JP3631931B2 - 自動空圧ポンプ - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動空圧ポンプに関し、特に、本出願人の韓国特許第120732号の“自動空圧ポンプ”の発明の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
前記韓国特許である自動空圧ポンプは、図3に示されているように、下部に集水槽(4) の給水ポンプ(5) と連結された吸込弁(11)及び吐出弁(21)により選択的に開閉される吸込口(10)と吐出口(20)とを備えたタンク(1) と、上記タンク(1) 内部の圧力を感知する為に高・低圧感知センサー(31)(32)で構成される圧力感知部(30)と、タンク(1) 内の上・下限水位を感知する為に上・下限感知センサー(41)(42)で構成される水位感知部(40)と、上記圧力感知部(30)及び水位感知部(40)の出力信号により、システムを制御するマイコン(図示せず)と、上記マイコンの制御信号により開閉され、空気供給管(50)からの空気の吸込みを誘導する圧縮ソレノイド弁(51)及び消音器(62)を通じて外部への空気排出を誘導する排気ソレノイド弁(61)と、安全ピン(86)とを備えている。前記自動空圧ポンプは、通常廃水の中に残在するスラッジを脱水するか、陶磁器の原料である泥水を脱水するのに利用されているものであって、ポンピングする流体には多くのスラッジが含まれている実情である。
【0003】
圧縮空気がタンク(1)の内部でピストンのような役割をすることにより、流体の飛散により必然的に感知センサー(31)(32)のある水位感知部(40)と、タンク(1)の内壁面に流体が含まれたスラッジが付着凝固するもので、このようなスラッジが水位感知部(40)の上、下限感知センサー(42)に付着する場合、電流が短絡する場合が生じ、ポンプの誤動作が引起こされる等の問題点があるものにして、前記特許では、上記の問題点を解決するために、上、下限感知センサー(41)(42)をタンク(1)に選択的に着脱自在に構成させ、任意に清掃が可能ならしめたもので、ボルト、ナット、シーリング材、座金等の構成部品が必要となり装置の構造も複雑となって、1週1〜2回に亘り水位感知部を分解していちいちスラッジの清掃作業をするなどの不便さが露出するものである。
【0004】
さらに、タンク(1)内の空気圧排出作動時、排出ソレノイド弁(21)を通じて高圧の圧縮空気が高速で排出されるものである為、温度低下現象により消音器が結氷して破損する等の問題点と騒音発生が大きくなり、作業環境を阻害する問題点が露出するものであって、さらに、排出空気を再活用できる構造が無く圧縮空気をそのまま外部に排出するより他は無く、エネルギーの無駄を招くことになるものである。
【0005】
さらに、タンク(1)に供給される空気を全く空気圧縮機(コンプレッサー)に連結された空気貯蔵タンクの空気のみを利用することとなる為、空気貯蔵タンク内の空気圧の消耗量が多く、空気圧縮機の稼働時間が増加し、電力の消耗が多くなる等の問題点が生ずるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記のような問題を解決する為になされたものにして、本発明の目的とするところは、感知センサーに付着する汚物質のスラッジを自動的に脱去するようにして、いちいち水位感知部を分解して清掃する必要がないようにすることにより、生産性が改善できると共に、空気圧縮機(コンプレッサー)の空気貯蔵タンクの圧力低下を防ぎながら、廃空気を再活用することにより、エネルギーの効率を極大化することができ、圧縮空気の排出量を減少させ騒音を低減させると共に、作業環境を改善させる空圧ポンプを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成する為に、本発明の自動空圧ポンプは、タンクの内部に噴射流入される空気供給管の空気が水位感知部の感知センサーに所定の空気圧力が及ぶようにし、感知センサーのスラッジを除去できるようにする構造と、タンク内の空気圧排出時空気圧の一部を貯蔵できるように補助タンク用ソレノイドバルブと、第1逆止弁によりタンクの内部及び空気供給管と選択的に開閉自在に設置される別途の補助タンクと、上記タンク内への流体流入時集水槽に設置される既存の給水ポンプを補助できるようにタンクに内部と連結される状態で設置され、必要に応じてタンク内部を真空化させることにより、流体の吸込みが可能なようにする真空ポンプの構造としたものである。
【0008】
更に詳しくは、本発明は、タンクの内部に流入される空気が感知センサーがある水位感知部の側方を通じて横に供給されるようにすることにより、流入空気の圧力により感知センサーに付着する汚物質であるスラッジを自動的に脱去できるようにし、いちいち水位感知部を分解して清掃の必要が無いようにすることにより、生産性を改善すると共にタンクと連結される状態で別途の補助タンクを備え、外部へ排出される空気圧の一部を仮貯蔵できるようにし、空気供給管を通じて流入される空気圧に加えて補助タンクの空気圧がタンク内へ循環流入するか、空気圧を利用する他の用途に使用できるようにすることにより、空気圧縮機(コンプレッサー)の圧縮空気を貯蔵する空気貯蔵タンクの圧力低下を防ぐと共に、廃空気を再活用することによりエネルギーの効率を極大化することができ、圧縮空気の排出量を減少させ騒音を低減させることにより、作業環境を改善できるようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による自動空圧ポンプの好ましい実施の形態を添付図面を参照しながら詳細に説明すれば下記の通りである。
