JPH0669377U - ドレン排出装置 - Google Patents

ドレン排出装置

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JPH0669377U
JPH0669377U JP1759893U JP1759893U JPH0669377U JP H0669377 U JPH0669377 U JP H0669377U JP 1759893 U JP1759893 U JP 1759893U JP 1759893 U JP1759893 U JP 1759893U JP H0669377 U JPH0669377 U JP H0669377U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アフタークーラー、エアドライヤ、エヤタン
ク、フィルタ等から排出されるドレンをドレン集合管1
5に集め、更にドレン集合管を出口開口の高いドレン統
合管30に集めて電磁弁26b,26cからドレン排出
後に短い間圧縮空気を噴出させると、停止している空気
圧縮機についてのドレン集合管15a中に圧縮空気が逆
流して吐出配管2aにドレンを逆流させる。 【構成】 ドレン配管7,8,9,10に夫々逆止弁4
2,43,44,45を設けた。これにより、夫々別個
にオンオフ動作している空気圧縮機の何れか1aが停止
或は使用されていない時に、他の空気圧縮機1b,1c
に関する電磁弁26b,26cが同時に開弁したような
場合にドレン集合管15b,15cに同時に圧縮空気が
流され、ドレン統合管30を介してドレン集合管15a
を逆流して、ドレンが吐出配管2aに戻される現象が防
止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は複数の用途別空気圧縮機の吐出配管の各々に設けたエアタンク、アフ タークーラ、ドレンセパレータ、フィルタ、ミストセパレータ等から排出される ドレンの排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来例の空気圧縮装置は図4に示すように、空気圧縮機1の吐出配管2に例え ばアフタークーラー3、エアドライヤ4、エヤタンク5、フィルタ6を介装して おり、アフタークーラ3で空気圧縮機1による圧縮による圧縮空気の温度を低下 させ、エアドライヤ4で圧縮空気を乾燥してエアタンク5で吐出配管2の端末に 設けた圧縮空気使用機器の負荷変動による圧縮空気圧の変動を抑制しフィルタ6 で除塵し、圧縮空気使用機器へ送り出している。
【0003】 アフタークーラ3、エアドライヤ4、エアタンク5、フィルタ6等からドレン が排出されるが、このドレン中には、空気圧縮時、空気圧縮機1から随伴した潤 滑油が混合し、油濁水が含まれている。アフタークーラ3、エアドライヤ4、エ アタンク5、フィルタ6の夫々のドレン配管7,8,9,10にはドレン排出弁 としてドレントラップ11,12,13,14が介装され、ドレン配管7,8, 9,10はドレン集合管15に連通している。ドレン集合管15はドレントラッ プ11,12,13,14から排出されるドレンを集めて地上から掘り下げたド レン溜槽16に排出している。
【0004】 ここで用いられるドレントラップ11,12,13,14は図6に示すように 容器17の底部に弁座18を設け、この容器17中に球形フロート19を収容し てふた20でもって密閉し、ふた20にドレン入口20aを設けてこのドレン入 口20aをドレンを排出する機器のドレン排出口に連通させると共に弁座18部 を貫通する弁口21をドレン配管を介してドレン集合管15に連通させているも ので、容器17中にドレンが溜るとフロート19は浮上して弁座18から離れて 内部のドレンの一部は弁口21をとおり排出され、ドレンの容器17中の液位低 下でフロート19は弁座18に着座し弁口21を閉じるものである。
【0005】 ドレン溜槽16に溜めてあるドレンはポンプ22でもってた吸上げられてドレ ン処理装置23に送り込まれて、ドレン中の油分、塵埃等を取り除かれ清水Wは 放流される。
【0006】 このような従来例ではドレン溜槽16を設けるために地上から掘り下げねばな らない。このことにより余分な床面積を用いてしまうことになる。又、ドレン処 理装置23へドレン溜槽16からドレンを供給するにはポンプ22が必要となり 、ポンプ22を運転するため電気配線及びポンプの運転制御装置が必要となる等 の欠点がある。
【0007】 そこで図5に示されるようなドレン溜とポンプの存在しないドレン排出装置が 考え出されている。図5において、空気圧縮機1からドレン集合管15までの構 成は図4と同一である。ドレン集合管15の端末は立上げ部15−1となってお り、その先端を地上に配設したドレン処理装置23の油水分離槽24の上方に開 口している。
