JPH066971B2 - 車両の自動変速装置 - Google Patents
車両の自動変速装置Info
- Publication number
- JPH066971B2 JPH066971B2 JP59268036A JP26803684A JPH066971B2 JP H066971 B2 JPH066971 B2 JP H066971B2 JP 59268036 A JP59268036 A JP 59268036A JP 26803684 A JP26803684 A JP 26803684A JP H066971 B2 JPH066971 B2 JP H066971B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- ring
- conical
- speed
- output shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H15/00—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members
- F16H15/48—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members with members having orbital motion
- F16H15/50—Gearings providing a continuous range of gear ratios
- F16H15/52—Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of another member
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Friction Gearing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、工場の構内用運搬車，ゴルフカート，フオー
クリフト，農業用運搬車のように高速走行を必要としな
い小型車両に好適に設けられる自動変速装置に関する。
クリフト，農業用運搬車のように高速走行を必要としな
い小型車両に好適に設けられる自動変速装置に関する。
従来の技術 特公昭５７−１３２２１号公報には、変速リングの内周
面に摩擦係合させられていて変速リングが入力軸および
出力軸の中心軸線方向に移動させられることにより変速
リングに対する有効半径を変えられる円錐面と、入力軸
上の伝動車に摩擦係合する凹断面形の伝動面と、軌道リ
ングに摩擦係合する平坦な伝動面とをもつ複数の円錐形
転子が設けられていて、軌道リングの回転が拘束されて
いるか変速リングの回転が拘束されているかに従い、変
速リングの回転または軌道リングの回転が出力軸に伝達
される形式の摩擦無段変速機（以下表現を簡単にするた
めこの形式の摩擦無段変速機を“Ｒ型変速機”と呼ぶこ
ととする。）が示されている。
面に摩擦係合させられていて変速リングが入力軸および
出力軸の中心軸線方向に移動させられることにより変速
リングに対する有効半径を変えられる円錐面と、入力軸
上の伝動車に摩擦係合する凹断面形の伝動面と、軌道リ
ングに摩擦係合する平坦な伝動面とをもつ複数の円錐形
転子が設けられていて、軌道リングの回転が拘束されて
いるか変速リングの回転が拘束されているかに従い、変
速リングの回転または軌道リングの回転が出力軸に伝達
される形式の摩擦無段変速機（以下表現を簡単にするた
めこの形式の摩擦無段変速機を“Ｒ型変速機”と呼ぶこ
ととする。）が示されている。
上記“Ｒ型変速機”は出力軸の回転速度を０とする点を
変速範囲に含むと共に出力軸の回転速度が０に近い状態
において大きい出力トルクを出すことができるので、ク
ラッチの設置を省いて車両用変速装置を、特開昭５９−
１５１６５６号公報，特開昭５９−１６６７５４号公報
に記載するごとく構成することができる。これら二つの
公開公報には、変速リングを増速側に（円錐形転子の円
錐面の頂点に近付ける方向に）動かそうとする力を及ぼ
すばねと、変速リングに加わるトルクの増大に伴い上記
ばねの及ぼす力に抗し変速リングを減速側に向かって動
かすカム装置とより成る自動変速機構が示されている。
変速範囲に含むと共に出力軸の回転速度が０に近い状態
において大きい出力トルクを出すことができるので、ク
ラッチの設置を省いて車両用変速装置を、特開昭５９−
１５１６５６号公報，特開昭５９−１６６７５４号公報
に記載するごとく構成することができる。これら二つの