【0010】
図1は本発明の一実施形態を示したもので、下部に集水槽(4) の給水ポンプ(5) と連結された吸込弁(11)及び吐出弁(21)により選択的に開閉される吸込口(10)と吐出口(20)とを備えたタンク(1) と、上記タンク(1) 内部の圧力を感知する為に高・低圧感知センサー(31)(32)で構成される圧力感知部(30)と、タンク(1) 内の上・下限水位を感知する為に上・下限感知センサー(41)(42)で構成される水位感知部(40)と、上記圧力感知部(30)及び水位感知部(40)の出力信号により、システムを制御するマイコン(図示せず)と、上記マイコンの制御信号により開閉され、空気供給管(50)からの空気の吸込みを誘導する圧縮ソレノイド弁(51)及び消音器(62)を通じて外部への空気排出を誘導する排気ソレノイド弁(61)を備える公知の構造において、上記圧縮ソレノイド弁(51)と連結される状態で上記水位感知部(40)の固定部位をタンク(1) の上側で突出するように構成する吐出部(71)の垂直壁部(72)に空気流入孔(70)を穿孔し、空気供給管(50)の空気が水位感知部(40)の上・下限感知センサー(41)(42)の上側一部と水平状態で当接しながらタンク(1) の内部へ流入できるようにし、第1逆止弁(81)を介して空気供給管(50)からの空気圧移送が可能であると共に、補助タンク用ソレノイド弁(82)により、タンク(1) の内部と選択的な開閉が可能なように補助タンク(80)を連結構成させ、吸込逆止弁(83)によりタンク(1) より排出される廃空気の一部を吸込み、再活用のため貯蔵するようにする。
【0011】
吸込ソレノイド(91)を通じてタンク(1) の内部と連結される状態で真空ポンプ(90)を設置し、上記タンク(1) 内への流体流入時選択的にタンク(1) 内部を真空化させ得るようにし、集水槽(4) の流体をタンク(1) 内部へ吸込ませることにより、ポンプ(5) の補助及び代替の機能を有するようにする。
【0012】
一方、図2は複式構造の自動空圧ポンプの構成を示す本発明の他の実施形態にして、図1と同様な構造でなる二つの自動空圧ポンプ(A)(B)を相互結合させ複式構造で構成し、空気供給管(50)の圧縮空気が二つのタンク(1) (1’)内へ同時に流入できるように各自動空圧ポンプ(A)(B)の圧縮ソレノイド弁(51)(51’) を空気供給管(50)) に一緒連結し、二つのタンク(1)(1’)において、同時に一つの補助タンク(80)で排出空気の一部を貯蔵できるように、各自動空圧ポンプ(A)(B)の吸込逆止弁(83)(83’)を補助タンク(80)に一緒に連結させ、一つの凝集水槽(3) で二つのタンク(1) (1’)へ流体の同時供給が可能なように、自動空圧ポンプ(A)(B)の吸込弁(11)(11’) を凝集水槽(3) の吸込口(10)に一緒に連結させ、強制的な流体の吸込手段が不要となり、重力によりタンク(1) (1’)へ自然と流入するように凝集水槽(3) をタンク(1) より高い位置に設置し、給水ポンプ(5) や真空ポンプ(90)等の 強制的な流体の吸込手段が不要となり、重力によりタンク(1) (1’)へ自然と流入するように構成したものである。図中、(84)は補助タンクの第2逆止弁で、(85)は補助タンクに設けられたドレンバルブであり、(86)は安全ピンを示したものである。
【0013】
このように構成される本発明の作用を詳細に説明すれば下記の通りである。
【0014】
タンク(1) の上端に設置された圧縮ソレノイド弁(51)と吐出口(20)に設けられた吐出弁(21)は塞がれていて、補助タンク用ソレノイド弁(82)及び排気ソレノイド弁(61)、真空ポンプ(90)の吸込ソレノイド弁(91)が開いている状態で図2の通り集水槽(4) がタンク(1) より上側の位置にあることによる自然流入方式を通じるか、又は集水槽(4) がタンク(1)より下方に位置することにより、遂行される強制吸込み方式が要求される図1の通り真空ポンプ(90)または給水ポンプ(5) を作動させ、タンク(1) 内部に設けられる水位上限線(2) まで流体が吸込まれると水位感知部(40)の上限感知センサー(41)がこれを感知し、別途設置されたマイコンに信号を出力し、マイコンはこの信号に従い圧縮ソレノイド弁(51)を解放して空気供給管(50)の空気を吐出部(71)の空気流入孔(70)を通じてタンク(1) の内部に噴射流入させ、タンク(1) の上昇する内部圧が圧力感知部(30)の高圧感知センサー(31)に感知されると、吸込ソレノイド(91)と補助タンク用ソレノイド弁(82)及び排気ソレノイド弁(61)、吸込弁(11)を同時に閉鎖させ、高圧の漏れを防止した状態で吐出弁(21)を解放させ、タンク(1) 内部の流体が水位下限線(2’)まで吐出させる。