【0008】 図5において各ドレントラップ11,12,13,14には各ドレンを排出す る機器から圧縮空気圧がかかっているから、ドレン集合管15に立上げ部15− 1を設けて立上げ部15−1の出口開口位置をドレントラップの位置より高くし てもドレンはこのドレントラップとドレン集合管の出口開口間の水頭に打克って 排出される。
【0009】 ドレントラップは図6について説明したように容器17中の液位低下でフロー ト19が降下して弁座18に着座して弁口21を閉塞してしまうのでドレン入口 20aを通じて容器17内上部空間に入った圧縮空気は流出しない。従ってドレ ン集合管15中には立上げ部15−1の上部までドレンが充満しており、ドレン 集合管15中はあたかもトコロテンのように連続に近い状態でドレンが流れてい る。
【0010】 このドレンの成分は空気圧縮機が吸込んだ大気中の水分が凝縮した水と非給油 式の空気圧縮機に用いられる潤滑油、或は給油式の空気圧縮機で吐出空気から回 収しきれなかった油が混濁しており、水分の占める割合が大きい。そこで冬期に ドレン集合管中のドレンが凍結し、ドレン集合管の破裂が生じてしまうことがあ った。また、ドレン集合管中のドレンが凍結すると各ドレントラップは作動しな くなり、アフタークーラ、エアドライヤ、エアタンク、フィルタで生じたドレン は排出されないので吐出配管を通じて圧縮空気使用機器へ流れ、圧縮空気使用機 器へ悪影響するのみならず、清浄な圧縮空気の清掃用、芳香発生用等の利用に支 障を来す。
【0011】 そこで本考案者は図7に示すように吐出配管2の圧縮空気の流れに関し最も上 流側のドレンを排出する機器であるアフタークーラ3のドレン配管7に電気式ド レントラップとして電磁弁26を介装し、電磁弁26をドレン排出後更に開弁を 続けてドレン集合管15中にドレンが残らないように圧縮空気を送り出すように している。
【0012】 空気圧縮装置では空気圧縮機を複数備え、夫々の空気圧縮機の吐出配管の全部 又は一部を夫々異なる圧縮空気使用機器へ供給することが行なわれている。
【0013】 今、3台の空気圧縮機を用い夫々で生成した圧縮空気を各々異なる圧縮空気使 用機器へ給送する例を図8に示す。図8において各空気圧縮機1a,1b,1c の吐出配管2a,2b,2cには各々アフタークーラ3a,3b,3c、エアド ライヤ4a,4b,4c、エアタンク5a,5b,5c、フィルタ6a,6b, 6cが介装され、これらのドレンを排出する機器3a,3b,3c,4a,4b ,4c,5a,5b,5c,6a,6b,6cには夫々ドレン配管7a,7b, 7c,8a,8b,8c,9a,9b,9c,10a,10b,10cが設けら れ、ドレン配管7a,8a,9a,10aはドレン集合管15aに通じ、ドレン 配管7b,8b,9b,10bはドレン集合管15bに通じ、ドレン配管7c, 8c,9c,10cはドレン集合管15cに通じ各ドレン集合管15a,15b ,15cは立上げて高い位置に出口開口を設けてドレン処理装置23にドレンを 流入させるようにしている。
【0014】 ドレン配管7a,7b,7cには各々電磁弁26a,26b,26cが介装さ れ、ドレン配管8a,8b,8c,9a,9b,9c,10a,10b,10c には夫々ドレントラップ12a,12b,12c,13a,13b,13c,1 4a,14b,14cが介装されている。一つのドレン処理装置へ複数の空気圧 縮装置が別個にドレンを送る。このような配置ではドレン排出系統中にはドレン は残らずドレン排出作用には何等の問題は生じない。
【0015】
【考案が解決しようとする課題】
しかし乍ら、これでは夫々のドレン集合管15a,15b,15cの立上げ部 分が重複して配管されるので配管材料が多く必要になるという無駄がある。
【0016】 そこで図8においてドレン集合管の流末を一本に統合すると配管が多くなるの を避けることができる。このようにしたのが図9である。図9において空気圧縮 機1a,1b,1cは夫々エアタンク5a,5b,5cに夫々圧力スイッチPS a,PSb,PScを備え、空気圧縮機1a,1b,1cは電動機を備え、エア タンク5a,5b,5cの圧力上昇を検知して圧力スイッチPSa,PSb,P Scが上限圧力を検知するとこの電動機を停止し、圧縮空気使用機器により圧縮 空気が使用され、これによるエアタンク5a,5b,5c内の圧縮空気が下限圧 力になると圧力スイッチPSa,PSb,PScが下限圧力を検知して前記電動 機を付勢して空気圧縮機1a,1b,1cを付勢する。あるいは空気圧縮機1a ,1b,1cにアンローダを備えて制御を行う。
【0017】 かかる空気圧縮機1a,1b,1cがオンオフ制御で別個に間欠運転されてい る間、各ドレントラップ12a,12b,12c,13a,13b,13c,1 4a,14b,14cは各短かい周期でドレンのみを排出する一方、電磁弁26 a,26b,26cは夫々が別個にタイマー又は図示されないドレン検知センサ によるドレンを検知し、開弁してドレンを排出後一定時間圧縮空気を排出してド レン集合管15a,15b,15c中のドレンを一掃している。