公開公報には、変速リングを増速側に（円錐形転子の円
錐面の頂点に近付ける方向に）動かそうとする力を及ぼ
すばねと、変速リングに加わるトルクの増大に伴い上記
ばねの及ぼす力に抗し変速リングを減速側に向かって動
かすカム装置とより成る自動変速機構が示されている。
発明が解決しようとする課題 上記二つの公開公報に記載されるものは、走行速度が広
範囲に亙って変化させられる一般車両用のものである
が、工場の構内用運搬車，ゴルフカート，フオークリフ
ト，農業用運搬車のように高速走行を必要としない小型
車両においては、制限速度の設定、車両を使用して行う
作業、或は車両の原動機の利用を容易にする等の問題点
がある。
範囲に亙って変化させられる一般車両用のものである
が、工場の構内用運搬車，ゴルフカート，フオークリフ
ト，農業用運搬車のように高速走行を必要としない小型
車両においては、制限速度の設定、車両を使用して行う
作業、或は車両の原動機の利用を容易にする等の問題点
がある。
課題を解決するための手段 本発明によるものは、同軸に設けられた入力軸および出
力軸と、入力軸より出力軸に至る伝動系上に設けられた
複数の円錐形転子と、円錐形転子に共通に摩擦係合する
変速リング，軌道リングおよび伝動車とを備え、円錐形
転子には変速リングの内周面に摩擦係合する円錐面と、
入力軸上の伝動車に摩擦係合する凹断面形伝動面と、軌
道リングに摩擦係合する平坦伝動面とが設けられ、変速
リングの回転が拘束されているか軌道リングの回転が拘
束されているかに従って変速リングの回転または軌道リ
ングの回転が出力軸に伝達され、変速リングを円錐形転
子の円錐面に沿って入力軸およぴ出力軸の中心軸線方向
に移動させて該円錐面の有効半径を変えることにより出
力軸の回転速度が変えられる形式の摩擦無段変速機にお
いて、その前記入力軸を、一定速度で回転される原動機
に駆動連結し、変速リングを円錐形転子の円錐面の頂点
側に向かって動かす方向の力を及ぼすばねと、変速リン
グに加わるトルクの増大に伴い上記ばねの及ぼす力に抗
した変速リングを円錐形転子の円錐面の底側に向かって
動かすカム装置とを設けて自動変速機構を構成し、変速
リングの保持材と該保持材に連結される杆体と該杆体の
位置を変えて摩擦無段変速機の変速比範囲の高速側限界
点を任意所望の変速比点に移動させると共に移動させら
れた杆体をその移動位置に保持させる停止装置を含む操
作装置を設け、摩擦無段変速機の入力軸を一定速度の下
に駆動させるという上記条件と摩擦無段変速機の変速比
範囲の高速側限界点を任意所望の変速比点に移動させ得
るという上記条件との存在下において車両が上記高速側
限界点に制限される一定速度の下に走行させられること
を特徴とする。
力軸と、入力軸より出力軸に至る伝動系上に設けられた
複数の円錐形転子と、円錐形転子に共通に摩擦係合する
変速リング，軌道リングおよび伝動車とを備え、円錐形
転子には変速リングの内周面に摩擦係合する円錐面と、
入力軸上の伝動車に摩擦係合する凹断面形伝動面と、軌
道リングに摩擦係合する平坦伝動面とが設けられ、変速
リングの回転が拘束されているか軌道リングの回転が拘
束されているかに従って変速リングの回転または軌道リ
ングの回転が出力軸に伝達され、変速リングを円錐形転
子の円錐面に沿って入力軸およぴ出力軸の中心軸線方向
に移動させて該円錐面の有効半径を変えることにより出
力軸の回転速度が変えられる形式の摩擦無段変速機にお
いて、その前記入力軸を、一定速度で回転される原動機
に駆動連結し、変速リングを円錐形転子の円錐面の頂点
側に向かって動かす方向の力を及ぼすばねと、変速リン
グに加わるトルクの増大に伴い上記ばねの及ぼす力に抗
した変速リングを円錐形転子の円錐面の底側に向かって
動かすカム装置とを設けて自動変速機構を構成し、変速
リングの保持材と該保持材に連結される杆体と該杆体の
位置を変えて摩擦無段変速機の変速比範囲の高速側限界
点を任意所望の変速比点に移動させると共に移動させら
れた杆体をその移動位置に保持させる停止装置を含む操
作装置を設け、摩擦無段変速機の入力軸を一定速度の下
に駆動させるという上記条件と摩擦無段変速機の変速比
範囲の高速側限界点を任意所望の変速比点に移動させ得
るという上記条件との存在下において車両が上記高速側
限界点に制限される一定速度の下に走行させられること
を特徴とする。
作用 本発明による自動変速装置を備えた車両は、摩擦無段変
速機の原動機（調速機付き機関または定速電動機）を始
動することにより摩擦無段変速機の変速比Ａ＝出力軸の
回転速度／入力軸の回転速度を０とする状態となる。こ