【0015】
上記のような方法でタンク(1) 内部の流体が水位下限線(2’)まで吐出されると、水位感知部(40)に構成された下限感知センサー(42)で信号を受けたマイコンの信号により、圧縮ソレノイド弁(51)と吐出弁(21)が塞がれると共に、補助タンク用ソレノイド弁(82)が解放され、自然的にタンク(1) 内部の圧力空気が補助タンク(80)と連結された吸込逆止弁(83)を通過し、補助タンク(80)に圧縮空気が貯蔵されることで吸込逆止弁(83)はタンク(1) 内の気圧が補助タンク(80)より高いと、気圧が相対的に低気圧である補助タンク(80)内に流入できるようにする一方向解放構造にして、一旦補助タンク(80)内に流入された圧縮空気はタンク(1) 側への逆流が不能なように自動遮断させる機能を有する。
【0016】
上記の通り、補助タンク用ソレノイド弁(82)が解放され補助タンク(80)で廃空気の一部が貯蔵されるようにした後、数秒(約2秒)後に排気ソレノイド弁(61)を解放すると、補助タンク(80)内へ抜け出た圧力分だけ減圧された状態でタンク(1) 内の圧縮空気は圧力感知部(30)の低圧感知センサー(32)に設定された低圧に至るまで消音器(62)を通過して大気中に排出される。
【0017】
一方、上記のタンク(1) への空気供給過程で突出部(71)の空気流入孔(70)を通じてタンク(1) の内部へ流入される圧縮空気の圧力が殆ど7キロ圧以上を保持することにより、水位感知部(40)内部には上限感知センサー(41)と下限感知センサー(42)とに強力な圧縮空気が接触状態で通過されることにより、自然的に水位感知部(40)内の上・下限感知センサー(41)(42)に付着したスラッジの除去が可能であるばかりで無く、湿気まで乾燥させる機能を有するので、電流が混線抑制によるポンプの誤動作を排除できるのである。
【0018】
上記の圧縮空気の一部貯蔵と、排出過程を本発明者の研究実験結果を挙げて参考的に説明する。
【0019】
タンク(1) の1回の圧縮空気使用量が500lで、使用圧縮空気の圧力が7キロ圧の場合排気ソレノイド弁(61)で大気中に排出し、約4秒でタンク(1) 内部の空気圧力が零となる。
【0020】
そこで、その時間が1/2 つまり2秒間排気ソレノイド弁(61)が塞がれた状態で補助タンク用ソレノイド弁(82)を解放するとタンク(1) 内部にあった圧縮空気の50〜70% 程が補助タンク(80)に吸込まれ、約5キロ圧内外の空気圧力として貯蔵される。
【0021】
一方、補助タンク用ソレノイド弁(82)と排気ソレノイド弁(61)の排出口の径によって、圧縮空気の排出時間は可変的なものにして本自動空圧ポンプを設置して使用する目的によって適宜排出時間を調節すると、廃空気を最大限再活用することができる。
【0022】
一方、上記の通り、タンク(1) 内部の圧縮空気の圧力が適宜の圧力以下に低くなったものを圧力感知部(30)の低圧感知センサー(32)が感知すると、脱水ポンピングする新たなタンク(1) 内に吸込ませなければならないので、本発明の自動空圧ポンプの流体吸込み方式は二つの方式に分けられる。
【0023】
第1は、図1に図示した通り、集水槽(4) がタンク(1) の位置より低い位置にある場合、給水ポンプ(5) または真空ポンプ(90)を用いてタンクの内部に流体を吸込ませる方式の構成であって、第2は、多くの廃水スラッジ脱水装置等のように廃水の中にスラッジを凝集させなければならないので、図2の通り凝集水槽(3) をタンク(1) (1’)よりかなり高い位置に設置し、別途の強制的な吸込装置(給水ポンプや真空ポンプ)無しに流体がタンク(1) (1’)内部への自然流入を可能ならしめる構成にして、先ず、廃水流体以外の高圧移送を要する流体が収容される集水槽(4) の位置がタンク(1) より低い所に位置した場合の作動を説明すれば次の通りである。
【0024】
先ず、真空ポンプ(90)を利用する場合、圧力感知部(30)の低圧感知センサー(32)がタンク(1) 内部の圧縮空気の圧力が適宜の圧力以下に低くなったことを感知すると共に、マイコンは補助タンク用ソレノイド弁(82)及び排気ソレノイド弁(61)と吐出弁(21)とを閉鎖すると共に、吸込弁(11)と吸込ソレノイド弁(91)をオープンした状態で真空ポンプ(90)を駆動させ、タンク(1) 内部を真空化することにより、集水槽(4) の流体を水位上限線(2) まで吸込ませる。
【0025】
一方、給水ポンプ(5) を用いてタンク(1) 内部の水位上限線(2) まで流体を吸込ませる場合には、圧力感知部(30)の低圧感知センサー(32)がタンク(1) 内部の圧縮空気の圧力が適正な圧力以下に低くなったことを感知すると共に、マイコンは補助タンク用ソレノイド弁(82)と排気ソレノイド弁(61)とを解放した状態で吸込ソレノイド弁(91)と吐出弁(21)とを閉鎖すると共に、吸込弁(11)のオープンと共に給水ポンプ(5) を作動させ、集水槽(4) の流体をタンク(1) 内部の水位上限線(2) まで吸込ませる。
【0026】
このような順により作動され、流体が水位上限線(2) まで吸込まれると、上述した流体の排出作動順序を繰り返すようになる。
【0027】