【0018】 今、空気圧縮機1b,1cが運転中であり、空気圧縮機1aが停止中に電磁弁 26b,26cが開弁してドレン排出後に圧縮空気をドレン集合管15b,15 cを通じてドレン統合管30へ送り出すと、ドレン統合管30中の圧力が急上昇 し、このドレンが空気圧縮機1aが停止中で、吐出配管2a中の圧縮空気圧が低 下した状態におけるドレン集合管15aを逆流する。そしてドレン配管8a,9 a,10aを通じてドレントラップ12a,13a,14aを逆流し、ドレンを エアドライヤ4a、エアタンク5a,フィルタ6aを介して吐出配管2a中へ流 入させ、ドレンを圧縮空気と混合して圧縮空気使用機器へ向って流出させてしま う。
【0019】 又、電磁弁26aも図10に示すように、流出口32へ通ずる弁口31は弁3 3を弁座34に着座して閉弁しているが、この弁33に加わる閉弁力は圧縮空気 流入口35から流入した圧縮空気圧力に弁座34の面積を掛けた力と電磁コイル 36を付勢した際に弁33を開弁する磁性運動体37に抗して圧している圧縮コ イルばね38のばね力の和であるが、圧縮空気流入口35側から加えられる圧縮 空気圧が消失又は減圧している場合は圧縮コイルばね38のばね力でのみ、又は このばね力に加えた減圧状態の圧縮空気圧力に基づく力の和で閉弁しているので 流出口32に背圧が加わると容易に開弁し、流入口35から逆流する。例えば圧 縮空気圧力が7kg/cm2 に設定されているこのような電磁弁では圧縮空気圧 力が零となると背圧2kg/cm2 で開弁してしまう。これによってアフターク ーラ3aへもドレンが逆流し、吐出配管2aを通じてドレンが圧縮空気使用機器 へ送られてしまう不都合が生じる。
【0020】 本考案は複数の空気圧縮装置のドレン集合管を統合して立上げてドレン処理装 置へ送るようにしたドレン排出装置のドレンの逆流問題を解消し、圧縮空気使用 機器へのドレン流出が防止できるドレン排出装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本考案の第1の考案は複数の空気圧縮機の夫々の吐出配管に介装したアフター クーラ、エアドライヤ、エアタンク等の各ドレンを排出する機器にドレントラッ プを設けて、夫々のドレントラップのドレン配管を各々ドレン集合管に連通させ 、吐出配管を一つの群が一本以上の吐出配管を含むように数群に分け、又は全部 の吐出配管を夫々異なる圧縮空気利用部へ給送されるようにした空気圧縮装置の ドレン排出装置において、各ドレン集合管を1本のドレン統合管に結合してドレ ン統合管の出口開口を高い位置としてドレンをドレン処理装置に流入させ、ドレ ン集合管のドレンの流れに関し、上流側のドレン集合管又はその連通部に間欠ま たは一時的に圧縮空気を送り込む圧縮空気送り込み手段を備えると共に各ドレン 配管中のドレンの逆流を防止する手段を設けたことを特徴とするドレン排出装置 である。
【0022】 本考案の第2の考案はドレン配管中のドレンの逆流を防止する手段はドレン配 管中に介装した逆止弁であることを特徴とする第1の考案に記載のドレン排出装 置である。
【0023】 本考案の第3の考案はドレン配管中のドレンの逆流を防止する手段はドレント ラップに設けた逆流防止手段であることを特徴とする第1の考案に記載のドレン 排出装置である。
【0024】 本考案の第4の考案は複数の空気圧縮機の夫々の吐出配管に介装したアフター クーラ、エアドライヤ、エアタンク等のドレンを排出する機器にドレントラップ を設けて、夫々のドレントラップのドレン配管を各々ドレン集合管に連通させ、 吐出配管を一つの群が一本以上の吐出配管を含むように数群に分け、又は全部の 吐出配管を夫々異なる圧縮空気利用部へ給送されるようにした空気圧縮装置のド レン排出装置において、各ドレン集合管を1本のドレン統合管に結合してドレン 統合管の出口開口を高い位置としてドレンをドレン処理装置に流入させ、ドレン 集合管のドレンの流れに関し、上流側のドレン集合管又はその連通部に間欠又は 一時的に圧縮空気を送り込む圧縮空気送り込み手段を備えると共に各ドレン集合 管のドレンの流れに関し最も下流側のドレンを排出する機器からのドレン配管と ドレン集合管の合流点よりもドレンの流れに関し下流側においてドレン集合管に ドレンの逆流を防止する逆止弁を設けたことを特徴とするドレン排出装置である 。
【0025】 本考案の第5の考案はドレン集合管中のドレンの流れに関し上流側をドレンの 排出する機器に設けたドレントラップを電気式ドレントラップとし、それ以外の ドレントラップをフロート式ドレントラップとし、電気式ドレントラップがこの 電気式ドレントラップ手前に溜ったドレンを排出後更に圧縮空気を通過させドレ ン集合管中のドレンを排出する制御装置を設けたことを特徴とする圧縮空気送り 込み手段を備えた第1の考案から第4の考案の何れか1つに記載のドレン排出装 置である。
