JPH066992Y2 - 折り畳み座席 - Google Patents

折り畳み座席

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Publication number
JPH066992Y2
JPH066992Y2 JP10195489U JP10195489U JPH066992Y2 JP H066992 Y2 JPH066992 Y2 JP H066992Y2 JP 10195489 U JP10195489 U JP 10195489U JP 10195489 U JP10195489 U JP 10195489U JP H066992 Y2 JPH066992 Y2 JP H066992Y2
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JP
Japan
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leg
seat
rear leg
hook
forth
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP10195489U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0340233U (ja
Inventor
文夫 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、観光バスなどの補助席として用いられる折
り畳み座席に関する。
(従来の技術) 一般に、前脚および後脚が前後揺動自在に立設され、こ
の前脚と後脚との上に両脚の前方への揺動に伴い倒立す
る座部が設けられている折り畳み座席が、公知である。
この折り畳み座席の従来例が実公昭54−40579号
に開示されている。この従来例では、第3図に示されて
いるように、脚台31に前脚32および後脚33が前後
揺動自在に軸支され、この前脚32と後脚33との上端
に座部フレーム34が支持され、この座部フレーム34
の上に座部35が固着され、前記座部フレーム34には
L形案内溝36が穿設され、このL形案内溝35に後脚
33の上端のピン37が摺動自在に入れられ、イで示さ
れた使用状態とロで示された折り畳み状態との間におい
て前脚32と後脚33とが前後揺動する際に、後脚33
の上端のピン37がこのL形案内溝36に沿って案内さ
れるようになっている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記実施例では、次の課題がある。
使用時において座部に主に鉛直下向きの荷重P1が作用し
ている場合にはよいが、主に座部の前方に荷重P2(シー
トベルトを介して座部に加わる荷重)が作用すると座部
フレーム34の後端が浮き上がって後脚33のピン37
がL形案内溝36に沿って揺動して、後脚33が前方に
揺動して、座席が不意に倒立する恐れがある。
この考案の目的は、折り畳まれた状態から使用状態に座
席を回動させる際に、自動的に不意の折り畳み防止のロ
ックがなされるロック機構を備えた折り畳み座席を提供
することにある。
(課題を解決するための手段) すなわち、この考案の特徴は、後脚が上部脚と下部脚と
に分割されているとともに下部脚が上部脚内に抜き差し
自在に設けられ、座席使用時には縮退し座席折り畳み時
には伸長するようになっており、また上部脚にフック本
体が前後揺動自在に取り付けられるとともにこのフック
本体を脚側に付勢する復帰バネが設けられてフックが構
成され、このフックと前記後脚の縮退時に係合するよう
な係合部が前記下部脚に設けられているところにある。
(実施例) 以下に、第1図と第2図とを参照してこの考案の一実施
例を説明する。
第1図を参照して、車床1に左右一対のブラケットから
なる脚台2が固設され、この脚台2に前脚3および後脚
4の下端部がピン5、6により軸支され、このピン5、
6を中心に前脚3と後脚4とが前後揺動自在となってい
る。この前脚3と後脚4との上端に左右一対をなす座部
フレーム7がピン8、9により軸支され、この座部フレ
ーム7の上に座部10が固着され、この座部10の後端
に背もたれ11が前後回動自在に設けられている。
第2図をも伴せ参照して、後脚4は上部脚4aと下部脚
4bとに分割されており、下部脚4bが上部脚4a内に
抜き差し自在に設けられ、後脚4は第1図のイで示され
ているように座席使用時には縮退し、第1図のロに示さ
れているように座席折り畳み時には伸長するようになっ
ている。
この上部脚4aと下部脚4bとには、それぞれフック1
2およびそのフック12が係合する係合部19とが設け
られている。すなわち、第2図に詳しく示されているよ
うに、上部脚4aの下端後部にフック取付け用のブラケ
ット13が左右一対設けられ、このブラケット13の間
にフック本体14の上端と復帰バネ15とが介装されて
ピン16によりブラケット13に取り付けられ、このピ
ン16の先に止め具17が嵌合され、フック本体14は
ピン16を中心に上下揺動自在となっているとともに復
帰バネ15により脚側に付勢されるようになっている。
また、フック本体14には、フック本体14を復帰バネ
15の付勢力に抗して上方に揺動させるためのレバー1
8が設けられている。一方、フック本体14と後脚4の
縮退時に係合する係合部19が下部脚4bに設けられて
いる。
上記のように構成されたこの実施例は、次のように作用
する。
まず、第1図のロに示されているような座部フレーム7
が倒立された折り畳み状態では、前脚3と後脚4とは前
方に揺動されており、フック12と係合部19との係合
が解除されており、後脚4が伸長されている。
このロに示された折り畳み状態からイに示された使用状
態にするには、前脚3と後脚4とを後方に揺動させる。
そうすると、後脚4が縮退し、この後脚4の下部脚4b
が上部脚4aの中に差し込まれ、その際に復帰バネ15
により脚側に付勢されたフック本体14が係合部19に
係合して、自動的にロックする。このロック状態では、
座部10の前方に荷重が作用しても、後脚4が伸長して
前方に揺動することがなく、不意の折り畳みが完全に防
止される。
このイに示された使用状態からロに示された折り畳み状
態にするには、手動によりフック12のレバー18を押
してフック本体14を上方に揺動させ係合部19との係
合を解除してロック解除し、次に前脚3と後脚4とを前
方に揺動させる。
(考案の効果) この考案に係る折り畳み座席では、折り畳み状態から使
用状態にするため前脚と後脚とを後方に揺動させると、
後脚が縮退して、復帰バネにより付勢されたフック本体
が係合部に係合して、自動的にロックする。したがっ
て、使用時において座部の前方に荷重が作用しても、後
脚が伸長して前方に揺動することがなく、不意の折り畳
みが完全に防止される。また、折り畳み状態から使用状
態にする時に、自動的にロックするので、ロックが確実
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例の側面図である。 第2図は、第1図の一部を拡大した分解斜視図である。 第3図は、従来例の側面図である。 図中(3)は前脚、(4)は後脚、(4a)は上部脚、
(4b)は下部脚、(10)は座部、(14)はフツク
本体、(15)は復帰バネを夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前脚および後脚が前後揺動自在に立設さ
    れ、この前脚と後脚との上に両脚の前方への揺動に伴い
    倒立する座部が設けられている折り畳み座席において、
    前記後脚が上部脚と下部脚とに分割されているとともに
    下部脚が上部脚内に抜き差し自在に設けられ、座席使用
    時には伸縮し座席折り畳み時には伸長するようになって
    おり、また上部脚にフック本体が前後揺動自在に取り付
    けられるとともにこのフック本体を脚側に付勢する復帰
    バネが設けられてフックが構成され、このフックと前記
    後脚の縮退時に係合するような係合部が前記下部脚に設
    けられているなることを特徴とする折り畳み座席。
JP10195489U 1989-08-31 1989-08-31 折り畳み座席 Expired - Lifetime JPH066992Y2 (ja)

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JP10195489U JPH066992Y2 (ja) 1989-08-31 1989-08-31 折り畳み座席

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Publication Number Publication Date
JPH0340233U JPH0340233U (ja) 1991-04-18
JPH066992Y2 true JPH066992Y2 (ja) 1994-02-23

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JP10195489U Expired - Lifetime JPH066992Y2 (ja) 1989-08-31 1989-08-31 折り畳み座席

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JP2002158770A (ja) * 2000-11-21 2002-05-31 Ntt Communications Kk 携帯端末情報記録方法

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JPH0340233U (ja) 1991-04-18

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