第2に、図2の通り凝集水槽(3) をタンク(1) (1’)よりかなり高い 位置に設置し、別途の強制的な吸込み装置(給水ポンプや真空ポンプ)無しに、タンク(1) (1’)内部への自然流入が可能になると共に、図1の自動空圧ポンプと同じ二つの自動空圧ポンプ(A)(B)が結合された複式で構成し、両自動空圧ポンプ(A)(B)が相互繰返しながら作動することにより、流体が連続的に吐出されるようにした構成では、別途のマイコンにより二つの自動空圧ポンプ(A)(B)の作動が交互繰り返し作動するようにマイコンが信号を送ると、自動空圧ポンプ(A)(B)が交互繰り返して作動することにより、流体が連続的に吐出するようにしたものである。
【0028】
一方、補助タンク(80)に貯蔵された圧縮空気は、第2逆止弁(84)を介して本発明の自動空圧ポンプに多目的に連結される各種ソレノイド弁と連結されるエアシリンダーバルブ(エアバルブ)の作動に使用できるものにして、エアバルブは主に低圧空気を用いなければならず、本発明はタンク(1) の高圧を直接使用するのでは無く、一定の気圧に減圧した補助タンク(80)の気圧を使用することにより、別途の減圧装置が不要となる長点もある。
【0029】
さらに、圧縮空気を使用する多くの機械や工具等の作動に適用するものにして、多くの機械や工具等は殆ど3キロ圧以下の低圧を使用することにより、補助タンク(80)に貯蔵された圧縮空気を再活用するに何等の支障をもきたさず、エネルギーの効率を極大化させ得る。
【0030】
さらに、補助タンク(80)内の圧縮空気はタンク(1) 内部に再流入させ、循環使用できるものにして、本発明の自動空圧ポンプは1回のポンピング当り圧縮空気を500l以上大量消耗することにより、空気圧縮機(コンプレッサー)の圧縮空気を貯蔵する別途の空気貯蔵タンクより空気供給管(50)を介して移送される空気の圧力が補助タンク(80)に貯蔵された空気の圧力より低くなる場合には、相対的に高気圧の状態である補助タンク(80)内の圧縮空気が第1逆止弁(81)を通じて、空気供給管(50)へ自動的に移送され、空気圧縮機(コンプレッサー)より流入される圧縮空気と合流して再活用されることにより、空気圧縮機(コンプレッサー)の空気貯蔵タンクの圧力低下を防止し、タンク(1) 内の設定圧力に達する時間を短縮し得るものであって、ポンプの作動インターバルを短縮することにより、生産性を増大することができるようになる。
【0031】
一方、本発明の構造を変更させ、補助タンクを2〜3設置し、廃空気を貯蔵し、別途の空気圧縮機の圧縮空気を加圧する場合、廃空気の約70% 以上を再活用することができ、エネルギーの効率を極大化することができる。
【0032】
一方、本発明の自動空圧ポンプの使用所が殆は廃水のスラッジを脱水するか、又は陶磁器の原料である泥の脱水に使用され、脱水装置の一つであるフィルタープレスにスラッジが蓄積されていない時には、自動的に空気の圧力が弱く適用されるものであり、この時には補助タンク(80)に貯蔵された圧縮空気を自体的に回転させ再活用するようになり、時間が経つにつれスラッジが濃縮され、スラッジケーキ(Sludge Cake) の含水率が50% 以下の場合は、圧力感知部(30)の高圧感知センサー(31)に設定してある高圧が適用される。
【0033】
廃水のスラッジを脱水装置(フィルタープレス)を利用して脱水する場合、設定された圧力に達すると圧力感知部(30)の高圧感知センサー(31)により、自動的にポンプの作動が停止されるので既存の高圧ポンプで解決できなかった自動化が可能である。
【0034】
【発明の効果】
以上のように、本発明の自動空圧ポンプは、空気を吸込む時毎に自動的に水位感知部の感知センサーに付着するスラッジを脱去し得るものである為、従来のようにいちいち水位感知部を分解して清掃する必要が無く、ポンプの構造を単純化させ、製造コストの節減を期することができ、排出される廃空気の一部を補助タンクに貯蔵し得るようにし、これを種々の目的に再活用するようにすることにより、エネルギーの効率を極大化するばかりで無く、廃空気の排出圧力を減少させることができ、消音器の寿命延長と騒音公害が減少できるので、作業環境を改善する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する一実施形態にして、単式構造の自動空圧ポンプの構成を示す断面図。
【図2】本発明の他の実施形態にして、複式構造の自動空圧ポンプの構成を示す断面図。
【図3】先に特許された自動空圧ポンプの構造を示す断面図。
【符号の簡単な説明】
A,B:自動空圧ポンプ. 2:水位上限線. 2′:水位下限線. 3:凝集水槽. 4:集水槽. 5:給水ポンプ. 10:吸入口. 11:吸込弁. 20:吐出口. 21:吐出弁. 30:圧力感知部.31:高圧感知センサー. 32:低圧感知センサー. 40:水位感知部. 41:感知センサー. 42:下限感知センサー. 50:空気供給管. 51:圧縮ソレノイド弁. 61:排気ソレノイド弁. 62:消音器. 70:空気流入孔. 71:突出部. 72:垂直壁部. 80:補助タンク. 81:第1逆止弁. 82:補助タンク用ソレノイド弁. 83:吸込逆止弁. 84:第2逆止弁. 85:ドレインバルブ. 86:安全ピン 90:真空ポンプ. 91:吸込ソレノイド弁.