【0026】 本考案の第6の考案はドレン集合管中のドレンの流れに関し、最も上流側にド レンを流入させるドレンを排出する機器に設けたドレントラップを電気式ドレン トラップとしたことを特徴とする第5の考案に記載のドレン排出装置である。
【0027】 本考案の第7の考案はドレン集合管中のドレンの流れに関し、最も上流側及び そのすぐ下流側にドレンを流入させるドレンを排出する機器に設けたドレントラ ップを電気式ドレントラップとしたことを特徴とする第5の考案に記載のドレン 排出装置である。
【0028】 本考案の第8の考案はドレン集合管のドレンの流れに関し上流側のドレン集合 管又はその連通部と空気圧縮機の吐出側を配管で連通してこの配管に電磁弁を設 け、電磁弁を間欠して開弁するか、空気圧縮機停止時に開弁する制御装置を有す る圧縮空気送り込み手段を設けたことを特徴とする第1の考案から第4の考案の 何れか1つに記載のドレン排出装置である。
【0029】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に従って説明する。
【0030】 「実施例1」 図1はフローシートで示し、図9で示した従来例と同機能部分は同一符号を付 し説明を省略する場合がある。
【0031】 アフタークーラ3a,3b,3cのドレン配管7a,7b,7c、即ち、ドレ ン集合管15a,15b,15cのドレンの流れに関し、上流側のドレン配管に は電気式ドレントラップの電磁弁26a,26b,26cが介装されている。こ の電磁弁26a,26b,26cはサイクルタイマーにより、予め定められた間 隔でもって、タイマーを動作させ一定時間開弁してドレンを通過させて後更に若 干時間圧縮空気を送り出し閉弁するようにしてある。或はドレン検知センサを設 けてドレンが検知されると開弁してドレンを送り出した後更に若干時間圧縮空気 を送り出して閉弁するようになっている。
【0032】 各ドレン配管7a,7b,7c,8a,8b,8c,9a,9b,9c,10 a,10b,10cには逆止弁42a,42b,42c,43a,43b,43 c,44a,44b,44c,45a,45b,45cが介装されている。これ らの逆止弁はドレン排出方向とは逆方向に流体が流れないようにするものであっ て、少なくともアフタークーラ3a,3b,3c、エアドライヤ4a,4b,4 c、エアタンク5a,5b,5c、フィルタ6a,6b,6cへ夫々のドレン配 管をとおりドレンが逆流しないようになっておればよい。従って、逆止弁位置は 電磁弁26a,26b,26c、ドレントラップ12a,12b,12c、13 a,13b,13c、14a,14b,14cの各ドレンの排出方向の下流側で 夫々のドレン配管7a,7b,7c、8a,8b,8c、9a,9b,9c、1 0a,10b,10cに逆止弁42a,42b,42c、43a,43b,43 c、44a,44b,44c、45a,45b,45cを介装するのが逆流する 流体に早く応答すると共に上記ドレントラップ、電磁弁に影響を与えないのでよ いが、上記電磁弁、ドレントラップのドレン流入側に逆止弁を設けてもよく、或 はドレントラップを逆止弁一体型或は逆止機能を備えるものでもよい。又上記電 磁弁がスプールに加わる流体圧が平衡している型式の電磁弁では逆流によっても 開弁せず、自体逆止機能を持ってものと考えることができる。
【0033】 上記構成における作用を説明する。今空気圧縮機1aがオンオフ制御で運転さ れていて停止中で圧縮空気圧力が低下している。或は空気圧縮機1aが使用され ておらず、吐出配管2a中の圧縮空気圧力が零とする。空気圧縮機1b,1cは 夫々が圧力スイッチPSb,PScが夫々エアタンク5b,5c中の下限圧力を 検知して運転され、上限圧力を検知して運転を停止するオンオフ制御を別個に行 っている。
【0034】 一方、アフタークーラ3b,3c、エアドライヤ4b,4c、エアタンク5b ,5c、フィルタ6b,6cから発生したドレンは電磁弁26b,26c、ドレ ントラップ12b,12c、13b,13c、14b,14cに溜る。
【0035】 ここで短周期でドレントラップ12b,12c、13b,13c、14b,1 4cはドレンのみを排出する。電磁弁26b,26cはドレンを排出した後、一 定時間圧縮空気を送り出す。従って、ドレン集合管15b,15cにドレンが溜 っていても、電磁弁26b,26cが開弁して閉弁する直前には圧縮空気がドレ ン配管7b,7cを通じてドレン集合管15b,15cの最も上流側に流入して 、その圧力を下げ乍ら膨張して速度エネルギーとなってドレン集合管15b,1 5c中のドレンを押し出しドレン統合管30を通じて出口開口からドレン処理装 置23へ流入させる。これによってドレン集合管15b,15c及びドレン統合 管30中のドレンは一掃される。従ってドレン集合管15b,15c内のドレン 凍結によるドレン集合管15a,15b,15cの破裂、閉塞が生ずることがな い。