の状態においては原動機が一定の回転速度で回転するが
車両は停止状態を保つ。この状態は発進を待機する状態
である。原動機の始動に続き摩擦無段変速機の変速比を
増大させる操作を行うと車両は発進し、車両の走行速度
は変速比Ａが所定値Ａ０に達するまで増大する。変速比
Ａが所定値Ａ０に達した後においては、車両は原則とし
てこの変速比Ａ０の変更を伴うことなく一定速度の下に
おいて走行させられるが、何らかの事情で制動を必要と
するときには、変速比Ａ０を減少させるごとく前記操作
装置が適宜操作される。また、変速比Ａ０を０とするご
とく操作装置を操作すると共に原動機を停止させれば、
駆動系がロック状態となり、車両は停止状態に保たれる
ようになる。
速機の原動機（調速機付き機関または定速電動機）を始
動することにより摩擦無段変速機の変速比Ａ＝出力軸の
回転速度／入力軸の回転速度を０とする状態となる。こ
の状態においては原動機が一定の回転速度で回転するが
車両は停止状態を保つ。この状態は発進を待機する状態
である。原動機の始動に続き摩擦無段変速機の変速比を
増大させる操作を行うと車両は発進し、車両の走行速度
は変速比Ａが所定値Ａ０に達するまで増大する。変速比
Ａが所定値Ａ０に達した後においては、車両は原則とし
てこの変速比Ａ０の変更を伴うことなく一定速度の下に
おいて走行させられるが、何らかの事情で制動を必要と
するときには、変速比Ａ０を減少させるごとく前記操作
装置が適宜操作される。また、変速比Ａ０を０とするご
とく操作装置を操作すると共に原動機を停止させれば、
駆動系がロック状態となり、車両は停止状態に保たれる
ようになる。
農業用運搬車の場合にはパワーテークオフ装置を設け、
変速比を適当な値に設定することにより脱穀機等の駆動
が車両の原動機を利用して行なうようにすることができ
る。
変速比を適当な値に設定することにより脱穀機等の駆動
が車両の原動機を利用して行なうようにすることができ
る。
実施例 Ｒ型変速機には、軌道リングの回転を拘束して変速リン
グの回転を出力軸に伝達するものと、変速リングの回転
を拘束して軌道リングの回転を出力軸に伝達するものと
があり、それらはいずれも本発明による自動変速装置の
構成要素となり得るのであるが、図示のものにおいて設
けられいるのは変速リングの回転が出力軸に伝達される
形式のものである。
グの回転を出力軸に伝達するものと、変速リングの回転
を拘束して軌道リングの回転を出力軸に伝達するものと
があり、それらはいずれも本発明による自動変速装置の
構成要素となり得るのであるが、図示のものにおいて設
けられいるのは変速リングの回転が出力軸に伝達される
形式のものである。
第１図において、１はＲ型変速機、２，３はその入力軸
および出力軸で、入力軸２は回転速度を一定に保つ原動
機５に直結されている。
および出力軸で、入力軸２は回転速度を一定に保つ原動
機５に直結されている。
第２図および第３図は第１図に示すものの変速機部分を
拡大して示す。これらの図に示すごとく、変速機１に
は、変速リング６を円錐形転子の円錐面７の頂点に向か
う方向の力を及ぼすばね８と、変速リング６に加わるト
ルク（負荷トルク）の増大に伴いばね８の及ぼす力に抗
し変速リング６を円錐形転子の円錐面７の底に向かって
動かすカム装置９とより成る自動変速機構が設けられて
いる。
拡大して示す。これらの図に示すごとく、変速機１に
は、変速リング６を円錐形転子の円錐面７の頂点に向か
う方向の力を及ぼすばね８と、変速リング６に加わるト
ルク（負荷トルク）の増大に伴いばね８の及ぼす力に抗
し変速リング６を円錐形転子の円錐面７の底に向かって
動かすカム装置９とより成る自動変速機構が設けられて
いる。
第４図に示すごとく、カム装置９におけるカム10には原
動機５により車輪が駆動される正負荷時において作用す
る第１のカム面１１と車輪側より原動機５が駆動される
逆負荷時において作用する第２のカム面１２とが設けら
れている。
動機５により車輪が駆動される正負荷時において作用す
る第１のカム面１１と車輪側より原動機５が駆動される
逆負荷時において作用する第２のカム面１２とが設けら
れている。
１３はカム面１１，１２に対する変速リング側の従動子
ローラである。カム面１１，１２に対する従動子ローラ
１３の相対的位置については、出力軸３に最高速度を与
えている第２図の状態に“符号１１−１２（Ｆｉｇ．
２）”を付し、一方出力軸の回転速度を０にする第３の
状態に“符号１１−１２（Ｆｉｇ．３）”を付して示
す。
ローラである。カム面１１，１２に対する従動子ローラ