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動空圧ポンプに関し、特に、本出願人の韓国特許第120732号の“自動空圧ポンプ”の発明の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
前記韓国特許である自動空圧ポンプは、図3に示されているように、下部に集水槽(4) の給水ポンプ(5) と連結された吸込弁(11)及び吐出弁(21)により選択的に開閉される吸込口(10)と吐出口(20)とを備えたタンク(1) と、上記タンク(1) 内部の圧力を感知する為に高・低圧感知センサー(31)(32)で構成される圧力感知部(30)と、タンク(1) 内の上・下限水位を感知する為に上・下限感知センサー(41)(42)で構成される水位感知部(40)と、上記圧力感知部(30)及び水位感知部(40)の出力信号により、システムを制御するマイコン(図示せず)と、上記マイコンの制御信号により開閉され、空気供給管(50)からの空気の吸込みを誘導する圧縮ソレノイド弁(51)及び消音器(62)を通じて外部への空気排出を誘導する排気ソレノイド弁(61)と、安全ピン(86)とを備えている。前記自動空圧ポンプは、通常廃水の中に残在するスラッジを脱水するか、陶磁器の原料である泥水を脱水するのに利用されているものであって、ポンピングする流体には多くのスラッジが含まれている実情である。
【0003】
圧縮空気がタンク(1)の内部でピストンのような役割をすることにより、流体の飛散により必然的に感知センサー(31)(32)のある水位感知部(40)と、タンク(1)の内壁面に流体が含まれたスラッジが付着凝固するもので、このようなスラッジが水位感知部(40)の上、下限感知センサー(42)に付着する場合、電流が短絡する場合が生じ、ポンプの誤動作が引起こされる等の問題点があるものにして、前記特許では、上記の問題点を解決するために、上、下限感知センサー(41)(42)をタンク(1)に選択的に着脱自在に構成させ、任意に清掃が可能ならしめたもので、ボルト、ナット、シーリング材、座金等の構成部品が必要となり装置の構造も複雑となって、1週1〜2回に亘り水位感知部を分解していちいちスラッジの清掃作業をするなどの不便さが露出するものである。
【0004】
さらに、タンク(1)内の空気圧排出作動時、排出ソレノイド弁(21)を通じて高圧の圧縮空気が高速で排出されるものである為、温度低下現象により消音器が結氷して破損する等の問題点と騒音発生が大きくなり、作業環境を阻害する問題点が露出するものであって、さらに、排出空気を再活用できる構造が無く圧縮空気をそのまま外部に排出するより他は無く、エネルギーの無駄を招くことになるものである。
【0005】
さらに、タンク(1)に供給される空気を全く空気圧縮機(コンプレッサー)に連結された空気貯蔵タンクの空気のみを利用することとなる為、空気貯蔵タンク内の空気圧の消耗量が多く、空気圧縮機の稼働時間が増加し、電力の消耗が多くなる等の問題点が生ずるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記のような問題を解決する為になされたものにして、本発明の目的とするところは、感知センサーに付着する汚物質のスラッジを自動的に脱去するようにして、いちいち水位感知部を分解して清掃する必要がないようにすることにより、生産性が改善できると共に、空気圧縮機(コンプレッサー)の空気貯蔵タンクの圧力低下を防ぎながら、廃空気を再活用することにより、エネルギーの効率を極大化することができ、圧縮空気の排出量を減少させ騒音を低減させると共に、作業環境を改善させる空圧ポンプを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成する為に、本発明の自動空圧ポンプは、タンクの内部に噴射流入される空気供給管の空気が水位感知部の感知センサーに所定の空気圧力が及ぶようにし、感知センサーのスラッジを除去できるようにする構造と、タンク内の空気圧排出時空気圧の一部を貯蔵できるように補助タンク用ソレノイドバルブと、第1逆止弁によりタンクの内部及び空気供給管と選択的に開閉自在に設置される別途の補助タンクと、上記タンク内への流体流入時集水槽に設置される既存の給水ポンプを補助できるようにタンクに内部と連結される状態で設置され、必要に応じてタンク内部を真空化させることにより、流体の吸込みが可能なようにする真空ポンプの構造としたものである。
【0008】
更に詳しくは、本発明は、タンクの内部に流入される空気が感知センサーがある水位感知部の側方を通じて横に供給されるようにすることにより、流入空気の圧力により感知センサーに付着する汚物質であるスラッジを自動的に脱去できるようにし、いちいち水位感知部を分解して清掃の必要が無いようにすることにより、生産性を改善すると共にタンクと連結される状態で別途の補助タンクを備え、外部へ排出される空気圧の一部を仮貯蔵できるようにし、空気供給管を通じて流入される空気圧に加えて補助タンクの空気圧がタンク内へ循環流入するか、空気圧を利用する他の用途に使用できるようにすることにより、空気圧縮機(コンプレッサー)の圧縮空気を貯蔵する空気貯蔵タンクの圧力低下を防ぐと共に、廃空気を再活用することによりエネルギーの効率を極大化することができ、圧縮空気の排出量を減少させ騒音を低減させることにより、作業環境を改善できるようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による自動空圧ポンプの好ましい実施の形態を添付図面を参照しながら詳細に説明すれば下記の通りである。
【0010】