【0036】 ここで電磁弁26b,26cが動作する間隔はドレントラップ12b,12c 、13b,13c、14b,14cのドレン排出間隔よりも長いけれども、ドレ ンはアフタークーラ3b,3cで大量に出るため、ドレン集合管15b,15c のどの部分についてもドレントラップ12b,12c、13b,13c、14b ,14cからの排出ドレンによって閉塞状態とはならない内に、電気式ドレント ラップ26b,26cが作動する。
【0037】 通常、空気圧縮機1a,1b,1cのオンオフ動作の停止時は上記状態である のでドレン集合管15a,15b,15cにドレンが充満した状態ではないが、 ドレン集合管15a,15b,15cに若干のドレンが残る場合がある。これを 一掃するには例えば図11に示す制御回路を用いる。押ボタンスイッチPB1を 押すとリレーR1は付勢され、その常開接点R1−1の閉成で自己保持され、常 開接点R1−2の閉成により空気圧縮機1a,1b,1c用のモータMが回転し 、空気圧縮機1a,1b,1cは駆動され、エアタンク5a,5b,5cに設け た圧力スイッチPSa,PSb,PScは設定上限圧力を検知すると開きモータ Mは停止し、圧縮空気使用機器の圧縮空気使用により設定下限圧力を検知すると 閉じてモータMを付勢する。又、リレーR1の常閉接点R1−3が開成してタイ マーTは非作動となり、常開接点R1−4は閉成してサイクルタイマー装置27 は動作を開始し、電磁弁26a,26b,26cを間隔をおいて開閉する。タイ マーTは電力投入により、その限時常開接点T−1を一定時間閉じてサイクルタ イマー装置27中の開弁時間を制御するタイマーを動作させ電磁弁26a,26 b,26cを開弁するようになっている。
【0038】 押ボタンスイッチPB2を押すと、リレーR1は消勢し、常開接点R1−1, R2−1,R1−4は開成し、常閉接点R1−3は閉成する。この常閉接点R1 −3の開より閉への動作によりタイマーTはその常開限時接点T−1を一定時間 閉じ、サイクルタイマー装置27中のタイマーにより一定時間電磁弁26a,2 6b,26cを開弁し、ドレン集合管15a,15b,15cに圧縮空気を流し てドレン集合管15a,15b,15c中のドレンをなくすと共に空気圧縮機1 a,1b,1cの吐出側の圧力を下げることが出来る。従って空気圧縮機1a, 1b,1cが給油式のスクリュー圧縮機等である場合の停止時の圧縮空気圧によ る油の漏洩を防止できる。このような制御回路は各空気圧縮装置に備えられ夫々 別個に動作する。
【0039】 今、上記において、空気圧縮機1b,1cが夫々別個に動作している際に、夫 々の空気圧縮機1b,1cが運転中で夫々の圧力スイッチPSb,PScが上限 圧力に近ずいており、又、夫々の電磁弁26b,26cが別個に動作している際 に、電磁弁26b,26cが同時に開弁してドレン排出後に同時に圧縮空気を送 り出すと、この圧縮空気はドレン配管7b,7cからドレン集合管15b,15 cへ流入してドレン統合管30へ合流する。このような状態ではドレン統合管3 0中の圧縮空気圧力は圧力降下を考慮しても尚高いので停止又は使用していない 空気圧縮装置のドレン集合管15aへ逆流しようとする。しかし、本実施例では 停止又は使用していない空気圧縮装置の各ドレン配管7a,8a,9a,10a には夫々逆止弁42a,43a,44a,45aを設けてあるので、ドレンが電 磁弁26a、ドレントラップ12a,13a,14aを逆流してアフタークーラ 3a、エアドライヤ4a、エアタンク5a、フィルタ6aへ入ってドレンを吐出 配管2aに送り込んでしまうということが防止できる。
【0040】 「実施例2」 図2は実施例2を示す。この実施例はドレン集合管15a,15b,15cの ドレンの流れに関し最も下流側に配したドレンを排出する機器、即ちフィルタ6 a,6b,6cのドレン配管10a,10b,10cのドレン集合管15a,1 5b,15cとの合流点からドレン統合管30までの間において、ドレン集合管 15a,15b,15cに夫々逆止弁46a,46b,46cを介装してある。
【0041】 このようにすると実施例1と同様にドレン集合管15b,15cから同時に圧 縮空気がドレン統合管30へ流入してドレン統合管30内の空気圧が上昇しても 、ドレン集合管15aに圧縮空気が逆流して、電磁弁26a、ドレントラップ1 2a,12b,12c手前に溜ったドレンをアフタークーラ3a、エアドライヤ 4a、エアタンク5a、フィルタ6aを介して吐出配管2へ逆流させようとして も、逆止弁46aが阻止する。
【0042】 尚、実施例1と実施例2と併せて、各ドレン配管7a,7b,7c,8a,8 b,8c,9a,9b,9c,10a,10b,10cに逆止弁42a,42b ,42c,43a,43b,43c,44a,44b,44c,45a,45b ,45cを設けると共にドレン集合管15a,15b,15cに夫々逆止弁46 a,46b,46cを設けた場合にはドレン集合管とドレン配管に設けた逆止弁 が重ねて逆止作用をするので、何れかの逆止弁が故障しても逆流が防止される効 果がある(図3参照)。