１３の相対的位置については、出力軸３に最高速度を与
えている第２図の状態に“符号１１−１２（Ｆｉｇ．
２）”を付し、一方出力軸の回転速度を０にする第３の
状態に“符号１１−１２（Ｆｉｇ．３）”を付して示
す。
Ｒ型変速機１およびばね８と第１，第２のカム１１，１
２を含むカム装置９とより成る自動変速機構については
先に指摘した特開昭５９−１５１６５６号公報，特開昭
５９−１６６７５４号公報に説明されているので、それ
らについての説明，は上記の程度にとどめることとす
る。
２を含むカム装置９とより成る自動変速機構については
先に指摘した特開昭５９−１５１６５６号公報，特開昭
５９−１６６７５４号公報に説明されているので、それ
らについての説明，は上記の程度にとどめることとす
る。
１４は上記自動変速機構により変化される変速比範囲の
高速側限界点を任意所望の点に設定すると共に設定され
た状態を保持させる操作装置である。この操作装置１４
は手動，足動、或はそれらを組み合わせたものとして構
成され得る。図示のものの場合、この操作装置１４は変
速リング６の保持材１５に連結された杆体１６と、ばね
８の及ぼす力に抗し杆体１６を円錐形転子の円錐面７の
底に向かう方向に押し進めるレバー１７と、レバー１７
を所望の位置に摩擦力等を利用して停止させる停止装置
１８とにより構成されている。
高速側限界点を任意所望の点に設定すると共に設定され
た状態を保持させる操作装置である。この操作装置１４
は手動，足動、或はそれらを組み合わせたものとして構
成され得る。図示のものの場合、この操作装置１４は変
速リング６の保持材１５に連結された杆体１６と、ばね
８の及ぼす力に抗し杆体１６を円錐形転子の円錐面７の
底に向かう方向に押し進めるレバー１７と、レバー１７
を所望の位置に摩擦力等を利用して停止させる停止装置
１８とにより構成されている。
先に説明したように、原動機５は出力軸３の回転速度を
０にする状態（具体的に言えば第３図に示す状態）にお
いて始動される。始動に続き得られる最高速度Ｖ０（設
定速度）を考慮に入れた位置にレバー１７が動かされ
る。車両はこの操作により最高速度Ｖ０とする条件下に
おいての自動変速走行が行われるごとく発進する。工場
構内のように路面が平坦で良好のときには車両は一定の
速度Ｖ０を保ちつつ走行する。最高速度Ｖ０を変えるに
はレバー１７を操作して最高速度の設定変更を行えばよ
く、また車両を停止させるには出力軸３の回転速度を０
にする位置にレバー１７を戻せばよい。最高速度Ｖ０は
走行の安全性を考慮にいれて例えば３０Ｋｍ／ｈｒと言
うように比較的低い速度に設定される。
０にする状態（具体的に言えば第３図に示す状態）にお
いて始動される。始動に続き得られる最高速度Ｖ０（設
定速度）を考慮に入れた位置にレバー１７が動かされ
る。車両はこの操作により最高速度Ｖ０とする条件下に
おいての自動変速走行が行われるごとく発進する。工場
構内のように路面が平坦で良好のときには車両は一定の
速度Ｖ０を保ちつつ走行する。最高速度Ｖ０を変えるに
はレバー１７を操作して最高速度の設定変更を行えばよ
く、また車両を停止させるには出力軸３の回転速度を０
にする位置にレバー１７を戻せばよい。最高速度Ｖ０は
走行の安全性を考慮にいれて例えば３０Ｋｍ／ｈｒと言
うように比較的低い速度に設定される。
発明の効果 以上の説明により明らかにしたように、本発明による車
両の自動変速装置は高速走行を必要としないという条件
下にある車両につき、摩擦無段変速機の駆動源の構成を
簡素化すると共に車両の運転を容易且つ安全なものとす
る効果をもたらすものである。また、本発明による装置
を備えた車両は、自動変速を行いつつ他の種々の機器を
それらに適した回転速度の下に運転させるのに好適に利
用され得るものである。
両の自動変速装置は高速走行を必要としないという条件
下にある車両につき、摩擦無段変速機の駆動源の構成を
簡素化すると共に車両の運転を容易且つ安全なものとす
る効果をもたらすものである。また、本発明による装置
を備えた車両は、自動変速を行いつつ他の種々の機器を
それらに適した回転速度の下に運転させるのに好適に利
用され得るものである。
第１図は本発明による車両の自動変速装置の全体図、第
２図および第３図は第１図に示すものの変速機の部分を
状態を変えて示す縦断側面図、第４図は第１図−第３図
に示すもののカム装置におけるカム面の説明図である。
２図および第３図は第１図に示すものの変速機の部分を
状態を変えて示す縦断側面図、第４図は第１図−第３図
に示すもののカム装置におけるカム面の説明図である。
Claims (1)