図1は本発明の一実施形態を示したもので、下部に集水槽(4) の給水ポンプ(5) と連結された吸込弁(11)及び吐出弁(21)により選択的に開閉される吸込口(10)と吐出口(20)とを備えたタンク(1) と、上記タンク(1) 内部の圧力を感知する為に高・低圧感知センサー(31)(32)で構成される圧力感知部(30)と、タンク(1) 内の上・下限水位を感知する為に上・下限感知センサー(41)(42)で構成される水位感知部(40)と、上記圧力感知部(30)及び水位感知部(40)の出力信号により、システムを制御するマイコン(図示せず)と、上記マイコンの制御信号により開閉され、空気供給管(50)からの空気の吸込みを誘導する圧縮ソレノイド弁(51)及び消音器(62)を通じて外部への空気排出を誘導する排気ソレノイド弁(61)を備える公知の構造において、上記圧縮ソレノイド弁(51)と連結される状態で上記水位感知部(40)の固定部位をタンク(1) の上側で突出するように構成する吐出部(71)の垂直壁部(72)に空気流入孔(70)を穿孔し、空気供給管(50)の空気が水位感知部(40)の上・下限感知センサー(41)(42)の上側一部と水平状態で当接しながらタンク(1) の内部へ流入できるようにし、第1逆止弁(81)を介して空気供給管(50)からの空気圧移送が可能であると共に、補助タンク用ソレノイド弁(82)により、タンク(1) の内部と選択的な開閉が可能なように補助タンク(80)を連結構成させ、吸込逆止弁(83)によりタンク(1) より排出される廃空気の一部を吸込み、再活用のため貯蔵するようにする。
【0011】
吸込ソレノイド(91)を通じてタンク(1) の内部と連結される状態で真空ポンプ(90)を設置し、上記タンク(1) 内への流体流入時選択的にタンク(1) 内部を真空化させ得るようにし、集水槽(4) の流体をタンク(1) 内部へ吸込ませることにより、ポンプ(5) の補助及び代替の機能を有するようにする。
【0012】
一方、図2は複式構造の自動空圧ポンプの構成を示す本発明の他の実施形態にして、図1と同様な構造でなる二つの自動空圧ポンプ(A)(B)を相互結合させ複式構造で構成し、空気供給管(50)の圧縮空気が二つのタンク(1) (1’)内へ同時に流入できるように各自動空圧ポンプ(A)(B)の圧縮ソレノイド弁(51)(51’) を空気供給管(50)) に一緒連結し、二つのタンク(1)(1’)において、同時に一つの補助タンク(80)で排出空気の一部を貯蔵できるように、各自動空圧ポンプ(A)(B)の吸込逆止弁(83)(83’)を補助タンク(80)に一緒に連結させ、一つの凝集水槽(3) で二つのタンク(1) (1’)へ流体の同時供給が可能なように、自動空圧ポンプ(A)(B)の吸込弁(11)(11’) を凝集水槽(3) の吸込口(10)に一緒に連結させ、強制的な流体の吸込手段が不要となり、重力によりタンク(1) (1’)へ自然と流入するように凝集水槽(3) をタンク(1) より高い位置に設置し、給水ポンプ(5) や真空ポンプ(90)等の 強制的な流体の吸込手段が不要となり、重力によりタンク(1) (1’)へ自然と流入するように構成したものである。図中、(84)は補助タンクの第2逆止弁で、(85)は補助タンクに設けられたドレンバルブであり、(86)は安全ピンを示したものである。
【0013】
このように構成される本発明の作用を詳細に説明すれば下記の通りである。
【0014】
タンク(1) の上端に設置された圧縮ソレノイド弁(51)と吐出口(20)に設けられた吐出弁(21)は塞がれていて、補助タンク用ソレノイド弁(82)及び排気ソレノイド弁(61)、真空ポンプ(90)の吸込ソレノイド弁(91)が開いている状態で図2の通り集水槽(4) がタンク(1) より上側の位置にあることによる自然流入方式を通じるか、又は集水槽(4) がタンク(1)より下方に位置することにより、遂行される強制吸込み方式が要求される図1の通り真空ポンプ(90)または給水ポンプ(5) を作動させ、タンク(1) 内部に設けられる水位上限線(2) まで流体が吸込まれると水位感知部(40)の上限感知センサー(41)がこれを感知し、別途設置されたマイコンに信号を出力し、マイコンはこの信号に従い圧縮ソレノイド弁(51)を解放して空気供給管(50)の空気を吐出部(71)の空気流入孔(70)を通じてタンク(1) の内部に噴射流入させ、タンク(1) の上昇する内部圧が圧力感知部(30)の高圧感知センサー(31)に感知されると、吸込ソレノイド(91)と補助タンク用ソレノイド弁(82)及び排気ソレノイド弁(61)、吸込弁(11)を同時に閉鎖させ、高圧の漏れを防止した状態で吐出弁(21)を解放させ、タンク(1) 内部の流体が水位下限線(2’)まで吐出させる。
【0015】
上記のような方法でタンク(1) 内部の流体が水位下限線(2’)まで吐出されると、水位感知部(40)に構成された下限感知センサー(42)で信号を受けたマイコンの信号により、圧縮ソレノイド弁(51)と吐出弁(21)が塞がれると共に、補助タンク用ソレノイド弁(82)が解放され、自然的にタンク(1) 内部の圧力空気が補助タンク(80)と連結された吸込逆止弁(83)を通過し、補助タンク(80)に圧縮空気が貯蔵されることで吸込逆止弁(83)はタンク(1) 内の気圧が補助タンク(80)より高いと、気圧が相対的に低気圧である補助タンク(80)内に流入できるようにする一方向解放構造にして、一旦補助タンク(80)内に流入された圧縮空気はタンク(1) 側への逆流が不能なように自動遮断させる機能を有する。
【0016】
上記の通り、補助タンク用ソレノイド弁(82)が解放され補助タンク(80)で廃空気の一部が貯蔵されるようにした後、数秒(約2秒)後に排気ソレノイド弁(61)を解放すると、補助タンク(80)内へ抜け出た圧力分だけ減圧された状態でタンク(1) 内の圧縮空気は圧力感知部(30)の低圧感知センサー(32)に設定された低圧に至るまで消音器(62)を通過して大気中に排出される。
【0017】
一方、上記のタンク(1) への空気供給過程で突出部(71)の空気流入孔(70)を通じてタンク(1) の内部へ流入される圧縮空気の圧力が殆ど7キロ圧以上を保持することにより、水位感知部(40)内部には上限感知センサー(41)と下限感知センサー(42)とに強力な圧縮空気が接触状態で通過されることにより、自然的に水位感知部(40)内の上・下限感知センサー(41)(42)に付着したスラッジの除去が可能であるばかりで無く、湿気まで乾燥させる機能を有するので、電流が混線抑制によるポンプの誤動作を排除できるのである。