【0043】 「実施例3」 上記各実施例はドレン集合管15a,15b,15c中に溜るドレンを追い出 すために吐出配管2a,2b,2c中のアフタークーラ3a,3b,3cのドレ ン配管7a,7b,7cに電磁弁26a,26b,26cを介装したが、更に加 えてエアドライヤ4a,4b,4cのドレン配管8a,8b,8cにフロート式 ドレントラップに代えて電磁弁を介装してもよい。これによりドレン集合管15 a,15b,15cにドレンが滞留する機会は一層少なくなる上、一つの空気圧 縮装置において一つの電磁弁が故障しても尚ドレン集合管にドレンが滞留しない 。
【0044】 「実施例4」 図3は実施例4を示す。この実施例は実施例1又は2において電磁弁26a, 26b,26cをフローと式のドレントラップ11a,11b,11cに変える と共にドレン集合管15a,15b,15cの最も上流側又はドレン集合管の上 流側に向って連通するドレン配管7a,7b,7cと例えばエアタンク5a,5 b,5cの上部とを空気吹出し管47a,47b,47cで夫々連結し、これら の空気吹出し管に電磁弁48a,48b,48cを夫々介装したものである。こ の空気吹出し管47a,47b,47cはアフタークーラ3a,3b,3cのド レン配管7a,7b,7cに介装した逆止弁42a,42b,42cのドレンの 流れに関し下流側でドレン配管7a,7b,7cに連通させているが図のように 吐出配管2a,2b,2c中の圧縮空気の流れに関し、アフタークーラ3a,3 b,3cよりも下流側にエアタンク5a,5b,5cが配されている場合は、逆 止弁42a,42b,42cのドレンの流れに関し上流側でドレン配管7a,7 b,7cに連通させてもよい。この電磁弁48a,48b,48cの制御回路は 図11において電磁弁26a,26b,26cを電磁弁48a,48b,48c に置換えてもよく、或は図12のように電力投入時において一定時間閉成する常 開限時接点T−1を有するタイマーTを図11の場合と同様に設け、この常開限 時接点T−1と直列して電磁弁48a,48b,48cを配設する。
【0045】 こうすると空気圧縮機1a,1b,1cを停止させるように押ボタンスイッチ PB2を押すと、リレーR1は消勢されて、自己保持が落ち、モータMが停止し 、常閉接点R1−3が閉成した際タイマーTが動作して常開接点T−1は一定時 間閉成して電磁弁48a,48b,48cを開弁し、エアタンク5a,5b,5 cから圧縮空気が空気吹出し管47a,47b,47cと、開弁している電磁弁 48a,48b,48cを通じてドレン集合管15a,15b,15cに流入す る。この圧縮空気によりドレン集合管15a,15b,15c中のドレンは送り 出され、その後電磁弁48a,48b,48cは閉じる。
【0046】 或は図13に示すようにリレーR1の常閉接点R1−3に直列して電磁弁48 a,48b,48cを配線してもよい。
【0047】 この実施例によれば細い空気吹出し管47a,47b,47c、小流量の電磁 弁48a,48b,48cを既にあるドレン排出装置に付設するのみでよい。又 、空気圧縮機が給油式の場合に電磁弁48a,48b,48cは放気弁の代りに もなる。
【0048】 実施例はドレン集合管中のドレンの流れと、吐出配管中の圧縮空気の流れを同 方向としてあるが、ドレン集合管に流入させるドレン配管の順序には関係なく本 考案は成立する。又、ドレン集合管に立上げ部を設けてあるが立上げ部は必須の 構成ではなく、ドレン集合管にドレンが溜るあらゆる場合に本考案は適用される 。
【0049】 実施例は吐出配管の全部を夫々異なる圧縮空気利用部へ送るようにしたが、吐 出配管を一つの群が一本以上の吐出配管を含むように数群に分け夫々異なる圧縮 空気利用部へ送るようにした場合も同様に成り立つ。この場合は上記実施例の一 つの圧縮空気装置を一つの圧縮空気装置群に置き換えればよい。
【0050】
【考案の効果】
本考案の第1の考案は複数の空気圧縮機の夫々の吐出配管にドレンを排出する 機器を備え各ドレンを排出する機器にドレントラップを設けて、夫々のドレント ラップのドレン配管をドレン集合管に連通させ、ドレン集合管の流末をドレン統 合管に集めドレン統合管の流路の出口開口を高い位置とし、ドレンをドレン処理 装置に流入させ、ドレン集合管のドレンの流れに関し上流側に間欠的又は一次的 に圧縮空気を送り込む圧縮空気送り込み手段を設けると共に各ドレンを排出する 機器のドレン配管にドレンの逆流を防止する手段を備えたためドレン溜は不要で ポンプが必要でないのは勿論、ドレン集合管中に溜るドレンは圧縮空気で送り出 され、ドレン集合管中のドレンが凍結して閉塞され、ドレン集合管が破裂し、或 はドレンを排出する機器からドレントラップを通じて排出できなくなったドレン が圧縮空気使用機器側へ流れることが生ぜず、圧縮空気使用機器に悪影響を与え ず、又、圧縮空気を直接呼吸する人、生物に害を与えることが防止される。又、 ドレン集合管を細くできる。更に又、ドレン集合管を自在に配設できる。そして 各空気圧縮機、圧縮空気送り込み手段を夫々別個に動作させるようにしても一部 のドレン集合管から排出する圧縮空気が他のドレン集合管を逆流して吐出配管中 へドレンを逆流させることが防止される。
