先端
10Kの上側に設けられた液流口10Rから液面検出器10T
のプリズム部分を徐々に濡らしその表面が庇10Mの下端
に達した時から以後は、庇10Mの一部に設けたスリット
10Pから空気を追い出しつつ液面は上昇し液面検出器10
Tのプリズム部分を充分に浸して検出器10Tを作動させ
る。スリット10Pの代りに検出器の上部に相当する庇10
Mの位置に孔を穿ってもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように、発光ダイオードとフォトトランジス
タを組合せた液面検出器を先端近傍に設けたカートリッ
ジタンク用注入器において、液面検出器には筒状部の上
部から流下する液体の雫が付着しないようにする為の庇
を検出器のプリズム部分を覆うように設け、その庇の一
部に気孔を設ける事により庇内部に空気を封じ込める事
なく正確な液面検出器の作動が得られる効果は大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るカートリッジタンク用注入器の一
例を示す縦断面図であり、第2図は液面検出器の平面図
を示す。第3図は他の実施例に係る第1図の要部相当図
である。 1……カートリッジタンク、3A……弁孔、 7……弁体、8……スプリング、 9……ポンプの吐出管、10……注入器、 10A……筒状部、10C……接続部、 10K……先端部、10M……庇、 10P……気孔、10S・10T……液面検出器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部の液を通常取り出して使用する時に受
    け皿に載置する事によって開かれる以外は、閉じた状態
    にあるよう常にスプリングの復元力により弁体が弁孔に
    押し付けられて閉塞されている密閉形のカートリッジタ
    ンクにおいて、それが空になった時その内部へ液体を補
    給するための器具であってポンプの吐出管と漏液しない
    ように接続される接続部と前記カートリッジタンクの弁
    孔に挿入可能でかつ液の補給通路としての機能をもつ筒
    状部を有し、その筒状部は前記弁体を通常の受け皿への
    載置時に押し込む位置より深い位置迄押し込み得る先端
    部を有し該先端部近傍に液面検出器を収容しており、そ
    の検出器には筒状部の上部から流下する液体の雫が付着
    しないようにする為の庇が前記液面検出器を覆うように
    設けられ、その庇の一部に気孔を穿った事を特徴とする
    カートリッジタンク用注入器。
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