【0018】
上記の圧縮空気の一部貯蔵と、排出過程を本発明者の研究実験結果を挙げて参考的に説明する。
【0019】
タンク(1) の1回の圧縮空気使用量が500lで、使用圧縮空気の圧力が7キロ圧の場合排気ソレノイド弁(61)で大気中に排出し、約4秒でタンク(1) 内部の空気圧力が零となる。
【0020】
そこで、その時間が1/2 つまり2秒間排気ソレノイド弁(61)が塞がれた状態で補助タンク用ソレノイド弁(82)を解放するとタンク(1) 内部にあった圧縮空気の50〜70% 程が補助タンク(80)に吸込まれ、約5キロ圧内外の空気圧力として貯蔵される。
【0021】
一方、補助タンク用ソレノイド弁(82)と排気ソレノイド弁(61)の排出口の径によって、圧縮空気の排出時間は可変的なものにして本自動空圧ポンプを設置して使用する目的によって適宜排出時間を調節すると、廃空気を最大限再活用することができる。
【0022】
一方、上記の通り、タンク(1) 内部の圧縮空気の圧力が適宜の圧力以下に低くなったものを圧力感知部(30)の低圧感知センサー(32)が感知すると、脱水ポンピングする新たなタンク(1) 内に吸込ませなければならないので、本発明の自動空圧ポンプの流体吸込み方式は二つの方式に分けられる。
【0023】
第1は、図1に図示した通り、集水槽(4) がタンク(1) の位置より低い位置にある場合、給水ポンプ(5) または真空ポンプ(90)を用いてタンクの内部に流体を吸込ませる方式の構成であって、第2は、多くの廃水スラッジ脱水装置等のように廃水の中にスラッジを凝集させなければならないので、図2の通り凝集水槽(3) をタンク(1) (1’)よりかなり高い位置に設置し、別途の強制的な吸込装置(給水ポンプや真空ポンプ)無しに流体がタンク(1) (1’)内部への自然流入を可能ならしめる構成にして、先ず、廃水流体以外の高圧移送を要する流体が収容される集水槽(4) の位置がタンク(1) より低い所に位置した場合の作動を説明すれば次の通りである。
【0024】
先ず、真空ポンプ(90)を利用する場合、圧力感知部(30)の低圧感知センサー(32)がタンク(1) 内部の圧縮空気の圧力が適宜の圧力以下に低くなったことを感知すると共に、マイコンは補助タンク用ソレノイド弁(82)及び排気ソレノイド弁(61)と吐出弁(21)とを閉鎖すると共に、吸込弁(11)と吸込ソレノイド弁(91)をオープンした状態で真空ポンプ(90)を駆動させ、タンク(1) 内部を真空化することにより、集水槽(4) の流体を水位上限線(2) まで吸込ませる。
【0025】
一方、給水ポンプ(5) を用いてタンク(1) 内部の水位上限線(2) まで流体を吸込ませる場合には、圧力感知部(30)の低圧感知センサー(32)がタンク(1) 内部の圧縮空気の圧力が適正な圧力以下に低くなったことを感知すると共に、マイコンは補助タンク用ソレノイド弁(82)と排気ソレノイド弁(61)とを解放した状態で吸込ソレノイド弁(91)と吐出弁(21)とを閉鎖すると共に、吸込弁(11)のオープンと共に給水ポンプ(5) を作動させ、集水槽(4) の流体をタンク(1) 内部の水位上限線(2) まで吸込ませる。
【0026】
このような順により作動され、流体が水位上限線(2) まで吸込まれると、上述した流体の排出作動順序を繰り返すようになる。
【0027】
第2に、図2の通り凝集水槽(3) をタンク(1) (1’)よりかなり高い 位置に設置し、別途の強制的な吸込み装置(給水ポンプや真空ポンプ)無しに、タンク(1) (1’)内部への自然流入が可能になると共に、図1の自動空圧ポンプと同じ二つの自動空圧ポンプ(A)(B)が結合された複式で構成し、両自動空圧ポンプ(A)(B)が相互繰返しながら作動することにより、流体が連続的に吐出されるようにした構成では、別途のマイコンにより二つの自動空圧ポンプ(A)(B)の作動が交互繰り返し作動するようにマイコンが信号を送ると、自動空圧ポンプ(A)(B)が交互繰り返して作動することにより、流体が連続的に吐出するようにしたものである。
【0028】
一方、補助タンク(80)に貯蔵された圧縮空気は、第2逆止弁(84)を介して本発明の自動空圧ポンプに多目的に連結される各種ソレノイド弁と連結されるエアシリンダーバルブ(エアバルブ)の作動に使用できるものにして、エアバルブは主に低圧空気を用いなければならず、本発明はタンク(1) の高圧を直接使用するのでは無く、一定の気圧に減圧した補助タンク(80)の気圧を使用することにより、別途の減圧装置が不要となる長点もある。
【0029】
さらに、圧縮空気を使用する多くの機械や工具等の作動に適用するものにして、多くの機械や工具等は殆ど3キロ圧以下の低圧を使用することにより、補助タンク(80)に貯蔵された圧縮空気を再活用するに何等の支障をもきたさず、エネルギーの効率を極大化させ得る。
【0030】
さらに、補助タンク(80)内の圧縮空気はタンク(1) 内部に再流入させ、循環使用できるものにして、本発明の自動空圧ポンプは1回のポンピング当り圧縮空気を500l以上大量消耗することにより、空気圧縮機(コンプレッサー)の圧縮空気を貯蔵する別途の空気貯蔵タンクより空気供給管(50)を介して移送される空気の圧力が補助タンク(80)に貯蔵された空気の圧力より低くなる場合には、相対的に高気圧の状態である補助タンク(80)内の圧縮空気が第1逆止弁(81)を通じて、空気供給管(50)へ自動的に移送され、空気圧縮機(コンプレッサー)より流入される圧縮空気と合流して再活用されることにより、空気圧縮機(コンプレッサー)の空気貯蔵タンクの圧力低下を防止し、タンク(1) 内の設定圧力に達する時間を短縮し得るものであって、ポンプの作動インターバルを短縮することにより、生産性を増大することができるようになる。
【0031】
一方、本発明の構造を変更させ、補助タンクを2〜3設置し、廃空気を貯蔵し、別途の空気圧縮機の圧縮空気を加圧する場合、廃空気の約70% 以上を再活用することができ、エネルギーの効率を極大化することができる。