【0051】 本考案の第2の考案は第1の考案においてドレン配管中のドレンの逆流を防止 する手段はドレン配管中に介装した逆止弁としたから、各ドレンを排出する機器 へドレン集合管を逆流する圧縮空気と共にドレンを逆流させないだけでなく、吐 出配管に連設したドレンを排出する機器は上流側より下流側へ向って圧力降下し ているための、圧縮空気送り込み手段によりドレン集合管を流れる圧縮空気圧に よりこのドレン集合管へ合流するドレン配管からのドレン排出の妨害も防ぐこと ができる。
【0052】 本考案の第3の考案は第1の考案において、ドレン配管中のドレンの逆流を防 止する手段はドレントラップに設けた逆流防止手段としたから格別に逆止弁等を 配管に介装するに及ばず、配管が簡単となる。
【0053】 本考案の第4の考案は各ドレン集合管のドレンの流れに関し、最も下流側で合 流するドレン配管の合流点よりも下流側のドレン集合管に逆止弁を介装したので 、逆止弁の数が最も少なくてすみ簡単である。
【0054】 本考案の第5の考案は第1から第4の考案の何れか1つの考案においてドレン 集合管中のドレンの流れに関し上流側のドレンを排出する機器に設けたドレント ラップを電気式ドレントラップとしそれ以外のドレントラップをフロート式ドレ ントラップとし、電気式ドレントラップがこの電気式ドレントラップ手前に溜っ たドレンを排出後更に圧縮空気を通過させドレン集合管中のドレンを排出する制 御装置を設けたため、上記第1から第4の考案を低コストで実現できる。
【0055】 本考案の第6の考案は第5の考案においてドレン集合管中のドレンの流れに関 し、最も上流側にドレンを流入させるドレンを排出する機器に設けたドレントラ ップを電気式ドレントラップとしたため、ドレン集合管中のドレンは1個の電磁 弁で完全に一掃できる。
【0056】 本考案の第7の考案はドレン集合管中のドレンの流れに関し、最も上流側及び そのすぐ下流側にドレンを流入させるドレンを排出する機器に設けたドレントラ ップを電気式ドレントラップとしたため、ドレン集合管中のドレンの滞留は常に 殆んどなく、又何れか1つの電磁弁が故障してもドレン集合管中にドレンが滞留 しない。
【0057】 本考案の第8の考案は第1から第4の考案の何れか1つの考案において、ドレ ン集合管のドレンの流れに関し上流側のドレン集合管又はその連通部と空気圧縮 機の吐出側を配管で連通してこの配管に電磁弁を設け、電磁弁を間欠して開弁す るか、空気圧縮機停止時に開弁する制御装置を有する圧縮空気送り込み手段を設 けたため、この配管は圧縮空気のみが流れるから細くてよく、電磁弁も空気用の 電磁弁でよいから安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1のフローシートである。
【図2】本考案の実施例2のフローシートである。
【図3】本考案の実施例4のフローシートである。
【図4】従来例のフローシートである。
【図5】他の従来例のフローシートである。
【図6】ドレントラップの縦断面図である。
【図7】上記図5の従来例の欠点を除いた考案のフロー
シートである。
【図8】並列運転式の空気圧縮装置のフローシートであ
る。
【図9】図8を改良した並列運転式の空気圧縮装置のフ
ローシートである。
【図10】電気式ドレントラップとして用いる電磁弁の
縦断面図である。
【図11】ドレン排出装置の電気式ドレントラップ(電
磁弁)の動作説明図である。
【図12】ドレン排出装置の電気式ドレントラップ(電
磁弁)の動作説明図である。
【図13】ドレン排出装置の圧縮空気給送用電磁弁の動
作説明図である。
【符号の説明】
1a,1b,1c 空気圧縮機 2a,2b,2c 吐出配管 3a,3b,3c アフタークーラ 4a,4b,4c エアドライヤ 5a,5b,5c エアタンク 6a,6b,6c フィルタ 7a,7b,7c ドレン配管 8a,8b,8c ドレン配管 9a,9b,9c ドレン配管 10a,10b,10c ドレン配管 11a,11b,11c ドレントラップ 12a,12b,12c ドレントラップ 13a,13b,13c ドレントラップ 14a,14b,14c ドレントラップ 15a,15b,15c ドレン集合管 26a,26b,26c 電磁弁(電気式ドレントラッ
プ) 30 ドレン統合管 47a,47b,47c 空気吹出管 48a,48b,48c 電磁弁