- 【請求項１】同軸に設けられた入力軸および出力軸と、
入力軸より出力軸に至る伝動系上に設けられた複数の円
錐形転子と、円錐形転子に共通に摩擦係合する変速リン
グ，軌道リングおよび伝動車とを備え、円錐形転子には
変速リングの内周面に摩擦係合する円錐面と、入力軸上
の伝動車に摩擦係合する凹断面形伝動面と、軌道リング
に摩擦係合する平坦伝動面とが設けられ、変速リングの
回転が拘束されているか軌道リングの回転が拘束されて
いるかに従って変速リングの回転または軌道リングの回
転が出力軸に伝達され、変速リングを円錐形転子の円錐
面に沿って入力軸およぴ出力軸の中心軸線方向に移動さ
せて該円錐面の有効半径を変えることにより出力軸の回
転速度が変えられる形式の摩擦無段変速機において、そ
の前記入力軸を、一定速度で回転される原動機に駆動連
結し、変速リングを円錐形転子の円錐面の頂点側に向か
って動かす方向の力を及ぼすばねと、変速リングに加わ
るトルクの増大に伴い上記ばねの及ぼす力に抗した変速
リングを円錐形転子の円錐面の底側に向かって動かすカ
ム装置とを設けて自動変速機構を構成し、変速リングの
保持材と該保持材に連結される杆体と該杆体の位置を変
えて摩擦無段変速機の変速比範囲の高速側限界点を任意
所望の変速比点に移動させると共に移動させられた杆体
をその移動位置に保持させる停止装置を含む操作装置を
設け、摩擦無段変速機の入力軸を一定速度の下に駆動さ
せるという上記条件と摩擦無段変速機の変速比範囲の高
速側限界点を任意所望の変速比点に移動させ得るという
上記条件との存在下において車両が上記高速側限界点に
制限される一定速度の下に走行させられることを特徴と
する、車両の自動変速装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59268036A JPH066971B2 (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | 車両の自動変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59268036A JPH066971B2 (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | 車両の自動変速装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61144461A JPS61144461A (ja) | 1986-07-02 |
| JPH066971B2 true JPH066971B2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=17452981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59268036A Expired - Lifetime JPH066971B2 (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | 車両の自動変速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH066971B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5129869A (en) * | 1989-06-23 | 1992-07-14 | Kubota Corporation | Ring cone type stepless transmission |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6030862B2 (ja) * | 1977-07-09 | 1985-07-18 | シンポ工業株式会社 | 摩擦無段変速機における乗上げカム型圧接力発生装置 |
| JPH0239670B2 (ja) * | 1983-02-17 | 1990-09-06 | Shinho Kogyo Kk | Sharyonojidohensokusochi |
-
1984
- 1984-12-19 JP JP59268036A patent/JPH066971B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61144461A (ja) | 1986-07-02 |
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