【0032】
一方、本発明の自動空圧ポンプの使用所が殆は廃水のスラッジを脱水するか、又は陶磁器の原料である泥の脱水に使用され、脱水装置の一つであるフィルタープレスにスラッジが蓄積されていない時には、自動的に空気の圧力が弱く適用されるものであり、この時には補助タンク(80)に貯蔵された圧縮空気を自体的に回転させ再活用するようになり、時間が経つにつれスラッジが濃縮され、スラッジケーキ(Sludge Cake) の含水率が50% 以下の場合は、圧力感知部(30)の高圧感知センサー(31)に設定してある高圧が適用される。
【0033】
廃水のスラッジを脱水装置(フィルタープレス)を利用して脱水する場合、設定された圧力に達すると圧力感知部(30)の高圧感知センサー(31)により、自動的にポンプの作動が停止されるので既存の高圧ポンプで解決できなかった自動化が可能である。
【0034】
【発明の効果】
以上のように、本発明の自動空圧ポンプは、空気を吸込む時毎に自動的に水位感知部の感知センサーに付着するスラッジを脱去し得るものである為、従来のようにいちいち水位感知部を分解して清掃する必要が無く、ポンプの構造を単純化させ、製造コストの節減を期することができ、排出される廃空気の一部を補助タンクに貯蔵し得るようにし、これを種々の目的に再活用するようにすることにより、エネルギーの効率を極大化するばかりで無く、廃空気の排出圧力を減少させることができ、消音器の寿命延長と騒音公害が減少できるので、作業環境を改善する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する一実施形態にして、単式構造の自動空圧ポンプの構成を示す断面図。
【図2】本発明の他の実施形態にして、複式構造の自動空圧ポンプの構成を示す断面図。
【図3】先に特許された自動空圧ポンプの構造を示す断面図。
【符号の簡単な説明】
A,B:自動空圧ポンプ. 2:水位上限線. 2′:水位下限線. 3:凝集水槽. 4:集水槽. 5:給水ポンプ. 10:吸入口. 11:吸込弁. 20:吐出口. 21:吐出弁. 30:圧力感知部.31:高圧感知センサー. 32:低圧感知センサー. 40:水位感知部. 41:感知センサー. 42:下限感知センサー. 50:空気供給管. 51:圧縮ソレノイド弁. 61:排気ソレノイド弁. 62:消音器. 70:空気流入孔. 71:突出部. 72:垂直壁部. 80:補助タンク. 81:第1逆止弁. 82:補助タンク用ソレノイド弁. 83:吸込逆止弁. 84:第2逆止弁. 85:ドレインバルブ. 86:安全ピン 90:真空ポンプ. 91:吸込ソレノイド弁.
Claims (4)
- 下部に吸込弁(11)と吐出弁(21)により、選択的に開閉する吸込口(10)と排出口(20)とを備えるタンク(1) と、タンク(1) 内の上・下限水位を感知する為、上・下限感知センサー(41)(42)で構成される水位感知部(40)と、タンク(1) 内部の圧力を感知する為、高・低圧感知センサー(31)(32)で構成される圧力感知部(30)と水位感知部(40)及び圧力感知部(30)の出力信号に従いシステムを制御するマイコンと、前記マイコンの制御信号に従い開閉し、空気供給管(50)からの空気の吸込みと、外部への空気排出を誘導する圧縮ソレノイド弁(51)及び排気ソレノイド弁(61)を備えた自動空圧ポンプ(A)において、
前記圧縮ソレノイド弁(51)と連結される状態で前記水位感知部(40)の固定部位をタンク(1) の上側に突出するように構成される突出部(71)に形成し、空気供給管(50)の空気が前記水位感知部(40)の上・下限感知センサー(41)(42)の上側一部と当接しながら、前記タンク(1) の内部へ流入するようにする為の空気流入孔(70)と;
前記タンク(1) で排出される廃空気の一部を再活用する為、貯蔵するものにして、第1逆止弁(81)を介して空気供給管(50)への空気圧注入が可能であると共に、補助タンク用ソレノイド弁(82)によりタンク(1) の内部と選択的な開閉が可能で、吸込逆止弁(83)により前記タンク(1) で排出される廃空気の一部を流入させ、貯蔵し得るように構成される補助タンク(80)をそれぞれ含んで構成することを特徴とする自動空圧ポンプ。 - 吸込ソレノイド弁(91)を介して前記タンク(1) の内部と連結される状態で設置され、前記タンク(1) 内への流体流入時選択的に前記タンク(1) 内部を真空化させ、集水槽(4) の流体の前記タンク(1) 内部へ吸込まれるようにすることにより、給水ポンプ(5) の補助及び代替機能を有せしめる真空ポンプ(90)を含んで構成することを特徴とする請求項1に記載の自動空圧ポンプ。
- 二つの前記自動空圧ポンプ(A)(B)を相互結合させて複式構造に構成し、空気供給管(50)の圧縮空気が二つの前記タンク(1) (1’)内に同時に流入するように前記各自動空圧ポンプ(A)(B)の圧縮ソレノイド弁(51)(51’) が前記空気供給管(50)と一緒に連結させ、二つの前記タンク(1) (1’)で同時に一つの前記補助タンク(80)へ排出空気の一部を貯蔵するように前記各自動空圧ポンプ(A)(B)の吸込逆止弁(83)(83’) が前記補助タンク(80)に一緒に連結させ、一つの凝集水槽(3) で二つの前記タンク(1) (1’)へ流体の同時供給が可能なように前記各自動空圧ポンプ(A)(B)の吸込弁(11)(11’) が凝集水槽(3) の吸込口(10)に一緒に連結させ、強制的な流体の吸込手段無しに重力によって前記タンク(1) (1’)へ自然流入するように凝集水槽(3) を前記タンク(1) (1’)より高い位置に設置することを特徴とする請求項1に記載の自動空圧ポンプ。
- 空気流入孔(70)を介して、前記タンク(1) へ流入する空気が、上・下限感知センサー(41)(42)の長手方向と直交する方向へ流入するように前記空気流入孔(70)を突出部(71)と水平に構成することを特徴とする請求項1又は3に記載の自動空圧ポンプ。
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