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の空気圧縮機の夫々の吐出配管に介
    装したアフタークーラ、エアドライヤ、エアタンク等の
    各ドレンを排出する機器にドレントラップを設けて、夫
    々のドレントラップのドレン配管を各々ドレン集合管に
    連通させ、吐出配管を一つの群が一本以上の吐出配管を
    含むように数群に分け、又は全部の吐出配管を夫々異な
    る圧縮空気利用部へ給送されるようにした空気圧縮装置
    のドレン排出装置において、各ドレン集合管を1本のド
    レン統合管に結合してドレン統合管の出口開口を高い位
    置としてドレンをドレン処理装置に流入させ、ドレン集
    合管のドレンの流れに関し、上流側のドレン集合管又は
    その連通部に間欠又は一時的に圧縮空気を送り込む圧縮
    空気送り込み手段を備えると共に各ドレン配管中のドレ
    ンの逆流を防止する手段を設けたことを特徴とするドレ
    ン排出装置。
  2. 【請求項2】 ドレン配管中のドレンの逆流を防止する
    手段はドレン配管中に介装した逆止弁であることを特徴
    とする請求項1に記載のドレン排出装置。
  3. 【請求項3】 ドレン配管中のドレンの逆流を防止する
    手段はドレントラップに設けた逆流防止手段であること
    を特徴とする請求項1に記載のドレン排出装置。
  4. 【請求項4】 複数の空気圧縮機の夫々の吐出配管に介
    装したアフタークーラ、エアドライヤ、エアタンク等の
    各ドレンを排出する機器にドレントラップを設けて、夫
    々のドレントラップのドレン配管を各々ドレン集合管に
    連通させ、吐出配管を一つの群が一本以上の吐出配管を
    含むように数群に分け、又は全部の吐出配管を夫々異な
    る圧縮空気利用部へ給送されるようにした空気圧縮装置
    のドレン排出装置において、各ドレン集合管を1本のド
    レン統合管に結合してドレン統合管の出口開口を高い位
    置としてドレンをドレン処理装置に流入させ、ドレン集
    合管のドレンの流れに関し、上流側のドレン集合管又は
    その連通部に間欠又は一時的に圧縮空気を送り込む圧縮
    空気送り込み手段を備えると共に各ドレン集合管のドレ
    ンの流れに関し最も下流側のドレンを排出する機器から
    のドレン配管とドレン集合管の合流点よりもドレンの流
    れに関し下流側においてドレン集合管にドレンの逆流を
    防止する逆止弁を設けたことを特徴とするドレン排出装
    置。
  5. 【請求項5】 ドレン集合管中のドレンの流れに関し上
    流側のドレンを排出する機器に設けたドレントラップを
    電気式ドレントラップとし、それ以外のドレントラップ
    をフロート式ドレントラップとし、電気式ドレントラッ
    プがこの電気式ドレントラップ手前に溜ったドレンを排
    出後更に圧縮空気を通過させドレン集合管中のドレンを
    排出する制御装置を設けたことを特徴とする圧縮空気送
    り込み手段を備えた請求項1から4の何れか1つに記載
    のドレン排出装置。
  6. 【請求項6】 ドレン集合管中のドレンの流れに関し、
    最も上流側にドレンを流入させるドレンを排出する機器
    に設けたドレントラップを電気式ドレントラップとした
    ことを特徴とする請求項5に記載のドレン排出装置。
  7. 【請求項7】 ドレン集合管中のドレンの流れに関し、
    最も上流側及びそのすぐ下流側にドレンを流入させるド
    レンを排出する機器に設けたドレントラップを電気式ド
    レントラップとしたことを特徴とする請求項5に記載の
    ドレン排出装置。
  8. 【請求項8】 ドレン集合管のドレンの流れに関し上流
    側のドレン集合管又はその連通部と空気圧縮機の吐出側
    を配管で連通してこの配管に電磁弁を設け、電磁弁を間
    欠して開弁するか、空気圧縮機停止時に開弁する制御装
    置を有する圧縮空気送り込み手段を設けたことを特徴と
    する請求項1から4の何れか1つに記載のドレン排出装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018003692A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 日立工機株式会社 空気圧縮機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3002999U (ja) * 1994-03-30 1994-10-11 秀喜 栗栖 フイルター付き容器

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